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「パソコンの父」と称されるアランケイ氏が津市で講演しました。 講演後、名刺交換して”I have read your book 20years ago.Iwas impressed your concept of DYNA BOOK"等々申し上げました。たいへん喜んでくれました。また気さくな方でした。 今度、カリフォルニアに行ったら彼のINSUTITUTEを訪問することにしました。 シンポジュウム「世界連携型ユビキタス産業クラスター」の基調講演をした彼のスピーチの内容はかくの如し。 「1台100ドルのラップ・トップPCには500冊の本の内容を入れることができる。アフリカなどで子供達の教科書代わりに使用している。」 PC のグラフィカル・ユーザー・インターフエィス(GUI)を使用して、子供達が自分の頭で考えること、数学的規則性の発見など、様々な子供の教育にPCを利用することの可能性を提唱しました。 「問題は、子供たちにPCを通じて自らの頭で考えることを、教えられる教師が全く不足していることである」と。 「自らの頭で考えることができない教師が多い」と。 「あまりにも多くの知識を子供たちに詰め込もうとして、記憶するのにエネルギーを使い果たし、自分の頭で考えることができなくなっている。」 http://www.squeakland.org/ を訪問してみてください。 1時間の興味深い講演のあとで、聴衆からこんな質問が飛び出しました。 Q「講演の中でインターネットの利用について言及がなかったがインターネットについてはどうですか」 A「質問の意味がよく分かりません。なにか深いものがバックグラウンドにあるのですか」 Q「インターネットを使って情報を集めて、組み合わせて新しいものを創ることについてはどうかということです。」 A「インターネットで集めてくるのは他人のアイデアです。自分の頭で考える訓練をしなければなりません」 私のオピニオンはこうです。質問をされた方は正直な方です。若手学者風な方でした。 しかし、そのやり方では学位論文まではいけるでしょうが、他人のやった業績の追認に留まり、独創的な発明・発見をかえって困難にするのではないでしょうか。 まあ、全ての研究者に独創的な業績を要求するのは酷です。しかし昨今流行の格差なき社会を学者の世界に持ち込むことはナンセンスです。 成功した学者〈ウイナー〉とできなかった学者〈ルーザー〉は歴然と存在します。 よきルーザーとなるべきでしょう。 どういうことかというと、新発明に難癖をつけて実現を遅らせたり、学会発表を阻止するなかれということです。 つけくわえますと、昨今ベンチャー補助金申請等に出願されてくる案件に、1960年代に既出のアイデアが多いということがあります。 USAのアポロ計画のころ、時代も高揚しており素晴らしいアイデアが噴出されました。それらは検証されていき、実現できない・製品化できないという結論が出たものが多いです。 もちろん周知事実ですから特許など取れません。学会発表も許されません。 ところが、40年も経っていますから、知らない(?)若手研究者がその罠に陥ります。 40年前の英語の論文のコピーを入手して、翻訳して今風にアレンジして、画期的発明ということになります。 40年前からの技術史を知るものから見れば、噴飯モノなのですが、大手を振って通っていますね。 ネットで検索するとばれてしまうのですが。
2007年01月31日
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早稲田大学名誉教授(哲学)川原栄鋒氏 「大学で何を学びたいか」といった設問のレポートを添削してもらいました。39年前の春に八王子の大学セミナーハウスにて。 映画「バルトの楽園」の舞台になった収容所近くのお寺の生まれだったのですね。 太田博太郎 日本建築史 太田東大名誉教授の「日本建築史序説」はJ・M・リチャーズの「近代建築とは何か」と並び称される、建築を学ぶ生徒のバイブルでありました。 昨日も京都で耐震偽装ホテルの公表がありました。姉歯といい、田村水落設計といい、建築士の職能をどうお考えになっていたのでしょう 上記二冊はごらんになっていないのでしょうね。 身過ぎ世過ぎのための手段としての構造設計では、あまりにも多数の人に迷惑をかけます。 建築家としての良心を抱き続けなければ。
2007年01月26日
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47ニュースの株主懇談会で、東京汐留の共同通信メディアタワービルへ行く。 別館の書店へ行くと、DVD・文具半額セールの張り紙。1月31日を持って閉店とのこと、残念。会議の前後に立ち寄って、買い物して楽しんでいたのに。書店の閉店は淋しい。 最後の買い物は以下の如し。 「ネットVSリアルの衝突」文春新書 佐々木俊尚 「次世代ウエブ」 光文社新書 同 「金より大事なものがある」 文春新書 東谷 暁 計2300円ほど DVDは今村昌平の 「楢山節考」 「ニッポン昆虫記」 「黒い雨」 寺山修司の「田園に死す」 崔 洋一 「血と骨」 計12000円ほど。半額でなかったら、24000円。本がいかに安いか。 昨今のバラバラ殺人事件に関する感想。 週刊誌にうたわれた「のこぎり歌織」などの見出しにへきえきしました。 当事者のプライヴァシーをあれほどまでも、さらけだしてよいものでしょうか。 弊紙も、事件に関しては、公職にある方の姓名を紙面に明記することで、非難されることもあります。 しかし今回の事件は民間人同士の犯行であります。以って世の風潮に警鐘を鳴らすとするという意図もわかりますが。 SUNK COST 沈没原価 思考法あるいは損切り思考法 渋谷の歯科医志望浪人生の妹殺し、離婚寸前の不仲夫婦の夫殺し。 不採算事業をどうするか、等々この思考法で解決します。 渋谷の歯科医志望の浪人生は志望校のランクを下げればよかったのです。 地方の私立歯科大は定員割れしているところもあります。そこへ入学金を持って入ってやればよいのです。大学側にはよろこばれます。 何のために三浪したのか、と嘆くなかれ、過程を楽しめたでしょう。 破鏡が避けられないとなったら、腹も立つでしょうがきれいに別れたらよろしい。いろんな思い出がこみ上げてくるでしょうが。 人生、諦め(あきらめ)が肝心。 1000億円つぎ込んだホテル事業でも、毎月3000万円の赤字が続くなら1億円でよいから売却すべきです。 つぎ込んだ金・時間・努力は沈没原価なのです。もとはとれないのです。 あきらめて損切り、それができるのは団塊の世代か。もっと高齢の世代か。
2007年01月19日
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謹賀新年 猪突猛進の年 PCの調子はよいのだが、ISDNとルーターそしてハブの寿命なのか、ネット接続ができませんでした。 正月は寝たままTV観戦のラグビーは不愉快とまでも行かないまでも、消化不良。 007カジノロワイヤルを観に行って、映画のつくり方にはまいりました。 これでもかこれでもかこれでもかこれでもか、といった感じの粘っこさには。自分が映画製作者であったら、という視点から見るとまいったなという感想が、映画の中盤から出ました。 冒頭に出てくる茶色いツインタワーのナッソーのホテルは、親族が11月に泊まったホテルです。二つの棟をブリッジで連結されているように見えますが、あれは橋ではなくてスイートだそうです。 一泊300万円、一週間で2100万円。マイケルジャクソンご一行が泊まったそうです。(続く)
2007年01月14日
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