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神父さんがガラスの扉をノックすると、突如ミケランジェロがデザインしたカラフルな制服を身にまとった衛兵が現れ、扉を開けてくれました。中に入るとサンピエトロ広場の喧騒が嘘のような静寂の世界でした。『ようこそバチカン宮殿へ』『ここからは絶対に私から離れないで下さいね』我々はバチカン宮殿に足を踏み入れたのです。【バチカン宮殿内:王の階段(スカラ・レジア)とスイス衛兵】かつて歴代法王が歩いたという階段を上り、最初に訪れたのはコンクラーベが行われることでも有名なシスティーナ礼拝堂。ミケランジェロの天地創造が描かれている礼拝堂です。ここは一般観光客も訪れることが出来ます。現在は長年の汚れを落とす修復作業が終り、大変鮮やかな色合いになっていますが、当時はススでぼやけた感じでした。でもその方が趣があるようにも思います。【システィーナ礼拝堂:ミケランジェロ『天地創造』】再び神父さんが扉を叩くと衛兵が現れ、横の部屋に通してくれました。システィーナ礼拝堂の横の部屋は、かつて日本から派遣された天正遣欧少年使節が1585年3月1日、当時のローマ法王グレゴリウス13世に謁見した部屋(帝王の間)。日本人の誰も見向きもしませんが、と言うより殆どの人は知りませんが、歴史的な部屋です。【帝王の間】ここはパオリーナ礼拝堂。パオリーナ礼拝堂は1670年までコンクラーベが行われていた部屋で、1670年以降は法王とその近親者しか使用が許されない部屋になっているそうです。近年、修復が終わり、先代法王ベネディクト16世が祈りを捧げました。ここにあるのは、ミケランジェロの絶筆となった『サン・ピエトロの逆磔(聖ペテロの殉教)』。【パオリーナ礼拝堂:ミケランジェロ『サン・ピエトロの逆磔』】【パオリーナ礼拝堂:ミケランジェロ『聖パウロの回心』】バチカン宮殿内には、見たこともないミケランジェロやラファエロの壁画や天井画がびっちり。まさに芸術の宝庫です。【バチカン宮殿内:ラファエロの天井画】(掲載した写真はそれなりの一眼レフカメラで撮影したのですが、宮殿内は薄暗いうえにストロボもなく、露出不足で画質が十分でありませんが悪しからず)
2016年12月05日
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A君家族とともに、愛知県の西浦温泉に旅行に行ってきました。ホテルの部屋で食前&食後酒として飲んだのがこれ。ドン・ペリニヨン 2006。いつもながら洗練された味わいで、美味しゅうございました。毎日こんな泡を飲めたら良いのですが。Dom Perignon 2006今回のお宿。建物は古いですが、夜も朝もお腹一杯になりました。和のリゾート はづこんなかわゆいコノハズクがいました。綺麗な蒲郡の海
2025年11月23日
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