毎日を記念日に。

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2011.02.26
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テーマ: 海外生活(7808)
のんびりペースすぎて、もはや誰も覚えていないであろう、中東旅行記。

・・・申し訳ござりませんm(_ _)m


リアル中東旅日記の記憶が薄れてきた、この絶妙のタイミング。

新鮮な気持ちで読んでいただければ嬉しく思います。



<1>  旅の幕開け

<2>  関空からドバイへ

<3>  飛んでイスタンブール

<4>  トルコ人

<5>  パムッカレ

<6>  カッパドキア



現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラ から。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





翌日は、朝の5時に起床。

カッパドキア名物とも言われる、気球ツアーに参加します。




カッパドキアの雄大な景色を眺めながら、日の出を見るというツアー。


値段は少し高めですが、払う価値あり! と色んな人から聞いていたので、

とても楽しみにしていました。

天気が心配でしたが、この日もどうやら晴れみたい。

良かった~。




5時半。

バスが宿の前まで迎えに来てくれました。

バスに乗り込み、気球乗り場へ。

バルーンツアーは多くの旅行会社が運行していて、

乗り場には、かなりの人が集まっていました。


辺りはまだ真っ暗。



11月ともなると、朝晩はぐっと冷え込みます。

フリースの上にダウンジャケットを着込み、

サービスで振舞われた温かいコーヒーを飲みながら、じっと待ちます。



仕切り役の方が一人いらっしゃり、

準備ができたバルーンから、乗り込む人の名前を発表し、




バルーンは近くで見るとかなり大きく、

一つのバルーンに、20人ぐらい乗れるようです。


ガスバーナーの火がゴウゴウと燃え、いよいよ準備万端。

一機、また一機と空へと上がっていきました。

そしていよいよ、我々の乗った気球も上空へ。

ドキドキワクワク。

空の旅の始まりです。




しばらくすると、東の空が徐々に明るくなってきて、太陽が顔を出しました。

薄暗かったカッパドキアの大地に光が差します。

地球とは思えないような、奇岩の広がる大地。

どこまでも続く真っ青な空。

そして、その空に浮かぶ色とりどりの気球たち。


あまりにも非現実的な美しさに、言葉を失いました。

まるで夢の国にいるようでした。




真っ暗な中で輝く、ガスバーナーの灯り

美しい日の出

まるで夢の世界






気球は空高く上がったり、谷に降りて壁すれすれを低空飛行したり。

ドライバーさんのテクニックが素晴らしく、とても楽しませて頂きました。

約一時間のフライトを終えて地上へ降りると、

係りの人が待機していて、気球を手際よく片付けて下さいます。


そして、どこからかシャンパンとグラスが登場。


ポン! と軽快な音を立てて栓を抜き、グラスに注いでくれます。

そして皆で乾杯。


気球後にシャンパンなんて、なんて素敵なサービスかしら!

と、思ったら。


そこには隠された真意があったのです。





シャンパンを飲んだ後、グラスを返却するテーブルが用意されていて、

そのテーブルのど真ん中には、チップ箱。


そして、テーブルの横にズラリと一列で並ぶ、気球スタッフ一同様。


グラスを返却に行くと、無言でジッと見つめられるのです。



日本に、的確なことわざがあります。


「目は口ほどに ものを言う」




チップくれ! という熱意をビシバシ感じました。

チップを入れた人には、拍手喝采。

チップを入れない人には、無表情。


すごい。

計算されつくした、シャンパンサービスでした。






大満足のバルーンツアーを終え、宿に帰宅。

時刻はまだ朝の8時。

おいしい朝食を食べて、ひと休憩。

同じ宿に、カッパドキアに3ヵ月も滞在しているリュージさんという方がいて、

辺りを案内していただける事になったので、ハイキングに行きました。


最初に行ったのは、パン屋さん。

皆さん、もうすっかりお忘れの事かと思いますが、

私がトルコへ行きたい! と思ったキッカケは、エキメッキというパン。


エキメッキは確かに美味しいのですが、

トルコでは、パン屋さんをほとんど見かけません。


イスタンブールの街中ですら、ほとんど見かけません。

エキメッキは、小さな商店の店先やスーパーで売られていて、

人々はそこで買っているみたいです。


パンは一体、どこで焼いているのかしら?

トルコにはパン屋さんは無いのかしら?

ずっと疑問に思っていました。

リュージさんが村のパン屋さんをご存知だと言うので、

お願いして連れて行っていただきました。


そこは、パン屋さんというより、パン工場のようでした。

パン窯というより、ピザ窯のような大きな窯があり、

ちょうどピデ(トルコ風ピザ) を焼いているところでした。


カッパドキアのパン屋さん

トルコのピザ、「ピデ」を焼く職人さん



どんどんピデが焼きあがります。

店内で一人のオジサンが待っていて、

どうやらそのピデを大量に購入される様子。


たぶん、このオジサンは村の商店の方で、

自分の店で売るパンを、こうして買いに来ていらっしゃるんですね。


そのピデがとっても美味しそうだったので、

パン屋のオジサンに、バラ売りしてくれるのか聞いてみたら、

一枚4リラ(240円)で売ってくれるとの事。


ぜひ食べたい!

でも、一枚が相当に大きいので、買おうか迷っていると、

ピデを買い付けに来ていたオジサンが、自分の購入分から、半分分けて下さいました。

しかも、お金は要らないよって。


わー!

ありがとうございます!


焼きたて熱々のピデを、その場でパクリ。

トマトソースのサッパリした味。

生地が薄くてパリッパリ。

すごく美味しい!


いい旅夢気分


旅に出ると、こうしたちょっとしたやり取りが、とても楽しく嬉しいです。







その後は、パシャバー、ラブバレー、ローズバレーなど、

ギョレメ近郊の見所をハイキング。

道を歩いていたら、一台の車が通りかかり、止まりました。

運転席のオジサンが、「乗っていくかい?」 って。


わーお。

ヒッチハイク!


一人だったら絶対に乗らないのですが、今日はベテランさんと一緒。

この辺りではよくある事らしいので、お言葉に甘えて乗せてもらう事にしました。


「こんな所通るの?」 という細い道をガンガン進み、

あっという間にパシャバーに到着。

ありがとうございました!


パシャバーには、シメジのような岩がイッパイ生えていました。

色といい形といい、ホントにシメジですよね





続いてのラブバレーには、5本のアスパラガス。

真ん中のが一番美味しそうな形♪





最後に上ったローズバレー。

ピンク色のローズバレー


夕陽を浴びて、濃いピンク色に染まる、ローズバレー。

とっても美しかったです。



大満足のハイキング。

しかし、ずっと歩きっぱなしで、ふくらはぎがパンパン。

帰り道はかなりグッタリモード。

陽が落ち、辺りは夕闇。


こういう時こそ、ヒッチハイク!

誰かーっ。

村まで乗せていってくれませんかーっ。



通り過ぎる車をガン見。

運転手さんに猛烈アピール。


しかし、こういう時に限って誰も止まってくれないんですよね。

約1時間の道のりを、とぼとぼ歩いて帰りました。









<8>へ続く。







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Last updated  2011.02.28 14:31:07
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