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2013年05月18日
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野村萬斎 狂言の現在(横浜)

ワークショップ
出演:深田博治
萩大名
出演:野村萬斎・竹山悠樹・破石晋照
釣針
出演:野村萬斎・深田博治・破石晋照・内藤連・飯田豪・中村修一

すみませんがあらすじは端折ります。

今日のお初は595人、初見じゃない人の多さに若干やりにくいと言っておられました。
確か大阪でも埃が落ちてきたような気がするんですけど
今日も2回落ちてきて、一度目は拾って袂に入れてました。
あれが桜の花びらとかなら風流なのにね。
萩大名は大名はエライことをアピールするために、客席近くまで寄って挨拶すると。手動式ズームアップw。橋掛かりからの歩き方も役柄で違うと、ノーマル、山伏、女とやってくれました。太郎冠者が主に歌を伝えるのにブロックサイン=カンニングを使う。皆さんも手に方程式を書いたりしましたねと。「幕がないんだよねー。私、いません。」って言って鏡の間から喋ってみたり、面白かったです。座席数の割に、舞台が狭いのか、橋掛かりがかなり短い気がしました。
大名が覚えられなかった歌をリピートアフターミーで言わせる萬斎さん。
「七重八重、九重とこそ思いしに、十重咲きいづる萩の花かな」
予習してきたのに、私も歌えないんだから、大名はバカじゃないと思うw
萬斎さんも新地を過分に所領できるくらいの人だし、
歌の教養はないけど、バカではないと。
「釣針は、文楽でも歌舞伎でもあるんだよ。泉鏡花の天守物語では○○が釣れてね」と話されてて

「婚活の話。定まってない妻ならいるのか」は定番メニュー。
万作さんが仙台で公演のため、石田さん、高野さん、月崎さんはそちらに行かれて
今日は萬斎さんが最年長の若手チームだそうです。
石田さんが60過ぎってびっくりでした。考えたことなかった。
色々面白かったのに、メモ取れないので忘れちゃって勿体ないです。

石の話、何ていってましたっけ?誰か教えてくださーい。

解説の後の深田さんのワークショップ。
釣りあげるものは、地元大分では関の鯛だったけど、ここでは何にする?と聞いたら
「サングラス」と答えた人がいたので、戸惑いつつもみんなで「サングラス~を~つ~ろうよ~」2コーラス目の若干上げる処が難しかったですね。
更に汗をかきかき、のぼうのレロレロ、ひょろろんを
客席を煽りつつ、テンション上げて熱演してくれたのですが。
最初に客席の分まで自分で言っちゃって倍疲れてましたw
何度も下がっては鏡の間を確認して、引き伸ばし
舞台の袖では裏方さんが控えててそれこそブロックサイン?
萬斎さんは着替えに時間かからないだろうしという疑問は始まると氷解。
出てきた萬斎さんの烏帽子が烏帽子じゃない。
黒い薄手プラスチックの書類ケース素材+黒テープ?で
作ったと思われるレアな烏帽子。
忘れてしまったのか、壊れたのか。
「大名」だし、無しというわけにはいかないんでしょうね。
力作でした。形は完璧。誰かハンズとかに走った?
万作さんは孫聟なので烏帽子は使わないと思うんだけど、予備もなかったのかなー。。
私は初心者で、烏帽子姿が楽しみだったけど、これはこれでレアだからヨシかなと。
庭の主人が話す間、萬斎さんはいないものとしてワキ柱で待ってますが
(解説で見るなって言われたけど観ますよ)やたらと瞬きが多くて
身体も少し揺れている。違ったら申し訳ないけど
お手製烏帽子は顔を傾けても落ちないように深くきつめになってたと思うし
切り口は白くほつれてるのが見えてて痒いのかなとか。動き出したらいつも通りだったけど
骨折を全く感じさせなかった萬斎さんなんですが、
やっぱり辛かったのかもしれないなーなんて思っちゃいました。的外れだったらゴメンナサイ。
今日の素襖は折り鶴柄の濃藍ではなく、土色の紋を散らしたような柄。
チラシのあの色はよく似合って舞台映えするので残念でした。
萬斎さんがカラー診断したら、色白だしブルーベースではっきりした色が似合いそう。
萬斎さんのちょっとした所作は万作さんに生き写しだなと思う場面が時々ありました。
床几の上で太郎冠者から主人に顔の向きを変えるときの
ささささっという足の動きがユーモラスで好き。
太郎冠者に怒られて「こりゃまた失礼しました~」
みたいに扇子で口を押えるのは植木等的。
萩大名では、大名は備後砂を干し飯に見立て、風流な石を欠いて火打石に、
宮城野産を「みやげにせい?」、萩が散ったら赤飯のようだ
白梅の意味もわからず、まー家来にしたら顔から火が出るような無粋なことを次々に言い放ち。
そのたびに「しーっ」と止めるのですが、竹山さんの止める前の顔、
止めた後の顔にもうひと押し欲しいところ。
DVDの太郎冠者の萬斎さんは表情が豊かすぎて、笑いの神がついてるんだな。
きっと若手陣も巧いと思うのですが、これからも何回も観たいですね。

釣針。
やっぱり萬斎さんは狂言界のスーパースター太郎冠者。キュートすぎ。
年の頃を主と相談して「14~15じゃ若い」「40~50はふけすぎです」にどっと笑いが。
神様に祈願した後の寝顔も可愛い。解説では一秒って言ってましたがもちろんもっと長いです。
この演目では太郎冠者の笑顔が沢山見られるので、
ジャンプしたり、スキップしたり(してない)、ほんと嬉しいです。
主がお告げの夢に見た通り太郎冠者が釣り竿を発見しますが、
それを見ても驚かないのが不思議でした。
そしてその竿をゴロンと音を立てるように雑に扱うので、
神様からいただいたものを丁寧に扱わないのもまた不思議。
今回見る前に狂言六義(和泉流のあらすじ&台本で江戸時代のもの)を
読んでいったんだけど、違いがいくつか。
・「主が恥ずかしがって柱に抱き付く方法もあるが、これは滑稽で卑俗的すぎるか」と注があり舞台でもやっていませんでした。かわりに太郎冠者が、嫁となる女に話しかけるのにもじもじして指を突き合わせること×2が可愛いです。
・六義では釣竿をみて驚くとありますが、実際には驚きません。
・一番の違いはラスト
六義では太郎冠者はみめのよいのを選んで、さあ祝言をしようと退室して終わりになります。
ラストは狂言らしいオチに変え、驚くシーンは際立たせるため一回のみのしたのでしょうか。また昔の人は、不思議なこともさもありなんとあっさり受け入れ、いただいた物もさほど大切にはしなかったのかな。などと考えてみたり。
太郎冠者は着物を取らない女に「600年も、万万年も一緒にいよう」と口説きますが、600年とつけたのは近代以降なんでしょうね。

あと余談で。
二人が祈願する恵比須様ですが、恵比須は蛭子とも書きます。
舞台では主がヒルコノミョウジン、太郎冠者がエビスサブロウ様といっていましたが
六義では二人とも「ヒルコノミョウジン」で、中世以降に恵比寿様と呼ばれるようになったと注にあります。古事記ではイナザギとイナザミの最初の子供は骨が無く「ヒルコ」と名付けられ、葦の船に乗せて流されます。のちに民間信仰で復活して蛭子→恵比須、商売と魚釣りの神様になり、その子供は三郎と名付けられ、蛭子・夷は字面がよくないので恵比寿となったと。
ヒルコは野田秀樹がお芝居で使ったエピソードなんですが、強烈で印象に残ってるんですよねえ。
神の最初の子が障害児で捨てられたとあえて記録されるのはなぜか
そして民間信仰で復活って、色々と研究はあると思いますが興味深いです。

イケメンと噂の中村君は乙の女で面をつけていて、拝見できなくて残念でした^^;













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最終更新日  2013年05月19日 18時04分55秒
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