ひとりで楽しも。

伝聞をグログに書くのはアレなんですが


私のお友達のヲタクなメンズの中に
特養で働くかわいい茶髪の男の子がいます。
さいきん、彼の職場に新しい方が入られました。

Ｋ山さん。５５歳。
もと銀行員。
お母様の介護のため退職。
その後、お母様はグループホームへ
入居されたそうなんですが
いかんせん５０歳過ぎての
就職活動は容易ではなく、
Ｋ山さんは通信教育で介護の資格をとり
全く未経験のこの業界へ
飛び込んだそうです。

Ｋ山さんはマジメでとにかく一生懸命。
待機するときはかならず
両手を前に組み、立っておられるそうです。
茶髪君の指示にも

「承知いたしました」

家政婦の○タ？

「掃除機の使い方わかりますか？」と聞くと

「家内がやってるのは見たことが
ありますが．．」

と答えた、Ｋ山さん
気がつくと、掃除機をフットボールのように脇に抱え、
一生懸命掃除をしていたそうです。

ミーティングの自己紹介では
延々１５分も演説をし、
何か質問は？と聞かれると
仕事の内容じゃなくて、まっ先に
この会社の役員や組織を聞いたというＫ山さん。

○○名人との対決を夢見て覚えたという
将棋で、お年寄りの相手をするＫ山さん。

激動の時代を駆け抜け
銀行一筋、マジメ一貫で働き抜いて
それなりの地位に
いらっしゃったであろうＫ山さん。

わたしはその話に不覚にも

萌えてしまったのでした (*´д`)。

がんばれ。日本中のＫ山さん。

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