海砂のつらつら日記

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2007/05/27
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カテゴリ: 読書

オーデュボンの祈り  伊坂幸太郎 (2007.5.20再読了)


大阪に遊びに行くことになりました。
電車で行くので車内で暇つぶしに本を読もうと思ったのですが、
図書館で借りているハードカバーの本は重たいので、文庫の本を持って行くことに。
で、お気に入りの「オーデュボンの祈り」を文庫版で最近購入したので持って行きました。


コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

私の初伊坂作品にて、ベスト作品です。
2年ぶりの再読でしたが、その思いは変わりませんでした。
もちろん、初読の時のような鮮烈な印象はありませんでしたが、
読了したときの、なんともいえないすがすがしさは今回も感じることが出来ました。


(まあ、中には何人か×な人もいるんですけど。。。)
私のお気に入りは、日比野、桜、ウサギさんです。
日比野の何を考えてるのか分からないところも、桜の何を考えてるのか分からないところも、
ウサギさんの何を考えてるのか分からないところ(あっ、彼女は分かりそうかも)・・・(笑)
へへへ、、、要するにとらえどころのなさが魅力です。
それから、最近の伊坂作品にただよう、説教臭さがないのがまた良いんですよね~
(もちろん伊坂作品は、そういう説教臭さも含め好きなんですよ!!)

ミステリとしては、初読の時は「これミステリかな~」と疑問でした。
謎の提示は、衝撃的です。なんたって「カカシが殺される」ですもの!!
ネタバレ でも、結局は自殺と言うことで。。。理由は納得ですけど。 (ここまで)
確かに伏線は回収されるんですが、結構無理矢理ひとつに収束させた感があるので、
最近の伊坂作品に比べるとしっかりミステリしてるんですけど、

位置づけにしております
でも、そこがまた好きなんですよね~
もちろん、事件はきちんと解決するので、ミステリであることも間違いないです!!
逆に再読したことで、「あぁ~これってちゃんとミステリだったんだぁ~」と再認識しました。

この作品が初伊坂作品でなければ、今だったら「死神の精度」とか「ラッシュライフ」とか

当分は、マイベスト伊坂作品は「オーデュボンの祈り」にしておきます♪

さて、文庫本とハードカバー版とでは変わっているところがあるとの話を
きいたのですが、私にはイマイチ分かりませんでした。
どこなんだろう。。。
あえて言えば、気になったのは、ラスト・・・。ちょっと、違ったかな??
でも、気のせいかもしれませんww(何たって2年前1度読んだきりですから)


TBさせて頂いた日記
ミステリの部屋(samiadoさん)
まあぼの交差点(donmaboさん)
未定の予定~ラビ的非日常生活~(みっつ君さん)
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最終更新日  2007/05/27 11:33:51 PM
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