想い出は心の宝石箱に。。。

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Ｔ－さんにまつわる 事件簿 につき、詳細をしらせろ！！というカキコが多く

　よせられ ました。上司の名誉にもかかわることなので、どうしたらいいもん

　じゃろのう～～？と 悩みましたが、すべて時効が成立している案件なので、

　ここに告白することを決意。






  まずは、 香港からの 時計密輸事件 ・・・

　当時、香港ではブランド品が世界一安く手に入り、お買い物目当てで旅行客は

　香港を 訪れたのでした。


　上司のTさんより、香港出張を命じられました。

　ミッションは、業務上以外に ロレックス を買ってこいと・・当然、

　日本の税関で 輸入税 を 払うものだと、皇子は思いました。

　（　お前、馬鹿か！！　税金を払うなら、なにもお前に頼まん。要は、税金を

　　　払わぬようにひそかに 持ち込め・・　）
　と・・


　ほえ～～・・ 密輸 やんけ・・


正直、真面目 一筋の皇子は、アタッシュケースにロレックスを隠し、

　日本の税関窓口に 並んだのでした。

　この悪事に、心臓はドッキン、ドッキン、パク・パク・・・



　さすが、税関の担当者はプロですね。

　態度に不信を抱いたのか、アタッシュケースを開けさせられ、密輸が露呈して

　しまいました。


　別室に連れていかれ、事情聴取。

　初犯ということ、上司のための行為であったことなどが勘案されて、 始末書 の

　サインで 解放されたのでごじゃります。








   翌日出社後時計を渡し、皇子が支払った関税の返還など求めて、ことの顛末を

　報告すると・

　（　なにやってんねん・・そんな、 ドジ では ドジ よもない・・　）

　と、怒られたのでごじゃりまする。




マニラ警察拘留事件

　現地有力企業との合弁契約交渉ということで、Ｔ－さんおよび数名のスタッフと

　共に、 フィリピンマニラ に乗り込みました。


　当時、マニラは 男性天国 で、マビニストリートに日本人専門の歓楽街が

　ありました。

　昼の激務を終え、Ｔーさんを含め数人で、息抜きに夜遅くそこを、訪れたの

　でごじゃりまする。



　Sーさんというかたが、 お持ち帰り を狙ってお店の、 フィリーピーナ

　をしつっこく口説いて います。彼女は、皇子に気があるようで、わてをちらちら

　見ながら、なかなかオーケーを だしません。








マルコス政権下 であったフィリピンでは、 戒厳令 がひかれており、

　夜12時以降の外出が禁じられて いました。
　
　12時近くになったので、Ｓーさんもやっとあきらめ、宿泊先のホテルに戻ることと

　なりました。


　Ｔ－さん、Ｓ－さんは高級ホテル、皇子は安ホテルと別宿で、当然先輩を

　ホテルに届けて、 それからわいの宿泊先へと向かったのです。時計は、既に

　12時を過ぎています。



　背後から、ピーポーピーポーという音が聞こえ、ポリスカーの追跡を受けて

　いるのです。 運転手とわては警官に逮捕され、収容所へと移送されました。

　ほえ～～～～！！　そこには、捕まった 飲み屋のおねえちゃん達 が、 ワンサカ

　ワンサカ・・・ レナウン娘 ・・・








　（　わては、日本から来た出張者で、悠愛皇子という皇族なり～～！！　即、

　　　解放しないと フィリピンと日本の 外交問題 に発展するぞ～～！！　）

　と、パスポートを見せながら叫びました。



　しかし、朝方まで拘留が続き、身元確認ができたのか、やっと解放されました。

　パトーカーに乗って、そのまま弊社のマニラ事務所に向かったのでした。

　この話しが即事務所内で伝わり、 警察に抑留されパトカーで出社の憂き目に

あった 出張者 として、有名になったのごじゃりまする。


　弊社の運転手は、 草むしりの強制労働 を、罰として与えらえたとのこと。









　うん・・

　これらの話しが、すべて

　（　 記憶にございません・・ 　）

　ってか・・・



　では、次回も 有名レストランでゴチ の、罪滅ぼしをしておくんなまし。

　ねえ～～～、Ｔ先輩～～～！！！




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