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テーマ: 愛・地球博(446)
カテゴリ: お出かけの話
子どもの頃、デパートに連れて行ってもらうと、地下のケーキ売場でいつも足が止まっていました。

ケーキが欲しくてダダをこねていた訳ではなく、ガラス張りで厨房の中が見えるようにしてあるお店の前で、飽きることなく、いつまでもケーキ職人の手元を見ていたわけです。

ケーキにとどまらず、手打ちのうどんや蕎麦をお客さんの前で実演しているお店も大好きでした。最後の工程まで見届ける前に「帰るよ!!」と言われると、とっても哀しかった。

どういう訳か、大人になった今でも、デパ地下のケーキ売場で延々、厨房の中を見つめてしまうことがあります。
催事場で「江戸の職人芸 製作実演販売」なんてやっていたら、もう大変。買いもしない江戸切子のグラスやおろし金などが出来上がっていく様を、飽きもせず次々眺めてしまいます。

前置きが長くなりましたが…

そんな私が、「愛・地球博」で出会った「世界の職人さん」をご紹介します。


スリランカ館「彫金」
スリランカ館にて
彫金で壁掛けを作るおじさん。
販売員も兼ねるので忙しそうだった


スリランカ館「敷物」
同じくスリランカ、植物の繊維で
敷物を織るおじさん。
出来上がった部分は自分のお尻の下に


ウズベキスタン館「刺繍」
ウズベキスタン館にて
織物に囲まれる刺繍美人。
真夏は暑くないかしら?


イラン館「チャイハネ」
イラン館では紅茶が飲める。
サモワールで本場のお茶を淹れる女性。
角砂糖を口に含んで飲みます


ウクライナ館「藁細工」
ウクライナ館で藁細工の実演中。
彼女の髪飾りの花も藁で出来てます。
五寸釘や丑三つ時を連想してはダメ。


トルコアイス「どんどるまん」
トルコ名物「のびるアイス」を売る元気なおじさん達。
パフォーマンスもかけ声も賑やか!
BGMは陽気なアレンジの「阿修羅のごとく」



せっかく早起きして、朝から会場入りしたというのに…夫も私もこんな調子で、各国の職人さんたちの手元に見とれていたものですから、またもや人気の企業パビリオンにはほとんど入れずじまいでした。
まぁ、行列に並ぶ根性もないし、本来の「万国博覧」の意義には、かなっているかも?



三菱未来館「ワカマル」
+番外編+
働いてるのは人間だけじゃない?
三菱未来館ではロボットが一生懸命説明してくれます


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最終更新日  2005.06.19 18:04:45
コメント(14) | コメントを書く
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万博に行けないので・・・  
花蓮ママ♪  さん
楽しめました♪
トルコのお茶って角砂糖口に含んでから、紅茶を頂くのですか!!びっくり!原始的・・?
昔読んだ漫画のハチャメチャ主人公が、
インスタントラーメンを口に入れて、
お湯を流し込んで「腹の中で一緒になる!」といっていたのを思い出しました。
本場トルコアイス食べてみたい!!おじさんの鉢巻がいいですね。

私の弟が、ケーキ売り場の「ケーキ作り」に熱中してました!!懐かしいなあ♪サリィさんも隣で見てたかもしれませんね♪ (2005.06.19 18:35:35)

Re:万博に行けないので・・・(06/19)  
サリィ斉藤  さん
花蓮ママ♪さん

>楽しめました♪

ありがとうございます。万博レポートとしてはかなりマニアックな偏りが出てしまいましたが(笑)

>トルコのお茶って角砂糖口に含んでから、紅茶を頂くのですか!!びっくり!原始的・・?

添えられた角砂糖も現地のものなのか(ちなみにイランの「チャイハネ」と呼ばれる茶館の方式です)、口に入れるとホロリと溶けて、形もふぞろいで素朴な感じでした。しかし、慣れないと砂糖と紅茶のほどよいハーモニーを口中で再現するのは難しかったです(笑)

弟さんと私たち夫婦、一緒に万博を回ったらかなり楽しめるかも?? (2005.06.19 20:03:15)

Re:世界の国からこんにちは(06/19)  
職人さんがお好きなんですね。
私も以前仕事で、いろいろなものー家具とか染色とか彫金ーをつくっている方々のお話を聞かせていただいたことがあります。みんな個性的ですてきな生き方をしてる人たちでした。 (2005.06.19 21:00:20)

Re:世界の国からこんにちは(06/19)  
SEAL OF CAIN  さん
トルコのおっさん達のはちまきに爆笑です。
お茶を淹れるイラン人女性がキレイですね~。 (2005.06.19 23:17:44)

Re:世界の国からこんにちは(06/19)  
ISO0104  さん
トルコアイス、あののび~るアイス「ドンドルマ」を日の丸必勝鉢巻で作っておられるおじ様たちがとっても素敵です。BGMが「阿修羅のごとく」というのは、NHKのドラマのときの主題曲、オスマントルコ軍楽隊の「ジェッディンデデン」ですか?私もあの曲は大好きです。モーツァルトやベートーベンなど、ヨーロッパの著名な作曲家たちが影響を受けて「トルコ行進曲」を作った気持ちがわかります。もっとも私は作曲の才能はないので聞くだけですが(笑) (2005.06.20 00:17:03)

職人の世界  
サリィ斉藤  さん
なずなっち8643さん

>職人さんがお好きなんですね。

手仕事で色々なものが出来上がっていく様子って、本当に見ていて飽きないんですよね。

>私も以前仕事で、いろいろなものー家具とか染色とか彫金ーをつくっている方々のお話を聞かせていただいたことがあります。

それはうらやましいですね。一つの道を極めている方々の個性って、それぞれ素晴らしいものなんでしょうね。 (2005.06.20 03:03:57)

いい味出してるでしょ?  
サリィ斉藤  さん
SEAL OF CAINさん

>トルコのおっさん達のはちまきに爆笑です。

何に対しての「必勝」なんでしょうね?ふと考え込んでしまいました(笑)
客が手に持ったコーンの上にアイスを乗せて、クルンと回転させるパフォーマンスがすごいんです。
子どもも大人も、お客さん達は皆幸せそうな顔をしてました。

イランをはじめ、中東圏の女性達は皆さん本当にお美しいですね。あの彫りの深さはうらやましいです。 (2005.06.20 03:08:11)

商品名は「どんどるまん」でした!  
サリィ斉藤  さん
ISO0104さん

>トルコアイス、あののび~るアイス「ドンドルマ」を日の丸必勝鉢巻で作っておられるおじ様たちがとっても素敵です。

「ドンドルマ」というのがトルコ語の正式名称だったんでしょうか。勉強不足で、不思議な商品名だなぁと思っていました。
BGMは、まさにご指摘の通りです。私も、あの音楽はとても好きです。ドラマの影響もありますが…
本家の、軍楽隊の演奏は重厚で迫力がありますが、こちらのBGMはポップなアレンジで、その上「どんど~るまん、どんど~るまん♪」とあのメロディで唄い続けるという(笑)
何だか、耳について離れない楽曲でした。 (2005.06.20 03:11:47)

Re:世界の国からこんにちは(06/19)  
紫0204  さん
職人芸はやっぱりおもしろいですよね。私もついつい見入ってしまいます。
でも湿度と暑さで大変だろうねー(笑)

そしてロボット、やっぱり気になりますねー。
以前主人が仕事で行った先にアシモがいたらしく、やっぱり目が釘付けになったそうです。 (2005.06.20 12:08:41)

ロボット、可愛かったです  
サリィ斉藤  さん
紫0204さん

>職人芸はやっぱりおもしろいですよね。私もついつい見入ってしまいます。

やっぱり?(笑)
写真で紹介した以外にも、カレーのお店でナンを焼く人とか、鮮やかな手つきにいちいち見とれておりました。
暑い国から来た人はいいけれど、北方の国々の人は本当に大変でしょうね。

>そしてロボット、やっぱり気になりますねー。
>以前主人が仕事で行った先にアシモがいたらしく、やっぱり目が釘付けになったそうです。

私、ロボットと、ディズニーランドにいるような機会仕掛けの人形の区別が今ひとつついていないのですが(笑)たしかに「アシモ」を見たときはすごく感動しました。私も仕事で出かけた展示会の会場で遭遇したんですけど、同僚そっちのけで(!)人波をかきわけて見つめてしまいましたよ。 (2005.06.20 13:43:30)

じっと見たのは  
まろ0301  さん
 かなり大きくなってからも見入ったのは、卵を片手でコンッ!と割る技でした。
 で、割ってから、黄身と白身とをボウルの中にタラッ・・と入れる。

 自分で出来るようになった時は、ちょっと嬉しかったですが。

 本物を見るのは楽しいですね。 (2005.06.20 23:53:04)

Re:じっと見たのは(06/19)  
サリィ斉藤  さん
まろ0301さん

私はなんと言っても、デコレーションの行程が一番のお気に入りでした!

今でも、料理番組でお菓子を作っていると、仕上げの場面をじーっと見てしまいます。
自分ではお菓子づくりをほとんどしないのですが、三つ子の魂百まで、ということでしょうか。

卵の「片手割り」。憧れましたよね。
出来るようになった時の達成感、私も思い当たります。 (2005.06.21 00:17:47)

とても楽しい画像です。  
mayao5  さん
ウキウキしながら読ませていただきました。
世界の職人さんの画像はとっても楽しい。
私は企業のパビリオンよりもこちらの方に興味があります。この画像を載せるところ、サリィさんのセンスの良いところですよね!! (2005.06.21 00:17:52)

Re:とても楽しい画像です。(06/19)  
サリィ斉藤  さん
mayao5さん

>ウキウキしながら読ませていただきました。
>世界の職人さんの画像はとっても楽しい。

ありがとうございます。楽しんでいただけてよかったです!
旅が好きで、行きたいと願いながらもまだ訪れることの出来ない国がたくさんある私にとっては、諸外国のパビリオン巡りは本当に楽しい「世界一周」でした(時間がなくて、実際は半周も出来ていないんですけど…)。 (2005.06.21 01:35:44)

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