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2016.06.02

「年下美少年から初めてのプロポーズ！？」

内容
メイクの練習をする早子（松下奈緒）とミカ（貫地谷しほり）
そこに、銀行員の香川優介（平岡祐太）がやってくる。
玄関に出たミカは、驚く。学生時代の先輩だった。

後日、早子達が、
運動会の準備をしていると本郷（山内圭哉）の妻・ゆきえ（川村ゆきえ）が
差し入れを持ってやってくる。どうやら、自慢をしたかったよう。
するとそこに、以前、早子達の合コン相手の大学生・隼人（吉沢亮）が現れる。

一方、ミカは、優介に食事に誘われる。

敬称略

今作を見ていて思うことは、ただひとつ。

ほんとうに、群像劇は難しい。。。ってことだ。

そもそも、冷静に考えれば、分かることなのだが。

先ず第一に。１時間で描くことの出来ることは、限られているのだ。

そんな時間の中で、１クールで描くことが出来ることも、

これまた、限られているのだ。

主人公だけに絞り込んだところで、１クールで、ひとつの物語を描くと

それは“丁寧”だと言われたりするし。

逆に、“ダラダラ”とも言われたりもする。

１クールで描くことが出来るわけが無いのだ。

よっぽど、上手く構成しないと、失敗は確定的なのである。

登場人物を増やして、なんとなく、上手く組み合わせていけば、

ギリギリナントカなる．．．かもしれないのが、１クール。

それが現実なのである。

もしくは、１クールを越えるモノ。。。またはシリーズ物だ。

これは、日本のドラマに限らず言えること。

今作のような描き方をしていて、上手く描けるわけが無いし。

根本的に、共感、応援したくなるようなキャラを、それなりに描けば良いのに。

それさえも、今作は中途半端。

え？リアルを追求している？

たしかに、それも理解出来なくは無いんだけど。

でもね、たとえば、主人公。

今作の描き方で、婚活していると言えるのだろうか？

いや、仮にそこまで行っていないにしても、

それが気にならないならならないで、そういう描き方をすれば良いのに。

今回のように、中途半端に主人公にネタを入れたりするのだ。

魅力があれば、理解出来るが。。。。それも中途半端なのに、なぜ？って。

今作は、そのあたりの塩梅が、明らかに違和感がある。

魅力があるならあるで、それをハッキリ描けば良いだけなのに。

ドラマだからって、そういうのは、どうかと思いますよ。

個人的に、今作って、あと何か１つあれば、大化けした可能性があったと思っている。

きっと。。。前述の魅力であれば、簡単なのだが。。。。

が。今作。。。本当は、変化を描くべきなんじゃ無かったのか？

何らかの結末を用意しているならば。

今の感じじゃ、仮に結末があったとしても、

どうしても、違和感しか感じないと思う。

だって、主人公の描き方からすると。。。。第１話から変化。。。ほぼありませんから！

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