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先日、友人から息子さんの浴衣の裄出しを頼まれました。手渡しで預かりました。裄を出せるだけの縫い代があるのを確認の上、受け取りました。要望は「出来る範囲で目いっぱい出す。」かる~~く、請け負って今日、和裁教室に。ところが、「さて、はじめるぞ」と開いて寸法を測ろうとしてびっくり。なんと、男物だと思っていた浴衣は、女物でした。身幅は男並。丈も3尺7寸と男性の標準に近いもの。それに、柄が、主に男性の浴衣に使われる柄。友人も、確かに、「着せてみたら、裄だけ短かった。」と言っていました。 どっひゃ~~~!! と、昔の漫画のような驚き。あわてて、友人にメールを送ると、友人も、気が付いていなかった様子。先生に確認すると、じっくり見て、 「まあ、これなら袖だけでも男物にすることは出来るわよ。」との事。友人にメールで確認すると、それでよいとのことなので、それで直しました。袖をはずし、身八つの少し下からくけを解き、肩幅出し。くけなおし。5分近く出せました。斜めが大きくなったので、縫い代にはひだを入れました。袖は、振りのくけを解き、縫い代を最低限の2分にして人形を作り、袖付け。こんな風になりました。男物では、繰越がありませんが、これは繰越が付いています。男物では、衿が棒衿ですが、これはバチ衿です。(しかも太め。)通常の袖丈は1尺3寸ですが、これは、小さい女性用で1尺2寸。男物では、内揚げの位置が低いですが、これは、高い位置に繰り越し上げのみあります。まあ、違いと言えば、こんなものなので、気にしなければ通常の着用には支障が無いと思います。でも、受け取るときに気が付かなかったとは、不覚、、、、、。まだまだ、プロにはなれません、、、、、。
2008年07月28日
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和裁教室で、素敵な紬を見せていただきました。Aさんが先日購入した 「夏赤城」。玉繭を使った夏用の紬地で、シャリ感があって、薄くて軽い。トンボ(勝虫)が沢山飛んでいて、良い感じです。今Aさんは、それに合わせる八寸帯をかがり中。ところがその素敵な反物に、先生が ”難”発見。お尻に、目玉(顔)の付いたトンボ、一列。写真がうまく撮れていませんでしたが、見えますか??何でこんなことになっちゃったのでしょうね???中まですべて見たわけではないので、他にもそういう箇所があるかどうかは不明です。まあ、仕立てるときには見えないところに入るとは思いますが、、、。ちょっと、珍しくて、笑ってしまいました。ちなみに、ラベルはこんな感じ。
2008年07月22日
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午後から、、、。秩父川瀬祭りを見物に行きました。雨の心配もあったのですが、予想外の(?)晴天。炎天下の中、見学してきました。神輿だの、花笠だの、冬の夜祭では見ることが出来なかったり、混雑で近づけなかったりするものもあり。賑やかで、なかなか楽しい祭りでした。 秩父の街中で、SLを見かけると、なんか、良いことがありそうな気がします。この日も例外ではありませんでした。本当は、夜の花火からますます盛り上がるのですが、その時間には、すでにぐったり。花火があがりはじめた頃には、家路についてしまいました。それでも楽しい一日でした。
2008年07月19日
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和裁教室で、Aさんからもらいました。お姑さんが昔購入して持っていたもので、Aさんがもらったもののうちの一つを分けていただきました。とても珍しいものです。これ、何だと思います??ヒント1 竹製 です。ヒント2 戦中戦後の物の無い時代ヒント3 昔の人の知恵ヒント4 爪楊枝より細く短く固いです。ヒント5 日本人て、えらい。答えは。。。。竹製のミシン針です。よく見ると、ちゃんとミシン針の形をしています。きれいに削ってつくれれたものです。糸を通す、小さな穴もちゃんと開いています。金属が戦争で手に入らなかった時代、こういうものを作った職人さんがいたのですね。その精巧さに、驚かされます。
2008年07月17日
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神田紅さんが、秩父にいらっしゃるそうです。大好きな講談師であり、秩父移住前からの知り合いでもある神田紅さん。秩父に来てからは、なかなか、都内に出かけて講座を聴く事は出来ません。でも、意外に秩父と縁の深い紅さん。これはぜひ、聴きに行かねば、、、。++++++++++++++++++++++++ 第81回秩父演劇鑑賞会 神田 紅 講談 「紅恋源氏物語」 と き 8月21日(木)午後7時開演 ところ 市民会館ホール 入場料 大人 5000円 、子人(小中高校生) 1000円 チケット チケットYAO 神田紅の世界 来て・見て・聴いて・感じてくれない ! HP 女の独り立ち 私のこだわり人物伝(2007年4月ー5月) NHK趣味悠々はじめての里山歩き第2巻『人と暮らし編』
2008年07月13日
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特別養護老人ホームに入っている父を見舞いに、父のお姉さん二人と、私の実家の家族が来ました。一緒にご飯を食べようと、連れ出しました。ほとんど末っ子の父は、お姉さん達にしたら、めっちゃ可愛い弟 らしいです。でも、遠方であったり家庭の事情があったりで、本当に久々の再会(一人は15年ぶり、もう一人も7-8年ぶり)でした。お姉さん達を責めることは出来ません。でも。あまりに間が開いてしまったので、父はお姉さん達を認識できませんでした。もし、去年だったら未だ思い出せたかもしれません。お互いに遠くに離れて生活をしているので、めったに会うことは出来ません。もしかすると、これが最後の再会になるかもしれないと思うと、感慨深いものがあります。父にとっては、長年可愛がってくれて今でも愛してくれている姉達も、見知らぬ他人になってしまいました。お姉さん達と別れて、特別養護老人ホームに戻った父は、それまで不安そうだったのに、とても嬉しそうでした。「我が家に帰ってきた。」と言う顔です。すでに、そこが自分の家。そこにいる入所者さんや介護者さんが父の家族になっているようです。それはそれで、ありがたいことです。安心して毎日を過ごしていると言うことですから。でも、遠方からわざわざ訪ねて来てくれた伯母達は、気の毒でした。わずか数時間の再会でしたが、結局思い出してもらえなかったようです。認知症の人へのお見舞いは お早めに。忘れられる前に行かないと、後悔しますよ。写真は、秩父市荒川のハス園。父の状態次第では、伯母達と一緒に連れて行こうと土曜日のうちに下見に行ってきました。でも、父が外出を極端に怖がり、早く家(特養)に帰りたがったので、かないませんでした。残念です。。。。
2008年07月07日
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