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4月10日は県議選の投票日だというのに、浦安市内にはポスターが一枚も貼られていません。
テレビなどで報道されているように、浦安市は今回の地震で、市の約75%が甚大な被害を受けました。
建物全壊 8 棟
建物半壊 470 棟断水 33000 戸
下水道使用制限 13000 戸このような状況下で、浦安市長は、災害復旧を最優先させるために選挙準備人員を確保できないこと、また、投票所の安全性を確保できないことを理由に、県議選の実施を拒否しています。
そんな中、おととい、優と散歩しているときに、自転車に乗った一人の女性が後ろから声をかけてきました。
何だろう? と振り返ると、その方は、自分の名前を名乗って去って行きました。
県議選候補の一人だったのです。
その方は現役議員ではないため、知名度がありません。
候補したものの、ポスターを配ることもできず、このような状況下で派手な選挙運動もできず・・・ といったことから、あのように地道にたった一人で、自転車で自分の名前を叫びながら活動していたのだと思います。
選挙の行方はまだ不明です。
このまま浦安市が選挙を拒否し続けたら、候補者がいたにもかかわらず、浦安市からは一人も県会議員が出ないことになってしまうでしょう。
そうなれば、将来的に、さまざまな場で、市が不利な状況に立たされることが予想されます。
県が各市に割り当てる予算だって、強い立場で主張できる市出身の議員がいなければ、どうなるかわかりません。
災害復興は現時点では最優先させるべきだけれども、長い目で見て、 県議選を行うことは、非常に重要だと思います。
浦安市民の中には、県議選に投票したいと思っている市民も多くいるはずです。
私もその一人です。
もし、選挙に必要な人員を確保できないのであれば、喜んでお手伝いしたいとも思っています。
被災された地域の方々が選挙どころではない、という気持ちはよくわかります。
だからこそ、選挙が可能な地域の住民がお手伝いして、なんとか選挙を実施できればよいのですが。
浦安市長は、今回の災害では、これまでの経験と人脈を生かして、いち早く政府とかけあってくれ、いち早く復興に尽力してくれたと思います。
でも、市民の投票権を市長の一存で奪われてしまうのは納得がいきません。
一応、自分の意見は市の選管事務所にも伝えました。
どのような返事がくるかはわかりませんが、市民の声にこたえて、市長がかたくなな態度を崩してくれることを期待したいと思います。
P.S.
いつになく、まじめ~なブログになってしまったので、この日記は適当にスルーしてくださいませ
翌日、選管から返事があり、現在もまだなんとか選挙を実施できるよう調整中とのことです。
やはり、最大の問題は、選挙管理人員の確保よりも、被災区域の投票所の確保なのだそうです。
もし選挙を実施できなかった場合でも、後日、補欠選挙という形で実施する予定なので、完全に浦安からの議員が欠員となることはないとのことでした。
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