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2011.01.15

土曜日に病院でみけにゃんの血液検査をしました。

甲状腺機能亢進症で薬を飲んでいるみけにゃん。
飲み始めたのは１０月９日から。

本来ですと、薬を飲み始めてから１ヶ月くらいで血液検査をして
薬の量が適正かチェックするそうなんですが、病院での抵抗激しく
血液を採らせないみけにゃん。
血液検査をするのにも麻酔が必要になってしまいます。

で、麻酔によって体にかかる負担を考えると１ヶ月後にはできないので、

その間は、食欲や飲水量・尿量などから薬の効果を推測しつつ様子見ということでした。

そして１５日(土)が検査の日でした。
麻酔のための絶食がありますので、前日の夜８時以降から食事抜き、
当日朝は水もなし。
でも、薬は飲ませてください、と言われたんですよね。
ウチでは食事に薬を混ぜていたのでこれは難関でしたが、
猫缶のスープほんの少しに薬を混ぜて与えたところ、きれいになめ尽くしたようです。
（家族があげたから、私は現場を見ていない）

いざ、病院へ。
朝預けて夕方迎えに来るものと思っていたら、先生がなんと
「一度、麻酔なしで採血できるか試してみましょう」と。

でも今の病院の院長は、以前に「僕なら採れるかも」って言っていたんです。
確かに院長は注射一本するにしても、神速の腕前なんですよね。
ぼやっと見ていた私が、うったことに気付かなかったくらい。

採血前に訊かれました。
「怒った時に、手(爪)や口(歯)が出るタイプですか？」

　そのまま行くと思います」

すると保体役の女医さんが専用の長グローブを着けて登場。
みけにゃんは洗濯ネットに入れて連れていくんですが、そこから下半身だけを出し、
首にはエリザベスカラーを付け、女医さんが上半身で胴体を押さえつつ
左手で両前足を、右手で両後足をキープという態勢。
この状態で、院長は後足から採血をします。

「飼い主さんは手を出さずに、頭の方で呼びかけていてください」とのことで、
ずっと「ガンバレ、いい子だから我慢、もうちょっとだよ」と励まし続けていました。
採血、結構長かったです。
みけにゃんも暴れっぱなしというわけではなく、暴れる → 一息つく → 暴れるを
繰り返すので、一息ついている時に採血するんだと思うけど、
だんだん暴れっぷりがエスカレートするんですよね。
鳴き声も凄まじくなるし。

とうとう院長が「もうムリだ」と言って、注射器をいったん抜きました。
採れた血液の量がギリギリだったらしく「量が足りるかすぐ見て！」と奥に渡しました。
足りなかったら追加で採るつもりだったらしく、保体はそのまま。
幸い何とか足りたので、ようやく放免となりました。

血液検査の結果、薬の量はちょうどよかったらしく、肝臓・腎臓・甲状腺関係
全てが正常値になっていました。(^^)
よかった～。
これなら、このまま今の量で薬を続けて、次の検査は３～４ヶ月後でいいもの。

麻酔せずに採血してもらえて、本当に良かったです。
採血くらいだと麻酔の量も少ないそうですが、麻酔のリスクがどう出るかは
毎回わからないので、生涯にする麻酔の回数は１回でも少ない方がいい。
全力で保体してくれた女医さんにも、後足も相当バタつかせたと思うのに
上手に採血してくれた院長にも深く感謝です。

みけにゃんもよく頑張ってえらかったね。(^^)

雑誌入れに収まるみけにゃん。たぶん去年の夏くらいの写真。
20110117雑誌入れのみけにゃん（去年の夏）.jpg

女医さんに「お顔はこんなに可愛いのに、気が強いのね～」と言われました。

ええ、すっごく美人でしょ？
もうシニアなんですけど、時々少女のように愛らしくもあどけない表情もするんです。
でも神経質で気が強くて、ノラ時代に身に着けた体の使い方の上手さが
抵抗する時にすごく役に立ってしまうんですよねー・・・とは
いくら親バカでも、さすがに言えない。
「ええ、まあ～」と曖昧に笑ってごまかしました。

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