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こんばんは、ほうとうです。 出羽三山巡りの話も今回で最終回。湯殿山神社はほぼほぼ、月山頂上の月山神社も内部は撮影禁止となっているので、写真はありません。ご了承ください。 さて、ツアー一行は、9合目の仏生池小屋を出発し、月山頂上と月山神社を目指します。 今年はほぼ見かけなかった ハクサンシャクナゲを仏生池と大峰手前のモックラ坂の途中で見ることができました。 残雪をバックに咲くコバイケイソウ 大峰のピークから品倉尾根 この先道は緩やかで、またお花が多く見られます。 トウヤクリンドウとヒナウスユキソウ ヒナザクラ チシマギキョウ その名からわかると思いますが、北海道で発見された高山植物です。 いよいよ、山頂が目の前に。 残雪と頂上月山神社 例年なら軽アイゼンが要るのでしょうが、今年は?高温で雪が柔らかいので、しっかり靴底全体を雪面に押せば歩けます。 三角点山頂で皆で記念撮影して、回り込んで月山神社に参拝に行きます。 小休憩後、西へ向かう鍛冶月光(かじがっこう)という坂を下ります。 頂上から姥ヶ岳 お花畑の登山道 夏スキー お花畑で月山を振り返る 姥ヶ岳の手前、金姥という分岐で右に分かれ、北西に下って行きます。 ちょうど お花畑がある開けた場所で、お弁当。(ガイドさんがこの場所を見つけておいてくれたな。) 清身川から湯殿山 この先、連続する鉄梯子や、岩の急な階段道(水が流れている)を急降下して湯殿山神社の裏手に出ます。 含満(がんまん)の滝 少し下って、湯殿山神社に到着。裸足になって皆で参拝しました。 自然が造った珍しいものがご神体でした。 2日間にわたって出羽三山を巡礼しましたが、日本百名山・花の百名山である月山が素晴らしかっただけでなく、全体として濃い内容の良いツアーに大満足でした。
2024.07.31
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こんばんは、ほうとうです。 羽黒山参拝後、昼食を摂って、再びマイクロバスに乗って月山高原ラインを走り、月山八合目に到着、バスを降りて、ここから登山開始です。晴れた週末ともあって、駐車場は一杯でした。 駐車場脇にレストハウスがあり、すぐ上の段から弥陀ヶ原という広大な湿原が広がります。 ニッコウキスゲ ヤマハハコ 湿原なので、 池塘も多く、周回するハイキングコースもあるのですが、我々は時間の都合で、真っすぐ突き抜けて登ります。 ハクサンフウロ 弥陀ヶ原の一角に、月山中ノ宮(御田ヶ原参籠所)があり、 神兎と月山が一度に仰げます。 ハクサンチドリ 無量坂を緩々上って行くと、 ナナカマドも見られ、振り返るとすぐ眼下に弥陀ヶ原の広さが分かるようになります。 登山道は北稜線に乗ります。 シラネアオイ チングルマ(白)とイワカガミ ハクサンイチゲ ミヤマリンドウ さすが花の百名山、百花繚乱といった感じです。 午後4時過ぎに、宿泊する仏生池小屋に着きました。 仏生池 夕食まで少し時間があったので、周りを散策。 仏生池小屋の夕暮 仏生池の日暮れ 夕食はさすがに山岳信仰の山なので、肉類はありませんが、山菜を中心に数多くのおかずが出て、満足しました。 夜が明けて、ご来光を拝めたらと外に出ましたが、ガスっていて残念。 仏生池小屋の朝 鳥海山も眺められませんでした。 でも、これから登る山頂と、湯殿山へ向けての下りに胸が高まります。
2024.07.26
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こんばんは、ほうとうです。 13から14日(土日)の2日間行われた、モンベルのツアー(MOC)に参加して、山形県鶴岡市の出羽三山を巡って来ました。 出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山のことで、それぞれが現世、前世、来世を表すとされ、この三山を巡ることは「生まれ変わりの旅」とも呼ばれます。 羽黒山は山頂まで車道が通っているし、湯殿山山頂には登山道が無いことから、この二山はそれぞれ参拝・観光客も多いのですが、羽黒山は羽黒派古修験道(北方系、奈良県の大峰山は南方系)の道場で、山伏や白装束(死装束を意味する)の巡礼者もまま見かけます。 我々ツアー一行は、チャーターのマイクロバス運転手さんの説明を聞きながら、羽黒山山頂(標高414m)へ到着し、ここから参道を下って門前町で食事となります。 紫陽花咲く参道 芭蕉翁像 俳聖、松尾芭蕉は「奥の細道」でここにも立ち寄り、一句詠んでいるのですね。現代の我々から見ると、“ハイク・ロングトレッカー”ですね。 三神合祭殿 月山と湯殿山は標高が高く、冬は雪深くて登拝は困難なことから、ここに三山の神が一つに祀られているのです。それにしても巨大な萱葺屋根(高さ28m)で、東北のパワーを感じます。巨大なので、必ずどこかの部分が葺き替え工事しています。(一昨年訪れた岩手県平泉の中尊寺も凄かったなあ。) 扁額も三つ掲げられています。(羽黒山だけ「出羽神社」となっています。) 鏡池のコウホネ 三神合祭殿の前には、鏡池があって、多くのカメラマンが大きな望遠レンズを付けた一眼レフを三脚に載せて待ち構えていました。この池にはカエルがいて、それを狙って「アカショウビン」という鮮やかな鳥がやって来るので、待っているとのことでした。しかし、参拝客が多い中、アカショウビンも中々来辛いのではないでしょうか。 池の端では、 オカトラノオとシジミチョウが見られました。 鐘楼 同じく萱葺の鐘楼も迫力充分。鐘は古くなって音色が悪くなったので、大晦日くらいしか撞かれないそうです。 山頂広場から2400余段の石段の参道を下って行きます。 老杉の参道 一の坂まで下って来ると、平将門の時代に創建されたという国宝・五重塔です。 国宝五重塔(修理中) 彩色はされておらず、白木の建物で、現在建っているものは南北朝時代に再建したものだそうです。 もう少し下って、祓川(はらいがわ)を渡る所に 須賀の滝なかなかの良い滝です。 継子坂を登って、入口である随神門に着き、門前町のお食事処へ徒歩移動。 魔除け 玄関に独特な魔除けがあります。と思って、座敷に通されると、 山岳信仰の神棚がありました。店の人に聞いてみたら、元々は門前すぐの所にあった宿坊だったそうですが、少し離れた現在地に移設したそうです。 生で見ることができ、大変参考になりました。
2024.07.20
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こんばんは、ほうとうです。 7日(日)、広島県庄原市と島根県奥出雲町との境にある、吾妻山(標高1238m)とその東の大膳原を歩いて来ました。 比婆山連峰の西側に位置し、池と湿原、草原と東斜面から南側にかけて自然林が残る、お手軽に花や美林を楽しめる人気のコースです。(なので写真が多くなります。) 旧吾妻山ロッジ付近のトイレがある駐車場に車を止め、池の畔に歩き始めます。 ヤマアジサイ サワギクの仲間 サラシナショウマと小坊主の木 花畑、池、ロッジの屋根 カキツバタ スイレン池(原池) 小坊主という草の丘から草地に入って行きます。 オミナエシ ギボウシ 展望台となっている小彌山に登り始めます。 カワラナデシコ(ピンク)とウツボグサ なおも登ると、わずかで山頂です。 山頂直下から大膳原 ここから、キャンプ場がある大膳原に行ってみます。 下って来ると 良き林に入り、分岐を東へ緩い坂を下ります。 間もなく草原に変わり、 大膳原から吾妻山 大膳原から立烏帽子山、池ノ段、竜王山 草原の北側にわずかに下ると 大膳原キャンプ場休憩舎とテントサイトがあり、水場、トイレも林間にあって、なかなか穴場だなと感じました。 ここで小休憩した後、ロッジに戻ります。 吾妻山の南側 南ノ原では、陽射しが出て来ました。 栃の木 駐車場に戻りましたが、大池の周りを歩いてみます。 睡蓮一輪 大池の端にサワギクの仲間がいっぱい咲いて、密やかな舞台のようでした。 距離や高度差も少なく、お手軽に多くの見所を楽しみ、充実した山行となりました。
2024.07.16
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こんばんは、ほうとうです。 6月29日(土)、天気の悪い週末でしたが、土曜日は雨の降らない時間帯があったので、近所を散歩してみました。 うちから山手の方を見ると、急な斜面の中腹に神社が見えます。地図を確認すると草津八幡宮とのことでした。地図を頼りに行ってみました。 茅の輪(ちのわ) 広電宮島線を渡る 広電の路面電車は、西広島(己斐)から西は専用軌道を走ります。でも、古い町並みの間を通り過ぎて行くので、また風情があります。 八幡宮石段 石段途中から南東方角 夏の手水 手水(ちょうず)はセンサーで反応して竹筒を模したパイプから出て来て、柄杓(ひしゃく)を使わなくても良いように、なっています。コロナ禍以後の工夫ですね。 茅の輪くぐりをして穢れ(けがれ)を払って、あと半年を無事に過ごせるようにお祈りしておきました。 造り酒屋 八幡宮の下には、旧西国街道とそれに沿った町並みが残っています。 西国(宮島)街道案内板 旧街道の町並みを楽しむのもいいですね。 草津は、かつてすぐ南に漁港もあって(今では埋立地の先にあります。)、水路が入り込んでいます。これに小舟を入り込ませて、物流も行っていたようです。 西国街道の桔梗
2024.07.01
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