想い出は心の宝石箱に。。。

想い出は心の宝石箱に。。。

2022.08.13
XML
カテゴリ: キリスト教と仏教
にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
にほんブログ村


 ​  ​最後の晩餐​ とは・・・​

​ キリスト教 新約聖書 のマタイによる福音書第26章やヨハネによる福音書第13章等に

 記されて
​いる、 ​イエス・キリストと12使徒​ による最後の夕食の場での

 話ですね。


 使徒の一人(ユダ)が
​​イエスを裏切ることが告げられ、 パン を自分の体、 葡萄酒

 自分の血として、弟子たちに
与えました。



​​​​

 その情景は多くの画家によって描かれましたが、特に有名なのが レオナルド・ダ・

ヴィンチ による、最後の晩餐。

 イタリアミラノの サンタマリア・デッレ・グラツイエ教会 ​食堂の壁画​ として

 残っています。 


  絵画と違い壁画ですから、海外での展示などありえず、イタリア旅行の際

 同教会を訪れてみました。 ​​​​

016.JPG


​ 作品画質保護の為、見学は 完全予約 回の 入場者数 ​は​​ 25人 鑑賞

 時間
わずか 15分 ​の制限​ 。従って、最後の晩餐の鑑賞を確約している

 ツアーは、それほど多くはありません。

          

​​ 壁画のサイズは  ​420x910CM​ という、 大な作品。    ​​



   

​​ ​  レオナルドは1495年 から制作に取りかかり、1498年に完成。 ほとんどの作品が

未完とも言われるレオナルドの絵画の中で、数少ない完成した作品の一つ。

 フレスコ技法ではなく、 乾いた漆喰に
テンペラ で描かれたことや、所在する環境から

 最も損傷が激しい絵画としても知られています。


 ここでしか見学できないわけで、 本物をこの目で見る機会を 得たことは、 ​とても

 感動的且ラッキーな事でした。



 最後の晩餐ではありませんが、日本では ​水杯​ (みずさかづき)という言葉が

 あります。
 ​

 二度と会えないかもしれない別れの場で、お互いの杯に水を入れ、今 生の別れを

​ 惜しみ、 ​水を飲み交わす​ のです。​


​​​  ​最も身近な例が、 ​水杯を交わして戦地へ赴く​ 特攻隊

 このような儀式を
行い、出撃に臨んだそうです。







​​  ​今生の別れ​ ということから、頭に浮かんだのが太平記の ​桜井の別れ​ 。​​


​建武3年(1336年)、 ​足利尊氏​ が数十万の軍勢を引き連れて、山陽道を怒涛の​

​ 如く東上してきます。これに立ち向かう ​新田義貞​ を総大将とし、兵庫に

 陣を構える
​朝廷方​ の軍勢はわずかその二十分の一。​

​  ​楠木正成​ の作戦は、義貞や後醍醐天皇から拒否され、正成は死を覚悟して​

​  湊川の戦場 へ赴きます。​





​​​ その途中、 ​桜井​ 駅にさしかかった頃、 ​正成​ は数え11歳の嫡子 ​正行​

 呼び寄せます。​​​


「最期まで父上と共に」と懇願する正行に対し、正成は「 お前は河内に帰れ。

 自分が
討死にしても帝のために、お前は身命を惜しみ、忠義の心を失わないこと。

 一族郎党
一人でも生き残るようにして、いつの日か必ず朝敵を滅せ」と諭し、

 形見にかつて
​帝より下賜された短刀を授け、 ​今生の別れ​ を告げたのでした。​








 亡き母が、皇子が幼少の頃、この歌をよく口ずさんでいました。​​

​​  教科書や音楽 を通じて、天皇崇拝・国民として忠臣の ​思想教育​ が、このように

 なされて​
いたのですよ。


日本ブログ村ランキング参加しています。

下の画像を応援クリックしてね。

               ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
​ にほんブログ村​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.08.13 12:29:28
コメント(33) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: