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最も単純なボールあそびの一つとして、ベース(塁)の間を逃げるランナーをタッチするあそびが有った。ちょうど野球の塁間にはさまれたランナーをタッチしてアウトにするところだけを取り出したあそびだ。それをこどもの頃の私達は「はさみん」と呼んでいた。 このあそび、狭い路地でも出来たり、人数が最低で3人で出来るので、お手軽なあそびだった。グロ-ブをはめて軟球やトップ(準硬式)ボールなどでも出来たが、(当時は、硬式ボールはこども達の間ではあまり使用されなかった。)それらのボールよりも、グローブ無しで出来る、庭球やゴムボールなどの柔らかいボールが使われた。 このあそび、ランナーをタッチしてアウトにするのも面白いが、結構ランナーとして逃げ回る事も楽しんだものだ。勿論、このあそびの成果は、実際の野球や三角ベース野球などに現れたのはごく自然のことだ。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0回 通算1回(今月)VBS.Freelink.B 本日0回 通算0回(今月)W32.Klez 本日0回 通算0回(今月)W32.Sobig 本日17回 通算25回(今月)(検知したウィルスは今月合計26回)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2006.09.04
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団塊の世代がこどもの頃(1950年代)には、今では考えられない駄菓子が販売されていた。その一つが「ニッキ紙(がみ)」と言われるものだ。和紙などにニッキ味の着いた濃い砂糖液を浸み込ませて乾燥させた代物だ。これだけでも相当なものだが、さらにその紙に赤や緑のどぎつい着色料で絵が描かれているのだ。 こんな怪しい駄菓子を、どのように食するのかだが、何と適当な大きさに手でちぎって、チューインガムのように口の中でしがんで、ニッキ味の甘さを味わう?のだ。もちろん、味が無くなれば吐いて捨てるが、そこはこどもだから、紙そのものの嫌な味がするまで、とことんまでしがみ込む。 そんな状態だから、舌はあのどぎつい着色料の色に染まってしまう。舌を出せば妖怪あるいは吸血鬼状態だ。まあ、それも面白がったのも、こども故のことだが、今考えると、ゾーッとする思いだ。 さて、そんなニッキ紙だが、当時の駄菓子屋さんでは、くじ引きで販売されることが多かった。小さなニッキ紙を引いて、当たりが出れば、大きなニッキ紙がもらえたのだ。健康のことを考えれば、はたして、当たる方が良かったのか甚だ疑問の多い、旧き時代の話である。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクトFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
2013.01.29
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前にも書いたが、トランプあそびの「神経衰弱(しんけいすいじゃく)」で、小学校低学年前後の年ごろの、幼いこども達の抜群の強さに驚く事がよくある。 何故そうなるのか、あまりハッキリしなかったが、今読み進めている本で、その理由の一端を教えられた。その本は「脳と心の地形図」(リタ・カーター/藤井留美-訳、養老孟司-監修:原書房/1999)と言う本だ。 その本には、「写真さながらに鮮明に記憶する能力は、小さな子どもなら当たり前のことだが、大きくなって大脳部分の接続が間引きされていくと、そういう記憶は無くなる。」とある。 この前半部分、こども達は神経衰弱ゲームに於いて、カードを写真で撮った様に記憶していると言う事だ。その写真と照合すれば、前に表向けたカードがどこにあったか、直ぐにわかるのだ。 なるほど、赤ちゃんや幼児に、こうした能力がないと、自分を育ててくれる親の顔を忘れる様では、生き延びていく事でいろいろと不都合な事に遭遇するだろう。 ともかく、幼い子どもには私達おとなに無い素晴らしい能力があるのだ。そして、先ほどの引用の後半部に書いてある様に、そうした能力が成長とともに無くなっていくのだ。 それは、新しい脳の働き・能力を育む上では、致し方がないのだ。だから、おとなは幼い子どもと違った方法で、神経衰弱ゲームでのカードの記憶の仕方をするのだ。 例えば、「エースのカードは、右から3枚目で手前から2枚目」というように、もっぱら位置情報や言語的記憶などを総合して記憶する様になる。 こうした記憶は、ある意味では優れているが、「右から2枚目手前から3枚目」などの混乱が起きる可能性も持っている。だから、かなり頑張らないと、幼いこどもに負けるのだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日15通 通算181通(今月)W32.Mytob 本日0通 通算18通(今月)W32.Mota 本日0通 通算6通(今月)W32.Klez 本日0通 通算1通(今月)W32.Lovgate 本日0通 通算1通(今月)(送られてきたウィルスメールは今月合計207通)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2005.03.18
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住み慣れている街でも、歩いていると時折、可愛い花を見つけて、ふと立ち止まることも多い。時には、我が家へデジカメを取りに戻って、そうした花を撮影することもある。これまで、花の名前には頓着しなかった生活を送っていたので、そうした花の名前がわからないことがほとんどだ。 特に、栽培品種の多さは尋常な数ではないので、似たような花の仲間の見当ついても、ここから先がわからない。そうした時に活用するのが、インターネット検索だが、これが思った以上に簡単には、目的の花にたどり着かない。 今日も、昨日撮った花(左図)の名前を調べたのだが、やはり悪戦苦闘した。アジサイに似た葉と花の形だったので、アジサイから見ていったが、だめだった。次に「アジサイに似た花」でもだめで、「ピンク 花 小さい 毬」で見つかった「花手毬」をたどって、やっと「ランタナ」に行き着けた。 それも、偶然の賜物だ、「花手毬」とは直接は関係なく、その「花手毬」の検索結果に「ランタナ、バーベナ、花手毬、わすれな草」のページに偶然に同じ花の写真を発見したからだ。また、お恥ずかしい話だが、同じような調子で先日も「ひなげし」を見つけた。 このように、ネット検索は名前から画像や意味は、比較的探しやすいが、その反対は難しい。特に、見たものの記憶や画像から名前を探すのは難しい。しかし、その過程で、いろんなことを学習・発見できるので、時間さえあれば楽しみのひとつともなるだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ
2007.06.03
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その昔、「駆逐本艦(水雷艦長)」のあそびの始まりの合図には、「戦争開始!」と物騒な掛け声を掛け合っていた。私のこどもの頃には、どう聞き違えたのか「戦争布告!みなみな開始!」を「戦争ふかく!みなみな開始!」と言っていた。「布告」の意味を知らないこどもばかりだったので、意味も通じないのに、良く知っている「深く」だろうと思っていたからだ。 私が勤めていた学童保育所では、「王様陣屋」と言う「陣取りおにごっこ」系のあそびがはやったが、その時はさすがに「戦争」は省略して「みなみな開始!」とか単に「開始!」で始めていた。他にも「対戦開始!」などもあった。 このように、お互いの陣地が離れている対戦型のあそびの開始の合図は、大きな声で言わなければならない。昔は、「戦争布告!みなみな開始!」を進軍ラッパの旋律にのせて言っていた。(ちなみに、同様に勇ましい?旋律にのせて「出てくる敵はみなみな殺せ!」との掛け声もあったが、そんな時代には戻したくはない。)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0回 通算0回(今月)W32.Stration@mm 本日0回 通算1回(今月)VBS.Freelink 本日0回 通算0回(今月)W32.Sobig 本日0回 通算6回(今月) (検知したウィルスは今月合計7回)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2006.12.17
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昨日は59回目の終戦の日だったが、その起源や意図は詳しくは知り得ないが、対戦型のあそびには戦争に関わる言葉や語句が、昔は堂々と使われていたし、今なおしばしば使われている。 例えば、陣取り類のあそびの開始には、「戦争開始!皆々(みなみな)開始!」略して「開戦!」とか、少し古くは「戦争布告(ふこく)!」などが掛け声としてごく普通に使われていた。 私のこどもの頃は、まだ戦後間もない時代であったが、「戦争布告!」の意味は、こども達は誰も知らずほとんどの子が「戦争ふかく!」と言っていた。これでは意味不明で、その意味についてこども達はあまり関心を示していなかった証拠だとも言える。 また、あそび開始の掛け声だけでなく、その進行過程の中でも戦争関連の語句が使われている。大将・陣地・捕虜・偵察などなどの語句(用語)だ。 さらに、あそびそのものの名前に、戦争関連の語句が使われているものとして、「駆逐本艦:くちくほんかん(水雷艦長:すいらいかんちょう)」、トランプの「戦争」や「スピ-ド戦争」、「陣地とり」などなどがある。 このような、あそびの中の戦争にまつわる言葉や語句の幾つかは、日本では幸いなことに直接戦争に巻き込まれず60年近く経過している現在もなお現役だ。 「水雷艦長」の水雷ように、もともとそれが出現して以降になってはじめて使われたのだから、そうした事や物が必要としない平和な時代には当然違う言葉に代えてあそぶことが望ましいかも知れない。 ただ、以前にも書いたように、そうした言葉を使ってあそんでいたこどもが、好戦的なおとなに育っていったかと言えば、そうでないことは多くの例が物語っている。 だから、そうした言葉をむりやりに禁止したり、とがめたりすることは行き過ぎだと思う。出来れば、あそんでいる中で自然に言葉の置き換えが出来るように配慮する様な、穏やかな対応が望ましいだろう。 そして、肝心なのはこの世界から戦争という実体が無くなれば、良い意味でも悪い意味でも世相を写し取るあそびなら、そうした言葉は自然と消え去ると確信している。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日17通 通算329通(今月)W32.Klez 本日0通 通算5通(今月)W32.HLLW.Lovgate 本日0通 通算0通(今月)W32.Mota 本日0通 通算5通(今月)(送られてきたウィルスメールは今月合計339通)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2004.08.16
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そう言われれば、思い当たるネットニュース記事が配信されていた。【ところで、最近はめっきり鉄棒を見かけなくなりました。前に住んでいたマンションの前に児童公園があって、うちの娘はブランコや鉄棒で遊んでいました。「サル年だから、鉄棒が上手だね」といったら、「わたしはリス年生まれだもん」と反論されました。その「あかしあ公園」も新しくなって、鉄棒が姿を消していました。(中略)ネットで「鉄棒サイコー運動」というのを見つけました。そこのHPによると、1977年以降、小学校学習指導要綱から「鉄棒」という文字がぐんと少なくなり、以来、じわじわと鉄棒運動が授業から外されていった、とありました。 子供たちが鉄棒をやらなくなったので、公園からも姿を消しつつあるということでしょうか。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/北海道新聞:2009年11月15日) 私の家の近所の公園(沢ノ町公園)は、移転改築されたばかりの新しい公園だが、鉄棒は2組も設置されているが、確かに区内の公園をざっと見たところ、純粋の鉄棒遊具が公園から姿を消しつつある印象は否めない。記事によると、「小学校学習指導要綱から「鉄棒」という文字がぐんと少なくなり、以来、じわじわと鉄棒運動が授業から外されていった」とあるが、現在の指導要領を見ると、第3学年以上の「器械運動」の項目には「鉄棒運動」が明記されている。 だから、実際に「鉄棒運動が授業から外されて」いるかどうかは断定できない。一方で、テレビ番組などでは、「逆上がり」特訓などのシーンもよく見られるので、今のこどもたちが鉄棒を苦手にしている事は確かだ。そこで、「公園から鉄棒が消えていく」事を題材にして、鉄棒についてあそびに焦点をあてながら、思いつくままの私見を綴っていくこととする。 こどもたちが鉄棒であそぶのは、小学校の指導要領にもあるように、概ね小学校の中学年(3・4年生)以上の歳ごろ以降が、最も盛んだ。それは、鉄棒運動にふさわしい、身体・体力・技術などが整うのが、この歳ごろでもあるからだ。 私のこどもの頃(1950年代)の記憶を探ってみても、鉄棒にさわり始めたのは就学前だったが、本格的に鉄棒あそびをしたのは、この歳ごろだった。そして、学校の授業での鉄棒の記憶はほとんど無いのに、鉄棒であそんだ記憶は、今尚、鮮明によみがえる。それだけ、たくさん鉄棒であそんだからだと言える。 この事から、今の公園から鉄棒が姿を消し始めているひとつの理由が想起される。それは、単純な理由、今のこどもたちが、鉄棒であそぶ事が少なくなったからに他ならない。小学校の授業では鉄棒をやるが、あそびでは鉄棒はほとんどやらなくなったのだ。鉄棒は、あそびではなく授業(スポーツ)になってしまったのだ。(続く)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.11.23
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基本の「薗部式ユニット」に変化をつける方法として、配色のと関連で単位となる直角二等辺三角形の形をそのままに、その平面的形状(ジョイント部の形状:プラグとソケットの形状)を変える事により、様々な「薗部系ユニット」を作り出すことが出来る。そのひとつが左図だが、全てのピース(ユニット)を組んだ時に、各パーツが外見上「Z字」(画像はZが左右反転している。)に見えるように折り出したものだ。同様に、下図は矢印型になるように折りだしたもので、全面が矢印型で覆われた組み上がりになる。 ジョイント部の形状を変えるだけでなく、折り紙の裏面の白い部分を表側に折り出すことにより変化が付けられる。その裏面の出し方も様々な方法と形状が考えられる。 下図は表と裏の三角形交互模様が組み上がり作品全面に現れるように折り出したものとなっている。なお、同一模様に組み上がるユニットは、一つの折り方だけでなく幾通りかの折り方が存在する。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ
2008.06.15
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あの子にも この慎重さ みかん釣り 風ほうせん 昔に比べその消費量は減ったとは言え、冬の果物の代表はみかんだろう。そのみかんを使ったユニークなあそびがある。 それは、「みかんつり」だ。学童保育所の先輩指導員からおそわったのだが、こども達にも好評だったあそびだ。 私は、こどもの頃にはあそんだ経験は無かったが、地域によっては結構この時期にあそばれたそうだ。 みかんが多く手に入った時など家族団らんであそんでも面白いので、お試しを!(あそびかたは上記「みかんつり」をクリック。)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0通 通算39通(今月)W32.Mytob 本日1通 通算75通(今月)W32.Klez 本日1通 通算2通(今月)W32.Sobig 本日0通 通算89通(今月)Unix.Penguin 本日0通 通算0通(今月)(送られてきたウィルスメールは今月合計205通)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2005.12.26
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我が中学生時代のあそびの思い出として、サイコロ野球ゲームがあった。六角鉛筆に数字を彫り込みそれをサイコロ代わりにしてあそぶものだ。 あらかじめ、一と一が出ればホームランとか、一と二が出ればアウトとかを書いた表を用意し、鉛筆サイコロの出た目に従って、紙に書いた野球グランド(ダイヤモンド)上で小さく切った消しゴムなどをランナーに見立てて遊んだ。 中には、グランドを紙に書くのでなく直接机の上に書いたり彫り込んだりする強者(つわもの)もいた。もちろん先生にきつくお叱りを受けたのは書くまでもない。机が合板製でなく木製の時代のお話だ。 また、このあそびの面白さのひとつとして、ゲームの進行を決める表の作り方が、ヒットやホームランの多いものアウトが多いものなど個性があり、当然ゲーム進行が変わることがある。しかし、あまりにもどちらかに偏りすぎると面白くないのも事実だ。 このあそび、その後の野球カードゲームに引き継がれているが、いわばシミュレーションゲームの一種と言えないこともない。いわば人力シミュレーションゲームといったところだ。そして、サイコロを振るのがPCに変わったものが、今のPCゲームの人気ジャンルの一角を占めているのは興味深い。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト
2004.01.11
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【「ぱっ!!」と息を吐いて牛乳のキャップを返すあの懐かしの遊び「キャップ返し」 私の地元では、息ではなく手をパンっと叩いた風圧でひっくり返す方が主流でした。(中略)そんな懐かしの遊びがアプリになりました。 めくり方は、マイクのところで叫ぶだけ。アプリになっても、「ぱっ!!」と言って息を吐くのは変わりません。ハイテクなのに懐かしい。そんな遊びに興じましょう。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/AppBank:2014/12/08) またまた、くだらないスマフォアプリが作られた。クリエーターのアイデアの貧困ぶりは嘆かわしい。無料アプリだとしても、そこそこあそんで、直ぐに厭きて忘れ去られるだろう。ましてや、マイクに向かって「ぱっ!!」と息を吐くとは、ゲームと知らずに、その様子を見た人は、さぞかし変に思うだろう。 さて、このアプリの元になった「牛乳キャップ」使ったあそび、このあそびが生まれ流行したのは、おそらく学校給食のミルクが、脱脂粉乳からビン牛乳に変わってからだろう。 もちろん、牛乳キャップではなく、同程度の大きさの丸メンコを使った、同じようなあそびは昔からあり、それが学校においてキャップを使ってのあそびに応用されたのだろう。 このように、こどもたちの生活で簡単に手に入る物を使ったあそびは数多い。思いつくままに挙げれば、ビール瓶などの王冠、酒などのビンのフタ、キャラメルなどの紙箱、タバコなどの銀紙、糸巻き、服のボタン、パンツのゴムひも、毛糸、輪ゴム、チラシや新聞紙などなど、切りがないくらいにある。 しかし、残念ながら、これらの物を使った多くのあそびは、製品の材料が変化したり無くなったりして、減ってしまった。それだけではない、たとえ材料が残っていたりしても、加工しなければあそべないものは、その減少の速度と程度はひどいありさまだ。 また、発泡スチロール・レジ袋・紙パック・ゴミ袋など、新しいアイテムが出来ても、それを使った新しいあそびを生み出すのは、こどもたちよりおとなの方が多いくらいだ。 その原因もはっきりしている。こどもたちには、生活のゆとりが無くなったからだ。新しいアイテムを使った新しいあそびを発明するには、時間的余裕が無ければ難しい。 こどもたちが発明した多くのあそびは、何とかしてあそびたいとの必要性から生まれた。必要は発明の母の良い例だ。しかし、新しいあそびは必要だけでは生まれない。ゆとりと言う時間が必要なのだ。 こどもたちから十分にあそぶゆとりを奪うと言うことは、こどもたちから創造する大事な一つの機会も奪うことでもある。そして、こどもたちから創造する機会が減ることは、その国の大きな損失になるだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクトFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
2014.12.21
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幼いこども達が、お父さんなどにやってもらって喜ぶ事のひとつに肩車がある。その肩車、私のこどもの頃(1950年代)は、「ちちこま」と呼んでいた。大阪弁での呼び方かもしれないが、肩車よりこの「ちちこま」のほうが、どこか温かみが感じられる。 その語源は知らないが、「父駒」と漢字を当てても面白い。父がやってくれるお馬さんという意味になり、これが語源でも納得がいく。「ちちこま」にまたがった嬉しそうな、こどもの笑顔が浮かんできそうで、当て字でも「父駒」は最適なものと言っていいだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0通 通算0通(今月)W32.Mytob 本日0通 通算0通(今月)W32.Klez 本日0通 通算3通(今月)W32.Sobig 本日0通 通算25通(今月)(送られてきたウィルスメールは今月合計28通)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2006.06.08
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この「遊び学辞典」の草稿は、遊邑舎のサイトに、遊邑舎版「遊び学事典」として、加筆・訂正して編集・掲載している。(再掲)三歩当て:[さんぽあて] しけいのバリエーションの一つで、ボールをつかんでから、三歩だけ歩いて、当てる相手に近付けると言うルールとなっているもの。 また、しけいのように壁や屋根を使わずに、単純に投げ上げたボールを捕球してから、当てる相手に三歩だけ近付けるルールのあそびを意味する事もあるが、その細かなルールには地域色がある。路地あそび:[ろじあそび]≪路地遊び≫ 家と家の間の狭い生活道路における「あそびの総称。 近年では、生活道路まで車が進入するようになり、現在では、狭い空間を使った、一部の昔の外あそびを意味するようになっている。路地裏あそび:[ろじうらあそび]≪路地裏遊び≫ 路地あそびに同じ。かみつきへび:≪噛みつきヘビ/噛みつきへび/噛み付き蛇≫ 長い草を編んで作る、ヘビの形をした玩具で、ヘビの口の中に指を入れると、抜けなくなる仕組みとなっている。 草が無ければ、紙や梱包用の紙バンドなどでも、作ることができる。 本来は、草を使った自作おのちゃであるが、アダンの葉を使った指ハブのような郷土玩具、あるいは、ビニール製の市販の玩具が多くなっている。指ハブ:[ゆびはぶ] 本来は、沖縄のアダンの葉を使ったかみつきへびのことだが、かみつきへびの一般的呼称ともなっている。ピョンピョンカエル:[ぴょんぴょんかえる]≪ぴょんぴょんカエル/ぴょんぴょんガエル≫ パッチンカエルに同じ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクトFC2ブログランキングにも登録しています。↓よろしければ、ご支援のクリックを↓多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
2015.09.07
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この間見たネットニュースによると、2003年10月に起こった遊具事故で、保育園長ら6人書類送検されたそうだが、その記事の中で少し気になった部分があった。それは次の一節だ。「・・・登り棒で遊んでいた祐成ちゃんが、高さ約2メートルから転落してコンクリートで腹を強打。・・・(中略)・・・多臓器不全で死亡した。」(「」内は記事よりの引用。)(Infoseek ニュース/共同通信:2006年3月24日) 登り棒はこどもが登る為の遊具だが、登るという事は落ちる可能性がそこには当然の事としてつきまとってくる。その頻度の大小はあるが、登る事と落ちる事とは一体の事なのだ。だから、その点が考慮された遊具の設計と設置状況になっていなければならない。 この事故で言えば、落ちる可能性のある場所がコンクリートである事が、そうした遊具の設置要件を満たしてはいなかったのではないかと思われる。屋外での登り棒の設置や固定にコンクリートが欠かせないかも知れないが、そのために必要な部分は地中に埋めるか、極力露出部分を少なくする必要があるだろう。 この事は、すべり台・雲梯(うんてい)など、高所に登って(ぶら下がって)あそぶ遊具に共通した事だが、私達の身近にある遊具をこうした視点で点検するのは、こうしたある意味では防ぎうる不幸な事故をおこさないためには必要な事だと思う。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0通 通算0通(今月)W32.Mytob 本日0通 通算0通(今月)W32.Klez 本日0通 通算0通(今月)W32.Sobig 本日0通 通算7通(今月)(送られてきたウィルスメールは今月合計7通)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2006.04.02
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昨日のドッジボールを使った「ピンポン」のあそび方の一つに「天下町人」があった。「町人天下」「士農工商」などとも呼ばれ、進級型あそびの一つともなっている。一度に4人で対戦する「ピンポン」で、町人から天下まで勝ち上がるようになっていた。 ただ、私が学童保育所で教えた時は「町人」のような昔の身分は、こども達になじみが無かったので、「どつぼ」と呼んで単に4~1番までの番号でやっていた。 その「どつぼ」は、コートの真ん中に描かれた丸で、ここにボールを入れると4番まで陥落すると言うルールから来た名前だ。もちろん、あそびの呼び方が「天下町人」の時も「どつぼ」と呼んではいたが、それが後にあそびそのものの呼び方になったのだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト-------私的ウィルス情報------W32.Netsky 本日0回 通算4回(今月)Wscript.KakWorm 本日1回 通算1回(今月)W32.Klez 本日0回 通算0回(今月)W32.Sobig 本日0回 通算90回(今月)(検知したウィルスは今月合計95回)ちなみに、アンチウィルスソフトは、このシリーズを使っています。
2006.09.17
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