臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年05月05日

★不動産を安く購入するには法人ごとＭ＆Ａで買うことです。★

カテゴリ：住まい

通常、不動産の売買は売り主がいて買い主がいる。　その仲介をする不動産会社がいて契約は成立します。
所が不動産を所有する相手が法人の場合は、会社ごと売買する手法もあるのです。これが出来れば不動産の一番安い購入法となるのですが．．．．．．。

しかし、ホテルの所有者が有限会社や株式会社と言った法人の場合は、その会社の役員変更をするだけで事業をそのまま存続できるメリットがあります。
ですから許認可を必要とする不動産業や建設業でも頻繁に会社のＭ＆Ａで経営権が移る場合が多い。

通常の不動産売買であっても、「売主が法人」で「買主はその会社ごと購入する」のであれば、不動産の所有権移転登記をしなくても済むし、譲渡税や取得税がかからないメリットまであります。

不動産を所有している会社を購入した人は、その会社の経営を引き継いで成長させる夢もあります。

デメリットは、売買しようとする会社が他に借財を抱えていたり、隠れた債務保証をしているとやっかいです。
新規に役員となった人が前経営陣の残した借金を引き継がなければならない危険性もあります。
法人のＭ＆Ａは、まず税理士に決算書類を精査してもらう必要があります。

そして契約条文は不動産コンサルタントまたは弁護士に依頼する細かい神経も必要です。
訳も分からない人が会社を安易に引き受けるととんだ火傷をすることになりますから良く注意しましょう。