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2011.03.07
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カテゴリ: 読んだ本
1985年10月 徳間書店より

宇宙歴799年、ラインハルトはローエングラム王朝の初代皇帝の地位についた。
23歳の若き専制君主の誕生である。宿敵ヤン・ウェンリーとの戦いで発揮されてきた
冷徹な野心と知謀が、その覇業を成し遂げたのだ。
「新帝国ばんざい!」の歓呼が轟く中で、新内閣のメンバーが発表されると、
その栄光の極みにいる新皇帝の結婚問題が取り沙汰された。
そんな折り、ラインハルトはキュンメル男爵家の当主で、ヒルダの従弟・ハインリッヒを
訪れた。束の間の平和が帝国を包んでいるかに見えたが・・・・。

(表紙裏 紹介文より)


ラインハルトが皇帝の地位に就き、宇宙は帝国の支配下に置かれました。
同盟は自治を認められ存続。
平和が訪れ、何もかも解決のように見えますが、そうでもない。

同盟の自治を許した帝国ですが、完全に消滅させてしまいたいと願う勢力もいます。
また、同盟政府は帝国に対し多額の戦争賠償金を支払わなくてはならず、
平和が来たから国も潤うというわけにはいかない。
政策の失敗により帝国から難癖をつけられて、同盟を完全に滅ぼされないように


ヤンはフレデリカと結婚し、念願の年金生活を送っていますが、
ヤンが実力と人望をもって帝国に叛旗を翻すのではないかと多方面から憶測され
何かと波乱含みな生活です。

そして起きる事件。
また歴史が大きく動く方向に流れていきます。

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これ以降は後の自分のための覚え書きとなり、当然ですが全てネタバレとなります。
ご注意ください。




















裏表紙の紹介文にあった、キュンメル男爵によるラインハルト暗殺未遂事件。
でもこれはちょっとした事件という感じで大事には至りませんでした。
ハインリッヒ・フォン・キュンメル男爵はヒルダの従弟で、病弱で余命短く、
ヒルダのお父さんが後見人を務めています。
そのキュンメル男爵が地球教にそそのかされて、ラインハルトが自宅に訪問に来た時に
暗殺を企てるのです。

「それを渡せ」「いやだ」という子供っぽい応酬のあげく、取り押さえられました。
周りがハラハラして見ているのに、当人達は子供のケンカ状態なのが
ちょっとおかしかった。

キュンメル男爵はそのまま力尽きて(病弱だから)死んでしまい、
ヒルダ父娘はキュンメル男爵の親戚ということで謹慎。

新皇帝の結婚問題への伏線かなあというところ。
それ以外では、結婚問題はさして話題になっていない感じ。


暗殺が地球教の差し金と知り、ラインハルトは地球教殲滅のため
ワーレン提督を差し向けます。
ワーレンは地球へ向かう途中で、暗殺されかけますが、腕を切断して助かりました。

同じ時期、ユリアン、ボリス・コーネフ、ポプラン、マシュンゴ少尉も
地球教の調査のため地球へ行っていました。
こちらは戦艦を仕立てていくのではなく、信者のふりして内部へ入り込む潜入捜査です。
ここで、ポプランが食事に麻薬を使われていることに気付き、全員に食事を抜くように指示。
禁断症状で苦しんだあげくに、医療班に連れられて医務室に向かったところ、
ユリアン、ポプラン、マシュンゴは出会い、医者を倒して情報を得ます。
そこへ侵入してくる帝国兵士達。

ユリアン達は必要な情報を手に入れ、帝国軍に対しては「地球教に捕まっていた」と
出入り口の情報などを教えて、協力者として報いられることに。
帰還する帝国軍と一緒に、帝国首都オーディンへ行くみたい。


その頃の同盟は、バーラト和平以後、レンネンカンプが帝国高等弁務官として赴任、
事実上の総督として統治しています。
レンネンカンプは、先の戦いでヤンに負かされた恨みが忘れられない。
何とかしてヤンを排除したいと思っていて、それがいつかヤンが謀反を企むという
強い思い込みとなり、しつこくしつこくヤンを監視しています。

監視を命じられたのはラッツェル大佐。
レンネンカンプの部下だけど、ヤンに好意的。
監視の前に
「こういう事情で監視をさせていただきます。鬱陶しいでしょうけどご辛抱を」
とわざわざ挨拶にきてくれた人です。
レンネンカンプにもヤンが謀反を起こすとは思えないと意見したし、
後に事件が起きてから、ミッターマイヤーに真相も伝えてくれた人です。

しかし、とうとうレンネンカンプの思い込みが高じて、メルカッツ提督が生きている、
メルカッツを逃がして後の戦いの準備をしたのはヤンだという噂を利用して、
同盟政府にヤンの身柄引き渡しを要求するのです。
これはオーベルシュタィンの入れ知恵で、そんな権利はないけど要求すれば、
その不当さにヤンのかつての部下達が必ず蜂起して、大騒ぎに発展するから
そこを押さえればいいというもの。

レンネンカンプはオーベルシュタィンに「この事を皇帝はご存知なのだろうか?」と聞く。
オーベルシュタィンは「自分で聞いてみれば?」ととぼける。
もちろんラインハルトは知りません。
ヤンのことは嫌いじゃないので、そんな作戦知っていたら止めるに決まっています。
レンネンカンプもラインハルトのヤンへの好意を薄々察していて、
そんなことを聞いたらラインハルトの不興を買うだろうなと思って、聞かない。
不思議なのは、不興を買うとわかっていて、なぜそれを実行するんだろう?
聞いたら怒られる、やったらもっと怒られるって思わないんだろうか。

不当な要求を突き付けられたのは、同盟最高評議会議長ジョアン・レベロ。
「同盟政府を守る」という理由で、ヤンを逮捕します。
帝国に引き渡すためではなく、同盟内でヤンを処刑してしまえば
帝国に付け入れられることがないという理由で。

私、何だかすごくレベロが嫌いなんですよね。
もしかしたらヨブ・トリューニヒト並に嫌いかも。
レベロは、とにかく自分の利益が一番という腐敗しきったトリューニヒトとは違って
まともな民主政治を行いたいと思っているはずなんだけど。

レベロはヤンに向かって、ヤンが国家の存立に危険を及ぼそうとしている、と言います。
ヤンの能力が、人望が、ヤンの意図に関わりなく帝国へのクーデターを成功させることが
可能だから、ヤンは危険だ、というわけです。
ヤンがどんなに「そんな意思はない」と否定しても
「私個人はずっと君を信じてきた。だが感情だけで、あるいは個人レベルの道徳で、
 事態を処理するわけにはいかないのだ」
と言う。
ヤン 「国家のために個人の人権が犠牲になるのは当然だ、とそうお考えですか?」
レベロ「当然とは思わない。だが人間の行為の中で、もっとも崇高なものは自己犠牲だ」

なんかねえ、すごくイヤだ。
レベロが大事に思っているのは、民主主義という社会システムだけで、
その中で生きる国民でも個人でもない。
だから自分以外の他人に平気で死ねと言える。
そのくせ自分は崇高な使命のために、つらい任務(ヤンに死を強要するのは非人道的で
つらい仕事だと酔っている)を耐えているのだと思っているわけです。
個人的にはヤンを信じてきたと言っているけど、これはウソ。
この人は、自分でそう信じたがっているだけで、心底でヤンを信じたことなんか一度もないと思う。
自覚がないぶん、トリューニヒトより質が悪いかも。
社会システムが正常に稼働していて、クリーンな世界で上から使われているうちは
いい人かもしれないけど、個人的には大嫌い。
この人は一生かかっても「人は石垣、人は城」という境地には立たないだろうと思います。

ヤンの処刑寸前、フレデリカ、アッテンボロー、シェーンコップ&ローゼンリッターが
救出に駆け付け、ヤンは命拾いします。
その後、シェーンコップがレベロを捕獲。
ヤンはレベロと取引し、同盟政府はヤンに脅されたことにしてヤンを解放。
更にシェーンコップはレンネンカンプを捕獲、これを人質にして、レベロを解放。
ヤンとかつてのヤン艦隊にいた人達は、レンネンカンプを連れたまま宇宙へ旅立ちます。
たぶんメルカッツ提督に合流するんだと思う。
その船の中、失敗を償いようがないと覚悟したレンネンカンプは自殺してしまいます。
ラインハルトはまだ知らないけど、知ったら怒るだろうなあ。
次巻はまた波乱の展開になりそうです。





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Last updated  2011.03.08 17:46:27
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