ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2011.10.01
XML
カテゴリ: お出かけの話
111001_120956.jpg


今年も、さいたまスーパーアリーナへフィギュアスケートを観に行ってまいりました。

日本、北米、欧州の3地域対抗戦、ジャパンオープン。
プレシーズンマッチとでも言えばいいでしょうか、選手達の仕上がりは必ずしも完璧とはいえないものの、フィギュアの季節の幕開けを告げる、楽しみな試合です。

皆、今年のフリーはどんなイメージなのだろう…そんな期待と、公式戦を会場で見るという初めての経験に、ドキドキ胸を高鳴らせつつ会場入りしました。


111001_124013.jpg


日本の選手たちが寄せた手書きのメッセージがボードで公開されていました。
高橋大ちゃんのメッセージは一言「未来を信じよう!」。

111001_124746.jpg

大きな被害を受けたアイスリンク仙台の復興を目指すチャリティグッズ。
微力ながら、私もキーホルダーを購入して協力いたしました。
(係の方に許可をいただき撮影させていただきました)


各チーム男女2名(プロアマ混合)で結成され、男子・ゲスト・女子の順で滑走が行われました。
リンクサイドに佐藤コーチ・長光コーチ・モロゾフコーチ・ミーシンコーチがずらりと並び、6分間練習が始まると、会場の空気がグッと引き締まります。
これが大きな試合だったら、その緊張感はどれほどのものか。小心者の私にはとてもムリだな…と思いました(苦笑)

プルシェンコ選手がドクターストップで欠場となったのはとても残念でしたが、やっぱりテレビで見るのとは一味もふた味も違う、スピード感とダイナミックさを実感しながらのスケート鑑賞は素晴らしかったです。

アマチュアの公式戦を離れて久しい、カナダのバトル&ロシェットが、かつて試合で滑っていたプログラムを見事に演じきったことに感動。

今年のあっこちゃん、いいですよ!真央ちゃんの「愛の夢」と並んで楽しみなフリープログラムです。

さて、「今年のプログラムは挑戦というより賭け」と公言していた大ちゃん。
大歓声に迎えられて登場した時、私の最初に頭に浮かんだのは

「…スパンコールがないびっくり!!」

ということ。
これまでディテールまで凝りまくったキラキラの衣装がお約束だっただけに、上下黒のシャツとパンツ、という出で立ちに驚きましたが、シンプルな服もお顔立ちを引き立てて…(以下賞賛を500フレーズほど省略)。
去年より、素人目にもわかるくらい柔軟性が増していて、ドーナツスピンも進化しているようでした。
ショートもフリーも、とても完成形の到達点が高そうな難しいプログラムだなぁと思いますが、これからの進化の過程が楽しみでなりません。

ゲストスケーターの荒川静香さんが、見事なイナバウアーでしめくくるプログラムを披露した後、サプライズゲストで羽生結弦くんが登場したのはうれしい誤算。

春から夏、各地で開催されていた様々なアイスショー。


被災地の思いをその細い肩に背負って、全力を振り絞る彼の滑りを見ていると、涙があふれます。
しっかり者の賢い子、それゆえに、自分に与えられた役割をわかりすぎて、抱えすぎて、がんばりすぎてはいないのかな…

…と、余計な心配をするこちらの思惑を軽々と飛び越えて、彼は「時分の花」を目一杯咲かせています。その花の盛りが、色を変えても長く長く続きますように。願いながら楽しみながら、応援していきたいです。

幅広い世代に注目したい選手が顔を揃えていて、あぁ、やっぱりフィギュアスケートは愉し…と、まだ見ぬ今シーズンのドラマに思いを馳せると、自然に頬がゆるむのであります。フフフ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.10.03 21:56:48
コメントを書く
[お出かけの話] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: