The road to the Holy Grail

The road to the Holy Grail

2022年01月03日
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カテゴリ: ワイン
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ここ2カ月ほどをかけて、ローレンス・ライト著、『倒壊する巨塔ーアルカイダと9.11への道』という本を読みました。2007年のピュリツァー賞受賞作です。

内容は表題の通りですが、エジプトの反政府活動や、1970年代のソ連によるアフガニスタン侵攻にさかのぼる過激なテロ活動の背景、ウサマ・ビンラディンによるアルカイダ結成からテロに至る過程、ビンラディンの生い立ちなど、詳細に述べられています。

FBIやCIAは9.11テロの兆候を把握し、担当者は関係各所に警告を発していたにもかかわらず、各組織の上層部の認識の甘さと危機感の無さや、組織間の壁と対立により情報は共有されず、あの大惨事を招いてしまったことは、悔やんでも悔やみきれないことと思います。

アルカイダの危険性をいち早く認識し、アメリカにおける大規模テロを察知し、テロを防ぐべく孤軍奮闘したFBI捜査官ジョン・オニールは、自らの不手際も重なり9.11の直前にFBIを退職することになるのですが、その後に世界貿易センタービルの保安主任の職を得、そこで殉職することになったことは、運命の皮肉としか言いようがありません。


コンテス・ド・ジョリボールというシャンパーニュを飲みました。
まあ、普通の安シャンと言ったところです。

Comtesse de Jolibourd Extra Brut NV





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最終更新日  2022年01月03日 18時43分51秒
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