熱帯香粧館

熱帯香粧館

2006.10.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ペットフードなど買いに。

リフライドビーンズが食べたくなって、この日はどうしてもメキシカン。
ライムチキンにタコサラダ、甘味にはアップルコブラーなど。
サルサ~な感じね。
夜中、思いついて、鶏そぼろ&ひじきの炊き込みごはん仕込む。
小さくまとめて俵おむすびにしておけば、小腹をすかせたとき、子等がいつでもチン!して食べるでしょう。

翌日。
夕べの寝酒に、コニャックなぞ、グラスを掌で包んで(「掌」=「たなごころ」と、お読みまいらせ)暖めて呑んだ。

なので、あってはいけないことと知りながら、どすっぴんで外出。
子1のお友達の、お誕生日ギフトを買いに。
そしてどすっぴんで外出すれば、いきなり知り合いに、街でばったり遭遇してしまう。
だから、呑みすぎて顔がムクんでいようが、目が腫れぼったかろうが、どすっぴんにダテめがねで外出してはならない。
買い物してて気づいたら、外は大雨が降り出した。
お店から出るに出られず、子等と近場のマクドナルドに避難。
チキングリルサンドや、クォーターパウンダーに齧りついて、なんだか子等は嬉しそう。
頼むよぅ~。
れいん、れいん、ごぉ~あうぇ~い。

翌日。
13日の金曜日である。

これはもう、覚悟をきめてお家にいよう。
せっかくだから、子等を励まして、キッズルームの大掃除にでも取り組もう。
が、子1はお友達の誕生会ついでに、「グラッジ2」かなんか観に行くことになり帰りが遅い。
そこで、子2のおやつに、お葱いっぱいなんでもありの、お好み焼きなんか焼いてみた。
が、どうだ。

雨に濡れそぼって、ジェイソンが我が家にやって来た。
………
燃えるような、オレンジブラウンの毛並み。
金色に、鋭く光る瞳。
戦慄である。
恐怖である。

だって鳴いていたんだもん。
うちの外階段の脇っちょのとこで。
ジェイソンは、生後一ヶ月くらいの仔猫ちゃん。
この日に出遭ったら、そりゃ「ジェイソン」しか呼び名が浮かばない。
シャンプー、虫下し、目薬に耳薬。
どこかの飼い猫らしくって、とっても人馴れしてて蚤もいない。
「あいや~。ま~た里親さん探さにゃ~」
と、ほうじ茶啜る雨の夜。

翌日。
う~そ~!
降り止まぬ雨の中。
ジェイソンの、毛色の違う姉妹仔猫保護。(子2が「ミニー」と呼ぶ)
ジェイソンの、母猫かと思いきや、丸っこい父猫も保護。(子2が「ダッチ」と呼ぶ)
なんと健気な。
シングルファーザー猫一家。
およっ?
庭のひと隅にある、ストーリッジハウスの物陰からは、わらわらわらと五匹ほどの真っ白な仔猫ちゃんが。
う~そぉ~!!
いくらなんでも、飼えないことは子2も承知です。でも、大雨警報発令下の、悲惨な雨空の週末。
軒の下くらい、喜んで貸しましょう貸さいでか。

と、いうことで、少し肌寒な日。
姐やんは、サフランたっぷりの、コシードという、スパニッシュなポテトシチュウみたいなの煮込んでみたの。
サフランは、女性の味方の、海の風味するようなやさしい漢方。
レディースデイには、手足の先々まで温めてくれる、血の道御膳と言えるでしょう。
(子宮収縮作用があるから、妊婦さんはサフラン食べちゃだめよ)
フルーツもたっぷり浮かべて、ノンアルコールのサングリアも作ったし、あとサーディンの燻製を鷹の爪でピリッと辛く炒めてみたの。
そしてたっぷりのオレンジ。ちょいと気分はバレンシア。

なんてとこで、雨の一日は過ぎていくのでした。
でも、子2は、降り止まない雨のせいで、外猫たちが気になって気になって、眠りも浅いよう。
うさぎたちは、外ケージを蹴って、珍しくスタンピングなんかして落ち着かないし、家猫たちもハタハタハタハタ走ってる。
わんこもなんだか、淋しがってきゅんきゅん言っていて、何もかもがそわそわと落ち着かない。
「あ~雨は嫌じゃのぅ~」
夜が明けても空は仄暗い。
「仔猫たちが、雨に濡れたら死んじゃうよ~死んじゃうよ~(英)」
なんだか子2もぐずってる。
そんなこんなで、動物たちの様子を見に、子2と外に出たんです。
「ほ~ら、キツンは大丈夫でしょう?心配してないで、お家の中に入りなさいよ~」
かなんか、子2に言い聞かせていたそのとき
姐やんは、体がず~んと重く沈みこむような感じがして、その場から、一歩も動くことができなくなったのです。
「…あ~…だめだわめまいする。寝不足なんだわ~。寝なおさなくちゃ私、このまま寝なかったらきっと倒れるわ~…」
と、いつになく体調を気にしました。
「マミちゃん、今ハウス、シェイキングしたね」と子2。
この言葉で姐やんはっと我に返り
すわ、北朝鮮か?イラクか?
テロがついにハワイにきたか?
「(レディエーション、放射能汚染が怖いから)とにかくお家に入りなさいっ!」
ええ。
姐やん真剣でしたとも。

そして、パンツいっちょで出てきた相方。
「お姐さん、地震だ地震。また揺れるかもしれないから子1起こして。
もし、ハワイ島が震源の地震だったら、津波のおそれもあるかもしれない。これは停電になるぞ。
ただちに全員集合!指示に従って配置につけ~!(英)」
さすがミスターエマージェンシー。
ああ父さんの、独壇場の、緊急事態がやってきた。

ミスターエマージェンシー、ガリガリガリッと、手動式電源要らずの緊急ラジオを手回しで使いこなし、我々は、ニュース速報に耳を傾けました。
そして、緊張感の緩い姐やんが、のんびりシャワーを浴びている素っ裸のときに、相方の予測どおり、無情に電気は切れたのです。
子1は、起こしても眠くって起きやしない。
ハワイの、暗くて長い一日は、姐やん完徹のままやってきた。
はたして一体どうなることやら?
………
と、ここで引っ張るように、終わらせよう。(笑)













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Last updated  2006.10.20 19:22:40


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Comments

鳳珠 @ Re[1]:CLARINSの「Instant Smooth」(02/06) lumi6765さん >もうさっそくHP行ってみ…

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