やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2013/05/05
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テーマ: 登山の記録(772)
カテゴリ: 登山
4:00 起床。冷え込みが厳しく夜中に何度も目が覚める。朝食はにゅうめん。

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5:33 テント発。

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5:58 西谷右岸へ。段丘を歩きルンゼの縁から西谷のゴルジュ帯を覗く。とてもじゃないが歩いて通過する谷の状態ではない。

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段丘上部の凹状地形に入り、1093mのコルを目指す。

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6:54 コルに着く。正面にはウドの頭が青空に突き立っている。

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コルの周辺はこんな感じ。荷物を置いて中谷側の斜面に少し入って、谷の全容を確認する。

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真っ直ぐ伸びる西谷と左方から迫る中谷、その出合いは完全に雪で埋まっている。西谷入り口の滝にシュルンドがあり、そこからわずかに流れの音が聞こえるだけだ。

スキー山行の重要なルートをついに見出した。頭の中で来春の計画が出来上がった。

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8:09 コルから下り、テントに戻る。小黒部谷を絡めたスキー山行は、今後生まれることはないのかもしれないな。

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9:41 テントを畳んで出発。900mの登りか、4時間くらいと想定した。吹き降ろしの風は心地よく、汗が出ない。

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ブナクラ峠直下は、左右からデブリが発生している。この写真を撮ってしばらくしたら、中央の白い斜面もデブリに埋まった。すなわち、我々は雪崩発生地帯に突入することになるのだ。まあ突っ込むしかないのだが。

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11:49 デブリ地帯は凹凸が激しく登りにくい。上部にはYたさんのトレースが残っており、使わせてもらう。他にもスキーヤーが来ていたようだ。

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13:17 ブナクラ峠。テン場の跡とたくさんの足跡。風は冷たい。

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13:45 下降開始(1730m)。2日前より雪解けが進み、岩が露出している。板を持って20mほど下ってから、テレマークスキーの開始。滑りが楽しかったのは、ほんの僅かであった。

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後はボーゲンでの我慢の滑り。ブーツのバックル調整が不十分で大コケ3回。疲れる。もっと締めなければ滑りにくいのであるが、ブーツの中の足が痛くて痛くてたまらない。集中力も途切れてしまい楽しい記憶がない。

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14:21 デブリが酷く、板を脱ぐ(1060m)。

15:05 堰堤。徒渉は橋げたのそば、濡れずに渡れた。

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雪解けはかなり進み、山の斜面にも春がやって来ていた。

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15:38 ゲート前駐車地点到着。馬場島荘でコーヒーをいただき、派出所に下山報告がてら挨拶に伺う。

17:29 会館到着。






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Last updated  2013/06/02 08:51:38 AM


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