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日曜日の競馬では、狙っていたアルナスラインの馬単をはじめとして東西の重賞ゲットなど割と良い配当を的中できたんですが、競馬を始めてから一番とも言える究極のヘタクソな買い方をしてしまったので、プラスはわずかとなりました。ちょっと弱気すぎたなぁ・・・・。得意と自負している3歳戦は、年明けのオープンクラスのレースは一応全て当たっている(きさらぎ賞は当たったとしておく(笑))ので今週も楽しみなんですが、日曜日のヘタクソな買い方によって流れが変わってしまいそうなヨカーンがします。どうかせめて皐月賞までは、もちますように・・・・では回顧を。「中山記念」4年前の再現をするかのごとく、後藤騎手の強気の騎乗によってローエングリンが中山記念を制した。レースはローエングリンがフライング気味とも言える好スタートからハナに立ち、道中は一度だけ12.0があるだけであとは全て11秒台のラップを落とすことなく逃げ、前後半4Fで48.2-47.7の素晴らしいペースで逃げ切った。自身の脚も上がり、ラスト1Fは坂もあって12.9とかかったが、それまでに後続に脚を使わせていたためセフティリードでの逃げ切りとなった。好スタートが最も大きな勝因ともいえるが、展望で書いたようにインティライミの柴田善騎手の作戦やシャドウゲイトが外枠に入ったことも大きいだろう。また、鳴尾記念では瞬発力勝負に持ち込まれて後れを取ったものの、控える競馬を覚えたことによって折り合いを欠くことなく先行できるようになっており、近走も崩れていなかった。力はある馬なだけに、今回は人気の盲点となっていた。ただ、やはり自分のペースで競馬ができないと厳しく、追っても味がないためこの辺りのクラスが限界となるだろう。同厩のエアシェイディは後方集団から外を追い込んで2着だった。じっくりと脚を溜めて瞬発力を生かしたいタイプなだけに中山コースは向かず、今回は速いペースで逃げたローエングリンを追いかけた後続集団が脚をなくした分もあっての2着と言える。ただ、自身の足は十分使っているため、このくらいの相手なら府中コースなら十分中心視できる。ただ、やはりG1級が相手となると厳しいように思える。ダンスインザモアは出遅れが少し響いたが、仮に五分のスタートだったら勝ちに行って脚をなくす可能性もあり、結果これが良いほうに出たのかもしれない。状態さえ本物ならこのくらいは走る馬で、一時のスランプは脱したと言って良いだろう。ただ、この馬もエアシェイディと同じく、このくらいの相手が限界に思える。シャドウゲイトは先行して上位二頭に交わされ4着。外枠だったので無理に行くこともせずの少し離れた追走だったが、それでも直線勝負のほぼ2着狙いの競馬の2頭に交わされただけで、その着差もわずか。力のあるところは見せた。使える脚も長いため、3歳時に府中で好走したように府中の長距離戦(目黒記念など)に出走してきたら非常に面白い存在。無論日経賞などに出走してきたら主役級だろう。グレイトジャーニーは得意の中山での競馬だったが、ローエングリンの絶妙なペースに脚を使わされた分だけ直線伸び切れなかった。今期は着順こそ悪くても目を引く伸びは見せており、中山や阪神の内回りなら狙えるだけの状態にある。インティライミは殿りに敗れた。今回は少し抑えすぎの印象もあるが、追い切りでは好調時の迫力あるフットワークと言うよりも軽い走りと言った感じで、悪くは見えなかったがいつもとは違った。ただ、気持ちの面も大きいと思われるため、次走ノーマークで自分のペースで逃げられれば一発はあるかもしれない。この大敗で大きく人気を落とすことも十分考えられ、次走は注目したい。馬券はローエングリンからの馬連。展望には書き忘れたがダンスインザモアも紐で買っており期待したが、一番リターンの少ないところで決まってしまった。「阪急杯」プリサイスマシーンとエイシンドーバーが同着で阪急杯を制した。レースは最後の重賞となる本田騎手騎乗のニシノデューが逃げ、34.3-34.8の少し遅めの平均ペースとなった。プリサイスマシーンは距離を意識して少し押し出すようにゲートを出すと、すぐに折り合いをつけて2番手集団のインという絶好位を取り、直線では一瞬行き場をなくしたが外に出すとグイグイ伸びて1着同着とした。ゲートを出したあとの反応は抜群で、ペースが少し遅かったこともあるがガッチリ抑えても追走できるほどの行きっぷりで走っており、これなら外枠に入らずにロスの少ない競馬さえ出来れば高松宮記念でも勝ち負けだろう。中京の芝が最終週で荒れれば荒れるほどチャンスは出てきそうである。同じく同着のエイシンドーバーはプリサイスマシーンとほとんど同じ位置取りでの競馬で、スムーズに直線を向けた分だけ優位に競馬を進められたが、今回はペースが遅かったことも勝因として大きいだろう。基本的に脚を溜めたいタイプで、この距離で更に強いメンバーと戦うとなると道中で脚を使わされて直線伸びあぐねそうな感はあり、やはりマイル前後が合うと思える。スズカフェニックスは好スタートから後方待機策で、直線良く伸びた。1400mだと前も止まらないため少し追走しつつの競馬となるが、1200mだと前崩れを待っての直線だけの競馬に徹することができ、ペースと仕掛け次第では高松宮記念出走でも十分面白い馬である。イメージとしてはアドマイヤマックスのような競馬が理想か。キンシャサノキセキはゲートを少しあおってしまったこともあるが、道中は少し掛ってしまった。その分だけ最後のひと伸びを欠いた形だが、これが1200mになれば嵌る可能性は十分ある。ただ、賞金的に高松宮記念出走は厳しそうな感じで、狙いは先になりそうな感はある。シンボリグランはここ数戦は枠順に泣かされている感がある。一時のスランプは完全に脱しており、枠順さえ良ければスワンSでプリサイスマシーンより1キロ重い斤量で0.1差の2着しているように力はある。ここ数戦それなりの着順には来ているものの、印象的な脚や勝ち負けに加わる姿が見られないため高松宮記念に出走してもそれほど人気にはならなそうだが、個人的には去年1番人気で出遅れて大敗したこの馬が最有力候補と思える。馬券はプリサイスマシーンから裏無しの馬単。エイシンドーバーが残ったと思っていて半分以上諦めていたが、拾い物の配当を手にすることが出来た。
2007.02.26
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週末は出張だったんですが、なんだか非常に疲れてしまい今日は家のことを少しやるだけで、あとはずっと家でゴロゴロしておりました。競馬のほうは私的に好調の3歳戦であるアーリントンカップ他、数レースにちょこっとだけ手を出してマイナスにならない程度だったんですが、年末に次ぐ2回目の開催で、ようやく阪神の外回りでどういった馬を買えば良いかが、おぼろげながら見えてきた気がしました。明日も重賞が組まれていますが、積極的に買いたいのは「すみれS」のアルナスラインです。では展望を。「中山記念」G1を見据えるには物足りないメンバー構成となり、各馬力の差はあまり感じられないため、中山1800mと展開がポイントになりそうです。◎ローエングリン一時は脚質転換を図り差しの競馬を行っていましたが、ここ2走は再び先行策をとっています。差しの競馬を覚えたことで折り合いもつくようになり、前走でも瞬発力勝負では厳しいこの馬が最後まで頑張っていました。今回は無理にハナは必要ないシャドウゲイトが外枠に入り、また前走で折り合いを欠いて失速した頭がある柴田善騎手が折り合いに専念しそうなことから、後藤騎手の思い切った逃げの競馬があるかもしれません。○インティライミ前走は馬が行きたがって失速しましたが、今回は調整方法を変えてきました。鞍上も2度目で前走よりは馬のことを分かっているでしょう。外回りを使う2200mよりも、今回の内回りコースのほうが折り合いもつきやすいのではないでしょうか。▲グレイトジャーニー近走は常に良い脚を使えるようになっています。ただ、元々一瞬の脚を使うタイプなだけに京都や府中では厳しく、本領発揮の舞台はやはり中山か阪神でしょう。位置取り次第ですが、内で我慢する競馬ならばコースロスなく上位に食い込めるのではないでしょうか。△1エアシェイディいまひとつワンパンチ足りない感じのこの馬ですが、安定身では上位のものがあります。脚をじっくりと溜めたいタイプで府中向きで、勝ち負けまではどうかと思いますが、鞍上込みで連下の一番手とします。△2メイショウオウテ本格化を思わせる昨秋でしたが、ここ数戦は歯がゆいレースが続いています。展開があまり向いていないことも確かではありますが、内容的には突き抜けそうな勢いで上がってきて止まるため、もしかしたら中山や阪神向きなのかもしれません。人気を落としている今回はちょっと狙ってみたい存在です。△3ブラックタイド前2走とも力は出していますが、展開などに恵まれていない印象です。ここに入っても好レースは十分できそうです。△4シャドウゲイト前走は鮮やかな競馬での圧勝で、今回も期待されます。ただ、前走はワンモアチャッターが掛って前にプレッシャーをかけたあと、乗じて途中からハナに立ってラップを落とさない競馬に持ち込めたように展開も向き、、ハンデと馬場も味方したことは否定できません。ここもアッサリがあって不思議ではありませんが積極的に買いたいという馬ではありません。△5ペールギュントこの馬も脚が一瞬で、直線が短いコースの方が良いような気がします。中山は良績がなく、坂にも少々不安はありますが、展開次第では面白いため一応印を回しておきます。トウショウシロッコはゲートが解消されていないため中山1800では厳しいように思え、マルカシェンクは道中で自分から動いていけるタイプではないため、両馬は無印としました。「阪急杯」ここも金杯と同様、距離・コースと展開がポイントでしょうか。◎プリサイスマシーン8歳になったこの馬ですが、その力は衰えるどころかますます力をつけている印象です。阪神の1400mも時計勝負も問題なく、ここも良いレースを期待できます。58キロは少し気になりますが、馬格からこの辺りまでなら耐えてくれるのではないでしょうか。○キンシャサノキセキ個人的に応援している馬ということもあり印が重くなることが多いですが、この距離は一番向くのではないでしょうか。1400mの流れで折り合いがつけば、突き抜けても不思議ではありません。▲イースター近走はマイル戦や中距離線を使っているこの馬ですが、私的にはこの距離が一番良いような気がします。良い脚が長く続かないタイプのため、府中や京都よりも阪神の方が競馬がしやすいのではないでしょうか。△1エイシンドーバーこのクラスに入ると1400mでは気持ち忙しいような気がしますが、なにしろ右回りでは崩れたことがほとんどないだけに、ノーマークには出来ません。乗れてない鞍上は少し不安材料ですが、馬の力はあるだけに連下一番手とします。△2シンボリグラン前走同条件の阪神カップでは良い脚を使ったものの、外枠からロスのある競馬で5着までとなりました。今回も外枠を引いてしまい、これは少し不運という気がします。力はあるだけに上位へは顔を出すでしょうが、勝ち負けまではどうでしょうか。人気が予想されるスズカフェニックスは、やはりじっくり溜めたい脚質を考えると阪神の1400ではスムーズな競馬が難しそうなため、無印としました。
2007.02.24
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LOSTの撮影フィルムが空港のX線検査で消去されたらしいですね。消された場面を取り直すには30万ドル必要だって。シーズン2は毎回ケーブルテレビで欠かさず録画などして楽しみに見ていて、シーズン3の放映も楽しみなんですが、7月には間に合うのかな?まあ、消去されたのは一部分でしょうから間に合うんでしょうね。さて、明日から出張です。去年もこの週に行って、阪神で日曜の阪急杯にて松永幹騎手の出来すぎとも思える最後の重賞勝ちを見たっけかな。そういえば最終レースでも勝ってちょうど1000勝したけど、フィールドルージュって1000万条件に居たんですよね。今週も鹿戸騎手と本田騎手が最後となります。鹿戸騎手といえばビーマイナカヤマでしょうか。ちょっと古いところでインディアンヒルなんてのも乗ってたっけかな?最近では藤沢厩舎の調教をつけている姿のほうが目立ちましたね。本田騎手はと言えば数々の活躍馬がいますが、個人的には天皇賞秋のプレジデントシチーでの曲乗りとも言えるような騎乗が真っ先に思い浮かびますね。その本田騎手、ローレルゲレイロに乗るわけですが、前走はちょっと脚を計ったような乗り方のため完敗でしたが、今回は勝ちに拘る騎乗をしてくるでしょうね。それにしても、何で前走脚を計ったんでしょう?調教師試験に落ちたときのため?それとも、最後の重賞でカッコ良く終わるためだったりして(笑)今週は他にも重賞や、すみれSなどもあり楽しみです。あ、そうそう、掲示板ですが出会い系の書き込みが増えるようになったので、しばらく楽天ブログの人しか書き込めないようにしときましたのであしからず。では、行ってきますわ。
2007.02.20
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「フェブラリーS」サンライズバッカスがフェブラリーSを制し、悲願の初G1制覇を飾った。レースはかなりの降雨があったために水が浮くような馬場になったこともあるが、思いのほかペースが上がり前後半の4Fは46.6-48.2のハイペースとなった。しかもその内容は全て12.5を切る息の入らない高速ラップで、差し馬向きのラップだった。これは高速馬場になったため、前に行っていないと厳しいという騎手心理が先行各馬と好位勢に働き、ラップが上がったものと推測される。ちなみにサンライズバッカスは勝ったサンライズバッカスは相変わらずゲートは良くなかったものの、行きっぷり抜群ですぐに中段のすぐ後ろにつけると、じっくり脚を溜めて余裕十分に直線に向くと一気に突き抜けた。パドックでは気持ち太くも見えたが、これはやはり腹袋がコロッとしている体型だろう。また、重馬場や当時かなりの高速馬場だった小倉の阿蘇Sでも完勝しているように、時計の速いダートでの競馬が条件としては合っていそうである。そして何より安藤勝騎手が手の内に入れたのが大きな勝因だろう。しかしながら依然としてゲートに課題が残るように全幅の信頼は置けず、あくまでも有力馬の一頭という評価が妥当だろう。2着のブルーコンコルドは体はプラス8キロだったもののいつもと変わらない、はち切れんばかりの好馬体での出走。向う正面もかなり手応えは良く、もう少し前でも競馬が出来たとは思うが、一度しか脚を使えないタイプのため動かなかったのは正解だろう。勝負どころでは幸騎手も動きたかったが、芝で重賞勝ちはあるものの体型を見るとおり元々がパワー型の馬で、高速馬場で他が動いたときにそれを上回る反応は厳しかった。直線では前が止まったこともありよく伸びたが、勝ち負けに加わるほどは詰め寄れず、直線の長いコースでは詰めの甘さは残る。上がりも最速タイではあるが、出色というほどではなく、これは鋭く短い脚を残り200で使ったため迫力ある追い込みに見えたように思える。ビッググラスは先行集団の少し後ろにつける本来なら絶好のポジションだったが、時計が速いダートとペースが上がってしまったため他の馬に条件が向いたような形。陣営としては天気が恨めしかったのではなかろうか。それでも厳しい条件の中で力は出しており、本格化している。距離的には融通が利きそうで、また年齢がいってから本格化したダート馬には長い活躍をする馬が多く、故障さえしなければそのうち順番が回ってくるような気はする。カフェオリンポスは中段からロスのない競馬で上位に食い込んだ。展望で古馬になってからはコーナーを4つ回る競馬に良績が残るイメージと書いたが、コーラルSでも勝ち星は挙げており、これは全くの間違いだった。展開が向いたとは言えこのメンバーでここまでやれたのは力がある証拠だが、気ムラなタイプのため判断が難しい馬である。フィールドルージュは5着に入ったものの見どころのない競馬。ゲートで少し後手を踏んだ上に芝でダッシュがつかず直線だけの競馬に徹し、ペースに乗じて差を詰めただけだった。時計の速い馬場だったこともあるが、直線だけの競馬だったにもかかわらず上がりが最速でなかったのは不満が残る。本質的にやはりマイル向きではないのだろう。中距離戦ではそこそこやると思うが、府中以外では勝ち負けできるだけの器用さに欠ける部分はあり、府中では適条件のレースが少ないため次の勝ち星には少し遠そうであるように思える。シーキングザベストは結果的に控えたがスタートしてすぐに行きたがるようなところを見せていた。本質的に時計の速いダートは向くが、相手が弱ければ先行して押し切る競馬が出来る反面、強敵揃いだとラップが上がって中段に控えざるを得ない形となり、結果自分から前を捉えなければならないため足を溜める競馬ができなかった。やはり本質的にはスプリンターのように思えるが、距離よりも今回は厳しい競馬の洗礼を浴びてしまったように思える。マイルだったらむしろ良馬場のほうが競馬はしやすそうだ。メイショウトウコンは手応えこそ悪くなかったが直線は全く延びなかった。これはペースがあまりにも厳しかったのか左回りなのかは分からないが、自身は35.8の上がりは使っており、現状では高速馬場ではここまでが限界かもしれない。しかしこの一度の惨敗で人気を落とすようならむしろ狙い目はあり、次走良馬場で人気落ちのときは狙ってみたい。馬券は馬場状態が思いのほか悪くなり全く読めなかったため、展望で印をつけた馬のうち4頭をチョイスしてのボックス。ブルーコンコルドはハナから買うつもりはなかったため、どう買っても無理であった。
2007.02.19
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今日は日記に書き込んでから一眠りしたんですが、起きたら5時を回っており馬券を買うことができませんでした。録画を見てみたらクラウンプリンセスは輸送減りか体が減っていた上に、好スタートから徐々に下げる謎の後方待機の競馬で、今週も危うく蛯名スペシャルに魅了されてしまうところでした(笑)。京都のほうは冗談で書いたとおりに堅い決着。アドマイヤムーンはいつもの末だけの競馬とは違う競馬で、一皮むけた印象でした。あの競馬が出来れば今後も楽しみですね。では展望を。「フェブラリーS」新旧勢力が揃い難解な今年のフェブラリーSですが、ポイントはやはり芝スタートも含めた府中1600ダートへの適正でしょうか。展開的には鍵を握るアジュディミツオーが内枠に入ったことから出負けから先行できない可能性が大きく、馬が行きたがる形でシーキングザベストが逃げる形でしょうか。さすがに府中マイルでG1となるとスローは考えにくく、平均ペースで4コーナー入り口から早くなる力と力の競馬になるように思えます。サカラートは回避予定から一転して連闘での出走となりました。芝スタートは良い材料ではなく、内枠で出遅れたら万事休すです。ただ、ここ2戦はそれほど負けてはおらず、五分に出られたうえに先行策を取れば見せ場もあるのではないでしょうか。アジュディミツオーは元々ゲート自体は早いほうではなく、二の足で行くタイプです。去年のフェブラリーSでも出遅れたように、慣れない芝でのスタートは良くはないでしょう。そうなったら追って味がないこの馬には苦しそうです。タガノサイクロンはほとんど崩れなくオープンまで勝ち上がりましたが、元々速い上がりが使えるタイプではなく、準オープンも嵌った印象があってのものでした。平安Sでは平均的に速い後半のラップに跳ね返された形で大きく負けましたが、一度そういったペースを経験したことで4歳のこの馬に対応する力が出る可能性はあります。また、母父としても府中に良績があるトニービンが入っており、勝ち負けまではどうかも良いところがあるかもしれません。シーキングザダイヤは東京大賞典の展望や前哨戦の検証でも書いたように、少し力の衰えが見えるような気がします。それでも左回りのマイル戦はベストの条件で、自分の好きなところで動けそうなここはノーマークには出来ません。カフェオリンポスは2~3歳時こそ短距離戦に良績がありましたが、古馬になってからはコーナーを4つ回る競馬での良績が目立ちます。ズブくなった感じもあり、府中のマイル戦では少し厳しいような気がします。メイショウトウコンはダートに矛先を変えてからは小回りでスローを追いこみ切れずに2着に敗れはしましたが、それ以外は敗れることなく平安Sを制しました。レース直後の回顧ではスローの追い込み馬との見解を出しましたが、前哨戦の検証で改めて見ると後半のラップが落ちない厳しい内容のレースでした。芝に関しては良績こそありませんが、スローとは言え33秒台の上がりも使ったこともあり、極端に向かないようにも思えません。それに、元々が後方から競馬をする馬ですから、気にする必要もないかもしれません。芝で右回りに成績が集まっているのは左回りは小回りの中京での成績で、左回りではなく小回りが合わなかったように思います。ただ、実際には左回りに関してはやってみないと分かりません。輸送に関しては当日の気配待ちなど未知数な部分が多いこの馬ですが、それを補って余りある充実振りです。また、ダート馬としては細身のこの馬には馬場が軽くなるのは悪い材料ではないでしょう。ブルーコンコルドは去年交流G1を3勝し、本格化したように思われますが、実際のところは一昨年の年末から成績は挙げており、これはやはり前哨戦の検証で書いたように既存勢力の力が落ちたからで、気性面の成長もあり距離的には融通は利くようになったものの、この馬が急に力をつけたのではないように思えます。JCDの展望でも書いたように一瞬伸びて止まるタイプなだけに府中は向くようには思えません。今年に入って鞍上の幸騎手も1勝しかしていないように全く乗れておらず、ここは危険な人気馬に思えます。フィールドルージュはズブいところがあり、道中にペースが上がる競馬では置かれてしまいます。府中のマイルなら急にペースが上がることもなく、追走もある程度楽にあるでしょう。去年の秋は休み明け出太かった武蔵野SやJCDでは最速の上がりを使っており、今回から着けるチークで行きっぷりがよくなれば勝ち負けまで期待できます。人気を続けて裏切りましたが、狙うなら今回のような気がします。リミットレスビッドはガーネットS・根岸Sと敗れはしましたが、内容的には去年とあまり変わりはなく、力の衰えはそう感じません。ただ、その去年もフェブラリーSでは惨敗しており、力量的にどうでしょうか。根岸Sでビッググラスと同じ足で上がって途中で止まったように使える脚も短く、ここは苦しそうです。シーキングザベストは折り合いさえつけば今回はかなり楽な競馬をさせてもらえそうです。距離的にはベストとは言えないものの悪くなく、雨が降って脚抜きが良くなりそうなのは好材料です。前走速いペースでも行きたがっていたこの馬を、福永騎手がどのように折り合いをつけるかでしょう。オレハマッテルゼは初ダートになりますが、適性に関しては正直なところわかりません。常識的には初ダートでG1では苦しいでしょうが、初距離でG1を勝ったようにサプライズがあっても不思議ではありません。サンライズバッカスは前走は明らかに本番を見据えての作りでしたが、あわやのレースをすることが出来ました。ゲートには相変わらず課題は残すものの、安藤勝騎手が徐々に手の内に入れてきたのは良い材料で、条件ベストとも思えるこの舞台で初G1制覇の可能性は十分です。昨秋辺りから道中も自分から動けるようになってきたのも良い材料です。ダイワバンデットは力量的にどうでしょうか。メイショウバトラーはダート路線に変えてからも重賞を勝っているように、力はあります。中間の追い切りも時計が出ており、状態としては一変の可能性があります。ただ、小回りに良績が集まるように長く良い脚を使えないため、府中は不安材料です。今回は楽に先行できそうで、そこからどのタイミングでペリエ騎手が脚を使わせるかがポイントになりそうです。ビッググラスは前哨戦の検証で書きましたが、根岸Sのレベル自体が少し疑問が残る内容で、重賞勝ちの実績を鵜呑みにはできない部分もあります。それでも本格化後は崩れておらず、JCDに続いてエルコンドルパサー産駒がフェブラリーSを制しても不思議ではありません。それでも成績から見て取れるようにベストは左回りの1400で、マイルになるここでどれだけやれるでしょうか。トーセンシャナオーは力量的に疑問です。印は◎メイショウトウコン○サンライズバッカス▲フィールドルージュ△シーキングザダイヤ△タガノサイクロン△シーキングザベスト△メイショウバトラー△ビッググラス印は多くなりましたが、配当的にはペイできるでしょう。
2007.02.17
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今日は土曜ですが東西で重賞が組まれており、なかなか面白そうなメンバーですな。とりあえず印の方は・・・。京都記念◎シルクネクサス○オースミグラスワン▲ポップロック△ファストタテヤマ△アドマイヤムーン△トウショウナイト人気のポップロックは力は認めてもやはり詰めが甘いタイプと言うことと、基本的に前が止まる坂のあるコースのほうが良いと思うんですよね。アドマイヤムーンは切れ勝負のため、斤量が気になります。ということで少し評価を下げましたが、ワンツーで決まったりして(笑)クイーンCのほうは◎クラウンプリンセス○イクスキューズ▲ハロースピード△ディズメンフィス△カタマチボタン△ローズオットーこちらもどうなんでしょうねぇ?イクスキューズは力は認めても、やはり詰めが?ここは関西馬のクラウンプリンセスに期待してみたいのですが、出遅れが怖いなぁ・・・。まあ、どちらも買うかどうかは微妙です。
2007.02.17
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続き・・・・・・「東京大賞典」 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2004年3歳220~277万円1500m(重)1.35.631.3-39.86-4-4-31-1-1-1 東京大賞典(重)2.02.635.7-37.21-1-1-12-2-2-22005年3歳121~195万円1500m1.37.432.4-40.02-2-2-11-1-1-1 東京大賞典2.03.135.9-37.51-1-1-14-4-5-52006年3歳181~225万円1.37.1 31.4-40.48-9-6-47-6-3-3 東京大賞典2.03.534.8-37.78-8-6-55-5-3-3参考に出した3歳戦は同条件ではないため目安にしかなりませんが、重馬場だった2006年は1秒弱時計が速かった馬場という感じでしょうか。2006年と2007年は差はなさそうです。今年の東京大賞典はブルーコンコルドが圧勝しましたが、1400mの通過は2005年85.6で、2006年85.8。そこから前が止まったために圧勝しましたが、上がりは2005年のアジュディミツオー37.5で2006年のブルーコンコルドが37.3で、位置取りを考えると、むしろブルーコンコルドはもう少し差をつけてもよかったのかもしれません。連続して出走しているシーキングザダイヤが2005年2.03.4で2着、そして2006年2.04.3で3着というということも踏まえ、ブルーコンコルドがいきなり強くなったのではなく、既存勢力の力が落ちたと考えるのが妥当でしょう。2005年に馬場の助けもあって3着好走したクーリンガーが再び2006年に2着に食い込めるのも、その要因でしょう。G1を連勝しているブルーコンコルドですが、過信は危険でしょう。「川崎記念」 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2005年3歳28~48万円1400m(重)1.32.740.0-40.55-4-3-42-2-2-2 川崎記念(重)2.14.229.9-39.16-7-1-11-2-1-12006年3歳10~40万円(重)1.30.938.4-40.72-2-2-15-5-3-4 川崎記念(やや重)2.12.830.2-40.41-1-1-13-2-2-22007年3歳28~70.5万円1.33.2 40.8-39.92-2-2-21-1-1-1 川崎記念2.12.930.0-38.92-2-2-11-1-1-2公営のダートは中央と違い雨が降ったからといって必ずしも時計が速くなるわけではありません。やや重程度ならば速くなるのですが、水が浮くような馬場だと深い砂にズブリと脚が刺さって時計が掛かるようです。2005年は終日重馬場だったため、時計がかかりましたが、2006年は川崎記念はやや重で行われており、午前中は時計が掛かったものの徐々に速くなったと考えられます。なお、2007年の3歳戦は序盤がかなりスローだったようで、これが勝ち時計の遅さとなっているようです。川崎記念のほうは2005年はスローで進み勝ち時計は遅くなり、逆に2006年は強気なレースで飛ばしたアジュディミツオーが上がり40.4の我慢比べに持ち込み勝利しました。今年は去年より楽なペースで逃げたアジュディミツオーですが、早めにヴァーミリアンに交わされ来られたこともありますが、この流れで上がり40.2は少々物足りず、まだ調子が戻りきっていないか年齢的なものと見るのが妥当でしょう。フェブラリーSのは登録はありませんが勝ったヴァーミリアンは非常に優秀な内容で、左回り2000mでスピードの持続力が必要とされるドバイでは楽しみです。レースレベルとしては、勝ったヴァーミリアンだけが優秀で、他の馬はいまひとつと言ったところでしょうか。
2007.02.15
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今日は新規騎手や新規調教師の合格発表がありましたね。その裏で常石騎手の引退のニュースもありました。これから活躍と言う時期に落馬し、脳挫傷で意識不明に。しかし奇跡的とも言える復活で復帰し重賞や障害のG1レースも制しました。しかし再度の落馬で脳挫傷、くも膜下出血で意識不明となり生死の境目を彷徨いました。それでも再び驚異的な回復を見せ、騎手免許を返上せずに復帰へ向けて頑張っていましたが、無念の引退となりました。でも、家族の方としては安心した気持ちのほうが強いのではないでしょうか?これだけガッツのある常石騎手ですから、これからの人生でも成功するのではないかと思います。ぜひ頑張って欲しいと思います。さて、今秋は中央競馬のG1レース一発目であるフェブラリーSがありますね。なんだかんだと言っても、やはりG1は当てたいもの。そこでフェブラリーSの前哨戦をタイム面・ラップ面から検証してみたりしました。「根岸S」まずは馬場比較から。 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2005年3歳未勝利1400m1.28.6 36.7-39.111-107-6 4歳上1000万下牝1300m1.19.230.4-36.32-21-12006年3歳未勝利1400m混1.28.137.1-38.4 4-32-2 3歳500万下1400m混1.27.336.4-37.84-27-7 4歳上1000万下牝1300m1.19.230.0-37.12-24-32007年3歳未勝利1400m混1.28.0 36.3-39. 02-21-1 3歳500万下1400m1.26.336.4-37.22-26-5 4歳上1000万下牝1300m1.18.829.4-37.2 4-43-3ペースの違いなどもありますが、3年間の同日はそれほど極端な差はなさそうな馬場だったようです。 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2005年根岸S1.23.0 35.0-35.71-14-42006年根岸S1.23.7 34.6-37.07-614-122007年根岸S1.23.5 34.2-37.610.-84-4本番は不良馬場のアシストはあったものの、自分で35.0のラップを刻んで後続に7馬身差の1.23.0で勝ったメイショウボーラーはやはり優秀。今年の勝ち馬のビッググラスは47.4-36.1、去年の勝ち馬のリミットレスビッドが47.3-36.4だったことを踏まえると今年は去年よりもほんの少しだけ高いレベルにある程度と言ったところでしょうか。そして、去年の根岸S組がまったくの用無しだったことを考えると、今年も本番が去年と同じレースレベルになるとすると厳しい戦いを強いられるかもしれません。その中で2着のシーキングザベストは厳しいラップを踏みながらも踏ん張っており、このラップでも行きたがっているところを見せているのは心配ですが、仮に折り合えれば本番でも良い競馬ができるかもしれません。ビッググラスは本格化後はは底を見せておらず、その辺りでどこまでやれるかでしょうか。次に「平安S」こちらも馬場比較から。 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2005年3歳未勝利1200m1.13.436.0-37.44-41-1 3歳未勝利1800m混1.54.236.9-38.1 1-1-1-13-3-3-2 4歳上500万下1800m混1.52.436.8-37.69-9-8-84-4-2-3 4歳上1000万下1200m牝1.11.735.4-36.34-33-32006年3歳未勝利1200m1.13.336.0-37.3 5-55-5 3歳未勝利1800m1.54.337.4-37.62-2-2-21-1-1-1 4歳上500万下1800m1.53.036.3-37.512-12-7-512-13-3-3 4歳上1000万下1200m牝1.11.535.5-36.01-12-22007年3歳未勝利1200m1.12.935.8-37.1 3-21-1 3歳未勝利1800m混1.55.636.7-38.2 15-15-7-56-6-2-1 4歳上500万下1800m1.53.636.6-37.5 1-1-1-16-6-7-5 4歳上1000万下1200m牝1.11.635.0-36.64-41-1こちらも出走馬レベルやペースなどで各条件ごとにバラつきがあるものはありますが、片寄って時計が速くなっている年も無いので馬場としてはほぼ均一でしょうか。 レース条件勝ち時計前後半ラップ勝ち馬通過順2着馬通過順2005年平安S1.50.3 35.7-36.7 7-7-8-74-4-3-32006年平安S1.50.2 36.4-35.52-2-2-23-3-3-32007年平安S1.51.0 37.2-36.615-15-15-1312-12-12-9数字だけを見ると前半37.2の超スローながら上がりも36.6でしかまとまらず、勝ち時計も1.51.0だった今年は去年をかなり下回る内容に見えますが、そのラップを更に検証してみると・・・。2005年 12.2-10.7-12.8-12.4-12.8-12.7-12.1-12.2-12.4 (48.1-62.2)2006年 12.2-11.2-13-12.8-12.8-12.7-12-11.5-12 (49.2-61.0)2007年 12.3-11.5-13.4-12.9-12.1-12.2-11.8-12.3-12.5 (50.1-60.9)で、後半の1000mのラップはほとんど変わらない流れで、12.0-11.5-12.0の上がりだけの先行決着となった2006年のタガノゲルニカより、後半の1000mで全て緩まないラップの中を追走し、終いも自身35.1の上がりで差し切ったメイショウトウコンのほうが、メンバーが上がり厳しいレース内容も要求されるG1レースでの好走が期待できます。また、2着のサンライズバッカスも仕上がり八分ながらメイショウトウコンより早めに進出する競馬をしており、こちらも府中の直線での息の長い脚を期待できそうです。補足としてフィールドルージュですが、こちらはかなりズブいところもあるので後半が全て速いラップでの競馬では置かれてしまったようで、府中でペースが少し上がれば圏内には来るかもしれません。
2007.02.15
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今秋も友人と府中へ行ったんですが、結果から先に言ってしまうとチョイ負け。きさらぎ賞は◎アサクサキングス○ナムラマースでオーシェンエイプス無印の快心の予想だったのですが、馬券のほうはアドマイヤヘッドとの三連複を購入し外れ・・・・。馬単で20倍もつくとは・・・・。かなり痛い外し方です。勝負レースのカトレア賞も、馬連は抑えたものの本命のドリーミーペガサスが「出遅れ→慌てて追い出し→掛かり気味で末なくす」の蛯名スペシャルが炸裂して2着だったため、三連単は逃しました。スクリーンヒーロー本線だったためこちらも痛い。では回顧を。「きさらぎ賞」急な乗り替わりも問題なく、アサクサキングスがきさらぎ賞を制した。レースはアサクサキングスが後続を少し引き離した逃げも、1000m通過は61.7のスローペース。勝ったアサクサキングスは瞬発力勝負に持ち込ませないために早めに動き、後続を見事完封した。折り合いにも不安がなく、急な乗り替わりも全く問題なかった。展望でも書いたが広いコースで平均して脚を使いたいタイプで、この京都替わりも良かったが、ナムラマースがオーシャンエイプスを意識して動けない展開も向いた。自分から動ける強みがあり、更に活躍は期待できるが、G1では忙しい競馬や馬郡に入っての競馬になることが多く、そういった場合に力を出し切れるかどうかは未だ未知数と言える。ナムラマースはオーシェンエイプスを意識しすぎて動くことが出来ずに負けたものの、やはり力のあるところは見せた。2歳時から完成度は高く、コース形態など問題にしない強みがある反面、これから先の成長度と言う点では疑問は残る。展望でも書いたが陣営も早めに勝ち星を稼ぐために使う必要がないここを使ったようにも思え、ライバルが成長する春シーズン辺りから徐々に力に陰りが見え始めてしまうかもしれない。サムライタイガースは早めの競馬で流れに乗り、あわや2着かと言う場面もあったが、最後ナムラマースにきっちりと交わされた。これ以上ない展開の中で2着を死守できない辺りは力の差で、トライアルのようにそこそこのメンバーが集まるレースでは狙い目は少なそうに思える。自己条件ならば中心視もできるが、当然人気の中心に推される可能性は高く、馬券的な狙い目はやはり少ない。オーシャンエイプスはパドックでは体に柔らか味を見せ、とても良さそうに見えたが、伸び切れない辺りは展望でも書いたように気性面だろう。一度はサムライタイガースを交わしながら外からナムラマースに並ばれると自分から走るのをやめてしまっている感じもあり、この辺りがキャリアか。武騎手もそれを気にして終始外に馬を置かないレース運びをしていた感もあり、途中でスッと上がっていかなかったのも折り合いに多少なりとも不安があったからだろう。チャクラやトップガンジョー、プリサイスマシーンなどに代表されるようにマヤノトップガン産駒は若いうちは素質で勝ち上がるものの、年齢を重ねてから気性面が成長することによって本格化する傾向が多く、同馬も体は走りそうな体をしているだけに気性さえ大人になれば上でも活躍できるだろう。アドマイヤヘッドは瞬発力勝負にこそならなかったものの、距離的に不安がある同馬にとっては脚を溜められる流れにならずに厳しかった。成績こそ上がっていないものの条件さえ合えば狙えるだけに力はある。馬券は展望の印の三頭の三連複。馬単でなかなかついただけにこれは少し痛い外し方だった。簡単に「ダイヤモンドS」こちらは思ったよりペースは上がらずに上がりは35.1で、瞬発力勝負とは行かないまでも位置取りとコース取りの差が出る競馬だった。トウカイトリックは瞬発力はそれほどないものの、ここでは力が違った感じ。エリモエクスパイアは道中無駄に動かず、インぴったりを回るロスのない競馬をした横山典騎手の好騎乗が光った。アドバンテージはハンデ差と展開が味方した感もあるが、前とは4馬身離れており重賞で勝ち負けはまだ厳しそう。バイロイトは好位につけながらも外を回してしまった分だけ脚をなくしてしまった。馬券は展望で書いた3頭の馬連ボックス。あまり購買意欲もそそられなかったため、参加程度に買ったので痛手はない。
2007.02.11
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今日は期待したボーナスフィーバーはいまひとつの結果。メインのアポロノサトリの単勝も買っておいたのでトントンになりましたが、やはり競馬はレースを見ていないと今一つ楽しめませんね。バレンタインSが組まれていた本日の最終レースは2番と14番に人気馬が入っていて、バレンタイン馬券2-14で決まるかと思いましたが結果は決まらず。しかしその1~3着の馬番は2-1-4でした。まさかサイン馬券?(笑)では展望を。「きさらぎ賞」少頭数となった今年のきさらぎ賞ですが、なかなか先々が楽しみな馬が出走してきます。新馬戦を持ったままの圧勝を飾ったオーシャンエイプスは、今回も大きな期待がかかります。新馬戦の時計はそれほど特筆するものではないものの、その競馬内容は他馬を圧倒するものでした。調教の動きも抜群で、ここもアッサリ通過する可能性があります。その反面、新馬戦では直線では耳を絞って少しササるようなところも見せ、武騎手は気性は良いと言っているものの、私としては気性面に少し疑問は残ります。そのため、レースでは追って更に伸びたかと言うと何とも言えない部分もあります。また、新馬戦のメンバーでそれ以降勝ち上がっている馬がいないように、メンバー的に恵まれていたことは否めないでしょう。レースでも出負けして外を回るという他馬のプレッシャーを受けることない競馬で、強いメンバーと戦ったとき、気性面の脆さを見せる可能性も考えなければなりません。イメージとしては、デビュー当時のブルーイレヴンが重なります。圧勝もあると思いますが、力を出せないで終わる可能性もあるのではないでしょうか。実績一番のナムラマースは一息入れたラジオNIKKEI杯では最後不利を受けながらも再び伸びてきました。どちらかというと直線平坦コースに良績がある傾向のチーフベアハート産駒で、京都に変わるのは良いかもしれません。2歳時から完成している印象があるので早熟タイプにも思え、使う必要がないここを使ってくるということは、陣営も同じように見て早い時期に勝ち星を挙げておく戦略にも思えます。ペリエ騎手が一度乗っているのも心強いです。ナムラマースと同じように前走大きな不利を受けたアサクサキングスですが、本来は前で競馬がしたいタイプで、ここは展開的には有利に進められそうです。府中で連勝しているように広いコースで平均的に長く良い脚を使う競馬が合うタイプで、京都に代わるのは良い材料でしょう。前走は10キロ減の体でしたがレース内容は問題なく、追い切りも終い重点で良い動きを見せていましたので、体調に関しては問題なさそうです。アドマイヤヘッドはここ2走は出遅れもあり良い結果を出せていません。瞬発力はないのでスローの切れ勝負になると分が悪いですが、有力馬が割と前で競馬をするタイプのため、前が早めに動けば流れに乗じて連下に突っ込んでくるかもしれません。未勝利勝ちのオーシャンクルーズ、サムライタイガースはスケール的にどうでしょうか。印は◎アサクサキングス○ナムラマース△アドマイヤヘッドオーシェンエイプスは馬券的には無印とします。簡単に「ダイヤモンドS」メジロコルセアが回避したものの、ハナを取りたいアドバンテージやスタミナ自慢のトウカイトリックがスタミナを生かすための早めの先行策が考えられるため、スローの瞬発力勝負のように中距離型も台頭する競馬ではなく、ステイヤーがモノを言わせる競馬になると見ています。当然のように万葉Sで3着以下を引き離し、長距離船にも実績があるバイロイトとトウカイトリックは有力。その他はどちらかというと2000~2400くらいの競馬が剥く馬が多く、上記二頭以外では府中では一変するチェストウイングだけをマークしておきます。印は◎トウカイトリック○チェストウイング▲バイロイト明日は上記のように重賞が二つありますが、勝負したいのはカトレア賞のドリーミーペガサス。人気を分け合うアクセルホッパーは追い切りと同じようにレースでも終い止まることが多く、相手なりに走るも府中ではひと伸び欠くと見て押さえまでとします。あとは度々書いているヴァンデグローブがようやく北山Sに出走。除外で間は開きましたが、期待してみます。
2007.02.10
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いよいよ仕事のほうも再び忙しくなりそうで、明日から度々土曜日は休日出勤となりそうです。明日は競馬のほうは府中ではオープン戦は組まれておらず、無理に買うこともないのですが、ちょっと買ってみたいレースがあったので、それだけ手を出そうかと思います。府中10R「大島特別」のボーナスフィーバーです。気性が悪いため砂を被ったりすると力を発揮できず、前走は内枠からの競馬で今一つでしたが、2走前の前が詰まりながらの伸び脚は見所がありました。今回は左回りで直線が長い府中という舞台で外枠を引き、力を発揮できるのではないかと思います。フサイチペガサスの下という良血馬の活躍に期待します。あとは手は出しませんが淀ジャンプSのリワードプレザンに注目。障害入りして無傷の2連勝で、両レースとも非常に強い競馬でした。ここをクリアするようなら、中山グランドジャンプが楽しみな一頭です。こちらはボーナスフィーバーとは逆にマチカネフクキタル産駒という地味な血統。どれだけやってくれるでしょうか。
2007.02.09
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先日テレビで大根ステーキをやっていたので、それをアレンジして作ってみました。テレビでは付けダレは南蛮味噌でしたが、マヨネーズ味噌にしてみました。詳しくは「食」のページにUPしたので見てみてください。これは自分的にはかなり美味しかったです。特にごま油で焼いた方がおススメです。
2007.02.07
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先日からどうもクシャミが出て、風邪かな?と思いジムもお休みしてたんですが、どうやらかなり早めの花粉が待っているようで、花粉症によるクシャミのようです。今年は多いんでしょうか?少ないんでしょうか?では回顧を。「共同通信杯」フサイチホウオーが重賞3つを含む4連勝で共同通信杯を制し、クラシックの最有力候補に頭一つ抜け出した。レースはツカサラッキーがハナを奪うもそれほど競り合う形にはならず、1000m通過は60.1のやや遅めの平均ペース。勝ったフサイチホウオーは五分のスタートから気合を少しつけると行きたがる素振りは見せたものの、すぐに折り合って下げ、脚を溜める競馬。4コーナーから外目を徐々に進出し、直線は追いすがるダイレクトキャッチを首差封じてのゴールだった。今回は体に少し余裕がありながらもこの強さ。鞍上の安藤騎手は少し弾け方に物足りなさを感じたようだが、上がり3Fは34.2で、これはダイレクトキャッチが走りすぎた分だけ相対的に物足りなく感じたのかもしれない。勝ち時計も優秀で、内容的には文句がない競馬だった。父と違って府中しか力を出せないというタイプでもなさそうで、ラジオNIKKEI杯を見る限りむしろ右回りのほうが豪快に弾けそうな印象さえある。前にもつけられる脚もあり、年を越して気性が大人になってきている今なら皐月賞でも非常に楽しみ。何しろ重賞を使って無敗で皐月賞に出走した馬はここ数年でディープインパクト、アグネスタキオン、ミホノブルボンくらいで、これを考えてもやはり世代間での力関係を物語っている。ただ、これらの馬が皐月賞トライアルを使ったのに対してフサイチホウオーは共同通信杯から直行で、仕上がりがポイントになるだろう。二着のダイレクトキャッチは、やはり府中では脚が違う。デビュー戦で見せた上がりも次位より0.5秒違う脚で、トビの大きさからもここでは力を出すことができた。中山では京成杯のように良い脚を見せるも勝負所で動いていくことが難しいため勝ち負けまでは厳しそう。血統的にはストームキャットが入っておりマイラーに思えるが、体系的には長い距離はこなせそうで、相手関係はともかくとしてマイルカップでもダービーでも自分の力は出せそうである。フライングアップルはスタートが良すぎたこともあり、無理に控えることはせずに前での競馬。直線でもかなり粘ったが、前の2頭には瞬発力の差で負けた形。フサイチホウオーには完全に勝負付けが済んだ形だろう。脚質的には先行できる脚があり皐月賞も良さそうで、乗り方次第では紛れさえあれば面白い存在かもしれない。ニュービギニングは兄の影もあり過剰人気になっていた形で、これは少しかわいそう。レースではどれだけ脚が使えるかを試すような乗り方だったが、動きたいところでスッと動いて行けない辺り、まだ力がつききっていないのだろう。初の重賞でこれだけ走れれば十分で、オープンでもそこそこはやれそうな内容ではあった。馬券はフサイチホウオーとダイレクトキャッチのワイドと馬連、1・2着着けの三連単。久々にクリーンヒットすることができた。
2007.02.05
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今日は以前注文しておいた有馬記念のパネル写真が届いたので、それを飾るためのフックを買いに横浜の東急ハンスに行きました。良い写真だなぁ。お昼にここで仲良くさせていただいているNジマさんお勧めの麻婆豆腐専門店「辣(ラー)」に食べに行こうと中華街に行ったんですが、行ってみたら「2/1~9まで臨時休業」の文字が・・・・悲しい・・・・では展望を。「共同通信杯」9頭立てながら好メンバーが出走する共同通信杯。今度に向けても注目のレースとなりそうです。ニュービギニングはその血統背景やホープフルSで見せた豪快な差し切り劇からもここでも人気上位に推されそうです。当然、力は認めなければならない馬ですが、前走はかなり展開が嵌った印象もあり、またデビュー戦でスローの競馬で上がりが35秒を切れなかった辺り、スローの瞬発力勝負になると分が悪いかもしれません。1戦ごとに追い切りの動きがよくなっているように成長はしていますが、その成長力でどこまで戦えるかが見どころです。フサイチホウオーはデビュー戦で圧勝し、続く東スポ杯でも着差こそわずかだったものの、最後は手綱を動かさなくて良いほどの余裕のある勝ち方でした。ラジオNIKKEI杯でも最後少し行儀の悪いところを見せたものの、4コーナーから撒くって一気に差し切った内容は強く、同世代でトップクラスのものがあるのは異論のないところです。ただし、今回はどうしても勝たなければならないという1戦ではなく、勝負度合いという点では他陣営より低いかもしれません。フライングアップルは東スポ杯では着差はなかったものの、フサイチホウオーには完敗の内容でした。それでもやはり力はある馬で、中山の忙しい競馬こそ合いませんでしたが、東スポ杯と同コースの今回は力を出せそうです。ダイレクトキャッチはトビが大きく中山の2戦こそ力を出せませんでしたが、その中山の前走でも目を引く伸びを見せていました。今回は新馬戦としては破格の33.4の上がりを出した府中コースに変わり、その瞬発力を発揮できる舞台となります。クラシックに向かうには是が非とも賞金を加算しておかねばならず、勝負度合いは一番でしょう。北村騎手が自厩舎のフライングアップルではなくこちらを選んだことでも脈がありそうです。フリオーソは平和賞こそ道悪で勝ち切ることができませんでしたが、今年の南関東の3歳世代でもトップの力を持っています。ただ、やはり初芝でこのメンバーでは分が悪く、そこそこ穴人気にもなることから馬券的には軽視したい一党です。それならラベンダー賞で結果を出しているインパーフェクトを連下でマークしておきたくなります。この馬もトビが大きく、府中に変わってじっくりと乗れば、自分の力は出せるのではないでしょうか。印は◎ダイレクトキャッチ○フサイチホウオ-△1フライングアップル△2ニュービギニング△3インパーフェクト
2007.02.03
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