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プロのつぶやき1303「フレンチ開店前のシェフと打合せ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。3月一気に暖かくなって嬉しいですが・・・花粉も増えてきました。早めに薬を飲んでいたので良かったのですが、それでも頭が重くなって怠さもありました。集中が長く続きません。ようやく回復してきました。それでも、毎日毎日ブレンドのカッピングをしています。ネットニュースにもなっていますが・・・毎年の相場高騰だけでなく、12月1月だけでさらに記録的な価格になってしまいました。値上げを抑え、クオリティを維持するためのブレンドのアップデート、リニューアルです。順番にお知らせします。そんなこんなで・・・先日フレンチを開店前の方が打合せに来ました。カフェの開店前の相談はありますが、レストランは珍しいです。焙煎機の移転の時に担当者に「焙煎機が高くなりすぎて、自営レベルではなかなか手が出なくなったねぇー」と話したら、今年の受注は順調だと・・・そして1kgとか5kgでは無くてさかもとこーひーと同じ12kgが多いそうです。一時期は1kgが多くて、カフェなら良いが1kgでは焙煎安定しないし、豆売りには小さいし・・・最低5kg(価格的にも、焙煎量としても)ないとって言っていましたが・・・12kgが増えているとは・・・・。外食の中規模の会社がコーヒーが不味いとお客さんから言われて、では自分で焙煎しようという流れらしいです。個人には大きな金額でも企業規模ならできそうです。勿論、焙煎機入れたからと言って美味しいコーヒーができるわけではありませんが・・・。いずれにしても飲食店がコーヒーの美味しさにフォーカスするようになったのは大手の影響もあるんでしょう。コンビニコーヒーが底上げをしてきましたし、飲食店のコーヒーの底上げされると食事がより快適になるでしょう。さかもとこーひーを使い出したレストランのシェフが・・・お客さんから「コーヒー変わった?」「コーヒー美味しい!」と言われたとメールが来たこともありました。長年やっているとレストランやパン屋ケーキ屋の紹介があって・・・サンプル持っていって、お話ししますが・・・フレンチのシェフは反応が良い印象です。イタリアンやケーキ屋さんは反応悪い印象です、勿論例外がありますが。フレンチのシェフがさかもとこーひーひと口飲んで「コーヒーにこんなきれいな酸味があるなんて」と言われ、その味覚の鋭さに驚いたものです。昔は料理できれば良くて、ワインやデザートは別ものだったと聞きました。その後ワインの知識は当たり前になって、デザートのレベルも向上(若い頃ガチガチに凍ったソルベが出てくるのが当たり前でした、どんだけ昔なんだ(笑))しかし、コーヒーや紅茶のレベルアップはしませんでした。シェフにとってそれほど重要で無いということと、コーヒーや紅茶業界に料理やワイン・デザートのレベルに匹敵するものが少なかったということも大きいでしょう。(コーヒー美味しくしても売上上がらないと言われたことは忘れません。自店の食事を心地よくしたくないのかと思いました。)昔のフレンチやパティシェのシェフは育ったのが戦前戦後だと暮らしは和風ですので・・・修行で覚えるしかありません。フランス菓子のシェフが自分のお菓子にインスタントコーヒー出してきた時は腰が抜けました。まぁ、そういう時代だったということです。(もっとも、今でもイタリアやフランスのコーヒーはこうなんだというシェフは多いです。決してクオリティ高いわけではないのに)そんな時代から時が流れて30年40年経って・・・ようやくコーヒーの美味しさが認識されてきた様です。要するに今までは、コーヒーマニアがこだわる美味しさだったのが・・・食事の一部としてのコーヒーになってきたのかなぁーと、嬉しいものです。さかもとこーひーは家庭向けでも、オフィス向けでも、カフェやレストラン向けでも・・・・一部のマニアが喜ぶ魅力よりも、それぞれの場面で喜んで、自然に馴染む魅力を大切にしてきました。話しが進むと・・・素材や生産者のこと、焙煎やブレンドのこと、コースの最後のコーヒーの役割と・・・話しが噛み合ってきました。30年目40年前の町場のフレンチの実態やその後のカジュアルなフレンチの魅力の広がり・・・自分の息子世代のシェフとこれからのコラボが楽しみになってきました。おっと、やっぱり坂本は30年早かったのかと独りごちてしまいました。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.03.02
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プロのつぶやき1302「最高の二番手」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。先週は寒さが和らいだのですが、今週は朝の冷え込みが厳しく・・・さらに、コーヒーの生豆が洒落にならない高騰で・・・同じ生豆が2ヶ月で25%30%高くなり、震えます・・・勿論使いませんが・・・月火の定休日は、コーヒー豆の急騰対応に追われていました。情報を集め、使えそうな豆を探し、使い道を判断して、抑えました・・・これで今年の値上げを最低限に抑えられそうです。厳密に言うと同じようにはならないのですが・・・同じタイプの味わいにはできそうです。あの手この手、50年のキャリアを生かして・・・さまざまなルートを使い、お値打ちの豆を見極めています。クオリティを落とさず、同じような味わいにが基本です。(それでも、仕入れは上がっていますが・・・円高傾向が感じられるので、円高進むと助かりますが・・・。)と、バタバタしていたら・・・おゆみ池本店移転1ヶ月が経ちました・・・わかりやすい看板付けたのですが、もう少しわかりやすくと、真四角な袖看板を付けようと思っています。開店以来隠れるようにしてきたさかもとこーひーでしたので、少しでも見つけやすく心がけています、今更ですが(笑)自宅ガレージを改装しての独立・・・旧本店は駐車場が2台ありましたが、停めにくい・・・おゆみ野店は2台停めやすかったけど、裏通りで分かりにくい・・・おゆみ池本店は3台停められて、バイパス沿いで、地元では分かりやすいおゆみ池湖畔になりました。そして、2店舗が一つにまとまり、スタッフが集合して・・・スペースもなんとか確保して動線が良くなり、ストックもしやすく・・・通販、来店と忙しくてもバタバタしないようになっています。先日の日曜日はさかもとこーひーはケーキ屋さんか!と思うように、一日中来店がありましたが・・・スムースに落ち着いて接客できました。そんなこんなで・・・毎週聴いているTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」のゲストが堺正章さんで・・・昔の東京弁でリズム歯切れ良く、間の良い落ちやボケがあって、TVの時とは違う喋りでご機嫌でした。「最高の二番手」(堺正章著)の宣伝も兼ねていたので・・・早速ポチって読みました。昭和の芸能史を織り交ぜながら・・・五勝四敗一分けくらいが人生は面白い・・・しゃべりのセンス・・・柔軟に生きると言うこと・・・どうすれば魅力的になれるのか?・・・等々、結構マジな70代後半になっての芸人の振り返りに惹かれました。マチャアキと言えば、スパイダースのグループサウンズ時代、時間ですよや西遊記のドラマ、司会やかくし芸が印象に残っていますが・・・裏では舞台もやっているし、芸人そのものだったんですね。「最高の二番手」がテーマですが・・・達郎が若い時、一位では無くて二位でやっていきたいと相談したら、一位で無いと難しいとアドバイスされたそうですが・・・しかし、芸能界のメインストリームでは無くて50年ツアーやっていて、いまだに満員が続いていますので・・・「最高の二番手」になっています。高田文夫センセーは「人気は高さじゃなくて、長さだ」と言っています。同世代で還暦古希になっても元気にツアー回っているミュージシャンがいます・・・鈴木雅之マーチン、スタレビ、アルフィ、大貫妙子ター坊、矢野顕子あっこちゃん・・・共通しているのは自分のお客、ファンをしっかり持っていることですね。40年50年ツアーができるのは簡単ではありません。お客入らなければツアーできませんからね~。しかも、みんな大きな会場ではあまりしません、全国のホールを回ってます。さかもとこーひーはピークの無い商いを目指して、なんとか今でも商いできています。ピークを越えれば下ってしまいます・・・他の仕事はできないので、ゆっくりとそーっと少しずつお客さんが増えていくくらいなら、一生できそうです。最高の二番手も似たような意味合いでしょうか・・・もっとも、二番手でも、細分化された一部分では抜きん出たものがあるとも言えます。抜きん出たものがなかったらそもそも続かないでしょう。それもこれも戦後80年なんとか大きな騒乱に巻き込まれないで、文化が寸断されなかったからでしょう・・・大切にしたいものです。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.02.23
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プロのつぶやき1301「コーヒー急騰とさかもとこーひーの対応2025」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。2月も半ば、朝は冷え込みますが、昼間は明るい陽射しでぽかぽか陽気の千葉です。移転したおゆみ池本店は以前の本店よりも断熱がしっかりとしていて、エアコンも効いて暖かな環境で、働きやすいです。おゆみ野店はよかったのですが、本店は小屋みたいなもので、冬寒く、夏暑かったんです。2/14はバレッタインで、朝3歳の孫娘ちゃんから手作りのチョコが届きました。今までで一番うれしいチョコでした(笑)こんなにうれしいとは! 40年前テ・カーマリーの頃は朝からチョコをもらって、帰りにはデパートの紙袋2ついっぱいだったものです、あれが全盛期でした(笑)2/15(土)は今年初めての市内子供ルームでのこーひーレッスンでした。公民館でのこーひーレッスンも来年の分まで10件ほど予定入っていますので・・・いつものペースでこーひーのある暮らしを広めていきます。そんなこんなで・・・毎年高騰し続けているコーヒー相場・輸入価格ですが、今年さらに急騰して、業界は大手から個人店まで大変なことになっています。11月後半からの2ヶ月余りの急騰は歴史上かつてない状況になっています。さかもとこーひーが使っているスペシャルティコーヒーグレードの高品質コーヒーは10数年上がり続けていますが・・・コマーシャルコーヒーと言われる普及品もスペシャルティコーヒーと変わらない価格になっています。この5年でコーヒー全体としては3倍前後になっています、勿論円安の影響も大きいですし、投機の影響も大きいようです。同業者から毎月生豆仕入れる度に値上がりしているという声が聞こえてきていますが、さかもとこーひーは年間契約で・・・25年前からサスティナブル、フェアトレードの考え方がベースになっています。10年以上継続して使っている生産者の豆が多く、パートナーのインポーターさんと協力しての買い付けですので、多くの自家焙煎店のような問屋からのスポット買いよりはかなり安定して良い条件で仕入れができています。高品質な生豆を使っている自家焙煎店でも・・・クオリティと価格を比較して、毎年あちこちの生産者の豆を仕入れているお店も結構あります。さかもとこーひーは安定したクオリティと長くお付き合いできる生産者と出会ったら、よそ見をしないで使い続けるようにしています。そうすることによって、生産者のみなさんが安定した価格で販売できて、それがクオリティにも関係するからです。さかもとこーひーとしても、毎年毎年安定したクオリティと値上がりしても最低限の値上がりで使えます。(もう、目新しい素材に一喜一憂するような年では無いですしね(笑)・・・コーヒーの魅力の可能性も、お客さんの求める魅力も身体に入っていますしね!)目新しさに頼らなくても地道に商いできるということでもありますが・・・先日、ブラジル、コロンビア、タンザニア、マンデリンのサンプルをカッピングして、1年分の契約しました。次は春夏でグアテマラ他中米、アフリカのエチオピア他の契約になります。他店よりも恵まれていると言っても高騰していることには変わりがありません。しかし、さかもとこーひーは安売りでも無いし、マニア向けの店でもありません。「ホームこーひー」「ホームタウンこーひー」を大切にして32年間営業してきましたので、常連さんの暮らしの中のこーひーですから、高品質ながらオーバースペックにならないよう、価格も日常的な価格を大切にして、美味しさも常連さんのお好みにフォーカスしています。カフェやレストランへの卸も増えていますが、さかもとこーひーと相性の良い、それぞれのお店に合ったクオリティ、価格、味わいを安定してお届けしています。今は昨年の在庫がありますが、在庫を使い切って新しい豆になったら順番に価格が変わるこーひーが出てきます、変わらないこーひーもあります。エチオピアやマンデリン、グアテマラ、ブラジル等主力の豆の高騰が激しいので、そういったシングルオリジンはどうしても高くなりそうです。ブレンドはあの手この手を使って、味わいやキャラ、クオリティを維持しながら価格も抑えたいと思っています。これを機にオーバースペックを見直し(良い豆があるとついつい使っていました)・・・基本的なクオリティや魅力にフォーカスし、より日常の暮らしに寄り添った美味しさをお届けしていこうと思っています。まぁ、そうは言っても・・・すぐどうのこうのという話しでは無くて、春から夏と、秋冬の一年かけてのことになります。素材の変化は何度も経験してきていますので、今更ジタバタはしませんが・・・こういう変化の時はチャンスと捉えて・・・長く定番でお届けしてきたこーひーをさらに磨いていくきっかけにします。より「まろやかな美味しさ」と「ゆたかな香り」を磨いて、お届けしていこうと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.02.16
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プロのつぶやき1300「蕎麦つゆとコーヒーのブレンドの共通点に膝ポン」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今週は冷えましたねー・・・温暖な千葉でも零下になりました、天気が良ければ昼間はぽかぽかですけど。移転して3週間、仕事が気持ちよく回るようになってきました。メモ一つ、ボールペン一つ、ホッチキス一つ、必要な時にすぐに使えて・・・スタッフ一人一人の連携も良くなってきました。そうそう、ミスタードーナツがピエールマルコリーニさんとコラボしているので・・・買ってきて、みんなでおやつしました。フランボワーズを使った「クールココ フランボアーズ」は一人2個限定で人気なんですね。変形のハートに赤いフランボワーズがクールです。6種類買ってきて・・・色々と食べ比べましたが、ミスドよりもピエールマルコリーニに寄った味作りで爺にも美味しいです・・・こーひーと合わせるとさらに美味しい!最近のファミレスにも感じますが・・・大きな会社でも素材とレシピでかなりなものが出来ています・・・職人の個人技・手作りと言っても、工場生産によるクオリティや魅力が追いついてきてます。思い入れだけの中途半端な手作りやこだわりは通用しなくなりそうです。お客さんも成熟して物差しシビアになっていますしね。そんなこんなで・・・先日SNSでお蕎麦屋さんの「蕎麦つゆと昆布」の話しを見かけて印象的でした。昆布は塩気をマスキングするという話しから始まって・・・まぁ、これは化学調味料たっぷりのものは塩分に要注意という話しと通じていますが・・・乱暴に言うと昆布出汁は甘いと・・・そして、昆布出汁を使わなければシャープな辛口汁に出来上がると続きました。昆布をつかうなら砂糖を減らし・・・仮に昔のお決まりレシピで例えると、昆布無し・醤油・味醂・砂糖が・・・昆布有りだと砂糖の量を減らすんだということです、勿論昆布の量によって加減するわけです。なので、シャープな味わいにしたいもり汁には昆布を使わないで・・・ふくよかにしたいかけ汁には昆布を使うそうです、で、ここからば膝ポンだったのですが・・・味の数は少ない方が、素材感がクローズアップされるので・・・蕎麦を主体とするもりそばにはシンプルが良いので鰹だけになり・・・かけでは種物を想定するので・・・玉子とじとか、天ぷらとか・・・複雑な旨みが良いので複合的な出汁+昆布になるということです。コーヒーのシングルオリジンやブレンドでも似た話しになって・・・まず、シングルオリジンが個性が際立ちます、勿論魅力的な個性がある豆が前提ですが・・・ブレンドになると使う豆の種類が増えれば増えるほど豆の個性が弱くなっていきます。まぁ、同時にシングルオリジンには無いブレンドの個性をブレンドしていくわけです。そして、ブレンドしていけば、味わいが複雑になっていきますから(バランスが崩れやすいリスクも増えますが)・・・食事やスイーツ・デザートの味わいを受け止めやすくなります。勿論、シングルオリジンでも複雑さや豊かなボディがあれば、それだけで良いペアリングの可能性もあります。そんなあれこれを色々と組み合わせながら・・・ブレンドしたり、ペアリングしたりしているわけです。津田沼のブラウンサウンドコーヒーさんだと、春夏と秋冬で毎年エスプレッソブレンドを作っていますが・・・春夏「 レモンスカッシュのようなシュワっとした爽快感とすっきりとした甘み、ミルクと合わせるとレモンティーのような爽やかで心地よい香りと滑らかな飲み心地」・・・秋冬「 "ボルドーの赤ワイン" ミルクと合わせるとメルローワインとミルクチョコレートを合わせたような丸みのある角のない味わいとふくよかな果実味とココア感」・・・そんなリクエストが来て・・・それを1日2日でブレンドします・・・これでイメージが通じてしまうというのも不思議ですが、通じています(笑)幕張本郷のサンク・オ・ピエさんだと季節のコースのブレンドを作っていますが・・・ガトー・ジビエ(アーモンド粉、栗粉、オレンジピール、ラムレーズン、クルミ)、蜜柑のソルベ、カレボーのムース・ショコラ・・・ヴァローナマンジャリのガトーショコラ、ピエール・エルメ氏の塩カラメル・アイスクリーム、イチゴのタルトレット・・・コースのデザートに合わせてブレンドします。まぁ、それらは蕎麦つゆと昆布の話しと通じていて・・・一つ一つの素材を見つめて、どう仕上げていくかに尽きるわけです。素材を選び、焙煎して、ブレンドする・・・その背景にはどういう美味しさを届けたいかがあります。なので、色々と呑んだり食べたりも仕事のうちなんです(笑)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.02.09
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【ミモザカフェ】(200gパック)ダークな味わいと爽やかでキレの良さが人気の春の深煎りブレンド・・・華やかな余韻が春の息吹き、生き生きとした魅力になっていると思います。ベースになっている「深煎りエルサルバドル」が春らしい円やかで爽やかな味わいをつくり・・・「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」がまろやかなこくとキレの良さを出して・・・人気の深煎りブレンドになっています。こちらは、20年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが6年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…やさしい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。
2025.02.06
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【桜ぼんぼりカフェ】(200gパック)23年目の春の爽やか系ブレンド「桜ぼんぼりカフェ」・・・春らしい香りにまろやかな甘さを感じるようにブレンドしました。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいつから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう23年目になります。まず、春らしい香りとやさしい味わい・・・優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「ブラジル」…「モカ・イルガチェフェ」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。*今回から、「桜ぼんぼりカフェ」に500g袋(2160円/500gパック(税込))を用意しました、よろしくお願いします。
2025.02.05
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【花かすみ】(200gパック)4年目の「花かすみ」もおゆみ池本店開店記念ブレンドにしました・・・「はじまりの春」がパカマラでしたので・・・・「花かすみ」はゲイシャをブレンドしました。やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんなイメージです。そこに「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」をブレンドして、より華やかにおゆみ池本店開店をお祝いしました。「ブラジル・パッセイオ」「深煎りエルサルバドル」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」のブレンドです。やはり、ゲイシャの華やかさが印象的ですね・・・春の柔らかさとエレガントさがいいバランスになりました。2021年12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。その後、京都に用事があったので、季節は過ぎてしまいましたが鍵善良房に寄って名物の葛切りやわらび餅をいただいてきました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。
2025.02.04
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【はじまりの春】(200gパック)7年前におゆみ野店開店記念で作ったブレンドです・・・今回はおゆみ池本店開店記念のブレンドになります。春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力、甘さに包まれた円やかさ・・・の基本は大切にして・・・季節柄チョコレート系にも合うようにブレンドしました。使った豆は「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・開店記念ブレンドなので「パナマ・レリダ・パカマラ」を使って贅沢にお祝いしました・・・店主の好みに仕上がっています。柔らかな口当たり、上品で華やかな余韻、やさしい甘さに・・・深煎りグアテマラや深煎りコロンビアのボディ感がチョコレートにぴったり合います・・・そしてタンザニア・ムベヤがパカマラとの橋渡しにいい仕事してます。勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」の豊かなフルーツ感フローラル感が際立つ魅力になっています。ブレンドできて、プレスで淹れて、ゆっくりと味わうと・・・・やさしい口当たりから上品な香り、そしてボディ感が余韻を引き上げて・・・なかなかいいブレンドになったと思いました・・・まだまだ新しい魅力の可能性を感じました、お楽しみください。
2025.02.03
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プロのつぶやき1299「はじまりの春、花かすみ、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今朝は5℃で小雨もあってあまり寒さを混じませんでした・・・久々の湿り気が嬉しいです。おゆみ池本店に移転して、2週間が過ぎました・・・おかげさまで、通販はいつも通り、来店のお客様がたくさんいらしてくれて、忙しくしています。20日ぶりくらいの休みになった月火は本店とおゆみ野店の鍵を返したりお店の受け渡しをしました。これで一件落着・・・これからはおゆみ池本店に集中です。この半年くらい通常の業務と移転の段取りで気を張ってきましたので(その割には落語やライブに食事会と多いと突っ込まれていますが(笑))・・・なんだか気が抜けて、ぼーっとしています。移転ロスにならないようにします。これからおゆみ池本店にフォーカスして、みんなでより良い店作りをしていきます。そんなこんなで・・・1月のこーひーをお休みしてしまったので、2月の新しいこーひーのご紹介です・・・おゆみ池本店記念でパカマラとゲイシャを「はじまりの春」と「花かすみ」に使いました。今年はおゆみ池本店開店記念ブレンドとしてパカマラ使用の「はじまりの春」・・・ゲイシャ使用のおゆみ池本店開店記念ブレンド「花かすみ」・・・23年目の春の訪れを告げる爽やか系「桜ぼんぼりカフェ」・・・20年目の春の深煎り系「ミモザカフェ」・・・春に向けて4つのこーひーです、お楽しみください。*今回から・・・「桜ぼんぼりカフェ」と「ミモザカフェ」に・・・500g袋(2160円/500gパック(税込))を用意しました、よろしくお願いします。【はじまりの春】(200gパック)7年前におゆみ野店開店記念で作ったブレンドです・・・今回はおゆみ池本店開店記念のブレンドになります。春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力、甘さに包まれた円やかさ・・・の基本は大切にして・・・季節柄チョコレート系にも合うようにブレンドしました。使った豆は「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・開店記念ブレンドなので「パナマ・レリダ・パカマラ」を使って贅沢にお祝いしました・・・店主の好みに仕上がっています。柔らかな口当たり、上品で華やかな余韻、やさしい甘さに・・・深煎りグアテマラや深煎りコロンビアのボディ感がチョコレートにぴったり合います・・・そしてタンザニア・ムベヤがパカマラとの橋渡しにいい仕事してます。勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」の豊かなフルーツ感フローラル感が際立つ魅力になっています。ブレンドできて、プレスで淹れて、ゆっくりと味わうと・・・・やさしい口当たりから上品な香り、そしてボディ感が余韻を引き上げて・・・なかなかいいブレンドになったと思いました・・・まだまだ新しい魅力の可能性を感じました、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【花かすみ】(200gパック)4年目の「花かすみ」もおゆみ池本店開店記念ブレンドにしました・・・「はじまりの春」がパカマラでしたので・・・・「花かすみ」はゲイシャをブレンドしました。やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんなイメージです。そこに「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」をブレンドして、より華やかにおゆみ池本店開店をお祝いしました。「ブラジル・パッセイオ」「深煎りエルサルバドル」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」のブレンドです。やはり、ゲイシャの華やかさが印象的ですね・・・春の柔らかさとエレガントさがいいバランスになりました。2021年12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。その後、京都に用事があったので、季節は過ぎてしまいましたが鍵善良房に寄って名物の葛切りやわらび餅をいただいてきました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。1620円/200gパック(税込)【桜ぼんぼりカフェ】(200gパック)23年目の春の爽やか系ブレンド「桜ぼんぼりカフェ」・・・春らしい香りにまろやかな甘さを感じるようにブレンドしました。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいつから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう23年目になります。まず、春らしい香りとやさしい味わい・・・優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「ブラジル」…「モカ・イルガチェフェ」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。*今回から、「桜ぼんぼりカフェ」に500g袋(2160円/500gパック(税込))を用意しました、よろしくお願いします。1080円/200g、2160円/500gパック(税込)【ミモザカフェ】(200gパック)ダークな味わいと爽やかでキレの良さが人気の春の深煎りブレンド・・・華やかな余韻が春の息吹き、生き生きとした魅力になっていると思います。ベースになっている「深煎りエルサルバドル」が春らしい円やかで爽やかな味わいをつくり・・・「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」がまろやかなこくとキレの良さを出して・・・人気の深煎りブレンドになっています。こちらは、20年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが6年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…やさしい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。*今回から、「ミモザカフェ」に500g袋(2160円/500gパック(税込))を用意しました、よろしくお願いします。1080円/200g、2160円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.02.02
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プロのつぶやき1298「さかもとこーひーおゆみ池本店スタートしました」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。1/22(水)さかもとこーひーおゆみ池本店無事開店しました・・・移転の為9日間の長い臨時休業でご不便おかけしました。朝からたくさんのお祝いが届き・・・お店がお花屋さんのようになりました。43年前の最初の独立紅茶の店テ・カーマリー開店を思い出しました・・・有り難さに、身が引き締まる思いです。移転では、生豆、焙いた豆を運び・・・焙煎機を移設し、煙突を3階まで立てて・・・電気工事、ガス工事・・・作業台やパソコンにプリンター、ミルにシーラー運んで・・・いらなくなったものを廃棄して・・・作業スペースのレイアウト・・・なかなか大変でした。まぁ、息子二人とスタッフさん頼りですが(笑)以前の本店が13坪、今度のおゆみ池本店が16坪と3坪の違いですが・・・この3坪のスペースがストック用として重要なんです。生豆、焙き豆、コーヒーバッグやアルミ袋のダンボール箱・・・パッキングするスペース、通販のパッキングした袋を置くスペース・・・パソコン、プリンター、通販システム・・・なんだかんだ場所を必要とします。さかもとこーひーの特徴としては・・・シーラー(アルミ袋をシールします)が4台あることでしょうか・・・秤も4台・・・200Vのデッティングミルが2台、通常の業務用ミルは3台・・・レーザープリンターが4台、パソコンが5台・・・表に出ませんが、ビーンズショップの心臓部です。カフェだったら30席40席取れる広さなんですが・・・カフェではありません・・・無料の試飲はありますが。以前は煙突が1階の上まででしたが・・・おゆみ池本店は3階のビルの上までまっすぐ立っています。これが排気が強くなったので・・・ダンパーという排気を調整する弁で排気をコントロールします。かなり排気が強くなったので・・・カッピングしながら微調整しました。まずは、半端な豆を集めたテスト用の流し豆をインポーターさんから送ってもらい・・・火力や温度進行、排気等チェックして・・・だいたいバランス掴んだら使っている生豆でテスト焙煎し、カッピングして調整を何度か繰り返しました。あとは、通販システムが更新のタイミングなので・・・パソコンも新しくなって、Wi-Fiも性能上げて、ストレス減りました・・・さかもとこーひーステップアップです。来店のお客様、通販のお客様、卸のお客様・・・これからも、それぞれのお客様に安定してこーひーをお届けしていきます。今までは、通販が忙しくて、支店が暇でも通販を手伝えないし・・・支店が忙しくても手伝いに行けませんでした・・・それぞれがその場で頑張っていましたが・・・家族4人とスタッフさん3人がおゆみ池本店に集まって、無理無駄なく仕事に集中していけます。まだまだ細かい調整や仕組み・段取りのバージョンアップは必要ですが・・・毎日仕事しながら、不便なところを改善しています。若い人はすぐ対応できますが、年取ると慣れるのに時間かかりますね(笑)変化に弱い・・・現場仕事はボトムアップが基本ですので、現場に従います。開店当日は、長く臨時休業していたので・・・通販のご注文はたまっていましたし・・・来店は常連の皆さんがお祝いがてらいらしてくださいました。皆さんに喜んでいただいて、とっても励みになります。これで新しいさかもとこーひーの土台ができましたので・・・去年高騰したコーヒー相場が、今年はさらに高騰するようで、大手の会社も自家焙煎店・カフェにとってもさらに厳しい年になりますが・・・そこは、50年のキャリアをフル動員し、常連さんの暮らしに寄り添えるよう対応していきます。素材の手当て、品揃え、味作りと・・・まだまだ爺いの出番が待っています・・・よろしくお願いします。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.01.26
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プロのつぶやき1297「さかもとこーひーおゆみ池本店開店」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店いたします。おゆみ池本店月曜・火曜 定休日10時~18時260-0813 千葉市中央区生実町1736番地 サングリーンおゆみビル101号室TEL&FAX 043-263-4703フリーダイヤル0120-0417511/13(月)からおゆみ池本店への移転のため臨時休業いただいています、ご不便おかけしています。予定通り、1/22(火)開店いたします。移転準備とお正月休み明けでただでさえ忙しいのに・・・1/7(火)は志の輔PARCOで渋谷まで・・・1/16(木)17(金)と達郎大宮に行ってきて、疲れを感じながら移転をしました。焙煎機の移設が1/14(火)15(水)だったのですが・・・焙煎機の移動と3階までまっすぐ伸びる煙突工事が無事終わりました。煙突は、肝心のこーひーの味わいに大きな影響があります・・・基本煙突の曲がりが少なくて、短いと安定した焙煎がしやすいのですが・・・今回は3階まで長いんです、まぁ曲がりなくまっすぐ伸びていますので、そこは良いです。そしてテスト焙煎すると、排気がとっても強くて、ダンパーという排気の弁の調整を2回3回として整えました。この辺は、焙煎のサポートで様々な環境で焙煎調整してきていますので、その経験が役立っています。全てカッピングで判断してチューニングします。実際の店の引越しは・・・生豆や焙煎豆からスタートして、順番にひたすら運び・・・レイアウトを大体でしていきながら、実際の棚や作業台を並べながら・・・仕事の動線に合わせていきます。スタッフさんの動きも聞きながら微調整していきます。おかげさまで、臨時休業中も通販の注文が毎日入ってきて・・・お店の方にも常連さんが差し入れしてくれたり、近所の方が覗いてくれたり・・・新しいお店の雰囲気が出てきました。そんなこんなで・・・1/19(日)20(月)21(火)で仕上げて・・・1/22(水)さかもとこーひー32年目のおゆみ池本店開店です。多分、店主坂本としては、最後のお店になる予定です(これで5回目の開店ですが、こんなに疲れたのは初めてです(笑))さすがに歳とったなぁーと実感しています。おゆみ池本店になって、今まで以上に息子二人が仕事のメインを担っていきますが・・・坂本は「疲れる前に休む」を心がけて、コンデションを整え、長く、とりあえず70代の10年を意欲的に、こーひーをお届けしていこうと思っています。勿論、美味しいもの食べたり飲んだり、ライブに行ったりも楽しみながら・・・。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.01.19
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プロのつぶやき1296「VINTAGE さかもとこーひー」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定です今日1/12(日)でさかもとこーひー本店・おゆみ野店は大団円・・・本店は2008年開店して17年目、おゆみ野店は2018年に開店して7年、さかもとこーひーとしては1993年開店で32年目・・・2025年はおゆみ池本店での新しいステップです。まずは、焙煎機を移して煙突立てて・・・本店おゆみ野店からなんだかんだ移します。電話やWi-Fi、通販システム、レジ、作業台、ミル、シーラー諸々ですね。焙煎機移して、煙突変わると、排気が変わって同じようには焙煎できないものですが・・・その辺はたくさんの焙煎サポートしてきて経験豊富ですから問題無いでしょう。このひと月は看板つけて、電気工事、エアコン、トイレも新しくして色々と段取りしてきましたが・・・今週は9日間の臨時休業前の忙しさの中・・・志の輔PARCO、達郎大宮2daysと3回もライブに行ってきました(笑)最初は定休日の志の輔PARCOだけの予定が達郎の風邪による延期でハードスケジュールになってしまったのです、言い訳ですが(笑)さらに錦織選手の2025年開幕戦香港オープンがあって、なんと準優勝、素晴らしい勢いで今日から全豪オープンで追いかけるのが忙しいです・・・さらに大相撲も始まるし、Netflixでは「阿修羅のごとく」がスタート・・・仕事なければ楽しいリタイア暮らしなんですが、移転と重なってしまいました(笑)そんなこんなで・・・長い故障でランキングが無くなり、昨年の春でもなかなか痛み・故障が癒えず試合に出られなかったのに・・・夏から急激に復活、500位以下からあっという間に100位、今は74位、わずか半年のことで・・・今更ながらに圭の天才ぶりが伝わってきています。最近、海外のテニス配信で「VINTAGE NISHIKORI」「VINTAGE KEI」が目についています。18歳でのツアー優勝から、全米準優勝、ランキング4位、毎年のようにシーズン最後のトップ8位以内のファイナルズ出場といった若い頃の活躍から・・・35歳になった復活と目を見張るプレイが「VINTAGE」だと・・・確かに、若い頃のキレキレのプレイとはひと味違って、さらに上手くなっている印象です。まぁ、驚異的なスタミナのタンク量はまだ戻っていないようですが!oldでもない、outdatedでもない、VINTAGEだと・・・年を経て、価値のある、魅力的な、成熟したプレイ試合内容といったような意味かなと受け止めています。古くて価値がある、高い、年代物といった感じもあるでしょうか・・・元々はワインの製造年から広まったようです。そういった感慨のもと・・・志の輔PARCOを観に行ったら・・・初期の人気新作落語の「緑の窓口」から今回の新作、そして古典の「文七元結」・・・締めはいつものように長唄のお師匠さんたちが並んでの三本締め・・・これが第一回からの吉例になっていて、なんとも言えないいいものです。「文七元結」は、最近だけでも談春、談笑、志の輔と聴きましたが・・・談春師の博打の怖さ、談笑師の親子の哀しさとそれぞれが違って、それぞれが素晴らしく・・・志の輔師は70代になって40代50代60代とも違う「VINTAGE 志の輔」の深い説得力に驚きました。そして、達郎大宮2days・・・風邪での延期からひと月半経って、喉が心配でしたが・・・調子よく目眩く3時間、ちなみに志の輔師も3時間・・・久しぶりに演る大好きな曲が何曲もあってご機嫌でした。バンドも若手のそれぞれの魅力が馴染んできて・・・特にコーラスとサックスのテイストに惹きつけられました、素晴らしい、「VINTAGE 達郎」の魅力を支えています。30代40代50代60代とそれぞれの時代の曲を聴きながら・・・特に30代40代の商売がまだまだ軌道に乗っていない頃にCDやライブでエネルギーもらったことが思い出され・・・あぁー、あの頃は必死だったなぁーと、今はあのような切迫したエネルギーはもう無くなってしまったと・・・まぁ、今もそんな切迫感あったら身体が持ちませんが(笑)それにしても志の輔師も達郎も70歳超えて枯れていない、成熟しながら生き生きとした芸が「VINTAGE」だなと!そして志の輔師の客出しの曲は達郎の「ラヴィアンローズ」、達郎の客出しの「That’s my desire」 聴きながらの帰りはなんとも満足感に浸り・・・「VINTAGE さかもとこーひー」について考えていました。若い頃、紅茶の店テ・カーマリーの頃は紅茶の魅力を伝えたくて、そしてさかもとこーひーになって自家焙煎の職人仕事の魅力を伝えたかったのですが・・・年を重ねて、自分も常連さんも成熟してきて・・・成熟した常連さん向けのおいしさ、お値打ち、価値、魅力にフォーカスするようになりました。まぁ、新品のデニムのような感じのテイストでしょうか、30年40年経ちました。もうどうやっても、素材の選び方、焙煎の仕上げ、ブレンドのバランスとさかもとこーひーでしか無いですし・・・それよりも、常連さんの暮らしに馴染む味わい・・・長く穿いて身体に馴染んだデニムのようなテイストが、暮らしの中のこーひーとしてフィットするのかなぁーと思うようになりました。すると、ご新規のお客さんには最初からすっと馴染む味わいになってきたようです。そして、これからもさかもとこーひーの紅茶カームデイズのように・・・心静かな、気持ちが落ち着くようなイメージを大切にしていきたいと・・・「VINTAGE さかもとこーひー」を目指す70代がイメージできてきました。おゆみ池本店への移転が近づいてきたら、20年30年の常連さんからメールや葉書でとっても嬉しいお言葉をいただいています・・・中にはお祝いを送ってくださったご常連さんもいらっしゃって・・・とっても、励みになります。志の輔師も達郎も新しいお客さん増えているのが分かりますが・・・昔からのコアーなファン・常連だけでは無くて、ご新規さんもすっと馴染める感じが心地よいです。さかもとこーひーは徐々に息子二人に仕事を任せていきますが・・・とりあえずこれから10年70代を常連さんにもご新規さんにも馴染みやすいお店を心がけていきたいと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.01.12
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プロのつぶやき1295「おいしいってなんやろ?新春こーひー放談」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定です明けましておめでとうございます。1/4(土)から通常営業しています、今年もよろしくお願いします。1/13(月)~01/21(火)店舗移転のため臨時休業いたします。1/22(水)おゆみ池本店開店予定です、ご不便おかけします。12/30午前中に息子二人と焙煎機の掃除して、その後おゆみ池本店の段取りしました。毎年紅白はほとんど観ないのですが(格闘技あるので)・・・今年はB’z、アルフィー、矢野アッコちゃんと堪能しました。それにしてもアルフィーもアッコちゃんもキャリア50年で紅白メインはるようなタイプではなかったのに・・・昔は演歌や歌謡曲のザ芸能界のお祭りだったのが、時代が変わって行ってますね。元旦は家族集まってお墓参りしてから新年会・・・孫の成長が嬉しいです。そして錦織圭選手のシーズン開幕戦、香港オープン・・・昨年後半から怪我が癒えて、調子を上げて・・・緒戦シャポバラフ、2回戦19位ハチャノフと見事な勝利、19位のトップ選手とがっぷり四つに戦い、押し切って・・・今の力を計れます、今晩決勝です。そして、暮れにニッポン放送うえちゃんの「あさぼらけ」聴いたら、昔桃井かおりが主演したドラマの主題歌「夜明けのマイウェイ」が流れて・・・懐かしいなぁーと・・・「アイミタガイ」という黒木華主演の映画で最後に流れて、うえちゃんが良かったと言ってました。たまたまU-NEXTで見つけて観たら・・・なんとも感情を撫でられたようで、静かでいい映画でした・・・風吹ジュン、草笛光子が出ていたのも良かった。そんなこんなで・・・暮から正月に「ほんまに「おいしい」ってなんやろ?」村田吉弘著を読んでました。京都の料亭菊乃井の3代目の跡取り長男村田さんの「私の履歴書」的な内容です。村田さんは40年くらい前紅茶の店テ・カーマリーやっている時に月刊専門料理で京都の若手料理人の勉強会の一番年下のメンバーとして参加していて、知りました、僕より4歳年上ですね。時々記事になっていたのでチェックしていたら・・・カウンターの店出したり、東京進出で赤坂に店出したりで・・・老舗の「ぼん」でお調子者かな?っていう印象でした。「おいしい」についてはそれほどメインの内容では無くて・・・ご自身のキャリアを振り返りながら、料亭というビジネスモデルを時代の変化の中で考えているような感じです。初代と「ぼん」の違い・・・大学卒業後のパリ放浪・・・よその料亭での修行・・・広島サミット、日本料理アカデミー、無形文化遺産・・・。そして「おいしい」・・・最近の高額店、予約困難店、おいしいの大安売りと苦言を呈したり・・・うますぎる料理、残心のある料理、お客さんが二日三日経ってうまかったなぁーと思う、そのくらい控えめなくらいのおいしさ・・・そんな話しに続いていました。新橋京味の西さんは・・・「高いものだけがおいしいわけじゃない」「めずらしいとおいしいものは違う」「奥のある味」とおっしゃってました。まぁ、僕に言わせればそれぞれのビジネスの「おいしさ」であって・・・「おいしさはあるものじゃ無くて、感じるもの」だと思っているので・・・どれも正解なんでしょう。同じこーひーを飲んで美味しいとか、感動したとか言ってもらえることもあるし、普通とか好みでは無いと言われることもあります。さかもとこーひーの常連さんであっても・・・お好みも様々、飲む量も様々、ご予算も様々・・・さかもとこーひーに求める価値や魅力も様々・・・まぁ、常連さんの範囲でその様々なものに応えてきたし、これからも時代の変化、素材の変化とともに応えていくわけです。ビーンズショップなので、実際に淹れたり飲んだりするのもお客さん次第の中で・・・クオリティや味わいのバリエーションを揃えていくことをしているわけです。カフェなら淹れて・・・これがうちの味ですってことになりますが・・・そこが根本的に違うわけです。料亭のおいしさもあれば、居酒屋のおいしさもあります・・・お店よりもおいしいもの好きなお客さんの方がその辺を自由自在に使い分けて、楽しんでいるように思います。その辺、いつの間にかお店よりもお客さんの方が成熟したなぁーという思いがあります。ただ料亭・グランメゾンというビジネスモデルが曲がり角にきている危機感が伝わってきました。フレンチでも和食でも個人では今更料亭やグランメゾンは出来ないし・・・小さなお店で美味いものを食べてもらうスタイルが増えていますし・・・その中でもオーセンティックな店もあるし、村田さんが仰っている居酒屋料理を並べたような日本料理の店もあります。コーヒーでもバリスタが淹れたコーヒーを楽しむ店もあるし・・・さかもとこーひーのように、家で日常的に楽しむコーヒーのおいしさを目指している店もあります。まぁ、村田さんも坂本も歳をとりました(笑)菊乃井でお弁当を頂ける「無碍山房」というお店を出したそうなので、今度京都に行ったら寄ってみたい思います。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.01.05
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プロのつぶやき1294「大きく動く、年忘れこーひー放談2024」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休みです-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定です2024年最後の「プロのつぶやき」になりました。一年で一番忙しい1週間・・・そこに年明けにおゆみ池本店への移転が重なり・・・さらに年々ポンコツになっていく店主・・・なかなか厄介でした。クリスマスは孫へのプレゼントが一番の喜びで・・・お正月は家族揃っての新年会・・・そして志の輔PARCOに、延期になった達郎大宮・・・おゆみ池本店への引越し・・・まぁ、ありがたいことです。志の輔師も達郎も毎年毎年ライブに通って・・・志の輔師3時間オーバー、達郎3時間半のバリバリ元気な頃から・・・最近の古希超えてもなお生き生きとしたライブまで・・・ファンとして楽しく一緒に歳とりました。最近は30代40代の芸人ミュージシャンも楽しみますが・・・楽しみはあと10年くらいかと思うと、彼らの60代観たいなぁーと欲が出てきます(笑)談春・談笑のお二人の60代は楽しみです。そんなこんなで・・・「年忘れこーひー放談2024」で振り返ってみます。飲食業界・コーヒー業界にとって、とっても厳しい一年になってしまいました・・・去年の秋くらいから閉店するカフェや飲食店が目立ってきて、そして今年の夏前、夏、秋とさらに加速しました。コーヒー業界はコーヒー相馬高騰、円安、お客様の財布も締まって・・・大手も個人店も厳しくなっています。さかもとこーひーも同じく大変ですが・・・40年間個人店の厳しさが身に染みた商いしていますので、大きく儲かることもありませんが、親子3人が暮らせています・・・全盛期のない商いがテーマですので。ここ数年は息子二人への事業承継を考えて・・・色々と物件を探してきましたが、なかなか見つかりませんでした。本店と支店を統合して、息子二人が一緒に働けるようにして、生産性を上げ、さらに二人が世間並みな労働環境、まぁ休みとか労働時間ですが、になるように考えてきました。店主のように初代は好きで始めた店ですから、休み無し、12時間労働でも構いませんが・・・息子たちは、家庭もありますし、働きすぎなくても食べていけることを目指しています。おかげさまで、偶然おゆみ池本店の物件が空いて、即連絡とって、地元の不動産会社扱いで話しが進みました。還暦になった時に、60代は人生の秋で、これから心地よい秋が始まると・・・「はじまりの秋」をブレンドしましたが、もう10年経ってしまいます。来年は古希を迎えますので・・・70代は人生の晩秋でしょうか?・・・不死身だった頃が遠い昔になって、年々ポンコツになっているのを自覚しています。しかし、集中力や感性はまだまだ衰えていないと感じていますが・・・それが長時間保ちません。3時間4時間経つとタンク残量が減ってしまいます。ボクシングやテニスをよく観ますが・・・どちらもスタミナ勝負で、タンク残量によってパフォーマンスがガクッと落ちてしまいます。健康に産んでくれた親に感謝ですが・・・大きな病気も怪我もなく、仕事もほとんど休みません。最近の若いカフェ店主は、独立直後から定休日しっかりとったり、臨時休業も多く・・・そんな商いでは長く続けられないと危惧していますが・・・そういうお店が次々と消えていって、現実の厳しさを感じます。まぁ、とりあえず80歳くらいまでは健康に仕事したいので・・・疲れる前に休む!を心がけています。40年くらい前に観た「黄昏 On Golden Pond」を思い出します。ヘンリー・フォンダとジェーン・フォンダの親娘共演で・・・デイブ・グルーシンの音楽と夕焼けが印象に残っています。その時のヘンリー・フォンダが76歳だそうで・・・人生の黄昏を美しく描いていて、最初に観た頃には感じなかった実感があります。2025年は去年今年よりもさらに仕入れ状況が厳しくなると業界で騒がれていますので・・・情報を集め、生豆を手当てし・・・品揃えも常連さんの暮らしにマッチしたクオリティと魅力にフォーカスして・・・さかもとこーひーのある暮らしをお届けしていきます。キャリア、情報、知識、カッピングスキル、焙煎、ブレンドと総動員です・・・おゆみ池本店に移りますし・・・そのくらいのエネルギーはまだまだあります(笑)さかもとこーひーはおゆみ池本店へ移転して、大きく動きます。良いお年をお迎え下さい。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.29
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【ベラ・ノッテお正月】(200gパック)さかもとこーひーの秋冬人気NO1の24年目「ベラ・ノッテ」のお正月バージョンです。お正月用ベラ・ノッテは・・・まろやか、まったり、少しダークな美味しさです。和菓子、チョコ、ケーキにもぴったりです。暖かな部屋でゆったりとリラックスできますねー。まったり円やかなビターでダークな味わい、豊かなコクときれいですっきりとした後味で深煎りグアテマラ、深煎りコロンビア、タンザニア・ムベヤのブレンドです。まろやかなコーヒー感でどなたのお好みにも合うようイメージしています・・・チョコレートやあんこにもぴったりです。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も23年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2024.12.25
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【新春・夢カフェ】(200gパック)16年目の「新春・夢カフェ」を「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」を使って、新しくブレンドしました。新春らしく、きれいな味わいで華やかな魅力・・・フローラル&シトリックなキャラが顔を出してエレガントさへと・・・余韻は柔らかな口当たりと甘さに「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」の鮮烈さが追いかけてきます。「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」のシングルオリジンの味わいとはまた違った魅力で、きれいで華やかでエレガントな美味しさ、苦くも無くて、酸っぱくも無くて・・・冷めると、やさしい味わいにベリーや柑橘の入った高級チョコレート感が心地よく長い余韻となります。上質な日本酒や白ワイン、シャンパーニュに通じる魅力を感じました。使ったこーひーは・・・「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」です。 ブラジル・パッセイオのやわらかな味わいに、モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・ウマミ・ゲイシャのシトリック&フローラルの華やかさが新春を寿ぎます。苦くも無くて、酸っぱくも無くてどなたにも親しみやすく・・・ゆたかな香りや華やかな余韻が印象的に感じられると思います。勿論、和菓子やケーキ、チョコレートと一緒に和めるでしょう。お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2024.12.24
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【エチオピア・ウマミ・ゲイシャ】(200gパック)毎年暮れにお届けしている鮮烈な華やかさが魅力的な「ゲイシャ種」・・・今年は、まろやか豊かなコクに鮮やかなシトリック&フローラルさが際立つ「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」です。ひと口目まろやかで豊かなコクと甘さに、きれいで鮮やかなシトリック&フローラルな香りと味わいが長い余韻まで惹きつけられます。少し冷めると、エレガントさと様々な味わい、ワイニー、フローラル、アールグレイ、ベリー、アプリコットと重曹的に押し寄せて・・・さすが「ゲイシャ種」と頷きました。冷め切ると、フルーツ感と甘さのバランスがよく、長い長い余韻が楽しいです。ここ数年業界で人気になっている「ボジョレー製法/ナチュラルアナエアロビック」ですが・・・どうもバランスが好みでは無くて、アナエアロビック製法の強い味わいやクセが気になって使ってきませんでしたが・・・「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」はバランスよく、エレガントさが素晴らしく、ご紹介いたします。エレガントさに豊かなコク、さらにゲイシャ種のシトリック&フローラルな香りとそこに柑橘やベリーの入った高級ショコラような長く魅力的な余韻が素晴らしいと思います。ベリー系のスイーツや生チョコにもぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。お正月休みや真冬に暖かな部屋でまったりゆったりと味わうと、まろやかで豊かなコクと甘さ、重なる香りからの長い余韻、ご機嫌なひとときになると思います。ボジョレー製法のように自重で完熟実を潰し、その後の嫌気醗酵により、エチオピアゲイシャの持つ力強さが出汁の様な濃厚な旨味として表現されています。生産方法は、収穫した完熟チェリーを密閉したポリエチレン袋に入れて 4 日間嫌気下で発酵させます。すると、ボジョレー製法のように袋の内部では下の方から自重で完熟実は潰れていき、自然と醗酵が始まります。・農園名 : エチオピア・ボジョレー・UMAMI ・総面積: 1000ha・地域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区オジェムタ・標高 : 1100m・土壌 : 赤茶ローム層・品種 : ゲイシャ・収穫 : 9 月中旬~11 月末・平均降雨量 : 1200~2500 mm・平均気温 : 27~32°C・精製 : ボジョレー製法/ナチュラルアナエアロビック1 完熟チェリーをポリエチレン袋に入れ、4 日嫌気下で醗酵2 褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げる 3 18-21 日乾燥させます(日差しの強い日中 12-3 時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます)エチオピア南西部のベンチマジ地区はゲイシャで有名なエリアですが、BNT 社はオジェムタと呼ばれるエリアに1000haの土地を取得、農園開発を行いました。ゲイシャの種子は同国の品種の権威であるジマ研究所から調達しました。 しかしながら BNT が農園を所有したエリアは1100mという低地であり、中々風味特性豊かなコーヒーを作ることが出来ませんでした。ボジョレー製法のように自重で完熟実を潰し、その後の嫌気醗酵により、エチオピアゲイシャの持つ力強さが出汁の様な濃厚な旨味として表現されています。生産方法は、収穫した完熟チェリーを密閉したポリエチレン袋に入れて 4 日間嫌気下で発酵させます。すると、ボジョレー製法のように袋の内部では下の方から自重で完熟実は潰れていき、自然と醗酵が始まります。その後やや褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げ18-21日乾燥させます。日差しの強い日中12-3時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます。通常のエチオピアにはない不均一な生豆外観は、袋の位置で圧が異なり醗酵が異なる為もたらされるもので、外観とは裏腹に味わいに複雑さをもたらしていることに驚きます。ラムやウイスキーのような熟成した風味、柔らかな酸、魚からとるお出汁の様な旨みが日本人には馴染みがあるように感じます。自然と飲み進むコーヒーに仕上がっております。ですので、ブレンドにおいても加えることで重厚さが生まれ、深みのあるゲイシャブレンドになります。コロナ禍中に様々な試行錯誤を経て出来たのが本品となります。2022 年 12 月の訪問時に同社のテディさんから社長室で飲ませて頂き、素晴らしいと感じまして 2023 年より輸入をスタート致しました。
2024.12.23
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プロのつぶやき1293「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ、新春・夢カフェ、ベラ・ノッテお正月」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休みです-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定です12月も後半に入りました、昨日20日は冬至だそうです。これから日が伸びますが・・・冷え込みはまだまだこれから厳しいです。家を出る6時過ぎは暗いです。日の出が遅いのはお正月の頃だそうで、まだ朝が暗いです、日の入りは少しずつ遅くなっていくようです。12月らしく、通販も来店も忙しくなっています・・・そして「おゆみ池本店」への移転準備も進めています。2店舗を1店舗にまとめるので、手続きやらやることが多いです。もうキャパ超えていますが、一つ一つ段取りでしています。そんなこんなで・・・一年で一番忙しくなる年末からお正月向けのこーひーのご紹介です。お正月むけには鮮烈な華やかさの「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」・・・香りと上品な口当たりのゲイシャブレンド「新春・夢カフェ」・・・人気の深煎りブレンドがさらにまろやかに「ベラ・ノッテお正月」の3つです、お楽しみください。【エチオピア・ウマミ・ゲイシャ】(200gパック)毎年暮れにお届けしている鮮烈な華やかさが魅力的な「ゲイシャ種」・・・今年は、まろやか豊かなコクに鮮やかなシトリック&フローラルさが際立つ「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」です。ひと口目まろやかで豊かなコクと甘さに、きれいで鮮やかなシトリック&フローラルな香りと味わいが長い余韻まで惹きつけられます。少し冷めると、エレガントさと様々な味わい、ワイニー、フローラル、アールグレイ、ベリー、アプリコットと重曹的に押し寄せて・・・さすが「ゲイシャ種」と頷きました。冷め切ると、フルーツ感と甘さのバランスがよく、長い長い余韻が楽しいです。ここ数年業界で人気になっている「ボジョレー製法/ナチュラルアナエアロビック」ですが・・・どうもバランスが好みでは無くて、アナエアロビック製法の強い味わいやクセが気になって使ってきませんでしたが・・・「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」はバランスよく、エレガントさが素晴らしく、ご紹介いたします。エレガントさに豊かなコク、さらにゲイシャ種のシトリック&フローラルな香りとそこに柑橘やベリーの入った高級ショコラような長く魅力的な余韻が素晴らしいと思います。ベリー系のスイーツや生チョコにもぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。お正月休みや真冬に暖かな部屋でまったりゆったりと味わうと、まろやかで豊かなコクと甘さ、重なる香りからの長い余韻、ご機嫌なひとときになると思います。ボジョレー製法のように自重で完熟実を潰し、その後の嫌気醗酵により、エチオピアゲイシャの持つ力強さが出汁の様な濃厚な旨味として表現されています。生産方法は、収穫した完熟チェリーを密閉したポリエチレン袋に入れて 4 日間嫌気下で発酵させます。すると、ボジョレー製法のように袋の内部では下の方から自重で完熟実は潰れていき、自然と醗酵が始まります。・農園名 : エチオピア・ボジョレー・UMAMI ・総面積: 1000ha・地域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区オジェムタ・標高 : 1100m・土壌 : 赤茶ローム層・品種 : ゲイシャ・収穫 : 9 月中旬~11 月末・平均降雨量 : 1200~2500 mm・平均気温 : 27~32°C・精製 : ボジョレー製法/ナチュラルアナエアロビック1 完熟チェリーをポリエチレン袋に入れ、4 日嫌気下で醗酵2 褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げる 3 18-21 日乾燥させます(日差しの強い日中 12-3 時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます)エチオピア南西部のベンチマジ地区はゲイシャで有名なエリアですが、BNT 社はオジェムタと呼ばれるエリアに1000haの土地を取得、農園開発を行いました。ゲイシャの種子は同国の品種の権威であるジマ研究所から調達しました。 しかしながら BNT が農園を所有したエリアは1100mという低地であり、中々風味特性豊かなコーヒーを作ることが出来ませんでした。ボジョレー製法のように自重で完熟実を潰し、その後の嫌気醗酵により、エチオピアゲイシャの持つ力強さが出汁の様な濃厚な旨味として表現されています。生産方法は、収穫した完熟チェリーを密閉したポリエチレン袋に入れて 4 日間嫌気下で発酵させます。すると、ボジョレー製法のように袋の内部では下の方から自重で完熟実は潰れていき、自然と醗酵が始まります。その後やや褐変したチェリーをアフリカンベッドに広げ18-21日乾燥させます。日差しの強い日中12-3時と降雨を避ける為、夜間はカバーし、均一かつスローなドライイングで仕上げていきます。通常のエチオピアにはない不均一な生豆外観は、袋の位置で圧が異なり醗酵が異なる為もたらされるもので、外観とは裏腹に味わいに複雑さをもたらしていることに驚きます。ラムやウイスキーのような熟成した風味、柔らかな酸、魚からとるお出汁の様な旨みが日本人には馴染みがあるように感じます。自然と飲み進むコーヒーに仕上がっております。ですので、ブレンドにおいても加えることで重厚さが生まれ、深みのあるゲイシャブレンドになります。コロナ禍中に様々な試行錯誤を経て出来たのが本品となります。2022 年 12 月の訪問時に同社のテディさんから社長室で飲ませて頂き、素晴らしいと感じまして 2023 年より輸入をスタート致しました。3240円/200gパック(税込)【新春・夢カフェ】(200gパック)16年目の「新春・夢カフェ」を「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」を使って、新しくブレンドしました。新春らしく、きれいな味わいで華やかな魅力・・・フローラル&シトリックなキャラが顔を出してエレガントさへと・・・余韻は柔らかな口当たりと甘さに「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」の鮮烈さが追いかけてきます。「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」のシングルオリジンの味わいとはまた違った魅力で、きれいで華やかでエレガントな美味しさ、苦くも無くて、酸っぱくも無くて・・・冷めると、やさしい味わいにベリーや柑橘の入った高級チョコレート感が心地よく長い余韻となります。上質な日本酒や白ワイン、シャンパーニュに通じる魅力を感じました。使ったこーひーは・・・「ブラジル・パッセイオ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・ウマミ・ゲイシャ」です。 ブラジル・パッセイオのやわらかな味わいに、モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・ウマミ・ゲイシャのシトリック&フローラルの華やかさが新春を寿ぎます。苦くも無くて、酸っぱくも無くてどなたにも親しみやすく・・・ゆたかな香りや華やかな余韻が印象的に感じられると思います。勿論、和菓子やケーキ、チョコレートと一緒に和めるでしょう。お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテお正月】(200gパック)さかもとこーひーの秋冬人気NO1の24年目の「ベラ・ノッテ」のお正月バージョンです。お正月用ベラ・ノッテは・・・まろやか、まったり、少しダークな美味しさです。和菓子、チョコ、ケーキにもぴったりです。暖かな部屋でゆったりとリラックスできますねー。まったり円やかなビターでダークな味わい、豊かなコクときれいですっきりとした後味で深煎りグアテマラ、深煎りコロンビア、タンザニア・ムベヤのブレンドです。まろやかなコーヒー感でどなたのお好みにも合うようイメージしています・・・チョコレートやあんこにもぴったりです。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も23年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.22
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プロのつぶやき1292 「32年続けてきたこと」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休みです-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定です12月半ばを過ぎました・・・毎朝6時過ぎに家を出ると暗い、3℃とか4℃、手袋もしています、マフラーはまだです・・・今朝は1℃でした。先日、12/9(月)に銀座博品館劇場で立川談笑月例独演会ゲスト神田伯山に行ってきました。季節柄、伯山「赤穂義士伝」談笑「文七元結」・・・そして三本締めでご機嫌に帰ってきました。今年のライブはこれでお終い・・・年明けの立川志の輔PARCO、さらに延期になった山下達郎大宮です。仕事は12月は一年で一番忙しく・・・同時に移転の準備もありますので・・・焦らず一つ一つ段取りしています、まぁバタバタもしていますが(笑)そんなこんなで・・・意識高い系のカフェ等のSNSでは最近愚痴やお客さんの悪口が目立っています・・・同時に閉店情報も・・・。お客さんのマナーの悪さとか・・・飲食店だとキャンセルの愚痴も多いようです。あとは、限定等お客さんを操作しているように感じることが多いです。結局、その日の売上が欲しいのでしょう。昔から飲食店はなかなか長く続かないですし・・・昨年の秋からさらに閉店が目立ってきて、今年も続いて閉店の知らせが届いています。SNSでもカフェや飲食店の若い店主の愚痴や悲鳴が大きくなって・・・カフェの場合は店主のスタイルやコーヒーへの思いが伝わって、しかし、お客さん不在の自己中の経営が気になっています、意識高い系の意識の低さと言いますか・・・。さかもとこーひーは最初の独立、紅茶の店テ・カーマリーの反省があって、開店以来32年間続けてきたことがあります。「いらっしゃいませ」を言わないで「こんにちは」と挨拶します・・・お客さんと駆引きしたり、お客さんを操作するようなことはしません・・・限定、セール、キャンペーンもしません・・・カフェ・喫茶もしません。商売は「何をするか」と「何をしないか」・・・が大切だと思っています。よその店に行った時・・・そのお店が「何をしていないか」が見えてくると、学べることが増えてきます。さかもとこーひーは、開店以来自家焙煎のビーンズショップとして、ホームこーひーをお届けすることにフォーカスしています。今10店舗ほどあるサポートしているお店もカフェ併設はありません。焙煎見学に来た時にカフェ併設でしたいのなら、他所の指導受けてくださいと伝えています。ビーンズショップ専門ならば、最初の3~5年は苦労しますが、常連さんが増えれば長く安定した商売ができるからです・・・その結果、10年15年のキャリアのお店が増えています。先日9周年を迎えた仲間と電話で話しました・・・30歳で開店して39歳、最初の数年の苦労話しもありましたが、今はお子さんも増えて、幸せそうでした。続けているのは、葉書を出すこと、ニューズレターを書くこと、ブログ・コラムを書くことですね。どれもお客さんへの情報提供、コミニケーションの大切なツールです。デジタルも便利で使いますが、同時にアナログも使います・・・お客さんへの報連相を重視しています。さらに、さかもとこーひーは売上を見ていません。それよりも、毎年毎年常連さんが微増するにはどうするか意識しています。勿論、常連さんが増えれば売上も増えてきます。すると、常連さんの価値観やお値ごろが大切になってきます・・・「美味しい」も常連さんが感じる「美味しさ」にフォーカスしています。30年の間には常連さんも変わってきています・・・さかもとこーひーも少しずつ変わってきました。不易流行、変わるものと変わらないもの、大切にしていきます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.15
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プロのつぶやき1291「お客に恵まれる」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休みです-2025/01/13(月)~01/21(火)店舗移転のため休業いたします-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定朝4℃になりました、昼間は15℃とかなってポカポカですが、朝は冷え込みます。風邪、喉、インフルエンザ等周りでも増えています、くれぐれもご自愛ください。12/7(土)wowowの錦織選手のファンミーティングをYouTubeで配信、12/8(日)はU-NEXTでドリームテニスARIAKEの配信・・・暮れは香港、そして全豪テニスとテニスシーズンが楽しみです。長く怪我に苦しんだ錦織選手が夏から復活、最終戦はチャレンジャー大会で優勝・・・ジャパンオープンではトップ選手に勝つし、その前のカナダでもトップ10選手に勝つし・・・怪我前よりテニス上手くなっている印象で、驚いています。勿論、仕事も忙しくしています・・・12月になって1年で一番忙しくなっていますし・・・1月に移転するおゆみ池本店の準備も並行して進めています。焙煎機や煙突の打合せが一番ですが・・・看板とか、駐車場案内や、エアコン、電気工事等々次々と追われています。そんなこんなで・・・山下達郎がNHKホールで1時間半くらいでコンサートを打ち切ったとニュースになっています。実は、今回のツアーは本数減らし、スケジュールも余裕を持って、3時間超えが当たり前だったのを3時間弱に抑えて・・・71歳の年齢に合わせていました。それでも、夏の名古屋2days、そして観に行くはずだった大宮2daysも風邪による喉の不調で延期になっています・・・そこへNHKの1日。最近はお酒をやめたら声がよく出るようになった言っていたし、そういうファンの声もありました。昔も同じように中止したことがありましたが・・・やはり以前と比べ、風邪を引きやすくなったり、ライヴの後の回復が遅くなったり、目に見えないところの衰えはあるんでしょう。実際坂本自身も65歳からの回復力の衰えを実感して、休養を意識的にとり、コンデション整えています。多分、聴いているファンにはわからないくらいのプロのレベルの問題なのかと思います。(以前は疲れたら休む!でしたが・・・今は疲れる前に休む!です)コンサートの最初から「風邪が完全には治っていない」と言っていたそうで・・・1時間過ぎたくらいで「納得するパフォーマンスがお届けできない」と中止を決断したようです。それでも、クリスマスシーズンなので、アカペラで「ベラノッテ」と「ホワイトクリスマス」そして「クリスマスイブ」を最後に歌ったそうです。ファンはスタンディング・オベーションでエールを送ったそうで・・・温かな雰囲気だったようですが・・・それを聞いて、そうだろうなぁーと思い、その雰囲気を感じられました・・・友人と話すとそんな中止になったらブーイングの嵐になっても不思議じゃ無いようです。そこで本題です。そういうファンとの関係性は、ライブやラジオの喋くり・・・雑誌やパンフレット、ファンクラブ会報誌等のインタビューを通じて伝えているのと・・・まぁ、職人の頑固さもあって、ファンからしてももう少しどうにかならないのか?ということもあるんですが・・・それによって、合わないファンは去っていっている現実もあります。アルバムが出れば、昔からのファンの賛否云々もあるし・・・それでも譲らない面もあって・・・最近ではジャニーズ問題でデリケートな取り上げられ方もしたし(松尾氏の言いたいことわかりますが、個人的には松尾氏は事務所を辞めてからジャニーズ問題に切り込めば良いだけなのに・・・達郎と巻き込む必要はなかったと考えていますが)・・・それでも、自分のやりたい音楽をしている姿勢がファンに届いているし・・・なんだかんだ、あの3時間のステージを体験したら圧倒され、惹きつけられる現実があります。大騒ぎしているのは、達郎のそういった本質をあまり理解していない芸能メディアでしょう。勿論、こういう関係性は30年40年50年かけて築き上げてきたもので・・・昔はアルバム発売時にディーラーコンベンションと言って、各都市の問屋さん回って、その街のレコード屋店長集めて、アルバムの解説しながら歌ったそうです。そりゃー店長は達郎に詳しくなるし、ファンにもなって、各店の販売にパワー出るでしょう。これって不特定多数向けのマスセールスでは無いんですね。結構コアカスタマー向けなんで、ビックヒットが出なくなっても、ツアーをチケット売り切れで続けられている原因でしょう。まぁ、古いファンとしては昔のようにチケット当たらず、1年に何回もコンサートに行けないことに不満持っていますが(笑)アルバム制作にお金をかけたいから、アルバムを売る・・・好きな音楽をしたいから、営業やマーケティングも学んで実行する・・・音楽をお金儲けの手段にしていないんですね。儲けは好きな音楽に再投資する。(芸能人お決まりの銀座六本木他豪遊しない)まぁ、何を言われても頑固にカフェはしないで、コーヒー販売だけ・・・32年継続しているこーひーレッスン・・・のさかもとこーひーも似たもの同士なんでしょう。おかげさまで・・・温かな良い常連さんに恵まれていますし・・・急成長や大儲けには縁がなくても、親子3人普通に暮らせています。そして、今回のおゆみ池本店への移転は、息子世代になっても長く続けられるように再投資です。(坂本さんリタイアしたら困るから!と以前常連さんに言われました(笑))さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.08
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プロのつぶやき1290「まだまだ続く、生豆高騰対策」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。12月に入りました・・・昼間はぽかぽかな千葉ですが、朝は冷え込んでいます。12月のピークの忙しさに、1月の移転の打合せも重なっていますので、体調崩さないように気をつけています。先週は達郎大宮にやっと行けるとご機嫌にしていたら・・・前日の夜達郎本人の風邪の咳で1月に延期とメールが来ました・・・仕方がありません。72歳の高齢者で3時間弱のライブツアーしてますから・・・以前より間隔開けたスケジュールでも疲れは溜まるでしょう。疲れれば免疫も落ちます・・・お互い様です。お正月は1/7(火)が恒例志の輔PARCOがあって・・・1/9,10が達郎大宮になりました。楽しみですが・・・自分の体調が心配です(笑)11/26(火)は焙煎機の移設の打合せで・・・焙煎機、ガス、煙突の担当者が集まりました・・・大きな問題無く、ひと安心です・・・特に煙突による排気によって焙煎に大きな影響があるので、その辺をしっかりと打合せしました。そんなこんなで・・・まだまだ続く、生豆高騰対策について書いてみます。ネットで「コーヒー豆の歴史的な高騰」とニュースになりました・・・11/27の日経新聞には「高級品種として知られるアラビカ種コーヒー豆の国際価格が13年半ぶりに最高値を更新した。インスタントコーヒー向け品種の価格高騰に加え、最大生産国のブラジルで天候不順による収穫減少の懸念が生じている。異例の高騰はコーヒー会社の原料コストを押し上げ、最終商品の値上げを招いている。」と記事になりました。この5年の生豆の高騰と円安で・・・毎月の支払いのの度、決算の度、に一瞬気絶するほどの高騰になっていますが・・・常連のみなさんにもご負担をお願いしてきました。この春に続いて、先月も新しいサンプルと見積もりが届きましたが・・・10年以上に渡る安定した買付けや生産者との関係作りで、かなり価格面でも協力してくださっています。協力してくださっていても、それでも、価格は上がっています。そこで、50年のキャリアのノウハウを全投入しています。因みに、大手コーヒー会社は在庫を減らしているようで、来年より高値になっても在庫無いなら高い価格で買わざるおえないようです。一方、多くの個人店も年間分手当していないと、その都度問屋から仕入れていますので、高値の影響をもろ受けてしまう店が多いようです。さかもとこーひーはこの25年間、各産地1年分を手当していますので、とりあえず慌てる必要はありません。当然のことながら、使う生豆を選び抜きますが・・・基本的なクオリティを厳しく守りながら・・・まず、オーバースペックにならないクオリティを見極め、クオリティとバランスの取れた価格の生豆を選びます。同じような価格でもクオリティに差がありますから、目利きが試されます。どのような生豆を使うか、カッピング、焙煎、ブレンドのスキルを生かし・・・常連さんのお好みに合った魅力、美味しさをお届けすることにフォーカスしています。「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」・・・最近さかもとこーひーの魅力として意識していることですが、これは、雑味のないクリーンな味わい、豆の完熟度の良い心地よい甘さや口当たりから生まれるものです。生豆を選ぶと、次には常連さんのお好みファーストでの豆のポテンシャルを生かす焙煎、ブレンドが大切です。様々な常連さんのお好みもありますし・・・卸先のカフェやレストランで求められるクオリティや味わいもあります。それらをイメージしながら、品揃えをしていきますが・・・同時に価格も意識します。高騰する仕入れに対して、そのまま価格転嫁はできません。さかもとこーひーは日常の暮らしの中のこーひーを大切にしていますから・・・クオリティが高いからと、価格が上がっても良いとはなりません。勿論、卸先のカフェやレストランに対しても同様です。そこで、重視しているのが・・・オーバースペックにならないシビアなカッピングと価格のバランスです。クオリティの何が必要で、何が必要でないかを見極めます。20年前ならそれまでのコーヒーにはなかったスペシャルティコーヒーの魅力を伝え・・・どう生かすかにエネルギーを使いましたが・・・流石に20年25年も経つと素材の見極めや常連さんに喜んでもらえる美味しさを問われます・・・毎日の暮らしに寄り添った価格がベースになっています。そして、それらをサポートしてくれるインポーターと生産者とのコミニケーション、関係が無くてはなりません。生産者から輸出業者、輸入業者、さかもとこーひー、ご常連のみなさん・・・この繋がりがスペシャルティコーヒーそのものだと思っています。流行りの言葉で言えば、SDGsとかフェアトレードになりますが・・・商いにとっては昔から当たり前の考え方ですね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.12.01
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プロのつぶやき1289「おゆみ池本店への店舗移転の余談」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。火曜日から急に冷え込んできました、朝10℃切るようになると、焙煎の火力が変わりますので冬を感じます。その前に朝起きた時の寒さに震えました。冷え込んだ水曜日の夜、千葉市民会館で桂文珍師の芸歴55年独演会に行ってきました、自宅から近くだと行くのも帰るのも楽で良いです。お客さんは自分と同世代か先輩ばかりですが、女性が6割7割で多かったのには驚きました。50年くらい前TVの「ヤングおー!おー!」で人気になった時から知ってますし(師匠20代半ば?)・・・高座も数十年ぶりで、あー年取ったな~、自分も年取ってますから(笑)そうそう、30年くらい前でしたか、慶應義塾大学での講座を本にした「落語的学問のすすめ」を読んだのを思い出した。落語的な発想が新鮮でとっても興味深かったですね。今は落語家が本を書くようになりましたが・・・以前は談志師くらいだったんです。(談志師は弟子にも本を書くように勧めていました)余談ですが・・・談志師は実際に声を出して話し、そのまま文章にしていたのを観て、お手本にしてこのコラムを書いています。お客さんに話しながら、そのまま文章にすると素人でも結構書けるものです。その上こーひーレッスンは同じテーマで何百回としているので、話すのに慣れていますので。文珍師がぽつぽつと喋り出して・・・徐々にどっかんどっかん受けだすと、元気いっぱいエネルギーいっぱい・・・1000人の高齢者から笑いが波うって押し寄せ・・・往年の3代目圓歌師「中沢家~」を思い出しました。お二人とも絶妙な間で笑いが渦になっていきます。この日は昼夜2公演で6席喋ったそうで・・・先日の高田文夫センセーと同じ恐るべし76歳でした・・・それにしても涙流しながら笑った笑った(笑)そんなこんなで・・・来年1月のおゆみ池本店への店舗移転の余談です・・・。店で統合移転のお話ししたり、案内をお渡ししたりしていますが・・・少し不便になる方もいらっしゃるのに、温かい言葉を頂いて、とっても励みになります。店主坂本は来年で古希を迎えますので・・・数年前から事業承継を考えるようになりました。役所から事業承継の案内も届くようになりましたし・・・実際毎日の現場仕事は息子二人に任せることが年々増えています。キャリア数年や、全くお店の現場を経験しないでカフェとか自家焙煎を始める人が珍しくない業界で・・・二人ともに10年前後のキャリアを重ねています。この2年3年移転の店舗を探してきましたが・・・焙煎機の煙突を出せるかどうか、広さはどうか、駐車場はどうか等々、なかなか見つかりませんでした。そこへ、おゆみ池本店になるテナントに空きが出来て、問い合わせて、借りることになりました。喫茶業界に入って50年・・・紅茶専門店に勤め、スリランカ紅茶園に行かさせて頂き、紅茶の店テ・カーマリーで独立して10年・・・さかもとこーひー開店して32年目・・・今の本店に移転して17年目、おゆみ野店が7年目・・・なんとかかんとかコーヒー紅茶の仕事で食べてきました。幸運なことにスペシャルティコーヒーに出会って・・・それまでよりクオリティの高い素材で仕事を出来て・・・カッピング・焙煎・ブレンドと切磋琢磨できました。それよりなにより・・・畳とちゃぶ台、縁側の時代に育って・・・今は畳の無い家が当たり前、テーブルにソファの暮らしになって・・・欧米化する時代の変わっていく暮らしに寄り添ったこーひーを仕事にできたことが幸運でした。テ・カーマリーの時は紅茶の魅力を伝え・・・さかもとこーひーでは「ホームこーひー」を広めたくてやってきました。微力ながら、常連さんにこーひーや紅茶のある暮らしをお届けしてきて・・・親子4人がなんとか食べてこられて、後継もいて、幸運だったなぁーと思っています。さて、そうは言っても仕事は続きます・・・おゆみ池本店に統合して、スタッフが1店舗に集合、かなり仕事がスムースに運ぶでしょう。働く環境も休みも整えていけるでしょう。店主は少しずつ現場仕事を減らして・・・目指せセミリタイア(笑)・・・文珍師や高田文夫センセーのように元気な爺いが目標です。こーひーレッスンや公民館での高座(笑)講座、卸先のカフェへのサポート、自家焙煎ビーンズショップの仲間へのサポートのウェイトを増やしていくでしょう。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.24
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【ベラ・ノッテXマス】(200gパック)さかもとこーひーを代表する深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。まろやかでダークな深煎りの味わいに、ハニーライクな華やかさが長く心地よい余韻まで漂います。まろやかさ、クリーミーさ、余韻の甘さ、きれいな後味が魅力的です。まろやか滑らかな口当たり・・・飲みやすく、ケーキやチョコレートにもピッタリ・・・24年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、24年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も24年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2024.11.21
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目の繊細でシルキーな口当たりから、クリーミーさが追いかけて、華やかで豊かな余韻へと流れていきます。毎年ブレンドを変えて、その年その年の特別な魅力の「イルミネーションカフェ」をお届けしていますが・・・基本的には様々なグアテマラをベースにしています。(グアテマラのケーキやチョコレートとのマッチングの良さを活かしています。)今年は、ベースを変えたいなぁーと思って一からイメージして・・・出来上がったブレンドが「ブラジル・パッセイオ」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」というなんとも贅沢なものになりました。質感がガラッと変わって、柔らかな口当たり、華やかな余韻で・・・ミルクチョコレート、ベリー系、赤ワインの香り・味わいが個性的でしょう。こーひーだけでもゆっくりと楽しめますし、ケーキやチョコレートにもぴったりです。高級なミルクチョコレートに合わせてみたいです。冷めるとなめらかさやまりやかさが際立って、次のひと口を誘います・・・長い長い穏やかながら華やかな余韻は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の合わせ技ですね。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。
2024.11.20
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【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】(200gパック)とってもきれいでエレガント、ブライトな印象・・・そこへシルキークリーミーな質感の口当たり・・・シトリックさ、ラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感・・・紅茶やアールグレイな余韻と素晴らしいです。ブラジルの最高峰の魅力の一つでしょう。柔らかで上品な口当たり、味わい・・・1年ぶりの登場ですが、やはり素晴らしい、ブラジル伝統の魅力をベースにして、エレガントで柔らかな口当たりが際立っています。きれいで甘くやさしい味にラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感が追いかけてきます。エレガント&クリーンな印象から華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。まるで高級なラズベリーのショコラのような余韻でしょう。そして、飲み終わって20分30分経っても高級なブルゴーニュ赤ワインのような繊細な質感が漂って、ご機嫌になりました。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種
2024.11.19
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プロのつぶやき1988「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー、イルミネーションカフェ、ベラ・ノッテXマス」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。秋晴れが気持ち良い日々になっています・・・街にはXマスがやってきています、爺いは孫のXマスプレゼントを用意するくらいですね。1月の「おゆみ池本店」への移転をお知らせ始めました・・・様々な声を頂きまして、とっても励みになります。ご来店の常連さんからは駐車場を聞かれることが多いです。今の本店、おゆみ野店からはそれほど遠くありませんし・・・おゆみ池の交差点近くですので、地元のみなさんにはすぐ分かります。駐車場は店の裏に3台用意できましたし、店の裏なのでゆっくりと停められますから安心だと思います。徐々にお知らせしていきます。そんなこんなで・・・煌めくシーズン向けのこーひー3種類のお知らせです。今年もお届けする、口当たりの質感や余韻の香りが素晴らしい「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」・・・ブラジル・パッセイオをベースにして、昨年までとは違った魅力に仕上げた「イルミネーションカフェ」・・・いつものベラ・ノッテのXマスバージョン「ベラ・ノッテXマス」になります、お楽しみください。【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】(200gパック)とってもきれいでエレガント、ブライトな印象・・・そこへシルキークリーミーな質感の口当たり・・・シトリックさ、ラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感・・・紅茶やアールグレイな余韻と素晴らしいです。ブラジルの最高峰の魅力の一つでしょう。柔らかで上品な口当たり、味わい・・・1年ぶりの登場ですが、やはり素晴らしい、ブラジル伝統の魅力をベースにして、エレガントで柔らかな口当たりが際立っています。きれいで甘くやさしい味にラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感が追いかけてきます。エレガント&クリーンな印象から華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。まるで高級なラズベリーのショコラのような余韻でしょう。そして、飲み終わって20分30分経っても高級なブルゴーニュ赤ワインのような繊細な質感が漂って、ご機嫌になりました。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種2160円/200gパック(税込)【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目の繊細でシルキーな口当たりから、クリーミーさが追いかけて、華やかで豊かな余韻へと流れていきます。毎年ブレンドを変えて、その年その年の特別な魅力の「イルミネーションカフェ」をお届けしていますが・・・基本的には様々なグアテマラをベースにしています。(グアテマラのケーキやチョコレートとのマッチングの良さを活かしています。)今年は、ベースを変えたいなぁーと思って一からイメージして・・・出来上がったブレンドが「ブラジル・パッセイオ」「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」というなんとも贅沢なものになりました。質感がガラッと変わって、柔らかな口当たり、華やかな余韻で・・・ミルクチョコレート、ベリー系、赤ワインの香り・味わいが個性的でしょう。こーひーだけでもゆっくりと楽しめますし、ケーキやチョコレートにもぴったりです。高級なミルクチョコレートに合わせてみたいです。冷めるとなめらかさやまりやかさが際立って、次のひと口を誘います・・・長い長い穏やかながら華やかな余韻は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の合わせ技ですね。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテXマス】(200gパック)さかもとこーひーを代表する深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。まろやかでダークな深煎りの味わいに、ハニーライクな華やかさが長く心地よい余韻まで漂います。まろやかさ、クリーミーさ、余韻の甘さ、きれいな後味が魅力的です。まろやか滑らかな口当たり・・・飲みやすく、ケーキやチョコレートにもピッタリ・・・24年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、24年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も24年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.17
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プロのつぶやき1287「おゆみ池本店移転開店のお知らせ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。朝10℃を切るようになりました、秋を通り越して冬になってきました・・・毎朝の焙煎も冬の火力に移行して行きます。11/6(水)は立川談笑師独演会高田文夫センセーゲストに行ってきました。談笑師匠が落語家になろうと思ったのは高田センセーの立川藤志楼独演会(40年前)に出会ったそうで・・・弟子入りしようとしたら落語の弟子は取らないということで談志師に弟子入りしたそうです。なので、最初の「時そば」では、いつもとは違って緊張が伝わってきました・・・そして高田センセー登場、最初からドッカンドッカン、お茶目な76歳です。で、立川藤志楼独演会の頃は落語はほんとに人気がなかったと、そこへ古典落語に今の時代性やギャグを取り込んで、今は当たり前の落語のスタイルにつながっていて・・・まさにイノベーションだったと・・・坂本も高田文夫VS立川藤志楼のCDを毎回買ってゲラゲラ笑ってました、今聴き直してもドッカンドッカン笑います(笑)知っているエピソードでも間がいいからドッカン、知らなかったエピソードもいくつかあってドッカンドッカン・・・思い出になる会でした。思い出といえば・・・11/9(土)は中学校の同窓会でした。前回が還暦の時で、その後65歳での予定がコロナで延期になって69歳アラ古希での同窓会、70人くらいの参加でした。前回以来9年ぶり、さらに50年ぶりに会う人もいて、気分は10代でした・・・3次会まで盛り上がっても帰ったらまだ8時(笑)元気そうな幼馴染の顔を見て、何よりでした。「坂本くん」と呼ばれるのももう無いので新鮮でした(笑)そんなこんなで・・・さかもとこーひー「おゆみ池本店移転開店」のお知らせです。数年前から考えていたことですが、店主坂本リタイア世代になりまして、流石に若い頃とは同じようには働けなくなり、もう不死身ではないと自覚しています。おかげさまで息子二人がそれぞれ店長としてキャリアを重ね、現場の仕事はほとんど任せています。来年は古希を迎えますしセミリタイアを目指して・・・本店とおゆみ野店を統合し「おゆみ池本店」として移転開店いたします。-将来の事業承継に向けて、本店&おゆみ野店を統合し2025/01/22(水)おゆみ池本店として移転開店いたします。-今の本店から500m程坂を下ったおゆみ池の向かいです。-煙突、駐車場、広さの条件に合った場所が見つかりました。260-0813千葉市中央区生実町1736-4043-263-4703、0120-041751月火定休日、10時~18時、P3台-2025/01/22(水)おゆみ池本店開店予定-2025/01/13(月)~01/21(火)移転のため休業(通販・卸しも休みになります)-2024/12/30(月)~2025/01/03(金)お正月休み*年明け早々ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。(地図は出来次第案内いたします)1店舗に統合することで、生産性を上げられます。通販が忙しければ、全員で通販の仕事をして、来店が忙しければ来店のお客さんの対応をできます。息子二人も家庭がありますし、休みを取りやすくなります。(初代店主のように休み無しでのフル稼働をしないで済みます。)相変わらずの微増の商売ですが・・・売上が増えても今のスタッフで対応できますし、店主は増えている卸先カフェのサポートにより時間を使えるようになります。さかもとこーひーがより生産性を上げて、こーひーを安定してお届けするための移転です、ご理解ください。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.10
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プロのつぶやき1286「菓子屋の舞台裏」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。11月になりました・・・今朝は14℃、秋晴れで気持ちいいです。初秋がなくていきなり晩秋になった気分ですが、朝10℃あれば快適です。明日11/4(月)は下の孫の七五三です・・・我が家初めての女の子なので、ときめいています。夏前に前撮りしたんですが、ドレスも着て、かわいいものです。毎日錦織選手の試合を観ています・・・夜中なので昔のようにオンタイムでは無くてオンデマンドです。20代のような若さや勢いはありませんが、テニス自体はより上手くなって、これから全盛期のように見えます、まぁフィジカルさえ万全ならばですが。昨晩のセミファイナルは、相手も強かったのですがフットワークが重く、体力が持ちませんでした。こういう試合を重ねながら試合のスタミナや感覚を掴んで行くのでしょう。そんなこんなで・・・「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」鍵善良房15代目今西善也著が届いて、一気に読みました。3年前の「祇園 鍵善菓子がたり」では、季節のお菓子の「花霞」というきんとんからインスパイアされて、「花かすみ」という春のブレンドができました。お陰さまで、人気で定番化しています。紅茶の店テ・カーマリーをしていた時から季節感は意識していましたが・・・さかもとこーひー開店の時に、和菓子の材料は餡子、粉、砂糖、寒天、小豆等々シンプルなのに・・・季節ごとのお菓子があって、お客さんも当たり前のように季節のお菓子を楽しんでいます。元々餡子好き、和菓子好きで、そんな和菓子のある暮らしが羨ましかったので・・・こーひーでも日本の暮らしの季節感を活かしていきたいと思ってきました。昔のコーヒーは夏のアイスコーヒーがあるくらいで、スペシャルブレンドとかオリジナルブレンドといったように、季節感は感じなかったんです。コーヒーは、産地毎の違いやブレンドはありますが・・・和菓子以上にシンプルな素材しかありません。おかげさまで、さかもとこーひーの常連さんは、さかもとこーひーの季節のこーひーを楽しんでくださっています。ネーミングは勿論ですが・・・味わいも坂本なりの季節感に合わせています。それに、季節のお菓子にも合うようにしています。紅茶は専門店で働き、スリランカの茶園まで行かせてもらいましたが・・・コーヒーは修行も無く、師匠も無く独学ですが・・・元々は美味しいもの好き、不味いもの嫌いで・・・徒弟制度は嫌だけど、職人仕事に憧れていました。なので、裏方の本が好きで読んできました・・・映画なら脚本や照明、録音、撮影、美術、音楽・・・落語の楽屋ばなしや陶芸家の話し・・・宮大工の話し・・・ミュージシャンでも裏の話しを好んで探します。最近はYouTubeでマニアックな話しが上がってくるので、いい時代になりました(笑)腕のいい職人は細部にこだわりながら、大局も見失わず・・・無駄な仕事もしないものです。そこで、「鍵善 京の菓子屋の舞台裏」です。目次を見ると・・・この菓子の舞台裏にいる人たちでは、和三盆、葛、竹・・・手がかかる!うちの菓子づくりで職人さんの手仕事の話し・・・菓子屋に彩りを添える人と技では、意匠図案、調度品、菓子木型、お花・・・お菓子だけでは無く、菓子屋として素材からお客様に届けるまでの舞台裏が紹介されています。シンプルな材料のようでも、一つ一つ選び抜かれています。さかもとこーひーも産地・生産者のみなさん、インポーター、焙煎機等の機械メーカー、パッキングするスタッフさん、デザイン、ネットショップ等々たくさんの方にお世話になっていますので、膝ポンの話しが楽しいです。「あとがき」には、「菓子はたくさんの人の力でできている。鍵善を支える凄腕の職人たちをご紹介します。」「鍵善はいつまでも変わらないですね。」と言われると、なんだか気恥ずかしい。むっちゃ変えてます。変わらんように、変えている。そんなところも、この本から伝わればうれしいことです。そうなんですよねー、さかもとこーひーの変わらない味と思っていただけるように・・・色々と変わっていってます。しかし、さかもとこーひーらしさの基準は変えない。「このお菓子はね」から始まる豊かな時間をみなさんに楽しんでいただければ、菓子を作る者からしたらそんな幸せなことはないのです。・・・この一行が身に沁みます。さかもとこーひーはこーひーを売っているのでは無くて、こーひーのあるひととき、暮らしをお届けしたいと思ってきました。京都はお菓子屋たくさんありますが、鍵善と塩芳軒がお気に入りで買ったり、取り寄せたりしています。先日頂いた上野うさぎやのどら焼きはやっぱり最高に美味しかった、人形町清寿軒のどら焼きも最高です。こーひーにピッタリ合いますしね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.11.03
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プロのつぶやき1285「自分の音、自分の味」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月も下旬なのに蒸し暑い日がありましたが、ようやく秋らしく涼しくなってきました・・・体調管理に気を使います。昨日おゆみ野店のご近所のマンションのみなさん33名のこーひーレッスンでした。同じく小学校の子どもルームのママさん向けも先日して・・・9月から続いた公民館も毎週のようにあって・・・秋のこーひーレッスンツアーはひと段落です。2時間の独演会のようなもので、昔は1日で午前・午後と2回したこともありましたが、さすがに今は1回でぐったりです(笑)昨日のマンションのみなさんは、20年30年住んでいる方が多く、さかもとこーひーが配達している頃に毎週配達していました。久々に車でマンションの敷地に入って行くと、配達していた頃が蘇ってきました、懐かしい。最後にはみなさん笑顔いっぱいになって、とっても嬉しかったです。そんなこんなで・・・YouTubeでナベサダ、渡辺貞夫さんのライブ映像が出てきました。91才の現役で、毎年60本のライブをしていて素晴らしいです。音は鍛えているから変化はないと言いきり・・・「音が命だから」・・・「音を聴けば貞夫の音だとわかってもらえる」それが生きがいでやってるそうです。ご自身で若い頃の演奏を聴いて・・・その時代その時代、精一杯のいい音だして、頑張っているなぁーと・・・パワーは衰えたが、音の感覚は磨かれていると自負していると仰っていました。91歳になっても自分の音を磨き続けるんだなぁーと・・・69歳の自分はまだまだだとエネルギーもらいました。自分の音にサインしたり落款押しているようなものなんでしょう。今週発売された竹内まりやのアルバムのDVDで「駅」のエンディングのサックスソロを宮里陽太君が吹いているライブ版があって・・・勿論素晴らしいソロなんですが・・・2000年の武道館での土岐英史さんの「駅」のソロが全部持っていってしまう魅力的なものなので、どうしても比較してしまいます。上手さってよりも、土岐さんだけのオンリーワンの艶っぽい音色の魅力がまさに土岐さんの音であり「サイン」があるんですね。ピアノで言えば・・・土岐さんの晩年コロナ禍での京都ラグで難波弘之さんが「MY Foolish Heart」をデュオして、翌日片倉真由子さんと同じ曲をデュオしたのがとってもよかったです。同じ曲をピアニストを替えてのデュオして・・・それぞれの個性が伝わってきました。思えば、さかもとこーひーも30年以上、自分の味・美味しさを磨いてきましたが・・・さかもとこーひーの商品全てにさかもとこーひーのサインをしてきたようなものでしょう。(こーひーだけで無く、紅茶もお茶もさかもとこーひーの好みが反映されてます)音でも味でも、結局は「何を良しとするか」で決まるし、サインをしていますから・・・・自分の聴覚なり、味覚なりを磨き続けることになります。自分の感覚以上、自分のレベル以上の音や味は出せないという現実を噛み締めます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.27
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【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。ラウンド、クリーミー、スイート、ジューシー、ミルクチョコレート、ベリー、アーモンドチョコレートの余韻が心地よく、これからの季節にぴったりだと思います。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2024.10.23
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【アフターダーク】(200gパック)秋たけなわになるとお届けする11年目の「アフターダーク」です。今年は「ムーンライトカフェ」のご好評にインスパイアーされて・・・さらにダークに、そして柔らかな口当たりや上質感を上積みしたいと思いました。メロウ、ラウンド、ブライト、クリーミー・・・そのイメージのために使ったのが「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をブレンド・・・勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」で仕上げました、贅沢!やりすぎ(笑)元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついた昨年よりも、さらに上質な味わいと香りに仕上がりました。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2024.10.22
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【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしている特別な品種のパカマラ種です。一口目から華やかブライトさが印象的です・・・クリーンでまろやかな味わいから、フルーツやフローラル感が伝わってきて、冷めてくるとワイニーな魅力からこの「パナマ・レリダ・パカマラ」の素晴らしさが伝わってきます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL34
2024.10.21
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プロのつぶやき1284「パナマ・レリダ・パカマラ、アフターダーク、ブラジル・パッセイオ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月下旬になり、お陰さまで忙しくしています・・・しかし、まだ夏のような暑い日もあって、体調管理に気をつけています。くれぐれもご自愛ください。夏が終わって、公民館・子どもルームのママさん・近所のマンションの皆さんとこーひーレッスンが続いています。2時間の独演会のようで、終わるとクタクタになります、昔は午前・午後と1日で2回出来たんですけど(笑)西田敏行さんが亡くなりました・・・池中玄太、浜ちゃん、タイガー&ドラゴン、俺の家、学校、ナミヤ雑貨店、アウトレイジと映画、ドラマ、コントでも楽しませてくれました。大瀧さんつながりでプレスリーやジェームズブラウンも見事に歌ったものでした・・・金曜日のラジオビバリー昼ズでは高田センセーとのあれこれや、プライベートで可愛がってもらっていたという松村君のベスト5の名シーンを物真似して大笑いしながらジーンときました。アウトレイジの武と西田さん二人を一人で物真似で再現はお見事でした。そんなこんなで・・・秋向けの3種類のこーひーをお届けします。秋の深まりにお届けしている特別な品種「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・パカマラを使ったすっかり定番人気になった「アフターダーク」・・・久しぶりのクリーミーなアーモンド&ミルクチョコレートのキャラが素晴らしい「ブラジル・パッセイオ」・・・お楽しみください。【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしている特別な品種のパカマラ種です。一口目から華やかブライトさが印象的です・・・クリーンでまろやかな味わいから、フルーツやフローラル感が伝わってきて、冷めてくるとワイニーな魅力からこの「パナマ・レリダ・パカマラ」の素晴らしさが伝わってきます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL342160円/150gパック(税込)【アフターダーク】(200gパック)秋たけなわになるとお届けする11年目の「アフターダーク」です。今年は「ムーンライトカフェ」のご好評にインスパイアーされて・・・さらにダークに、そして柔らかな口当たりや上質感を上積みしたいと思いました。メロウ、ラウンド、ブライト、クリーミー・・・そのイメージのために使ったのが「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。さかもとこーひーをベースで支える「バークレーロースト」に、上質さならこれでしょと「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をブレンド・・・勿論「パナマ・レリダ・パカマラ」で仕上げました、贅沢!やりすぎ(笑)元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついた昨年よりも、さらに上質な味わいと香りに仕上がりました。ひと口目まろやかで艶っぽい口当たり・・・なめらかでクリーミーな味わいがそのままにフローラル&フルーティな余韻に流れていきます。ダークでメロウで上質なチョコレートの味わいをベースにして、アプリコットやシトリック、フローラル、ブルゴーニュ赤ワインとパカマラやグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがいい仕事して・・・コーヒーの魅力の可能性を広げてくれます。土岐さんのアルトサックスの艶っぽい音色をイメージしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/200gパック(税込)【ブラジル・パッセイオ】(200gパック)ブラジルのトップクオリティの農園の中でも、この「ブラジル・パッセイオ」はブラジルの伝統的な魅力をさらにスペシャルティコーヒーに引き上げた印象で、とってもお気に入りです。ラウンド、クリーミー、スイート、ジューシー、ミルクチョコレート、ベリー、アーモンドチョコレートの余韻が心地よく、これからの季節にぴったりだと思います。繊細で柔らかな質感に、華やかな甘さ・・・最初のひと口の印象です。少し経つとジューシーさと高級なミルクチョコのような余韻が漂ってきます。冷めてくると、甘さに包まれたフルーツ感が際立ってきて・・・やっぱり美味しいなぁーとうっとりしました。気持ちが落ち着きながら、少し元気ももらえる感じです。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1620円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.20
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プロのつぶやき1283「カフェ経営が難しい、本当の原因」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今週から急に肌寒くなって、いよいよ秋らしくなってきました。寒暖差に身体がついていけなくて、無理しないで体調整えるようにしています。だるかったり、頭が重かったりですが・・・スタッフさんも同じだと聞いて、自分だけじゃ無いんだとひと安心です。先日飲み会でのお店に焼酎の「六代目百合」があってお代わりしてしまいました・・・以前は買いやすかったので、毎晩晩酌で呑んでtんですが・・・なかなか手に入らなくなり、晩酌もしなくなったので、随分と久しぶりでした。それでもひと口二口呑むと、あーこれこれ!、って香りと味わいで、繊細でバランスいいんですが、きれいでもしっかりと上質ないも焼酎の魅力いっぱいでご機嫌でした。日本酒も知らない蔵でとっても魅力的なものが増えているので、いい時代です。そうそう、神田伯山対談集「訊く!」が届いて読んでます。まずは、高田文夫・矢野誠一との鼎談、中村勘九郎、寺島しのぶ、真島昌利と一気に読みました。伯山が聞きづらいことを、無礼になる手前で聞いて、ゲストも構わず答えて、とっても面白いです。本が届いてSNSに表紙をアップしたら、息子から読み終わったら貸してと・・・さらに講談を一緒に行く友人からも貸してと・・・楽しいです。矢野先生からは戦後の講談や落語界の話し・・・勘九郎からは坂本と同い年で早く亡くなった勘三郎、寺島しのぶは演技のディープな話し、マーシーの落語講談好きは知っていたけど、嬉しそうな会話がグルーブしまくり、ブルーハーツのライブのようです。やっぱりマーシーのギターがブルーハーツからクロマニヨンズのグルーブになってますね。そして、中井貴一ではなかなかに味わい深い内容で・・・時代劇は大きな嘘をついてもいいけど、小さなところでは嘘をつかないのが鉄則と・・・黒澤監督が神は細部に宿るで、リアルを重ねていって、事実ではないストーリーにリアリティを持たせると言ったようなことを書いていたのを思い出しました。そんなこんなで・・・Yahoo!ニュースで「飲食店の倒産、過去最多ペース、居酒屋、ラーメン店の競争がさらに激化」とか「カフェ経営が難しいと話す友人」のニュースが上がっていると友人からメールが届きました。軽い気持ちで商売舐めているような店は昔も今も続きませんが・・・こだわりを持って、懸命にしていても、それが仇になってお客が増えない店も多いです。(毎日カフェ開業のネット広告が出てきます・・・小資金、気楽に、楽しく・・・そういう動機が多いのでしょう。まぁ、自分もお金が無くて、自分の思うように、と独立しましたので似たようなものです)坂本が最初に独立した紅茶の店テ・カーマリーは42年前に千葉市で紅茶の専門店でポットサービスの紅茶、手作りのケーキ、12時に焼き上げたスコーン、手作りのジャムやマーマレード、ハムマリネのサラダ、それにサンドイッチと頑張りましたが・・・なかなか難しく、10年で閉めました、昨年秋からのこの1年、飲食店の倒産・閉店が目立っています・・・坂本の周りでも同じように閉めた店が月に1店、ふた月に1店とあります。元々、自営業の飲食店は資金が少ないので、それだけで不利で、昔から長く続く店は限られていました。それでも、この1年は閉店が目立っています。成長期でお客さんがいた時代は業界の成功例に倣って、気合い根性で働いたら結構続いた店がありましたが、今はそれも通じません。ニュースに出ている原因は様々とあって、どれもその通りなんですが、その根本にある原因が見当たりません。カフェを経営する上での表からは見えない厳しい現実と書いてみます。50年業界にいますが・・・業界誌でも、仲間、セミナーと聞いたことが無いことです。40年前に知っていたら、今違ったことをしているかもしれません。まず、カフェは一人当たりの粗利高が様々な業種の中でも最低なんです。(TKCのデータを20年以上見ています)黒字の会社の一人当たりの年間粗利高が400万円前後・・・ここから人件費や家賃他経費を支払いますから、人件費なかなか厳しいです。飲食店になると550-600万円、多少上がります。この数字を知った時、最初の独立が紅茶の店と喫茶店でもさらにお客さん少ない店をして自分の経営センスの無さに愕然としました。勿論、今になればそんなカフェでも長く続けられる方法を知っていますが、なかなか難しい。(居酒屋等は600万円以上に繁盛すると支店を考えることが多いですね)ちなみに街から減っているお茶の小売店は650-750万円くらいで、なかなかの生産性です・・・お茶の問屋さんはもっとありますね。(まぁ、街中の大型店や小さなお店は徐々に減ってきています・・・地元の繁盛老舗は残っていますね、お茶のクオリティ高く、お値打ちで、常連さんや卸が多いからのようです。)そしてもう一つの壁が、客待ち時間です。来店型の店でお客さんを待っている時間です・・・まぁ、暇な時間ですね。お客さん来ないと・・・家賃、光熱費、人件費、利息、返済等々支払う売上がありません。(テ・カーマリーをしているとき、暇だとバイトの人件費が気になったものです。)客単価が1万円くらいで、夫婦でやっていて、店主の名人芸で常連さんが来るようなお店は・・・大きくは儲からなくても、いい仕事して、家族が食べていけるでしょう。(そういう店何件も知っています)しかし、カフェは客単価が低いですから(500円1000円1500円)どうしても客数が必要です。立地や客席数にもよりますが・・・できれば300人/日以上、せめて100人/日は欲しいです。それを少ないスタッフで無理なく回せと良いです。店内でも、テイクアウトでもいいですが・・・そしてクイックサービス、素材や仕込みはこだわっても、提供時にはクイックサービス・・・勿論、コーヒーも。丁寧にハンドドリップなんて自己満足に思っています。丁寧なハンドドリップは、淹れる時間が楽しい人に家庭でしてもらえば良いのです。エスプレッソが広まった時、これはカフェのチャンスだと思いましたが・・・ラテアートにフォーカスしてしまいました、そしていつの間にかハンドドリップばかり。コーヒーメーカーでも美味しい豆を選べばいいだけなのに・・・業界は50年上手な淹れ方シンドロームになっています。あとは、カフェ併設自家焙煎店や豆売り専門の自家焙煎店(さかもとこーひーもそうです)の話しもありますが・・・今日はこの辺で。今ではSNSが広まりましたので・・・今日の売上に熱心なお店がとっても増えました。(上品な言葉使いでも、お客さんを操作しようとしたり、駆引きしようとするのが透けて見えて、気になります。)商売では「今日の売上、将来の売上」が大切だと言われますが・・・将来の売上の準備をしている店がとっても少ないです。それも、長続きしない原因の一つだと思っています・・・飲食業界には「ハウスリスト」の概念がないですしねー。若い人はこんな話し聞きたくないでしょうが・・・一人でもこの話しがきっかけで長く商売するようになったらいいなぁーと・・・40年前にまだ若くて、勢いだけだった自分に向けて書きました。年間一人当たりの粗利高を上げること、客待ち時間を減らすこと・・・キーワードです。(勿論、お客さんにとっては心地よいお店であることが大前提です。)どうしたら一人当たりの粗利高を上げられるのか?客待ち時間を減らせるのかの答えはありますが・・・また次の機会ということで・・・。ヒントとしては、さかもとこーひーはカフェを併設していません、そして通販の割合が多いです。みなさん、差別化、ブランディング大好きで、原価計算も大好きです。でも、差別化繰り返すとお客さん少なくなります・・・原価計算大切ですが、お客さんに価値を感じてもらうことのほうが大切です。(みなさん、コスパ大好きなのに、店を持つと急に原価計算に熱心になりますねー。)内容が素人なのにかっこいいブランディングしてもブランドにはなりません。そうそう、ロスにも敏感ですね・・・お客さんが多ければ。ロス対策になります。お客が少なくてロス対策で売り切れが多いとお客さんは不便です、縮小均衡に進むでしょう。それはチャンスロスをしているということです。なかなか書ききれませんでした・・・商売は何をしないかが大切です。よその店に行くと、そのお店は何をしていないかをみるようにしています。長く繁盛している老舗はその辺が見事です。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.13
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プロのつぶやき1282「50年かかった親しみやすい美味しさと鮮やかな美味しさ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。10月に入りました・・・だいぶ涼しくなりましたが、日中は暑い日もあります。日が暮れるのはつるべ落としで早くなっていますので、その辺で秋を感じますね。9/30に山藤章二画伯が亡くなりました、合掌。ブラック・アングルは見ていましたし・・・談志師や志の輔師の本やCDのイラスト描いたり、身の回りに常に画伯の絵がありました。絵を描いて、文章書いて、プロデュースもして、世間を洒落のめして、昭和の戯作者と言えるでしょう。高田文夫センセーがまだ裏方だった頃に、TVで余興でやった落語からすぐに紀伊國屋ホールを抑えて、高田センセーの落語をたっぷり聴きたいと口説き、10年間にわたる独演会をプロデュースしたのが印象的でした。立川藤志楼の誕生で・・・まくらや古典に今を差し込んだスタイルは今の40代50代の落語家のスタイルにつながっています。その「高田文夫VS立川藤志楼」のCD聴いて・・・古典が現代に生き返り、ゲラゲラ大笑いしたものでした。(本職の落語家は古典落語の背景や言葉が時代とずれてきて、どうしたものか試行錯誤していた時代でした)その裏の立役者が山藤章二さんでした。和田誠さんはちょうど5年前に亡くなっていて・・・若い頃から本の装丁で常に身の回りにあった両画伯がいなくなってしまいました。談志師の楽屋の写真にお二人がいるのを見ると羨ましかったものです。イラストや文章で物事の本質を描き、楽しませていただきました。一方、錦織圭はジャパンオープンの後、中2日で上海マスターズ1回戦で勝利・・・最初は疲れからか反応もフットワークもよくありませんでしたが・・・気が付けばフルセットで勝ち切り、トッププレイヤーの諦めなさ、集中の凄さが復活してきました。2回戦のチチパス戦はさらにフットワークが使えませんでしたが・・・眼を見張るショットの連続で改めてその才能に驚きました。若い頃のスピードやパワーフル回転はありませんが、無駄のない鮮やかなショットは名人よりも達人の領域に入ったかと思います。そんなこんなで・・・公民館のこーひーレッスンが続いていますが、昨日はおゆみ野店の近所の小学校の子供ルームママさん向けのこーひーレッスンでした。公民館はリタイア世代が多く、昨日は子育て世代のみなさんです。公民館のリタイア世代のみなさんや子どもルームの子育て世代のみなさんと、こーひー淹れて一緒に飲んで・・・様々なご感想を伺っていると・・・美味しさの感じ方の違いを実感します。さかもとこーひーは25年くらい前にスペシャルティコーヒーと出会って・・・その農産物として優れた素材を使い・・・「クラフト」の精神で焙煎やブレンドをしてきました。そこで大切にしてきたことは・・・「美味しさはあるものでは無くて、感じるものなんだ」ということです。同じものを食べたり、飲んだりしても・・・感じ方はそれぞれです。そこでスペシャルティコーヒーの大切な考え方の「カスタマーオリエンテッド」で、様々なお好みのお客さんが、それぞれが感じる「美味しさ」をお届けしようという25年でした。さかもとこーひーは常連さんのリピートの注文がほとんどですので・・・常連さんたちはさかもとこーひーのスペシャルティコーヒーらしい「鮮やかな味わいや香り」を美味しいと感じてくれています。しかし、はじめてのお客さんや公民館ほかこーひーレッスンで出会うみなさんは、さかもとこーひーの味わいに慣れていません。さかもとこーひーに慣れていない方の感じ方に出会えるその時が坂本にとっては宝なんです。同じこーひー飲んでもご感想は様々で・・・どういう感じ方をされるのかを大切に受け止めています。子どもルームでのママさんには・・・「カフェボッサ」と「ムーンライトカフェ」を持って行きましたが・・・2つのこーひーの親しみやすさと、味わいの個性の違いを感じてくださって・・・ご機嫌でした。(お店の味わいを、これ美味しいでしょ!って伝えるのでは無くて、みなさんがどう感じているのかにフォーカスしています)そして、キャリア50年にして(50年もかかるのか(笑))できたのが「ムーンライトカフェ」です。勿論、今までも親しみやすい味わいのこーひーはいくつもお届けしてきました・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「バークレーロースト」等々。割と価格が安めのこーひーばかりです・・・さかもとこーひーの味わいに慣れていなくても、安くなくても・・・「親しみやすい美味しさ」で・・・「鮮やかな美味しさ」も楽しめる・・・そんなブレンドをしました。この味わいは卸先のカフェやレストランのお客さんにも喜んでもらえそうだと思っています。料理やワインがメインのレストランは勿論、食事やスイーツメインのカフェにも、それぞれのお店のお客さんに、すーっと親しんでいただけるかなと思っています。おかげさまで、お店での試飲を召し上がって「ムーンライトカフェ」を買われるお客さんが目立って多く、励みになっています。さかもとこーひーはホームこーひー、ホームタウンこーひーを大切にしてきましたので・・・コアーなお客さんにも、はじめてのお客さんにも「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をお届けしていこうと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.10.06
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プロのつぶやき1281「ブルータス・コーヒー特集の勘違い」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。ようやく秋の気配を感じるようになりました・・・おかげさまで新作「ムーンライトカフェ」のご感想が来店のお客様やスタッフから届いています。特に20年以上さかもとこーひーを飲んでいるスタッフさんが「ムーンライトカフェ美味しい」と言ってくれました。(長年毎日自宅でこーひー飲んでいるので、普段はなかなかそういう感想は言ってくれません(笑)今までと違う印象を受けた時に、率直に伝えてくれます。)柔らかで親しみやすいでしょ?って言ったら・・・「そうそう!」と・・・余韻も豊かでしょ?って言ったら・・・「そうそう!」と・・・いつもの味わいはさかもとこーひーの常連さん向けなんだけど・・・「ムーンライトカフェ」はもう少し多くの人に親しみやすいテイストにしたんですが・・・伝わったようで嬉しいです。まぁ、美味しさの引き出しはいっぱいあるんですが・・・どの引き出しがお客さんにピッタリ合うのかが難しいです、自分の好みなら簡単なんですけどねー(笑)土曜の午後は近所の公民館でのこーひーレッスン12名・・・最初は硬い雰囲気でしたが・・・挽いた香りを嗅いで、ブラジルクラシクス、バークレー・ロースト、モカ・イルガチェフェ(ハマ)とカフェプレスで淹れて、召し上がっていただくと質問が相次ぎ、和やかに終わりました。見学にいらした他の公民館担当者も喜んでいただき、来年のリクエストをいただきました。そうそう、毎日テニスのジャパンオープン観てます・・・プロになったばかりの18歳坂本怜選手が錦織選手と組んでダブルスに出ました。圭のテクニックに釘付けになり、怜の躍動感がご機嫌でした。そして圭の1回戦は同じ世代で同じように怪我で苦しんでいるチリッチ・・・お互いここに来て、レベルが戻理、すごい内容の1回戦、最後は奎が勝ち切りました・・・ファンは会場でもSNS上でも大盛り上がりでした。そしたら、土曜午後の2回戦は29位のトンプソンが粘りのある素晴らしい内容なのに・・・落ち着いて受け止めて、圧倒しました。集中力も素晴らしく、円熟した強い圭に驚きました。圭本人も復活の手応えを感じたようです。29位を圧倒するなんて、トップ10のテニスです。そんなこんなで・・・「ブルータスのコーヒー特集」の波紋が広がっていますが、業界のコップの中の嵐、業界とマニア周辺での嵐になっています。SNSでジェンダー問題他色々と見聞きしましたが、まぁ、一般のお客さんには全くと言っていいほど伝わっていない一面もあります。アラ古希、業界50年の爺いから見ると、まず、本来業界誌向けの特集で内容だなぁーと思います。ブルータスも読者絞るといっても、もう少し広い層向けじゃないと難しいでしょう。(広告も少ないし)40年前50年前は「月刊喫茶店経営」やらその関連でのムック本やらがあって、業界情報はそこで取っていました、それこそ必死でした。その辺は今の若者たちがSNS等で新しい情報を得ているのと同じでしょう。しかし、50年前からコーヒー専門店が全国に増えて、コロラドチェーンが全国に増え、ポエムのチェーンも増えて、自家焙煎店も徐々に増えて、ドトールが増えて、炭火焙煎ブームもあったりして・・・その後スタバ、タリーズも増えて、スペシャルティコーヒーが日本に入ってきて20年25年経ちました。見事にスペシャルティコーヒーは一般には広まらず・・・広まったのはコンビニコーヒーという現実があります。先日も書いたように・・・米国コーヒー市場調査によると、1日のコーヒー消費量は過去20年以上で最高レベルに達しているそうです。自宅でのコーヒー消費量(常に最も人気がある)が過去最高を記録したということで・・・1日のスペシャルティコーヒーの消費量は大幅に増加していて、、2011年以降なんと80%増加しているんだと。さらに・・・アメリカ人にとって、お気に入りのコーヒーを楽しむ場所として、最も人気のあるのは自宅で・・・1日のコーヒー飲用者の83%が自宅でコーヒーを飲み、35%が自宅以外でコーヒーを飲んでいるとレポートされていました。その辺、ホームコーヒーへの視点がアメリカと日本で大きな違いを感じます・・・スペシャルティコーヒーが家庭に親しまれてきているのが伝わってきます。日本がサードウェイブだなんだと表面的な情報・ムーブメントにおどろされている間に・・・アメリカではスペシャルティコーヒーが暮らしに根付いて・・・10年くらい前から、アメリカではロースペシャルティコーヒーのグレードが増加しているというデータを聞いていました。せっかく良いクオリティの生豆を使えるようになったのに、日本ではスペックシンドロームで競い合うばかりです。普通のお客さんが素直に美味しいを思う素材とそれを生かした焙煎やブレンドは蔑ろにされて、良い素材が使えなかった50年前と同じハンドドリップアピールです。で、普通のコーヒー好きの皆さんは手挽きじゃないし、上手にドリップできないしの呪縛があって・・・コーヒーメーカーでは手抜きのイメージがいまだにあります。日本のスペシャルティコーヒー業界では、チャンピョンになったりでそれを使ったマーケティング推し・・・どこにもお客さんに暮らしが見えてきません。メディア露出頼みなんでしょう。畳で茶の間の50年以上前の時代には、たまにコーヒー手挽きして淹れるお父さんがいたものです。その後昭和50年代にペーパードリップが広まって、自家焙煎店も増えました。そして今は畳の無い家が普通になり、リビングにテーブルやソファ、普通にコーヒーが広まっています・・・暮らしは欧米化しているのに、スペシャルティコーヒーは畳時代のままです。(丁寧に淹れたコーヒーをゆっくりと味わってほしい、そんな思いのカフェがありますが・・・まさに畳時代のことでしょう。今は美味しいコーヒーを自宅リビングでゆっくりと味わってほしいです。)あぁそれなのに・・・業界は業界とマニア周辺にフォーカスしてしまっている現実・・・ムーブメントに乗りたいのか、目立って一発当てたいのか・・・それとも美味しいコーヒーをお客さんに届けたいのか?・・・美味しいと言っても、日常の美味しさ、非日常の美味しさと様々ですが、その辺の「美味しさ」からきちんと考えたほうが良いと思います。まぁ、さかもとこーひーはホームこーひーをテーマに31年間営業してきて、月に1kg2kg消費するヘビーユーザーの常連さんの多さを知っています。勿論、コーヒーに詳しい常連さんもいますが、詳しく無いけどコーヒー毎日飲む暮らしの常連さんの多さも実感しています。そういったヘビーユーザーのみなさんはそういう雑誌やカフェの情報から外れています。(ヘビーユーザーの方は量を飲むので安いコーヒーで良い人もいますが・・・安くなくても良いので、手頃な価格で、美味しいコーヒーを毎日飲みたいって人も今の日本には多いです。まぁ、店主がマニアだとそういったヘビーユーザーのお客さんのことはわからないでしょうね。)本来、カフェやビーンズショップは地域密着の商いで、マスメディアとは距離があるんです。ネット社会になって、SNSでの発信が当たり前になりましたが、多くのお店がSNSを集客ツールとしていますね。SNSをコミュニケーションツールとして使うと効果的だと思っていますが、そういうお店はあまり見かけません・・・かっこよくしていても、本音の集客しなきゃが見えてしまいます。そして、地域にお客さんが増えると遠くからのお客さんも増えるんですが、遠くからお客さんを呼ぼうとするとなかなか上手くいきません。まぁ、客単価の高い飲食店でしたら、年に1回2回とか、1回だけの来店でもやっていけますが、カフェのような客単価の低いお店は近所のお客さんに必要とされて、日常的にリピートしてもらわないとなかなか難しいんです。「ブルータスのコーヒー特集」の反響を見ていると、その辺勘違いしているように感じますね。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.29
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【つるべ糸】(200gパック)まろやかでダークな味わいを進化させました・・・6年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。今年は最近のご常連のお好みをイメージして・・・「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2024.09.24
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【ムーンライトカフェ】(200gパック)さかもとこーひーが意識している「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした、新しいブレンド「ムーンライトカフェ」です。まろやかで柔らかな口当たりとコク・・・バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリンのゆたかな香り・・・心地よい余韻・・・ミルクをたっぷり入れて、パンやサンドイッチ、パスタとの食事に、色々なお菓子と一緒に・・・そんな暮らしの中のこーひーをイメージしました。そして・・・エスプレッソにもぴったりです・・・・ラテにするとゆたかな味わいがひと口目から飲み終わっても長く感じられると思います。「エスプレッソNo6」と共にお楽しみください。使った豆は、バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリン、にスペシャルティコーヒーのロブスタです。このクオリティの高いロブスタが酸味を包み込み柔らかな味わいに仕上げていて、エスプレッソにもぴったりなブレンドになっています。ベーシックな人気定番こーひーは「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「レディートラベラー」「バークレー・ロースト」「深煎りグアテマラ」・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・等々たくさんあります。この「ムーンライトカフェ」も同じように定番こーひーになるといいなぁーと思ってブレンドしました。
2024.09.23
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プロのつぶやき1280「ムーンライトカフェ、つるべ糸」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。まだまだ日中の残暑は厳しいのですが・・・日が暮れるのが早くなりました、十五夜お月さんもまん丸で綺麗でした。大谷選手が凄すぎて圧倒されますが・・・テニスファンは錦織選手の息を呑む鮮やかなプレイを堪能し、その後のコンデションを心配しています。いよいよ有明でのジャパンオープンが始まり、情報チェックやお目当ての試合追いかけるのが忙しくなります。そうそう、先日の日曜日に都内の隠れ家でお酒と麺の会がありました・・・7名だったので、次から次へとお酒とつまみや麺が出てきて、味わいのリズムよく最後まで楽しめました。一緒に参加した友人が店主を天才と評していましたが・・・料理にもお酒にも通底する質感が繊細でやわらかく、インパクト勝負でないところに感心しました。お気に入りの料理人が一人増えました。多くはないのですが・・・時々そういう素晴らしいお店にご縁があって楽しんでますが・・・30代40代50代と素晴らしい感覚の料理人がいるので・・・ひもじかった戦後から80年、飲食の成熟を楽しんでいます。(坂本自身は戦後10年経って生まれたので、ひもじさは知らない世代です)さかもとこーひーも美味しいもの好きな常連さんにより楽しんでいただけるよう少しずつ磨いています。そんなこんなで・・・秋に向けて「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした2つのこーひーのご紹介です。さかもとこーひーの新しい定番の魅力を意識した新作「ムーンライトカフェ」・・・秋の人気定番こーひーに育った6年目の「つるべ糸」です、お楽しみください。【ムーンライトカフェ】(200gパック)さかもとこーひーが意識している「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」をイメージした、新しいブレンド「ムーンライトカフェ」です。まろやかで柔らかな口当たりとコク・・・バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリンのゆたかな香り・・・心地よい余韻・・・ミルクをたっぷり入れて、パンやサンドイッチ、パスタとの食事に、色々なお菓子と一緒に・・・そんな暮らしの中のこーひーをイメージしました。そして・・・エスプレッソにもぴったりです・・・・ラテにするとゆたかな味わいがひと口目から飲み終わっても長く感じられると思います。「エスプレッソNo6」と共にお楽しみください。使った豆は、バークレーロースト、エチオピア・モカナチュラル、マンデリン、にスペシャルティコーヒーのロブスタです。このクオリティの高いロブスタが酸味を包み込み柔らかな味わいに仕上げていて、エスプレッソにもぴったりなブレンドになっています。ベーシックな人気定番こーひーは「ブラジルクラシクス」「カフェボッサ」・・・「特上フレンチ」「レディートラベラー」「バークレー・ロースト」「深煎りグアテマラ」・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」・・・等々たくさんあります。この「ムーンライトカフェ」も同じように定番こーひーになるといいなぁーと思ってブレンドしました。1620円/200gパック(税込)【つるべ糸】(200gパック)まろやかでダークな味わいを進化させました・・・6年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。今年は最近のご常連のお好みをイメージして・・・「バークレーロースト」を使い「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「マンデリン・タノバタック」でより上質に、深まる秋むけに味わい深く仕上げました。冷めてからのきれいで明るい印象に上質さが出ていると思います。「バークレーロースト」のしっかりとしたダークな味わいをベースにして・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしい質感と「マンデリン・タノバタック」のエキゾチックな魅力がまろやかでダークな味わい深さになっています。栗・チョコレート・ナッツをイメージして・・・季節柄おいもにも合いますね。おだやかでほっと落ち着くような味わいです。すっかり、さかもとこーひーの秋の定番こーひーになりました。ネーミングは矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。1620円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.22
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プロのつぶやき1279「おいしいコーヒーのガイドブック」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。まだまだ日中の陽射しの強さ、暑さがきついです、くれぐれもご自愛ください。大相撲九月場所が始まったので・・・TV観られる時はTVで観ますが、幕下以下を楽しみにしていますので・・・ネットで追いかけています。二十歳前後の若者が多いのですが、序二段・3段目・幕下と身体ができてくるのが分かります。大関貴乃花だった藤島親方が息子二人入門した頃・・・まず稽古を出来る身体作りが先だと言っていました。厳しい稽古ができる身体にならないと、強くなる稽古ができないですね。厳しい稽古しても怪我の無い身体が必要です。土日は有明でデビスカップ、コロンビア相手です・・・久々に錦織、西岡、ダニエルと日本のトップ3が揃いました。初日順調に2勝・・・西岡選手は流石の実力で危なげなく勝って・・・錦織選手はキレキレな攻撃的な時とは違いましたが、達人のような美しいプレイでお客を惹きつけ、見事な勝利でした。インタビューではデビスカップや久しぶりの有明センターコート、満員のお客で多少の緊張があったようですが・・・だいぶ本来のプレイに戻ってきたと本人も感じているようです。それにしても1本のショットで観客全員を魅了して、すごいです。そんなこんなで・・・業界で話題になっている「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」を買ってみました。「ブルータスのコーヒー特集です。カフェやロースターが次々とオープンし、飲めるコーヒーはさらに多彩になりました。今回は、好みの一杯を見つけるための案内書です。」とのことです。さかもとこーひーは25年くらい業界誌にもガイドブックや雑誌等に出ていません。取材依頼も無いのですが、こちらから動くこともありませんし・・・協会活動からも距離を置いています。組織が苦手な性格もありますが・・・ネット社会になるまでは業界誌の取材もあったし、知り合いの編集者もいたし、投稿をしたこともありました。その時に気がついたのは編集者は雑誌を売るのが仕事で、業界のあれこれは必要無いんだということでした。(本質からズレていても、目先の受けが良い内容を優先する印象です。)まぁ、考えてみれば当たり前です・・・先輩達を見ていても、同じような名店が業界誌への露出の違いによって知名度が違っていました。業界誌で連載を持って、有名になり、その後グループ化して拡大した方が何人かいらっしゃいます。その仕組みに気づいた時、なるほどなぁー、大人だなぁーと感心しました。(さかもとこーひーはサポートしているお店が10店舗ほどありますが・・・焙煎や商いのサポートで、生豆の仕入れはさかもとこーひーを通さずインポーターさんと直接やってもらっています、勿論生豆のアドバイスはしています。)そこにインターネットが現れて・・・HPやブログ等自分のメディアが持てるようになったので・・・自分のメディアで常連さん向けの情報発信するようになり、もう25年になりました。雑誌や業界誌に出れば気分いいこともあるでしょうし・・・露出することで営業の役に立つこともあるでしょう。しかし、自店の商いに問題なければ、マスメディアへの露出は避けた方が良いこともあるので・・・避けています、おかげさまで地味に地味に31年間微増してきました。自家焙煎のビーンズショップにとって急成長はリスクがあるんです・・・素材の確保や焙煎等オペレーションが崩れます・・・クラフト・職人仕事なんで、コントロール出来ない仕事量になると安定したクオリティを維持できません。(マスメディアを避けても商売になれば、多くの小さな店もやっていけるでしょう)そこで「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」です。まぁ、アラ古希の爺いが言うのもなんですが・・・世代交代が誌面に出てますね・・・若い人、と言っても30代40代ですが・・・スペシャルティコーヒーに参入した頃坂本は40代半ばでしたし・・・業界のお偉方は今思えば60代70代で、随分と年寄りに見えたものでした・・・今は自分がその年寄りですが(笑)「BRUTSUS おいしいコーヒーのガイドブック」の内容は、BRUTSUSという雑誌の宿命で・・・若い人向けで、トレンド発信・・・外で飲む場合はカフェで若い人が多いでしょうが・・・最近のアメリカの調査では、スペシャルティコーヒーは家庭で飲まれているとありました。アメリカの地方都市の家庭を舞台にしたホームドラマ観ていると・・・朝のキッチンでコーヒーメーカーやカフェプレスで一人一人マグカップに注いで、マフィンつまんで、わいわいお話ししたり、出勤していったりがよくあります。(朝は保温ポットのコーヒーメーカー、来客の時はプレスが印象的でした。20年くらい前のドラマだとガラスのサーバーですが、最近は保温ポットなのがリアルです。)そうそう・・・米国コーヒー市場調査によると、1日のコーヒー消費量は過去20年以上で最高レベルに達しているそうです。自宅でのコーヒー消費量(常に最も人気がある)が過去最高を記録したということで・・・1日のスペシャルティコーヒーの消費量は大幅に増加していて、、2011年以降なんと80%増加しているんだと。さらに・・・アメリカ人にとって、お気に入りのコーヒーを楽しむ場所として、最も人気のあるのは自宅で・・・1日のコーヒー飲用者の83%が自宅でコーヒーを飲み、35%が自宅以外でコーヒーを飲んでいるとレポートされていました。その辺、ホームコーヒーへの視点がアメリカと日本で大きな違いを感じます・・・スペシャルティコーヒーが家庭に親しまれてきているのが伝わってきます。日本に入ってくる情報はファッション性のあるカフェ情報が目立っています・・・日常の暮らしの情報では雑誌には地味ですね。POPEYEなら若者向けで、BRUTSUSは大人向けだったと思いますが・・・それも又昔の話しなんでしょうか? 大人向けだったら、成熟した大人の暮らしの中のスペシャルティコーヒーが記事になっていたら・・・ホームこーひーにフォーカスしてきたさかもとこーひーとしては膝ポンなんですけどね~~BRUTSUS創刊から44年、POPEYE創刊から48年です。最新、先端、スペック、情報やファンション、ムーブメントが溢れていて・・・スペシャルティコーヒーのある豊かな日常・暮らしはどんなに魅力的なのかが伝わってきません。「好みの一杯を見つけるための案内書」とあるのに・・・今のスペシャルティコーヒーにどのような多様な魅力があるのかが伝わってきません。好みの一杯のためには、多様な魅力が前提となるだろうと思うのですが・・・先端だったり、おしゃれだったり、世界を目指したり・・・カフェの紹介になってしまっています。美味しいパンもお菓子も料理も色々とあって、それらをさらに魅力的にできるスペシャルティコーヒーの可能性があるのに・・・カフェの話題ばかり。毎日の家庭でのコーヒー、職場でのコーヒー・・・お気に入りのカフェでのコーヒー、レストランでのコーヒー・・・それぞれのシーンに相応しい味わいがあるし・・・軽食やスイーツ、デザートをより引き立てる美味しさもあります。勿論、コーヒーだけでの多様な魅力があって・・・色々なお好みに合ったコーヒーがあります。女性誌ならば暮らしの中のコーヒー、そういう内容になりそうですが・・・女性誌ではコーヒー特集やらないでしょうね~・・・雑誌を売るのが仕事ですからねー。日本のドラマだと、こだわりのコーヒーを丁寧にドリップしたりして・・・相変わらずだなぁーといつも思っています。公民館に呼ばれる時は「コーヒーの上手な淹れ方教室」というタイトルがほとんどなんですが・・・必ずタイトルを変えてもらっています。コーヒーというと「上手な淹れ方」というイメージを変えたいからです。ですから、内容も農産物としてのコーヒー、焙煎という調理、そして3種類のコーヒーをプレスで淹れて、どれがお好みか、お菓子と一緒に楽しんでもらっています。おかげさまで、毎回定員オーバーでの抽選になり、毎年リピートしてくださる公民館が多く、励みになっています。残暑の9月ですが、今月は公民館が2回あり・・・秋冬へと向かいます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.15
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プロのつぶやき1278「似たような焙煎のアドバイス」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。朝晩涼しくなりました・・・毎年書いていることですが、9月になるとあっという間にお正月です(笑)・・・今年残り4ヶ月を切りました。井上尚弥チャンプほか4試合素晴らしい内容のボクシング観て、フォローの情報を観て・・・錦織選手のイタリアチャレンジャーの試合観てたら1週間経ってしまいました。そして、パリパラリンピックの車いすテニスで今朝小田凱人選手が金メダル、昨日は上地結衣選手が シングルスとダブルスで金メダル日本女子史上初の2冠になりました、すごい!最近の車いすテニスは進化が早く、スピード・パワー・テクニックと惹きつけられてとっても面白いスポーツになっていますので、繰り返し観る楽しみがあります、おめでとうございます。勿論、仕事もしていて・・・色々と打合せしたり、卸先のオリジナルブレンド作ったりしてますが・・・サポートしている仲間3人の似たような焙煎のアドバイスが続きました。そうそう、その前に卸先のカフェで、若い人が焙煎した豆淹れてくれました。初心者にしては上手に焙けています。しかし水分抜きが甘く重い味わいが残り、デベロップも甘いので香りや余韻のキレも魅力も弱いのです・・・使っている豆は良いクオリティで仕入れは高そうです。淹れてくれたバリスタにその辺を説明して・・・でも、これ焙煎した人は自信満々でしょうと言ったら・・・なんで分かるんですかと(笑)焦げてもしないし、一見まろやかな味わいだからカッピングのレベルによってはこの焙煎の改善点がわからなかったり、素材の持っているそれ以上のポテンシャルのある魅力を理解できなかったりするのが、多くの初心者が陥るところだからなんです。(そして、こういう豆は湯温を下げたり、粗挽きにしたり、ドリップを工夫したりするわけです)しかも、仕入れ値が高そうだから販売価格も結構な値段になっていますので、そうは売れないでしょう。まぁ、味覚レベルの問題と言ってしまえばそれまでなんですけどね・・・。そんなこんなで・・・先程の3人ですが・・・きちんと焙煎できているんです。しかし、3人ともにそれで良いのか、もっと魅力的になるんじゃ無いかと疑問を持って豆を送ってきたんです。素晴らしい素材をきちんと焙煎すると一口目二口目は思ったほど印象が無い場合があります。まぁインパクトに欠けると言いますか。高いいい豆だから一口目からインパクトが欲しいんでしょう。その辺難しい問題で・・・料理でもお菓子でもワインやお酒でも、静かな美味しさがあります。ゆっくりと味わうとその静かな美味しさが身に染みてきて感動すると言いますか。インパクト勝負の美味しさもありますが、色々とあります。せっかくのそのような美味しさに不足を感じてあれこれいじりだすと台無しです。素材に無い魅力を求める場合もあります・・・グアテマラなのにケニアやモカ・イルガチェフェのような香りが欲しいとか、繊細でフローラルなブラジルなのに、チョコレート系の甘さが欲しいとか。その辺は自分が届けたい香りや味わいの素材を使うしか無いですね。まぁ、良い素材をきちんと焙煎できて上での次の課題です・・・一般的には焙煎の問題のある場合がほとんどでしょう。日本のスペシャルティコーヒー最初の頃から、美味しさとか香りとか色々と言っても、業界がプレゼン合戦のところがあって・・・最近の若い人はさらにファッション性が加わっているように感じています。スペシャルティコーヒーはクラフトであり、際立つ美味しさと習ったんですが・・・。写真は予約の取れない名人芸町中華の春巻きですが・・・食べる前からその見事な色合いに驚きました。完全に狙った色合いでしょう。よく焼けたフィナンシェのようで・・・ひと口食べると、よく出来たパイのように繊細な皮がほろほろとして、口いっぱいに快感が広がりました。焦がしてもダメ、揚げが弱くてもダメ・・・素晴らしい。勿論、皮だけではなくて、中身の餡も工夫されてご機嫌でした。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.08
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プロのつぶやき1278「閉店・倒産ニュースで感じました」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。9月に入りました・・・朝晩グッと涼しくなって、昼間の暑さもピークを過ぎて心安らぐほどですが、迷走台風で被害が出ています・・・くれぐれもご安全にしてください。しかし、アラ古希にとってこの夏の暑さはきついですね・・・具合悪くなる人が出るのもわかります。今週は、テニスのUSオープンと、錦織選手出場のイタリアでのチャレンジツアー大会を観ています。錦織選手はコンデション良くなって、流石のプレイで2試合勝ち進みましたが、3試合目は肩の痛みでリタイアでした。多少の痛みを我慢して勝ち進み、故障して長期離脱を過去にしていましたので・・・もう大きな故障はできないので、試合前の棄権のニュースを見て少し安心しました。一方、このところ同世代の活躍が伝わってきています。先週有楽町朝日ホールで見てきた「談春芸歴40周年」、談春師匠は年下ですが・・・若手から観ていて、もう60歳前で、名人への道を歩んでいます。志の輔師は43周年、同世代です。アルフィーが50周年でメディアでの露出が目立っています・・・高校時代知り合った3人がデビュー50周年、解散することも無く、全国ツアーを今だにまわっています。そういう意味ではスタレビやマーチン鈴木雅之も全国ツアーをいまだにやっています。達郎も同じですが・・・それぞれのファン層が微妙に違うのが面白いです。マーチンのファンは還暦になっても、昔はポニーテールのロックンロール少女だったという女性ファンがガンガン踊っていますし・・・達郎のファンは地味で頑固そうな爺いが多いです(自分も含めて(笑))・・・スタレビやアルフィーは明るく楽しそうなファンが多いですね。同じ立川流でも志の輔・談春・談笑とお客さんが違います。いずれにしても・・・全国ツアーをできるっていうのは、それだけのファン・常連さんがいるってことでして・・・・若い頃ヒットしたからその勢いでのツアーとは違います。まぁ、音楽好きの少年が50年経っても全国ツアーできてるってのは・・・戦後10年くらい経っての生まれで、なんとなくのんびり育った世代だからこそかなと、自分に重ねてしまいます。音楽業界なんて、のんびりした音楽好きは生き残れない世界で・・・人を押し除けても駆け上がる成り上がりのエネルギー勝負の要素が大きいでしょうが・・・飢えを知らない世代の成熟の一つかなと思います。(最も、戦後成長期の蓄積を寄ってたかって食い潰してしまった日本の今でもありますが)アラ古希になっても全国ツアーにまわっているのは凄いです・・・それぞれのファン・常連さんの多さですね。そんなこんなで・・・去年の秋冬から目立ってきた飲食店、カフェの閉店ですが・・・この春夏でも飲食店・カフェ・自家焙煎店の閉店や倒産が伝わってきています。中には知っているお店もあって・・・気がしずみますが、何年も前から危ないなぁーと感じていたお店が無くなることも多く・・・商売の厳しさなんでしょう。最近のお店に感じるのは・・・浮ついた感じや自己実現の手段になっている感じです。お店はお客さんに必要とされないと継続できません。勿論店主の個性は出そうと思わなくても出てしまうものですが・・・勢いやハッタリの商売では長続きしません。(学園祭レベルと揶揄してしまいます)ただでさえ、個人店は経営資源(人ものお金情報等)が少ないので最初から不利なんです、大手も老舗も新しい個人店も商売はハンデキャップ無しです。そしてネット情報はあっても・・・地道な商いの基本や原則から外れているお店があまりにも多いと思っています。カフェで言えば・・・客単価の低い業種ですから、ある程度客数が必要です。客席×営業時間が客数には大きく関係するのに・・・少ない客席で短い営業時間、週休2日とか・・・どうするの?って感じです。料理やスイーツに手間をかけますが・・・プロの料理人やケーキ屋パン屋のようには量を作れません。少ない客数ならばシェフや親方の個人技で客単価1万円前後(あるいは5000円以上)のスタイルでないと厳しい。予約の取れないお店に誘われて行く機会がありますが・・・メンバーは美味しいもの大好きな人ばかりで・・・どのお店も1万円前後で、美味しさも量もお酒も大満足なお店ばかり・・・焼き鳥・中華・焼肉・和食・フレンチ等々・・・しかもこじんまりとしたお店ばかり、しかもはったり無し・・・店主の気持ちと技が素晴らしい・・・そんな魅力的でお値打ちなお店は食べ歩き大好きなお客でいっぱいです。まさに個人技のお店ですね。カフェではそうはいきません・・・すぐテイクアウトしたいのにハンドドリップされてはミスマッチです。さかもとこーひーは「全盛期のない商い」を基本にして、毎年ほんの少しずつ常連さんが増えるようにしてきました。大きく儲かることも無いし、急拡大もできません。個人店に相応しいと思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.09.01
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【ペーパームーン】17年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。
2024.08.29
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【ベラ・ノッテ】(200gパック)さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった24年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。
2024.08.28
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「ケニア・ニエリ」常連さんや卸さきのカフェからケニアはいつ発売するのかリクエストされていました、お待たせしました。一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 (右下写真)3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。
2024.08.27
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【はじまりの秋】(200gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に9年経って、気がついたら「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・なので「まろやかな味わいと華やかな香り、余韻の甘さ」をイメージしていた「はじまりの秋」ですが・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・・・・以下は9年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です、60代があっという間に過ぎていきました。(外山安樹子トリオも20年になろうとしています、ジャズのトリオはアルバム3枚出すと別れると聞きますが、外山安樹子トリオ素晴らしいです。)デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。
2024.08.26
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プロのつぶやき1277「はじまりの秋、ケニア・ニエリ、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。8月も終わりですね、相変わらずの酷暑ですが、なんとか無事台風をやり過ごして・・・朝晩は夏の終わりを多少は感じるようになりました。水曜日にお誘い受けて武蔵小山まで焼肉食べに行ってきたんですが・・・お店に着く頃に雲行きが怪しきなって、食事中は目黒渋谷市ヶ谷と豪雨のニュースでした。ほんと熱帯のスコールですね・・・変える頃には雨が通り過ぎてなんとか濡れずに帰れてラッキーでした。このところ夏バテか?怠くてイマイチ調子が上がりませんでしたが・・・いつも水分補給は水なのでアクエリアスとか飲んだらスッキリして、焼肉食べたら元気になってきました(笑)土曜日はコレド室町テラスに開店したピエールマルコリーニさんに寄って、店内のマシンで作った「タービネ ミニュット」という出来立てを味わえるアイスクリーム(以前味わって感動しました)でのアフォガードを頂いてきました。タービネ ミニュットは、シルキーで軽やかなマウスフィールが今までに経験したことの無いもので、それをアフォガードにしたらどうなるのか?・・・アイスクリームもエスプレッソも初めての味わいになって、うっとり・・・デザートのさらなる可能性を感じました。その後は、有楽町で立川談春芸歴40周年独演会「へっつい幽霊」「ねずみ」の2席を堪能・・・これでさよなら夏の日です。そんなこんなで・・・爽やかな秋に向けてのこーひー4種類のご紹介です。9年目の人気ブレンド「はじまりの秋」・・・お待たせしました、リクエストの多かった「ケニア・ニエリ」・・・秋の定番深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」・・・秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」です、お楽しみください。【はじまりの秋】(200gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に9年経って、気がついたら「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・なので「まろやかな味わいと華やかな香り、余韻の甘さ」をイメージしていた「はじまりの秋」ですが・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・・・・以下は9年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です、60代があっという間に過ぎていきました。(外山安樹子トリオも20年になろうとしています、ジャズのトリオはアルバム3枚出すと別れると聞きますが、外山安樹子トリオ素晴らしいです。)デビューの時からファンの外山安樹子トリオが10年を迎えるそうですが…その5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブでこの「はじまりの秋」を聴いていて浮かんだ新しいブレンドです。秋と言っても人生の秋…60代を人生の秋というそうですが…冬の前の秋というよりは、秋がはじまるといったエネルギーを感じさせるネーミングです。味の仕事に就いて43年…「はじまりの秋」のテーマは…オーソドックスに、バランスよく、さりげなくとんでもない…そんなイメージからスタートしました。まずブレンドしたのが…グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ケニアの3つで…結局決まったのもこの3つでした、ブレンド比率も最初にカッピングしたもので決定、1分もかからずほとんど頭の中でできたものを確認しただけでした。(息子には比率を変えての検証カッピングをさせましたが…。)まず、華やかな印象がポイントです…フローラルやオレンジの印象…後味のキレが良くて…ひと口目から柔らかな口当たり…余韻は華やかな甘さからバランスの良さが次のひと口を誘います。どなたにも親しみやすくバランスの良いオーソドックスな魅力…超常連さんには味わえば味わう程味わい深い…お楽しみください。パウンドケーキや柑橘系、チョコレート系のケーキ…生クリーム系にも勿論合いますね。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)【ケニア・ニエリ】(200gパック)常連さんや卸さきのカフェからケニアはいつ発売するのかリクエストされていました、お待たせしました。一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 (右下写真)3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテ】(200gパック)さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった24年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。最近、スペシャルティコーヒー業界の若い人が浅煎りだけでは無く、深煎りの魅力にも注目しているようですが・・・さかもとこーひーは20年以上前からスペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をお届けしてきました。スペシャルティコーヒーらしい深煎りブレンドをイメージしました・・・ざらついた苦味や重い酸味ではなくて・・・きれいな味わい、後味のキレの良さ、深煎りのダーク感・・そしてミルクに合うように・・・ベラ・ノッテはきれいな夜という意味だそうで・・・深煎りを夜に、そして秋の夜に輝く星の美しさをイメージしました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。スペシャルティコーヒーの深煎りの焙煎は、より繊細なコントロールを求められます・・・焦がさずにダークな魅力に焙けると、素材の良さが生かされます。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。・・・1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。その《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》がこの夏に20周年リマスターで発売されました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。「ベラ・ノッテ」は…深グアテマラ、深エルサルバドル、ケニアのブレンドで…最近深煎りのご注文が増えているので…少し深煎りの感じを強め、なおかつ円やか滑らかさのバランスに仕上げました。最近「深煎りグアテマラ」の仕上の火力を微妙に強めてダークな印象を強めましたので…「ベラ・ノッテ」の夜のイメージに合っているかなと思います。深煎りのグアテマラをメインにして、エルサルバドルを使い、そしてケニアで後味のキレの良さを出します。深く円やかな味わい、甘い苦味、キレの良い後味、香りはやさしく華やかさもあって…こんなイメージです。深煎りのブレンドですが、苦味よりも円やかさきれいさ味わいの深みの魅力をイメージしています。この「ベラ・ノッテ」を作った時…こんなタイプの深煎りブレンドは無いだろうと思いましたが…17年経っても見かけないですね…知らないところであるのかな?初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1080円/200gパック(税込)【ペーパームーン】(200gパック)17年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.25
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プロのつぶやき1276「焙煎データやスペシャルティコーヒーについて」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。夏休みが終わったら台風が千葉に向ってきて・・・お昼過ぎまで急ぎの通販のパッキングして、早仕舞いしようと思っていたら、ヤマトさんがストップしてしまい、段取りだけして早仕舞いしました。本店おゆみ野店ともに何人かのお客さんがいらっしゃいましたので、お昼過ぎまで店を開けていて、無駄足にならず良かったです。幸い、雨も風も大したことなくすぎました。5年前の瞬間最大風速65mの台風の怖さや被害を思い出してしまいます。あの時は自宅や店近辺が台風の目の東側になったので、風がより強く被害になりました。今回は房総沖を通りましたから、台風の西側になるので少しは風が弱いかなと思っていましたが、メディアにはそんな話しませんでした。Yahooの時間ごとの予報でも、前日は大雨に横殴りの強風のマークになっていましたが、いつの間にか強風のマークが消えていて、それも聞こえてきませんでした、なんともはや。夏休みはお墓参りして、孫と遊んで、あとはのんびり・・・「落語の人 春風亭一之輔」読んでました。勢いある春風亭一之輔ですが、ラジオも聴くし YouTubeで何席も観たんですが いまいちしっくりこないんです。笑点が始まったのが小学校5年だったかな・・・司会が立川談志師で・・・大人の笑いの面白さに出会って、浪人の頃初めて寄席に行ったのが浅草演芸場で談志師が出ていました。それから談志志の輔談春談笑と立川流ばかり追いかけて楽しんできたのですが・・・どうも一之輔はしっくりこない。で、「落語の人 春風亭一之輔」読み終わってみると・・・一之輔は寄席が好きで今も寄席を大切にしているんだと。志の輔談春談笑は談志に憧れて弟子になり、立川流は寄席に出ないので、自分で話す場所とお客さんを作ってきたんです。ミュージシャンが小さなライブハウスからスタートするような感じでしょうか。自分の店を作って、常連さんを少しずつ増やしてきた身としては志の輔談春談笑に惹かれるんでしょう。そんなこんなで・・・50年のキャリアで感じていること2、焙煎データやスペシャルティコーヒーについてです。先日の焙煎機の定期点検の時の裏話しで・・・色々と多くの焙煎のデータを取れるようにしたいという人の多さを聞きました。さかもとこーひーも焙煎初期は勿論、スペシャルティコーヒーになってからも焙煎のデータのバージョンアップを繰り返してきました。ただ、豆温と火力や時間に排気等というシンプルなデータで・・・あとは、どこを計測したら再現性が上がるかの検証の繰り返しでした。昔から焙煎見学に来た人で排気スピードを計らせて欲しいという人は多かったんです・・・ずべて断りましたが。初心者でカッピングができていないのにデータばかり欲しがっても意味がないと思っているからです。カッピングでちょうど良い排気を見つけた結果なので、その排気にしたからといって上手く行くわけでは無いんです、まぁ目安くらいにはなりますが。焙煎データにはカッピングスキルの向上が必要だと思っています。特にスペシャルティコーヒーでは・・・・。味の世界は結局味覚で判断しますから・・・どんなにデータを取っても味覚レベルが低かったら、そのレベル以上にはならないと思っているからです。焙煎による味のブレをカッピングで分からなかったら意味がありません。データもどこからどこを基準にするか的確に判断できないと、いくら細かいデータを取っても意味がありません。研究所なら膨大なデータが必要でしょうが、自営レベルの店では無理なので、効果的なデータとカッピングが前提になります。(そもそも研究者ではお客がいませんから、自店のお客向けの際立つ魅力は作りようがありません。)50年間たくさんの飲食店や店主、シェフと出会ってきましたが・・・その店の味覚レベル以上の美味しさにはならないという厳しい現実があります。高級店でも大衆店でも同じだと思っています。それが、出会って25年になるスペシャルティコーヒーについても同じで・・・25年前、スペシャルティコーヒーの基本は「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」と習いました。そして「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」についてその通りと共感しました。スペシャルティコーヒーの美味しさを作るにはコモデティの工業製品ではなくて、クラフトであると・・・際立つ美味しさは一人一人のお好みの違いや感性によって感じ方が違いますから・・・不特定多数・消費者・コンシューマーの感じる美味しさでは無くて・・・自店の常連さん・カスタマーの感じる美味しさが大切だからカスタマーオリエンテッドだと。「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」この2つはいつの間にか業界から消えてしまったように感じています。素材のスコアが高かったり、品種や精選方法が変わっていたり、特別な香りがしたり、色々なタイトル取ったチャンピョンだったり・・・それらはスペシャルティコーヒーの一部でしかないと思っています。さかもとこーひーは「こーひーのある暮らし」を増やしたくて独立して・・・2000年頃にスペシャルティコーヒーとの出会いがあって・・・「クラフト」と「カスタマーオリエンテッド」を大切にしてきました。最近の結論は・・・様々なお好みの常連さんがいらっしゃいますが・・・「まろやかな美味しさ、ゆたかな香り」に集約されてきました。そこから多様な魅力を枝分かれさせていってます。そして、25年間スペシャルティコーヒーお届けしていると、お客さんのお好みって一定の幅に収まってきました。特に日常的に飲むこーひーになると、あまりにも変わった香りや味わいのものは必要とされないように思っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.18
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プロのつぶやき1275「50年のキャリアで感じていること」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*8月も半ば・・・最近朝家を出る時は心地よい風を感じます、昼間は暑いですが・・・夕方も陽が暮れるのが少し早くなったように感じます。オリンピックも終盤・・・レスリングの須崎選手がなんと1回戦で敗退から敗者復活で銅メダル、東京オリンピック金メダリストでも負ける時は負けますね。これが競技の厳しさですし、面白さでもあります。その時に錦織選手はカナダ・モントリオールのマスターズ出場・・・オリンピックはシングルスとダブルスが1回戦、ミックスダブルスは2回戦で敗退し・・・即カナダで試合です。1回線は19歳で55位伸び盛りの若手に逆転でフルセット勝ち・・・3セット目は気持ちよく試合の主導権握っていました。そして、25歳11位のトッププレーヤーチチパスにストレート勝ち、X上の圭ファンが大盛り上がり、怪我前のようなポストが世界中で飛び交ってました、さらに今朝43位ボルジェスにストレート勝ち、マスターズというグランドスラムに次ぐ大きな大会でベスト8!驚きしかありません。一般人のファンの予想を軽々と超えてしまいます、これだから錦織ファンはやめられません(笑)(日本のプロでマスターズベスト8は錦織選手の他には3人、しかも3人ともに1回、錦織選手は23回)そんなこんなで・・・さかもとこーひーはこの8月で31周年になりました・・・何日の開店だったかは忘れてしまいました(笑)・・・開店前にポスティングした時の暑さだけ覚えています。いつもお引き立て、ありがとうございます。最初の独立の紅茶の店テ・カーマリーからは41周年・・・19歳で修行に入ってからは喫茶業界50年になりました。そこで、50年のキャリアで感じていることを書いてみたいと思います。おかげさまで・・・31年間焙煎してきて、焙煎機の大きな胡椒やトラブルはありませんでした・・・勿論小さな故障はありましたが、焙煎できなくてお客さまにコーヒーを届けられないようなことはありませんでした。(同時に身体の大きなトラブルもありませんでした、丈夫です(笑))個人店で焙煎機は一台ですから、焙煎機にトラブルがあるとお手上げです。何かトラブルあった時のために一日や二日分のストックはありますので、1日2日で修理すれば乗り切れます。で、先日の定期点検の時の裏話しで聞いたのは・・・12年使っているのにきれいで問題も無いとのことで・・・他の自家焙煎店だと掃除やグリスアップができていなくて汚れがひどく、それが故障にもつながっているようです。昔は(50年以上前)自家焙煎が少なかったので・・・メンテができる工場が前提で、その延長で自家焙煎店が増えたので・・・メーカーはメンテをアドバイスすることが無かったのが現実でした。まぁ、機械いじりが好きな人にとっては当たり前のメンテなんですけどね。機械いじりrが好きな自家焙煎店は多いのですが、そういう店は改造も好きですね。坂本は機械いじり苦手なので、基本的なメンテだけしています。その素人考えの改造にも問題があるようです。メーカーの人も故障があると大変なので、最近はメンテもアドバイスするようになっているようです。まぁ、実際のところ・・・焙煎したり、カフェしたり、フードやスイーツの仕込みしたり、通販したり、卸の対応したり、マルシェやイベントの準備や後片付けしたり・・・かなり忙しいらしいです、仕事に追われるって感じでしょうか。その点、さかもとこーひーは焙煎して、店で販売して、通販で送る・・・それだけですので、仕事がシンプルです。毎月の煙突掃除や焙煎機の掃除にグリスアップを続けています。カフェしようと思ったら・・・50年のキャリアがありますし、40年前には最近よく見かけるスコーンもビクトリアサンドイッチケーキもキッシュもやっていましたし、ジャムも手作りして、ハーブも自宅で育て、ケーキは毎日6台7台と焼いていましたので・・・まぁ30年早かったと言われますが(笑)・・・できるんです。でも、しません。なぜなら・・・そうすると生活できないからなんです。勿論、卸さきのカフェにはカフェに集中して、カフェで食べていくにはどうしたら良いかアドバイスしています。自家焙煎という製造販売業とカフェという飲食業は全く違う業種なんです・・・同じコーヒー扱っていますが・・・その違う業種を個人店で兼ねるというのはかなりの負担で、無理があると思っています。経営的にもなかなか生産性上がらず、利益性も上がらないのが現実でしょう。コーヒーで食べていきたい、コーヒー好きの若い皆さんにはそこに気がついて欲しいと思っています。来週は焙煎のデータや、出会って25年になるスペシャルティコーヒーの今について買いてみます。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.11
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プロのつぶやき1274「焙煎機メンテでの裏話し」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。*8/12(月)~8/15(木)夏休みになります*猛暑酷暑で夕方には雷雨・・・熱帯になってしまったようです・・・8月になり朝晩は少し暑さが和らいで」いますが、くれぐれもご自愛ください。世間はオリンピックで・・・錦織選手はシングルス、ダブルスと緒戦敗退・・・ミックスダブルスでは錦織・柴原ペアでベスト8に入りました。5回連続オリンピック出場、4回連続ベスト8は地味ですがなかなかのものだと思います。ぶっつけ本番で試合数こなせていないですから、まだまだ試合感が戻らないようですが・・・これでアメリカに戻って試合数こなせば徐々に上がっていくでしょう。(早くも、モントリオールでの練習動画が上がってました)オリンピック後半はレスリングで千葉県松戸市出身の須崎優衣選手の出番で楽しみにしています。東京オリンピックで金メダル取っていて2連覇目指しています・・・そして吉田選手伊調選手両レジェンドを追いかけています。パワー。スピード、タイミングと揃って抜群の強さです。それにしても、昨晩の早田選手は凄かった・・・あんなスピード・タイミングでの打合いとプレッシャー!・・・ラリーはテニスに通じるものと卓球ならではのものがあり、面白いです。インサイドアウトの逆クロスなど惚れ惚れします。初日の金メダルで角田夏実選手が有名になりましね。千葉県八千代市出身で巴投げと関節技で有名な選手ですが・・・学生時代に柔術に出会って今のスタイルになったそうです。そうは言っても・・・日本柔道の世界はきれいに投げての1本勝ちの価値観が根強くて・・・元々柔術も伝統にあるのに、投げにこだわっています。そんな同調圧力の中巴投げと関節技での金メダルまで上り詰めたことに驚きます、見事なパラダイムシフトです。組織に馴染めず、業界にも馴染めず・・・我が道をとぼとぼ歩いてきた坂本としてはとっても好感を持てる選手です。一二三選手の金メダルは素晴らしいですが・・・スポーツですので、そうは思うような結果は出ません、それがスポーツの良いところだと思います。商売も同じで、そうは思うようにはいきませんので、スポーツでの勝っても負けても興味深いです。そうそう、達郎が志の輔さんとご飯を食べたと言っていて・・・月曜の早朝ニッポン放送朝ぼらけで上柳アナウンサーが達郎NHKに行ってきて挨拶した話しをして・・・お昼ビバリー昼ズで高田センセーが下北で志の輔師の真夏の大忠臣蔵に行ったら・・・志の輔と達郎の話しになって、お互いもうライブは3時間を切ろうという話題になってました(笑)二人とも長いライブですから。志の輔師は3時間超え当たり前・・・達郎も昔は3時間半、去年でやっと3時間切って、今年は2時間40分になったようです。もう古希の爺いですからね。お客だって3時間はきついんです。3時間半なんて昔のいい思い出になりました。おっと、土曜日は談春40周年独演会でした・・・笑いのない2席「景清」と「妲己のお百」で、有楽町朝日ホール満員700人のお客が引き込まれ、見事でした、名人への道まっしぐらです。師匠が同じでも、志の輔、談春、談笑と全く芸風が違うのが面白いし、楽しませてもらっています。そんなこんなで・・・月曜日は焙煎機の定期点検をしてらいました。去年しなかったので、2年ぶりです。電気系統やモーター、グリスアップ等々チェックしてもらいながらの業界裏話しで盛り上がります。機械屋さんから見た業界と自家焙煎店から見た業界の印象の違いも面白く・・・ここだけの話しがいっぱい(笑)おかげさまで、問題なく、普段のメンテナンスもよくできているとのことでした・・・自家焙煎店はやることが多く、忙しくて、ついついメンテが後回しになり・・・汚れやトラブルが目立つと聞きました。さかもとこーひーはカフェはしないので、仕事がシンプルなんですが・・・多くの自家焙煎店は焙煎して、カフェして、ケーキ焼いたり、パン焼いたり、ランチしたり、エスプレッソもあったり、ネットショップもしていたり・・・忙しいんですね。さらに1kgの焙煎機が増えているとのことで・・・12kgのさかもとこーひーの焙煎機との違いもあります。1回で10kg焙けるのと、1kg焙けるのでは手間も生産性も違ってきます。焙煎機がどんどん高くなっているので、1kgの焙煎機なら手が届くとか、こまめに焙煎するとか、色々と理由はあるでしょうが・・・少量焙煎ではなかなか焙煎が安定しないと思うんです。それに熱の伝わり方も違って・・・5kgで焙煎していた店が、12kg焙煎機に替えたら生豆も焙煎スキルも一緒なのに美味しくなった店が何店もあります。この辺は比較する機会が無いと思うので、ベテランでも知らないと思います。長くなったので・・・50年のキャリアで感じていることを次回書いてみようと思います。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさとゆたかな香り」を大切にしています。
2024.08.04
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