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それにしてもラオス。最後の最後にヤラれました。山国であるラオスでは、移動は主としてバスを利用することになります。通常、だいたいの旅人が乗るのは、エアコンの効いた「ツーリストバス」や「VIPバス」と呼ばれる、わりと大型のバスです。そして、体力&気力に自信があり、「金はないけど、時間だけは腐る程ある」という旅人は、荷物を満載したエアコンなしのローカルバスに乗ることも出来ます。今回、バンビエンからヴィエンチャンを越えて、国境に行こうと、町外れのバスターミナルに向かったところ。オヤジ「あ~、ヴィエンチャンね。はい、35000kip(約400円)。 バスは~、ないから、コレに乗って!!」とオヤジの指差す方にあったのは、タイでいうところの「ソンテウ」、つまり、乗り合いトラック。背中を伸ばすと天井に届いてしまう程の狭い荷台に押し込められて、ガタゴト道を、ゴトゴトいいながらのんびりとトラックは走ります。途中の道々で人を降ろして、乗せて、降ろして、乗せてを繰り返し、よくわからない団体に捕まって、助手席の人が酒を飲まされたり、狭い窓から、木々の濃密な緑の匂いが、風とともに入ってきます。深い山間の道を、人を満載したトラックはおじいちゃんの歩みのようにゆっくりゆっくり進んでいきます。ヴィエンチャンまで4時間半。非常に快適な陸の旅でした。いや、一応楽しかったですよ。かなりしんどかったですが。ただ、これで、料金がローカルバスと同じという点が、気に食いません。というわけで癒し系山岳国家ラオス、フォトアルバム、公開しました。 ↓ ↓ ↓ラオスアルバムどうぞ、覗いてやって下さい。余談ですが、昨日の話しの後日談。実は、昨日まで私が泊まっていたゲストハウス。コーンケーン大学生や職員の間では、有名な幽霊ホテルだったんだそうです。そりゃー、出ますよね。握手した&夢聞いた人昨日5人 合計97人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.29
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ラオスのお金、kipが尽きてしまったので、実は昨日から、国境を越えてラオスから吾がホームグラウンド、タイに帰ってきました。国境の街ノーンカーイで、アジア一周を祝して少し贅沢をしようと、街の中で比較的込んでいた食堂へ。私が注文したのは「トム・ヤム・タレー」タレー=魚介類。つまり、エビやイカ、貝などの魚介類がゴチャゴチャ入った、ちょっと贅沢なトム・ヤムスープです。値段も1つ70B(約210円)。普段1食20~50B(60~150円)程度で食えてしまうので、大変に豪華な晩餐です。「フッフッフ、トム・ヤム・クンなんて素人の食い物だ。何も分かっちゃいない。第一、エビの殻を剥くだけでスープも冷めてしまうし、食うのだって面倒だ。出汁もエビ一色単の味しかしねー。やっぱ、違いの分かる男はトム・ヤム・タレーを頼むのさ。そこんとこ分かるかな、諸君…」などと、大変イヤミでアホなことを呟きながら、スープが来るのを待っていたのですが、途中で気がつきました。ここノーンカーイは海から遥か700km以上も内陸部。そもそも、魚介類なんて冷凍物のみで美味いはずがありません。一番バカはだ~れだ!?…はい、俺です。さて、そんな話しは置いておいて、昨日まで滞在した穏やかな山国、ラオス。国教ではありませんが、人々の信仰の対象となっているのは、タイと同じく小乗仏教で、寺や坊さんは何処に行っても大変にうやまれています。が、どうもラオスののんびりとした国民性のせいなのか、寺に行くとちょっと変わった仏像や、言っちゃ何ですが、明らかに変な仏像をよく見掛けます。まずは軽いジャブ。ナーガを背中に背負った、中々立派な仏陀像なんですが、何故か衣装がやたらとセクシーです。こちらも立派なスリーピング・ブッダなんですが、表情が他の国のものに比べて明らかに気持ち良さそうです。デブの仏陀=デブッダ。今まで、何年間もアジアを回ってきましたが、こんなのは初めて見ました。いったい、誰がこんなのを作って誰が信仰しているのでしょうか?デブな上にやたら漫画チックな顔。寺にいるよりは大阪の通天閣にでも置いた方が、絵になるのではないでしょうか。小学生の頃のあだ名は絶対に「ふぐやん」でしょう。デブな上に、雑な仏陀中学校の文化祭のクラスの共同制作で作ったのもを「もったいない」といって、そのまま引き取ってきたのでしょうか?とにかく、表情、体型、作り込み、塗装、仕上げ、全てが雑です。後ろにいる、小さい仏像の方がありがたそうな気がするのは気のせいでしょうか。どっちかといえば、仏陀というより、近所のオバちゃんというカンジです。仏陀が雑なら、寺の入り口に鎮座する狛犬(?)の方も雑です。どっからどう見ても、口紅塗ったオバQです。この程度なら、時間さえあれば私でも作れそうな気がします。最後に雑カワイイ狛犬。ラオスは全体的に、ノホホンとしていて癒し系な国ですが、信仰のシンボルも全体的にノホホントして癒し系でした。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.27
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汚い話しですが、今回の旅が始まってから、私は2回飲み過ぎが原因で吐いており、その2回中2回ともが、ラオスのバンビエンです。一度目は山に登って怪我をした翌日のこと。大治を取って休んでいたのですが、あまりに暇だったので、正午あたりから「酒は百薬の長だろ~!!」とテキトーな理由をを付けて飲み始め、結局夜の12時までダラダラと飲み続けてしまい、夜中に、便器の前でうずくまって「あぁ~ぐふぅ~」と声にならない声をあげていました。そして昨晩のこと。私が今バンビエンで滞在していた「チャンタラゲストハウス」。嘗ては「ジャンキーの巣窟」と呼ばれていたそうですが、改装したのか、今では掃除が行き届いた、窓の大きなきれいな部屋に、トイレとホットシャワーまで付いて、大変に明るい雰囲気。それでいて値段はダブルで30000kip(380円程)という、物価が高いバンビエンにあって、大変に良心的で嬉しい安宿です。そんな宿の前にはベンチがあり、宿の家族団らんの場であったり、地元のオヤジの溜まり場だったり、旅人の交流の場だったりするのですが、ここに、一日置きくらいで夕方あたりからラオスの超ストロングな泡盛、「ラオラオ」をショットでガンガン飲んでいる爺さんが出現します。この宿のオーナーだそうです。この爺さんが中々強者で、英語もタイ語も全く通じませんが、宿に出入りする旅行者に片っ端から声を掛けては捕まえ、40~50度はあるであろう喉が焼けるような酒をショットで飲ませ、「ウォ~イ!!ウェ~イ!!」と歓声を上げて喜んでいます。先日ロッククライミングに連れていてくれたMさんも、2回この爺さんに捕まって、それはもう、本当に死ぬ程飲まされたそうですが、昨日は私が餌食になりました。夕方の散歩を終えて帰ってきた私を、ベンチに座った爺さんの目が素早くロック・オンします。「ヤベェ、見つかった!!」と思った時には既に遅し。「こっちいに来い!!」と手招きされて、無視する訳にはいきません。「まぁ、ラオスkipも今殆どなかったし、タダで酒が飲めるからいいかな」と思い、同席し、例によって受け取ったショットグラスが、地獄への特急切符を受け取ったのと同意義になろうとは、この時は思ってもいませんでした。一気にグイッと喉に流し込む。「うぉぉああああ!!」声を上げずにはいられない程キツい。爺さんの方は、もう既にだいぶ出来上がってしまっているらしく、歯抜けな口にスルメを押し込んではクチャクチャしながら、体を前後に揺すって、「オマエも食え!!」とスルメやら干した魚を薦めてくれます。言葉が全く通じないので、適当にタイ語で「ディー、ディー(良い、良い)!!」「サバーイ、サバーイ(楽しい、楽しい!!」と言ってノリだけの酔っ払いのコミニュケーションを楽しんでいる間に、爺さんがガンガングラスに酒を注ぎ、自分でグイグイやりながら、私にもどんどん薦めてきます。気付いたら、私も頭がぐるんぐるんして、体が前後に揺れていました。と、そこに不幸な白人青年が通り掛かりました。酔っ払って、なくなってた爺さんの目が、その刹那、獲物を狙う鷹のような目付きに。流石はラオス。山の狩猟民族の血を引く彼らの恐ろしさをかいま見たような気がします。腕を掴まれ、無理矢理着席させられた彼は、珍しいロシア人バックパッカー。英語も大変流暢なのですが、私の方がもう、半分ワケが分からない状態になっていたので、「ディスイズ、ラオスウォトカ!!ダバーイ!!ボルシチ!!スパシーボ!!」といい加減な英語と知っている単語を並べただけのテキトーなロシア語を叫び、ロシア青年を輪に加えることに成功。これ以上飲むと死にそうなので、コイツに爺さんを押し付けて、頃合いを見計らって退散しようと思っていたのですが、3杯飲んだあたりで顔を真っ赤にしたロシア青年は「俺、全然飲めないから、もうダメだよぉ~」とベンチにぶっ倒れ、目を閉じてしまいました。「何だと!!ウォッカの国の人間のくせに何て根性なしなヤツだ!!」と思いましたが、こうなってしまっては仕方がありません。結局、4合瓶程のボトル2本が空になるまで、付き合わさせられ、部屋に戻りベットに頭からぶっ倒れると、そのまま意識が無くなりました。明け方。猛烈な頭痛と気持ち悪さで目が覚め、トイレへ直行。吐き足らないので「どうせ吐いちまうんだから」と水道水をガブ飲み(ホントは危険)して、トイレで「あ~うぅぅぅ~~~~~」と天井を仰ぎながら、木刀で何発もどつかれたような頭痛と地味な戦いをしていました。沖縄も酒に関しては大変ストロングで恐ろしいところでしたが、ラオスも負けない程恐ろしいところです。今朝方チラリと見掛けた爺さんは、元気そうでした。私は墓場から蘇ったばかりの死体のような足取りだったことは言うまでもありません。*写真は世界のヒッピーと酔っ払いの合い言葉。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.26
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世界遺産ルアンパバーンからくねくね山道をゴトゴト揺られること8時間。再び奇岩地形と川縁のバーで飲むビールが素晴らしい、バンビエンに戻ってきました。何故また同じ場所に戻って来たかって?フッフッフ、野暮なこと聞かねーで下せぇ。海パンとTシャツを宿のベランダに干しっぱなしにして忘れたからです。共同のベランダで風にはためいていたのを、無事に回収しました。突然ですが、早起きは苦手です。ですが、バスの時刻は朝8時。準備をして朝メシを食って、バスターミナルに向かうには、遅くとも6時半には起きていないと間に合いません。なので、「今日こそは!!」と、早起きついでに2日連続の朝寝坊で見逃した、坊さんの托鉢を見に行くことにしました。まだ陽も空けやらぬ、朝の5時15分に頑張って床から這いずり出し、カメラを抱えて宿を抜け出して、今日はバッチリ見ることが出来ました。が、正直にいわせて頂きます。下らない!!何故かというと、まぁ、何となくは予想していたのですが、そこいらじゅうカメラを持った観光客だらけで、動物園のパンダか何かを見てるような状態!!しかも、坊さんに食事を施しているのも、全員タイ人を中心とした観光客。それを目当てに、餅米や魚を籠に積んだ「坊さん用の食事売り」が、「ヘイ、ミスター!!坊さん用のメシを買わないか!?」と声を掛けてきます。貴重な収入源&観光資源なのはわかりますが、「餌」買ってんじゃないっつーの!!これでは、「熊牧場」や地方の「ふれあい動物園」と変わりません。しかも、写真を撮っている連中のマナーが全くなっていない。「フラッシュを焚かない」「進路を妨害しない」なんてのは、当たり前のマナーであるはずなのに、フラッシュは焚きまくる、坊さんの行く手を遮る、騒がしい、本当に、坊さんに対する敬意の欠片も感じられず、見ていて腹立たしくさえ思えます(施しをしているタイ人は別。流石は仏教国)。写真を撮られている坊さん達は、一体どんな気分なんでしょう。客寄せパンダに成り下がってしまった自分たちを惨めだと思うのか、それとも、これも仏教を広めるための、そして、街に貢献して自分たちの徳を積むためのひとつの行為として割り切り、誇らしく歩いているのか。そして、自分もそんな中の一人として一緒になってシャッターを切っているかと思うと、何だかバカバカしく、そして恥ずかしくなってきて、数枚写真を撮っただけで、その場を後にしました。我々旅行者は、その国や街からすれば、「大事なお客様」的な位置にあるのでしょうが、同時に、我々は「異邦人」であり、「その国の文化や習慣を見せて頂いている」という気持ちを忘れてはなりません。「お客様」の地位にあぐらをかいて、自分たちの価値観や常識だけで傍若無人(本人にそういう意識がなくても)な振る舞いをすることは、相手の気持ちを損ねると同時に、自分の国のツラを汚しているのと同じです。最低限、「その国の人々は何を大事にしていて、何をしてはならないか」ということくらいは、訪れる人間として知っておかなくてはならないことだと思います。別に、「托鉢の写真を撮るな」と言っている訳ではありません。自分も撮ったし。ただ、あたかも被写体(坊さん)が「鉢を持って人の間を回る人形」のような態度で相手に意志がないかのような振る舞いで写真を撮ったり、ガヤガヤやかましく騒ぐのをやめろといいたいだけです。相手は動物でも人形でもない、国教ではありませんが、ラオスの人々にとって、心の支えであり、尊敬の対象である、「僧」であるということを、きちんと理解した上で、接さなくてはなりません。国がひとつひとつ前に進んでいるように、我々も、旅行者としてひとつ進歩するべきでは?そう考えさせられた朝のひとときでした。古都ルアンパバーン。山に囲まれたメコン川に落ちる夕日が大変に美しい街でした。写真は後日公開しますので、そちらでお楽しみ下さい。握手&夢聞いた人昨日1人 合計92人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.25
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突然ですが、一昨日からラオスの世界遺産都市、ルアンパバーンにいます。ベトナムのホイアンのような、西洋建築と東洋建築をミックスしたような建物が建ち並ぶ、緑溢れる静かで美しい町です。ボッタクリも少なく、ベトナムみたいに、人に向かってカメラを向けても「$5!!」と言われることはまずないので、安心して観光が出来ます。さて、この街は寺が多くあることでも知られています。そして、毎日早朝に行われる坊さんの托鉢の風景が大変に良いとのことで、旅行者がその光景を一目見ようと世界中から訪れます。モチロン、私も行こうとしましたよ!!でも、2日連続で見事に二度寝&寝坊を決め込んでいます。本当は5時には起きないといけないのに、どうしても無理なんです。理由は簡単。ラオスはビールが美味いからです。それでも、今朝は頑張って6時には起きてカメラと財布だけを持って宿を出たんですよ。みんな、カメラを抱えて帰るところだったんですけどね。悔しいので、そのまま早朝の街を散歩することにしました。宿を出て5分程歩いていると、オウ!!フッフッフ、仏陀は俺を見捨てちゃいなかった…!!メインの通りを曲がったところに朝市発見!!路上にムシロが敷かれ、商品をドッサリと並べた人々が軒を連ね、観光客や地元の買い物客らが、ところ狭しとごった返しています。山の国ラオスだけあって山や川で採れる新鮮なものを中心の品揃え。新鮮な野菜が山積み。どれもとっても美味しそうです。アヒル、あります。モチロン、食用です。足を縛られた鶏が道に無造作に転がっていると思ったら、オバちゃんに買われていたみたいです。今日の朝ご飯でしょうか?流石は山国。蜂の子たっぷりの蜂の巣!!ちなみに、隣りのむき身はたぶん、鳩です。鳩は香港でもよく丸1羽揚げたものを岩塩と黒酢で食べるのですが、ジューシーでとっても美味しく、私は、鶏肉類では鳩が一番の好物です。「田鶏」といって香港の市場でも売られているし、前の仕事のまかないでよく食ってたので、別段珍しくはないのですが、カエルもあります。モチロン食用。カンボジアで「うまいうまい」とよく食べた、謎のブサイク魚。50cm程の巨大なのが、生きたまま売られていました。「海のものとも、川のものともつかない」と、確かカンボジアの日記で書いたと思うんですが、バッチリ川の魚だったんですね。そして、そんな魚たちに混じって、明らかにニシキヘビだと思われる巨大な切り身が売られています。どうやって調理するのでしょうか?とりあえず、私には三線を切り身にしたように見えてしまって、微妙に心が痛い気がするのは気のせいでしょうか。ビーバーのような、ヌートリアのような、前歯が2本、口からにょっきりと突き出た、ブサイクカワイイ40cm程のほ乳類が、籠に入れられて売っています。英語が殆ど通じない代わりに、タイ語がかなり通じるので、ヘタクソな片言タイ語で、店のオバちゃんに尋ねてみました。私「コレ、食べんの?」オバちゃん「うん、食べる」私「…美味い?」オバちゃん「美味い!!」だそうです。3軒程となりの店に、ボイルして毛を抜かれたものが売られていました。コレを見て、「美味そう」と思ったアナタは、ラオスの山奥でもきっと、たくましく生きていけると思います。アジアの市場はどこもだいたい似たようなもので、正直見飽きてしまった感があるのですが、久々に歩いていて興味を惹かれる山の民の生活感溢れる怪しい商品が並ぶ朝市に満足し、二度寝をする為に市場を後にしました。出口近くのシワシワのバァさんが展開する露店に、新鮮な野菜たちと一緒に、どう見ても野菜じゃないものも売られていました。たぶん、イタチかテンの仲間だと思います。私「コレ、食うの?」バァさん「あぅん、食べる!!」私「……美味いの?」バァさん「フェフェフェ、美味いで~!!」もし、街のレストランで見掛けたらトライしてみようかと思います。握手&夢聞いた人昨日1人 合計91人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.24
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皆さん、こんばんは。僭越ながら、今から自己紹介をさせて頂きます。三線マン改めまして、(↑写真は免許証と、香港のID)破戒僧です。…あ、オマエ、今笑っただろ!?今「ブフッ、ハゲ!!」とか思っただろ!!しかも「人相悪!!」とか、「髪の毛よりヒゲの方が濃い!!」とか思っただろ!!ウルセィやい!!んなこたぁ、俺が一番良く分かってるっつーの!!私のことを旅に出る前からご存知の方は、既に笑い死にしていることだろうと思います。そう、日頃の行いを悔い改めて、出家したのです。というのはウソですが、澄み渡る青空の下、断髪式を行いました。当初の予定では、1年以上伸ばして、レゲエの聖地ジャマイカでショートドレットにしようと思っていたのですが、折からの暑さで挫折。安宿の近くの青空バーバーを借りての断髪式。最初は店のオヤジに「20000kip(約260円)」と言われたのですが、隣りが寺だったので、寺を指差して、「セイムセ~イム(同じ同じ)!!」と言って、頭をグリグリしていたら「オッケー、15000(約180円)でいいよ!!」と、一瞬でディスカウントしてくれました。流石は熱心な仏教国です。同じ宿に居合わせた日本人の皆さんに盛大に刈り取って頂きました。何と、本当に偶然同じ宿に居合わせた、この旅のスポンサー、堀さんの会社のスタッフ、マサさん。昨日の日記の「Tさん」こと、岐阜のバリ舞踊ダンサー、ともえさん。同じく、「Mさん」こと、寡黙で熱きロッククライマー、まことさん。危うく、ザビエルカットや、左寄りの弁髪で放置されそうになりましたが、何とかピンチを切り抜け、人生至上、一番の短髪にしてもらいました。やっぱり涼しい!!軽い!!石けんで頭からつま先まで洗える!!ジョリジョリ触って暇潰しが出来る!!頭皮まで日焼けが出来る!!只今坊主満喫中!!坊主快適!!坊主万歳!!予定だと、来月末には仏教生誕の地インド&ネパールに向けて旅立つ予定です。この頭だと、「世界一周」ではなく、「天竺にありがたいお経を取りに行く」ことが旅の目的になってしまいそうな気がしてなりません。とりあえず、猿と、カッパと、豚を仲間にすることから始めようかと思います。お経を唱えるとキリキリと締まる金色の輪っかを探してるのですが、中々見つかりません。どなたか、売っている場所をご存知でしたら、こっそりおしえて下さい。バンビエンの町は、今日も一日平和でした。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.22
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ある人は言った。「何故岩を登るのかって?決まってるだろ、そこに岩があるからだ」そんな熱き男たち(昨日の日記参照)に、連れられて来たロッククライミング。洞窟を目指したはずが、何故か山の山頂に来てしまったり、切り株が刺さって足を怪我したり、クロックスの踵のゴムが無くなってしまったりと盛りだくさんな前哨戦を終えた我々は、いよいよ岩場へと向かいました。麓から10分程のところに、その岩場は聳えたっていました。…垂直…ってか、被さってるじゃん…。要するに、コレから彼らが登ろうとする岩場は、90°どころか、上の方に行くに従って岩が飛び出している逆斜面なのです。聞くと「100~110°ってとこじゃないかな?」とのことです。「タコを見て「食える」って最初に思ったヤツは相当なアホか変態だと思うけど、コレを見て、最初に「登れる!!」って思ったヤツも、絶対にアホか変態だろうな~」と思ってしまう程の覆い被さるような岩場です。暫く今日登るコースを物色すると、早速「ハーネス」という命綱を結わえ付ける為のベルトのような装備を身につけ、やる気バンバンのMさんが、「まずはお手本…」とばかりに被さり立つ岩にしがみつい手いったのですが、これがもう、スパイダーマンかヤモリのよう!!時にしなやかに、時に力強く、時に江頭2:50の「江頭倒立」の逆バージョンのような体制になりながら、時に、裂けそうな程の股割をしながら、ガシガシと登って行きます。ひとつひとつ、命綱を素早く岩場に取り付けて行き、25m程の高さの場所にあるゴール地点に行き着くまで、そんな大した時間は掛かりませんでした。人間離れした技に拍手喝采を送っていると、「これくらい全然大したもんじゃないよ~」と汗を滝のように滴らせながらも、笑顔であっさりと首を振るMさん。では、「大した」人達はどんなことが出来るのでしょうか?続いて、私の怪我の処置をして下さった、元北アルプスの山岳パトロールと山岳レスキューをしていたという、生粋の山男Yさん。大きな鍾乳石で出来た岩の柱を、いとも簡単に、まるで平地を這いずるかのように、ひょいひょいとゴール地点まで登って行ってしまいました。「はっはっは、コッチは簡単だからわりと登れるはずだよ~」と爽やかに言います。とてもそうは見えないのですが…。「よし、じゃーやってみるかい?」「エッ!?」一瞬心臓が止まるんじゃないかと思う程のショックを受けました。「大丈夫、大丈夫!!命綱あるし、安全面では問題ないよ~」死刑台に登らされる気分になってきましたが、私も男です。覚悟を決めてハーネスを身につけ、命綱を結わえ付け、中国の「纏足」の靴のように窮屈なクライミングシューズを履き、最初にMさんが登った方の岩場の前に立ちました。「…えーっつと……何をどうしろっていうのでしょうか…」やはり、どう考えても、人がへばりつけるような場所には見えません。だって、「岩」ですよ。しかも、ほとんどツルツルにしか見えないような、壁だよ!!しかも垂直じゃなくて、こっちに倒れて来てんだよ!!無理っしょ、マジで!!呆然と立ち尽くしていると、見かねたMさんとYさんが、「そこの右上の岩掴んで!!」と口々にアドバイスをしてくれます。言われた通り岩に捕まり、んで足は…「クライミングシューズの特性で、ちょっと足の先が乗れば体重を支え切れるはずだから、そこの小さい凹みに足を乗せて!!」小さい出っ張りに足を乗せてみると…おお、岩にへばりつけるではないですか!!つま先を折り曲げて、ものすごく窮屈に履くこのクライミングシューズは、ソールの素材の助けもあり、力強く踏ん張ることが出来るように作られているのです。よし、岩にはへばりつけたよ!!んで、次は「もうひとつ右上の出っ張り!!」アドバイスを頂きながら進んで行こうとするのですが、もう、体の中のひとつのパーツを動かすだけで、体中がプルプル震える程、ものすんご~く、しんどいのです。「左はね~、そっちの凹みだよ~」…はい、左の凹み…ですね。…といっても、私はもう…「フオオォォォォォオオオオオオオオオオオ!!!!」一挙手一投足の度唸り声を上げなkてなりません。たった3m程を登っただけで、足が産まれたての子牛のようにガクガクと震え、手の平からはどんどん握力が抜けていくのがわかります。「ムォォォォオオオオオオ、もうダメッスぅぅううううう!!!!」呆気なく体が岩から離れ、UFOキャッチャーのダメなぬいぐるみのような宙ぶらりんの状態になる私。いや、ホントシャレにならない程キツイですよ、コレ…。地面に降りてみて見ると、手のひらが真っ赤になり全く力が入らなくなっています。想像以上にハードだったこと真っ白な灰になっている間に、Tさんが別の岩場を登って行きます。「初めてやる!!」と言っていたのに、鍾乳石の巨大なツララを、小さいながらも器用に登って行きます。もう少しでゴール…という地点で惜しくもリタイヤしてしまうも、15m程の鍾乳石を着実に登りました。結局私もTさんがトライした鍾乳石のコースに後から挑み、同じ地点で落下してしまったのですが、それでも、ほんの少しだけ岩にへばりつく感覚が掴め、「岩に登る」ということが、どう楽しいのかというのが、少し分かった気がします。MさんとYさんのベテランコンビが難易度の高い岩場を幾つか攻め、夕暮れ前におひらきとなりました。振り返ると、きれいな田園風景が一面に広がっています。こんな贅沢なロケーションで、自然と対話するようなスポーツが出来るというのも、ロッククライミングの魅力のひとつと言えるかもしれません。帰り道すがらに降り出したスコールが、火照った体に心地よく染みました。まぁ、カメラを守るのに必至で、「クソッタレ!!」って気分の割合の方が多かったんですがね。モチロン、その晩に飲んだビールは最高の味でしたよ!!置き土産は2日過ぎた今日でも、全然取れない筋肉痛。改めて学んだことがあります。俺の体は重い!!ダイエット…しないと。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.21
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皆さんこんにちは。毎度、2日も日記をサボってしまった三線マンです。私は今、ビエンチャンの北130km程の場所に位置する小さな街、バンビエンに来ています。何もない小さな街ですが、中国の桂林のような美しい奇岩地形の山々と、きれいな川が流れる風光明媚な田舎町で、世界中からバックパッカーがそんな美しい自然の癒しを求めてやってくることでも有名な場所です。さて、そんなところで何をやっていたかというと、怪我していました。ラオスの山奥で、大出血大サービスです。昨日、同じくバックパックで旅をしているMさん、Yさん、Tさんというファンキーな3人の日本人と知り合い、そのうちのMさんとYさんが、ロッククライミングをしに行くというので、それに同行させて頂いたのが事の始まりでした。同じくロッククライマーの白人たちと一緒に、狭いトゥクトゥクにギュウギュウに詰め込まれて、吊り橋を渡り、小さな村を越え、やがて、傘を被った地元の人々が人力で稲を刈る、のどかで美しい景色の向こうに、見えました、山!!かなり切り立ってます。「アレに登るんすか?」「そうだよ~、楽しいよ~!!」面白半分に付いてきてしまったしまったことを早くも少し後悔する私。田んぼの真ん中で降ろされ、そこから更に真っ黒な牛糞が地雷のように点在する危険地帯を山に向かって歩くこと15分。ところが、目指す岩場の手前で「やっぱ、今は太陽がガンガンに当たってて暑くて登ってられないだろうから、近くに洞窟があるらしいから、とりあえず洞窟に涼みに行こう!!」ということで、急遽、洞窟探検をすることに。竹林に囲まれた爽やかな道を奥へ奥へと進んで行きます。すると、地元のこども4人組が向かい側からこちらへやってきます。「ウヘヘヘヘ~、おにーちゃんたち何処行くの?」「ん?今から洞窟を見に行くんだよ」「ウヘヘ~、そっちじゃないよ、洞窟はこっちだよ。ウヘヘヘ~」子どもながらに怪しげな笑みを浮かべる一番年長らしき子どもが指す方を見ると、確かに、山に向かって続いている道があります。「おお、そうかそうか、ありがとう」ということで、その道に入って行く我々。何故か、我々を追い抜き、「コッチだ、コッチ」と、先導し始める子ども。モチロン、こういう場合は、勝手にガイドをして、後から旅行者に小遣いを要求する悪徳キッズであることは、アジアの常識です。「もう自分たちで行くから、ガイドはいらないよ!!」と言っても、強引に無視してガンガン先に進んで行きます。山の麓に小さい子どもたちは残して、サンダル履きの年長のガキが急な山道を猿のようにひょいひょいと身軽に登って行きます。「ガイドはいらない」といくら言っても聞かないので、「まいったな~」と思いつつも一本道のこの山道では、後を続くしかありません。赤土の地面から、石灰岩の切り立った岩がニョキニョキとせり出して、それらを熱帯性の木々や草花が、沸き立つような勢いを以て覆い被さっている、東南アジアのジャングルの息吹を直に感じられる素晴らしい道です。道の半分以上は、斜面にへばりつくような形で登らなければならない程、かなりの急斜面。「これ、ウォーミングアップにしては、かなりハードだね」といいながらも、流石にクライマーの2人は快調に登って行きます。私も「元山屋としては負けてられん!!」とヒーヒーいいながら付いて行きます。それにしても、中々着かない。登り始めて2、30分は経過してるでしょうか?高度は順調に上がって行き、もうだいぶ山を登ったと思うのですが、一向に洞窟らしきものが見える気配すらありません。「…もしかしてコレ、山頂に向かう道なんじゃない?」不安の声が上がります。「おい、この道は本当に洞窟に続く道なのか?」「そうだよ、ウヘヘ~。あと10分だよ~」10分後。全く到着する気配もなし。空を見上げると、明らかに雲が近くなっており、我々の現在地がかなりの高度に位置していることを物語っています。「コレ、絶対山頂に行く道だよな」「間違いないッスね」「あと3分だよ、ウヘヘヘヘ~」確実に何も考えていない笑顔でガキは言います。「よし、しょうがない!!ここまで来たら登ってしまおう!!」と覚悟を決めて出発した直後に、私の右足に激痛が走りました。とっさに足を引っ込めるも、時既に遅し。道の脇にあった木の切り株の一部がグッサリと深く突き刺さり、あっという間にくるぶしまで血が流れを作ります。水で血を洗い流すも中々止まる気配がありません。久々の「血が流れる」という感触。何故か、無駄にテンションが上がります。「グヘヘ~、痛てーッス。うわぁ~、血止まんないッスねーグヘヘ~」ガイドのガキに負けない、怪しい笑いがこみ上げてきます。「どうしたもんかな~」と思っていたところへ救世主が!!何と、同行したYさんは泣く子も黙る、「元日本アルプスの山岳パトロール&山岳レスキュー」という輝かしい経歴を持つ、山と怪我の応急処置のエキスパートだったのです!!私の傷口を見て「あー、深いねー」というと、親指で傷口をひょいと押さえて、「はい、じゃー5分まってね」といって、あっという間に止血してしまい、血が止まるとタオルをしっかりと巻き付けて「とりあえずは、大丈夫だよ。後で山降りたら包帯を巻こう」ということで、素晴らしい手際の良さで応急処置を施してくれました。流石はプロフェッショナル。見ていて惚れ惚れするような手つきに感動しました。応急処置も済んだので、一路山頂を目指すことに。やがて、木が低くなってきて、青空の面積が増えてきたと思った頃、無事に山頂に到着!!目の前にはバンビエンの町を一望し、遠くに連なる山々まで一望する素晴らしい大パノラマが広がっていました。眼下に広がる田園では、人々が茶色く実った米を丁寧に刈り取っており、その脇で、水牛の群れが草を食んでは「ンモォォオオ~」と鳴き声を上げています。日差しがもの凄く強いので、立っているだけで汗が滴り落ちますが、崖の下から吹き抜ける風が、熱気で火照った体を心地よく通り抜けて行きます。「ああ、ウォーミングアップにしてはキツかったけど、来てよかったな~」と平和な気分に浸って、さぁそろそろ降りようか…って、洞窟はどうなったんだ!!ヒーコラいいながら来た急斜面な道を、またヒーコラいいながら帰り、麓で「1人$1で$4だ!!」というガキに$1札1枚のみを渡して、その場を後にし、岩場へ向かいました。ちなみに、$4という金額は、ややもすると大人が1日に稼ぐ収入以上の金額だったりします。そんな簡単にくれてやるわけにはいきません。しかも、押し売りガイドです。その後に行ったロッククライミングは、偉いことハードでした。このお話しはまた後日。とりあえず今日は、怪我の他に鬼のような筋肉痛に悩まされていることは言うまでもありません。痛て~グヘヘ~。握手した&夢聞いた人昨日2人 合計90人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.20
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サヴァンナケートから街灯もない道を夜行バスで行くこと8時間。窓越しに見える月明かりに照らし出された森は黒々とした陰をたたえ、そのどっしりとした存在感を我々に見せつけているかのようです。ほんの数年前までは、この道にも「山賊」が度々出現し、こういった長距離バスや荷物を満載したトラックなどを襲っていたそうですが、今では所々に設けられている軍の検問所の成果が上がっているのか、とりあえず、何事もなくバスは出発してからキッチリ8時間で、ラオスの首都ヴィエンチャンに到着しました。…それにしても、寒かった。ベトナムからのバスが辛かったので、「自分へのご褒美だ!!」と、ちょっと奮発して110000kip(約$13。普通のローカルバスだと85000kip=$10)の2階建てのVIPバスに乗ったのですが、これが選択の間違いの発端でした。VIPの何ふさわしく、広々とした座席はゆったりと足を伸ばすことも出来、シートのリクライニングも中々心地よい角度まで倒れてくれて、快適です。バスの下に見送りにきた人々に「オラオラ、庶民ども!!俺様はVIPだかんな!!ナメンナよ!!」無駄に息巻いてみたりして遊んでいると程なくバスは発進しました。ペコペコ聞こえるタイポップスのカラオケDVDが爆音で流れるサービスは、アジアの長距離バスのお約束。最近はイヤホンを耳に突っ込み、負けない音量でipodで音楽を掛けて乗り切るのが習慣になってきました。ペットボトルの水に飴玉まで配られて、「おお、ラオスのバス、サービスいいじゃん♪」などと思いながら、長袖の上着に袖を通し、添え付けのブランケットを羽織って、とりあえず目を閉じました。何時間くらい時間が経ったでしょうか。寒いわーーーーーーーーーーー!!!!あまりの寒さに目が覚めました。本気で、このバスに乗ったことを後悔するくらい寒い!!移動の時はいつも着ている長袖シャツに、わりとしっかりしたブランケットまでみの虫みたいに体に巻き付けているのに、心から冷えるような寒さが眠りを妨げます。ブランケットの中で、腕を擦り、太ももを擦り、鼻水をズルズルし、「ブワァアアクショイ!!」と特大のくしゃみをしたいのを必至に堪え、と、思ったら、隣りのオヤジが豪快に「ブハッ!!」と特大の寝っ屁を垂れて、その鼻詰まりにも関わらず、その香しき臭いに悶絶したり。時計を見ると、夜中の2時半を少し回ったところでした。「あと到着予定時刻まで3時間…」そう考えただけで果てしなく憂鬱になります。「嗚呼、このままだと俺は凍死してしまう…南国ラオスで凍死…カッコワリーなー」などと思いながら、眠ったり寒くて起きたりを繰り返して、もう少しでパトラッシュがお迎えに来る姿が見える!!「僕はもう疲れたよ…」と独り言を呟いていた頃、無事凍死することなく、ヴィエンチャンのバスターミナルに辿り着くことが出来ました。ちなみに、もともと冷房が苦手なせいもあり、冷房のせいで右腕の肘を痛めてしまい、未だに痛みが取れません。嗚呼、悲しき逆現代っ子。乗り合いトラックのソンテウに乗って、早朝の街へ。小僧さんを含む、坊さんの一団が朝日に照らされながら、托鉢に回っています。逆に、道の上に御座をひき、お樋を並べてその托鉢の坊さんたちがやって来るのを待っている人も大勢います。生活と宗教の何百年も昔から結びつきを感じさせる美しい光景です。まぁ、寒くてそれどころじゃなかったんですが。安宿が密集しているエリアで降ろしてもらい、レセプションが開く時間まで道の角でひっそり営業していたカフェ屋台でコーヒーを飲んで時間潰し。黒糖とコンデンスミルクが混じった甘いコーヒーは何とも素朴な味わい。冷えきった体をじんわりと暖めてくれます。が、目の前に違和感発見。酒の飲み過ぎか、それとも何か違うものでもキメてブッ飛んでいるのか、朝っぱらから頭のおかしくなったドレットヘアーの小太りの黒人が、何事か一人でわめきながら道路の真ん中で道行く車を交通整備しています。手を振り、手招きし、時にはドライバーに話しかけ、一人で何事か叫びながら、孤独に交通整備にいそしむドレット黒人。何故かサングラスを掛けており、目を見ることは出来ませんでしたが、きっと、瞳孔全開でイカレていることでしょう。屋台のおねーさんがボツリと一言「クレイジー」と吐き捨てました。奮闘するジャンキー(アル中?)を優しく包み込むように、朝日がゆっくりと昇っていきます。何だかようわからないですが、またしても「流石はラオス」と思いました。勘違いされる方がいるといけないので、付け加えておきますが、ヴィエンチャン、首都というわりにはのんびりとしたいい街ですよ。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.17
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ベトナムの帝都、フエから西へ行くこと10時間。現在私は、ラオス南東部最大の街、サヴァンナケートに来ています。US$20を出せば、1席が大変に広く作られた、足まで完全に伸ばすことが出来る快適なバスに乗ることが出来、極楽気分でバスの旅を満喫出来たはずなのに、たった$1をケチって、US$19のバスを選んでしまったばかり、「ツーリストバス」とは名ばかりの、リクライニングも全く出来ない、韓国製の超オンボロバスにぎゅうぎゅう詰めで座ることになってしまい、耳鳴りがする程声のデカイ脂オヤジとケツをくっつけながらの、大変に楽しい旅をするハメになってしまいました。バスは5時間程走ったところで、ラオスとの国境へ。無愛想でやる気の欠片も感じないベトナムのイミグレーションを抜け、7カ国目、ラオスに入国。田舎です。ものすごく、田舎です。どれくらい田舎かというと、普通、「アジアの国境にいる生き物」といえば、「野良犬野良猫」ってのが定番なのですが、私が最初に出会った動物は野良ヤギ。親子で仲良く、道ばたの草をハミハミしては、プリプリコウンをしていました。ちなみに、ベトナムのイミグレを抜けると闇両替のオバちゃんが大量に寄ってきます。今回も例によって両替レートを調べていなかった私は、US$5を両替したのですが、ものスゴく詐欺られました。$5を渡して、20000kip(キップ)が返ってきたのですが、街でレートを調べてみてビックリ!!$1=約8500kipってことは$5=42500kip!!??半分以下のレートで両替していた計算になります。…最後の最後にヤラレタ…。流石はベトナム。やってくれます。私もまだまだ、旅人としてはアマチャンです。さて、そんなカンジで落ち込む私をよそに、バスはトロトロと山道を走ります。道ばたでは犬猫よりもヤギと牛、それに鶏がハバを効かせ、我が物顔で歩き回っています。耕耘機に乗ったオヤジや、天秤を担いだオバちゃん、素っ裸のガキが歩き回る村は、電気や水道がきているかさえ怪しいような、素朴な造りの高床式の家が立ち並びます。更に5時間程走り、バスはタイと国境を接する街、サヴァンナケートに着きました。クソ楽しいランデブーで身も心もクタクタでしたが、適当な安宿を見つけたので、荷物を放り込んで、早速街を散歩。「南東部最大の街」らしいですが、ホテル以外は3階建ての建物さえ見当たらない街は、実に穏やかでスローな雰囲気です。ついでに、どれくらいスローかというと、今私は、ネットカフェのケーブルに自分のPCを繋いでネットをしているのですが、通信速度が死ぬ程遅いのにイライラします。Hotmailの受信箱を開けるだけで3分は掛かりました。でも、店の看板にはきちんと英語で「ハイスピード・インターネット」と書かれています。これで「ハイスピード」…いったい、「ハイスピード」じゃない店は、どれくらい遅いんでしょうかね?気になるところです。街をプラプラ歩いていると、目の前が突然開けて、大きな川が姿を現しました。メコン川です。対岸に見える近代的な家が並ぶ街はタイ。川幅は500mはあるでしょうか?何千年も前から人々の暮らしを支えてきたこの川は、傾きかけた太陽に照らされて黄金色に輝き、その姿は雄大で、且つ、全てのものを包み込むような、ゆったりとした柔らかさをもって、悠々と流れています。タイへと渡る船着き場には人々がごった返し、それを目当てに色々な屋台が軒を連ねていました。国境特有の熱気を孕んだ空気、夕日に照らされた人々の顔、美味しそうな食べ物の匂い、走り回る子どもたち。アジアの中でも、ここの空気はとびきり濃密で、そして穏やかな気がします。暫く、この国で、素朴なアジアに触れてみようかと思います。握手した&夢聞いた人昨日3人 合計88人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.10.15
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