うずらの卵

2007.08.27
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カテゴリ: 登山記録

heku01.jpg



すっかりご無沙汰しちゃってすみません。

週末に、また沢登りに行ってきました。
この猛暑の中、さぞ涼しかっただろうね~と言われそうですが、
水に浸かってるときは冷たく、上がると暑い。
特に水が涸れた後の登りは、暑さときつさでヘロヘロでした(^^;
修行ですよ!修行!(笑)
でも、初めて、沢をつめて終了地点まで行けましたよー!大満足です!

では~
今回のレポは、山の会に提出した報告書を貼っつけました。

ようするにズボラです(^^;

■8月25日(土)

安曇川沿いの下坂下の駐車スペースに9時頃到着。
身支度を済まし、本日の沢講座の主旨の説明を聞く。
沢の遡行図を各自が持ち、現在地の特定をきちんと行えること。
二俣以上の分岐で進むべきルートを見極めることなど、沢の読図講座といったところだろうか。

駐車スペース横の安曇川の対岸へと渡ってすぐにヘク谷の入渓地点がある。
9時30分沢登り開始。
沢の印象は、細くて今までと比べても少し雰囲気が暗い感じがした。
何日か前の大雨のせいか水量はやや多い。
遡行を始めてすぐ小滝の連続で、登りもややきつめ。


樹林に囲まれたヘク谷は陽射しがあまり届かないせいか水の冷たさを感じた。
2~4mぐらいの小さい滝が多く、ロープなしで登れるところが多い。
しかし頭の上から勢いよく降り注ぐ水は冷たく、寒さも感じるほど。
もたもたしてるうちに怖くなり、講師のお助けヒモに何度も助けられた。
ロープで確保してもらったときは、完全に頼るのではなく、

なんとか自分の力で越えられたところもあり少し自信につながった。

2段15mの滝は、滝の右側を直登している前のグループを見て腰がひけてしまった。
高巻きしたいと言ったら、その方が危険だと言われ、勇気を出して登ることにした。
長いロープの途中には、前回あたふたしてしまったランニングビレイ地点の通過がある。
最初の取り付きからプルージックを上げるのに苦労したが、
時間をかけてもいい。とにかく落ち着いてと自分に言い聞かせて慎重に登っていく。
ランニングビレイ地点でのカラビナのかけ替えは、
片手で行わなくてはならず少々手間取りながらもうまくいった。
滝を登り終えたときは汗びっしょりになっていた。

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その次に現れた見事な18mの滝。ここは高巻き。
草と泥の斜面は滑りやすく急な登りであったが無事通過。
ここから先は、ロープを使うところはなかったが、まだまだ気の抜けない箇所も多かった。
12時45分頃、昼休憩。蜂が数匹飛んでいて、巣が近い気がして念のため場所を移動し休憩。

植林小屋(というより粗大ゴミ置き場)を左に見ると、
まもなく右に枝谷、左に本谷と、三俣に分かれた分岐が現れる。
真ん中の沢をつめてしばらく進むと、水が涸れたところに到着。
沢靴と装備を外し、ここからは岩登りが始まる。
意外に急な登りと暑さにまいり、自分の体力不足を感じた。
沢の終点からは、笹の中を藪こぎで進む。
きつい!と思ったその時、急に視界が開け、広々とした小女郎池に飛び出した。
ほぼ予定どおりの時刻、14時45分。
雪の頃、時間切れで行けなかった小女郎池。
まさか、こういう形でリベンジ達成できるとは思わなかったな(^^;

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蓬莱山から近い小女郎池
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みんなで記念撮影(^^)v

小女郎池の景色の美しさをしばし楽しんだあと、サカ谷道より下山。
ここもあなどれない急な登山道だった。登山靴を持ってきてよかった。
16時10分下山。車道を歩き16時30分、駐車スペースへ到着。

私にとっては、少し手こずった沢登りでしたが、
初めて沢を最初から終点まで無事通過できて感激です。
講師陣の常に安全を意識したご指導と手助けには、本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。





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Last updated  2007.08.27 20:46:01
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