ウソの世界の極楽鳥

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2014.01.17
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カテゴリ: 音楽
前回のあらすじ


何か凄い物に触れたような気がしたお猿さんは、勢いでベースとアンプを
買ってしまうものの、好きな曲が結構変態な感じだったので、耳コピも
へったくれも無く(基本やれよ)、あっという間に部屋のオブジェと化して
しまうのであった・・・・


更にその数年後、「BLANKEY JET CITY」のある曲に触発されて「赤いギター」を
買っちゃったお猿さんは、今度は真面目に教本だのビデオだのを買い込んで
練習する振りをしたが、いかんせん指が短すぎてコードを押さえるのが非常に
困難だと分かり、結局部屋のオブジェが増えるだけであった。




k-6.jpg


「YBO2」の中心人物であった北村昌士氏は、一部クリムゾンファンのバイブルと
呼ばれた「キング・クリムゾン 至高の音宇宙を求めて」を25歳の時に発表、
音楽評論家として名をあげた人であった、らしい。

音楽雑誌「FOOL'S MATE」の初代編集長として、プログレやニューウェイブを
中心にサブカルや音楽論を発信していた。そうだ。


残念ながら、自分が「FOOL'S MATE」を買い始めた頃、既に北村氏は元、という
肩書きで、偶に文章を掲載しているのを読む程度であった。

当時の北村氏を知る人の話によると、本当にプログレ関係に詳しく頭も切れ
まくるので、実に凄い文章を書くいい評論家だったそうな。
その後、凄くつまらない音楽やってたみたいだけど、と続いていたが。


まぁ、私はその凄くつまらない音楽に熱狂していましたけどね。



触れてきて、自分のやっていること(音楽)との差異に関してどうやって整合性を
とっていたのだろうか、という趣旨の文章が書き込まれていたが、実際そこら辺
どうなんでしょう。

自分も絵を描く(というのとは少し違うけれど)仕事をして、何にも納得出来ずに
結局仕事を辞める事になってしまったので、分かる部分はあるのだけれども。




その周辺の事象も引き込んでくれた素晴らしいバンドだと思っています。





北村先生のやっていた別ユニット「Canis Lupus」で島尾敏雄の「死の棘」を
モチーフにした曲があって、それ自体はあまり好きではなかったのだけれども
小説はすぐに買って読んで感銘を受けた(その数年後映画化されて話題に)。





また、彼が立ち上げたトランスレコード(後のSSE)からは「ZOA」や
「黒色エレジー」など多くの優れたバンドがアルバムを発表してくれたし。


残念ながら北村昌士氏は、2006年に49歳という若さで亡くなられてしまって、
もう新しい活動を知る事が不可能になってしまった。
訃報を知った日、泣きながら酒を飲んで「YBO2」を聴いたよ。


多分、血縁者でない人が死んで泣く事は、もう無いだろうと思う。




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最終更新日  2019.01.05 15:00:14
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