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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第17回 Q&A 70年代のシングル盤 近頃お勧めレコード5選第17回はQということでQ&Aの回。甘茶ソウル関連の様々なQ&Aに混じって「70年代のシングル盤が欲しいのですが?」という質問に対して以下の4枚のレコードなら「ワシかて欲しいわい!!」と答えている。甘茶ソウル百科事典でも言及されていなかったマニアックな曲ばかりで、うーん、こういう情報が欲しかった!暗い曲調の4なんて如何にもテリーさんが好みそうな曲ですねえ。1.GAREN OF EDEN / IT TAKES TWO2.SOUL SUPERBS / JUST ASK ME3.25TH CENTURY BAND REVIEW / NOTHING IS BETTER FOR ME4.T.A.C. MOVEMENT / WISHESそれと『テリーとマイクが自信を持ってかます!チンボタマラヌ近頃お推めレコード5選づつ』として以下のレコードが紹介されています。TERRY JOHNSON PRESENTS 近頃お勧めレコード5選1.THE CASH / GIVIN' MY LOVE2.DONNA ALLEN / JOY AND PAIN3.OSCAR WEATHERS / COUNTDOWN4.ANQUETTE / I WILL ALWAYS BE THERE FOR YOU5.GWEN GUTHRIE / OUTSIDE IN THE RAINMIKE SMITH PRESENTS 近頃お勧めレコード5選1.TOMORROW'S EDITION / MILLION DOLLARS2.VERNON BROWN / CHECK IT OUT3.ANQUETTE / I WILL ALWAYS BE THERE FOR YOU4.RICHARD RODGERS / CRAZY IN LOVE5.EU / DON'T TURN AROUND
2018.12.10
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この曲は何という曲でしょうか? 桑原茂一 クラブキングが恋人達に贈る真夜中のラブソング・パーティ@青山SKIN SHIP まずは、「YOU TUBE」にある「クラブキング テレビ朝日 竹中直人 佐野史郎 桑原茂一 クラブキングロンドンc1987」という動画の20分33秒から50秒までの17秒間のCMを見て頂きたい。これは、スネークマンショーや日本音楽選曲家協会、フリーペーパー「DICTIONARY」などで有名な桑原茂一氏が主催するクラブキングがテレビ朝日で1987年頃に深夜枠でやっていたテレビ番組の一部である。当初ロンドンのクラブシーンを紹介するという目的で始まったようですが、日本のクラブシーンを紹介することの方が多かったように記憶しています。特にこの番組で流されていた音楽はマニアックで素晴らしいものが多く、個人的にここで初めて知ったような曲も多かった。それほど長く続いた番組ではなかったけど、もしも可能なら全ての番組を見返してみたいものです。さて先述の番組内CM「クラブキング・カンパニーが恋人達に贈る真夜中のラブソング・パーティ、青山SKIN SHIPにて」だけど、ここでの音楽を聴いてビビビッと来た方はいないだろうか?オルゴールのような不思議なサウンドをバックにファロモンたっぷりなウイスパー系セクシーヴォイスの甘いヴォーカル。甘茶ソウル好きな私は一発で魅了されましたよ。それで以前ブログで、この曲は何という曲でしょうか? のコーナーで質問してみた程なんだけど、つい先日「YOU TUBE」でこの動画を発見し、幸いなことに曲のタイトルをそのまま歌っていたのでアーチスト名まで判明。結論としては、Ann Margret / Love Make The Word Go Roundがその正体だったんだけど、CMのように17秒だけ切り取ったバージョンの方が未知の魅力でいっぱいだった感じですかねえ。何れにしても、こんな甘い曲をテーマに使う青山SKIN SHIPでの「真夜中のラブソング・パーティ」では、夜な夜な一体どんな甘い曲がプレイされていたのか気になるところです。ここでプレイされていたDJの方などプレイリストをご存じの方いましたら是非教えて下さい。
2018.11.19
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私の好きな甘茶ソウル(8) MY FAVORITE SWEET SOUL (8)【 甘茶偏差値 65 】FLETCHER WALKER III(3RD) / GUESS I'LL NEVER UNDERSTAND (THE WORKINGS OF YOUR MIND) (PARAMOUNT 0065)'70当ブログでは既に意表を突くアップテンポ FLETCHER WALKER III(3RD) / DIDN'T WEを取り上げているRONNIE WALKERがフレッチャー・ウォーカー三世の変名で出したシングル曲。VINCE MONTANAとの共作でアレンジもヴィンス・モンタナ。彼はフィラデルフィアで多くの甘茶ソウルに関わっただけでなく、後にサルソウルの重鎮として多くのディスコ・ヒットにも関わるなどソウル界の偉人と言って良さそうですね。この曲でも品の良いストリングスを配したトラックがロニー・ウォーカーの甘い歌声にマッチして切ない優良甘茶を作り上げています。アップテンポなDIDN'T WEの裏面になりますので所謂ダブルサイダーということになりますが、スロウもアップも変幻自在に甘茶を作り出し、ロニー・ウォーカーの魅力をひき出したヴィンス・モンタナの才能には感心するばかりです。「YOU TUBE」で聴けます。
2018.10.29
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第16回 P 80年代後半のPATRICK ADAMSの作品紹介第16回はPということでマニアには有名なプロデューサーでアレンジャーのPATRICK ADAMSの回。彼の手がけた作品や関連アーチストが幾つか紹介されています。彼の手がけた元BLACK IVORYのRussell Pattersonの88年のイキそうでイカぬスローミディアム「Russell Patterson / I SURRENDER」。85年の「BLACK IVORY / I'VE GOT MY EYE'S ON YOU」や86年の「BLACK IVORY / CAN'T SHAKE YOUR LOVE」は甘さの消えた男臭い曲。彼がエンジニアを務めた87年の「KOKO / NO MORE SWEET LOVE」は女性ヴォーカルで語り入り。70年代の「AIN'T GONNA BE A NEXT TIME」などで有名なMAGNETIC TOUCHが88年に出した「YOU DESERVE IT」は完全にハウスとなっていて個人的には至極残念。他には86年の「THOMAS AND TAYLOR / YOU CAN'T BLAME LOVE」や「LAURA GREENE / SUPER SEXY RED HOT LOVE」なども。70年代スウィート界で活躍したPATRICK ADAMSの80年代の作品は個人的に気になっていたので、今回の特集は助かる内容だったんだけど、肝心の音の方はどれも興味の範囲外って感じでしたねえ。紙面では彼の作品とは別に「街のレコード屋で買えるお得レコード」が以下のような感じで紹介されています。「CONSTINA / ARE YOU LONELY TONIGHT」「DONNA ALLEN / JOY AND PAIN」「DEJA / MADE TO BE TOGETHER」「NEW KIDS ON THE BLOCK / I'LL BE LOVING YOU (FOREVER)」
2018.10.01
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私の好きな甘茶ソウル(8) MY FAVORITE SWEET SOUL (8)【 甘茶偏差値 65 】ESCORTS / HEART OF GOLD LP(KNOCKOUT 1500)'81 ジョージ・カーに見いだされたエスコーツのあまり話題にならない81年のサードアルバム収録曲。私が初めて彼らの名前を耳にしたのは、いまや伝説となった山下達郎のNHK-FMサウンドストリート「Sweet Soul 特集(1984.05.17)」でのオンエア。デルフォニックスやモーメンツと並んで紹介されたエスコーツという洒落たグループ名の響きには、曲の内容ともども胸がときめいたものです。もっともエスコーツという意味は「淑女を紳士的に大切に付き添い、守る」という意味ではなく「囚人達」という意味だったんですけど。ソウルの全盛も過ぎ81年になって出されたアルバム収録のこの曲は、大仰で緊迫感のある初期ヒット曲とは趣が異なりクールダウンした甘茶ソウル。ゆったりと静かな曲調に透明感のある冷やかで爽やかなコーラス。避暑地に流れる涼しい風のようですね。面と向かって聴くというよりはバーなどでBGMとして流れているといい感じの曲かな。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。好きなスウィートを紹介してね!
2018.08.27
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第15回 O (ONANISM)第15回はONANISMということでオナニズムの回。ちょっとエッチな内容の曲の紹介が多いです。まずはUNTOUCHABLES / FREAK IN THE STREETというダンス曲をホモものに見立てて紹介。THE TIME / IF THE KID CAN'T MAKE YOU COMEは、正真正銘の愛の営みの歌で甘い雰囲気の漂う曲だが出来はいまいち。御存じWHATNAUTSが84年に発表したシングル「Party On」のB面曲「ALL I NEED」は、ため息や呻き混じりの11分程の超大作バラッドということですが恥ずかしながら未聴。これは是非聴かねば。出来はどうなんですかねえ。2枚組CD「Best of the Whatnauts」にも収録されているようです。JACKIE CONCEPTION / LOVE TO LOVE YOU BABYは、ドナサマーの曲を喘ぎ入りでカバー。12インチに6種類のミックスが入っているとのこと。リンク先はそのうちの一つのQuickie Mixらしいです。本編は以上だけれど、おまけとして「対決・西のマラと南のマラ」ということでマコラ・レコードとマラコ・レコードから10曲が紹介されています。TERRY JOHNSON'S SELECTION1.HOME BOY / A LOVE CONNECTION2.KEN THOMAS / DON'T MAKE ME WHAT3.JAMES ARTHUR JOHNSON / TOO MUCH IS NEVER ENOUGH4.JIMI CONWELL / MELLOW MELLOW ME5.NEW WORLD MUSIC / NEVER SAY YOU LOVE ME1から3は全てダンサーだけど内容はいまいち。4は86年ものの明るく甘いソウルでまずまずの出来。5は「男女の語りも入って嬉し涙チョチョ切れ」とのことだけど「YOU TUBE」には無し。MIKE SMITH'S SELECTION1.FOMULA FIVE / I AIN'T GONNA NEVER LET YOU SEE ME CRY2.SHO-NUFF / TONITE3.POWER / GROOVIN'4.FREEDOM / LOVE LIGHT5.FOMULA FIVE / I CHOOSE YOU1は機械臭が酷いけど憂いを帯びたメロディはなかなかのもの。2も憂いを帯びた甘めの曲で好印象。3はヤングラスカルズのカバー。4は男性グループにJewel Bassなる女性歌手がゲスト参加した曲の模様。なかなか甘く切ない雰囲気の曲。5は有名な甘茶曲ではなく憂いを帯びたパワフルなダンサー。
2018.07.23
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私の好きな甘茶ソウル(10) MY FAVORITE SWEET SOUL (10)【 甘茶偏差値 65 】SMOKEY ROBINSON / YES IT'S YOU LADY LP(TAMLA 6001)'8260年代初頭のミラクルズ時代から大活躍していたモータウンを代表するアーチストの一人。ポピュラーヒットだけでなく多くのスウィートソウル良曲も発表していて、当ブログでは既に73年の「BABY COME CLOSE」を取り上げています。そういえば江口寿史の単行本「THIS IS ROCK」にスモーキーのコンサートに行ったら「渋谷陽一が立ち上がってノリまくっていた」という話が載っていたことを思い出しました。ソウルの、というよりポピュラー・ミュージックのファンにも大人気のアーチストという感じですね。82年のアルバムタイトルのこの曲もそんな彼の特徴を表したかのような良曲。甘く切ないながらもポップスとして万人に親しまれそうなポピュラリティを持っている。特にサビのメロディはちょっと胸キュンもの。これスモーキーの自作曲なんだけど歌って良し、曲を書いて良し、しかも30年以上と長く現役で活躍し続けていたんですからもはや偉人と言っても過言ではないかも。甘茶ソウル不毛の80年代初頭でも安定した魅力ある甘茶曲を提供し続けた才能は素晴らし過ぎますね。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。好きなスウィートを紹介してね!
2018.06.25
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第14回 N (NARRATION)第14回はNARRATIONということで語り入りソウルの回。アイザック・ヘイズやバリー・ホワイトといった大御所に始まり甘茶ソウル百科事典でもお馴染みのラブ・ラップ系までが紹介されている。然しながらテリー氏お得意の分野ということで甘百既出曲がかなり多い。テリー氏とマイク・スミス氏によるナレイション・ソウル・ベスト5なるものがあり、一瞬期待させられるがそちらもほぼ既出曲。そんな中で未出曲としては下記の曲が紹介されている。(残りの曲は拡大画面でご確認下さい。)ISAAC HAYES / I LOVE YOU THAT'S ALLは甘くムーディーなインストをバックに延々男女のメイクラブのおそらく前儀までの様子が実況されるという内容。放送禁止になったということでエッチな雰囲気満点です。HEAVY D & THE BOYZ / DON'T YOU KNOWは甘いというよりも爽やかなコーラス入りインストをバックに延々語りが入るという内容。バックが単調なだけにすぐ飽きてしまうかな。どうせならラブラップ風にしっかりとラップも入れて欲しかったところ。MICHAEL STERLING / IS IT STILL GOOD TO YAはAshford & Simpsonのカバーで甘い語りはイントロのみ。一瞬女性かと聞き違えそうな可愛らしい歌声には好感。過剰なまでにねちっこく歌う内容も趣向を凝らしていて個人的には原曲よりもこちらに軍配が挙がる。ただ元々好きな曲ではないんだよなあ。MONET / LEAVE THE LIGHTS ON!は、間奏の後に僅かに入る語りがエッチだとのこと。3分10秒からの箇所みたいですが、気にして聞かなければ気づかないような内容で個人的には「?」だけど、この辺りの嗅覚がテリー氏ってところなんですかねえ。
2018.05.21
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私の好きな甘茶ソウル(9) MY FAVORITE SWEET SOUL (9)【 甘茶偏差値 65 】RAY, GOODMAN & BROWN / (BABY) LET'S MAKE LOVE TONIGHT 12"(EMI America V-19250)'87 偉大なる甘茶コーラスグループ、モーメンツの変名グループ「レイ、グッドマン&ブラウン」の86年のアルバム「Take It To The Limit」収録曲。スウィートソウルの有名グループとして初めて「モーメンツ」というグループ名を耳にした時、その語感にすらグッと来るものがあったけど単に人名を並べただけのグループ名は残念ではあります。MOMENTS時代の77年産「I DON'T WANNA GO」ですら大部洗練された雰囲気を醸し出していましたが、80年代中後期の作品であるこの曲は行き着くところまで行き着いちゃった感のある洗練さ具合。電話の呼び音に男女の甘い会話で始まる擬音入りイントロはムード満点。「女性を口説く為の究極のBGMベスト10(スウィート・ソウル編)」には惜しくも入らなかったけど次点候補に入れてもいいぐらいの洗練さと女性受けの良さ、汎用性の高さを感じます。逆に言えば初期のヒット曲と比べて垢抜け過ぎた感もありますが、メロディの出来は素晴らしく甘くソフトに歌うリードのハリーレイの声質・唱法の魅力もあいまって甘茶ソウル不毛のこの時代にあっては希少な良作と言えるでしょう。厚めのコーラスでしっかりとサポートされているからかバックの機械臭にも嫌味は感じないですね。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。好きなスウィートを紹介してね!
2018.04.16
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第13回 M (MAN IN LOVE)第13回はMAN IN LOVE「男の中の男のソウル」ということで80年代中期のディープソウルの回。甘百未掲載のこうした80年代ものは個人的に未チェックなので嬉しい企画。まずは「HILITES / BAD SITUATION (BLUE TOWN 853222)'86」でディープ風味だが、「そこはかとなく漂う甘さ」の良い曲として紹介されています。確かにファルセットやコーラスも交えなかなか聞きやすい内容だけで緊迫感に欠けるかな。「JESSE JAMES / I CA DO BAD BY MYSELF」は、いぶし銀唱法だが80年代風味を加えお洒落好きにもアピールする出来とのこと。当ブログでは「I'M TRAPPED」を紹介済みのマニアには人気の高いカール・シムズは「SEVENTY DAYS OF LOVING」が、南部魂にニュータッチなスロウ・ミディアムとして。甘茶ソウル百科事典で「CANDY LICKER」が紹介されていたMARVIN SEASEは、「LET'S GET MARRIED TODAY」と「GHETTO MAN」が、洗練された街の歌として、「SAME OLD WOMAN」は、スウィートファンも泣き必須のバラードとして。また、「CANDY LICKER」のアンサーソングとして「CHUCK ROBERSON / LOLLY POP MAN」が紹介されています。この曲の12インチはX-RATEDバージョンだそうな。更に、この回はテリー氏とマイク氏による「NEW AND RECENT REAL SOUL 10」というチャートが公開されています。1.STEPHAN / AFTER THE STORM2.FAYE MARSHALL / T.L.C.3.MARVIN SEASE / CANDY LICKER4.CARL SIMS / SEVENTY DAYS OF LOVING5.CHUCK ROBERSON / LOLLY POP MAN6.POWERHOUSE BAND / I DO LOVE YOU7.SOPHIE BROOKS / ROCKIN' CHAIR8.DOROTHY MOORE / CAN'T GET OVER YOU (Misty Blue)9.ANNE LE SEAR / TAKE HIM BACK10.GEORGE MCCRAE / IF IT WASN'T FOR YOU11.BETTY WRIGHT / IN TIME YOU'LL SEE6は留守番電話に愛の言葉を吹き込むという形態の曲。歌が無いのが残念だけど甘いムードがいい感じで甘茶ソウルといってよい内容。個人的に今回の一番の収穫。9は「J.BLACKFOOT / TAXI」の女性カバー。10は未聴。
2018.02.26
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - グループ編(1) 8.DYSON'S FACES (DMC 76331)U.S.BDG #323のダイスンズ・フェイシズの75年の1STアルバム。リードのクリフトン・ダイスンのソロ「Slow Your Body Down」については当ブログでも紹介済み。残された作品は少ないけれど、どれも質が高く、マニアからは評価の高い歌手のようです。この1STアルバムの究コレでの紹介は「有名すぎる程有名。」ということ。おそらく内容が良いけれども希少な人気盤でかつてはかなり高額で取引されていたお皿ということだったんでしょうねえ。近年再発されていて今では容易に聴くことが出来るようです。A2は甘めのスロウで甘茶ソウルと言っていい内容。リードよりもソフトなコーラスが印象的でムーディーな1曲。A3は軽快なモダンダンサーでキャッチーなメロディを流暢に歌いきる様がカッコいい。A4はキャッチーで甘いコーラスをバックにリードが豪快に歌う甘茶ソウル。B1はA3同様の軽快なダンサーでこっちはフィリーな香りが漂う。明るく元気で高揚感があっていいね。B2は甘いコーラスやファルセットリードに時折クリフトン・ダイスンが切り込んでくるスロウ。バックの清々しいサウンドもいい雰囲気。こうして聴いてみると飛びぬけて素晴らしいという程でもないけれど高水準な曲が多く、U.S.BDG本編で取り上げられていてもおかしくないけれど、万人受けするような内容でなかったのも確か。ところでこのジャケは全体として人の顔に見える気がするんだけど、そこを狙ってデザインしたものなんですかねえ。「YOU TUBE」で聴けます。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)A1. Ole Jose What You Gonna Say Today 2. Happy Days Again (甘茶偏差値62) 3. Welcome To All This Love Again (ダンサー偏差値63) 4. Don't Worry About The Joneses (甘茶偏差値64) B1. We're Two Fools In Love(ダンサー偏差値64) 2. Wait A Minute Girl (Don't Take Your Love From Me)(甘茶偏差値62) 3. Nosey People
2018.02.05
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私の好きな甘茶ソウル(5) MY FAVORITE SWEET SOUL (5)【 甘茶偏差値 68 】GASLIGHT / IT'S JUST LIKE MAGIC (POLYDOR 14276)'75 二大甘茶ソウルグループのもう一方 GASLIGHTとして紹介済みのOLIVER CHEATHAM率いるザ・ガスライト。アルバムを残しておらず、残した数少ないシングル皿がどれも高品質という非常にマニア心をくすぐるグループ。内容も決して大味ではないところがまたね。Grand Junctionに残した「Drifting Away」と「I'm Gonna Get You」の2曲は甘茶ソウル史上に燦然と輝く金字塔だけれども、75年に大手POLYDORから出したこの曲もかなり質の高い甘茶ソウル。基本は淡々と歌うリードですが、時折ファルセットになると途端に糖度が劇増。触れば崩れそうな甘い歌声による繊細な表現が素晴らしい。サビの物悲しいメロディを歌うファルセット・コーラスも魅力的。因みにシングルの裏面の「Just Because OF You」も人気曲です。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。好きなスウィートを紹介してね!
2018.01.22
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甘茶ソウルコンピの世界(13) SWEET SOUL COMPILATIONS (13) WE GOT A SWEET THING GOING ON VOL.3 '17(SOUL JUNCTION 5014)イギリスのソウル・ジャンクションが編集した甘めのソウル集の最新第三弾。4,7,10が未発表曲で、12は未発表バージョンとのこと。こうして今は亡き甘茶系未発表曲を掘り起こしてくれるのは大変有り難いのだけれども、1000年に1曲クラスの大発見とかは全く無いのが寂しいところ。今回それに相当するのが4の「Music Machine / Imitation Of Life」なんだけど、これはニュージャージーのグループが74年にシグマサウンドで録音した曲とのこと。きれいなファルセット・リードの甘茶ソウルということで背景だけ聞くと喉手ものだけど実際聴いてみるといまいち魅力薄なのが残念。5と13のJonesettsは71年のジャケ写の女性3人組のグループでまずまずのスウィート。15は明るい雰囲気のセミ・スウィート・ミディアムで軽やかなリズムが心地よい。1. The Scott Three - Running Wild (Ain't Gonna Help You) 2. The Toppiks - Give It A Chance To Grow 3. Bobby Banks - Read It And Weep 4. Music Machine - Imitation Of Life 5. The Jonesetts - Once I Had A Love 6. Fabulous Holidays - I'm So Glad(That I Met You) 7. The Toppiks - Win All Your Love 8. The Scott Three - Gotta Find A New Love 9. The Coalitions - Nothin' Left 2 Do10. Robert Montgomery - Love Song About You 11. Delegates Of Soul - Lucky Guy I Am 12. The Four Thoughts - Pain As The Nose (Unissued Ver) 13. The Jonesetts - Stop, Look & Listen 14. The Flairs - You Got To Steal It 15. The Holidays - This Is Love (A Little Understanding)16. The Donations - I'm Going To Treat You Good 17. The Toppiks - Surrender 18. The Flairs - Where You Live
2018.01.01
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第11回 K (KIN-TSUMA)第11回はKIN-TSUMA(金曜日の妻たちへ)ということで不倫ソングの回。まずは74年のヒット曲のSHIRLEY BROWN / WOMAN TO WOMANと、そのアンサーソングとして同じく女性の立場から曲としてBARBARA MASON / FROM HIS WOMAN TO YOUとTAMMY FLOWERS / FROM BARBARA TO SHIRLEY (THEME)が紹介されている。更に男性の立場からの言い訳ソングとしてLONNIE YOUNGBLOOD / MAN TO WOMANと、当時のソウル界は現実の不倫そのものといった感じのドロドロのアンサーソングの応酬となっていた模様。この流れの紹介は甘茶ソウル百科事典では無かったものなので嬉しい。更に2匹目の泥鰌を狙ったのか、その続きとして、BARBARA MASON / SHE GOT THE PAPER (I GOT THE MAN)と、そのアンサーとして82年のディスコ曲BARBARA MASON / ANOTHER MANがある。更にそのアンサーとしてのTOUT SWEET / ANOTHER MAN IS TWICE AS NICEは、男性3人組グループがファルセットぎみに歌ってくれるが、サウンドはディスコで甘茶ソウル的魅力は薄い内容。とまあ、70年代から80年代にかけて中々洒落の効いた展開があった訳だけれど最近はこういうのもあまり聞かなくなったようで寂しいですね。因みに調べたところ関連曲として、77年に白人女性歌手によるカバーBarbara Mandrell / Woman To Woman が、同じ74年の同名異曲としてTammy Wynette / Woman To Womanなんてのも出てますが、関係性や如何に。
2017.11.27
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私の好きな甘茶ソウル(4) MY FAVORITE SWEET SOUL (4)DELPHONICS / DON'T THROW IT ALL AWAY (ARISTA 0308)'78甘茶の王様グループ、DELFONICSが晩年にDELPHONICSと若干文字をいじって出したシングルオンリー曲。あまりの出来の良さと嵌り具合からオリジナル曲と思っていたんだけど実はカバー作品。オリジナルはクリフ・リチャードのバックを務めていたことで有名なSHADOWSの75年のもので、他には76年にOlivia Newton-Johnなどもカバーしています。上記2曲を聴くと白人歌手によるポピュラーヒットという感じで個人的にはいまいち魅かれない。然しながらソウル界屈指の甘さをもつウイリアム・ハートによるファルセット・ヴォーカルのこのバージョンは甘さ、切なさが大幅に増幅され元々のメロディの良さも手伝ってとても心に響きます。バックのサウンドやコーラスも派手さは無いけれど上手く曲を盛り上げてますね。多くのスウィート名曲を残した彼らだけど晩年になってもその輝きは失われていなかった感じがします。B級ポピュラーヒットもデルフォニクスにかかれば超A級甘茶に大変貌ってことで、彼らにはもっともっとこうしたカバーを残して欲しかったですねえ。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2017.10.23
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第10回 J (JUICE)第10回はORAN "JUICE" JONESの回。ソウル三大雨ソングの一つとして「ORAN "JUICE" JONES / THE RAIN」を中心に取り上げられている。そのアンサーソングとして甘茶ソウル百科事典でお馴染みの名曲「STEPHAN / AFTER THE STORM」や「PAMALA / WALKING IN THE RAIN (YES YOU SAW ME)」、「MISS THANG / THUNDER AND LIGHTNING」などが紹介されている他に甘百未収録情報として「CHOCOLATE MILK MAMA / THE RAIN」という曲が紹介されている。派手な雷雨の効果音で始まり期待させるが、機械臭漂うチープなトラックに単調な歌ということでガッカリな内容。そう簡単にステファン級は落ちていないか(笑)。 他にもジュースのプロデュース作品として以下の3曲が紹介されているけど、個人的に嗜好の範囲外で残念。TASHAN / CHASIN' A DREAMCHUCK STANLEY / THE FINER THINGS IN LIFEGUSTO / MATERIALISTIC GIRL
2017.09.25
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私の好きな甘茶ソウル(3) MY FAVORITE SWEET SOUL (3)【 甘茶偏差値 71 】CONTINENTAL FOUR / LOVING YOU (IS THE NEXT BEST THING TO HEAVEN) (MASTER FIVE 3501)'75甘茶ソウル百科事典P.35、U.S.BDG #271の72年のフィリー系甘茶アルバム「DREAM WORLD」が有名なコンチネンタル・フォーの75年のアルバム未収録のシングル曲。72年から75年に移ると共にプロデューサーもBOBBY MARTINからPATRICK ADAMSに変わっている。同アルバム収録曲では「DAY BY DAY」が人気だけど、甘茶ソウル円熟期の75年作品ということもあって「LOVING YOU」の方に個人的には軍配をあげる。甘茶の重要人物であるパトリック・アダムス作曲編曲プロデュースということで将に彼の手がけた甘茶の代表作と言っても良さそう。どうせならこの時期にもう数枚シングル残して欲しかったですねえ。曲の方は悲壮感漂う甘茶バラード。Aメロは甘く穏やかで夢見心地な感じだけどサビで劇的に盛り上がる。実にキャッチーでよく出来たサビメロだけど逆に飽きやすいのが珠に傷かな。(評価は高いけど滅多に聴きたいと思わないのがもどかしい。)イントロから延々繰り返される管と弦の奏でる甘いフレーズも絶品で、個人的にはこの曲の一番の聴き所。これはGラップなんかで使いまわされてるかも知れませんねえ、否、使い回せ(笑)。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2017.08.14
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甘茶ソウルコンピの世界(19) SWEET SOUL COMPILATIONS (19) THIS TIME WILL BE DIFFERENT THE SWEET SOUL OF CHICAGO: 1968-1981INTERSTATEというレーベルから2016年に出されたスウィートソウル・コンピ。フィラデルフィア編とシカゴ編が同時に発売された。シングル曲を中心に集められたコンピで甘茶ソウル百科事典掲載曲など昔からマニアに人気の曲が多い。初CD化となった曲も複数ある感じなので、CDの良い音で楽しみたい人には格好の内容かも。シカゴソウルと言えばチャイライツに代表されるような冷たい風を感じさせる曲が思い浮かぶけど、このコンピを通して聴いてもあまりシカゴ色を感じないのは私だけ?1はシャラララ~♪というコーラスが最後だけちょこっと入るんだけど、これを全面的に導入すれば相当痺れる甘茶ソウルになっていたはずで、なんとも惜しまれる内容。マニアには人気のグループ。2は甘百MOONY'S SELLECT 059のアルバムタイトル曲。キャッチーで分かり易い曲だけどその分飽きやすいかな。9は結構あちこちのコンピに入っている。語りから入り緊張感のあるファルセットが悶えまくる暗めの内容は如何にもB級・マイナーグループファンには重宝されそう。18は甘い女性の語りから入る浮遊感の有る甘茶ソウル。流石インディペンデンツの甘茶センスは違うねって感じ。22は甘百P.18掲載曲。悲しげなムードにキャッチーなサビがなかなか美味。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Essence - Sweet Fools (甘茶偏差値61)2. Harlem Meat Company - I'm Not Gonna Be Anybody's Fool 3. Magnum Force - Share My Love With You (甘茶偏差値62)4. Billy & the Bloodknots - Gotta Get Away 5. The Chi-Lites - (Um, Um) My Baby Loves Me 6. Lost Generation - Wait a Minute 7. The Turks - You Turn Me On 8. The Stimulators - Warm Summer Nights 9. Hands of Time - This Time Is for Real (甘茶偏差値62)10. Chocolate Sunday - Second Story Man 11. Eight Minutes - Oh Yes I Do 12. Visitors - Until You Came Along 13. Enchanting Enchanters - No One in This World 14. Magnetic Force - Ole Sweet Music 15. The Lintons - Lost Love 16. The Vegas - I Need Your Love 17. The Ledgends - Gotta Let You Go 18. The Independents - I Just Want to Be There (甘茶偏差値61)19. The Cheers - I Made Up My Mind 20. Lovelites - This Love Is Real 21. The Esquires - Girls in the City 22. Windy City - Just for You (甘茶偏差値62)
2017.07.10
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甘茶ソウル百科事典の世界(6) THE WORLD OF " ENCYCLOPEDIA OF SWEET SOUL " (6) フラミンゴ・シンジケートの甘茶談義 THE NEW JERSY TIMES1990年頃にブルース・インターアクションズのP-VINEから甘茶ソウル系国内盤LPが20枚ぐらい一挙に出たんだけど、その中にライナーとして入っていたのが、この「THE NEW JERSY TIMES」。テリー・ジョンスン氏などお馴染みのフラミンゴ・シンジケートの面々による対談や収録曲毎の解説が書かれてます。その他にも甘茶に詳しい皆さんによる楽しいニュージャージー談義が読めるので読み物としても資料としても価値の高いものだと思います。因みにVOL.19ではSOFT TOUCHの女性ヴォーカルがシルヴィアなのかどうかの白熱の議論が展開されていますが結局正体は分からず仕舞。(このライナー群の中でフラミンゴの面々が渡米時にジョージに尋ねたその結果が書かれていたと記憶していたんだけど、どこか別のライナーだったみたいです。)以下に私が把握しているバックナンバーを列記します。分からない箇所など結構あるのでもしも情報などお持ちの方いらっしゃったら教えて下さい。# PLP # LP TITLE 1 PLP-6506 MOMENTS / NOT ON THE OUTSIDE 2 PLP-6507 WHATNAUTS / INTRODUCING 3 PLP-6508 MOMENTS / ON TOP PLP-6509 WHATNAUTS / REACHING FOR THE STARS 4 PLP-6510 SYLVIA / PILLOW TALK 6 PLP-6513 FIRST CLASS / COMING BACK TO YOU PLP-6521 WHATNAUTS / ON THE ROCKS PLP-6523 MOMENTS / MY THING 9 PLP-6524 GEORGE KERR / MR. EMOTION THE BEST OF GEORGE KERR PLP-6525 PONDEROSA TWINS + 1 PLP-6526 LINDA JONES12 PLP-6527 HEARTSTOPPERS13 PLP-6528 NEW SOUNDS / HAVING YOU AROUND14 PLP-6529 WILLIE & THE MIGHTY MAGNIFICENTS VS WILLIE & WEST15 PLP-6530 OPTIMISTICS16 PLP-6531 ONCOMING TIMES17 PLP-6532 A COLLECTION OF EXCEPTIONAL GROUPS18 PLP-6533 A COLLECTION OF FANTASTIC SINGERS19 PLP-6534 SYLVIA ROBINSON & GEORGE KERREX PLP-6538/9 JONESES / BABY (THERE IS NOTHING YOU CAN DO)
2017.06.12
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甘茶ソウルコンピの世界(19) SWEET SOUL COMPILATIONS (19) THIS TIME WILL BE DIFFERENT THE SWEET SOUL OF PHILADELPHIA:1968-1982INTERSTATEというレーベルから2016年に出されたスウィートソウル・コンピ。フィラデルフィア編とシカゴ編が同時に発売されタイトルはブルーノーツの曲名からとっている。おそらくシングルのみを集められたコンピで甘茶ソウル百科事典掲載曲など昔からマニアに人気の曲が多い。初CD化となった曲も複数ある感じなので、CDの良い音で楽しみたい人には格好の内容かも。個人的には両盤とも未聴曲が少なく、新たな名曲との出会いも無かったのが残念。1はカルト的人気のあるレーベル「SILVER BLUE」を象徴する名曲。語り部分が異なる別テイクも存在する。3はIMAGEの前のグループ名。72年のこの物悲しげな曲はキッスの擬音入り。5は甘百P.33掲載曲。バニーシグラーも演っている。6はラブ・コミッティの前身グループの品の良い甘茶。11は先日未発表音源集が発表されたコーリションズの絶品甘茶。16は女性の呼び掛け声が入る珍しい曲だけどフィリーものにしてはアレンジが地味かな。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. The Invitations - Let's Love (And Find Together) (甘茶偏差値67)2. The Festivals - Take Your Time 3. Choice of Colors - Betcha Didn't Know (甘茶偏差値62)4. The Butlers - She's Gone 5. The Cruisers - Picture Us (甘茶偏差値63)6. The Ethics - Good Luck (甘茶偏差値64)7. Broadway Express - It's Ok With Me 8. The Futures - Breaking Up 9. Phyllis Smith - I Need Somebody to Love 10. Chapter One - Let Me Down Easy (Have It Your Way) (甘茶偏差値63)11. The Coalitions - Instead... How Are You (甘茶偏差値69)12. Donnie Elbert - Can't Get Used to Losing You 13. The United Four - Look at Her Now 14. The Courtships - Love Ain't Love (Till You Give It to Somebody) 15. Paradise - We Belong Together 16. J. Kelly & Premiers - She Calls Me Baby (甘茶偏差値61)17. Toppiks - Surrender 18. The Geminiles - Thinking About My Baby 19. The Mello Moods - Tell Love Hello 20. Epsilons - The Echo 21. The Blue Notes - This Time Will Be Different 22. The Elegants - When You've Gone Away
2017.05.29
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第8回 H (HALENCH)第8回はハレンチの回で所謂エロ・ソウルについて。意外にも甘百と重複しない曲も幾つか取り上げられている。1.ISAAC HAYES / I LOVE YOU THAT'S ALL2.ILUSION / I WANT YOUR LOVE IN ME (ORGASMIC MIX)3.SILVIA / PILLOW TALK4.MARVIN SEASE / CANDY LICKER5.MARVIN SEASE / CONDOM ON YOUR TONGUE6.GEORGE KERR / LOVE WON'T LET ME WAIT7.EXUMA / PRETTY WOMAN1はムーディーな音楽をバックに男性の語りと女性の喘ぎ声が続く曲。音楽的にソウルという感じではなく特にオチがある訳でもないのが物足りない。2は完全にサウンドはディスコものだけど、やはり女性の喘ぎが延々と続くらしい。ORGASMIC MIXではないけれど、「YOU TUBE」でVOCAL RE-MIX版が聴けてそこでもその片鱗が伺えるようです。有名な3や甘百でも紹介のあった4に続き同じマービン・シーズの5は歌詞を聞かないと何がエロなのか分からない普通のソウルという感じ。エロ・ソウル定番のカバーである6は流石ジョージカーといった感じの甘い雰囲気に満ちた冒頭の語りが良い。同曲については個人的にはDR.YORKによる変態カバーを強力にプッシュしておきます。7は波の音プラス女性の喘ぎ声というロマンチックのエッチ・ソウルらしいです。こちらのページで曲の冒頭だけは聞けるのですが肝心のエッチは聞けず寸止め状態也。
2017.04.10
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私の好きな甘茶ソウル(8) MY FAVORITE SWEET SOUL (8)【 甘茶偏差値 65 】ELEMENTS OF LOVE / FADE AWAY 12"(FUTURE SOUND RECORDS & TAPES 0009)'85 甘茶ソウル百科事典P.20掲載。70年代に「Love And Understanding」と「Let's Try Making Love」を出していたグループと同一みたいですね。曲の方はゆったりとしたファルセット・リードの甘茶ソウル。可愛らしいファルセットがナルシスティックに身悶えするかのように過剰に歌いまくるのが70年代を彷彿させてなかなかイイ感じ。途中で語りも入ったりと7分超えの大作ですがちょっと冗長かな、後半は少しだれる感じ。85年製作ということで大部現代風なアレンジのサウンドで特にドラムのバシャバシャ言う機械臭のキツさが鼻につきます。この頃はこうした目新しい音が新鮮で思わず使っちゃったって感じですかねえ。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2017.03.19
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第7回 G (GEORGE KERR)第7回は、ほぼGEORGE KERRの特集。左上にはBERT KEYESとの写真も。記事では「SOFT TOUCH / IS THIS THE WAY TO TREAT A GUY」がジョージカーとシルヴィアなんじゃないのか?と憶測が書かれています。このSOFT TOUCH嬢は誰なのか?というのは私がソウル界隈で知りたい最大の謎なのですが、先日「YOU TUBE」でジョージに直接尋ねたところ「(無名なので)覚えていない」ということでした。因みに少し挿入されている男性ヴォーカルはLINDA JONESの兄弟のROBERT JONESだということがリンク先のコメント欄から分かります。SOFT TOUCH嬢もきっとその辺りのニュージャージー人脈の中の誰かの親戚とか姉妹とかといったところなんでしょうねえ。(この辺のことはテリー氏も直接渡米した時にジョージに尋ねていて、その結果がP-VINEの甘茶ソウル日本盤シリーズのライナー、NEW JERSY TIMESに掲載されているはずなんだけど、どなたか分かりませんかねえ?)お皿ではジョージの歌う「GERGE KERR & ANN ROBINSON / JUST THE TWO OF US」またプロデュース盤として「GOD'S GIFT TO WOMEN / IF THIS IS REALITY (I WANT FANTASY)」(甘百掲載)「MAHDI & TRACY / WHO ARE YOU (INDY5 111)'80」「AND THE ECHOES / TELL ME ANYTHING BUT GIVE ME LOVE (SOUL TRAIN 008)」(個人的に未聴)「PHASE V / WOMAN OF THE STREET (DYNAMO 6003)」「PLUS 4 / HANG ON (MY LOVE IS ON THE WAY) (WB 7287)」が優れ盤として紹介されています。個人的未聴が3曲あったのは嬉しかったけどGOD'S GIFT級の作品が無かったのが残念。
2017.02.12
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甘茶ソウルコンピの世界(12) THE SPIRIT OF PHILADELPHIA 4EVER '16(EXPANSION RECORDS CD EXP 54)英EXPANSION製フィリーソウル・コンピの第4弾。1975年率が異様に高く、この頃が甘茶ソウル含めてフィリー・ソウルの全盛期だったんだろうなあ、と思わせるラインナップ。前3作までと少し異なり本作ではスロウがほとんどなく、ほぼ全てアップ/ミディアム系の作品。ストリングスを交えた華麗なフィリー・サウンドがリズム的に統一感をもって展開されているのはある意味快適。ただし個人的には突出した魅力を感じる曲や目新しい発見が皆無だったのでちょっと残念な出来。例えば「FUTURES / PARTY TIME MAN」のようにもう少しキャッチーな曲を入れても良かったのではないかな。2はフィリー名物Tom Moultonの12" Mix。華麗かつメリハリの効いたサウンドが7分近く展開される。4はSAM DEESの作品をBen E. Kingが軽やかに溌剌と歌います。メリーゴーラウンドに外れ無しの6もTom Moultonの12" Mixで収録。折角の手拍子がすぐ終わってしまうのが惜しい。甘茶グループ、プレジデンツの改名グループの9は70年代ソウル特有の爽やかな高揚感を感じさせる佳曲。トムベル・アレンジの13は本コンピ唯一の甘茶ソウルと呼べる内容だけど出来はいまいち。(偏差値65以上)(偏差値61以上)(偏差値60)1 Everett 'Blood' Hollins Feat. Jean Lang / How Have You Been2 Free Spirit / Love You Just As Long As I Can (Tom Moulton 12" Mix)3 The Temptations / Ready Willing And Able 4 Ben E. King / No Danger Ahead 5 The Futures / Don't Close The Book6 Monday After / Merry-Go-Round (Tom Moulton 12" Mix)7 Tapestry / Life Is What You Make It8 Billy Proctor & Love System / Keeping Up With The Joneses9 Anacostia / All I Need(フィリー偏差値62)10 The Choice Four / Keep In Touch11 Ronnie Dyson / Cup (Runneth Over)12 Philly Devotions / I Was A Lonely Man13 Lenny Welch / Fancy Meeting You Here Baby14 Final Touch / I'm Ready To Give Up My Love15 The Reflections / Day After Day (Night After Night)16 The Finishing Touch / Don't Put Me Down17 The Tymes / All You Ever Wanted To Know About Love
2017.01.22
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Z第6回 F (FEMALE)第6回はレディ・ソウル特集ということで、テリー氏とムーニー氏それぞれの「ジャスト・マイ・タイプ THE QUEEN OF SOUL IN 80'S ベスト10」が掲載されています。テリー氏の「THE QUEEN OF SOUL IN 80'S ベスト10」1.LYN ROMAN / I WANT YOU2.FAYE MARSHALL / T.L.C.3.PAMALA / WALKING IN THE RAIN 4.SANDRA FEVA / LOVE CAME RIGHT ON TIME5.SOPHIE BROOKS / ROCKIN' CHAIR6.JOY DUNCAN / SLY LIKE A FOX7.ROSHELL FLEMMING / I KNOW JUST WHAT YOU'RE AFTER8.BRANDI WELLS / WHATCH OUT9.ANNETTE TAYLOR / IT MUST BE RIGHT10.ADA DYER / I BET YA, I'LL LET YA次点 LOLEATTA HOLLOWAY / SWEET THING数曲は甘茶ソウル百科事典掲載曲。個人的にはSOFT TOUCHの女性リードやMARVA KINGみたいな甘いフェロモンが満喫できるものを期待したけど、ヴォーカル、曲の内容とも全く甘茶系とはほど遠いものがほとんど。80年代ということで全体的にソウルを感じさせない感じ。5なんて白人でしかも非ソウルだものねえ。ムーニー氏の「THE QUEEN OF SOUL IN 80'S ベスト10」1.FAYE MARSHALL / T.L.C.2.LYN ROMAN / A DIFFERENT KIND OF SWEET3.SYLVIA / IT'S GOOD TO BE THE QUEEN4.PAMALA / WALKING IN THE RAIN 5.SANDRA FEVA / LOVE CAME RIGHT ON TIME6.NICOLE / NEW YORK EYES (REMIX)7.JOY DUNCAN / SLY LIKE A FOX8.MENDY LEE / WISHING ON A STAR9.PEEBLES / GIRLFRIEND10.MAGIC LADY / I WILL BE HIS FOOL次点 ELEANOR GRANT / SEXUAL HEALINGSYLVIAや甘百掲載のNICOLEなどが見られるけど個人的収穫は無し。個人的未聴曲が数曲あるけどあまり食指は動かないなあ。次点のELEANOR GRANTはジョージ・カーPということで一聴の価値あるかも。
2017.01.01
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湯村天国 SOUL A TO Z TERRY'S PARADISE SOUL A TO Zテリー・ジョンスンこと湯村輝彦氏が甘茶ソウル百科事典以前に雑誌「月刊 宝島」にて連載していたのが、この「湯村天国 SOUL A TO Z」。1988年2月号から1990年3月号までの全25回の連載で甘百に近い内容なんですが、SOUL A TO Z以外の湯村天国の連載含めて、なかなか単行本化してくれないですねえ。そんな訳でこのページではそれら連載の中からダイジェストで幾つか気になる記事をご紹介していきたいと思います。なお、甘茶ソウル百科事典に掲載されている曲については基本的に割愛させて頂きます。第3回 C (COVER - CRAZY)第3回はカバーソング特集で「INTRUDERS / COWBOYS TO GIRLS」のカバーについて。「TIMOTHY MURPHY / CORNER BOYS TO GIRLS 12"(PARK PLACE 7176) '87」というのがあるそうだけど、「YOU TUBE」に無しで個人的にも未聴。「80年代のニュー甘茶ソウル・サウンド」ということで聴いてみたいものです。「PHILLY CREAM / COWBOYS TO GIRLS」はNORFOLK版に近いノリのモダン・ダンサーって感じでなかなか。「SWEET BLINDNESS / COWBOYS TO GIRLS」は更にスピード感の増したディスコものだけど元がいいからか悪く無いですね。
2016.12.04
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甘茶ソウルコンピの世界(13) WE GOT A SWEET THING GOING ON VOL.2 '16(SOUL JUNCTION SJCD5011)SOUL JUNCTIONが以前出した甘茶ソウル中心のコンピの第2弾。3,10,13,16が未発表作品とのことです。甘茶ソウルファンには優良スウィートソウルの7「NOW I KNOW」で知られるファイナル・チャプターの未発表である3,10,13が気になるところでしょう。どれも87年の録音ってところが気がかりですが、、、。その3はファルセットも交えたミディアム・スウィートといった感じですが、トキメキやキャッチーさに欠け残念ながら魅力薄で偏差値は56程度。10もファルセット・リードで丁寧に歌われていて悪い内容ではないんだけど、やはり魅力薄で偏差値は58程度。13のタイトルは何と「MERRY-GO-ROUND OF LOVE」ですよ。このグループ名でこのタイトルを見てビビビと来ない甘茶者はいないでしょうが、内容は甘めのインスト。これで歌とコーラスが入っていたら偏差値63は行くんじゃないかと思わせる良い感じのメロディを持った曲なんだけど、所詮インストって感じにサウンドも中途半端で偏差値は57程度。4は温かみのある甘茶ソウル。コーラスが無いのが残念だけど、こじんまりと纏まった良い内容。5は甘茶ではないけど溌剌としたヤングソウルで好内容。8はまずまずキャッチーな甘茶で偏差値は58程度。9のサビもキャッチーだけど、そこだけの作品という感じで偏差値は58程度。17も少し暗いけどまずまずキャッチーな内容で偏差値57程度。18はインディアナの歌手で有名なDOO-WOPグループのスパニエルズの元で仕事をしていた人らしい。すっきりと甘いファルセットが特徴的で、水を得た魚のように自由に気持ち良さそうに歌います。声質、唱法ともなかなか魅力的。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. MIGHTY LOVERS - AIN'T GONNA RUN NO MORE2. THE 21ST - I JUST CAN’T FORGET YOUR NAME3. THE FINAL CHAPTER - THIS TIME I’M GONNA STAY4. WILTON CRUMP - THINK IT THROUGH5. NEW HOLIDAYS - IF I ONLY KNEW(偏差値61)6. FIVE CROWNS - BEATING OF MY HEART7. THE FINAL CHAPTER - NOW I KNOW(甘茶偏差値61)8. THE 21ST - THE THOUGHT OF ME LOSING YOU9. ERIC AND THE VIKINGS - VIBRATIONS (MADE US FALL IN LOVE)10. THE FINAL CHAPTER - I’M COMING TO RESCUE YOU11. FIVE CROWNS - GOT TO BE MY BABY12. THE 21ST - THE SUN CAME OUT13. THE FINAL CHAPTER - MERRY-GO-ROUND OF LOVE14. THE COMBINATIONS - I’M GONNA MAKE YOU LOVE ME15. FIVE CROWNS - JUST A PART OF LIFE16. ENERGY MC2 - JULIANE17. NEW HOLIDAYS - MAYBE SO MAYBE SO18. WILTON CRUMP - GIVE YOUR LOVE TO ME(甘茶偏差値63)
2016.10.02
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甘茶ソウル入門の部屋 私の好きな甘茶ソウル(7) 【 甘茶偏差値 65 】DELFONICS / DIDN'T I (BLOW YOUR MIND THIS TIME) (PHILLY GROOVE 161)'69 フィラデルフィアのヴォーカルグループ、デルフォニックスのLa La Means I Love Youに次ぐ70年のヒット曲。アレンジと作曲はフィラデルフィア・ソウルの重鎮トムベル。ホルンのような温かみのある音色が高らかに響くイントロは品の良さと平和な空気感、そして過剰なまでの甘さを醸し出します。続いてリード・ヴォーカルのウィリアム・ハートが「I gave my heart and soul to you, girl」と歌い、コーラスが「Didn't I do it baby, didn't I do it baby?」と続く、といったスタイルで曲は展開していきます。ヒット曲だけあってサビのポピュラリティもいいけれど、出だしのこの部分にこそ痺れて欲しい。時折ファルセットぎみになったり、遠吠えを入れたりするウィリアム・ハートの甘い声質のリードはどこをとっても聴き応えがある魅力的なものだし、グロッケンの煌めきやストリングスの華やかなども後のフィリーソウルの原型とも言える優雅で甘い世界を作り上げています。卓越した甘茶センスを持つトムベルと彼らの出会いは必然だったのかもしれませんが、我々スウィートソウル・ファンにとって非常に幸運な出来事でしたね。「YOU TUBE」で聴けます。
2016.09.04
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甘茶ソウルコンピの世界(19) SWEET SOUL COMPILATIONS (19) SHADY SIDE OF TOWN CHAPTER 3 (NORTHERN SOULEROS)マイナーな甘茶ソウル系音源を集めた「SHADY SIDE OF TOWN」シリーズのコンピ第3弾。聞いたこともないようなグループ名が並ぶのはある意味壮観とも言え、その姿勢には好感が持てるのだけれども、甘茶偏差値60以上はありませんでした。1は語りもファルセットも入り狙いはいいんだけど出来はいまいち。3はイントロの一瞬とグループ名はいいんだけどね。5はファルセットリードでコーラスもつき雰囲気は上々だけどキャッチーさに欠けるで甘茶偏差値は58ぐらい。6、7のファルセットもかなり高めだけど出来はいまいち。泣くように歌うスタイルの9はちょっと面白いかも。13は雨や雷の擬音入り。素敵な名前の14は女性リードっぽい。19のファルセットリードは声質もなかなかだけど曲の出来がいまいちで甘茶偏差値は58ぐらい。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)01 - Black Soul Express - When I Left You02 - Von Ryans Express - Rules Of Love03 - Soul Persuasion - Hey World04 - Stone Wicked - Head Over Heels05 - New World - A Friend Who's Not A Friend06 - Tyronne Street - Mama's Little Girl07 - Image - Wake Up Girl08 - Gamith - Don't Change Me09 - Water Color - Lovers Prayer10 - Sag Warfare - Girl You Better Change11 - Janis & Prince - Patricia Here I Come12 - Willie Wade - When Push Comes To Shove13 - Mel Production Band - Tears From The Rain14 - Soul Fantastics - Just Look At Me15 - Loveletts - I Can't Make You Stay16 - Sounds Of Soul - Yes I'm Ready17 - Dynamic Concepts - Now That You Left Me18 - Soul Syndicate - Open Up Your Heart19 - Travelers - Love Is A Part Of Living20 - Peace On Earth - Love Foundation21 - JM's Funk Factory - Tell Me
2016.07.31
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私の好きな甘茶ソウル(7) MY FAVORITE SWEET SOUL (7)【 甘茶偏差値 65 】CURTIS MAYFIELD / PEOPLE NEVER GIVE UP LP(CURTOM 3077)'80甘茶ソウル百科事典BILLY'S SELLECT 058。タイトルから想像するに、彼はメッセージ色の濃い曲を多く歌っているようで個人的にその声質ともどもそれ程好きな歌手ではない。この曲もタイトルが「ネバー・ギブアップ」だものね、とてもスウィートな曲を連想させるものではない。ところが実際は甘茶仕立てなんですよね。出だしの軽快で流れるようなピアノの音色等、サウンドの甘さ加減は極上。なだらかなメロディやカーティスの甘くソフトな歌唱も申し分なく、実に優雅で品のあるムード。しかし惜しいかなタイトルを繰り返すサビが、それまでの流れと一変しムードぶち壊し。更に「タララ、ラッラー、ララ」という調子外れなフレーズが随所で甘いムードに水を差している。何とも勿体ない作品です。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2016.07.03
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甘茶ソウルコンピの世界(17) SWEET SOUL COMPILATIONS (17) HARMONY OF THE SOUL VOCAL GROUPS 1962 - 1977 '16(KENT CDKEND445)KENTのハーモニー・ヴォーカル・コンピ・シリーズの第4弾。これ、シリーズ物としてタイトルを統一してもらえませんかね?今回は1962~となっているように70年代の脂ののりきる以前の作品も入っていて少し散漫に感じる内容。PREVIOUSLY UNISSUEDが5,6,9,11,15,16,19,21,24となっています。こうして埋もれていたソウルの未発表曲を発掘し世に出してくれることは大変嬉しいのだけれども個人的に収穫は無く残念。1は煌めきのパパパコーラスが入るんだけど、たった一箇所だけでそこだけ浮いてる感じで勿体ない出来。3は甘茶ファンにはお馴染みテリーハフの名曲の前半部分。素晴らしい曲だと思うけど、個人的には甘さよりも痛さを感じてしまい甘茶偏差値はさほど高くは無い。7が公式にCD化されたのはこれが初めてかも。甘く品の良いサウンドに乗って、ファルセット・コーラスも大甘に、華やかに曲を飾り立てます。この曲で聴けるセンス抜群のコーラス・アレンジは甘茶ソウル史上最も素晴らしいものと言っても過言ではないでしょう。特に「フゥウウゥー」とコーラスがグググッと盛り上がっていく瞬間の甘さ加減といったらないネ。10は1937年と古いポピュラー・ヒットのカバー曲。Dion and The Belmontsによるカバーが有名ですかね。ここでは軽やかなリズム、チュクチュン・ギターにハイトーン・ヴォーカルで甘くはないけれど、なかなか爽やかに仕上がっています。PREVIOUSLY UNISSUEDの中ではいまいち垢抜けないけどコッテリと歌う11がまずまず。18はTemptationsのカバーだけど、いまいち魅力薄。23はMAINSTREAMから75年産のちょっと悲しげなファルセット・リードの王道甘茶ソウル。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)01 For The Rest Of My Days - The Pretenders 02 Can You Talk (Is Your Old Man At Home) - Vernon Green & The Medallions 03 I Destroyed Your Love Pt 1 - Special Delivery(甘茶偏差値64) 04 Girl, Girl, Girl - The Determinations 05 Why Can't It Be - The Windjammers 06 Whatcha Gonna Do Baby - The Lovers 07 Let Me Take Care Of Your Heart - The Smith Brothers (甘茶偏差値65)08 Someday Somewhere - The Dramatic Experience 09 Let's Make Love (Our Favorite Pastime) - The Webb People 10 Where Or When - The Superbs (ソウル偏差値61)11 Shady Lady - Choice Of Colors 12 You Better Believe It - Brothers Of Soul 13 I Can't Get Over Losing You - Imaginations 14 Without A Word - The M-Ms & The Peanuts 15 Won't You Call (Demo) - The Del-Rios 16 I Want You To Know - The Turn Arounds 17 Crying Bitter Tears - The Steelers 18 Since I Lost My Baby - The Perfections 19 Thank You Girl (For Being You) - Jesse Johnson & Chocolate Fudge 20 Send My Baby Back - The San Francisco TKOs 21 Is Love For Real - Bobby Moore & The Rhythm Aces 22 Don't Bite The Hand That Feeds You - The Natural Resources Unpolluted23 Don't You Make Me Blue - The Fabulous Determinations (甘茶偏差値61)24 It's My Fault (Demo) - The Mad Lads
2016.06.04
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私の好きな甘茶ソウル(5) MY FAVORITE SWEET SOUL (5)【 甘茶偏差値 67 】MODULATIONS / WHAT GOOD AM I CD「IT'S ROUGH OUT HERE」'73 ノースカロライナ出身のグループ、モデュレイションズの73年のシングル「I'm Hopelessly In Love」のB面の曲。甘茶ソウル百科事典 MOONY'S SELLECT 067掲載の75年のアルバム「IT'S ROUGH OUT HERE」の再発CDにも収録されています。なお、このアルバムには「Worth Your Weight In Gold」、ファルセトが魅力の「Those Were The Best Days Of My Life」といった甘茶ソウルも収録されているので甘茶史上に残る名盤と言えますね。この曲もそんな1曲で、リードこそファルセットではないもののなかなかの甘さに仕上がっています。イントロはじめ随所に聴かれるシタールの情緒的で甘い調べが特徴的。シタール(エレキシタール)は甘茶ソウルを構成する重要で魅力的な要素の一つなんだけど、頻繁に導入されていたのは70年代までなんでしょうかねえ。個人的にとても好きな音色なんだけど、残念なことにソウル的には絶滅危惧楽器ってことになりますか。その後展開されるメロディは、Aメロ、サビメロ、Bメロとも良く出来ていて特にシタールと共に歌われる泣きの入ったサビは秀逸。ちょっと郷愁誘い系って感じ?コーラスもしっかり入ってるし、これはリードを抜いてデルフォニックスのテーマみたいに半インスト・バージョンを作っても良かったんじゃないですかねえ。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2016.05.02
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甘茶ソウルコンピの世界(19) SWEET SOUL COMPILATIONS (19) SHADY SIDE OF TOWN CHAPTER 2 (NORTHERN SOULEROS)マイナーな甘茶ソウル系音源を集めたコンピの第2弾。前作にも増して聞いたことも無い名前が並んでいる感じ。いきなり酷いチリノイズが入るので、出鼻をくじかれますが、静かで淡白な雰囲気の1は甘みこそ皆無だが、キャッチーなタイトルの繰り返しが心に響びくなかなか良質な曲。2、3、4もかなり静的な曲。出来はいまいちだが、本作はこうした静かな曲が多い感じで地味ながらも統一感がある。淡白な曲が多い中では、16は語りから入りしっかりとコーラスも入る曲だけど出来はいまいち。17も語りから入る。情感深い甘めのメロディでなかなかいい雰囲気の曲だけど、いまいち垢抜けないね。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)01 - Eunice Collins - At the Hotel(甘茶偏差値61)02 - The X-cessors - Silent Weapon03 - The Significants - One Kindness Deserves Another04 - Rick St. John - One Heart Hurting05 - James Bell - Trying to Get Chosen06 - Soul Experience - Who's Lips You Been Kissing07 - Dawn & Sunset - Include Me08 - Dynamics - Please Think it Over09 - Decisions - Color Me Blue10 - Gloria Barnes - She Wants a Stand In11 - 7th House - I Can't Believe12 - Soul Experience - I'm So Glad I Found You13 - Joe Brown - Vibrations (part 2)14 - Mike Pearson - You Got to Live15 - The Flairs - You're All I Need16 - Tony Baxter - Let the Past Be the Past17 - Calvin Golden - You're Not Close18 - Mar-Keys - Heavenly Thing19 - Smoke Sugar Company - The Girl I Can't Forget20 - The Questions - ?21 - Zodiac - I Miss You
2016.04.02
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甘茶ソウルコンピの世界(15) CHICANO SWEET SOUNDZ / BABY, I'M FOR REAL既に3作出ている「チカーノが好むスウィート・ソウル」コンピの第4弾。このシリーズはこの手のブートにしてはなかなかの良曲が揃った選曲になっていますが、逆に言えば既聴曲の多いありきたりな選曲集と言えますね。1はORIGINALSの名曲カバー。個人的には好きではないけれども、この曲好きな人なら一聴の価値有りかも。2は究コレ掲載曲。ファルセットに喘ぎ声なども交えて一応甘茶スタイルと言える内容ですが、歌声(声質)、メロディともに魅力不足で甘茶偏差値は58といったところ。3は初聴。男女っぽい語りが入ったりとなかなかいいムードの曲。特に女性と思われるファルセットがいい感じ。可愛らしいファルセット・リードの4はコーラスもがんばっているしサビもまずまず。8は81年の作品のようで比較的新しく洗練された内容。9は「FROM PHILADELPHIA COMES SWEET SOUL」に入ってたやつ。淡白で不思議な浮遊感をもった曲。10はワシントンの3人組女性グループみたいで、まずまず。12は日本盤も出たぐらいの有名曲。14はマスクマソもコンピに入れてたけど良さがよく分からないな。16も悪くないんだけど、ちと暗いんだよね。19は「Tricky Dick」、「Will You Answer」といった優良甘茶を出しているマイナーグループのこれまた良曲。なかなかのセンスの持ち主たちなので、このグループの全貌が知りたいですね。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Baby, I'm For Real – Rare Function(甘茶偏差値62)2. She Loves Me – Tony Aiken & Future 2000 3. Loved By You – Spectrum4. Please Tell Me Why – Degree Of Freedom5. Taking Love And Making Love – The Eliminators6. King Of The World – Billy Jones7. There Must Be Something – Friday, Saturday and Sunday8. One More Hour – Exit9. The Harder We Try – The Inclinations10. Problem Child – The Fawns11. I've Been Trying – Reggie Saddler Revue12. Baby (There Is Nothing You Can Do) – The Joneses(甘茶偏差値61)13. That's A Good Reason – Sharen Clark & The Product Of Time14. You Must Be Losing Your Mind – Jimmie Raye15. You're The One – Candi-Bars16. I'm Gonna Make Love Last This Time – The Inclinations17. That's How I Feel – The Suspects18. Love – Rare Function19. Jackie – Child's Of Friendship Train Robbers(甘茶偏差値63)20. Who Cares – Future 200021. Key To Love – Majestics22.*Bonus Track for Michael and Barbara Heuser: Play It Down – Mike James Kirkland
2016.02.26
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私の好きな甘茶ソウル(4) 私の好きなディープソウル 【 甘茶・ディープ偏差値 69 】APOLLO BROTHERS / SHACKING UP PT. ONE (RAY-LEN 4557)'75 ディープソウルの有名個人サイト「Sir Shambling」さんでも紹介しているディープ風味の甘茶名曲。「Sir Shambling」さんが取り上げてるんだからマニアにはディープソウル名曲ってことで通っているのかも知れません。ワシントンDCの兄弟グループみたいですね。75年産。「同棲」というタイトルの曲で、おそらくそれ風のことについての長く甘めの語りから入る曲。バックは、どんよりとした曇り空、はたまた、つかみどころのない混沌とした夢の中を漂っているかのような幻想的なムードを持つサウンドで実に印象的。甘いコーラスを交えてリードが交互に歌うスタイルで、少しディープがかった唱法がなかなか味わい深いですね。サビのコーラスは同棲という甘い愛の生活を夢見る若者というよりも、山あり谷ありの激動の人生を長く一緒に暮らしてきた熟年夫婦の落ち着きと達観を感じさせる。シングルの裏はこの曲のPT.TWOなんだけど、もう少しコンパクトにまとめてA面に入れた方が良かったかも。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2016.02.12
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私の好きな甘茶ソウル(3) 【 甘茶偏差値 72 】TRUMAINS / MR. MAGIC MAN (RCA 11117)'77質の高い甘茶シングルを4枚だけ残したグループ、トゥルーメインズ。甘茶ソウル百科事典では全くコメントされていないので、ちょっとマニアックなグループといえそうです。DEEPBEATSからの甘茶コンピ「OLD SCHOOL HARMONY VOL.2」にはそのうち2曲収録されているんだけど、当該曲は未収録。(これ、CD化して欲しいんですよねー) 因みにそのライナーによるとTRUMAINSはニューヨークのグループ。アレンジはBOBBY ELIなので所謂フィリー詣での産物ということになるようです。曲はゆったりとした曲調の70年代後期甘茶ソウル。この頃の甘茶はいよいよ円熟期という感じですが、特にこの曲はメロディの出来が素晴らしく、甘茶ソウルの一つの完成形といった印象さえ受けます。甘茶の一つのパターンとしてA,Bメロはいまいちだけど、サビだけはキャッチーで盛り上がるってのが有るけれど、この曲はA,Bメロともに美しく、かつ表情豊かで聴き応えがある。もちろん甘く切ないサビも更に魅力的。全体的に淡白で押しつけがましく無いところが飽きにくくてイイね。ファルセットでしっとりと丁寧に歌い上げるリードの声質と唱法もこの曲と相性が良かったようです。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2015.11.05
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私の好きな甘茶ソウル(6) MY FAVORITE SWEET SOUL (6)【 甘茶偏差値 66 】EBONYS / YOU'RE THE REASON WHY (PHILADELPHIA INTERNATIONAL 3503)'71 甘茶ソウル百科事典p.19掲載曲。PRODUCEはGAMBLE-HUFF、ARRANGEはTHOM BELLというフィリーど真ん中の甘茶ソウル。Billboardのチャートでは71年にポップシングルで最高51位、ブラックシングルで最高10位を記録したそうで、これが彼らのデビューヒットとのこと。この曲以外にも「IT'S FOREVER」、「DETERMINATION」といった絶品甘茶を擁する彼らは名実共に甘茶ソウルの代表的グループと言えるでしょう。曲はフィリーのゴージャスなサウンドと共に煌びやかなパパパ・コーラスで幕を開ける華麗な甘茶ソウル。更に天まで登れ!とばかりに昇天しちゃうファルセットの雄たけびに荒々しく切れ込むバリトンの絶唱。このイントロの20秒ほどには70年代ソウルの醍醐味が目一杯詰め込まれていて個人的には超美味としか言い様が無いんだけど、よくもまあこんな展開を考えられたものです。全体として非常にテンションの高い、大味で密度の高い甘茶となっています。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。
2015.10.12
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甘茶ソウル百科事典の世界(5) THE WORLD OF " ENCYCLOPEDIA OF SWEET SOUL " (5) 【 未掲載の甘茶ソウル 】RAY,GOODMAN & BROWN / A MOMENT WITH FRIENDS (DE FOUVUS AG1000)'03モーメンツの後進、RAY,GOODMAN & BROWNによる1枚丸ごとスウィート・ソウル・カバー集。彼らが2003年に来日した際に会場で直接売られていたCDアルバムらしいです。当然HARRY RAYは既に亡き人となっている頃の作品となります。プロデュースがAL GOODMANとGEORGE KERRということなので期待して聴いてみましたが結果はハズレ。酷い出来ではないですが往年の名曲を懐メロとして歌ってみました・・・という域を超えない内容ですね。それとアレンジは現代風ですが、悪い意味で洗練されてしまっている当たり障りのない内容。例えば6の原曲で聴かれる「シカゴに吹く寒い風」なんてここでは微塵も感じさせません。ヴォーカルもハリー・レイのような魅力・味わいが無く、全体としてスリルや過剰な甘さを感じさせない。これは収録曲がどれもこれもヒット曲、有名曲ばかりで聴いている私がそのメロディに食傷ぎみであることも影響がありそうですが。ドクター・ヨークのような鬼才によるプロデュースならどうだったかな。(甘茶ソウル偏差値はどれも60から61程度ということで。)1.You Are Everything 2.La-La (Means I Love You) 3.Spinning Around (I Must Be Falling In Love) 4.Sideshow 5.Break Up To Make Up 6.Coldest Days Of My Life 7.Break Your Promise 8.I'm So Proud 9.Ooh Baby Baby 10.Look Over Your Shoulder 11.Didn't I (Blow Your Mind This Time) 12.It Feels So Good To Be Loved So Bad 13.You've Been My Inspiration 14.Three Ring Circus 「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.09.25
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私の好きな甘茶ソウル(3) MY FAVORITE SWEET SOUL (3)【 甘茶偏差値 71 】AUGUST / IF HE MAKES IT GOOD (I CAN MAKE IT BETTER) (14KT. GOLD 501)'78「SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE VOL.7」に収録されていた絶唱系甘茶ソウル。ロスのマイナー・レーベルから一枚だけ出しているだけで正体不明のようです。このアーチスト名だけではグループなのか個人なのかさえも分からないですが、時折ファルセットも交えるしコーラスもしっかり入ってるからやはりグループなのかな。バックのサウンドもしっかり作りこまれているし、ヴォーカルも相当な力量。こりゃあどっかの有名グループやTROYのようなシンガーが変名でやってるんじゃないですかねえ。豪勢なホーンから入るサウンドはある意味フィリー超え。いきなりファルセットが入ったかと思うと、あっという間にAメロも終わりダイナミックなサビへと突入。曲タイトルをイントロ以上に豪快に歌い上げるサビのメロディはキャッチーで非常に魅力的。伸びやかで溌剌とした声質のリードはそれだけでも魅力的だけど、縦横無尽に暴れまくるその豪快で自由奔放な唱法はそれ以上。この曲は70年代絶唱系ソウルの一つの完成形と言っても過言ではないでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.09.03
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私の好きな甘茶ソウル(5) MY FAVORITE SWEET SOUL (5)【 甘茶偏差値 68 】ROSE ROYCE / GOLDEN TOUCH (WHITFIELD 17747)'80 ロスのヴォーカル&インスト・グループの81年のアルバム「GOLDEN TOUCH(WARNER 56 881)」のタイトル曲。甘茶ソウル百科事典には未掲載なので、濃い目の甘茶好きには意外と盲点となっている曲かも知れません。因みに山下達郎は何度かオンエア。ベースやドラムの無い、淡く薄味なシンセ、エレピ?、ストリングスの音色を中心としたシンプルなサウンドをバックに女性リードがしっとりと歌い上げる曲。神聖かつ幻想的な雰囲気を持つサウンドは甘く美しく品の良さも感じさせます。そしてどこをとっても美味!うーん、いつまでも聞いていたいって感じ。このあたりはアレンジのノーマン・ホウィットフィールドのセンス炸裂ってところなんでしょうかねえ。更にヴォーカル・パートのメロディも変化に富みながらもどこも例外なく美しく非常に魅力的。薄味なので飽きにくい点もいいね。これだけ出来のいいメロディなので、多くのカバーソングがあるのかと思いきや意外と少なくて、思いつくのはレゲエ・アーチストのSHINEHEADとSHABBA RANKSぐらいなんだけど、出来は悪いんですよねー。「YOU TUBE」で聴けます。PS:ところで、世界中のカバー曲やそのオリジナル曲を検索できる英語のサイトが幾つかあったと思うのですが、パソコンが壊れてしまったのでわからなくなってしまいました。わかる方教えてください。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.08.15
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私の好きな甘茶ソウル(10) 【 甘茶偏差値 65 】SOUL GENERATION / Praying For A Miracle (EBONY SOUND 183)'74 ソウル・ジェネレイションのシングルオンリー曲でVAN MCCOYの作品。甘茶ソウルのNO.1アルバムと言っても過言ではない彼らのCDアルバム「BEYOND BODY & SOUL (PCD-2321)」にボーナストラックとして収録されています。甘茶ソウルには珍しいミディアム曲で甘さとウォーキン・テンポがうまくマッチしたナイスな出来。憂いを帯びたイントロの甘いギターが名曲の予感を抱かせますが、やはり期待通りの素晴らしい甘茶世界が展開されます。リードのクリフ・パーキンスの切ないファルセットにコーラスが程よく絡み、悲しみに満ちたサビも実にキャッチー。Bメロの出来も素晴らしいんだけど、サビを何度も繰り返す展開がいまいち単調で、繰り返し聴くと飽き易いのが珠に瑕。途中1分ぐらい間奏やら語りが入ったりするロング・バージョンとか存在しないんですかねえ。誰か作ってくれないかなあ。「YOU TUBE」で聴けます。ところで、もう何年も音沙汰ないんですが、お若い方や最近になってご訪問頂く様になった方など↓の企画いかがですか?「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.07.24
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編(1) 11.PHIL FLOWERS & THE UNITED FAMILY / SOME-A-DIS : SOME-A-DAT (LONGWOOD 2000-2)'75U.S.BDGでの紹介文が「珍しいレコードの多いフィルのそのうちでも最も珍しいもの。」とのことなので、レアだけが取り柄の駄目LPっぽい予感がしましたが、そのものズバリでした。「& THE UNITED FAMILY」とあるようにリードは女性のものも含まれ、全体として「音楽好きの仲間が集まって身内だけで盛り上がって勢いレコードにしてしまいました」感が強い。1はカリプソっぽいカリビアンな曲。悪くは無いけどソウルファンが求める内容ではない。2、5は小ホールでのライブ仕立て(歓声が入る)。有名なカバー曲を短く次々と披露していく様はあたかも「カラオケ大会やのど自慢大会」を思わせる内容でムカつくレベル。(LOVE ME TENDER , LONG TALL SALLY など) 3はポピュラーヒットのカバーっぽい。4はファンク、8はフリーソウル人気曲のカバー、9/10はLYN COLLINSのカバーの女性リードでどれも出来はいまいち。10がようやくオリジナリティを感じさせる曲で少し暗めだけど甘めの好ミディアム。11は女性の囁きも入る甘茶ソウル的な曲だけど展開がすこしダレてる上にサイケなシンセが入ってたりしてもったいない出来。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)01 the bermuda island song02 one day at a time03 and i love you so04 some a dis some a dat05 impressions dis and dat06 loving you to long07 smarty pants08 feel like making love09 mama feel good 209 mama feel good10 drowning your love11 living in a world of make believe12 a recreation
2015.07.13
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甘茶ソウル百科事典の世界(5) THE WORLD OF " ENCYCLOPEDIA OF SWEET SOUL " (5) 【 未掲載の甘茶ソウル 】DIFFERENT SHADES OF BROWN / HAVE A HEART '06(MY TOWN RECORDS)甘茶ソウル百科事典未掲載ながらマニアには人気のグループ、「ディファレント・シェイズ・オブ・ブラウン」のCDアルバム。70年代のLOVEMAKERS名義のものから、恐らくは近年になって録音されたものまで入ってます。音質もまちまち(笑)。このグループの10「When the Hurt Is Put Back On You」のシングル皿には稀にORIGINALSの「YOU WANT HEARTS & FLOWERS」の優良甘茶ソウルカバーが誤って収録されていたりと、話題に富んだグループです。(関連情報はこちらで。)残念ながら当該曲は本CDに未収録なので、もしかしたら全く別のグループの作品だったのかもしれませんね。さて、焦点は彼らの全盛期である70年代の録音ものの良曲が収録されているのかって所ですが、果たして?個人的に70年代の香りのしない新録ものには興味が向かないんだけど、タイトル曲の1など出来は悪くない。2はマニアには人気の軽やかなアップ。モダンソウルって感じですかねえ。5は70年代っぽいんだけど中途半端な出来。これファルセットで歌ったらもっといけてたんじゃないかなあ。ハイテナーで歌われる7は70年代甘茶ソウルな雰囲気の有る良曲だけど決め手に欠けて偏差値59程度。何か物足りないと思ったらコーラス抜きなんですね。10は人気の甘茶ソウル。ゆったりとした曲調で甘く切なく美しいメロディを優しくファルセットで歌い上げます。淡いパステルトーンを感じさせる音世界なので、派手さが無い分飽きも来ない感じで好印象。残念ながらこのCD収録版はシングルより15秒ほど短いです。こりゃアカン。12も70年代甘茶ソウルっぽい内容だけど出来はいまいち。14は完全に70年代甘茶ソウル。語りから入る7分超えの大作で甘く静かな雰囲気はかなり好感が持てる内容。然しながらメロディが魅力不足で残念ながら甘茶偏差値は60程度。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Have a Heart2. When You're Next to Me (LOVEMAKERS) (モダン偏差値63)3. I'm Still Falling4. Never Gonna Give You Up/girl We Ought to Be Together5. Farwell Love(70年代甘茶ソウル)6. Voice Your Choice7. Close, Close (70年代甘茶ソウル)8. Down and Out (LOVEMAKERS)9. Girl Would I Lie to You10. When the Hurt Is Put Back On You(甘茶偏差値65)(SHORT EDIT)11. My Girl Is Really Dynamite (LOVEMAKERS)12. Then Again Maybe (70年代甘茶ソウル)13. Raindrops 14. Love Vibrations (70年代甘茶ソウル)
2015.06.27
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私の好きな甘茶ソウル(10) MY FAVORITE SWEET SOUL (10)【 甘茶偏差値 65 】SMITH BROTHERS / CHECK ME OUT (GOLD FUTURE 1)SMITH CONNECTIONの前身グループで甘茶ソウル百科事典掲載曲(P.44)。スミス・コネクションはアルバムも残せた程の実力派だけど、その甘茶センスは抜群で突出したものがありましたね。このスミス・ブラザーズも同様でやっぱり流石のスウィート・センスだなと感心させられます。パステル・カラーを感じさせるような繊細で淡い色彩が目に浮かびそうな素敵な曲。特にサビ部分の絶妙なハモリ具合が素晴らしい。囁くような甘く柔らかな唱法に、個々の声質も味わい深く魅力的。スミス・コネクション時代ほど垢抜けていないところがまたマニア心を擽りますねえ。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.06.05
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編(2) 17.JUNIOR SOUL / STORY BOOK CHILDREN (2M 8801)ジャマイカ出身のレゲエシンガーがソウルを録音してみましたって感じのアルバム。2000年ごろに1曲プラスしてCDで再発されているようですね。このジュニア・ソウルという人は「YOU KEEP ME HANGING ON」という素晴らしい甘茶ソウルのラバーズ・ロック・カバーも当ブログで取り上げています。FEATURING BETTY RICHARDSON , DEAN FRAZERともクレジットされていて、女性シンガーとのデュエット曲やジャマイカの有名なサックス奏者によるインスト曲などが複数収録されている。それと安易なヒット曲カバーも複数収録されています。A3がKRIS KRISTOFFERSON、A4がCURTIS MAYFIELD、B1がCHARLES JONES、B2がBEN E. KINGとのこと。A2も聞き覚えあるなあと思ったら、これは「NOTATIONS / I'VE BEEN TRYING」のカバーですね。しかし、かつてはレア高値盤として持て囃されたであろうお皿だけど、仮にこれだけの前情報があっても尚高値を出してでも入手したいと思う人がいたんでしょうかねえ(笑)。出来の方ですが、全曲甘い雰囲気でどちらかと言えば和める内容なんだけど、特別素晴らしい内容という程でもなく中途半端な印象。1回聴いて終わり、、、って感じの人も多かったのでは?強いてオススメ曲を選ぶとすればベタだけど、「Stand By Me」のカバーですかねえ。適度にアレンジを加えた和める内容で、この曲好きな人なら一聴の価値はあるかも。しかし、どうせなら全曲ラバーズ・ロックでやって欲しかったな。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)A1.Ain't Understanding MellowA2.Keep On TryingA3.Help Me Make It Through The NightA4.Through The NightB1.The Girl In His MindB2.Stand By MeB3.Storybook ChildrenB4.Let The Children Play
2015.05.30
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甘茶ソウルコンピの世界(19) SWEET SOUL COMPILATIONS (19) ECCENTRIC SOUL : CAPITOL CITY SOUL (NUMERO 051)'14CAPSOULレーベルの埋もれていた貴重な音源を新鋭の再発会社NUMEROが企画・発売したCDということのようです。なるほど甘茶ソウルな音源でも聞いたことのないような名前がチラホラ、更に試聴してみると悪くない感じ、これは入手せればとなった訳。6、10は甘めの内容だけど、「埋もれていた」というだけあって、やはりそれなりに出来はいまいち。名の通ったグループだと5,8,11,19のフォーミンツが有り、もしかしてこれらも貴重な音源なのかも知れませんが特に出来は良くないですね。9、18のチャンドラーズは結構有名どころの甘茶ソウルだけど、まずまずの内容ですね。この2曲の正式CD化は初なのでしょう。このコンピで特に注目していたのが、16,20のラブ・マキシマム。なにせ名前がイイ!肝心の音ですが16は柔らかく甘いコーラスが良質なんだけどメロディは決め手に欠けて偏差値58程度。20はちょっと既聴感のあるメロディにドラムが入らないふわふわした夢心地な内容。なかなか面白い作品なんだけど、なんと1分20秒で尻切れぎみに終わってしまう。そりゃないぜ。このコンピはアナログでも出てるようだけど、そちらでも同じなんですかねえ。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Chandlers - Your Love Keeps Drawing Me Closer 2. Dean Francis & The Soul Rockers - Funky Disposition 3. Soul Partners - Lose The One You Love 4. Vondors - Look In The Mirror 5. Four Mints - Hysteria 6. La'fez - This Is The Way That I Am 7. Kool Blues - I Need You 8. Four Mints - Crystal Rivers 9. Chandlers - I Need Your Love 10. Kool Blues Since - I Fell For You 11. Four Mints - Endlessly 12. Chandlers - Your Love Makes Me Lonely 13. Dean Francis & The Soul Rockers - Tippin 14. Jupiter's Release - Excuse Me Miss 15. Kool Blues - Woe Is Me 16. Love Maximum - Don't Say Goodbye 17. Associated Press - When He's Gone 18. Chandlers - I Loved You Girl 19. Four Mints - No Longer 20. Love Maximum - I've Been Trying
2015.05.10
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私の好きな甘茶ソウル(10) 【 甘茶偏差値 65 】SMOKEY ROBINSON / BABY COME CLOSE (TAMLA 54239)'73 73年のソロアルバム「SMOKEY (TAMLA 328)」収録。SMOKEY ROBINSONと言えばMIRACLES時代の「OOH BABY BABY」が甘茶ソウル百科事典にも大きく取り上げられ、言わば代表曲のようになっているけど、個人的には大味で飽き易くあまり評価は高くない。然しながら「BEING WITH YOU」,「QUIET STORM」,「WE'VE GONE TOO FAR TO END IT NOW」,「THE AGONY AND THE ECSTASY」,「DAYLIGHT AND DARKNESS」など他にも多くの甘茶良曲が有り偉大な歌手であることは間違いない。【女性を口説く為の究極のBGMベスト10(スウィート・ソウル編)】にも選出したこの曲は、淡白な味わい故に飽きのこない名曲。真夜中の静寂と冷えた空気。闇夜に響く神聖なオルガン、品の有る弦の音色。トロリとした甘みのあるギターにスモーキーの優しい歌声。それらが美しいメロディと一体となって現実には存在し得ない甘ーい亜空間を作り上げている。そして、この曲もまた「クワイエット・ストーム」という言葉が似合う極上のスウィートソウルと言えるんじゃないかな。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.04.18
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甘茶ソウルコンピの世界(4) SWEET SOUL COMPILATIONS (4) GANGSTER SOUL HARMONY VOL.8 (SONS OF SOUL)'11何故ギャングスター・ソウルなのか命名の由来を全く理解しかねる怪しげな甘茶ソウルコンピシリーズの第8弾。何このヒゲのオッサン?とのツッコミ待ちをしているとしか思えないジャケに脱力です。内容は相変わらず、いまいち垢抜けないマイナーソウルばかりで平均点は低い。しかしまあ、こういうのは1曲掘り出し物が入っているかどうかが肝心な点であって、平均点なんて言うほうが無粋というもの。5は雰囲気は悪くないがいまいち垢抜けない。8のリード女性の可愛らしい声質には一瞬惹きつけられますが曲はいまいち。冒頭や途中にテレフォン・トークの入る13もそこだけは良いんだけどね。17は冒頭に女性の喘ぎ声が入るも、その後の展開に全く繋がっていないという。「You Are Everything」ものも甘茶ソウル定番ですが、それら名曲の仲間入りを狙ったであろう18の企みは残念ながら失敗って感じです。可愛らしいファルセット・リードの19はコーラスもがんばっているしサビもまずまず。こういうのがまだ埋もれているんですねえ。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1.AHEAD OF OUR TIME - IT AIN'T FAIR 2.SUGAR RAY ROLL - MY HEART & I DONT BELIEVE IT 3.BREED - IS THIS GOODBYE 4.SIGNIFICANTS- ONE KINDNESS DESERVES ANOTHER 5.CAPITALAIRS - ONE OF THESE MORNINGS 6.JOE BROWN & SOUL ELDERADOS - VIBRATION PT.2 7.TOTAL UNITY - TAKING A STROLL WITH THE ONE I ADORE 8.LAURENE LAVALLIS - LOVE DONT CHANGE 9.UNLIMITED FOUR - TRUE LOVE IS HARD TO FIND 10.EBONY EXPRESSIONS - FAREWELL MY LOVE 11.LOVE WARMTH & AFFECTION - PLEASE DONT GO 12.BLUE GREEN - CANT HIDE FROM LOVE 13.WILD HONEY - YESTERDAY WOULDNT HAVE BEEN TO SOON 14.LAURENE LAVALLIS - KEY TO OUR LOVE 15.MITZI ROSS - GUARANTEE ME THE WEEKEND 16.TRANSFER - GET A TRANSFER 17.SOUL CONNECTION - WHY AM I SUPPOSED TO CRY 18.PRIMITIVE - YOU ARE EVERYTHING TO ME 19.DEGREE OF FREEDOM - PLEASE TELL ME WHY 20.REVELATION FUNK - ELASTIC LOVER 21.MOVEMENTS - LETS GET INVOLVED 22.KOOL & TOGETHER - I FOUND YOU
2015.03.29
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - ソロ編(1) 4.CHARNISSA (ROBOX 7919)'78「しっとり落ち着いた女性サザン・ソウル。」ということだけど、特に南部を感じさせる要素は強くなく、個人的にはダイアナロス辺りの当たり障りの無い薄味のレディ・ソウル、ぐらいにしか感じません。恐らく同内容のものを彼女名義で出していたら今頃300円均一コーナーに転がってるんじゃなかろうか。特に悪い内容ではないけれど特別良い点も見出せないですねえ。この世でこのアルバムを「愛聴」してる人なんて存在するのだろうか?と疑問に思ってしまいました。唯一話題として挙げるとしたら、B3がスタイリスティックスのヒット曲のカバーということぐらいでしょうか、、、。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)A1 He'll Throw Stones At YouA2 Love At First SightA3 We're Not Gonna Make ItA4 Ease Me To The GroundA5 Lose You To A LieB1 When Can We Do This AgainB2 It's Never Too Late (Til It Ends)B3 You Make Me Feel Brand NewB4 LoveB5 I've Been There Before
2015.03.23
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私の好きな甘茶ソウル(10) MY FAVORITE SWEET SOUL (10)【 甘茶偏差値 65 】TEDDY PENDERGRASS / YOU'RE MY LATEST, MY GREATEST INSPIRATION LP(PHILADELPHIA INTERNATIONAL 37491)'81 Harold Melvin and The Blue Notesのリード歌手、テディ・ペンダーグラスのソロアルバム「IT'S TIME FOR LOVE」収録曲。ギャンブル=ハフ製作で将にフィリーソウルの王道バラードといった感じですね。所謂ファルセットではないので比較的馴染みやすいかも。一種神聖的な雰囲気さえ漂う曲調で、バックのサウンドも静かで淡白ですが、逆に極限まで洗練された大人のサウンドだなと感じます。メロディもなだらかで美しいですねえ。そして単にそれだけでは終わらないのがこの曲の素晴らしい所で、後半はどんどん盛り上がっていきます。テディペンのスケールの大きな円熟した歌いまわし、それを盛り立てる「HIGHER,HIGHER」というコーラス。最後に感極まってファルセットになっちゃうところなんて実に感動的です。「YOU TUBE」で聴けます。全盛期とも言える82年のロンドンでのライヴテイクも素晴らしい。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2015.03.12
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