青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2020年01月13日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆今回のリペアは、YAMAHA FG200J 黒ラベル セッティングです
 親友のMe君から工房オープンのお祝いとして頂きました。
 k2が黒ラベル好きを完全に読まれてました(笑)
 Me君談 手に入れたけど音が良く無いから研究材料にしてみたら
 軽く試奏しましたが何時もの黒ラベルとは全く違うと言うか、ヤマハらしさが
 微塵も感じられません。手こずる予感満載です。

◆画像から確認して行きます



●社外品のピックガードと言うか、振動ガードに近い存在ですから無論外します

●内部のバック側にクリアラッカーを塗った痕跡が有ります

 クリアラッカーも取り除きます


●ナットは水牛ボーンオイル漬けに交換します。ペグはGOTOHに交換されてます


●バックはワックス掛けだけです


●手を尽くしても改善されない場合は、ネック塗装を剥がしてオイルフィニュッシ
 にする選択肢も有ります


●測定値では高めの弦高ですけど、試奏すると測定値ほど高さを感じません
 規定の弦高にセッティングします


●1E側も同じです


●1Fの調整は最終局面で行います


●ネックの反りも、元起きもボディ隆起も有りません、弦を緩めて保管していたと
 思われます



●振動ガードを外します
 軽くドライヤーで暖めながらプラスチックのスクレパーで外します


●既存のラスチックサドルは、フレットボードのR350に見事に合ってません
 ヤマハとの相性の良いエボニーサドルに交換します


●ストリングガイドをノコギリで入れますと1E~4Dの様な形状になり、弦を外す時に



●既存のプラスチックナットが水牛ボーンオイル漬けに交換する前に、ナットをマウント
 するスペースを水平直角に整えておきます


●予定の弦高になる様に測定したデータでサドルを削り出して行きます


●フレットボードのRと一致させます、セッティングが完了した後の試奏で良い結果が
 出ない場合は、サドル材を水牛ボーンオイル漬けに交換するオプションも有ります





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最終更新日  2020年01月13日 23時09分30秒
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