世の中は不景気。 1円でも安い品物を買おうと群れをなしている人が多い。 かと思えば、1人1万円のディナ-を楽しんでいる富裕層もいるのが現実だ。
何故富裕層と貧乏人の差が出来るのだろうか? 富裕層の人はとにかくリスクを恐れないし自分で考えて果敢に投資をする。
貯金で稼ぐ金利より投資で稼ぐ利益の方が数倍も資産を作るのに適しているのを知っているからだ。
その反対に私を含めた貧乏人は、他の人と違った行動をなかなか取らないし、リスクを怖がる。
株式投資はやらない。 収益物件は買わない。 為替投機も金の投資もしない。
定期貯金と普通預金で金利が少なくても我慢している。 変化を嫌うし決断力がないから経済的な弱者になってしまうのだ。
私の知る韓国人が、昔、沼地を思い切って買ってそこにパチンコ屋を建てた。
人も通らぬ田んぼの中とあって仲間から馬鹿呼ばわりされていた。
ところが駅前パチンコから郊外型パチンコの先端を行き、沼地を埋め立て、広い駐車場を作ったのが人気を呼び連日押すな押すなの大盛況。
それまで鳴かず飛ばずだった人が5年で数十億円の資産家になった。
他人に意見を聞き、石橋を叩いて渡る人は失敗も少ないだろうが大金持ちにはなれないという教訓話でもある。