臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2018年02月01日
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カテゴリ: 住まい
土地の広さが100坪もある。建物の広さも60坪。但し築年数は50年を超えます。そんな土地付き建物が売買されました。
田舎暮らしを求める人なら垂涎の的になるような住宅です。
売買契約が締結されたその時に、売り主の両親は目に涙をためて悲しんでいた。
子供達との思い出が沢山詰まった歴史ある家なので気持ちは分かります。



夫婦が交代で毎月病院通いをするようになり、体力の衰えも激しく杖をついてようやく歩ける状態になってしまいました。

それを見かねた子供が、自分が住む東京のマンションに売り物が出たからと引っ越しを勧め、買い換えのために自宅を処分する事になったのです。

それぞれの家には歴史があって、思い出も沢山詰まっています。
離れがたい気持ちが痛いほど分かるのでこちらもついもらい泣きをしてしまいました。

核家族社会の悲哀なのか、それとも子供の近くに引っ越しが出来ることは喜びなのか? 可愛いかった孫は大学生で昔の面影はない。

マンションという新居に引っ越しても近隣には知り合いが皆無という寂しさもある。

マイホームは子育て時代。子供を独立させる時代。そして子供のそばに引っ越す「最後の住まいに買い換える」時代と、歴史が刻まれていく。
マイホームをもてない高齢者は、良くも悪くも思い出の歴史が無い。

市場では評論家が「マイホ-ムは買うより賃貸が有利」とか、「いやいや毎月支払う家賃が勿体ない。資産価値が保てる購入派が有利」と論争をしているが、数字に表れない思い出の事をを忘れているようです。


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最終更新日  2018年02月01日 18時10分37秒
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