今を生きる LIVE NOW:露草日記

今を生きる LIVE NOW:露草日記

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

アメキヨ

アメキヨ

カレンダー

お気に入りブログ

春採りキャベツ苗植… New! 根岸農園さん

今咲いているバラ … New! dreamroseさん

近大薬用植物園の実… New! だいちゃん0204さん

野鳥 New! himekyonさん

用水路~K川散策日記… New! ★黒鯛ちゃんさん

コメント新着

2016年07月27日
XML
 今まで年金機構からはがきが届いていても、そうそう丁寧に見たことがなかった。

 定年まであと3年。年金だけで暮らせるかどうかが自分にとって大事な情報であることを自覚し始め、昨日きたはがきを開封して一か月どのくらい年金が支給されるか計算してみた。おおよそ月額15万円ほどの年金から、国民健康保険料、所得税、住民税、介護保険料を支払い、さらに光熱費に上下水道料と家賃。食費、雑貨費、医療費。

 ざっと計算しただけでも、食費に使えるのは2万円くらい。被服費とか家電の買い替えなどを行おうとするなら相当計画的に、しかも節約を重ねなければそういったものにお金を使うことはできそうもない。


 年金だけで暮らそうとするには、本当の意味で科学的なものの見方が重要になる。

 今更ながらだが、今の健康状態がこれから続く保証は何もないし、膝や腰が痛みだしたり、ちょっと躓いて骨折をしたり、内臓の病気になったり、年齢相応の変化がやってこないわけでもない。

 食すること、住まうことなどについてなんてこれまで雑に、何の考えも持たずに月日を重ねてきてしまったことだろう。

 自分のことながら、愕然としてしまう。

 必要十分というより、必要最低限という考え方。知恵と知識で乗り越える暮らし。必要最小限で暮らすためには健康でいることが大前提。




 なのに、なのにそんな当たり前のことにやっと気が付いたというわけ。

 足腰が丈夫なうちに、物を整理し不要なものを処分して、調理や掃除など暮らしていくために技術を身につけて。

 これまでもそうだったけど、これからの日本で暮らすために「自助、自立」が強制されなくても、ごく当たり前になってしまいそう。電気、ガス、水道が止めらるということが自分に暮らしに忍び寄ってくる日も。近い将来の自分の経済力がこんなにも頼りないものとは、ね。

 80代や90代の方の「年をとることがこんなにもつらいものとは」、「元気なうちに施設入所をしたい」とか、そういう大先輩たちのつぶやきが非常に身近に感じられる。

 シミや皺をなくすとか、そういうCMが全く心に響かなくないというよりむしろ不快。

 「老後の準備」が差し迫ってきたということにやっと気が付き始めた今日この頃。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年07月27日 23時42分38秒
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
私もそうでした。1年前までなんとかなるだろうとあまく考えていました。住宅ローンの残りなどは退職金で払ってしまい、残った分で生活できるように切り詰め、それになれるようにしました。
 今のところ、なんとかなっているようです。 (2016年07月28日 00時22分41秒)

Re:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
私もそうでした。1年前までなんとかなるだろうとあまく考えていました。住宅ローンの残りなどは退職金で払ってしまい、残った分で生活できるように切り詰め、それになれるようにしました。
 今のところ、なんとかなっているようです。 (2016年07月28日 00時23分38秒)

Re:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
青翠4883  さん
若い頃先輩が年金で暮らせると言ってたからその気になっていましたが、急速に事情が悪化してきました。
65歳になったら老齢年金が加算されますがそれでも年金だけでは大変です。
というわけで、仕事してます。 (2016年07月28日 07時15分45秒)

Re:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
shin1t  さん
手に職が有り、志も有るアメキヨさんのような方が「この指止まれ方式」でこれから必要な人材を何人か集めて起業すれば他人が決めた定年なんて皆で先送り出来るような気がしますが如何でしょうか?
(2016年07月28日 07時29分45秒)

Re:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
「がん」に罹って再就職した会社を60歳で辞めましたが、幸い、粒子線治療に出会い、残っている腎臓を温存でき、透析することなく普通の生活をしています。今のところ再発もなく、副作用の腎不全も、重症には至っていません。私の年齢は61歳から老齢年金の特別部分がもらえますが、遊ぶお金くらいは収入を得ようと、以前から目指していた観光ガイドの仕事をこの8月からすることになりました。 (2016年07月28日 10時21分16秒)

Re[1]:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
アメキヨ  さん
ぼちぼちむら2さん

家もなく、シングルで自分の身体だけが資本である労働者は働けなくなった時は、一気に貧困になってしまうのですね。20代のころ、定年間際の方々の姿がとても無責任に思えて仕方がありませんでした。患者さんのために技術を高めたり学ぼうとしない、患者さんが変化しているのに、ケアは一年前、半年前、昨日と同じことで済ます、その姿勢が非常に悲しく寂しく怒りさえ感じました。自分は定年まで働いたとしてもそういう看護師にはなりたくない、その思いが今までずっと学び続けてきた理由です。ダメダメ看護師だったので、私が努力し続けなければならないというのも大きな理由なので、そうそう偉そうなことも言えないのですが。結果として、財産は何も残せませんでした。働けなくなる、企業の保障がなくなるということの恐ろしさをジワジワ感じているという次第です。 (2016年07月29日 22時36分09秒)

Re[1]:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
アメキヨ  さん
青翠4883さん

10年くらい前から、年金の危うさはすでに報道されていましたよね。でも、私は自分の問題として真剣に考えてこなかったんです。厚生年金で40年働けばまぁまぁ暮らせる、安易な思い込みでした。とりあえず、70歳まで働くつもりになっていますけど、すでに支給開始年齢を75歳にしようという提案がされているので、年金を当てにしない暮らしを衣食住から一から練り直しです。 (2016年07月29日 22時40分42秒)

Re[1]:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
アメキヨ  さん
shin1tさん

看護師が起業するなんて、なかなか難しいですよ。特に私みたいに独りよがりになりやすい頑固ちゃんは些細なことにも折り合いをつけられないし、そもそも人と協調してしかも経営的にも作戦を立てるなんて全く持って自信がありません。こういう自分を育て上げたのもこのわたくしですもんね。 (2016年07月29日 22時43分49秒)

Re[1]:定年退職まであと数年となって、自分だって「下流老人」の一人になる将来。(07/27)  
アメキヨ  さん
ワルディー・ヨーリョさん

 仕事を理由にしたとしても、お金を自由に使ってきたものですから、その理由はなんであるかをは別にして、生き生きと暮らすとか楽しく暮らすとか、そういうレベルまで自分の日々の暮らしを立て直せるか、なんだか怪しすぎるんですよ、私自身が。
(2016年07月29日 22時47分21秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: