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2008.02.26
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カテゴリ: 読んだ本
訳:木村裕美
2006年7月 集英社より

1945年、バルセロナ。
主人公のダニエルは10歳、古書店を営む父と二人暮らし。
無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で、偶然1冊の本を手にする。
本の作者はフリアン・カラックス。
素晴らしい小説なのに、世間に出回っておらず、しかも彼の本を集めては焼き捨てる謎の人物が
いるという、幻の作家。
この作家について調べているうちに、ダニエルは事件に巻き込まれていく、という話。




舞台がスペインなんですが、1936~1939年にかけてスペイン全土を荒廃させた内戦が
起きていました。
フリアン・カラックスの子供~青年時代が19世紀末から1920年くらいまで。
10歳のダニエルがフリアンの本に出会ったのが1945年。
ダニエルが初恋を経て、青年期にかかり、フリアンの謎を解こうとして危機を切り抜け、
最後に決着するのが1955年。
更に10年後に、再び「忘れられた本の墓場」を訪れるところで終わります。
まあ、息の長い話。

それはともかく、問題はその時代の文化背景とか、スペイン人の価値観とかがわからないため、
いろいろな描写が映像として浮かばないこと。
更に、フメロ刑事という理不尽な特権をふりかざして一般市民を迫害する男が出てきて、

たぶん内戦後の荒れた時期だからなんでしょうけど。
これが戦時下の日本だったら、映像も浮かぶし、軍部や警察の理不尽ぶりも理解できるん
ですけどねー。(-_-)

ダニエルが会う女性にことごとく惹かれていくのも、よくわからない。
ダニエルのクララへの片思い。ヌリアへの淡い気持ち。ベアトリスへの愛。

それほど魅力的な女性として描かれていたのか?
その気持ちの揺れが小説的に重要なのかどうかも不明。

上・下巻なんですが、話が盛り上がってくるのが上巻の終盤から。
おかげで「何で、フリアンにこだわっているんだっけ?」というのが、よくわからなくなって
しまいました。(^^;

読むのに時間かかったせいもあるかも。
わかりにくいと、あまり進みませんよね。(-_-)
もう1度読み返すと、いろいろな事がもう少し理解できるのかも。
でもそれは大変だなあ・・・・。

心に残るエピソードはフリアンが大切にしていた万年筆を燃やすところと、
ダニエルが重症の床から万年筆を贈る、そして本に書かれた献辞の部分。
よかったなあ、と思えます。






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Last updated  2008.02.26 14:04:04
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