2005年12月30日
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普通の子供の場合、お医者さんごっこといえば、診察して注射を打ったり薬を処方したりする
だけだと思う。要するに外来だ。

ところが、入院中の子供のお医者さんごっこはすごかった。
(ちなみに患者役は、喃語でのおしゃべりは上手だが、寝返りができない赤ちゃんだった)

まず、麻酔科医が登場し、患者の母親に麻酔の説明を始める。
説明が終わると(手作りの)同意書をとりだし、母親にサインを求める。
サインの入った同意書を受け取って、「ミルクは○時まで飲んでもいいです、水分は○時まで」
と注意を与える。
次に主治医もやってきて、手術の内容の説明を行い、保護者の理解を確認する。


セロハンテープで心電図のようなものを赤ちゃんにつける。体温も測る(ふり)。
このあたりの経緯が実に細かい。さすがに手術経験のある子供たちだ。
医療関係者と患者本人しか知らない、オペ室内の様子をよく知っている。

容態が安定しているのを確認して、口元を覆うふりをする(麻酔)。
場合によっては注射のこともある。
赤ちゃんが寝入ると、麻酔が効いたと称して、いよいよオペの開始だ。
しかし、このあたりは本人たちも麻酔で意識がなくて覚えてないらしく、いささかテレビドラマくさい。
「メス!」とか「汗!(拭かせる)」とか看護士への指示が多い。

子供たちの気が済むと、再び舞台は病室(というかリカバリー?)に戻る。
そろそろ意識が戻る頃といった感じで、「○○さん、わかりますか?○○さん?」と看護士に
なりきって声掛けを行う。

概ね良好であると告げ、水分は何時から、ミルクは何時からと教えて帰っていく。
少しでもなにか気になることがあったら、遠慮なく看護士に言うように。すぐに連絡がつくように
なっているから、とのアフターケアも忘れない。

本当によく観ているものだなと、関心することしきり。
っつーか、初めて目撃したときは、麻酔科医役がでてきた時点で動揺したね。





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最終更新日  2005年12月31日 03時05分33秒
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