スペインの サンテイアゴ・デ・コンポステーラ
で、 聖ヤコブの
遺骸
があると
されています。このサンテイアゴまでの巡礼は、フランスから
ピレーネ山脈
を越え、 800キロの道のりを
1ケ月から3ケ月かけて歩く旅と
なります。
道中野宿もありますので巡礼者は、シュラフも担いだ バックパッカー姿
。
聖地
サンテイアゴへの巡礼は1000年以上の歴史があり、いまなお 10万人
の
キリスト教徒が行っているそうです。
巡礼者の証として、 ホタテ貝
と水筒の代わりに 瓢箪
を、ぶら下げます。
なぜホタテ貝かというと、 ヘデロ王
によって斬首されたヤコブの遺骸が船によって
運ばれた時、船底に沢山の貝が付着してたことから、 ホタテ貝がヤコブの象徴
と
なっているからなのです。
この800キロにわたる巡礼路は、 ユネスコの 世界遺産
に登録
されており、
日本の 紀伊山地霊場と参道
と並び、道としては珍しい遺産。これに伴い、
和歌山と
ガリシア州
は1998年に姉妹都市を締結しました。
星と風の交差する路
、サンテイアゴ・デ・コンポステーラまでの物語の
映画が
あります。2010年スペイン・アメリカの合作、< THE WAY 星の
旅人たち
>。
妻の死後疎遠となっていた息子が、この聖地巡礼途中事故で亡くなります。
主役の父トムは
息子の遺灰
を抱えながら、彼が何をもって聖地巡礼の旅に出たかを
探るため、
息子の足跡を辿ってその道を歩む物語。
なかなか サンテイアゴへの巡礼
など、我々はお目に
かかれることがないだけに、
興味深くこの映画を鑑賞しました。
イスラム教徒
にとって、巡礼地とはサウジアラビア メッカ
にある
アカバ神殿
。ヒジュラ歴の12番目< ハッジの月巡礼月) >に、メツカの
アカバへ歩いて向かいます。例年ハッジの月には、 数百万の巡礼者
が
メッカに集まるというのですから、すごいですねえ~~~!!!!
但し、ハッジ希望者数がメッカの受け入れ人数を超えており、サウジアラビア
政府の発行する特別ビザが必要だそうです。各国のムスリム人口を勘案して、
このビザ発給枠が各国に割り当てられると。
これらの巡礼者に思いを重ねるのが、日本の 四国八十八か所
のお遍路
さん
。
空海( 弘法大師 )
ゆかりの 88ケ所の 札所
を巡拝する旅ですが、徒歩で
行うと
全長1100~1400
キロとなり、約 40日程度かかるそうです。
巡礼は信仰に基づいたものですが、人々の想いはそれぞれでなにか
願をかけ
、
この苦行に挑戦しているのでしょうね?!
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エクノの祝福 。。。 2022.09.19 コメント(39)
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