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2018/12/20
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カテゴリ: こころとは
おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり

幕末の長州藩の尊王倒幕志士として活躍した 高杉晋作 < 天保10年(1839)~慶応3年(1867)>の辞世の句とも云われています。

「すみなすものは心なりけり」と詠んでいます。
では、その心とはどんなものだろうか!?


心 =「ここ・ろ」=「此処・櫓」
櫓は和船の舟の舵取りを担う器具です
こころのろ(櫓)の使い方で進む方向を選べるわけです
自ら、(櫓)を操って、どこを目指すかということです。

ろ(櫓)の使い方で進む方向や人相までも選択可能なのです
反復することで培われるものがあるわけです。
ろ(櫓)を操って、目指す到達地点に向かうわけです。



心 =「ここ・ろ」=「此処・炉(爐)」
もう一つの「ろ」は「炉」、ロ いろりのこと。
溶鉱炉など火を燃やし続けるところです。
自ら炉(爐)に火を灯し続けることです。

思いを絶やさず、諦めずに燃やし続けることです。
継続の力、習慣とも称される行動です。
炉(爐)に火を灯し続けることです。

また炉(爐)から出てくるものは、入れたものが出てくるわけです。
溶鉱炉に鉄鉱石を入れれば、鉄が出てくる。
金が出てくるには溶鉱炉に金鉱石を入れなければ、金は出てきません。






世の中のひとはなにをぞ言わば言え 我が為すること我れのみぞ知る

坂本 龍馬 <天保6年(1836)~ 慶応3年(1867)幕末の日本の政治家・実業家。


それにしても高杉晋作28歳の生涯、龍馬は31歳の生涯ですが後世、歴史に名を残したわけです。辞世の句が広く知られるわけですから、たいしたものです。

心がけ次第で、生き方は変化するということです。





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最終更新日  2020/09/16 02:50:07 PM
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