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2015年09月10日
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カテゴリ: ドラマ系の感想



内容
山城中央病院で、資産家の継原光太郎が毒殺された。
余命幾ばくもなくホスピスへの転院を考えていた矢先の出来事
駆けつけた朝子(名取裕子)たち夏木班は、
妻・佐和子(クノ真季子)長男・幾夫(得丸伸二)次男・雅治(石井英明)のやりとりに呆れかえるばかり。
皆、遺産目的だった。
その現場に、東雲(橋爪功)がやってきたことに朝子達は驚く。
自分も刑事だからと言うが、気がつけば。。。。現場から姿を消し


そんななか、夏木班は、毒殺事件を外され、告発状から浮上した
連続殺人事件の容疑者の女性を調べるよう命じられる。
名前を見て朝子は驚く。。。。古川トシコだった。
3人の男性と結婚などをして殺害。遺産などを手にしているという。
朝子は、4人目として東雲を狙っているのではと考えるが。。。

その後、告発状を送ってきた里中和子(山下容莉枝)から話を聞くと。
遠縁に当たる成田安二郎(木谷邦臣)が、怪しげな女に殺されたと訴えてくる。
探偵を使い調べたよう。

1人目は戸田省三(比留間由哲)
17年前に亡くなっていた。トシコと二人で駆け落ち。
戸田の死因は末期ガン。

結婚から2年後、旅先の旅館で心不全。
そして、1年前、成田安二郎が亡くなっていた。
自宅で倒れているのをトシコが発見していた。死因は老衰。
3人とも医者が診た自然死。
仮に殺していたとすれば、毒殺しかなかった。


敬称略


総括気味で。

この枠の王道的な展開ばかりで、

特に悪い作品ではなかった。シナリオ、演出。。。もちろん俳優も。

ただ、“ダブル”であったことが、少し足を引っ張った感じかな。

実際、ふたりは活躍して。。。協力して。。。事件を解決している。

が。問題があるのは、

事件解決の流れとしては、ダブルで動いているのに、

ドラマとしては、どちらか一方だけのことが多かったのだ。

言ってみれば、週替わり主人公。

捜査をしている印象があるのは、一人だけですから!

もちろん、分かりやすいと言えば、そのとおりだが。

逆に、“これ!”というモノを作ることができなかったのも事実。

そこが、最後の最後まで、微妙な迷走状態を招いた感じだ。

これ、

素直に“相棒”にして、コンビにして動かせば、

普通に楽しめたかもしれませんね。


今回なんて、どちらかといえば、そんな感じだった。

噛み合っているような、噛み合っていないような

微妙なコンビネーションを魅せるんじゃ無く。

2人のやりとりをメインにした方が、楽しめた可能性がありますよね。

いや、ほんとは、主人公が一人の方が、

もっと楽しめたのは、言うまでもありません。

いっそ、朝子をメインにして、東雲を安楽椅子探偵のようにして、

助言をするだけにした方が、良かったかもね。

動かさずに魅せる。。。ということだ。

その方が、今作ではハッキリしなかった役割分担も明確になるし。

逆に、東雲をメインにして、助手を朝子でも、良いんだけどね。







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最終更新日  2015年09月10日 20時55分00秒
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