臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2018年01月30日

★「私は借金が１５億円あります」あるサラリ－マン投資家の弁★

カテゴリ：資産家への道

本日来社された投資家の方が「私は現在１５億円の借金があります」と豪語されている。
大きな借金をすることが平気になる恐ろしい世の中だ。
借金の額を自慢する風潮はバブル末期です。
「それ以上の借金は身を滅ぼすので投資はおやめになった方が良い」
そう話しても聞く耳を持たない投資家さんは心配です。

「自己資金ゼロでアパ－ト１棟を購入した。」
そんな芸当が出来る人は、余程金融機関の信頼が厚い資産家さんか高収入の方です。誰でも、幾らでも金融機関が購入資金を全額貸してはくれるほど世の中は甘くはありません。

自宅を担保にして、購入する物件を担保にして、お金を借りられるだけ借りてアパ－トを購入した後には多額の借金が残ります。

借金は返済しなければなりません。低金利だから何とか家賃収入から返済の元利金が支払える。

仮に金利がどの位上昇したら危険水域になるのか、不動産価格が下落したらどうなるのか。マイナス要因を勉強していない投資家ほど先行きが危険だ。

１５億円も借金をして得意になっているオ－ナ－さんの話を聞いていると、バブル崩壊後に借金が返済できなくなって、首を吊った沢山の不動産業者を思い出して心配になりました。
世の中は計算通りに上手くいかないものですよ。

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