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2016.06.24
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カテゴリ: 読んだ本
絵:杉浦 範茂
1988年06月 講談社より


人間や友だちについて、
いちにんまえになるということについて-------。
なやみながらも、
やがて自分なりの答えを見つけだしていく
黒ねこルドルフ。
ルドルフとそのなかまたちの、笑いと涙でいっぱいの一冊。

(表紙裏 紹介文より)

ルドルフが東京の神社の縁の下で、ノラ猫としてイッパイアッテナと暮らすように
なってから一年。
もう体つきは大人の猫になりましたが、精神的にはまだまだ子供。
その春から夏にかけては何かと事件が起こり、それを通してルドルフは『いろいろと
考えるところがあって』成長していく様子が描かれます。

ルドルフともだちひとりだち [ 斉藤洋 ] 価格:1296円(税込、送料無料)




以下、粗筋と感想になります。ネタバレに注意。
























最初の事件は、川の向こう(松戸か市川?)からドラゴン兄弟がやってきたこと。

 黒猫のルドルフというのがいる」という噂が流れているのです。
ドラゴン三兄弟はルドルフを倒し、イッパイアッテナの縄張りを横取りしようと
二番目と三番目が神社にやってくるのです。
しかし、あっさりとイッパイアッテナに撃退され、逃げ戻っていく。
その時のイッパイアッテナの「てめぇら、シマ(縄張り)を取りにきてタマ(命)を
取られちゃシャレにならねぇな」という啖呵を聞いて、ルドルフは無邪気に
「タマ?ビー玉のことかな。取り上げちゃえばいいのに。あれおもしろいんだ」と
思ったりするのが可愛い。

次の事件は、ルドルフとブッチーが蛇を見に、江戸川の土手へ行った時に起こります。
蛇を見たはいいけど予想以上に気持ち悪く、足下ばかり見て歩いていた2匹は
気付かずに3匹のポインターに接近してしまいます。

犬達をけしかけるのです。
必死に走って逃げる2匹。
すると前方から、かつて戦って勝利したブルドッグのデビルが、飼い主に連れられて
散歩の最中。
デビルの恨みを買っているのは必至。

ルドルフは道路の方へ降りる事に。
道路に止められた車の下へ逃げ込んだルドルフは、ブッチーが囮となって自分を逃がした
事を悟る。
ギャン!という悲鳴。
ブッチーがやられた!とルドルフは隠れ場所から飛び出すのですが、見えたものは
デビルがポインターに噛み付いている光景。
飼い主の所まで逃げる3匹のポインターを追いかけ、デビルは大きく吠え、
3匹+1人を逃走させてしまうのです。
その後、自分の飼い主に怒られちゃってましたけど。(^^;

助けられたルドルフはその夜、デビルにお礼を言いに行く。
そして自分より先に、イッパイアッテナとブッチーがお礼を言いにきたことを知ります。
デビルは、かつての自分は自由な猫達がうらやましくてひがんでいた。
池に落とされて負けて悔しくて、でも仕返ししたくても自分はどこにも行けないから
誰かに仕返しを頼もうと思った。
その時に、自分には仕返しを引き受けてくれる友達がいないことに気付いた。
でもそれは自由がないからではなくて、かつての自分が悪かったからだとわかったと告白。
デビルの「名前がイッパイアッテナ。友達がイッパイアッテナ。いい名前だな」という
言葉が印象的。
呼ぶ人が大勢いなければ、名前はいっぱいあったりはしないですもんね。
こうして、ルドルフ達はデビルと仲直りして友達になるのです。
デビル、性悪だと思っていたけど、改心してよかった。
仲良くなれて嬉しいです。
強くて、頼もしいしね。
ステーキとか御馳走してくれたりもするのよ。(^o^)

デビルの家の隣の空き地に大きな家が建てられます。
そこは、かつてイッパイアッテナが飼い主と住んでいた場所。
飼い主が渡米して、古い借家は取り壊されていました。
イッパイアッテナは飼い主が戻ってくるのではないかと、ずっと待っていました。
が、建てられた家の表札が「川上」であるのを見て、飼い主は戻ってこない、
ならば自分がアメリカへ行こうと決意する(飼い主は日野さん)。
デビルの家でお別れ会をした夜、新しい家の持ち主が家を見に来るのに遭遇。
持ち主と秘書の会話が聞こえます。
「なんだ、この川上って表札は?」
「大工の名前です」
「友達が川上さんちだと勘違いすると困るな」
続けて玄関を見て
「注文した扉と違うぞ」
「扉の下に、更に小さな扉を付けたドアは特注なので間に合わなくて、仮のドアです」
「これはまずい。友達が・・・」
猫ドアが必要な、文字の読める友達って・・・イッパイアッテナだよね。

持ち主はアメリカで事業に成功して金持ちになった日野さんで、日本進出にあたり
イッパイアッテナと一緒に暮らすため、ここに家を建てていたのです。
こうしてイッパイアッテナとルドルフは日野さんの家で飼われることに。

しかしルドルフは自分はノラ猫だと思っています。
自分の飼い主はリエちゃんだから、日野さんは違うと思って。
悩むルドルフに、イッパイアッテナとブッチーは岐阜へ戻ることを勧め、ルドルフも決意。

岐阜への旅は、東名高速でトラックを乗り継いでいく作戦。
まずは金物屋へ卸しにくる問屋のトラックで厚木へ、その後はインターで止まった車に
次々乗り換えていきます。
途中、乗っていたトラックが故障して止まってしまい、浜名湖SAまで歩きます。
眠気と空腹でフラフラしながら歩き、SAでは優しい母子からウナギをもらったりして。

こうしてルドルフは、岐阜の自分の家にたどり着きます。
リエちゃんの部屋へ入ってみると、見知らぬ黒い子猫、名前はルドルフ。
1年間ルドルフを待っていたリエちゃんですが、ルドルフの母猫が子猫を産んだので
ルドルフに目元が似た子猫を引き取ったのだそうです。
でも、だからってルドルフと同じ名前にする?
そりゃないよ、リエちゃん。
ショックを受けるルドルフ。
子猫に名前を聞かれ、ためらったルドルフは「ぼくの名は・・・いっぱいあってな」。
その時、「ルドー」とリエちゃんの声がします。
ルドルフは、窓が開いていたから入ってみただけだと告げて、部屋を出て行きます。
魚屋の前に止まっていた、かつて乗ったのと同じトラックに飛び乗り、東京へ戻るルドルフ。
ちょっと涙出そうでした。

こうして、またルドルフとイッパイアッテナ、ブッチー、デビルの友情は続くのです。
リエちゃんのことはショックだったけど、完全に独り立ちして、後ろめたさを感じずに
日野さんの世話を受けることができるようになって、かえって良かったのかも。

作者あとがきで「これもルドルフの自伝」とありました。
友達がメモを付けて置いていったとあって、その友達って実はイッパイアッテナなんじゃ
ないの?と思ったけど、前作の時に友達は電話してきたことを思い出した。
あー、じゃあ猫じゃないか。
本当の正体は?と気になる。(笑)





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Last updated  2016.06.25 11:31:07
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