Zero Areas

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2012.01.20
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カテゴリ: 取り敢えずの記
今年の4月から本格的に武道必修化がスタートするとか。

非常に危険なので、とにかく怪我だけはしないように・・・なにより、先生が怪我をさせないように心して下さい、本当に。



剣道は竹刀・防具の関係で取り組む学校は限られるとは想いますが、「打つ」動作で危険が高いのに耳が挙げられます。
面を打たれそうになって首を傾げて耳を直撃、というパタンです。
足捌き、最低でも竹刀捌きで外せなかったら、潔く打たれましょう・・・

また中学生では突技はないのですが、相互に突っ込む形になった時に突き垂れ下から喉を直撃、というのもあります。
竹刀の手入れが行き届いていなくてササクレ立ってたり、先革(竹刀先端のガード)がボロってて、それが首に刺さる、なんてことも。
最悪、面金を突き抜けて・・・ということも・・・。

最低でも竹刀と防具の手入れ、確認を入念にするだけで相当の怪我が防げます。


相撲は土俵自体がないので、どうするのかな?と想うのですが、多分、校庭でやるというようなこともあるんじゃなかろうか???
基本的には柔道よりは怪我をし難いルールでやるとは想うのですが・・・本来の相撲は、かなりルールが緩いことに要注意!!
ケタグリなんて、もはや蹴りですよ、あれは・・・(苦笑)
とにかく変な技を繰り出して勝つこと以上に、四つに組んでの押し相撲に徹する。

柔道は道場のある学校も多く、道着さえ人数分あれば比較的、取り組ませやすいので要注意。
変な投げ技を応酬したら、まず間違いなく取り返しのつかない事故が起きると覚悟しましょう。
十分に受身を練習すれば大丈夫などという安易な考えは捨てること。

元々、柔道、その原点の柔術は受身が通じないように投げる技も多いのです。
現代の(競技)柔道では、そういった危険技はかなり排除してはいるのですが、少し変形しただけで受身は取れません。
流派によっても違うかもしれませんが、本格的に受身を練習する時はコンクリ床に身をダイブしてバッターンッ!としても平気という位、衝撃吸収の出来る体作りをするものです。
とにかく無理に投げよう投げられまいとせず、柔道の基本姿勢の一つ、自護体に徹すること。





そして競技では消極的姿勢ということでマイナスですが、競技者になることが目的ではないのですから、少しでも危険を感じたら、どんなに怒られようとも逃げの一手、負けるの一手。

とにかく「絶対に怪我をしない、させない」と心して授業に臨んで下さい。

そして・・・出来れば武道を嫌いにならないで下さい。



指導者の方々も色々と大変だとは想います。
遠い将来のいつの日かでいいじゃないですか。

「あんとき、少しだけ柔道やったけど面白かったですよ!」
と言ってもらえたとしたら・・・それ以上、何を求めることがありましょうや?

必修化されようがされまいが、武道が子供達から未来を奪う資格なんぞ、微塵もないし、あってはいけないことなのですから。







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Last updated  2012.01.20 23:28:41
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まっく  @ Re[1]:昨日が春分の日だったのですねw(02/05) 【亞】2さん >まっくさん、ご無沙汰して…
【亞】2 @ Re:昨日が春分の日だったのですねw(02/05) まっくさん、ご無沙汰してます。 亞です。…
まっく  @ Re[1]:立体八卦(02/25) 【亞】2さん、こんにちは。 >千変万化…

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