イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

2024年09月05日
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カテゴリ: 誘水日記



40年以上会ってない。

3人で古い汽車に乗った。
もう一人は若い女性で、
友だちが連れてきた。
挨拶もしないし、
友だちも紹介しようとしない。

まるでそこにいないような扱いだ。

汽車に乗ったら、


2人で向かい合わせに座る。
汽車はどこへ行くのかわからない。
友だちは知っているようだった。

「懐かしいね」
会話が始まった。
会話と言っても、
一方的に彼が話をする。
それも自慢話ばかり。

「ぼくが部長をだったときにはね・・・」
というサラリーマン時代の手柄話だ。

あいつは確か、

大成功のサラリーマン生活だったとおもう。

でも、人の自慢話は面白くも何ともない。
そんな奴じゃなかったのにと、
右から左に聞き流しながら、
ぼくは気持ちのこもってない相づちを打つ。


なぜか、ぼくの心にはかなしみが広がっていった。

目が覚めてもきちんと記憶に残る夢だった。

ぼくは思った。

「あいつ死んじゃったんじゃないか」

同い年だから、
まだ死ぬのは早いが、
死んでもおかしくない年齢でもある。

最後に俺のこと思い出してくれたのかな。

自慢して旅立っていくのだから、
満足のいく人生だったのだろう。

元気でやっていたら失礼な話だが、
ぼくの夢に突然出てきて、
それもリアルな感じだったので、
何か意味がありそうな気がしてしまうのだ。

70歳に手が届く年齢というのは、
老人と言われると抵抗があるけれども、
人生の終盤に差し掛かっているのは間違いない。

若いころは、
時間は無限にあると思っていたが、
やっと、
残された時間という感覚をもてるようになった。

生きている間にこれだけはやりたいという気負いはないけれども、
まだ動く体に感謝しながら、
動けるだけ動いて、
死ぬ瞬間まで「こんなことやりたいな」と若者のような希望をもって、
やれるところまでやれればいい。

いくつになっても、
一所懸命に生きていれば、
思わぬことが起こってくる。

エキサイティングにスリリングに。

そして、
古い友だちが元気でがんばっていることも祈っています。
まだ、死ぬのは早いな。






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Last updated  2024年09月05日 18時46分55秒
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