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【深煎りグアテマラ】さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。長年「深煎りグアテマラ」に使ってきた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。ヘビーユーザーの常連さん向けに、2160円/500gパック(税込)のお得パックを用意いたしました。
2022.10.21
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【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2022.10.20
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【アフターダーク】9年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました、もう9年になるんですねー。今年も出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感でご機嫌になりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが昨年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2022.10.19
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【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…本店店長の次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください
2022.10.18
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プロのつぶやき1181「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、アフターダーク、ブラック・オルフェ、深煎りグアテマラ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。今朝玄関出ると冷やっとした空気に明るい朝日が眩しくて秋の深まりを感じました。先日、3年ぶりの山下達郎コンサートで神奈川県民に行ってきました。達郎休養十分のためか、声もよく出ていて、歌よし演奏よしで、3階席でしたが音もよく・・・堪能してきました。やはりライブはいいです・・・いつものようにコンサートに向かって、席について、はじまって、いつものように余韻にひたりながら帰る・・・そんな日常は変え難いものだなぁーと実感しました。達郎が・・・この2年3年世界中の人の心が痛んでいますが、せめてこのコンサートで目の前の観客のみなさんにはこのひと時で癒されたり、元気になったり、楽しんでもらえるように精一杯歌います・・・そんなこと話してました。そんなこんなで・・・スペシャルティコーヒーのトップの魅力「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・パカマラを使った人気ブレンド「アフターダーク」・・・深煎りモカ・シダモの円やかなブレンド「ブラック・オルフェ」・・・2種類のグアテマラに切り替わった「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」・・・お楽しみください。「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」に長く使ってきた「チマルテナンゴ」を使い切りまして・・・今年は入荷がなくなりました。グアテマラであっても深煎りに向いている素材でないと「深煎りグアテマラ」「バークレーロースト」の魅力にならないのです。なかなかぴったりの素材がなかったのですが・・・グアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」と、グアテマラ同士でブレンドにすることで、より柔らかなテイストと香りの良さ、余韻の心地よさ華やかさに仕上げました。新しくなった「深煎りグアテマラ」と「バークレーロースト」をお楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)官能的なフルーツやフローラル感から・・・なめらかな質感・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…本店店長の次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントさと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください2700円/100gパック(税込)【アフターダーク】9年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました、もう9年になるんですねー。今年も出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感でご機嫌になりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが昨年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)【深煎りグアテマラ】さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。長年「深煎りグアテマラ」に使ってきた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。ヘビーユーザーの常連さん向けに、2160円/500gパック(税込)のお得パックを用意いたしました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)【バークレーロースト】バークレーローストに使っていた「チマルテナンゴ」が使えなくなって・・・今回からグアテマラのアンティグア地域「アゾテァ」と中東部地域の「カフェ ピューマ」とのグアテマラ同士のブレンドになりました。「カフェ ピューマ」の特徴の柔らかな口当たりとビター感・・・「アゾテァ」の華やかさがバランスよく仕上がったと思います。・・・発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.16
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プロのつぶやき1180「正しい焙煎がわからない」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。急に冷え込んで12月初旬の陽気で震えた今週でした、くれぐれもご自愛ください。歌舞伎座に講談聴きに行ったり、博多出張したり、孫の初めての運動会あったり、ワイン会、BCP(事業継続計画)の指導・サポート受けたり、焙煎見学あったり・・・バタバタばてばての先週今週でした。そんな中、テニスの楽天オープンが盛り上がってます・・・普段観られない日本人選手の試合が多く、トップ選手との試合は見応えがありました。しかし、やはりレベルの違いがあるのが現実ですね。思わず錦織選手18才の初優勝の録画を観たら、そのフットワークの速さや相手を翻弄するショットと只者ではないことを再確認しました、もう何回も10何回も観ているんですが・・・あらためて圭の魅力的なプレイの素晴らしさを実感しました。昨日はセミファイナルで、フリッツ選手とシャポバラフ選手のトップの試合はスピードパワーと見応えがあります。そして車椅子テニスの決勝は王者国枝選手と16才の天才プロ小田選手・・・小田選手が自分でもゾーンに入ったというくらいのスピードとパワーに加えて、観客を煽り味方につける度胸のよさ・・・追い詰め追い詰められて、最後は国枝選手が振り切りました。プロスポーツとしてのクオリティの高さ・魅力で感動しました。小田選手は錦織選手が急激に昇ってきた時のような才能を感じますね。そんなこんなで・・・先週2日間の慌ただしい博多出張で焙煎サポートしてきて・・・今週は今年3件目の焙煎見学があって・・・焙煎の質問にたくさん答えてきました。スペシャルティコーヒーを使えるようになって20年経っても、焙煎の完成度が上がらないとせっかくの素材の魅力が発揮できません。素材のクオリティが高いので、質の低い素材よりは美味しいように感じますが、それではポテンシャルが発揮できません。そこに悩む若い人が時々焙煎見学に訪れます・・・先日の方も焙煎学校通ったり、シェアロースターで焙煎機借りたりして焙煎練習しているそうですが・・・「正しい焙煎がわからない」とメールがありました。さらに、焙煎で一番大切なカッピングも苦手で・・・なんとなくの感覚しかなくて、たくさんの項目があるので一気に採点するのが難しいと仰ってました。まず、カッピングはセンスや才能はあまり関係なくて、素材も焙煎も良い豆で毎日繰り返しカッピングトレーニングすることだと伝え・・・最初の1年くらいはなんだか分からなくても1年2年3年で基本的なことはブレなくわかるようになると話しました。そして、たくさんの項目の中から・・・最初はクリーンカップにフォーカス・・・次にマウスフィールや余韻の甘さ・心地よさにフォーカスすると・・・お客さんが感じる美味しさにつながること・・・そうこうしていると、酸や香りの色々が感じ取られて・・・あとはバランスやオーバーオールは自ずとわかってきますね。スペシャルティコーヒーというと香りの表現が印象的ですが・・・同じ香りを感じていても言葉の表現が人によって違ってくるし、香りは繊細なので、そこにフォーカスすると他の要素が疎かになってしまいます。しかし、お客さんは微妙は香りよりも、雑味エグ味のないクリーンな味わいや心地よさをまず感じるので、焙煎のカッピングではそこにフォーカスしていくとお客さんにも通じやすいと話しました。液体の味覚はなかなか厄介です。まぁ、最終的には酸のクオリティやキャラクターにボリュームの判断が重要ですね。そして、さかもとこーひーの焙煎の大枠から焙煎機の話し・・・ルーティーンの大切さ・・・具体的に毎日何を操作しているのか・・・質問にも答えて・・・ビーンズショップの商売の壁や強み、将来性など4時間5時間になりました。そうそう・・・抽出について、一般的には「蒸らす」「熱湯はさける」と言われているのに・・・さかもとこーひーは「ドリップは蒸らしなし」「熱湯(95℃以上)」とのことで、その理由を聞かれて・・・粗挽きにしても、湯温を下げても抽出が悪くなり、蒸らしているとだいぶ冷めて抽出が悪くなり・・・一般家庭では蒸らしが難しくて失敗があること・・・細挽きで熱湯で蒸らしなしだと簡単で失敗もしずらく・・・よく抽出できるので粉も少なくて済むと・・・要は豆にネガティブな味があると、それを抽出しないために湯温下げたり、粗挽きにしたり、上手に蒸らしたりしているんじゃないかとさかもとこーひーは思っていると話しました。カフェならば上手に淹れているとカッコ良いですが・・・ビーンズショップはコーヒーメーカーでもプレスでも簡単に美味しく楽しめることが重要なんですと・・・価格も大切ですね。抽出でカバーしなくて良いように、素材と焙煎のクオリティが大切ですと・・・その方はビーンズショップをしたいそうなので、とっても納得してくれました。そして最後にご自身で焙煎した豆と最近購入したという豆エチオピアのナチュラルをカッピング・・・さかもとこーひーのモカ・イルガチェフェと比較して・・・爽やかさ明るさと水分抜けの悪い重い味わい(コクと勘違いしやすい)や・・・余韻が長い香りや心地よい味わいと余韻の短さや不快な味わいを比較してもらいました。遠いところ、朝7時半にさかもとこーひー本店に来られる熱心な方にはできるだけお伝えしたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.09
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プロのつぶやき1179「伝統を現代に」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。10月に入りました・・・10/1(土)は秋晴れのなか孫のはじめての運動会で、動画が送られてきました。元気いっぱい踊って、走ってました・・・長男次男と二人とも保育所でのはじめての運動会のことをよく覚えています。赤ちゃんだった子が走っていてなんとも言えない気持ちでした。そんな日に、円楽師が亡くなったニュースに続いて猪木さんも亡くなってしまいました。円楽師はこの数年伊集院光と二人会したあれこれが印象的でした。伊集院が30年ぶりに落語に復帰する気持ちの持ちようを師弟がやりとりしてました。二人の了見が伝わってきたものでした。10代20代とプロレス大好きで、猪木信者でした・・・最初に注目したのは中一の時、ワールドリーグ戦でのドンレオジョナサンとの一戦・・・猪木と同じタイプでさらに身体が大きく、パワーがあるジョナサンには敵わないだろうとの予想を覆した一戦です。それからメインイベンターに駆け上がる勢いが若獅子の時代を感じさせました。その後の新日旗揚げ、異種格闘技戦と観ていましたが・・・すごいのは、190センチ100kgを超える身体でコーナーポストに駆け上がるスピードの速いこと速いこと・・・そこにプロレスのリアリティがありました。神保町で働いていたときは後楽園ホール、蔵前、両国と月に2回は通ってました。もう一つは、どんな苦境になっても「どうってことねぇ」「なにくそ」という不屈の闘魂ですね・・・店が上手くいかない時は「どうってことねぇ」「なにくそ」と思って切り抜けました。合掌そんなこんなで・・・9/28(水)に東銀座歌舞伎座にひとっ走り・・・神田松鯉・伯山歌舞伎座特撰講談会(神田松鯉傘寿を祝って)に行ってきました。演目は・・・伯山、赤穂義士銘々伝より安兵衛駆付け~婿入り・・・松鯉、荒川十太夫。伯山はロックのようなパワーとスピードで大ウケ・・・松鯉先生は艶のあるバラードのようで、1時間近く、1800人満員の歌舞伎座のお客をしーんと集中させて・・・万雷の拍手、カーテンコールからの三本締め、いい会でした。落語でも着物の女性はいますが、さすが歌舞伎座着物の女性のお客さんがとっても多い・・・伯山・松鯉のお客さんと歌舞伎ファンが混ざって・・・伯山は講談初めてのお客さんも親しみやすいように説明したり、本編ではパワーで圧倒しましたね。談志師は伝統的な落語だけでは落語が持たないと一人で悪戦苦闘・・・それが志の輔師に受け継がれて、寄席に出られない前座修行で、小さなライブハウス等からスタートPARCO劇場での志の輔PARCOへと・・・寄席以外のファンを増やしてきたのですが・・・伯山には講談のファン層を広げようと、志の輔師の影響を感じます。講談ファンを増やそうと企画したり、メディアに出たりして・・・その流れの歌舞伎座でしょう。しかも松鯉先生が古い速記本から起こしたと言う「荒川十太夫」・・・10月に歌舞伎の新作で演じられるというし、伝統の流れはいいものです。松鯉先生は、声はいいし、聞きやすいし、自由自在に語っているようで、1時間近く歌舞伎座満員のお客さんが聞き入って・・・講談に触れてこなかったフェンも惹きつけて「伝統を現代に」が目の前に現れた一日でした。80才になっても健康ならば・・・あれだけの艶やかな芸をできるんだと、とっても励みになりました。談志師が30才を前に書いた「現代落語論」で「落語は“能”と同じ道をたどりそうなのは、たしかである」と書き、落語を今の時代の演芸として生き残るように「伝統を現代に」として・・・それが志の輔・談春・志らく・談笑と弟子が花開き、他の協会の若手落語家にも影響して、今があるんだと思ってます。「伝統を現代に」伝統を大事にしながら、現代風に、今目の前のお客さんにマッチしていかないと伝統は滅んでしまうでしょう。伯山・松鯉先生の講談からも同じ思いが伝わってきました・・・芸人も職人もその了見が腕を磨き、目の前のお客さんに喜んでもらえることになるでしょう。お土産の紅白饅頭が塩瀬総本家で、600年を越える老舗、薯蕷饅頭で有名で、昔初め塩瀬のて薯蕷饅頭を食べて、驚き、その後時々いただいてます。紅白饅頭なので、大きめなんですが、あんこたっぷりで、それを一つ食べ切ってしまって、それでもすっきりとした余韻にさすが塩瀬だとご機嫌でした。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.10.02
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プロのつぶやき1178「上手に淹れられない若者」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。2週連続の台風でした・・・大きな被害が出た地方があって、千葉直撃かと思いましたが、なんとかやり過ごしました。3年前の猛烈な風で被害が出たことを思い出してしまいます。台風情報をチェックしながら、今週は女子テニスの東レパンパシフィック三昧です。今日の午後決勝ですが・・・シードダウンが相次ぎ、ノーシード2選手の決勝になりました。ソムソノワ選手とジャン選手、偶然二人ともに1回線から観てますが、勢いもありますが、自分が勝つんだというメンタルが伝わってきて、錦織選手が10代で躍進してきた頃のようです。その錦織選手はファンが待っていた楽天オープンも欠場になって、残念ですが、復活への強い意志を感じました。若くて強い選手たくさん出てきてますが、圭のような魅力的なプレイはやはり圭のものです。アメリカでのチャレンジャー大会から復活のようなので、もうすぐです。そんなこんなで・・・世間の連休続きに乗っかった訳ではありませんが、先日銚子へひとっ走りしてきました。solebarさんとandy’s coffee standさんへ行って、コーヒー飲みながら最近の産地状況やコーヒー業界の話しをあれこれして、やる気いっぱいの若者と話すと元気になってきます。銚子駅前のソーレバールさんでは、新しいランチメニューの「ペンネ・ボロネーゼ」とハーブサラダにコールドブリューのアイスコーヒー、デザートはこれも新しいメニューの「コーヒーゼリー」・・・まぁ、全部試食で感想を求められます(笑)さすが、20代をホテルで修行しただけあって、どれも安定のクオリティと美味しさです。その料理人としての腕をカフェでどう活かしていくか、地域のお客さんにどう必要としてもらうか話しが弾みます。ただ、頑張るだけではなかなか商売上手くいかないのが難しいところです。そして、アンディは銚子市内の大洋教習所の駐車場でcoffee stand営業してました。銚子市内で日替わりのコーヒースタンドしています。(ファンや常連さんが多く、さかもとこーひーの卸先のカフェでも、豆の使用量が上位なのは移動のコーヒースタンドなのにすごいです。)この時は教習所の駐車場ということで、どんな感じなんだろうとイメージできなかったのですが・・・行ってみると、ほんと駐車場の入り口にテント張っての営業でした。車を駐車しやすい(笑)コーヒーを淹れてもらっていると・・・ご近所の常連の奥さんが歩いてコーヒーテイクアウトしたり、教習所の方だけではなくて地域に馴染んでいるのが伝わってきました。そこへ、合宿免許に来ていた若者グループがやってきました、男子二人、女子三人。アンディが気さくに話しかけていきます。おすすめのコーヒー淹れながら・・・合宿で来ていることや、普段のコーヒーの話しと進んで行って・・・コーヒー好きで飲むけど「上手に淹れられない」となり・・・アンディは淹れ方は簡単でいいし、コーヒーメーカーが簡単・・・淹れる豆が大切でと上手に進めます。多分、二十歳前くらいなんでしょうが・・・そんな若者にも「コーヒーの上手な淹れ方」という教育が浸透していて・・・業界50年のアピールのパワーを感じました。さかもとこーひーは・・・「コーヒーは淹れるものではなくて、飲むものだ」と長年アピールしてますが・・・最近のカフェは集中してハンドドリップしていたり、ネットでもハンドドリップの画像が毎日出てきます。あとはラテアート、まぁ他にネタがないのかといじわる言いたくなってしまいます。でも、その若者はアンディのコーヒー飲みながらコーヒーバッグの話しも聞いて、気軽に淹れたり飲んだりできるんだと、ニコニコしてましたし・・・そのクリーンな味わいにびっくりして、説明もしっかりと聞いてました。普段接する若い人と言っても30代40代なので・・・二十歳前後の若者とのひとときはとっても新鮮で楽しいものでした。無事免許取ったら、はじめてのドライブで銚子までコーヒー飲みに来るそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.25
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【ブラックアイズ】昨年、2021年5月にデビューした深煎りブレンド「ブラックアイズ」発売以来安定した人気で、すっかり定番化しました。そこで、「ウガンダ・マウントエルゴン」が使えるようになったので「深煎りコスタリカ」を「ウガンダ・マウントエルゴン」に替えて・・・よりダークに、ディープに仕上げました。ダークさにビター感が重なって・・・上品で柔らかな口あたりと甘さが長く続きます。酸味を感じないので、酸味が苦手な方にもお勧めです。使った豆は・・・「バークレーロースト」「ウガンダ・マウントエルゴン」「深煎りインドネシア・ブルボン」「マンデリン・タノバタック」・・・さかもとこーひーのダークな深煎り豆ばかりです。深煎りインドネシア・ブルボンを焙いてカッピングした時にイメージできた深煎りのブレンドです。深煎りの豆だけで、ダークにディープに、上品で柔らかで・・・深煎りコーヒー苦手な方でも素直にコーヒーのダークさに馴染んで・・・深煎りコーヒー好きな方には今まで無かったような深煎りの魅力を楽しんでもらえるように・・・スペシャルティコーヒーの深煎りの可能性のひとつをイメージしました。上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。キレの良い後味なので、アイスこーひーでもお勧めします。ネーミングは「ブラック・オルフェ」と同じく土岐英史さんの4年前のアルバムからいただきました。
2022.09.22
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【深煎りモカ・シダモ】「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に「エチオピア・モカナチュラル」・・・そしてこの「深煎りモカ・シダモ」と・・・3種類の個性の違うエチオピアのモカが揃っています。まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで上品で豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。
2022.09.21
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【つるべ糸】4年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2022.09.20
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【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】朝、本店で焙煎した「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をカッピングして・・・おゆみ野店へ運ぶクルマの中、舌の上口の中にずーっと心地よさと共に色々な味わいや香りが漂ってきます。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(今年は輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。
2022.09.19
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プロのつぶやき1177「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、つるべ糸、深煎りモカ・シダモ、ブラックアイズ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。9月半ば・・・日に日に初秋の趣になってきました・・・同時に九州にとても大きな台風が向かっています、3年前の千葉の台風を思い出します。店や家のあちこちが壊れたり、ガラスが割れたのを覚えています。くれぐれも、気をつけてください。テニスはUSオープンが終わって・・・国内の女子東レパンパシフィックオープン、そして男子の楽天オープンへと続きます。国内のトーナメントは盛り上がります。観戦したかったのですが、スケジュールが合いませんでした。そんなこんなで・・・秋に向けて4種類のこーひーのご紹介です・・・お待たせしました、名門インヘルト農園のブルボン種「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・秋向け栗やチョコにもぴったりの「つるべ糸」・・・深煎りのモカ「深煎りモカ・シダモ」・・・よりダークにディープにリニューアルした「ブラックアイズ」お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】朝、本店で焙煎した「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をカッピングして・・・おゆみ野店へ運ぶクルマの中、舌の上口の中にずーっと心地よさと共に色々な味わいや香りが漂ってきます。今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(今年は輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。農園名:エル インヘルト農園責任者:アルトゥーロ アギーレエ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルタープ ロ セ ス:フリーウォッシュド品 種:ブルボン標 高:1,500-1,600mエル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。1620円/200gパック(税込)【つるべ糸】4年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/225gパック(税込)【深煎りモカ・シダモ】「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に「エチオピア・モカナチュラル」・・・そしてこの「深煎りモカ・シダモ」と・・・3種類の個性の違うエチオピアのモカが揃っています。まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで上品で豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。1620円/200gパック(税込)【ブラックアイズ】昨年、2021年5月にデビューした深煎りブレンド「ブラックアイズ」発売以来安定した人気で、すっかり定番化しました。そこで、「ウガンダ・マウントエルゴン」が使えるようになったので「深煎りコスタリカ」を「ウガンダ・マウントエルゴン」に替えて・・・よりダークに、ディープに仕上げました。ダークさにビター感が重なって・・・上品で柔らかな口あたりと甘さが長く続きます。酸味を感じないので、酸味が苦手な方にもお勧めです。使った豆は・・・「バークレーロースト」「ウガンダ・マウントエルゴン」「深煎りインドネシア・ブルボン」「マンデリン・タノバタック」・・・さかもとこーひーのダークな深煎り豆ばかりです。深煎りインドネシア・ブルボンを焙いてカッピングした時にイメージできた深煎りのブレンドです。深煎りの豆だけで、ダークにディープに、上品で柔らかで・・・深煎りコーヒー苦手な方でも素直にコーヒーのダークさに馴染んで・・・深煎りコーヒー好きな方には今まで無かったような深煎りの魅力を楽しんでもらえるように・・・スペシャルティコーヒーの深煎りの可能性のひとつをイメージしました。上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。キレの良い後味なので、アイスこーひーでもお勧めします。ネーミングは「ブラック・オルフェ」と同じく土岐英史さんの4年前のアルバムからいただきました。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.18
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プロのつぶやき1176「秋のお菓子とのペアリング」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。涼しくて心地よい朝になっています・・・昼間は暑くなりますが夏の暑さよりやさしいです・・・Tシャツ一枚で快適な季節いいですね。八重洲ブックセンターが再開発のため閉店するそうです、驚きました。44年前に超巨大書店としてオープン、大きな話題になったものでした。44年前は23才で神田神保町で毎日紅茶を淹れて、帰りには古本屋を覗いていました。八重洲ブックセンターが出来て、年に数回通ってましたが(あの頃は1回行くと10冊くらい買って重くなってました。)・・・さかもとこーひー開店してから農産物としてのコーヒーを知りたくて八重洲ブックセンターの7階?8階?にあった農業関係専門フロアに通いました。家庭菜園向けの本で無くて、かと言って専門書では理解できないし・・・お米や果樹や野菜の名人が書いている本を見つけては読んでました。わかりやすくて、かなりツボの大切なこと書いてあって、とっても勉強になったものでした。それが「コーヒーはフルーツだ!」につながっていますし、スペシャルティコーヒーの栽培の理解にも役立っています。一方、盛り上がっているテニスのUSオープンを毎日観ています。錦織選手は復帰までもう一息の感じで、練習の動画が上がると繰り返し観てしまいます。準決勝決勝になってきました・・・ナダルが負けてしまい、ジョコビッチはワクチンで入国できなくて、若手の勝ち上がりです。土曜日のアルカラスとティアフォーがフルセットの素晴らしい試合でした。19才のアルカラスと、ナダルに勝ってアメリカで16年ぶりだというベスト4になったティアフォー、レベルの高い試合でした。そして、ロッテマリーンズの荻野選手1000本安打記念オリジナルブレンドをさかもとこーひーが作ってマリーンズのネットショップで限定発売されました。限定1000個が初日で売り切れて驚きましたが、設定ミスで再発売して、先日締め切りました。これから、納品に合わせて焙煎、ブレンド、パッキングと準備していきます。常連さんにロッテファンが思ったより多くて、普段しないロッテの話題がたくさんありました。荻野選手のお好みを聞いて、いつも飲んでいるカフェのコーヒーも飲んで、その上でブレンドしましたので・・・ファンの皆さんに楽しんでもらえると嬉しいです。そんなこんなで・・・9/10(土)が中秋の名月、美味しい秋のお菓子とこーひーの時間の楽しみがいっぱいな季節になってきます。栗やお芋やチョコレート、生クリームやバター、クッキーにフルーツと盛りだくさんです。先日久々に銀座の「空也最中」をいただいて、ゆっくりとあじわいました。坂本にとっての最中のトップ2は空也最中と神田駿河台下ささまの松葉最中です。香りたかく豊かな味わいの餡と良いアクセントになる皮・・・それだけでも、お茶と一緒でも幸せなひとときになりますが・・・「ゆすらカフェ」や「ペーパームーン」と一緒だったら、最中を引き立て、ひと口毎にフレッシュな美味しさを感じられるでしょう。さかもとこーひーのペアリングの基本はそこにあります・・・お菓子との相性の良さは勿論ですが、ひと口毎にリフレッシュして、次のひと口次のひと口と新鮮な美味しさを感じられるようにイメージしています。フレンチのデザートは料理とワインでお腹いっぱいで少し酔いもあって・・・そこにたっぷりのデザート、別腹なので美味しいですが、最後の方では惰性になりがちですが・・・そこにこーひーがあることで、最後のひと口まで美味しく感じられたらご機嫌です。カフェのパフェやワッフルなどでも・・・ボリュームは嬉しいのですが、なかなか最初の美味しさが最後までは感じられません・・・そこをこーひーがペアリングされると、食べ終わってからも笑顔な余韻になると最高ですね。そうそう・・・最近のヒットはカルネで・・・半蔵門のグルニエアパンのクロワッサンが好きなので、国立演芸場に行くときはちょっと歩いて買っています。先日クロワッサンやパンドミー、パテドカンパーニュのサンドイッチを選んでたら、カルネが並んでました。カルネってどこのカルネも不味いことはなくて美味しいんですが、これが大好きってほどではないと思ってました。美味しそうだったので、買って帰っておやつに食べたら、なるほど、こういう美味しさなのかぁーとびっくりしました。周りの焼き具合と食感、中のもちっと感、豊かな味わいと余韻・・・他のお菓子にはない美味しさで、今度からは必ず買おうと思いました。卵、バター、粉、砂糖、牛乳、ラム酒、バニラといったお菓子の普通の材料が他にないお菓子になるなんて素敵です。カルトカール・パウンドケーキとか、プリンとか、クッキーやサブレとか、どこにでもある材料とレシピのお菓子は、同じレシピでも出来上がりが全く違ったりして、作り手の感性や技術だけでなく、そのお菓子の仕上がりのイメージや愛情のあるなしを感じます。さかもとこーひーの季節のブレンドは、それぞれの季節に合ったこーひーの味わいになっていますが、同時に季節のお菓子にも素直に合うような味わいにもなっています。なので、ペアリングとか意識しなくても、その季節のお菓子とこーひーで普通に暮らして素直に合うようになっています。ペーパームーン、ベラ・ノッテ、はじまりの秋、つるべ糸・・・。チョコレートでは・・・フランボワーズのキャラが余韻を引き立てるガナッシュだったり、産地毎のガナッシュだったり、ひと口の口どけの後の幸せな余韻をペアリングしたこーひーがさらに魅力的に引き立てるようにイメージしています。お菓子とこーひーでゆっくりとするひとときが嬉しいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.11
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プロのつぶやき1175「コーヒー業界の大きな落とし穴」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。史上最も早かった梅雨明けは実は7月下旬に見直しされたそうです・・・そんな夏から9月になってひと雨毎に秋の気配を感じるようになってきました。毎朝の焙煎も真夏バージョンから秋バージョンに移っていきますので、毎日火力や温度設定に気を使う季節です。ビーンズショップは夏は比較的のんびりしていますが・・・急に注文が増えてきています。(先日焙煎機の定期点検してもらい、今後の部品交換やメンテナンスのアドバイスをいただきました。)そんなのんびりな8月から実は出張が続いていて・・・定休日にも仕事が重なっていますので、少しバテバテになっています。夏の疲れも出ますので、要注意です。定休日は午前中に野暮用や仕事の用事を済ませてランチして・・・午後はひとりでゆっくり映画を観ることが多いんです。10代20代に観た思い出の映画や生まれる前の古い映画・・・そしてこの10年20年の少し古い映画も観ています。封切りは映画館行くのが面倒なので、あまり行かないですね~。先週はロバートデニーロの「マイ・インターン」を観て・・・デニーロが70歳の設定で、老人目線の映画なんですが、気がつくと自分の見方も老人目線になっていて、そうかそんなお年頃になったのかと(笑)・・・。その相手役のアン・ハサウェイが朝起きてきて・・・コーヒーメーカーに淹れてあったコーヒーを大きなマグカップに注ぐシーンが印象的でした。女性が朝当たり前にとても大きなマグカップでたっぷりとコーヒーを飲む暮らしが仕事柄気になってしまいます。昔毎年アメリカに行ってスペシャルティコーヒーの市場調査をしていた時・・・カフェにもビーンズショップにも通いまくりましたが・・・そのテイクアウトのカップの大きさや売っているマグカップの大きさ・・・そして、1ポンド入りの豆の袋を気軽に買って帰る様をよく覚えています。そのようなカジュアルなライフスタイルが日本にも広がるといいなぁーと思ったものでした。そんなことがあって・・・さかもとこーひーは500gの袋を用意したり、最近も500gお得袋の種類を増やしたりして・・・ヘビーユーザーの常連さんが使い勝手の良いようにしています。おかげさまで、さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーの方が多いんです。1回に買われる量を同業者に話すと驚かれます。そんなこんなで・・・ふと、周りを見ると・・・40年前自家焙煎店が増えてきた頃と何にも変わっていません。生豆はスペシャルティコーヒーで昔にはなかったクオリティが使えるようになりましたが・・・20代30代の若い人は今は年寄りになった40年前の自家焙煎店主とアピールしていることも、こだわり方も、何にも変わっていません、ファッションは今風ですが・・・。最近同業者のネット広告が目立って増えていますが・・・上手な淹れ方、こだわりの、本格的な、丁寧な、焙煎したての・・・まぁ、色々と工夫していますが、結局は同じことです・・・コーヒーの淹れ方アピールがなんと多いことか。ちなみに、さかもとこーひーのこーひーレッスン・・・公民館やPTA文化部、お客さんのお宅、おゆみ野店等々・・・では「コーヒーの上手な淹れ方教室」という仮タイトルがくると、必ずタイトルを変えてもらっています。(この辺は開店当時から譲りません、確かに頑固です(笑))「上手な淹れ方教室」ならさかもとこーひーではできませんと伝えます。50年くらいかけて業界全体で、コーヒーは上手に淹れるんだと発信しているので・・・そうではなくて、コーヒーはお好みの味わいを知って、気軽にひとときを過ごして欲しいからです。そして、農産物としての完熟した豆の大切さや、素材を魅力的に仕上げる焙煎のことも伝えています。一方では・・・コンビニコーヒーが気軽に広まっています。20年前アメリカのカフェで目の当たりにしたテイクアウトコーヒーの暮らしが、日本のカフェではなくてコンビニで実現してしまいました。先日、卸先のカフェの若者が「ウガンダ・マウントエルゴン」のドリップの淹れ方に迷っていると相談されたので・・・カッピングはしたの?さかもとこーひーはカッピングで最終的に味を決めているのだから、まずカッピングでその味を確認して・・・ドリップでその味に近づけるとか、その味からどのようなバランスにするとかでドリップのレシピを決めたらと・・・ただ、ドリップして自分の感覚であれこれするのは・・・お客さんなら勿論それでもいいけど・・・プロだったらまずカッピングで把握しないと次に進めないでしょうとアドバイスしました。まぁ、さかもとこーひーではコーヒーメーカーやプレス、ドリップでも特に調整しないで、どの豆も同じように淹れていますけど・・・淹れ方を一定にして、カジュアルに味わいの違いを楽しんでほしいので、焙煎で仕上げています。勿論、淹れ方を色々と工夫する楽しみ方もあっていいのですが(そのような楽しみ方をするお客さんは少数派でしょう)・・・カジュアルに美味しく飲むコーヒーが伝わってきません・・・40年前はペーパードリップが家庭に広まってきて、手挽きミルで挽いて、ドリップして飲むコーヒータイムが新しい暮らしだったのです。そんな世代も今は60代70代・・・昔は今のような素材が無かったので、雑味酸味苦味をいかに飲みやすく淹れるかが上手な淹れ方だったんです。(数年前中学の同窓会で・・・還暦になった女子と話していたら、家でのコーヒーはインスタントが多く、豆や粉で淹れる家が思った以上に少なかったのが印象的でした・・・60代70代の子供の頃ははインスタントが当たり前の時代だったのです。まぁ、そんな同級生でもさかもとこーひーの常連さんは何人もいるのですが・・・。)同業者を見渡すと・・・100g売りで、高い・・・まぁ、原価率知っていますから、その価格で売りたい気持ちはわかりますが・・・ヘビーユーザーのお客さんのお値頃やひと月の予算も知っていますので・・・それでは売れないだろうと・・・それに自家焙煎店はカフェ併設が多いので・・・考え方が飲食店業界の延長なんですね。自家焙煎は製造小売業界なので、減価率から何からビジネスモデルが違うんですけどね・・・。こだわりのハンドドリップやラテアートしている間に・・・ラテもエスプレッソもなくてコーヒーメーカーで淹れたコーヒーだけのカフェの可能性を感じています。コーヒー業界全体が大きな落とし穴に落ちているのに気がついていないように思っています。好みのコーヒーを飲みながらゆっくりとリラックスしたり、仕事したり、おしゃべりしたいだけなのに・・・上手な淹れ方やこだわりの一杯等々の情報いっぱいな業界やメディアばかり・・・さかもとこーひーは上質な魅力をカジュアルに楽しめる暮らしが好きです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.09.04
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【タンザニア・ムベヤ】すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。
2022.08.25
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【ペーパームーン】やさしい味わいで、すーっと入っていきます。やさしい柔らかな口あたりの後にはモカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤの香りや味わいが華やかな余韻へと流れていきます・・・秋の爽やか系ブレンドです。親しみやすいやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。15年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。
2022.08.24
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【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する22年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。
2022.08.23
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【はじまりの秋】まろやかな味わいと華やかな香りが「はじまりの秋」の楽しい季節を感じさせてくれます・・・涼しくなってきてこーひーを飲みながらゆっくりとしたり、お菓子と一緒に味わったり・・・そんなひと時をイメージしました。まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます・・・まろやかなコクとキレの良い後味、色々な味わいを感じる少し複雑な魅力は、秋のお菓子にぴったりと合うと思います。60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…7年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に7年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)今年はベースになるこーひーを・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」から「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」に変更しました・・・脇の「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「タンザニア・ムベヤ」は変わりません。「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の豊かなコクがまろやかさをより魅力的にしていると思います。華やかな3つのこーひーを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、7年前に「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に7年経って、人生の秋を歩いています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。
2022.08.22
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プロのつぶやき1173「はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン、タンザニア・ムベヤ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。お盆休みが終わって8月も後半・・・朝晩の過ごしやすい風が嬉しいです、今日日曜は天気が悪いのもあって30℃を切るようです。地元千葉の「ロッテマリーンズ荻野貴司選手1000本安打記念オリジナルブレンド」をさかもとこーひーがブレンドしました。コーヒー好きの荻野貴司選手とサンプルを飲み比べながら話し合ってお好みを感じ取り、荻野選手が好きで普段飲んでいるコーヒーを飲んで・・・その味わいの良さを生かしながら、素材のクオリティをスペシャルティコーヒークオリティに上げて、焙煎の焦げを無くし・・・仕上げました。雑味のないきれいで飲みやすく、優しい円やかな味わい。酸味は弱く、冷めても美味しいキレの良い心地よさ。少し深煎りですが、強い苦味では無く、チョコレート系のコーヒーらしい苦味と甘さで、円やかで飲みやすいブレンドです。ちなみに1000本安打記念なので、1000粒のコーヒー豆を数えたら約140gでしたので、140gにしました。(実際は140g+αになっています。)荻野貴司選手のファンの皆さん、ロッテマリーンズファンの皆さん、1000本安打記念荻野貴司選手のためのオリジナルブレンドを是非お楽しみください。ロッテマリーンズオンラインストアからどうぞ!そんなこんなで・・・29周年の8月に向けて、4種類のさかもとこーひーのご紹介です。7年目の60代記念ブレンド「はじまりの秋」・・・秋の人気深煎り「ベラ・ノッテ」・・・秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・トップクオリティのキリマンジャロ「タンザニア・ムベヤ」・・・以上4種類、お楽しみください。「タンザニア・ムベヤ」は、¥1080/200g袋(税込)となって少し値上げになり、それだけでは心苦しいのでお得用の500g袋を¥2160(税込)で用意しました。これで、お得用の500g袋¥2160(税込)シリーズが・・・「タンザニア・ムベヤ」「バークレーロースト」「レディートラベラー」「カフェボッサ」「特上フレンチ」「特上アイスコーヒー」と6種類になりました。おかげさまで、ヘビーユーザーの常連さんに喜んでいただき、今ではすっかりとさかもとこーひーの定番こーひーとなっています、ありがとうございます。【はじまりの秋】まろやかな味わいと華やかな香りが「はじまりの秋」の楽しい季節を感じさせてくれます・・・涼しくなってきてこーひーを飲みながらゆっくりとしたり、お菓子と一緒に味わったり・・・そんなひと時をイメージしました。まろやかなコクと口当たりから甘さの余韻へ流れていき、ゆっくりと味わうと色々なキャラクターが感じられます・・・まろやかなコクとキレの良い後味、色々な味わいを感じる少し複雑な魅力は、秋のお菓子にぴったりと合うと思います。60代記念ブレンドが、ご好評頂きまして定番化しました…7年目の秋向けのブレンド「はじまりの秋」です。(60になって・・・あっという間に7年目の「はじまりの秋」になってしまいました。)今年はベースになるこーひーを・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」から「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」に変更しました・・・脇の「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「タンザニア・ムベヤ」は変わりません。「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の豊かなコクがまろやかさをより魅力的にしていると思います。華やかな3つのこーひーを使って・・・バランス良く、口当たりの心地よい魅力、そして味わい深くい華やかな余韻・・・10年前20年前では作れなかった魅力のブレンドだと思っています。スペシェルティーコーヒー20年のブレンドだと思っています。タンザニア・ムベヤによって、より優しく上品な質感にできたと思います。口当たりの上品な柔らかさに続く甘さ、余韻の華やかさがご機嫌です。ひと口目の口当たりの良さや余韻の華やかさと・・・言葉にすると同じになってしまうのですが・・・。以下は、7年前に「はじまりの秋」を作った時のご案内です・・・あっという間に7年経って、人生の秋を歩いています。・・・デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/225gパック(税込)【ベラ・ノッテ】秋冬むけの華やかでキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います。2001年にデビューしたさかもとこーひーを代表する22年目の季節のブレンド「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えています。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1080円/225gパック(税込)【ペーパームーン】やさしい味わいで、すーっと入っていきます。やさしい柔らかな口あたりの後にはモカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤの香りや味わいが華やかな余韻へと流れていきます・・・秋の爽やか系ブレンドです。親しみやすいやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。15年目になった秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節をイメージしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)です・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとモカ・イルガチェフェ(ハマ)が際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます…バージョンアップして、いいペーパームーンになったと思います、お楽しみください。1080円/225gパック(税込)【タンザニア・ムベヤ】すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.21
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プロのつぶやき1172「感謝状」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。昨晩は台風が通り過ぎて、千葉でも車を運転できないほどの豪雨でした、2時間くらいでしたので大きな被害はなかったようです。今年の暑さには今までになくこたえていますが・・・自分の年のせいだと思っていたら、カフェの若いスタッフさんに聞いてもやはりきついそうです・・・コロナ禍も続いています・・・くれぐれも、ご自愛ください。そんなこんなで・・・さかもとこーひー開店29周年を迎えました、いつもありがとうございます。来年は30周年、紅茶の店テ・カーマリーが10年でしたから、合わせて40年の自営商売になります。大した感慨はないのですが・・・何とか食べてこれたのもご常連の皆さまのおかげです、ありがとうございます。おかげさまで、10年20年のご常連のお客様、テ・カーマリー時代からの30年40年のご常連もいらっしゃって、お互い歳を重ねましたが、とっても励みになっています。水曜日にご常連のお客様から「感謝状」をいただきました・・・賞状には縁のない人生でしたが、わざわざ手書きしてくださって、言葉がありません、とっても励みになります。ありがとうございます。思えば10代から組織には馴染めない性格を自覚して・・・美味しいものが好きだったので飲食商売をしようと思い・・・手先が不器用だったのと、徒弟制度には反発してしまいますから・・・気楽な喫茶店がいいかなぁー、ふらふらと自由に生きて行きたいなぁーという甘い考えでした。それでもコーヒーや紅茶やお茶の美味しさや魅力に引き込まれてました・・・予備校が水道橋だったので、授業サボっては神保町やお茶の水の古本屋や喫茶店に入り浸ってましたが・・・その時の色々が今でもベースになっています。お茶のひと時の魅力っていいもんですよね。先日の国立演芸場立川談笑独演会に行く途中・・・半蔵門のグルニエアパンでパンドミーとクロワッサン、パンオショコラ、アプルコット、ポワール、カルネ、パテドカンパーニュのサンドイッチなど買ってきました。(カルネとパテとサンドイッチの美味しさにびっくりしました)バゲットは渋谷や大手町のヴィロンが一番好きで・・・クロワッサンはグルニエアパンが一番好きなのですが・・・まぁ、そういうお気に入りのパンと自分のこーひーでの休日の朝食は何ともいいものです。贅沢なひと時ですが、1000円くらいの贅沢なことも気に入ってます。7月のオーチャードホールSKYEのコンサートで曲名にもなっている「LES IS MORE」のTシャツ買ってきましたが・・・ネットで調べると「少ない方が豊かである」と書いてあります。コーヒーや紅茶・お茶の楽しみには「LES IS MORE」に通じるものがあるかなと思います。二十歳くらいから陶芸品が好きで陶器の店や美術館を巡ったりしてましたが・・・何とも爺爺臭い二十歳でしたが(笑)・・・その頃に民藝に出会って・・・民藝運動の名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具の美しさ、生活の中の美しさを大切にする考えにも通じるものがあるかと思います。スペシャルティコーヒーも元々は名も無き農園であっても際立つ魅力で評価しようというものです・・・今では有名名門なった農園がいくつもありますが・・・民藝運動に通じるものを感じています。もっとも、スペシャルティコーヒーも民藝品も高価なものが多くなってしまいましたが。フレンチとワインもとっても魅力的で好きですが・・・勿論和食も好きですが・・・グランメゾンのゴージャスな世界は縁もあまり無くて、ネオビストロと言われるようなクオリティ高くて際立った美味しさをカジュアルに楽しめる感じが好きです。少し贅沢でも、必要なら誰もが日常的に楽しめるような感じが好きでコーヒーとか紅茶に惹かれるのもそういった感じかなと思ってい、ます。最近は息子ふたりに任せる仕事を増やしています・・・事業承継の案内が届くようになりました・・・任せるところは任せて、自分でやれることに専念しながら元気で現役を続けようと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.14
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プロのつぶやき1171「お客さんに寄り添う芸・商い」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。40℃近い猛暑からやっとこのところ25℃の朝になったら今日8/7は立秋だそうです。また暑さがぶり返すのでしょうが、朝晩の風が心地よいです。昨日8/6(土)は1時間ほど早上がりして・・・国立演芸場での立川談笑独演会に行ってきました。麹町のグルニエアパンに寄って、クロワッサンやらパンオショコラにポワールにアブリコ、パンドミー等々買い込み・・・ご飯食べる時間ないので、パテドカンパーニュのサンドイッチを歩きながらもぐもぐ・・・これが大当たりでパテがクオリティ高く上品なのにリッチさもあって、豊かなバケットの風味とピクルスがバランス良くて、リピート決定です(笑)今度行ったら必ず買おう。で、会場入ると最前列の一番端っこ・・・うーん見ずらい。「岸柳島」から「火焔太鼓」へ・・・共に活躍する道具屋が同じ道具屋だったと(笑)シャレが効いて・・・仲入り後は「鼠穴(改)」談笑師は古典落語を今に改めるネタが売りの一つなんですがこの「鼠穴(改)」は初めてで、談志師の「鼠穴」は毎回胸が締め付けられても大好きなので、どう改めるのか楽しみながら聞いていたらいつの間にか没頭してました。談笑師がマクラでも、最後の挨拶でも・・・日本でも世界でも嫌なことばかり続いていて、マクラを話すと嫌なことばっかりになってしまう・・・いつも満員なのに昨日はお客の入りが半分くらいで、こんな嫌なご時世でもわざわざ来てくださって~と、どうぞ健やかに!でお開きになり・・・夜風にあたりながら駅まで歩いて余韻を味わってました。火曜日は千葉の文化センターで神田伯山の独演会・・・季節柄怪談ネタは「真景累ケ淵 宗悦殺し」・・・人情ネタは「徂徠豆腐」・・・こちらでも、コロナ前は切った張ったのネタで盛り上がったんですが、今は現実が緊張の日々なので、ほっとするようなネタをするようにしていると話してました。長引くコロナ禍で飲食業界はビジネスモデルの変換を余儀なくされています。お客さんのライフスタイルや習慣が変わってしまいました。コロナ前のままの商売のやり方では生き残っていくのは難しいでしょう。以前は華やかだったり、時間かけてイベントっぽかったり、非日常を楽しんでいたのでしょうが、今はさくっとあまり時間かけないで、心落ち着くような美味しい食事になっているようです。SNSで、オシャレで格好いいようでも、お客さんと駆け引きしている店が気になってます。こんな時に駆け引きやめてよーって感じです。大人数の宴会やパーティよりも親しい仲間との少人数食事会で和みたいでしょう。談笑師も伯山先生もお客さんに寄り添う感じの内容やネタでした。伯山はまだ40前で声も勢いも良くて講談界のスターですが・・・やはり若い、講談は年寄りの芸でもありますから、5年後10年後20年後が楽しみです。談笑師は僕より10歳下なので56・7・・・10年くらい追いかけてますが、味わい深くなってきて、まだまだ楽しみです。談春師は15年くらい、志の輔師は30年近く追いかけて・・・そんな楽しみです。真打になってからがスタートだとよく言われますが・・・商売も同じで開店はゴールではなくてスタートでしょう。そう思うと真打は独立開店と同じ感じですね。長く続ける間には今回のコロナ禍のように色々とありますが・・・芸人もお店も長く続いてこそだとしみじみ思います。談笑師や伯山先生が芸でお客さんに寄り添うように・・・商いもこの時代どうお客さんに寄り添えるかにフォーカスしたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.08.07
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プロのつぶやき1170「変わる産地、素材」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*8/13(土)~8/16(火)夏休みになります。7月が終わり8月に入ります・・・暑い暑い毎日になっています、ひと月前の信じられない暑さがまたやってきました。コロナの拡がりもすごいですし・・・くれぐれも、ご自愛ください。そうは言っても、先日はマリンスタジアムでマリーンズとホークスの試合を観て、ちょうど西日の影で海風が気持ちよかったんですが・・・月曜にはオーチャードホールで70歳の新人バンドSKYE(鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆)のデビューツアーに行ってきました。野球にしても、コンサートにしても・・・ライブの感覚・音はいいものですねー。特にSKYEは最初の一音が出た瞬間から圧倒されました。日本のロックやポップスを50年間裏方で支えてきた達人4人のなんとも言えない心地よい音圧に浸ってきました。「レディートラベラー」の元ネタになっているトランペットの市原ひかりちゃんが参加していた女性3人のホーンも素晴らしくてご機嫌でした。そんなこんなで・・・円安が続いていますので、この秋冬のコーヒーの買付け価格が心配になっていますが・・・業界に入って48年、独立して40年、さかもとこーひーで29年、スペシャルティコーヒーになって20年・・・長い間には使える素材が変わってきています。有名だったり、クオリティが高いとされる産地や農園が変わってきました。さかもとこーひー開店した頃に素晴らしいと言われた素材は今だったらとても使えません。スペシャルティコーヒーになってからも・・・使える素材が変わってきています。それは価格的な問題もあるし、クオリティがさかもとこーひーにふさわしくなくなった場合もあるし、新しい素材との出会いもあります。嗜好品であって、農産物であって、国際的な相場商品でもありますので・・・常に状況が動いていますので、何かにしがみつくようなことはありません。常にカッピングして、さかもとこーひーの常連さんに喜ばれるか、さかもとこーひーの嗜好に合うか、使える価格か、クオリティはどうかで選んでいます。(コーヒーにも長年の定番の生豆がありますが・・・そのクオリティではさかもとこーひーでは扱えません。)勿論、20年経っても、30年経っても、さかもとこーひーらしいクオリティで魅力であることは譲れません。そのためにはカッピングです・・・特に「クリーンカップ」「甘さ」「マウスフィール」と「酸味のクオリティ」は重要です。店主の味覚レベル以上の美味しさは作れないという飲食業の厳しい現実がありますが、一方で店主だけではその店の美味しさは作れないでしょう。その美味しさはお客さんと一緒に作っていくものだと思っています。開店当初のさかもとこーひーに今の美味しさを持って行っても・・・開店当初のさかもとこーひーを今のさかもとこーひーに持ってきても・・・何処か違和感があるように思います。お陰さまで、信頼できるインポーターさんとコミニケーションを重ねて・・・譲れないクオリティや産地の状況、お客さんの嗜好等々共有しています。(表には出ない業界裏情報も入ってきたり出したり(笑))スペシャルティコーヒーは「From seed to cup」と言われて栽培から収穫、精選処理、生豆の調達、焙煎、ブレンド、抽出と最後のコーヒー1杯に至り、どの工程も大切ですが・・・店としては、生豆を選ぶこと、それを焙煎することが大きな柱になりますので、使える素材・生豆は変わっていっても、さかもとこーひーらしい変わらない美味しさをお届けすることにエネルギーを注いでいきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.31
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プロのつぶやき1169「アニバーサリーブレンドの作り方」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。記録的に早い梅雨明けのあとは、不思議と梅雨のような毎日でしたが・・・子供が夏休みに入ると流石に真夏の厳しい陽射しになってきました。出勤する朝6時半が27℃と真夏になっています・・・焙煎も真夏の進行になっています。暑さとコロナの拡がり・・・くれぐれもご自愛ください。「ボクシングマガジン」8月号では”モンスター”に超ロングインタビューということで、井上尚弥チャンプすべてを語っています。ネットや雑誌で試合前も試合後も情報飛び交って、最近はYouTubeで元選手、元世界チャンピョンから現役選手、上手に編集してテクニックなど解説するユーチューバーまでいて・・・わずか264秒の試合を心ゆくまで楽しめています。井上チャンプの凄さは・・・解説付きのスローで観てやっと理解できるような一瞬の攻防、テクニックが結局基本でしかないと言うことだと思います。「自分、教科書とおりにしかやってないです。」「基本を積み上げていけば通用すると思うんです。」「自分、基礎を基礎と思ってないんですよ。基礎を積み上げていけば、攻撃、ディフェンス、攻撃、いくつものパターンを持つことができます。」「小学校、中学校・・・高校まではアイデアはいらないんじゃないですか。」スローの解説観ると・・・ほんと基本の組み合わせなんですが、それを誰もできないレベルでできているのがすごいです。もうすぐ復帰する錦織選手がTV番組で的あて、ストラックアウトで2回パーフェクトしてましたが・・・その時、バックハンドで打ってましたが・・・身体の向き、フットワーク、足の向き、フォロースローと基本通りで見とれてしまいました。試合ではスーパーショットで驚かせる圭ですが・・・やはり基本の凄さがわかります。そんなこんなで・・・ご好評いただいている「アニバーサリー2022」ですが、29年目のアニバーサリーブレンドということで・・・開店した頃から毎年作ってきたアニバーサリーブレンド・・・基本、毎年違ったブレンド作ってきました。まぁ、なんだかんだ使える素材が変わってきてますから、手持ちの素材からブレンド作っていれば自ずと変わっていくんですが、逆に言うと、同じブレンドは作り続けられないことになります。特に、この20年スペシャルティコーヒーの時代になってからは際立つ個性の素材ばかりになっています。20年の間に気に入っていても使えなくなった素材もありますし、新しい出会いもあります。この10年は優秀な農園の素材を安定して継続できるようになってきました。最近は「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」や「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースに使ってきました。で、そろそろ今年は「グアテマラ・エルインヘルト」を封印してアニバーサリーブレンドを作りたいなぁーと思っていたんです。同じ豆をベースに使うと変わり映えしないということもありますし・・・年に1度のアニバーサリーブレンドなので、今までにない魅力を作りたいというのもあります。で「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のサンプルをカッピングしたときに・・・そのラズベリー&フローラルな今までに無い魅力と、滑らかなマウスフィールが印象的で・・・実際に豆を確保できた時からブレンドでの可能性を感じていました。そして、シングルオリジンとアニバーサリーブレンドとで使おうと思ってから・・・さて、どうするか?・・・滑らかで円やかな深煎りにラズベリー&フローラルな魅力で・・・高級なショコラにあるようなテイストにしたいなぁーとイメージして・・・あとはカッピングです。仕上がったのは・・・「バークレー・ロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のブレンドなのですが・・・「バークレーロースト」を「深煎りグアテマラ」に替えたり・・・「深煎りインドネシア・ブルボン」を「マンデリン・タノバタック」に替えたりして・・・比較しました。「バークレーロースト」のドライに強く深煎りにした味わい・・・「深煎りインドネシア・ブルボン」のブルボン種の繊細な味わいがぴったりときて決めました。まぁ、それだけ選べる引き出しがあるので可能性が広がってますが・・・カッピングカッピングカッピングの基本の積み重ねの結果だと思ってます。「ウガンダ・マウントエルゴン」もご好評で・・・こちらの深煎りの味わいもブレンドで活躍しそうです。最初は数ヶ月分しか確保できなかったのですが・・・幸いに1年分くらい抑えたので、色々と楽しめそうです。年々体力が低下してきて無理効かなくなって・・・労働時間が8時間と人並みになってますし、これからはもう少し減らそうと思ってますが・・・おいしさへの意欲はまだ盛んなので楽しみがまだまだあります。大切にしている「凡事徹底」を続けます・・・もうひとつ大切にしているのは「両辺を汚すことなかれ」です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.24
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【バークレーロースト】発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。
2022.07.22
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【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。
2022.07.21
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【アニバーサリー2022】おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店29周年を迎えます、来年は30周年になります。毎年自分でもブレンド作りを楽しみにしているアニバーサリーブレンドですが・・・「アニバーサリー2022」をお届けします・・・高級なチョコレートにラズベリーのキャラが浮かび上がるようなイメージです。まろやかで華やかなダークチョコレート系の味わいが広がっていき・・・上品な質感とともに「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のラズベリー&フローラルな風味が浮かび上がって、そのまま長く心地よい余韻へと流れていきます。深煎りのブレンドですが・・・苦味の印象は弱いです、それよりも柔らかでまろやかなコーヒー感が飲みやすく・・・余韻に漂うラズベリーやなめらかなチョコレート感を支えているのが、隠し味の上品な酸で、華やかさを引き立てています。29周年のアニバーサリーブレンドは・・・開店当初の深煎り自家焙煎店に原点回帰しながら・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経て使えるようになった素材と焙煎・ブレンドのスキルや感性を生かしたものになりました。まだまだスペシャルティコーヒーの多様な魅力の可能性を追いかけられそうです。ポテンシャルのある素材との出会いは感性を刺激されますね。使ったこーひーは・・・「バークレーロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」です。ここ数年の「アニバーサリーブレンド」は「グアテマラ・エルインヘルト農園」のブルボンやイエローナンスをベースにしてきましたが・・・せっかく「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」という新しい出会いがありましたので・・・今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」を使ってみました、年に1度だけ、再び作れない「アニバーサリーブレンド」をお楽しみください。
2022.07.20
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【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】ひと口目のエレガント&クリーンな印象・・・ラズベリー&フローラルさに透明感となめらかさが一体となって・・・冷めると上品なミルクチョコレートと甘さが追いかけてきて・・・華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。(とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。)完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・COEはブラインドのカッピングによって際立った豆を選び出し、オークションにかけるという、それまでになかった斬新なプログラムで・・・多くの優秀な農園が世に出て・・・さらに土壌栽培収穫精選処理のノウハウが広く普及することで、スペシャルティコーヒーのレベルアップに貢献しました。今回の「ブラジル・イパネマ農園」の試みは・・・COEとは別の試みで、ポテンシャルのある農園のエリアや収穫精選処理を細分化して、際立つ魅力やクオリティの再現性も高めるというものでしょう。今までもハニープロセスとか嫌気性(アナエロビック)発酵とか工程の一部分の試みが注目されていますが・・・それらとは別に土壌から乾燥まで全体を見直す試みと受け止めて、さらなる可能性を感じています。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種
2022.07.19
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プロのつぶやき1168「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー、アニバーサリー2022、ウガンダ・マウントエルゴン、バークレーロースト」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。7月半ばですが・・・梅雨明けの猛暑から逆戻りして、梅雨のような雨と涼しさが続いている千葉です。コーヒー相場の高騰に、円安が続いて、世間的にもコロナに事件と暗いニュースに覆われていますが・・・実は機嫌が良くなっているさかもとこーひーです。スペシャルティコーヒーの新しい魅力の可能性を感じる「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・約20年ぶりに焙煎したウガンダが期待以上でスペシャルティコーヒーの深煎りの可能性を感じる「ウガンダ・マウントエルゴン」という、魅力的な素材との出会いが2つもあったからです。そういった素材と出会うとインスパイアーされて・・・イマジネーションも技術もフル回転して、その結果をカッピングする時の興奮と言いますか、わくわく感がご機嫌にしてくれます、このような瞬間は仕事を忘れますね。手慣れた素材は・・・勿論素晴らしいクオリティで魅力があるのですが・・・そこは手慣れたものですから、これをどうしたら良いのかという不安とか興奮とかは薄れているものです。それが、今までにない魅力の可能性を感じると・・・さぁどうしようというわくわく感や不安感に襲われて、機嫌よくなってきます。で、そこから一旦冷静になって・・・素材のポテンシャルをしっかり受け止めて、方向性をイメージして、段取りをして・・・実際の焙煎に進みます。焙煎自体は息子が進めて・・・ロースティングポイントの少し前に声がかかって、頻繁にサンプルスプーンで香りをかいで、刻々と変わっていく豆の状態をイメージし、ここだってポイントで釜から出します。その煎り止めの十数秒前からの集中が快感なんですねー。そして、豆が冷えたらカッピングです。そんなこんなで・・・29周年の8月に向けて、4種類のさかもとこーひーのご紹介です。ラズベリー&フローラル、ブラジルの新しい魅力の「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・ブラジル・イパネマ農園を使用した29周年ブレンド「アニバーサリー2022」・・・柔らかでダークな深煎り「ウガンダ・マウントエルゴン」・・・人気の一番の深煎り「バークレーロースト」・・・以上4種類、お楽しみください。【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】ひと口目のエレガント&クリーンな印象・・・ラズベリー&フローラルさに透明感となめらかさが一体となって・・・冷めると上品なミルクチョコレートと甘さが追いかけてきて・・・華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。(とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。)完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・COEはブラインドのカッピングによって際立った豆を選び出し、オークションにかけるという、それまでになかった斬新なプログラムで・・・多くの優秀な農園が世に出て・・・さらに土壌栽培収穫精選処理のノウハウが広く普及することで、スペシャルティコーヒーのレベルアップに貢献しました。今回の「ブラジル・イパネマ農園」の試みは・・・COEとは別の試みで、ポテンシャルのある農園のエリアや収穫精選処理を細分化して、際立つ魅力やクオリティの再現性も高めるというものでしょう。今までもハニープロセスとか嫌気性(アナエロビック)発酵とか工程の一部分の試みが注目されていますが・・・それらとは別に土壌から乾燥まで全体を見直す試みと受け止めて、さらなる可能性を感じています。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種1620円/100gパック(税込)【アニバーサリー2022】おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店29周年を迎えます、来年は30周年になります。毎年自分でもブレンド作りを楽しみにしているアニバーサリーブレンドですが・・・「アニバーサリー2022」をお届けします・・・高級なチョコレートにラズベリーのキャラが浮かび上がるようなイメージです。まろやかで華やかなダークチョコレート系の味わいが広がっていき・・・上品な質感とともに「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」のラズベリー&フローラルな風味が浮かび上がって、そのまま長く心地よい余韻へと流れていきます。深煎りのブレンドですが・・・苦味の印象は弱いです、それよりも柔らかでまろやかなコーヒー感が飲みやすく・・・余韻に漂うラズベリーやなめらかなチョコレート感を支えているのが、隠し味の上品な酸で、華やかさを引き立てています。29周年のアニバーサリーブレンドは・・・開店当初の深煎り自家焙煎店に原点回帰しながら・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経て使えるようになった素材と焙煎・ブレンドのスキルや感性を生かしたものになりました。まだまだスペシャルティコーヒーの多様な魅力の可能性を追いかけられそうです。ポテンシャルのある素材との出会いは感性を刺激されますね。使ったこーひーは・・・「バークレーロースト」「深煎りインドネシア・ブルボン」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」です。ここ数年の「アニバーサリーブレンド」は「グアテマラ・エルインヘルト農園」のブルボンやイエローナンスをベースにしてきましたが・・・せっかく「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」という新しい出会いがありましたので・・・今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」を使ってみました、年に1度だけ、再び作れない「アニバーサリーブレンド」をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ウガンダ・マウントエルゴン】さかもとこーひーで一番の深煎りの「バークレー・ロースト」よりもさらにもう少し深く焙煎しました。さすがアフリカの内陸部(内陸性気候)での高地産で、深煎りにして魅力的になる素材だと思いました。ダークでビターで・・・柔らかでクリーンな口あたりで、余韻にカラメル的な甘さがただよい、キレ良く爽やかさを感じる・・・ウガンダらしい深煎りこーひーです。ダークチョコやビターチョコに加えて、ほのかなバニラやフローラル感がこの「ウガンダ・マウントエルゴン」の深煎りの魅力を引き立てていると思います。親しみやすく、飲みやすい柔らかな口あたりなのと・・・余韻のキレの良さが爽やかさに繋がって、これからの暑い夏にもぴったりでしょう。長く続く余韻は苦い味よりも柔らかで心地よい甘さが印象的です。冷めてくると、なめらかまろやかな口あたりからダーク・カラメルな味わいと豊かなコクと甘さが感じられて・・・今までにない深煎りの魅力になっていると思います。20年くらい前、スペシャルティコーヒーを使い始めた頃「ウガンダ」に出会いました。標高が高い上にアフリカの内陸のための内陸性気候からの豆質で・・・深煎りにしてクリーンなダークで後味のキレの良さが他にない魅力でした。そして久々にそのウガンダの「ウガンダ・マウントエルゴン」が手に入りましたので、さっそく深煎りに仕上げました。「バークレーロースト」の深煎りの焙煎スキルによって20年前よりも「ウガンダ・マウントエルゴン」をより魅力的に焙煎できるようになったと思います。スペシャルティコーヒーに出会って20年がすぎて、このような深煎りを焙煎してお届けできて・・・昭和の深煎り焙煎店が・・・このような味わい・魅力にたどり着いたとなかなか感慨深いものがあります。栽培地:ウガンダ東部のエルゴン山 北部傾斜地一帯提携農家:6000人標高:1,600~2,000m品種:SL27生産処理:ウオッシュド、5つの地域に6ヶ所のウオッシングステーションアフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、 かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠(Pearl of Africa)」と 呼ばれた国ウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。 様々なタイプのコーヒーを産するウガンダですが、 最高級品質の水洗アラ ビカを産するのが、東部のケニアと国境を接する楯状火山エルゴン山の山 麓一帯の高地です。エルゴン山は東アフリカでもっとも古い火山の一つで、 裾野の面積 3,500 平方キロはアフリカで最大です。このエルゴン山の山麓 は、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、酸味のしっかりとした最高 級アラビカを産する条件が整っています。この地方の水洗アラビカは、従 来零細農家により水洗処理が施されたパーチメントとして集買され、ブギ スというブランドで廉価なアラビカとして輸出されていました。 しかし、 そのチェリーの資質の高さを見たボルカフェ・グループのキャガラニ・ コーヒー社は 2007年、当地にしっかりとした設備のととのった水洗工場を 建設し、近隣の農家から直接チェリーを買い付けて安定した高品質のアラ ビカを生産するプロジェクトを始動します。このマウント・エルゴン・ア ラビカ・プロジェクトは、品質の向上のみならず、チェリーを生産する農 家を組織化し、サステーナブル認証を取得するなどして、農家の生産性向 上 や適正な農薬使用の管理などにも寄与しています。プロジェクト開始後 5 年以上を経た現在、エルゴン山一帯に6ヶ所の水洗工場を稼動し、6000 軒の生産者をメンバーとして、 同国でも最高の水洗アラビカを生産しています。1080円/225gパック(税込)【バークレーロースト】発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・今回、500gのお得パックを用意しました。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.17
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プロのつぶやき1167「ベーシックな500gパック4種類価格改定のお知らせ(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。記録的に早い梅雨明けからの猛暑が続き、一転暑さが少しやわらいだ今週でしたが・・・先日銚子までひとっ走りしてSOLE Bar さんに行ってきました。チキンカレーが以前より真夏向けにインドに寄せてスパイシーさが癖になる美味しさで、食後の自家製アイスのアフォガードとコールドブリューもご機嫌でした。特にコールドブリューはしっかりとした味わいがさすがでした。若いバリスタさんが入っていて・・・産地のことからバークレーローストのこと、そこから焙煎の水分抜きや焦げの話しに進むと・・・お煎餅での水分抜きも同じだと、そして焼きとともにその前の乾燥の状態の話しに進み、盛り上がりました。若いコーヒー人に色々な話しを伝えていく機会が増えてきました。この業界48年になりますので、昔から現在までの色々を伝えるのも大切でしょう、特に業界裏話しは受けますね(笑)そんなこんなで・・・大変に心苦しいのですが・・・「ベーシックな500gパック4種類の価格改定」(2022/ 07/20(水)販売・発送分から)のお知らせです。スペシャルティコーヒーのクリーンな味わいを普段の暮らしの中で楽しんで欲しいとヘビーユーザーの常連さん向けに・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」4種類にエネルギーを注いで、価格を抑えてきました。全体での販売量でもこの500gパックが多くなっています。(そして、この4種類が一番原価率が高くなっています。)しかし、メディアやニュース等でご存じかと思いますが、コーヒー相場高騰で昨秋から大手~個人店までコーヒー値上げになっています、さらに急激な円安が進んでいます、そして包材も値上げになりました、この夏からの仕入れ価格がさらに高騰します。大手はこの秋に再度の値上げをするそうです。(コンビニコーヒーも値上になりました。)この10年くらいスペシャルティコーヒーの仕入れ高騰が続いてきましたが・・・円安の影響も加わって、10年分の値上がり分がこの2年で上がってしまいましたさかもとこーひーは年間計画で在庫を持っていますので、その在庫をやりくりしてこの1年間価格を据え置いてきましたが・・・その在庫も無くなってきました。*2022 年07月20日(水)の販売・発送分から・・・「アトムの子」「カフェ ヴィータ」「カフェコージー」「アイスコーヒー」の500gパック4種類を・・・¥1890/500g(税込)に価格改定したく、ご理解ご了承をよろしくお願いします。・100g当たり¥320(税別)が、¥350(税別)になります。・225gパックは¥1080(税込)で変わりません。これからも、クリーンな味わいのスペシャルティコーヒーのクオリティを大切にしながら、価格を抑えて、日常のこーひーとしてどなたにも親しみやすく飽きのこない味わい・バランスに仕上げていきます。(クリーンで明るい爽やかな味わい、心地よい口当たりと余韻がさかもとこーひーのクオリティの基準です。)大変に心苦しいのですが、ご理解・ご了承をよろしくお願いします。【アトムの子】さかもとこーひーで一番売れている深煎りブレンド「アトムの子」ですので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。2000年頃、子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀にもうすぐなるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう20年くらいになるブレンドです。)そして、後味のきれいな、雑味や焦げた嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。中米の豆3-4種類を使い(グアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、コロンビア等)…深煎りのコーヒー感、きれいな味わい、すっきりとした後味、円やかなバランスを大切にしています。また、お店やオフィス等で色々な方が召し上がりますので・・・ブレンドする豆の種類を増やすことで個性を抑えています。また、多くの豆を使うことで年によったり季節によって豆が変わっても全体の味わいを一定に保てるようにしています。その辺にブレンドの役割もあります。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの20年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって(価格も高い)・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。今は、素晴らしいクオリティの「ウガンダ・ロブスタ」を手に入れ・・・アトムの子にほんの少しブレンドして・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上げています。さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」の中で真ん中の濃さ、味わいです。「カフェコージー」に「アトムの子」をブレンドしています。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…3つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりしたコーヒー感も欲しいといった常連さん向けです。「アトムの子」で50%…「カフェヴィータ」25%…「カフェコージー」25%…そんな感じで人気お好みが分かれています。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【カフェコージー】ティーポットを保温するティーコージーからネーミングしました。居心地の良い、寛いだって感じでしょうか。苦味の弱い、円やかさや優しい味わいのブレンドです。中煎りですが、酸味は穏やかで、酸味が苦手っていう方が酸味感じないと仰ることが多いですね。(嫌な酸味は勿論ありませんので)中煎りの中米の豆2-3種類(グアテマラ、コロンビア、エルサルバドル、コスタリカ等)とブラジルをブレンドして…バランス良く、優しいフルーティさです。苦味や濃い目が苦手な方向けです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1080円/225gパック(税込)1890円/500gパック(税込)(2022/07/20(水)販売・発送から)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.10
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プロのつぶやき1166「独立・自営で40年になりました」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。梅雨明けが7月終わりの年もあったのに、今年は6月なんて!・・・真夏の猛暑な今週でしたが、今朝は少し和らいでいる千葉です。達郎のコンサートのチケットが秋まで取れていないので・・・ツアーパンフレットを通販で取り寄せてしまいました。いつもは開場と同時に入って、会場いっぱいに流れるドゥーワップを聴きながらパンフレットをゆっくりと捲るのが楽しみなんですが、待ちきれませんでした。そのパンフレットに志の輔師が文章を寄せていて、おーそんな仲だったのかと驚きました。昔文化放送の志の輔ラジオに達郎がゲストで出た時は聴いてましたね。今度は鰻で一杯やりましょうとすっかり爺爺同士の会話です。まぁ、達郎の落語好きはファンの間では有名で・・・コンサートのMCでも、寝るときは志ん生師を聴いてるとか、談志師、談春師と話題に出ました。談笑師の出囃子は野球拳で、お題によってはディープパープルの「スモークオンザウォーター」を三味線でするんですが、それも言っていたんで、おー談笑師も行ったのかと受けますね。志の輔師の新PARCO劇場柿落としの時終演後の客出しで、達郎のアカペラの「ラヴィアンローズ」が流れたのが印象的で・・・志の輔PARCOの初期は渡辺香津美さんの「おやつ」に入っている「上を向いて歩こう」桑名晴子でしたし、スタレビの「シュガーはお年頃」も流れたり、ご機嫌に帰ります。先日、息子二人と若いコーヒーマンと4人でサンクオピエさんで初夏のコースに行って、30代のコーヒーマン3人と色々話しました。サンクの初夏の名物「自家菜園の新玉ねぎの甘いポタージュ“新型”、フォアグラのソテー添え」は新たまの甘さがフォアグラを引き立て、ひと口ひと口のキレが良いし、合わせたワインもぴったりでした。デザートはパッションフルーツのソルベ、ヴァローナのブロンドショコラオレリスと黒糖のクレームブリュレ、シェフ風フィナンシェでこのデザート用のブレンドと持ち込んだケニアがうまく合ってました。坂本は6月末で紅茶の店テ・カーマリーで独立して40周年になりました。独立して40年を振り返るようになっちゃったのかと思いますね。テ・カーマリー時代にスリランカカレーしたり、パスタ出したり、夜の営業すれば今でも続いていたかもしれませんが、紅茶とスコーン、サンドイッチ、ケーキだけでした。スコーンランチが人気で、お昼の12時にスコーン焼き上がるようにオーブンに入れて、ポットサービスの紅茶とスコーンには手作りのジャムとマーマレード、それにサラダ、ランチにケーキをつけるとセット価格でケーキもよく出て、テイクアウトもあったので家庭用の電気オーブン2台で、21cmのホールを毎日6台7台焼いてました、35年40年前でした。今だったら、SNSあるし、あの頃よりもう少し繁盛したかもしれません・・・まぁ、いつもやることが30年早いようです。で、さかもとこーひーになったらコーヒーとその他が少し・・・その辺に性格が出ているような感じです。子供の頃から不味いものが嫌いで、職人が周りにいて、おばあちゃん家は商売していて、組織では働けないと中高校生の頃自覚して、受験で現役浪人と失敗して・・・最初の独立、紅茶の店テ・カーマリーが1982年、26才の終わり、27才の直前で1993年さかもとこーひー開店して、ホームページ開設したのが1999年だったので開店6年と割と早いタイミングでしたね。スペシャルティコーヒーに出会ったのが2000年なので開店7年とこれも良いタイミングで今思えばラッキーでした。法人化が2003年なので、来年の11月で法人化20年になります。飢え死にしないだけで苦しい時代が結構長かったのですが、それでも安易に売りに走らず、なんとか食べて、子供を学校に行かせて、アメリカや産地にも毎年のように行けました。元々組織に馴染めない性格なので、業界内の組織にも入らず、息子二人が後を継いで、なんとか普通に暮らしているのはお客様に恵まれたからでしょう。金銭欲や拡大意欲に欠けているのに商売して、今も儲けには縁がありませんが、ライブ行ったり、好きなもの食べたりは不自由してません。まぁ、物欲もないですし。元々紅茶とかコーヒーとかの暮らしの中のお茶の楽しみに興味があったので、そのままこれて幸運でした。これからも5年10年15年と楽しめそうです。最近ではぬれ煎餅とか高級なショコラとか・・・焼肉店の締めのコーヒーとか焼き芋スイーツのカフェのブレンドとか・・・スペシャルティコーヒーの可能性が広がっています。そうそう、ブラウンサウンドコーヒーさんの7周年イベントが冷やしエスプレッソラーメンで、チャーシューの脂や出汁にスペシャルティコーヒーの上質な酸味が脇役でいい活躍してました。若い頃は人生振り返るようになったらお終いだと思っていましたが、そんな年になってしまいました(笑)面白かった40年50年でしたが・・・まだまだ楽しめそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.07.03
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【レディートラベラー】2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使ったブレンドです。今回、コーヒー相場と円安による仕入れ価格の高騰によって・・・1080円/200gパック(税込)となり、ヘビーユーザーの常連さんのために2160円/500gパック(税込)を用意いたしました、よろしくご了承ください。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なシトリック&フローラル感とエチオピア・モカナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェ(ハマ)が市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は5年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが昨年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。
2022.06.24
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【木陰】まろやかさと爽やかさ・・・15年目の夏向け季節のブレンド「木陰」ですが・・・夏の日差しの中、木陰を吹き抜ける風の爽やかさをイメージしました。暑さにも、エアコンの風や冷たい飲み物にも疲れた身体に優しい、上品で美しい透明感が魅力的だと思います。そして柔らかな心地よい口当たり、余韻が爽やかな風のように優しいこーひーだと思います。「コロンビア」と「ボリビア・アルベルト」のブレンドです。どちらも円やかで親しみやすい味わいですから・・・暮らしの中のこーひーとしておすすめできます・・・そして、ふと意識するとボリビアの爽やかな味わいがとっても魅力的に感じると思い・・・そのまま心地よい余韻が続くでしょう。「中煎りのコロンビア」の円やかな口当たり、フローラルな華やかな香り、余韻の爽やか円やかさ甘さが…「ボリビア・アルベルト」のミントキャラと一緒になって香りも味わいも素晴らしく、ほんと涼やか爽やかな「木陰」になりました・・・暑さに負けず、涼やかにお楽しみください。
2022.06.23
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【ボリビア・アルベルト】やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やか、ココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。
2022.06.22
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【ケニア・キリニャガ・ガクユイニ】さすがケニアのトップクオリティの魅力だと最初に思いました、夏に向けて、ケニアファンのご常連からのご要望にお応えしまして・・・「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」をお届けします。エレガント、柔らか華やか上品な口当たり、滑らか、甘さ・・・アールグレイ、シトリック、紅茶、ワイン、ミルクチョコレート・・・冷めてブラッドオレンジ、フローラル、ジューシー・・・オレンジとベリーが重なった余韻がやさしくいつまでも続いて、この「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の素晴らしさが伝わってきます。酸味が隠れて、柔らかな口当たりと甘さが続くので、どなたにも安心しておすすめできるケニアのトップクオリティの魅力です。季節がら、アイスコーヒーにしたらキレと爽やかさ余韻の柑橘系が良くて・・・炭酸で割ったらさらに魅力的に、レモンやライムを浮かべたり・・・ミントを添えたり・・・楽しめそうです。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。20年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでしたが・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。以前は、酸味のボリューム感やしっかりとした豊かなボディ感でお好みが別れましたので・・・お好みに合うお客様だけにお勧めしていましたが・・・より熟度が高まり、柔らかな口当たりで、華やかな魅力と親しみやすい味わいになるとどなたにも安心してお勧めできます。しかし、元々高かったケニアなんですが・・・この10年さらに高騰して、またクオリティの高い豆が少なくなっています。それぞれの国や産地の事情がありますが・・・さかもとこーひーでお勧めできるロット、サンプルを見つけて、ご紹介しています、お楽しみください。品 種: SL28、SL34、他栽培地: キリニャガ地域東部ギチュグ地区 シリクワ農協ガクユイニ水洗工場周辺の農家所属農家:1600 人標 高: 1572m気 温: 18~27°C降雨量: 1400 mm年平均土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 10 月~12 月生産処理:1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥(3 週間)日中(日差ピーク)及び夜間は黄色シートで覆い、パーチメントの均一乾燥を行う5 脱穀工場でドライミリング後、精製キリニャガ地域はケニアのコーヒー産業の中でも重要な産地です。ケニア山麓南部、標高1600~1800m に位置するキリニャガ地域は、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。ガクユイニ水洗工場が所属するシリクワ農協は、1953 年に周辺の農家がコーヒーの木を植えた記録が残されるほどで、60 年以上の歴史がある農協です。ガクユイニ水洗工場は品質レベルの高い名門工場として有名です。単独の水洗工場としては 1997 年に設立されましたが、マネージャーは今でも 20 年以上の長きに渡り品質を管理し続けています。特筆すべきは、過去 4 年に渡り、農家へのチェリー買取価格の最も高い水洗工場でもあります。こうすることで、農家の高品質コーヒーへの生産意欲も高まり、良いチェリーが水洗工場に持ち込まれ、安定した工場処理管理のもと、素晴らしいケニアコーヒーができる仕組みが成り立っています。また、農家でのコーヒー生産においては、除草、剪定、散水、施肥、マルチング等の技術指導が行われています。またコーヒー生産に関するガイドライン遵守の為、農場監査人が加盟農家を周っています。持続可能な農業の為、汚水の浄化後、土に還元、またシェードツリーを植えることやコンポストの使用を推進しております。
2022.06.21
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プロのつぶやき1164「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ、ボリビア・アルベルト、木陰、レディートラベラー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。梅雨寒な日々から蒸し暑い日もやってきて、なんとなく怠かったりしています、みなさんくれぐれもご自愛ください。井上尚弥VSドネア2の余韻はネットニュースからYouTubeときて、雑誌が追いかけてきました。マニアからボクシング関係者、そして元チャンピョンと同じ試合なのに、観る角度が違って楽しみが広がっています。そこへ山下達郎11年ぶりのアルバム発売で、こちらもネットと雑誌、さらにラジオ出演が押し寄せて・・・そこにツアーがスタートしたのでツアー参加したファンのネタバレあったり、なかったりの情報も増えてます。一番受けたのが・・・「もう年なんだから 古今亭志ん生じゃないけど 出てきてなんかやってくれればいい、って言ってほしいな。」でした・・・来年古希ですから、実感です。志ん生師は高座でうとうと居眠りしはじめて、お客が寝かせてあげろと、こんな志ん生めったに観られないと言ったと伝説になってます。談志師の晩年も声は掠れて苦しそうだし・・・元気な頃の芸ではなくなってしまってもそこにいるだけでいいとファンは温かったのです。それでも、身体が限界なのに、一瞬のギラっとした視線目力の迫力に圧倒されたのを今でも覚えているし、密かな自慢に思っています。そんなこんなで・・・梅雨から初夏に向けて4種類のこーひーのご紹介です。華やかさと柔らかさが素晴らしい「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」・・・爽やかな甘さの「ボリビア・アルベルト」・・・夏向け季節のブレンド「木陰」・・・2種類のモカのブレンドで人気の「レディートラベラー」・・・お楽しみください。「レディートラベラー」は、¥1080/200g袋(税込)となって少し値上げになり、それだけでは心苦しいのでお得用の500g袋を¥2160(税込)で用意しました。「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」「特上アイス」の500g袋が思ったよりもたくさんのご注文を早速いただきまして、少しでもお値打ちになったと思っています。【ケニア・キリニャガ・ガクユイニ】さすがケニアのトップクオリティの魅力だと最初に思いました、夏に向けて、ケニアファンのご常連からのご要望にお応えしまして・・・「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」をお届けします。エレガント、柔らか華やか上品な口当たり、滑らか、甘さ・・・アールグレイ、シトリック、紅茶、ワイン、ミルクチョコレート・・・冷めてブラッドオレンジ、フローラル、ジューシー・・・オレンジとベリーが重なった余韻がやさしくいつまでも続いて、この「ケニア・キリニャガ・ガクユイニ」の素晴らしさが伝わってきます。酸味が隠れて、柔らかな口当たりと甘さが続くので、どなたにも安心しておすすめできるケニアのトップクオリティの魅力です。季節がら、アイスコーヒーにしたらキレと爽やかさ余韻の柑橘系が良くて・・・炭酸で割ったらさらに魅力的に、レモンやライムを浮かべたり・・・ミントを添えたり・・・楽しめそうです。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。20年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでしたが・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。以前は、酸味のボリューム感やしっかりとした豊かなボディ感でお好みが別れましたので・・・お好みに合うお客様だけにお勧めしていましたが・・・より熟度が高まり、柔らかな口当たりで、華やかな魅力と親しみやすい味わいになるとどなたにも安心してお勧めできます。しかし、元々高かったケニアなんですが・・・この10年さらに高騰して、またクオリティの高い豆が少なくなっています。それぞれの国や産地の事情がありますが・・・さかもとこーひーでお勧めできるロット、サンプルを見つけて、ご紹介しています、お楽しみください。品 種: SL28、SL34、他栽培地: キリニャガ地域東部ギチュグ地区 シリクワ農協ガクユイニ水洗工場周辺の農家所属農家:1600 人標 高: 1572m気 温: 18~27°C降雨量: 1400 mm年平均土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 10 月~12 月生産処理:1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥(3 週間)日中(日差ピーク)及び夜間は黄色シートで覆い、パーチメントの均一乾燥を行う5 脱穀工場でドライミリング後、精製キリニャガ地域はケニアのコーヒー産業の中でも重要な産地です。ケニア山麓南部、標高1600~1800m に位置するキリニャガ地域は、高品質コーヒー生産に最適な環境が整っています。ガクユイニ水洗工場が所属するシリクワ農協は、1953 年に周辺の農家がコーヒーの木を植えた記録が残されるほどで、60 年以上の歴史がある農協です。ガクユイニ水洗工場は品質レベルの高い名門工場として有名です。単独の水洗工場としては 1997 年に設立されましたが、マネージャーは今でも 20 年以上の長きに渡り品質を管理し続けています。特筆すべきは、過去 4 年に渡り、農家へのチェリー買取価格の最も高い水洗工場でもあります。こうすることで、農家の高品質コーヒーへの生産意欲も高まり、良いチェリーが水洗工場に持ち込まれ、安定した工場処理管理のもと、素晴らしいケニアコーヒーができる仕組みが成り立っています。また、農家でのコーヒー生産においては、除草、剪定、散水、施肥、マルチング等の技術指導が行われています。またコーヒー生産に関するガイドライン遵守の為、農場監査人が加盟農家を周っています。持続可能な農業の為、汚水の浄化後、土に還元、またシェードツリーを植えることやコンポストの使用を推進しております。1620円/200gパック(税込)【ボリビア・アルベルト】やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やか、ココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/225gパック(税込)【木陰】まろやかさと爽やかさ・・・15年目の夏向け季節のブレンド「木陰」ですが・・・夏の日差しの中、木陰を吹き抜ける風の爽やかさをイメージしました。暑さにも、エアコンの風や冷たい飲み物にも疲れた身体に優しい、上品で美しい透明感が魅力的だと思います。そして柔らかな心地よい口当たり、余韻が爽やかな風のように優しいこーひーだと思います。「コロンビア」と「ボリビア・アルベルト」のブレンドです。どちらも円やかで親しみやすい味わいですから・・・暮らしの中のこーひーとしておすすめできます・・・そして、ふと意識するとボリビアの爽やかな味わいがとっても魅力的に感じると思い・・・そのまま心地よい余韻が続くでしょう。「中煎りのコロンビア」の円やかな口当たり、フローラルな華やかな香り、余韻の爽やか円やかさ甘さが…「ボリビア・アルベルト」のミントキャラと一緒になって香りも味わいも素晴らしく、ほんと涼やか爽やかな「木陰」になりました・・・暑さに負けず、涼やかにお楽しみください。1080円/225gパック(税込)【レディートラベラー】2017年発売以来、リピートが多く、すっかり定番人気になった、2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使ったブレンドです。今回、コーヒー相場と円安による仕入れ価格の高騰によって・・・1080円/200gパック(税込)となり、ヘビーユーザーの常連さんのために2160円/500gパック(税込)を用意いたしました、よろしくご了承ください。軽すぎず、濃すぎないまろやかな味わいから2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。モカ・イルガチェフェ(ハマ)の上品なシトリック&フローラル感とエチオピア・モカナチュラルのワイニー、ベリー、チョコレートな感じが一体となって・・・どちらがどちらとも言えないような響き合った魅力がこの「レディートラベラー」の個性となっていると思います。全体的にはまろやかで香りが良くて飲みやすいこーひー・・・豊かで心地よい余韻が長く続いて、次のひと口を誘う・・・さかもとこーひーでお客さんからよく言われる「酸っぱくなくて、苦くなくて、香りが良くて、美味しいコーヒー」のひとつの答えになっているように思います。そして、冷めてくるとクリーミーさにスパイシーさが浮かび上がってきて、より魅力的な味わいになってきます。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。モカ・イルガチェフェ(ハマ)が市原ひかりさんのフリューゲルホーン、エチオピア・モカナチュラルが土岐英史さんのアルトサックスって感じでしょうか。・・・以下は5年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが昨年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1080円/200gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.20
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プロのつぶやき1163「手打ち蕎麦と自家焙煎店」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。毎日梅雨空の千葉ですが・・・井上尚弥VSドネア2 の余韻が続いています。試合は6分弱だったのですが・・・SNSやYouTubeで元チャンピョンや現役選手、マニアと解説・分析・感想をアップしてます。中にはスローモーションでテクニックを説明したり・・・一瞬の攻防に見えないテクニックや駆け引きがあって、興奮して楽しめます。さらに、PFP(パウンドフォーパウンド)という階級を超えたランキングで1位になりました、錦織選手がGS取るようなすごいことでしょう。そして、昨日から山下達郎2年ぶりのツアーがスタートして、ファンの間で盛り上がってます。ネタバレ知りたくない人、気にしない人が入り混じってます。ファンクラブのチケットはなんとか確保しましたが(第4希望で)一般は外れまくってます。そんなこんなで・・・先日、奈良の酒蔵の油長酒造風の森の会がありました。秋津穂という奈良県の酒米で仕込んだお酒を8種類精米度合いや酵母やらの違いをサンクオピエのシェフの料理で楽しみました。(地酒が広まって40年、日本酒が進化していますね。)その時、千葉の名店の手打ちそば屋さんの蕎麦粉をシェフが打って、それをパスタマシーンで切ったお蕎麦がこの上なく繊細で美味しくて、蕎麦粉による美味しさを実感したのですが、では手打ちそばの延しや包丁はどれだけウエイトがあるのか?浮かびました。(良い蕎麦粉の確保と蕎麦打ちは簡単では無いですけど)手打ちそば好きになって40年になりますが、最近週1回は機械打ちの老舗蕎麦屋さんに通っています。そちらは、昔からの蕎麦屋なんで機械打ちですが、なかなかいい蕎麦粉なのが明らかにわかって美味しいし、蕎麦湯もご機嫌です。さらに量がたっぷりあって嬉しい、種物から丼ものまでなんでも美味しいのですが・・・特に好きなのが野菜天もりで、かぼちゃ、いんげん、なす、ぴーまんの4種類でどれも野菜を天ぷらにしたときに美味しい厚さになってるんです。手打ち蕎麦ばかり行っていた時はせいろばかりで、海苔は避けてましたが、その最近通っている蕎麦屋さんは良い海苔を使っているのに気がついて、時々ざる蕎麦もいただいています、蕎麦と海苔の風味がとってもいいです。勿論名人の手打ち蕎麦のお店の蕎麦は格別です、なので昔は都内中心にあちこち訪ねたものです。神田猿楽町の松翁が好きで、コロナ前はお茶の水方面行ったら、夕方一番で行って、穴子の煮こごりとビールで一杯、ひとつひとつ揚げた天ぷらをテーブルまで待ってきてくれて冷酒で、そしてお蕎麦、いい時間でした。この20年30年あちらこちらに手打ち蕎麦のお店が増えました。教室もあるようで・・・蕎麦はけっこう上手に打つ店が多いですが、まずつゆのバランスがいまいちな店が多いなぁーと感じていました。そして、量が少ない、お昼にならない。そして高い、気軽に行けない、売り切れがある。勿論、腹一杯にする店じゃないんだと言いたいのでしょうが。名人級はあちらこちらにいるわけではありません。だったら、いい蕎麦粉使って、パスタマシンのように蕎麦切りにしたら、売り切れもなくなり、ちょうど良い量にしたら、近所のお客さん喜ぶし、美味しい蕎麦がもっと広まるんじゃないかと思ってしまいます。同じことを自家焙煎店でも感じています。自家焙煎店は少量焙煎、焙きたて、1杯づつ丁寧にハンドドリップ・・・コロナ前にマルシェでよく見かけたのが、1杯づつ丁寧にハンドドリップしていて、行列。マルシェのキッチンカーやテントでお弁当やらパンやらピザなど買って、コーヒー飲みたいのに、行列で時間かかって、しかも高め。お客さんはランチしてコーヒー飲みたいのに。最近カフェや喫茶店での豆売りの可能性を調べているんですが・・・大手から個人店までほんと売れていない。価格帯もありますが、70年間業界が上手な淹れ方アピールしてきて・・・ハンドドリップにモチベーションある少数のお客さん以外を遠ざけている現実が見えています、お客さんは気軽に美味しいコーヒーをカフェや家庭で飲みたいだけなのに。自宅でもカフェでも豆を選べばコーヒーメーカーで淹れて、美味しくて、手軽でいいと思うんですが・・・カフェはハンドドリップ好きなんですね~。ちなみに、焙煎はある程度まとまった量の方が安定して美味しくなると思っています。同じプロバット焙煎機で、同じメソッドで、同じ生豆を焙煎したら、さかもとこーひーの10kgで焙煎した方が、5kgで焙煎するよりも美味しいとサポートしているお店から言われるんです。そもそも、自家焙煎は機械で焙煎しているし・・・昔は手網で焙煎しましたが、それは練習で、しかも1回200g、再現性も厳密ではないし・・・。なんか、手打ち蕎麦も自家焙煎もどこに手をかけるかがずれているように思っています。まぁ、大量生産の大きな工場製に対して、手作り感アピールで商売しているのはわかっているんですけどね。でも、クラフトにちょうど良い量がありますね。良い蕎麦粉をきちっと打つ・・・良い生豆をきちっと焙煎する・・・そこが大切でしょうねー。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.12
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プロのつぶやき1162「美味しさのリズムとメロディ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。ようやく気持ちの良い晴れになったら、もうすぐ入梅だそうです。毎日楽しんでいたテニスの全仏オープンは混合ダブルスで柴原選手が見事に優勝、国枝選手は全仏8度目の優勝・・・今晩男子シングルスの決勝です。早く錦織選手のカムバックを観たいです。火曜日は井上尚弥VSドネアの2です・・・井上チャンプが圧倒的に強いと思っていますが、ドネアの怖さも知っているので、ドキドキです。そしてもうすぐスタートする山下達郎の3年ぶりのライブツアー・・・安定して外れまくってます。行けるスケジュールの日は先行からキャンセル待ちまで申し込んでますが、ほんと当たりません。1回のツアーで3回4回と行けた時が懐かしいです。ライブといえば、先日市川市の行徳で神田伯山独演会があって・・・友人にどうかな~?と聞かれたので、勧めたところ行ってきて・・・前座、二つ目の時は面白くなくて失敗したかと不安になったそうです。そして伯山になたら、さすが真打でとってもよかったと言ってました、8月の千葉の独演会もチケット取るようです。伯山関連のYouTube観まくって、急に詳しくなって、講談や落語で話が弾むようになりました。前座二つ目と真打の違いを話しておいたのですが・・・坂本さんの言う通りだったと(笑)落語でも講談でもお客とのコミニケーションが大切で・・・これはライブでも同じですね。単なる自分の芸の発表会ではなかなか伝わりません。今、立川志の輔氏の「大河への道」を映画で演っ手ますが・・・これは志の輔PARCO2011で初演ネタ下ろしして・・・エンディングで腰抜かしたのを今でも覚えています。志の輔、談春、談笑、生志と立川流で好きな師匠ですが・・・各自、談志師のリズムとメロディーをベースにしていて、(みんな談志師の物真似を噺の中に折り込む時がありますが、やっぱり師匠の真似はそれぞれ上手いんですね)それでも、弟子は弟子でトーンやグルーブ違っていて、それが個性になっているんだと思っています。師匠から引き継いだ「リズムとメロディ」に身を任せる心地よさがあります・・・そこに各自の「トーンとグルーブ」があって個性の違いが楽しいです。好きなミュージシャンに通じますね・・・そして、これらは美味しさにも通じると思っていて・・・「美味しさのリズムとメロディ」を意識しています。最初の香りからひと口目・・・ゆっくりと味わって・・・余韻に流れていく・・・その流れも「リズムとメロディ」を感じます。すーっと心地よく流れていったり、おっと印象的な香りや味わいがあったり・・・逆に流れを遮る雑味やバランスの悪さがあると台無しです。その流れの中に「トーンとグルーブ」を感じて、その店やシェフの個性を感じます。こーひーの場合、ブレンドやペアリングはハーモニーに通じるかなと思っていて・・・3声や4声のコーラスのようにイメージしています・・・ベースを決めて、重ねていく感じですね。チョコレート系のスイーツに合わせる場合は・・・まずチョコと相性の良いベースを選んで、そこにフルーツやナッツなどのキャラを重ねていきます。その場合に一番のポイントは酸のキャラやボリュームですね。酸味が表に出ていなくても、隠れて活躍していないとぼやけてしまいます。特にクオリティの高いチョコやケーキの場合はコーヒーが負けてしまいます。勝っても負けても失敗できれいなハーモニーになるようイメージしています。心地よいリズムとメロディーと・・・のれないリズムとメロディーのコーヒー、料理、スイーツがあって・・・それが技術でもあるし、感覚の良し悪しでもあるんでしょう。コロナ前のこーひーレッスンでは・・・チョコレートやクッキー、ケーキとコーヒーのペアリングを楽しんでもらっていました。チョコやクッキーをひと口、コーヒーをひと口・・・その瞬間に感じる心地よさはこーひーだけでも、スイーツだけでも感じられない、なんともいえなく良いものです。4月5月と公民館のこーひーレッスンが4回、保育園でも1回あったので・・・そろそろ、おゆみ野店でも少人数のワークショップをスタートしようかなと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.06.05
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プロのつぶやき1161「何気ないおいしさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。やっと五月晴れになって初夏の日差しと吹き抜ける風が気持ちの良い日々になってきた千葉です、夕方自宅でひと仕事終わって、6時からの全仏テニスが始まる前に庭でストレッチしているととっても気持ちの良い陽気です。(別に自分がテニスするわけではなくてTVの前に座るだけです(笑))今回発売した「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」「特上アイス」の500g袋のご注文をたくさんいただき・・・とっても驚き、喜んでいます。コーヒーの仕入れ高騰が大きく、今使っている生豆の在庫がなくなる夏くらいから順番に値上げになりますが・・・ヘビーユーザーの常連さんが多いさかもとこーひーですので・・・少しでも暮らしの中のこーひーのご負担を少なくしたいと思って、500gのお得用袋を用意しました。これで、袋2枚が1枚で済むのでアルミ袋のコスト削減(このガス抜きバルブ付きアルミ袋は昨年から値上げになっていまして、かなりのコストアップしています)と、袋詰めが2回から1回で済みますので作業性がアップして助かります。これから、1種類の豆を4個5個6個と買われるヘビーユーザーの常連さんが多い豆の500g袋を用意することで、常連さんのご負担を少なくできるようにしたいと思っています。さかもとこーひー内だけではコスト吸収できないほどの仕入れ価格の高騰(30~40%アップが半分以上になっていて、残りが20%くらいのアップになっています)ですので、順番に値上げになりますが(勿論、さかもとこーひーも負担いたします)お客様のご負担もできるだけ少なくなるよう頭と腕をフル回転しますので、ご理解よろしくおねがいします。そんなこんなで・・・親しくさせてもらっている飲食店の若旦那に誘われて先日和食のお店で食事してきましたが、そこの40過ぎの大将の何気ない一言が印象的でした。「高級食材を出す店がもてはやされて、昔からどこにでもあるような食材に手間暇かけていい仕事する店が埋もれてしまっている」そこの大将の修行先の店にも伺ったことが何回かありましたが、そこの親方も同じようなこと仰っていて、「おいしいもんと珍しいもんは違う」と仰っていました。似たようなタイプなのか、修行中に叩き込まれたのか、お弟子さんに引き継がれていますね。そうは言っても、その店は繁盛して小さなお店なので予約ができない店になっているので、十分評価されていると思います。まぁ、その辺は仕事と商売との両面ありますので、美味しいとか、行列とか、予約困難とか聞いても、商売的に上手なのか、仕事の内容はどうなのか、分けて見る癖がついています。コーヒーの世界でも・・・産地名・農園名や品種、精選方法をアピールすることが増えています。ゲイシャ種とかパカマラ種はさかもとこーひーでも20年くらいご紹介している特別な品種です。農園ですと・・・「グアテマラ・エルインヘルト農園」や「パナマ・エスメラルダ農園」「コスタリカ・シンリミテス農園」他優秀な農園名をお伝えしています、それらは高価な豆ですね。今月お届けしている「ブラジル・ペドラレドンダ農園」も素晴らしい農園です。他店でも色々な農園や品種、精選方法を書かれていますが・・・それらを伝えることは大切な情報発信になっていますが・・・それらと美味しさは全く別のものだということですね、勿論高いから美味しいわけでもありませんし、あまりにも安いものではクオリティが下がってしまいます。コーヒー業界の若い人たちは新しい品種や精選方法、珍しい香りや味わいを競っています、それはそれで良いのですが、全体での比率は大切だと思っています。定番のコーヒーがいつも変わらず安定してある中で20%30%くらい珍しいものがあるなら楽しいと思います。そして、お客さんから時々聞かれることに・・・「坂本さんが一番美味しいと思うこーひーは?」とか「坂本さんはどれがおすすめですか?」とかがあります。まぁ、お互いの好みをよく知っている常連さんなら、即お答えできますし・・・そのお客さんのお好みに合わせた答えもできます。でも、初めてのお客さんでしたら・・・お好みが色々ですので、坂本の美味しいと思うこーひーをお客さんが美味しいと感じるかどうかはわかりません。なので、おすすめもお客さんによって違ってきます。「カフェ ボッサ」とか「ブラジル・クラシクス」は初めてのお客さん用に用意したこーひーで、そこから入って、お好みによって次のこーひーに進めるようになっています。「カフェ ボッサ」や「ブラジル・クラシクス」は特別な農園でもありませんが・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、まろやかで、美味しいとよくある質問に答えられるように、素材選びから焙煎、ブレンドまで手間暇かけたものなんです。(勿論、クリーンカップや甘さ、口当たり、余韻など基本的なクオリティがクリアーできている豆をカッピングでシビアに選んでいます。)あとは、お店でしたら、試飲こーひーがありますので、その試飲からお好みを伺うこともあります。少し難しいのが・・・さかもとこーひーとしたら「レスクリーン」という雑味があると一発退場というくらい大切なカッピングの基準なんですが・・・多くのお客さんはそれを「コク」と感じていることがあって、さかもとこーひーのクリーンな味わいを「スッキリしている」「少し物足りない」と感じられることがありまして・・・「もっとコクのある、ガツンとくる味のコーヒーください」と言われることがあります、結構カフェや喫茶店の店主の方にも多いです。紹介されてさかもとこーひーのサンプルをお持ちして、そこのコーヒー飲むとレスクリーンがはっきりしていて、これならさかもとこーひーの方がクオリティ上なので、あとはお好みかなと思ってしまうのですが・・・意外とさかもとこーひーが評価されないことも多いんです、結構難しいですが仕方ありません。これは味わいの慣れがありますが・・・まさかさかもとこーひーの基準に満たないレスクリーンな豆を用意するわけにはいきませんので、困ったものです。何気ないおいしさを大切に、定番が飽きのこないものであり続けるよう、そしてブレのないよう・・・まぁ、お好みに合うかどうかはありますが、基本的なクオリティは維持するように精進しています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.29
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【特上フレンチ】開店以来25年以上続いている定番ブレンド「特上フレンチ」…マンデリンを使った深煎りのブレンドですが・・・年々人気が高まっている深煎りのラインナップの中で・・・より多くの方に日常的に親しんでほしい味わいに少しバランスを整えました。よりダークな「バークレーロースト」に対して・・・「特上フレンチ」はしっかりとした深煎りのコーヒー感でありながら、柔らかな親しみやすい口当たりを加えました。ダークでディープで…深煎りの円やかなコク…焦げの無いきれいな余韻…ビターチョコレート、カラメル、アーシーさ…ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象…ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、いままで通りアイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「深煎りコスタリカ」「マンデリン」「ウガンダ」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。【特上アイスコーヒー】これは「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドです。すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して…しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。
2022.05.27
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【カフェ ボッサ】 「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかなこーひー」ですっかりと人気定番こーひーになった「カフェ ボッサ」で・・・初めてのお客様にもおすすめすることが多く・・・今回さらに柔らかな口当たりに仕上げました。そして、ヘビーユーザーの方に少しでもお値頃、お値打ちで毎日の暮らしで楽しんでいただけたらと・・・¥2160/500g袋(税込)をご用意しました。発売して4年経ってすっかりさかもとこーひーの定番こーひーに育ちました。最近は・・・「真ん中のこーひー」と説明すると伝わりやすくなっています・・・「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかで柔らかな口当たりのこーひー」です。はじめてのお客様から・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー・・・と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と「カフェボッサ」を説明します。ブラジルクラシクスの方が少し軽やかな味わいで、カフェボッサの方がまろやかで甘さを感じやすい味わいです。フローラルやフルーティでは無くて…円やかなコーヒー感があって…酸味の無い…そして、苦く無い…円やかなコクのあるこーひー…甘さを感じるこーひー…飲みやすいコーヒー感のある…「カフェボッサ」です。まず、ブレンドをする時に候補の豆を選んでカッピンググラスを並べるんですが…まぁ、実はこの時にほとんど決まってしまいます。どの豆を使うかの選び方でブレンドの可能性が決まってしまいます。そして…今回は何を使うかでは無くて…何を使わないかを優先しました。さかもとこーひーのブレンドでいつも活躍しているグアテマラを使わないことにしました。これで、グアテマラの華やかさ、余韻、甘さ、コクを使えません。で、並べたのが…「深煎りエルサルバドル」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」「深煎りコロンビア」でした。どれも酸味が無い!!穏やか!!…厳密にいうとそれぞれほのかに酸味があるのですが、それを言うとややこしくなるので…イメージできたパターンを3つ4つ試して…良かった2つを並べてさらに比べてみました。円やかなコクと甘さが魅力で…酸っぱくなくて…そして、苦く無い…飲みやすいコーヒー感…使った豆は…「深煎りコロンビア」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」です…「マンデリン・タノバタック」が余韻の味わい深さに活躍しています・・・そして、今回ダークな「ウガンダ」をブレンドしました。お楽しみください。
2022.05.26
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「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」オレンジ系のフローラル感とやさしい甘さが印象的です。コスタリカはストラクチャーと言われるしっかりとした味わいが特徴ですが・・・この「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」はやさしい柔らかな味わい口当たりにオレンジ系のキャラで爽やかな魅力になっています・・・勿論コスタリカらしいコクはありますが、どっしりとしたタイプではありませんので、これからの初夏に向けてお勧めです。冷めても、柔らかな口当たりとフローラルでオレンジな余韻がながく続いています・・・飲み終わってから、20分30分経ってからも心地よく漂うやさしいオレンジ的な風味に「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」のクオリティと香り・味わいの素晴らしさを感じます。以下のデータとおりの素晴らしいコスタリカコーヒーだと思います・・・親しみやすい、飲みやすい魅力も印象的です、お楽しみください。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。・品 種: レッドカツアイ、カツーラ・栽培地: コスタリカ タラス地域 サンタ・マリア・デ・ドータ地区・土 壌: 火山灰による熱帯酸性質 (排水性と保水力有 ⇒ コーヒー栽培に適した土壌)・標 高: 1600~1700m・雨 量: 3,400㎜(年平均)・年平均気温: 18℃ 、 相対湿度: 75%・生産者: グティエレス一家 モンタナ デ ディアマンテ農園・収穫時期: 12月~2月・生産処理: 水洗方式タラス地域は、首都サンホセから南西へ約70㎞の場所に位置します。タラスという地域名は、聖人の名前(サン・ペドロ・デ・レオン・コルテス、サン・マルコス・テ・タラス、サンタ・マリア・デ・ドータ)にちなんで名付けられました。この地域は、太平洋側に広がる山脈に位置し、鳥類と森林の聖地と呼ばれており、コーヒー栽培は、コスタリカ最高峰の山々が作り出す、狭い渓谷や山の斜面で行われています。コーヒー栽培に適した自然条件を兼ね備えたタラス地域では、青く実の凝縮した小粒のコーヒーが獲れます。コーヒー生産者の多くは、栽培面積約2.5haの小規模農家で、生産量の95%がSHB(Strictly Hard Bean)です。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。
2022.05.25
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【ブラジル・ペドラレドンダ】お湯を注いだ瞬間から立ち昇る華やかな香り・・・華やかさとブラジルらしい甘い感じとが一体となった「ブラジル・ペドラレドンダ」の魅力です・・・心地よさにうっとりとして、日頃の疲れが抜けていくような、ご機嫌な余韻ですね。このような繊細さやエレガントさを感じるブラジルコーヒーはあまりありません・・・華やかで円やかな味わいにはクリーミーさやシルキーさを感じて・・・フローラル、フルーティからピーチ、メロン、シトリック、アーモンド・・・そして冷めると上質なミルクチョコレート感が甘さとともに余韻を魅力的にしてくれると思います。お気に入りの「ブラジル・ペドラレドンダ」です・・・クリーンな味わい、明るく華やかな香りと余韻、円やか滑らかな口当たりとブラジルのスペシャルティコーヒーの際立だった魅力を堪能できると思います。苦味とか酸味といったコーヒーにはお馴染みの言葉が必要ありません。華やか、爽やかな香りと味わい、余韻のフローラル感、フルーツ感で初夏へ向かう季節を爽やかにお楽しみください。・品 種: カツアイ種・栽培地: 南ミナス・ジェライス州 マタデミナス、アラポンガ地区・標 高: 約1050~1320m・農園規模: 108ha (農園全体159ha)・農園主: ホセ・ベルナルデス・サンターナ氏・生産処理: パルプド&ナチュラルミナス・ジェライス州は、ブラジルの南東部に位置します。近年までは、肥沃な土壌とコーヒー生産に適した気候を兼ね備えた、南東部3州(南よりパラナ州、サンパウロ州、ミナス・ジェライス州)を中心にコーヒー生産が行われていました。現在は、南部の霜害対策として生産地域が徐々に北上し、このミナス・ジェライス州がコーヒー生産の中心地となっています。 その中のマタデミナスは高品質コーヒーを産出する地域として知られています。マタデミナスのアラポンガ地区は、およそ80%の農園が標高1000m以上に位置し、高品質なスペシャルティコーヒー生産の可能性を秘めております。 生産者は農薬を使用せず、中小規模農園が多く、家族ないしは仲間と協力し、コーヒー生産に励んでおります。 同地区では、農業ビジネスの約80%がコーヒーです。ペドラレドンダ農園はホセ氏によって経営され、その歴史は30年以上になります。同氏は兄弟のジェラルド氏と ドニゼテ氏と共に働き、ジェラルド氏は生産処理と品質管理を、農園の管理を行っております。 コーヒーは山岳地域の為、手摘みで行われ、コーヒーの乾燥はパティオないしはアフリカンベッドで行われます。(天日乾燥) 収穫期には80-100名の労働者とともに収穫作業を行います。 労働者にやさしい農園として、労働者のいかなるニーズにもこたえるべく、努力しております。 何年にもわたり、農園の問題点の抽出を行い、継続的に品質改善に取り組んでおります。自然な甘さ、クリーンさ、滑らかさのあるペドラレドンダをお楽しみ下さい。
2022.05.24
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プロのつぶやき1160「ブラジル・ペドラレドンダ、コスタリカ・ボルカニックトレジャー、カフェ ボッサ、特上フレンチ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。先週今週と卸先のカフェのサポートや新規の打合せで定休日にも仕事していて・・・そこに食事会もあって、夜はふらふらになってますが・・・今度の月火の定休日は久々に予定が入っていなくて、テニスの全仏オープンが始まるし、テニス観たり映画観たりでゆっくりしようと思ってます。最近は錦織選手の18才での初優勝や2014と2016の全米で大活躍した試合を観返して・・・結果を知っているのにドキドキしてました。上手くて強い選手はたくさんいますが、プレイでドキドキさせてくれる選手は少ないんですよねー。そんなこんなで・・・なんだかGWすぎても五月晴れにはほど遠く、小雨や曇り空ばかりで・・・6月になったら入梅も待っているし、そういう陽気に合うよう、今回はすっきりと爽やかな魅力のブラジルとコスタリカを用意しました。香り・味わいと華やかで心地よい「ブラジル・ペドラレドンダ」・・・オレンジ系の香りと甘さの「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」・・・そして、お馴染みの「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ」をより柔らかな口当たりにバージョンアップして、さらにお得用の500g袋を¥2160で用意しました。世の中はこのところ値上げばかりですが・・・さかもとこーひーは値上げをできるだけ先延ばしして・・・さらに日常のこーひーを少しでも気軽に楽しんでいただけたらいいなぁーと思って、500g袋も用意しました。【ブラジル・ペドラレドンダ】お湯を注いだ瞬間から立ち昇る華やかな香り・・・華やかさとブラジルらしい甘い感じとが一体となった「ブラジル・ペドラレドンダ」の魅力です・・・心地よさにうっとりとして、日頃の疲れが抜けていくような、ご機嫌な余韻ですね。このような繊細さやエレガントさを感じるブラジルコーヒーはあまりありません・・・華やかで円やかな味わいにはクリーミーさやシルキーさを感じて・・・フローラル、フルーティからピーチ、メロン、シトリック、アーモンド・・・そして冷めると上質なミルクチョコレート感が甘さとともに余韻を魅力的にしてくれると思います。お気に入りの「ブラジル・ペドラレドンダ」です・・・クリーンな味わい、明るく華やかな香りと余韻、円やか滑らかな口当たりとブラジルのスペシャルティコーヒーの際立だった魅力を堪能できると思います。苦味とか酸味といったコーヒーにはお馴染みの言葉が必要ありません。華やか、爽やかな香りと味わい、余韻のフローラル感、フルーツ感で初夏へ向かう季節を爽やかにお楽しみください。・品 種: カツアイ種・栽培地: 南ミナス・ジェライス州 マタデミナス、アラポンガ地区・標 高: 約1050~1320m・農園規模: 108ha (農園全体159ha)・農園主: ホセ・ベルナルデス・サンターナ氏・生産処理: パルプド&ナチュラルミナス・ジェライス州は、ブラジルの南東部に位置します。近年までは、肥沃な土壌とコーヒー生産に適した気候を兼ね備えた、南東部3州(南よりパラナ州、サンパウロ州、ミナス・ジェライス州)を中心にコーヒー生産が行われていました。現在は、南部の霜害対策として生産地域が徐々に北上し、このミナス・ジェライス州がコーヒー生産の中心地となっています。 その中のマタデミナスは高品質コーヒーを産出する地域として知られています。マタデミナスのアラポンガ地区は、およそ80%の農園が標高1000m以上に位置し、高品質なスペシャルティコーヒー生産の可能性を秘めております。 生産者は農薬を使用せず、中小規模農園が多く、家族ないしは仲間と協力し、コーヒー生産に励んでおります。 同地区では、農業ビジネスの約80%がコーヒーです。ペドラレドンダ農園はホセ氏によって経営され、その歴史は30年以上になります。同氏は兄弟のジェラルド氏と ドニゼテ氏と共に働き、ジェラルド氏は生産処理と品質管理を、農園の管理を行っております。 コーヒーは山岳地域の為、手摘みで行われ、コーヒーの乾燥はパティオないしはアフリカンベッドで行われます。(天日乾燥) 収穫期には80-100名の労働者とともに収穫作業を行います。 労働者にやさしい農園として、労働者のいかなるニーズにもこたえるべく、努力しております。 何年にもわたり、農園の問題点の抽出を行い、継続的に品質改善に取り組んでおります。自然な甘さ、クリーンさ、滑らかさのあるペドラレドンダをお楽しみ下さい。1620円/225gパック(税込)【コスタリカ・ボルカニックトレジャー】オレンジ系のフローラル感とやさしい甘さが印象的です。コスタリカはストラクチャーと言われるしっかりとした味わいが特徴ですが・・・この「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」はやさしい柔らかな味わい口当たりにオレンジ系のキャラで爽やかな魅力になっています・・・勿論コスタリカらしいコクはありますが、どっしりとしたタイプではありませんので、これからの初夏に向けてお勧めです。冷めても、柔らかな口当たりとフローラルでオレンジな余韻がながく続いています・・・飲み終わってから、20分30分経ってからも心地よく漂うやさしいオレンジ的な風味に「コスタリカ・ボルカニックトレジャー」のクオリティと香り・味わいの素晴らしさを感じます。以下のデータとおりの素晴らしいコスタリカコーヒーだと思います・・・親しみやすい、飲みやすい魅力も印象的です、お楽しみください。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。・品 種: レッドカツアイ、カツーラ・栽培地: コスタリカ タラス地域 サンタ・マリア・デ・ドータ地区・土 壌: 火山灰による熱帯酸性質 (排水性と保水力有 ⇒ コーヒー栽培に適した土壌)・標 高: 1600~1700m・雨 量: 3,400㎜(年平均)・年平均気温: 18℃ 、 相対湿度: 75%・生産者: グティエレス一家 モンタナ デ ディアマンテ農園・収穫時期: 12月~2月・生産処理: 水洗方式タラス地域は、首都サンホセから南西へ約70㎞の場所に位置します。タラスという地域名は、聖人の名前(サン・ペドロ・デ・レオン・コルテス、サン・マルコス・テ・タラス、サンタ・マリア・デ・ドータ)にちなんで名付けられました。この地域は、太平洋側に広がる山脈に位置し、鳥類と森林の聖地と呼ばれており、コーヒー栽培は、コスタリカ最高峰の山々が作り出す、狭い渓谷や山の斜面で行われています。コーヒー栽培に適した自然条件を兼ね備えたタラス地域では、青く実の凝縮した小粒のコーヒーが獲れます。コーヒー生産者の多くは、栽培面積約2.5haの小規模農家で、生産量の95%がSHB(Strictly Hard Bean)です。ボルカニック・トレジャーズ(火山の恵みによる宝物の意、すなわち素晴らしいコーヒーのこと)とは、フィルターコーヒーを主として楽しむ日本のコーヒーファンの皆様向けに選ばれたコスタリカコーヒーです。 今回のボルカニック・トレジャーズは、タラス地域モンタナ デ ディアマンテ農園のコーヒーが選ばれました。この農園の位置するサンタ・マリア・デ・ドータ地区は、その自然環境(標高、気温、土壌など)がコーヒー生産に非常に適していることから、タラス地区の中でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。農園主のグティエレス一家は、1999年にモンタナ デ ディアマンテ農園を創業しました。広大な農園で、環境に優しく、また、従業員の社会的地位にも配慮した農園で、高品質コーヒーを生産することを大切にしています。マイルドでボディ感があり、オレンジを思わせる酸とそれに調和する甘味のバランスをお楽しみください。1080円/225gパック(税込)【カフェ ボッサ】「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかなこーひー」ですっかりと人気定番こーひーになった「カフェ ボッサ」で・・・初めてのお客様にもおすすめすることが多く・・・今回さらに柔らかな口当たりに仕上げました。そして、ヘビーユーザーの方に少しでもお値頃、お値打ちで毎日の暮らしで楽しんでいただけたらと・・・¥2160/500g袋(税込)をご用意しました。発売して4年経ってすっかりさかもとこーひーの定番こーひーに育ちました。最近は・・・「真ん中のこーひー」と説明すると伝わりやすくなっています・・・「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかで柔らかな口当たりのこーひー」です。はじめてのお客様から・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー・・・と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と「カフェボッサ」を説明します。ブラジルクラシクスの方が少し軽やかな味わいで、カフェボッサの方がまろやかで甘さを感じやすい味わいです。フローラルやフルーティでは無くて…円やかなコーヒー感があって…酸味の無い…そして、苦く無い…円やかなコクのあるこーひー…甘さを感じるこーひー…飲みやすいコーヒー感のある…「カフェボッサ」です。まず、ブレンドをする時に候補の豆を選んでカッピンググラスを並べるんですが…まぁ、実はこの時にほとんど決まってしまいます。どの豆を使うかの選び方でブレンドの可能性が決まってしまいます。そして…今回は何を使うかでは無くて…何を使わないかを優先しました。さかもとこーひーのブレンドでいつも活躍しているグアテマラを使わないことにしました。これで、グアテマラの華やかさ、余韻、甘さ、コクを使えません。で、並べたのが…「深煎りエルサルバドル」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」「深煎りコロンビア」でした。どれも酸味が無い!!穏やか!!…厳密にいうとそれぞれほのかに酸味があるのですが、それを言うとややこしくなるので…イメージできたパターンを3つ4つ試して…良かった2つを並べてさらに比べてみました。円やかなコクと甘さが魅力で…酸っぱくなくて…そして、苦く無い…飲みやすいコーヒー感…使った豆は…「深煎りコロンビア」「深煎りブラジル」「マンデリン・タノバタック」です…「マンデリン・タノバタック」が余韻の味わい深さに活躍しています・・・そして、今回ダークな「ウガンダ」をブレンドしました。お楽しみください。1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)【特上フレンチ】開店以来25年以上続いている定番ブレンド「特上フレンチ」…マンデリンを使った深煎りのブレンドですが・・・年々人気が高まっている深煎りのラインナップの中で・・・より多くの方に日常的に親しんでほしい味わいに少しバランスを整えました。よりダークな「バークレーロースト」に対して・・・「特上フレンチ」はしっかりとした深煎りのコーヒー感でありながら、柔らかな親しみやすい口当たりを加えました。ダークでディープで…深煎りの円やかなコク…焦げの無いきれいな余韻…ビターチョコレート、カラメル、アーシーさ…ほのかなバニラ、余韻の明るい華やかな印象…ひと口目にビター感や強い苦味を感じないよう、日々の暮らしに寄り添い、親しみやすい柔らかな口当たりを大切にしました。勿論、いままで通りアイスこーひーとしても最適です。使った豆は「深煎りコロンビア」「深煎りコスタリカ」「マンデリン」「ウガンダ」です。さかもとこーひー開店以来長く人気の「特上フレンチ」の進化する魅力をお楽しみください。2160円/500gパック(税込)を用意しました、ヘビーユーザーの方向けに少しお得になっています。1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)【特上アイスコーヒー】これは「特上フレンチ」と基本的に同じブレンドです。すっきり爽やかな「アイスこーひー」に対して…しっかりとコクのある円やかな「特上アイスコーヒー」になっています。淹れ方は…ホットコーヒーと同じで、水の量だけ60%に減らします。たっぷりの氷を用意して、水を60%に減らして淹れたこーひーを一気に注ぎ、オンザロック方式で急冷して出来上がりです。1杯でも、数杯でも同じ考え方です。まとめて淹れて冷蔵庫で保存する時もオンザロック方式で急冷して冷蔵する方が…味わいがきれいですし、後で飲む時もコンデションが良いと思います。水出しのアイスコーヒーには・・・1Lの水に対して、50gの細挽きの粉を入れて、冷蔵庫でひと晩で出来上がりです。オンザロック式の急冷も、水出しも、濃いめ薄めはお好みですから、粉の量で加減してください、1080円/225gパック、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.22
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プロのつぶやき1159「70代の10年どんな仕事をしたいのか」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。まるで梅雨のような毎日になっている千葉です・・・くれぐれもご自愛ください。コーヒー相場の高騰で・・・昨年秋から大手から個人店まで値上げが続いているコーヒー業界ですが・・・今年の6月以降に入港する豆のサンプルと価格が届き、カッピングしました。(さかもとこーひーでも毎日のようにご常連から「値上げは?」と問合せがあります)坂本は50年近く喫茶業界にいますので、コーヒーは毎年どこかの産地で天候不順や病災害のリスクがあることが身に染みていて・・・リスク分散できるように在庫をしっかりと持って備えています。その在庫を使ったり、産地情報から新たに手当したり、色々なノウハウを使って出来るだけ値上げをしないで済むようにしてきました。しかし、相場の高騰と生産から物流までの人手不足、コンテナ不足等の影響が大きく・・・さらに最近の円安が重なって、過去最高の仕入れ価格高騰になっています。(一瞬で気絶して、腰抜かしました(笑))新しい豆を使い出す夏ころから順番に値上げになります(在庫を上手に使って、値上げを出来るだけ遅くします、一斉値上げのようなことは避けます。)・・・勿論、お客様のご負担を抑えて、さらに使用豆の見直しを進めて、より魅力的なこーひーになるよう精進します。よろしく、ご理解お願いします。まずは、お問合せが増えているさかもとこーひーの値上げについての報告でした。そんなこんなで・・・山下達郎の11年ぶりのニュー・アルバム「SOFTLY」が6/22に発売になりますが・・・今作のジャケットが本人の肖像画で「テルマエ・ロマエ」でも知られる漫画家・文筆家のヤマザキマリさんが描かれたそうです。ヤマザキさんはイタリアで美術史・肖像画を学んでいて、肖像画描いてもらうのが夢だったということです。ちなみに、「プリニウス」をヤマザキさんと合作したとり・みきさんはファンクラブ会報の4コマ漫画「タツローくん」でお馴染みです。ファンの間では達郎は美術好きなのは知られていますが・・・それでも本人の肖像画をアルバムジャケットにするとは予想もしていなくて、ファンの間で色々と話題になっています。僕は達郎の覚悟の表れかなと感じました、コロナ禍で2年ツアーを休み、11年ぶりのアルバム、そして古希を迎えますから・・・アルバムもツアーもこれからどうするのか、今までとは違うでしょう。僕自身でも60才になった時と、65才からと(もうすぐ67才)自ずとこれからに対する姿勢とか覚悟とかが違っています。65過ぎると・・・まぁ、おかげさまで疲れやすさはあっても健康でコンデションも維持していますし・・・まだ今までにない美味しさ作りへのモチベーションはありますし・・・70代の10年でどんな仕事をしたいのか、色々と考えています。1年1年息子二人に任せる仕事を増やしてきて・・・もう6割くらい、特に現場仕事はだいぶ任せていますし・・・70までにはあと2割は任せるでしょう。すると残り2割・・・それだけでは申し訳ないので、新しくもう2割くらい今していない仕事を作れば・・・健康にも良さそうだし、楽しみもあるかなぁーとなんとなく感じています。働いている時間は少しづつ減らして・・・独立したころは年中無休や12時間14時間労働もしてきましたが・・・最近は週休2日で9時間労働と人並みにできています。まぁ、定休日も何時間かは仕事してますが(笑)それは自営だし、好きでやっている仕事なんで当たり前です。まぁ、この先どうなるかは誰にも分かりませんが・・・わからないことは横に置いて、80代まで元気で好きなことしている前提でいます(笑)・・・と言っても、断捨離は少しずつ進めています。身の回りはシンプルにしておきたいです。本やCDは読んだり聴いたりできなくても目に入るところにあるだけで安心感がありましたが・・・60くらいから心変わりしてきて、まぁなくても困らないと思うようになって、だいぶ処分して身軽になってきました。まだまだ断捨離できそうです。CDは繰り返し聴くものは決まっているし・・・昔読んだ本は少しずつ読み返して、手が伸びなかった本はもういらないかなと思っています。本読むと目が疲れるので・・・AmazonprimeやNetflixで映画観るのが快適です。さて、 「70代の10年どんな仕事をしたいのか」・・・まだ3年ありますので、ゆっくりと考えていきたいと思っています、とりあえず、1日6時間労働くらいだと長続きしそうです。いくらでも働けた不死身の頃が遠くなってきました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.15
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プロのつぶやき1158「当たり前の美味しさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。過ごしやすい陽気の千葉ですが、曇り空が多くイマイチ五月晴れになっていないです。コロナが少し落ち着いて・・・こーひーレッスンを公民館で3回、保育園で1回行いました、今月もう1回公民館があります。参加者の皆さん、こーひーの話しを聞きながら3種類のこーひー飲んで、リラックスしていただいたようです。少しずつ日常・・・コロナ前とは少し違った日常になってきたようです。先日シンガーソングライターの小坂忠さんが73才で亡くなりました。昨年はサックスの土岐英史さんが71才で亡くなって・・・小坂忠さんは僕より6才年上、土岐さんは7才上で、お二人ともに憧れのかっこいいミュージシャンでした。クルマでも自宅でも二人のCDをヘビロテで聴いています。自分自身は70代の10年をどう生きるのか、最近考えるようになっていますが、元気に仕事も趣味も楽しみます。そんなこんなで・・・GWの月火定休日に浅草での立川談春師「談春五夜」に行ってきました。月曜は「妲己(だっき)のお百」という珍しいネタで、笑いの無い噺なんですがぐーっとお客を惹きつけて堪能しました。火曜は「居残り左平次」で談志師の居残りで馴染んでいますが・・・談春師らしい切り口で、左平次の軽やかさや明るさが出ていて楽しめました、また談春師の居残り聴いて見たいです。月曜の浅草はそれほど人手が多くなかったのですが、火曜は随分と混雑していて・・・どこのお店も行列で、さて困ったなと脇道の並ばなくてよさそうな店を見つけてランチ・・・その前にやげん堀へ寄って七味と、今使っているのが缶入りなんで欅の竹筒型の容器も買いました。 月曜は鰹と春の天ぷらをつまみに一杯やって、天丼でお腹いっぱい・・・火曜は焼き鳥で一杯やって、釜飯をいただきました。釜飯って今まであまり美味しいと思わなくて、釜飯好きな人いますが、なんだかなぁーと思ってましたが・・・その釜飯が美味しくて、なるほどと・・・さらに赤だしやお新香も美味しくてご機嫌でした。なんて言うか・・・昭和の当たり前の美味しさって感じですか・・・今でも高級なお店ならなんでもしっかりとしているのでしょうが・・・観光客が来るような気軽なお店でのちゃんとした美味しさで、さすが浅草の古い店は昔ながらのクオリティが当たり前なんだと嬉しくなりました・・・天丼屋さんもお茶がとっても上品でいいお茶でした。なんか最近は差別化したり、妙にとんがったりのメニューやお店が気になるので・・・あまり主張しないで当たり前の美味しさが当たり前にある落ち着きとか豊さを懐かしんだ浅草2Daysでした。さかもとこーひーはベーシックなこーひーのバージョンアップを準備しているんですが・・・まずは「カフェ ボッサ」と「特上フレンチ&特上アイス」をよりまろやかに当たり前の美味しさになるようリニューアルします。日常、コロナ前とは少し違ってくる日常に気負わずくつろげるような魅力をイメージしています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.08
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プロのつぶやき1157 「コーヒースタンドの可能性」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。GWに入りました・・・昨日土曜日と今日日曜日千葉市小中台公民館でのこーひーレッスンです。先週は山王公民館で・・・来週は保育園の先生方むけのレッスン・・・5月はもう1回公民館であります。コロナ禍の2年、年に数回あった公民館が全てキャンセルになっていましたが・・・復活してきました。まぁ、以前よりは人数を減らしているのと・・・クッキーやチョコを用意していただいて、こーひーと一緒に楽しんでいただいていたんですが、まだこーひーだけということになっています。少しずつ社会活動が戻りそうです・・・それにしても、2年のブランクのためか、加齢のためか、2時間のレッスン終わるとぐったり疲れました。おかげさまで、ご好評いただいて、館長さんから来年も行って欲しいとのことで、2023年のスケジュールを入れました、まだ5月なので鬼も笑えない(笑)そんなこんなで・・・プロのつぶやき1152 「ぬれ煎餅とこーひー」で紹介した銚子駅前の「SOLE Bar」さんがグランドオープンしたので、ひとっ飛びしてきました。お昼頃に着いたら・・・まず「チキンカレー」を食べてくださいと、まだ試食していなかったチキンカレーとオリジナルブレンドのコーヒーで厨房奥でランチにしました。結構スパイシーでインド寄りなんですが、それでも少し欧風な親しみやすさもあって、なかなかのバランス感覚です。(お煎餅やスイーツに合わせたSOLE Barブレンドがカレーにもピッタリあっていました。)毎回、次から次へと味見させられて(笑)・・・一つ一つ感想やアドバイスをします。ホテルでのキャリアが10年くらいあるので全てしっかりとしたものですが・・・ボリュームや価格などお客目線での話しになります、そして美味しさのアクセントで印象や余韻が変わってくるような話しですね。そして、ポイントは地域の常連さんが増えるかどうか、リピートしたくなるかどうかになりますね。観光地ですが、観光客にフォーカスするとカフェはなかなか上手くいかないと思います。ラザニアやチキンカレー、ハーブサラダ・・・プリンやチーズのパウンドケーキ、オレンジショコラ・・・ジェラート、そしてSOLE Barブレンドのドリップコーヒーやエスプレッソ系にコールドブリュー、コーヒーバッグと揃っていますが・・・テーブルや席はないコーヒースタンドです。1ヶ月のプレオープンの時もなかなかの繁盛でしたが、グランドオープンになったら予想以上の繁盛で・・・驚いています。なので、どうなっているのか気になったのもあって、飛んで行ったのです。20年くらい前に毎年アメリカに行っていた時、アメリカのカフェビジネスをかなり注意して見てきました。というのも、昔自分が喫茶店を10年していて喫茶店の利益性の低さを実感していたからです。まず、テイクアウトの多さに注目しました・・・ちょうどエスプレッソが流行ってきた時だったので・・・日本の暮らしにカフェでのコーヒーテイクアウトが馴染んだら可能性広がるなぁーと思ったのです。しかし、日本ではいつの間にかハンドドリップが流行って・・・コンビニコーヒーのテイクアウトが日本中に広まりました。カフェの皆さんと話しをするときは、必ずテイクアウトコーヒーのことを話していますし、さかもとこーひーの卸さきのカフェではテイクアウトが当たり前になっているお店もあります。エスプレッソ系はテイクアウトに良いのですが・・・ハンドドリップでは時間がかかってしまいますので、コーヒーメーカーで淹れておいてすぐテイクアウトできた方が良いと思っていますが、なかなか理解してもらえません。で、SOLE Barさんはエスプレッソもありますし、コーヒーメーカーでドリップしているので試飲のコーヒーすぐ出せるし、テイクアウトコーヒーもお待たせしていません。テーブルも席もないのに(店先にベンチがあります)ランチボックスもスイーツもコーヒーもあって、地域のお客さんに喜ばれている様子を見ていて・・・コーヒースタンドの可能性を実感してきました。そうそう、昨日夜TV東京の旅番組でSOLE Barさん映ったそうで、お煎餅とSOLE Barブレンドのペアリングしていたそうです。お煎餅とコーヒーの相性の良さっていいネタになりそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.05.01
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【マンデリン・タノバタック】-2022年4月20日(月)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。2014年頃からマンデリンの仕入高騰がありまして・・・2019年5月に200gパックにしました。「マンデリン・タノバタック」しか注文しないヘビーユーザーの方が多く、できるだけ価格を据え置いてきましたが・・・去年今年でさらに高騰しまして・・・本当に心苦しいのですが・・・1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。まろやかでコーヒー感豊かで酸味を感じないコーヒーといったお好みのお客様におすすめしています。クリーンでクリーミー、まろやかさが素晴らしいです・・・風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような質感、更にアーシーな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこの「マンデリン・タノバタック」をより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。深煎りで、苦いというよりはダークな味わいの印象です。長年マンデリンしか注文しない熱烈な常連さんが何人もいます…深煎り好きの常連さんにもお勧めです、お楽しみください。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。エチオピア同様、他に替えの無い魅力のマンデリンですが…高品質の豆が少なく…品質は安定しないこともあって…なかなか難しい産地です…小農家から集める仕組みで高品質な豆が少ないです。しかし…タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 以下は、2011/09/18にアップしたものです。「10年ちょっと前にはじめてアメリカに行き、色々と回ったスペシャルティコーヒーの店で驚いたのが…マンデリンのきれいな味わいとスパイシーなキャラクターでした。日本のマンデリンは、マンデリンくささといわれるようなタイプばかりだったので、こんなマンデリン使いたいなぁーと思ったものです。その後、日本には入っていないタイプのマンデリンを使えるようになり、ずーっと使っていました。その後、そのルートのマンデリンに飽き足らなくなり…さらに魅力的なマンデリンを探して来たのですが…知り合いのバイヤーの方が紹介してくれたのが、この「マンデリン・ボナンドロク」です、そして新しいクロップになりました。ボナンドロクという小さな村に選別の指導に入って…徹底した選別による素晴らしいマンデリンだと思います。クオリティの基本となる…味わいのきれいさや、スパイシーさ、円やかなマウスフィールは勿論のこと…そこに繊細さが際立っていると思います。クリーミーでシルキーなマウスフィールがご機嫌です。そこに、ハーブなキャラクターやスパイシーさが際立って…ほのかなフローラルやチョコレートな感じもあって、華やかさに繋がっていると思います。冷めてからの心地よく円やかな苦味は他に無い魅力でしょう。」スマトラ リントン スペシャル タノバタック栽培地:スマトラ島リントン地区標高:1,400~1,600m(斜面の多い山岳地帯)土壌:火山灰土壌、豊富なミネラルを含む肥沃な大地生産処理:伝統的なスマトラ式インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ第4位の生産国です。更にスマトラ、ジャワ、スラウェシ、バリ島等、島々で個性のあるコーヒーを産出する国です。コーヒー生産量はロブスター90%に対しアラビカ種が10%のみとなっています。それは20世紀初頭にかけて葉さび病によりアラビカコーヒーの大部分が壊滅し、生き残った標高1,000m以上の地域のみでしかアラビカ種が栽培されていない為です。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。近年のスペシャルティコーヒー産業の発展から、アメリカ市場でもそのコクのある風味から、大変人気のあるコーヒーです。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。
2022.04.22
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【スプラッシュカフェ】夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー21年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。
2022.04.21
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【夏への扉】軽めで爽やかで飲みやすく・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラル系の香りが印象的で・・・余韻まで心地よく香っています。もう20年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。初夏向けの、爽やかさや円やかさは勿論…より華やかな魅力をイメージして…ブラジル・クラシクスをメインにして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアを贅沢に使いました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう20年になりました!!)
2022.04.20
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