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2019.09.01
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​映画「引っ越し大名!」を見て来ました。

原作があって、土橋章宏の「引っ越し大名三千里」の映画化です。
土橋章宏氏は『超高速!参勤交代』シリーズの作者。
監督は『のぼうの城』を手がけたの犬童一心監督。

ストーリー
江戸時代、徳川綱吉の治世の姫路藩が舞台。
ある日突然、姫路藩藩主の松平直矩(なおのり)(及川光博)は、幕府より
姫路から日田(大分)への国替え(引っ越し)を言い渡される。
国替えは全ての藩士とその家族全員で移動するため、
桁外れの費用と労力がかかる超難関プロジェクト。

このピンチに、姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)が
国替えの総責任者『引っ越し奉行』に任命される。
いつも書庫にこもって本を読んでばかりの引きこもり侍、仇名がカタツムリの春之介は
突然の大役に怖気づくが、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や
前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)の助けを借りて
この引っ越しに挑む、という話。

笑って見られるエンターテイメントという感じです。
高橋一生が御手杵を振り回すシーンがあるというので観に行ったのですが、
それを除いても面白く見られる映画です。

松平直矩について
松平直矩は、越前大野藩主・松平直基の長男。
父・直基が播磨姫路藩への国替えの最中に死去、直矩はわずか7歳で家督を相続します。

慶安2年(1649年)に越後村上藩に国替えとなります。
成人後の寛文7年(1667年)、再び姫路に復帰。
しかし親族の御家騒動に巻き込まれ、その不手際を咎に領地を半分以下の7万石に減らされ、
天和2年(1682年)豊後日田藩に国替えを命じられました。
その後出羽山形藩、さらに陸奥白河藩へ移され、領地も元の15万石になりましたが、

直矩は「引っ越し大名」とあだ名をつけられた、と言われているようです(諸説あり)。

御手杵はこの藩の家宝です。
御手杵の槍は、室町時代に下総国結城の大名・結城晴朝が作らせ、
その養嗣子・結城秀康(実父・徳川家康)に伝わり、
秀康の五男で結城氏の名跡を継いだ松平直基の子孫、松平大和守家(前橋・川越松平家)が
受け継いだものです。
越前松平家は分家が5つあり、
  津山松平家(美作国津山藩10万石) - 秀康の長男忠直の子孫
  福井松平家(越前国福井藩32万石) - 秀康の次男忠昌の子孫
  松江松平家(出雲国松江藩18万石) - 秀康の三男直政の子孫
  前橋松平家(上野国前橋藩17万石) - 秀康の五男直基の子孫
  明石松平家(播磨国明石藩 8万石) - 秀康の六男直良の子孫
松平直矩は五男・直基の子。
秀康の父・結城晴朝は元々は豊臣に親交が深かったようです。
関ヶ原の戦いの後、秀康が1604年に越前国へ転封となった頃から
秀康及びその周辺で徳川氏への復帰が図られるようになり、1607年に秀康が死去すると、
跡を継いだ秀康の嫡男・忠直は松平姓を称するようになりました。
晴朝は、実父(小山高朝)や養子(結城朝勝)との縁を切ってまで守り抜こうとしていた
鎌倉時代以来の結城の所領と家名があっさりと捨てられる事態に衝撃を受け、
徳川家康に懇願して秀康の五男・直基を養育し、結城家を継承させたらしいです。

なるほど~。
家宝の御手杵の槍が五男に家にあるのって、そういう理由からなんですね。
それと、松平を名乗っているなら徳川方だろうに、なんで国力を削ぐ国替えを何度も
させられているのかと思っていましたが、元々が豊臣方であったなら
幕府からも警戒されていたのかもしれないですね。
それにしても、正室じゃないにしても家康の子の血統なのに、ずいぶんな扱いですよね。
真田みたいに秀忠に嫌われていたとか、幕府要職の誰かの恨みを買っていたとかあるのかしら?
詳しく調べてないから知らないけど。

※御手杵について
 「天下三槍」と呼ばれた名槍の1つ。
 「お手杵の槍」とも呼ばれる。
 駿河国嶋田の刀工、五条義助が鍛えた大身槍である。
 鞘は細長く杵のような形であり、そこからこの名がついたといわれる。
 結城晴朝が敵の首を複数串刺しにして凱旋する途中、中央あたりに刺していた首が
 自重で落ち、遠目で見るとそれが杵を担ぐ姿のようだったから、という説も存在する。
 馬印として参勤交代では家格を表す爪折傘と共に藩主の乗り物の脇にあった。
 切先から石突までの拵えを含めた全長は約3.8m、槍身は穂(刃長)4尺6寸(139cm)、
 茎まであわせて全長7尺1寸(215cm)と桁外れの大きさで、
 鞘の重量は6貫目(22.5kg)あり、道中で雨が降ると水を吸って10貫目(37.5kg)を超え
 普通の人間にとっては運ぶことも大変だったと言われている。
 昭和20年の東京大空襲によって消失。
 「御手杵を鞘から抜くと必ず雪が降る」「参勤交代の先頭にすると雨が降る」という
 伝承がある。


以下は映画の感想です。ネタバレありますのでご注意ください。









映画が題材として取り上げているのは、お家騒動による豊後日田藩への国替えですが、
映画の中で国替えの理由がお家騒動ではなく、エンタメらしい別の理由が創作されていました。
直矩に美少年好きの逸話があるみたいで、映画では小姓とも恋仲。
江戸幕府小納戸役の柳沢吉保が男色で、彼に迫られた直矩がそれを拒んだため、
吉保から逆恨みされたせい、というもの。
江戸留守居役の小兵衛に、そのへんの事情を打ち明けた直矩が
「俺が吉保に応えていればよかったと言うのか」と怒ると、小兵衛が
「そうは申しませんが」と言いつつ、「こんなことになるなら1回くらい・・・」と
恨みがましい目を向けるのが笑った。
国を守るために藩主を売り飛ばす気だよ、この人。(笑)

高橋一生の演じる鷹村がすごくよかったです。
たぶん武芸においては藩一番なんだろうと思いますが、典型的な脳筋で、
女好きのお調子者。
片桐の親友で、引っ越し奉行を引き受ける時にも
「失敗した時には俺も一緒に腹を切ってやるから」と言ってくれるいいヤツですが、
実際に、片桐が引っ越しの策が整わなくて家老連中から腹を切らされそうになった時には、
決意した顔で「よしっ」と立ち上がり、「介錯は俺が」って言ったんですよ。
そっち!? 一緒に腹切るんじゃないの!?

この引っ越し、柳沢吉保の差し向けた幕府隠密が暗躍していて、城内の裏切り者と通じて
国替えを失敗させてお家のお取り潰しを狙っています。
このため、引っ越しの道中で直矩の駕籠を狙って隠密達が襲ってきます。
この時の鷹村が「きたきたきたーーーーっ!!」と超嬉しそうで、
俺の出番だとばかりに、生き生きと戦うのです。
ここで、命の危険にさらされた直矩が、鷹村に家宝の御手杵を使用することを指示。
テンション上がりまくりの鷹村は、ものすっごい笑顔で大槍をぶん回して大活躍。
ご機嫌なバーサーカーって感じで楽しかった。
見てて思ったけど、槍って殺傷能力が一番高いのはもちろん突いた時だろうけど、
あれだけ重量あったら撲殺武器としても十分いけるよね。
楽しい殺陣シーンでした。

殺陣シーンはおもしろさ優先だったのですが、鷹村のカッコいいシーンもありました。
日田への国替えの時に石高が大幅に減らされたので、藩士のリストラが必要になるのです。
片桐がリストラする藩士ひとりひとりにそれを告げていくんんですが、
その時に、隣室で刀を携えてその様子を聞いているんです。
万一、逆上して斬りかかるような藩士がいたら、それを斬るお役目として。
真剣な顔でやり取りを聞いていて、話が緊迫して来た時にチャキッと鯉口を切るのが
カッコよかった。

そして無事に国替えは成功。
その後も2回の国替えをこなし、その2回目の時は加増があったため
姫路から日田へ移った時にリストラして姫路に残してきた元藩士達を迎えに行き、
最後は全員そろって国替え終了を宣言する、という感動のハッピーエンド。
とても楽しく見ることができました。





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Last updated  2019.09.03 12:49:19
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