One of my favorite things is ...

2020.08.07
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カテゴリ: データ分析
​​​​​ ​「手洗い♪う~がい♪ヤクルト♪」というCMがありましたが、これは、「手洗い、うがい、免疫力アップ」で元気に過ごしましょう、というメッセージでした。

さて、日本や東アジアでは、海藻類を大量に食べる習慣があるのに対して、欧米人の多くには海藻類を食べる習慣自体がないそうです。

東アジアにあった海藻食文化が日本に渡ってきたという説もあるようですが、海藻食文化は欧米にはないものです。

​​そして、海藻類のヌルヌルした部分に含まれる「フコイダン」という成分が免疫力を向上させる働きがあるのではないか、という説があります。

​↓細胞レベルでの研究で、海藻からの抽出物「RPI-27」がレムデシビルよりも約9倍 効果的だったという結果(EC50:83ナノモル対770ナノモル)が出ているようです。あるいは、レムデシビルの効果が弱過ぎるということなのかもしれません。​
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■上記の記事からの抜粋です。グーグル翻訳です。

研究者らは、哺乳動物細胞上の5つの化合物のそれぞれについて、EC50として知られる用量反応試験(ウイルス感染性の50%を阻害する化合物の有効濃度の省略形)を行いました。モル濃度で与えられるEC50の結果では、値が低いほど化合物が強力であることを示します。

RPI-27のEC50値は約83ナノモルでしたが、同じ哺乳類細胞でのレムデシビルの同様の以前に公開された独立したin vitro試験では、770ナノモルのEC50が得られました。 ヘパリンは、2.1マイクロモルのEC50、またはレムデシビルの約3分の1の活性を示し、ヘパリンの非抗凝固アナログは、5.0マイクロモルのEC50を示し、レムデシビルの約5分の1の活性を示しました。



「フコイダン」は、インフルエンザの予防に効果があるのではないか、という研究も行われています。

↓インフルエンザワクチン接種による研究です。


↓動物実験での研究です。​​


もしかすると、海藻類に含まれる「フコイダン」が新型コロナウイルスの感染抑制に役立っている可能性があるかもしれません。でも、臨床試験で検証されているわけではありません。

検証されていない説は、「デマ」に分類されてしまいますが、「効果がない」も検証されていないので、デマかもしれません。

動物の細胞レベルの研究でレムデシビルの約9倍の効果があるという「フコイダン」ですが、もっと研究が進められないのでしょうか。


奇しくも、総務省の家計調査によると、岩手県盛岡市の昆布やワカメの消費量は全国でも上位になっています。


では、欧米人も海藻類をたくさん食べればいいのかというと、そう簡単なことではないようです。

元々、海藻類を食べる習慣がない欧米人は、ヨウ素の摂取が足りていない状態ではあるけれども、ヨウ素が豊富な海藻類を食べたりすると、ヨウ素の過剰摂取になってしまうそうです。ということは、欧米人には「フコイダン」のサプリメントなどが適しているかもしれません。

もちろん、日本人も海藻類を過剰に食べれば、当然、ヨウ素の過剰摂取になるので、注意が必要です。


このあたりのことが、新型コロナの「ファクターX」を構成する一つの要因になっているのかもしれません。

「感染者数や死亡者数の状況が欧米と東アジアでかなり異なっている」

「海藻類の摂取状況に欧米と東アジアには大きな違いがある」

「海藻類に含まれるフコ ダンには免疫力アップの効果がある」

以上のことを合わせて考えると、「海藻類の食文化がファクターXの一つの要因かもしれない」という仮説もあり得るのかもしれません。​ ​​​

あるいは、納豆やヨーグルトなどの発酵食品がいいのかもしれませんが、恐らく、 ファクターXの 真相は謎のままなのではないでしょうか。

感染確認者が増加を続け、閉塞感のある中で、自衛をしていくためには、「手洗い、うがい、免疫力アップ」を心がけるしかなさそうです。

いずれにしても、免疫力のアップには、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠・休養、適度な運動など、生活の質を総合的に高めることが必要なのだと思います。



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↓うがいがそれなりに注目されているようですが、臨床研究はまだこれからのようです。


↓口腔衛生に注目し、うがいの効果についてまとめられている論文です。日本の水道水によるうがいも効果がないわけではないようです。昔のカルキ臭の強い水道水の方が効果があるのでしょうか。
そういえば、冷蔵庫の製氷機にはミネラルウォーターではなく、水道水を用いることが求められています。



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​【ダッシュボード 「COVID-19 Transition Graphs」 を試作】​​
こちらは、ジョンズ・ホプキンス大学のデータを利用したダッシュボードです。

中国本土以外の地域への感染が拡大しているため、国別、地域別の感染者数の推移を簡単に確認できるダッシュボードを試作しています。​

随時、ページを追加しています。グラフのデータは、右上部分の操作でダウンロードすることができます。

アメリカの「地域別の変数」を前処理して、「州別」での推移をグラフ化できるようにしました。

また、州コードのフィールドを作成してコロプレス地図も作成しています。

楽天ブログでは「iframe」タグが使えないので、Bloggerのページから利用できるようにしています。

無料で利用できる、グーグルの「データポータル」のダッシュボードです。データさえあれば、簡単に作成できます。「国」別、「地域」別に日ごとの感染者数の推移を見ることができます。

↓ダッシュボードの試作です。下記リンクのページから利用できます。
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ジョンズ・ホプキンス大学の「JHU CSSE」の「Covid19 Daily Reports」のデータを利用しています。
EdgeブラウザやIEブラウザなど、Chromeブラウザ以外での利用の場合はうまく表示されないことがあるようです。

上記のダッシュボードのデータの出所のサイトです。マップがメインのダッシュボードです








↓日本のインフルエンザの「定点当たり報告数」をグラフ化できるダッシュボードを試作。都道府県別にグラフ化可能です。



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Last updated  2020.11.07 10:35:49
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