全6件 (6件中 1-6件目)
1
2006年01月24日
はてさて、長々と自慢話しばかりの「竿」でしたが、表もあれば裏もあります。欠点も正直に述べた上で、取り組んで行きたいと思います。●最大の短所は「重さ」でしょう。市販されてる、並継ぎ(約1.4~2.4m)チヌ竿の場合、85?~150gです。例えるなら「腕時計」。スウォッチ~Gショック位でしょうか‥‥。市販品の場合リールを取り付ける握り部分は、一体型に直接リールシートを巻き付けてあるか、コルク・バルサ・アルミ等の握りへ差し込み式となっています。私の様に「竹」の握りを使用し加工しても、接合部のエポキシ溶剤や強化目的の糸巻き多用で、どうしても重くなってしまいます。それを少しでも解消する為に苦労したのが「重心の位置」です。最初の設計段階からリールを仮止めします。最終的にリールを装着し実釣姿勢時、左・中指の位置で竿の重心が来るようにしてありますが‥‥、重さのテーマはこれからも難しい課題です。※120~250g。私が作る竿の乾燥重量です。●高価で使えない。ズバリ!高いです。オーダーで10万円以上。展示完成品で5万円前後。中古品で3万円前後です。1本の竿を完成させるのに200時間以上(3ヶ月)を費やしていますので、値切ったり、文句を云う人・初心者の方は有無を云わさず、こちらからお断りしてます。ただし‥‥、一度・購入されたら「実戦」されるのが目的ですから、メンテナンスは生涯無料。破損修理は材料実費のみ。修理期間中は別の竿を貸し出しています。プロフィールにも書いていますが「本職」ではありません。金銭目的でも有りませんので、私が「イヤ!」と云う人は絶対イヤ!!理屈もヘチマも無いです。ここでは私が法律です!だから、製作途中で出る「失敗作?」は気に入った人には無料でバンバン配っちゃってマス。実は、この「頑固オヤジ」が最大の欠点みたいですネ。
2006年01月24日
竿に対して3個の突起が有ります。上に1つ‥‥‥これは魚を掛けてファイト中に人さし指がレベルワインダーの中へ、入り込むのを防ぐ為。下部の2個は、小指・中指のストッパーの役割を果たし、3個の突起で飛躍的なグリップ感を持たせました。当然、この突起の微妙な配置・角度は、オーナー自身の手の大きさ・指の長さに合わせ、ひな形となる「粘土」で納得いくまで何度も調整します。更に現在では、デザイン性も追求してリールシートを止める「糸類」は全て内部に収納し、竹を極限まで加工・乾燥・研ぎ出しを繰り返します。
2006年01月24日
まず、全て「仕込み竿」である事。握りの部分は「天然の布袋竹」を独自の方法で曲げて有ります。1.は組み上げた、完成型。2.・3.は抜き上げた状態。4.は、さらに抜き上げた根元に、穂先を収納する状態。各、穴の径は同じ規格に統一してあります。穂先も元径は同じですが、感度と曲がり具合は、それぞれ違います。釣場の様々の変化や魚の種類によって、握りや穂先を瞬時に交換する事も可能です。この写真の竿は、全て「左手・合わせ専用」です。竿の尻手が左に曲っている事により、手の平に乗せた時、重心が左へ回転して、竿が左側へ寝ようとします。それを逆手に利用し、リールを装着すると左・手の平へ吸い付く様に密着します。それは「未体験」の感覚だと思います。直線で構成された二次元の、釣り竿が、尻手を曲げる事により三次元の重心を持ち、手と腕に、絡み付く竿と変化するからです。あらゆる大物も、手の平を上にさえ向けておけば、子供の力・指が欠損されてる方でも容易に扱うことが可能です。
2006年01月23日
上の写真の様な「竿」を見た事は有りますでしょうか?竿の尻手が「ヘビ」のように腕に巻き付いています。よく見て下さい!手の平を広げて竿を乗せています。握っているのでは無く、乗せているだけです。この状態から「合わせ」ます。「剣道」の経験がある方なら分かると思いますが、試合中や打突の瞬間、決して「力」を入れてはいけないのです。車の運転もしかり‥‥、初めてハンドルを握った時、教官から「肩の力・手の力を抜きなさい」。と云われた経験が、誰しも有ると思います。あらゆる日本中の「チヌ釣りビデオ」を観ても合わを入れる前から、力一杯・竿を握りしめ、手首だけで釣り上げるモノしか存在しません。そりゃ、そうです!メーカーとタイアップして、メーカーの竿や餌・タックルを売る為のビデオですから「握り方」云々、言う奴はいません。イカダ等で短いチヌ竿を駆使する時、手首を折り曲げて釣るなど、私に言わせれば何十年も前の釣り方です。手首や腕では無いんです!「肩」で釣るんです。肩で合わせるんです!今迄、そうゆう「竿」が存在しなかったので、創りました。
2006年01月22日
2006年01月21日
全6件 (6件中 1-6件目)
1