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前回お伝えした通り、写真の要領が限界を超えてしまったので、この度、ブログの引っ越しをしました。コチラ↓「三線マンが行く!!<世界一周編・B-side>」以後、最新の旅の記録はコチラから配信していきたいと思います。FC2です。皆様、ブックマークに登録、宜しくお願いします。これまで以上に楽しいブログを書くべく、頑張ります。今後とも、ご愛読宜しくお願いします。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.23
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セビーリャからバスとフェリーを乗り継いで7時間。ヨーロッパとアフリカを隔てるジブラルタル海峡を越えて、私は今21カ国目、世界最西端のイスラム教国家、モロッコに来ています。船から出た瞬間に駆け寄ってくるポーターとタクシードライバー、街に出た瞬間に「ホテル!!チープ!!「ミスター!!タクシー!!」「ハシシ!!マリファナ!!」「チーノ!!ジャッキーチェン!!」と口々に勝手なことを喚きながら群がってくる有象無象ども。「うわ、何てうさんくせぇヤツらばっかなんだ!!」と思いつつも、久しぶりに味わう、この図々しい程の人と人との距離感が、冷めて寂しいヨーロッパの後だけに実は結構嬉しかったりもします。まずまずのスタートです。さて、3回に渡って「天才」ガウディの偉業を御紹介してきたこのシリーズも、今日でとうとう最終回です。如何にも「ヨーロッパ!!」といった佇まいの、シックなゴシック調の建物が立ち並ぶバルセロナのメインストリート、グラシア通り。そんな中で、飛び抜けた異彩&存在感を放ちながら鎮座する建物がスペインの抜けるような青空の下で朝日に照らされていました。それがこの、サグラダファミリアと並びガウディの最高傑作と称される、世界遺産「カサ・バトリョ(バトリョ邸)」です。2階のファサードが骨の形に見えることから「骨の家」、或は、屋根の部分がドラゴンの背中に見えることから、「龍の家」とも呼ばれています。カッコイイですね。…それにしても。まず、始めに言っておきます。入場料16.5ユーロって、高過ぎじゃね?家一軒見る為に2100円払えってか。ケッ、ヤクザな商売してんね、アンタも。なぁ、アンタに言ってんだよ、バルセロナ観光局!!普段はスーパーで買い込んだフランスパンとチーズ、あとは余裕があればハムが食える程度の経済力しかない私にとって、この「16.5ユーロ」という数字は、清水の舞台から、白ブリーフ一丁で頭から落ちるくらい勇気のいる決断です。迷いました。本当に迷いました。でも、行って良かった!!流石はガウディの最高傑作、16.5ユーロを払うだけの価値はありました。日本語のオーディオガイドが付いてくるというのも大変良いです。今日は、そんな私の財布に隙間風をビュウビュウ吹かせた、カサ・バトリョの魅力の一部を、皆さんにご紹介します。第1回の日記でご紹介したカサ・ミラが「山」をテーマにしていたのに対して、このカサ・バトリョのテーマは海。外壁に張り巡らされた色とりどりのタイルは、太陽を受けて輝く水面、そして、内部はその海の中を表現していると言われています。そんな内部は、ガウディの遊び心満点のアイディアが鏤められています。例えば、窓はウミガメの甲羅の模様。階段の縁は、まるで太古の海洋生物の背骨のよう。「家は触って楽しむもの」というのが信条だったガウディ、階段の内側に取り付けられた手すりも、手にピッタリフィットするように作られており、障り心地も最高なのです。…と。ここで皆さんに悲しい、そして重要なお知らせが一つ。私が現在利用しているこの、楽天ブログなんですが、写真の要領が限界に達してしまいました。つまり、どういうことかというと、このブログで、もうこれ以上写真をアップすることが出来ないということです。ここまで引きずっておいて、本当に申し訳ございません。…ってか、まさかそう来るとは思ってもみなかった……。ということで、誠に勝手ではございますが、この続きはブログを引っ越してからと改めて更新ということにさせて頂きます。うわー、どうしよう。「次何処に引っ越すか?」なんて考えてもいなかったですよ。たぶん、2、3日中に再開しますので、皆様どうぞ、私のことを忘れないで下さいね!!それではご機嫌よう。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.22
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ポルトガル滞在僅か1泊2日、資金不足によりスペインにとんぼ返りした私は今、南部アンダルシアの中堅都市、セビーリャにて、ヨーロッパ滞在最後の1日を満喫しています。白亜の壁が美しいユダヤ人街と、世界で3番目に大きいキリスト教系の教会であるカテドラルで有名な街です。今日こそは前々から予告していた、ガウディの偉大なる作品の紹介ブログ、最後の1回を書こうかと思っていたのですが、最後の最後に、スゴイところに泊まってしまい、不覚にもそれさえもままならない状況なので、また後日。本日は、不本意ながらその、私の現在置かれている状況だけを手短かに報告させて頂きます。<ヨーロッパのスタンダードな安宿>・料金はハイシーズンの今、 ドミトリー(相部屋)で15~25ユーロ・今の時期、だいたい予約が必要・そして、だいたい満室・キッチン・冷蔵庫完備・朝食付き・無線LAN完備・当然、ホットシャワー・シーツは真っ白、部屋は清潔。<今日、私が泊まっている宿>・料金はシングルで15ユーロ・予約無し、飛び込みでオーケー・そして多分、宿泊客は私のみ・キッチン、冷蔵庫、ナシ・朝食、ナシ・無線LAN ナシ・扇風機 アリ・でも、コンセントの穴がナシ・宿のオヤジが「シャワー、ホット!!」と言っていたにも 関わらず、シャワー冷水・日当り最悪、カビ臭い、部屋に蟻の行列出没その他、備考・オーナーらしき宿のオヤジは朝しか見掛けていない。・代わりに、息子らしき青年が番をしているのですが、 本当に1日中、携帯電話で誰かと電話している。 モチロン、仕事中でも。依存症か?という、値段以外はインドレベルの宿に当たってしまいました。インドレベルのホテル、略してインテルです。すみません、どうでもいいですね。まさか、ヨーロッパでこんなにネコも跨いで通るようなホテルが現存しているなんて思ってもいませんでした。扇風機はあるのに、コンセントの穴が無いなんて…。何の為に扇風機が置いてあるのでしょうか?「鼻の穴にプラグでも突っ込んどけ」とでも言いたいのでしょうか?客は多分…というか、間違いなく私ひとりだと思うのですが、チェックインの手続きをしているときの、如何にも「メンドクセー」という言葉を全面的意表したオヤジの表情も、やる気が無くてグッドでした。確実に、アフリカに近づいている気配がします。現在、宿の近所の公園で、恐らく市庁舎から飛んできていると思われる無線LAN電波を拾ってブログ更新中。そろそろ日も暮れてきて、首締め強盗が出てきそうな時間になってきたので、ドキドキしながらのブログ更新中です。余談ですが、東欧には「バックドロップ強盗」なるものが存在するそうです。読んで字の如く、夜道を歩いていると、屈強な男にいきなりバックドロップをかまされて、金品を奪われるという、新手の恐ろしい強盗です。お金ならあげるから、頼むからバックドロップなんかしないでくれ!!といいたいですね。だって、地面はコンクリートです。下手すれば死んじゃいますからね。スミマセン、もう電池もないし、宿にコンセントの穴すらないので、充電さえままならないので、本日の日記はこれにてご勘弁を。明日、いよいよヨーロッパを抜けて、再びアフリカ大陸は、最西のイスラム国家、モロッコに足を踏み入れます。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.20
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本当は、今日の日記はガウディ特集の第3弾を書こうと思っていたのですが、本日はちょっと1回休みで。夜10時。マドリッドのバスターミナルから夜行バスに乗る。通路を挿んで隣りの席で、オランダ人の女の子を、スペイン人の若い男が英語なんて一言もしゃべれないくせに必至に口説き落とそうとして奮闘している声をBGMに眠りに着く。朝6時きっかり、バスはポルトガルの首都、リスボンに到着。昨晩スーパーで買った、フランスパンとハムで朝食。フランスパンは、たった一晩で水分が抜け切ってしまい、人を撲殺出来そうな程固くなっていた。朝一から顎が疲れる。朝7時半、予約してあったリスボン1安い宿に荷物を放り込んで、8時1分発の世界遺産の街、シントラ行きの列車に飛び乗る。8時40分、シントラ到着。オレンジ色の屋根に、カラフルな色使いな古い家が残る、古き良きポルトガルの面影を留める観光地。12時10分、ローカルバスに飛び乗る。緑豊かな山々、漆喰の白壁にオレンジ色の屋根が、南ヨーロッパの真っ青な空に気持ちよく映える村々を通り抜け、途中でパラパラと人を出し入れしながら、バスは進んでいく。もうちょっとだ。もうちょっとで、遂に着くんだ。細かい感傷はパス(先々週の1年記念の日記で既に書いたしね)。でも、本当にここまで数えきれない程、色んなことがあった。「出会った人 愛すべき運命と その全てが ガソリンとエンジンさ」今回の旅で何百回と聞いてきた、Caravanの「Feed Back」。イヤなことも当然のように山ほどあったけど、たくさんの人々の笑顔や何気ない親切を動力源にして、今、漸くそこに辿り着こうとしている。やがて、バスはメインの道路を逸れて、海へと続く狭い1本道へと入っていった。やがて、道のどん詰まりにあるバス停で、バスは停まった。「The End Of The Road.」残念ながら、何処にもそんな看板は出ていなかったが、間違いなく、ここは全ての道の行き着く果てだ。「この道を何処までも、何処までも辿っていけば、道が繋がっている場所には何処にでも行けるし、そして、ここにいつかは辿り着けるんだ」と、旅の間色んな場所で、時折そんなことを考えていた。バスを降りて歩く。台風並みの強風が吹き荒み、背の低い植物たちが、必至に薄い地面にへばりついている。もうちょっと、本当にもうちょっとで辿り着く。色んな人から「スゴイ」とか「何でそんなことが出来るの?」と言われてきたが、別に、「世界一周」は私にとって特別なことではない。今回の旅も、私にとっては今までしてきた旅の延長上であり、「スポンサーからお金を頂いて旅をしている」という特殊な点を除けば、「するべくして、した旅」だ。どういう道を辿ったとしても、間違いなく世界一周の旅をしていただろうし、しかも、同じように世界一周の旅をしている旅人なんて山程いる。なので、特別「よし、俺世界一周するんだからな!!すげーんだからな!!」と気負って旅をしているわけではなく、しいて言えば、これも日常だ。非日常的な日常。最高。でも、「日常」であるにも関わらず、この胸の高鳴りは抑えきれない。ああ、あと数十歩。1歩、また1歩と踏みしめるように歩く。「Baby,1・2・3で世界の壁を越え Baby, Can you feel it?世界に虹が見え」「果てしなき道を進んでいこうよ 世界のDiscovory」「その手を伸ばせよ 二つとない世界だよ」このブログでも何回も引用しているが、今回の旅でCaravanの歌は本当に私を何度も助けてくれて、私を盛り上げてくれた。(「Caravanって誰?気になる」という方はコチラをどうぞ)彼の歌が頭の中で無意識のうちにリピートする。…ドクン……ドクン………嗚呼、遂にここまで来れたんだ。……ドクン…ドクン……ハッハッハ、当初の予定よりも随分遅かったなー。そして、2009年8月18日、現地時間13時24分。香港から旅を始めて1年と2週間。とうとうユーラシア大陸の端っこ、ロカ岬に到達しましたーーーー!!!!!!!!!!!ヒヤッホォォォオオオオオオオオオオウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!さて、カッコー付けるのも疲れたので、口調も元に戻しましょう。私のシリアスは2000字くらいしか保たないのです。生まれて初めて目にする大西洋は、思っていた以上に穏やかで、思っていた以上にエメラルドグリーン。どことなく沖縄は宮古島の東平安名崎にも似ている気がします。今から数百年前、まだアメリカが「新大陸」であり、日本が「黄金の国、ジパング」であった時代、コロンブスやバスコ・ダ・ガマ、マルコ・ポーロなど、世界に名だたる旅人が富と名声とロマンと未開の地の冒険を求めてこの岬を通って新世界へと旅立っていきました。そして、数多くの旅人がここを目指して旅をしています。数多の旅人を送り出して迎えてきた西の端の岬、そして、そこに吹き渡る強い風は、「旅の終わり」というよりは、新たなる旅や冒険に向けて「さぁ、行って来い!!」と背中をポンッと押してくれるような気がする、猛々しさと優しさが共存する、不思議な景色でした。というわけで、私の世界一周も、ここで漸く半分の行程が終わり、折り返し地点に差し掛かりました。この先、アフリカ大陸、南米、中米、時間があれば北米、若しくはオーストラリア、そしてインドネシア、最後に東南アジア最高峰のキナバル山に登頂すべくボルネオ島に立ち寄り、その後、ゴール地点である香港に帰ります。当初、「1年半」の予定でしたが、絶対無理!!まぁ、最初からみんなには「オマエが1年半で世界一周なんて無理!!」と言われていたし、自分でもそんな気がしていたので、全く予想通りの結果と言えば、反論する余地も全くないのですが。スポンサー様、あと1年間御世話になります。宜しくお願いします。そして、このブログを読んで下さっている皆さん。毎回毎回、本当にだらしのないブログで申し訳ないですが、後1年程、一緒にお付き合いして頂ければ幸いです。これからもどうぞ、宜しくお願いします。明日の夜行バスでスペインにとんぼ返りです。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.19
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バルセロナより夜行バスで8時間。現在私はスペインの首都、マドリッドに来ています。それにしても、このスペインという国。日曜、祝祭日になると店という店が、本当に何処も開いていません。敬虔なキリスト教国家ということも要因なのでしょうが、それにしても、スーパーまで休みというのはどういうことでしょう?イタリアもフランスも日曜日はだいたいの店が休みですが、スペインの休業率は半端ではありません。通りの9割がシャッターを降ろしており、街には閑古鳥が盛大に鳴いています。日曜日にこの国の国の人たちは何をやっているのでしょう?加えて、ここスペインには昼寝の時間、つまりシエスタがあります。この時間もやはり、だいたいの店がシャッターを降ろし、街が静かになります。イタリアも飲食店等は昼休みが何処もやたらと長いので、「コイツらは働く気があるのか?」と思いましたが、スペインはさらに上をいきます。この国の経済は、一体どうやって成り立っているのでしょう?日本人は働き過ぎです。少しはスペインを見習ってみてはどうでしょうか?さて、本日も続けます、天才アントニオ・ガウディがバルセロナに残した偉業の数々のご紹介。今日皆さんにご紹介するのは2つのみ。まず、ひとつ目は大道芸人の聖地、ランブラス通りの直ぐ脇道にひっそりと佇むグエル邸。ガウディ初期の作品で、彼のスポンサーとして知られるエウセビ・グエルが当初、別館として作らせたのがこのグエル邸です。ですが、あまりの出来の良さに、コチラを本館にしたんだとか。アールヌーボー風にアレンジされた入り口丈夫にはグエル家の紋章が。入り口脇には、ギリシャ神話に登場するドラゴンが小さいながらも迫力のあるブロンズ像として鎮座しています。普段は入場可能なんですが、私が訪れた日は祝日だったため、当然のように閉まっていました。(今調べたら、平日は10:00~19:00、日、祝日は10:00~14:00までだそうです)残念。そして、本日メインでご紹介するのがコチラ。バルセロナの北部、街を見下ろすような形で丘いっぱいに広がるグエル公園。当時は、ガウディのスポンサー、グエルがこの場所に60戸の住宅を抱えるイギリス風の田舎都市を構想していたのですが、資金不足により、ガウディの手によってモダンな公園として再開発されたのが、このグエル公園です。まずは、入り口中央、みなさんも恐らく本やテレビなどで一度はご覧になったことがあるであろう、公園のシンボル、タイルで覆われたカラフルなトカゲが我々を出迎えてくれます。みんなの人気者のトカゲちゃん、常に周りは記念撮影の観光客でごった返しています。トカゲちゃんの階段を登り切ると、そこにあるのが、当初、住民の為の市場として使われる予定だったホール。天井にはガウディの才能が爆発したオブジェが。園内には季節の花が咲き乱れており、カラフルな建物に負けない程、カラフルに園内を彩っています。ホールの上部は「ギリシア劇場」と名付けられた広場。ガウディらしい気持ちの良い原色を鏤めた、ギリシア広場のタイルも必見です。広場から公園を見下ろしたところ。人が集まっている辺りがトカゲ、正面に見える2つのケーキで出来た家のような建物が正面ゲートです。園内の建物の冊は、シュロの葉を象ったオシャレデザイン。園内中央部以外の場所も流石はガウディ。まるで石器時代に作られた原始の文明都市のような様相。下から見た柱。滴るようなうずまきが面白い形をしています。そんな手の抜きどころのない公園を眺めながら、クソ暑い日差しの中をぶらりぶらりと登っていき、そして山頂に登れば、そこから一望するバルセロナの街は、感動もまた一塩。山の上から見下ろすサグラダファミリア。これが完成する頃、20年後になるのか、それともあと100年掛かるのか分かりませんが、その頃には、街の景色はどう風に変わっているのでしょ。こんな遊び心がたっぷりと溢れた公園が、日本にもあってくれれば、日々の生活も今より少し楽しくなるのではないでしょうか?トカゲや広場の前で、笑顔いっぱいで写真を撮る人々。ガウディが意図した景色って、きっとこういった光景なんでしょうね。芸術と生活を密な関係にした芸術ムーブメント、アールヌーボー。そして、そのアールヌーボーの集大成ともいうべき、ガウディの作品。明日は、そんな数あるガウディの作品の中でも、サグラダファミリアと並び、「最高傑作」称されるカサ・バトリョを皆さんにご紹介します。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.16
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暑い。とてつもなく、暑い。パリからたった1000km南下しただけなのに、何なんだ、この暑さは!!中近東、及びエジプトの後だったおかげも会って、イタリアやフランスでは地元の人間が大汗をかくような日差しでも、屁とも思わず元気に動き回っていた私ですが、流石は情熱の国。昼間の体感気温は恐らく40度前後。いくら乾燥しているとはいえ、こうも暑いと、ただ突っ立っているだけで汗が滴り落ちてきます。それでも、決して安くはない宿代を払って滞在するバルセロナ。水道水をガブのみしながら今日も元気に観光に繰り出すわけです。さて、人呼んで「芸術の街」の別称を持つバルセロナ。ただでさえ芸術性の高いヨーロッパの街並にあってさえ、ここバルセロナは別格。アールヌーボーをはじめとした様々な建築様式を取り入れた建物が街を埋め尽くしており、ただ散歩をしているだけで、我々の目を楽しませてくれます。例えば、宿の近所のマンション。何処かのお城か沖縄市のラブホテルみたいですね。住宅街で見掛けたマンション。松の木がモチーフになった柱に、アールヌーボー様式の曲線を多用した扉。オシャレ。コチラ、天才建築家「ドメネク・イ・モンタネール」がデザインした、アントニ・タビエス美術館。沸き立つ雲のような屋根がブッ飛んでます。ですが、何といってもこのバルセロナの街を最高に面白く見せている一番の要因は天才の中の天才、アントニオ・ガウディの建築物によるところが大きいと思います。以前私が皆さんに御紹介したサグラダファミリアが最高傑作としてテレビや雑誌で取りざたされていますが、サグラダファミリアだけがガウディじゃない!!彼の偉大なる作品の数々が街の中に点在しており、インクをこぼしたような青い空と濃い太陽が照付けるバルセロナの街を、一層カラフルに彩ってくれています。なので、今日から3回に渡り、バルセロナ中に散らばる天才・アントニオ・ガウディの作品の一部を皆さんにご紹介していきたいと思います。まずは、世界最速にも登録されている、カサ・ビセンス。ガウディの処女作です。当時流行していたネオ・アルハンブラ様式(アルハンブラ宮殿の模倣)の影響を受けてた、花柄のタイルをふんだんにあしらったカラフルな邸宅です。庭にシュロの木がたくさん生えていたことから、家の冊はシュロの葉を象ってデザインされています。ちなみに、世界遺産でありながら、コチラ現在は個人住宅である為、中に入ることが出来ません。外から眺めて「カッコイイなー」「スゲーなー」と感想を言うことくらいしか出来ないのが残念です。バルセロナの中心地、カタルーニャ広場からほど近い住宅地の中に聳え立つコチラのビルの名はカサ・カルベ。ガウディにしては大人しめのデザインですが、よくよく見てみると、やはりガウディらしい自然からインスピレーションを受けた装飾が細かいところまで施されており、見ていて飽きません。扉の取っ手までアールヌーボー。当時は1階が建築事務所、2階はオーナーの家、3階より上は賃貸住宅として作られたそうです。ちなみに、世界で一番最初に、賃貸型の集合住宅を作ったのはガウディなんだとか。現在は高級レストランとして営業しており、食事をすれば中に入ることが出来ます。当然、私には入れません。いいもん、絶対にまた来るもん、バルセロナ。そして、「三線マンが行く!!<世界一周編>~天才ガウディ特集」第1階目のメインでご紹介するのはコチラ。ベルセロナ1のメインストリート、ライエタナ通りに面したカサ・ミラ徹底的に直線を排し、なだらかな曲線で構成されたこの建物のテーマは山。また、石を積み上げたようなデザインから「ラ・ペドレラ=石切り場」とも呼ばれています。柔らかい曲線を描く鉄とガラスで作られた扉を潜って中に入ると、まずはエントランスホールの天井や壁一面に描かれた淡いパステルカラーの花の模様が我々を出迎えてくれます。建物には2カ所、大きな中庭は設けられています。コチラも曲線のみで構成された柔らかいデザイン。1階から3階に続く渡り廊下の屋根は、木の葉を象ったデザイン。特徴的な外観とは打って変わって、一応曲線で統一されていますが、大理石と石工で統一された内部は意外と普通の住居になっています。それでも、内部に展示されている、アールヌーボー様式の家具セットはステキです。こんな遊び心たっぷりの家に住んでみたいですね。打って変わって、最上階はレンガで統一された、まるで大きな魚のあばら骨の下にいるような不思議なデザイン。ガウディのぶっ飛びっぷりを如実に表した、他に似ているものが全くない不思議な造りになっています。コチラは現在、ガウディの建築に関する展示室になっており、蜂の巣やナマコの外骨格など、彼の発想のもとになった様々なものの展示やガウディがデザインした変わったイスなどが置かれています。そして、何といってもこのカサ・ミラで一番面白い場所は屋上!!まるで、山の上から他の山脈の尾根を見渡しているかのようなきれいな曲線が連なっています。ところどころ突き出ている、人の頭のようなものはこの家の煙突。尾根から突き出た峰々を表現しているのだそうです。気持ちのいい風が吹き抜ける屋上から東の空を見てみると、そこには建設中のサグラダファミリアがひょっこりと姿を見せていました。きっと、ガウディもここからナカナカ出来上がらないサグラダファミリアを眺めていたことでしょう。さて、そんなわけで、100年以上のときを経ても、未だに我々に新鮮な印象を焼き付ける、素晴らしいガウディの建築物、如何だったでしょうか?明日は彼の有名な「グエル公園」を紹介します。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.15
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重々しく鳴り響くコントラバスのアルペジオの低音。モチロン、演奏はフルオーケストラ。これぞオペラです。並べられたセットは、意外にも「ヨーロッパの田舎」といった雰囲気ののどかな農家の中庭。一体、どんな演目なんでしょう?そしてステージ左手側から最初に登場してきたのは、え!?4羽の鶏に扮した男たち。羽をパタパタとしながら、足を高らかと掲げ、ステージを縦横無尽に華麗に舞い踊っています。「随分と砕けた雰囲気のオペラだなー」と、思いながらも、舞う鶏男たちを眺めていたのですが、一糸も乱れないその完成された動きは、レベルの高さを感じさせます。そして、ステージ左、農家から出てきたのはヒロインらしき娘さん。オペラ歌手…というと、森公美子のせいか、随分と恰幅のいいイメージがありますが、コチラのヒロインさんはまた、随分とスリム。これまたステージを右へ左へ、クルクルと廻ったり飛んだりしながら華麗に駆けずり回っています。と、そこ主人公と思われる、黄色タイツの貴公子が登場。股間がモッコリしているところが若干気になりますが、これまたヒロインに負けない程華麗にステージで舞い踊ります。そして抱き合ったかと思うと、そのまま2人でくっついたまま縦横無尽に回転しだし、無理なポーズで花嫁を振り回したり、持ち上げたり…その間、一言も台詞はありません。静かに、時に力強くオーケストラの演奏が続くだけです。…って、これ、オペラじゃなくてバレエじゃん!!そう、オペラじゃなくてモダンバレエだったんです。…オペラ……本当に見たかったんだけど…。まぁ、台詞が無い分、見ているだけでストーリーが分かるので良しとしましょう。ストーリーは単純明快、恋人同士の農家出身の男と女に、女の母親が勝手に決めた結婚相手、金持ちのボンボンのダメ男がちょっかいを出してくるのですが、それを村の若者みんなで阻止しようとして奮闘し、差し後は無事に2人がくっつき大演壇、メデタシメデタシといったお話しです。オペラこそ見れませんでしたが、それでも桁違いに質の高いバレエは目から鱗、息も付かせぬ程優雅で、時に激しく、且つコミカルでそして流れるかのような動きに完全に魅了されていましました。笑いあり、感動ありのステージは満場のスタンディングオーベーションで盛大にクライマックスを迎え、静かに幕を下ろしました。大満足の満たされた気分で、帰路につこうとする我々。帰り口は正面のゲートよりご退場。ゲート中央のホールに差し掛かった時、そこには最後のサプライズとばかりに、驚くべき光景が広がっていました。マーブル模様の大理石が竜のような紋様を描き、天井にはシャガールの手による天井画が全面に渡って力強く描かれていました。昔の貴族たちはきっと、この空間で優雅にその日の演目の感想を述べ合ったり、食事会の約束などをしたのでしょう。あまりにも我々には場違いな雰囲気に、逃げるように我々はオペラ座を後にしました。まさか、パリで、しかもこんな値段でこんな超一流の舞台芸を見れるなんて思ってはいませんでした。皆さんも、パリに行かれる際はぜひ一度、オペラ座に足を運んで安く見られる演目がないか、確認してみても良いかと思います。次は「アイーダ」が見られるといいな(まだ言うか)。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.14
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みなさんご無沙汰しておりました。カメラレンズが壊れて本気で落ち込んでいた三線マン、本日、何とか復活です。そして只今、夜行バスに揺られて再び因縁の地、バルセロナに舞い戻ってきました。わざわざ引き返してきた理由はもちろん、私から金を盗んでいった詐欺師の豚野郎どもを見つけ出して血祭りに上げてやる為です。フッフッフ…日本人ナメると、どういう目に遭うか思い知らしてやる…。と、いうのは冗談で、前回、失意のうちに見逃した、天才建築家アントニオ・ガウディの、サグラダファミリア以外の代表的な建築物を見学する為です。まぁ、その話しはまた明日にでもして。本日は、前回の日記で書き損ねた「オペラ座」の話し。話しは遡って、カイロのオペラ座で上映されていた、エジプトオペラの最高傑作、「アイーダ」色々な苦労の末、格安で見ることがが出来る!!思っていたところを、ドレスコードでひっかかってしまいお預け。唇を噛み締め、涙と鼻水を流しながらナイル川に掛かる橋を渡ったのは、今から3ヶ月程前の話しです。(詳しくはコチラ)あれから2ヶ月。先月の半ば頃の話しなのですが、その日、ダハブで出会い、パリで久しぶりに再会したY君とMちゃんから電話が私の携帯に掛かってきました。「オペラ座でオペラが格安で見れるけど、行く?」パリのオペラ座!!通称オペラ・ガルニエ。1862年に着工され、1875年の完成までに14年の歳月を費やした、100年以上の歴史を誇る、由緒正しいパリのシンボルのひとつです。見るからに豪華で威風堂々たる外観を称える建物。中ではきっと、毎晩各地から集いし王族豪族士族華族の紳士淑女が、ヒラヒラのスカートやら立て巻のカールヘアー日傘やらレースの手袋やら、蝶ネクタイやら白タイツやらカボチャパンツやらチョビ髭やら、顔半分だけが隠れる仮面やら、金の装飾が施されたオペラグラスやらで着飾って、洋服の裾を持って片方のつま先をちょこんと立てて挨拶をしたり、手袋を投げつけて決闘を申し込んだりしていることでしょう。ちなみに、コチラオペラ座の断面図。我々貧乏バックパッカー野郎には全く以て縁のない世界だと思っていました。「行きたい。そんで、いくら?」「へっへっへ…8ユーロ!!」残念ながら演目までは分からないそうですが、とりあえず、あんな建物の中でオペラが、しかもたった8ユーロで見れるなんて、そいつは行くしかない!!が、カイロでの失敗が頭をふと過ります。「ところで、ドレスコードは大丈夫?」「ないって!!」何と、「ない」と!!スバラスィ!!トレビアン!!ビブラ、パリス!!とうわけで、Tシャツ、ジーンズ、クロックス(偽物)という死ぬ程ラフな出で立ちで、パリ社交界の殿堂、オペラ・ガルニエへ向かいました。まずは、裏口のチケット売り場でチケットの購入。淡いオレンジ色の照明に照らし出された赤絨毯、大理石の壁と柱、そして、見るからに高そうな、仕立ての良いスーツをスマートに纏ったオペラ座のスタッフたち。見るからに場違いな我々。Y君に至っては短パンです。中に入った瞬間に突き刺さる視線。「嗚呼、やっぱ「オメーらみたいな東洋の小汚い猿にはここの門を潜る資格はないんだよ!!オラオラ、帰れ!!ハウス!!」って言われるんだ。きっとそうだ。いいよ、もう。大人しく帰って、カルフールでビール買ってセーヌ川で飲もう。」周囲の雰囲気に圧倒されて2秒で怖じ気付く私。そんな私を見てか、スーツ姿の係員は案の定、私の首根っこをひっ捕まえて、哀れ玄関前で無様に放り投げ…られることもなく、柔らかい表情で「今宵の演目のチケットをご購入ですか?開演時間間近なんで、あそこのカウンターで手早く買ってきて下さいね。チケットが発券出来次第ご案内しますよ」と優しく言ってくれました。何ていい人なんだ!!流石はオペラ・ガルニエの超一流スタッフです。チケットカウンターのおばちゃんに、元気よく叫びます。「一番安いチケットくれ!!」8ユーロの一番安い席のチケットを無事に購入。と、同時に開演10分前を知らせるブザーが鳴り響きます。広い館内を右往左往しつつ、係員にせかされるように5階部分の角に当たる、一番安いボックス席に無事に辿り着きました。一番値段の安い雑魚スペースですが、それでもコレ。「8ユーロ」というからにはきっと、「映写室か体育館倉庫のような場所に通されて、体育座りを強要されながら見る」なんていうのを想像していただけに、思った以上に豪華な内装にビックリです。恐らく、巨大な柱の影になってステージが見辛いから8ユーロという理屈なのだと思うのですが、それでも、5階部分から見下ろす壮大なオペラ座の内装とステージは壮快な眺めです。ネオ・バロック様式と言われる金と赤、白で統一されたエレガントな色使いに、繊細で華麗な装飾が細部にわたるまで鏤められており、まるで宝石箱の中にいるような気分です。眩いばかりに輝くシャンデリアが豪華な雰囲気をいっそう引き立てます。↓休憩時間にこっそり侵入して撮った、正面図。「すげー」「でっけー」「ヤバい」ボキャブラリーの極めて少ない、知能指数の低い感想を各々述べながらシャッターをパシパしと切っていると、やがて開演を知らせるブザーが鳴り響き、照明が落とされ、静かにワインレッドのカーテンが両側に上がっていきました。つづくにほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.14
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クドいようですが!!スペイン・バルセロナでは詐欺にあい、現金US$500を盗られました。・パンプローナの牛追い祭りでは寝袋と靴を鞄ごと盗まれました。・同じく、牛追い祭りで牛に追われている最中に腕時計を無くしました。フランス・パリの地下鉄(9番線)にお気に入りのサングラスを忘れました。・買い物帰りに財布を紛失しました。・携帯電話がブッ壊れました。ふと思い出したのですが、その前にも前兆が…イタリア・カメラのアイピース(接眼当て)を無くしました。エジプト・お気に入りで重宝していたショールが盗まれました。・イヤホン(ソニー。高かったのに…)が壊れました。そして。喜べ、オマエら!!今日は!!今日は!!!!今日はぁぁあああ!!!!!!!カメラのレンズがブッ壊れよったぁぁあああああ!!!!!!!!!!!ふわぁぁぁあああああああああああああああ(涙)!!!!!!!!!!!!!!!!!原因は不明。何処にも落としていないし、何処にもぶつけていません。1年以上に渡る旅の、ハードな状況下による使用の為か?まぁ、一応使えるには使えるのですが、200mm望遠を使用した時、オートフォーカスは愚か、マニュアルでもピントが合わなくなってしまいました。ちなみに、今使用しているレンズは広角~望遠までカヴァーしてくれる、コレ1本で交換不要のNikon社の最強の旅レンズ、「AF-S Nikkor 18-200」のVRレンズ(マニアックな話しでスミマセン)、なんですが、135mm までは正常に使えるのですが、それ以上の望遠は全くバカになってしまいました。分かりやすく言えば、望遠ズームで撮影が出来なくなってしまったということです。飛んでる鳥やら、警戒心の強い生き物を写したり、食べ物や美術品、虫なんかを虫眼鏡の要領で接写したり、遠くから人をこっそりとトウサツしたり、兎に角、私けっこう望遠使うんです。しかも、あまりにも使い勝手がいいレンズなんで、予備の望遠レンズなんて持っていません。…知ってっか?レンズって高いんだぞ!!しかも、明日(12日)パリを出るっていう最後の最後に…。本当に、これは何の悪魔の呪いか、それとも神からの試練か?とりあえず、今のところ「汝、如何なる時なれど楽しむこと忘るるなかれ」と、旅の神が試練を私に与えているということにしているのですが、心が折れそうです。ふと思いついて、アバウトな被害額を概算してみました。現金 US$500=約50000円寝袋セールで買って 約6000円靴 約10000円鞄 約6000円腕時計(デパートの閉店日セールで9割引・8年使用) 約3000円サングラス(6年使用・お気に入り) 約12000円財布(中国で買った偽物のヴィトン) 約500円現金 US$12=約1200円+15ユーロ=約2200円 +3エジプトポンド=約60円+地下鉄のチケット8枚=約1200円携帯電話(香港で買った中古) 約14000円カメラのアイピース 約2000円イヤホン 約6000円カメラのレンズ 約80000円総額…………むぉぉおおおおおおお!!俺は数学が嫌いじゃぁぁああああ!!!!!!(涙)ファック!!こんな数字見たくもねぇやい!!いくら「試練じゃ」だからって、この金額(19万円ちょい…)はないんじゃね、セニョール?ヤンキーのカツアゲとか、オヤジ狩りとかよりタチ悪いんじゃね?…ホントは今日はオペラ座の話し書いて、「メデタシ、メデタシ。ナンダカンダでパリ楽しかったよ~」って締めくくろうかと思ってたのに…。ヨーロッパ…オメーなんて“Big Shit"だぁぁぁああああああああ!!!!!!チクショー覚えてろよ、ぶわぁーか、ぶわぁーか!!というわけで、明日から怨念渦巻くヨーロッパ大陸を抜け、モロッコに脱出すべく、光速移動の始まりです。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.12
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正直、この話しを書こうかどうか、ずっと迷っていました。何故なら、これから語る物語は我々の知っている範囲の常識、或は世界観を越えるものであり、未だ自分でも信じ難い話しであるから。と、同時に、私を何か電波系の人間だと決めつける無礼者が出てくるとイヤだから。え?何々?「片足…突っ込んでる?」ウルサイ!!放っといてくれ!!ウォッホン。さて、本題に入りましょう。「unidentified flying object」略して、「UFO」日本語でいうところの「未確認飛行物体」。皆さんはUFOの存在を信じますか?私は、正直信じていませんでした。確かに、これだけ宇宙が広ければ地球の外に生命体がいても、何ら不思議なことじゃないし、それはそれで夢があっていい。でも、ネッシーだってトリックだって分かったこの時代、矢追○一氏よろしく、ムキになって「アレは地球の外からやってきた」なんていう話しを信じろなんていうのは、少々無理があるような気がします。ですが、実際に目にしてしまったとなると、どうでしょう。さて、これから初める物語を、信じるも信じないも貴方次第。でも、これは私がインドの西の最果て、砂漠の中にポツネンと佇む小さな町、ジャイサルメールで起こった本当のお話しです。その日、私とK子(彼女)はそれまでの日々で延々と続いたカレー地獄に嫌気が刺し、街の中心に聳える城の中にある、イタリアンの店に、夕食としてパスタを食べに行くことにしました。「イタリアン」というには些かお粗末すぎる味ですが、それでもここはインドな上に砂漠のど真ん中。値段も安いし(150円くらい)、文句は言えません。城の敷地内にある古い民家を改造して作ったその店は、屋上が全てテラス席になっており、晴れていれば…といっても、砂漠のど真ん中故に雨なんて殆ど降らないのですが、満点…とまではいきませんが、都会に比べれば遥かにきれいな星や月を眺めながら、夜風に吹かれて食事が出来る、雰囲気だけは良い店です。テラスに出された幾つかのテーブルの中の、角から2番目の4人掛けのテーブル席についた我々。客は我々のみ。ヘラヘラした、如何にもやる気の無いウェイターがメニューを持って我々の席にやってきました。私は、二晩目に安いトマトとニンニクとオリーブのパスタ、K子は、一番安いトマトとニンニクのパスタ、それに、ラッシー(飲むヨーグルト)と炭酸のジュースをオーダーし、本日のささやかなディナーを待ちます。行ったことのある方なら分かると思いますが、インドのレストランは注文してから出てくるまでが死ぬ程遅い。ドリンクさえも、注文してから出てくるまでに10分、15分は当たり前、メシに至っては30分待ち、1時間待ちなんてのこともザラです。流石にインド生活にも慣れてきた我々は、机の上に頬杖を尽きながら、昼休み後の5時間目の授業の高校生のように、ダラケ切った姿勢で、まだまだまだまだ出てこないであろう晩メシを待っていました。その時ふと、K子の視点が空の方を向いたまま止まりました。「何アレ?」K子が指差す方を見る。大きな三日月の下に、黄色に輝く一等星がチラチラと瞬いています。「あ、あの星ね。あれ…何だろ?この時間だと金星じゃないかな?」「違う違う!!絶対に星じゃないって!!あの赤いの!!見えない?」「はぁ?赤いの?どれ!?」「ほら、あそこ!!動いてる!!」K子が指を刺している方向、西の方角をよ~く見ると、確かに弱々しいながらも赤色の光が、まるで超スローで流れる流れ星のように夜空の闇の中を頼りなげに移動しているのが見えます。「ん?何だろ?飛行機…じゃなさそうだな。人工衛星じゃね…って、アッ!!!」その瞬間、それまで弱かった光が、僅かに大きくなったかと思うと、突然、もの凄いスピードで別の場所に移動したのです!!そして、再びゆっくりと移動を始める謎の赤い光。よくよく観察してみると、明らかに人工衛星ではない不規則な動きで、夜空を自由に彷徨ったり、ときに静止したりしています。「うわ、何じゃアレ!?ちょっと、何何何何何!!!???」「ねぇ、何だろ?UFO?……ってアレ?何か増えてない?」「あん?増えてるって………うわっ!!」さっきまでたったひとつだった謎の赤い光。それが今、見る見るうちに、ひとつ、またひとつと、西の空の広範囲に渡って増えていき、それぞれ思い思いの方向に自由に飛び回っているのです!!ゆったりと移動したかと思うと、まるで思い出したかのように猛スピードで移動をし、そして漂ったかと思うと、突然消え、また現れ、強く光り、そして夜空をゆったりと漂う。まるで風に流される凧の様にも見えなくもないですが、まさか、そんな夜に凧なんて上げる酔狂なヤツが、しかもそんな連中が何十人も集まって、こんな時間に凧揚げに興じているなんて考えられません。「…UFO……か?」俄に信じられない光景に、ただアホのように口をあんぐりと空け、空で踊る怪しい光を見上げる我々。と、その時、我々のドリンクを持ってきたさっきのウェイターが階段から上がってきました。さっそく彼を捕まえて、あの謎の赤い光について聞いてみました。「ナアナア、アレは何だ?」「ああ、アレは月だ」「そんなもん、見たら分かるわ!!!!そうじゃなくて、あの赤い光」「ん?赤い光?どれどれ…」「ほら、たくさん空で動いてるアレ!!見えるでしょ?」「うーん…ああ、アレか。見える」「だろ?んで、アレは何?」「ノープロブレム!!」違う、論点が違う!!「違う、そうじゃなくて、『アレは何?』って聞いてるの!!」「アイ・ドン・ノウ!!バット、ノープロブレム」ダメだ。インド人、ダメだ。「プロブレム」とか「ノープロブレム」とか、そういう問題じゃねーだろ!!もうちょっと他に驚くべきところがあるだろ、オマエ!!!!しかも、何の根拠を持ってして、彼はアレを「ノープロブレム」だと言ったのでしょう?もしかしたら、今から突然攻めてきて、ジャイサルメールの街を木っ端微塵に破壊してしまうこともあるかもしれないのに。コイツに聞くだけ、いや、インド人に聞くだけ無駄だった…。「もういいや。腹減ってるから早くご飯持ってきてね」と言って彼には引き取ってもらって、全然冷えていないラッシーをジュルジュル音を立てながら啜りつつ、いつまでも消えない謎の飛行物体を眺めながら、夜空を見上げていました。それにしても、本当にいつまで経っても消えない。普通UFOって、長くても数分で消えてしまったり、何処か空の彼方に飛び去っていってしまうもんだと思っていたのですが、結局その謎の飛行物体たちは、我々がメシを食い終わって、会計を済ませるまで夜空で消えては増えを繰り返し、空中散歩を楽しんでいました。店の一歩外に出ると、建て物が邪魔をしたり、街灯が明る過ぎたりで、夜空を見上げることが出来ません。泊まっていた安宿に戻って、屋上に上がり再び夜空を見上げてみましたが、そこにはもう、流石にあの赤い光の姿はありませんでした。一体、アレは何だったのでしょう?地球外のものか、地球内のものかは別として、とりあえず、どうやらこの世には、我々の想像を超える未知の物体が、まだまだたくさん存在するらしいということはわかりました。ちなみに、この時不覚にも私は手ぶら、K子はカメラを持っていたのですが、光が弱過ぎて、残念ながら、あの謎の飛行物体たちを、カメラに収めることは出来ませんでした。さて、信じるも信じないも、貴方次第です。でも、これは本当にインドの果てで起こった不思議なお話し。それにしても、インド人。私から見れば、アイツらの頭の中身も本当に未知です。↓ジャイサルメールの街中で見掛けた絵。もしかして、宇宙人(笑)!?漸く集計出しました!!握手&夢聞いた人 合計185人にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.10
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さて、昨日、私の中学校時代の友達で、ある化粧品の開発に携わる仕事で全国を飛び回っている女性がmixiの日記で、1年前にある決断を下し、それを振り返ってみての総括として、「あれから1年。悩んで悩んで、選択に苦しんだけど。自分のした選択は間違ってなかったんだと自信をもって言えます。きっと『間違ってなかった』っていう表現より、『間違ってなかったと思える今を自分で作った』って言う方がしっくりくるかな」ということを書いていました。「間違ってなかったと思える今」迷いだらけの人生で、一体どれだけの人がこの「今」を「自分で築き上げる」ことが出来るのでしょうか?勇気ある決断。一気に駆け出す瞬発力。走り続ける持久力。余裕を忘れない遊び心。持ち続ける夢。↑ちなみにコレ、旅も一緒。こんなものを持っている人間だけが口にすることが出来る最高の台詞だと思いませんか?私は果たして、この台詞を堂々と口にすることが出来るのか?「間違っていた」とは毛程も思っていませんが、今のところ、「間違ってなかったと思える今を自分で作った」という言葉を、口にする資格は、恐らく今の自分には無いと思います。だって、まだ何も終わっちゃいないし、始まってもいないですからね。果たして、旅を終えて、世界中で唄って、世界中の人の夢と握手を集めて終えて、それから何が見えて、何を始めることが出来るか。そして、それを形にすることが出来た時、初めてその台詞を言うことが出来るんじゃないかと思います。少なくとも、そうありたい。私に出来ることなんてたかが知れています。スラムに入っていく勇気もなければ、極地で何週間も過ごすような根性も無いし、増してや、紛争地帯、危険区域、貧困地域に入り込めるような度胸もないので、きっと、社会的には大したことなんて出来ないでしょう。戦争でも貧困でも、文化でも習慣でも、何かを伝えるにしろ、ジャーナリストでもテレビクルーでもない私に出来ることなんて、ちっぽけなものです。それでも、こんなちっぽけな、たかが一旅行者でさえ、日本にいたら絶対に見ることが出来ないような笑顔や、自然の偉大さ、歴史の深さを目の当たりにすることが出来るのです。と、いうことは、同時に、皆さんももし海外を旅すれば同じことを、或は私以上の体験をすることが出来る可能性があるということです。貴方だけが見ることが出来る、特別な笑顔、特別な景色、特別な瞬間が、そこには待っているかもしれないということです。実際に見て、臭いを嗅いで、手に触れて、味わって、そこで手にする「リアル」は、こうして何かしらの媒体を通して見るよりも、何百倍もカラフルで、美しくて、ピースフルなのです。前にも少し書いたことがありますが、誰だって、ちょっとした金と時間とパスポート、そして恐怖心に打ち勝つ好奇心があれば、誰だってその「リアル」に触れるチャンスはあるのです。そんな「リアル」に触れてみたいと思いませんか?自分たちとは全く異なった価値観の人々を見て、自分の悩みが如何に下らないものであるかを知ったり、自分の生きている世界が如何に限定された世界であるかを知ったり、自分の価値観が如何に狭いものであるかを知ったり、自分が如何に弱い人間であるかを知ったり、自分が或は、思っていたよりタフなであることを知ったり、自分がどれだけ自分自身を「不自由」にしていたかを知ったり、自分がどれだけ「自由」になれるのかを知ったり、自分には本当に何が必要なのかを知ったり、そして、「人ってこんなに暖かいものなんだ」というのを知ることが出来るでしょう。よりたくさんの「リアル」を知ってる方が、絶対生きてて楽しいです。思い切って「自分の周りだけの日本」から飛び出してみてもいいのではないでしょうか?そうすれば、「日本」が「自分の周りだけの日本」ではなくなると思います。「歪んだ世界も 飛び方次第だよ」 by Caravan小銭と勇気とリュックに入るだけのものを持って、旅に出てみませんか?やっとこさこれで旅も半分です。これからも、皆さんに楽しんで頂けるよう、世界各国、色んなところから、出来る限りたくさんの私なりの「リアル」を発信していこうと思います。まぁ、また例によって、これからもだいたいアホみたいなことし書かないと思うので、一緒にビールでも片手に気楽に楽しく旅をしましょう!!「三線マンが行く!!<世界一周編>」、後半も宜しくお願いします。PEACE。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.09
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一年前の8月4日。住み慣れた香港の街と、大切な仲間たちに一旦別れを告げて、ランタオ島のまだピカピカの空港から旅の第一歩を踏み出しました。辿り着いた最初の場所はマレーシアのボルネオ島はコタキナバル。空港に飛行機が降り立った瞬間に見た、今までの人生で見た中でも3本の指に入る美しさの夕焼けに心の底から感動しました。あぁ、旅が始まった。旅に出て良かった。1年前の昨日、8月8日。私は、今はそのボルネオ島で働く親友のユイと、マレーシア人、フィリピン人、インドネシア人、東ティモール人の、計10名程と一緒に、マンタナニ島という無人島で、無限大に夜空を埋め尽くす星空と、水平線の彼方に見える油田の炎を眺めながら、キャンプファイヤーのそばでペットボトルに入れたブランデーをチビチビと廻し飲みしていました。(ちなみに今は、その島は自然環境に完璧に配慮した超完成度の高い立派なリゾート地で、親友のユイはそこで働いています。最近ホームページ出来ました→「マンタナニ島とコタキナバルの観光」メチャメチャ良い島です。正に楽園。お盆やお休みの際はぜひ!!)そして、1年前の今日、8月9日。無人島からの帰りの船が外洋でガス欠。帰りの燃料のことを全く考えていなかったバカ船長とバカ船員共々、危うく遭難しそうになっていました。(今は絶対にそんなショボイ事故は起こりませんよ!!)さぁ、そんなわけで、私もいつの間にかすっかり忘れていましたが、旅を始めて1年が経過しました!!ホントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、色々ありました。色んな人と一緒に、メチャクチャ笑いました。色んなものを食べて、世界の色んな味に舌鼓を打ちました。色んな建物を見て、色んな自然を見て、その度に感動もしました。楽しいときを一緒に過ごした仲間たちとの別れが辛くて、涙もしました。旅行者から一銭でも多くの金を巻き上げようとする有象無象との戦いで、怒りもしたし、キレもしました。ボッタクリにもあいました。詐欺にも遭いました。財布も無くしました。でも、何かイヤな事があっても、その度に誰かしらが差し伸べてくれる暖かい手や、子どもたちの笑顔に何度となく癒されました。坊主頭にもしました。絶対に一生、忘れられない思い出、忘れてしまいたい思い出、ここではとても書ききれない程、ホントーーーーーーーーーーーーーーーに、色々なことがあったのです。私の感動を1%でも伝えることが出来たら、私のブログを読んで、「あ、ちょっと海外旅行って楽しそう」「うーん、俺も次の休みに少し旅でもしてみようかな」、なんて、思ってもらうことが出来たら、「あ~、人生退屈だぁ~」「何をしたらいいのか分からない…」「俺って何てダメなヤツだぁ~」なんて思っている人たちに、ほんのちょっとでも、何かの人生のとっかかりになるようなもののキッカケを作ることが出来れば、「最近いいことないな…」なんて暗い顔をしている人に、「ブフッ」と笑って貰えれば、「あ、何か一緒に旅してるみたい」って思ってもらえたら、そんなことを思いながら、綴ってきたこの1年。皆さん、楽しんで頂けましたか?まぁ、色々あったはあったんですが、とりあえず、体だけは無傷、病気も怪我もせず、テロに巻き込まれることも、事故にあうことも、強盗にあうこともなく、無事に1年を送ることが出来ました。本当に、こうして無事に旅を続けることが出来ているのも、応援して下さった皆様、見ていてくれるみんながいてくれたお陰です。本当にありがとうございます。そして、今回の旅で資金援助をして下さっている、スポンサーの「ホープウィル投資管理株式会社」社長、堀明則さん、本当にありがとうございます。つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.09
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さて、いよいよ辿り着いたウワサの「エロス博物館」。同行したのは、只今共に居候生活を決め込んでいる、魂の唄うたいタツヤ兄貴。「何が悲しくてこんな真っ昼間から、こんなムサ苦し野郎と2人でこんなB級スポットに来なきゃいけないんだ」というオーラをお互いにムンムンさせつつ、ガラス張りの入り口を静かに潜って行きました。入場料は8ユーロ(約1050円)。学割だと5ユーロ。先日財布を無くしてしまった際に、学生証も無くしてしまったので、渋々8ユーロを払います。「高い…」ここ最近は一日5ユーロ以下で生活している私にとって、8ユーロはかなり大きな出費です。受け付けのおねーちゃんに、「あ、言っとくけど、俺たちゲイないからな!!そこんとこヨロシク!!」とイチイチ言わなくても良いこと言って、いざ博物館内部へと足を進めました。さて、先に結論から言っておくと、日本の秘宝館のようなノリではなく、一応「エロティシズム・アート」のコンセプトのもと、世界各国、原始から現代に掛けての「性」にまつわる芸術品や民芸品を集めた、一応は美術館…って言っていいのかな~。とりあえず、そんな類の博物館です。とはいっても、エロスはエロス。入って一番最初に目に飛び込んで来たのは、こんなファンキーなパンツ。鉄製で、股間のところにはギザギザの牙のような形が並んだ、猛獣の口のような穴が開いています。一体、何プレーに使うのでしょう?フロアー1、アジア各国から集めたエロ民芸品の数々。いやー、一応は「芸術作品」らしいのですが。もう、あまりにもリアルというか、モロというか、男も女もさらけ出し過ぎで大変なことになっているのです。一例。イカしたオカリナ。演奏しているところをぜひ見てみたいものです。モチロン、日本からも出展されています。コチラ、日本コーナー。象牙で彫り込まれたまぐわいシーンや、江戸時代の春画、明治か大正くらいに撮られたと思われるエロ写真等、その展示は多岐にわたります。その中でも、とりわけ頭の悪い作品。敢えて隠して撮影しましたが、人形の下側にはリアルな女性器が彫り込まれています。昔の日本人は、こんなので興奮していたのでしょうか?ちなみに、他に信楽焼のタヌキバージョンもあります。ロシア発、エロマトリョーシカ。多分、お土産用か何かで作られたんだと思いますが、こんなの、誰が買うんでしょう?娼婦が窓から逃げ出そうとしているところを発見!!あまりのモロ具合、そして、あまりのアホらしさにどんどん写真を撮るのがバカらしくなっていきます。4階…だったかな?展示室をビッシリ埋め尽くす、世界中から集めたレコードのエロジャケットの数々。マニア必見!!100分の1スケールで精巧に作られたSMフィギア!!こんなのが地下1階~地上6階までビッシリと展示されています。太古の昔から、人の興味のベクトルがソッチの方向に向いていることを知ることが出来ます。それにしても、とっても思ったんですが、こと「エロ」に関しては、「アート」と「バカ」の境界線って、とっても紙一重だと思うのは気のせいでしょうか?もう、出てくるもの、出てくるもの、エロいのかアホなのか、兎に角脱力系の品々ばかりで、笑うしか無いのです。そして、何がビックリって、こんなしょうもない博物館に、けっこうヨーロッパ人の若い女の子がいること、しかも、結構真剣になって作品に見入ってたり、写真を撮ってたりすることにビックリしました。巨大なコチンのオブジェに向かって、一心不乱にシャッターを切るヨーロッパの美女。シュールです。もの凄くシュールです。偏に、これも「お国柄」というヤツでしょうか?さて、そんな中で見つけた、最大の目玉。昔懐かしの「イライラ棒」のエロバージョン。金属で出来た輪の付いた棒を持ち、それを、同じく金属で出来た全長2m程のバーに触れないように最後まで辿り着くというゲームで、万が一、バーに触れると美女の喘ぎ越えがするという世界でも屈指のクソ下らないゲームです。モチロン、熱中しましたが。他にも、モノクロ画像の昔のエロビデオ上映、SM用品の展示、インドの「性典」カーマスートラのコーナー等、フロアごとにテーマ分けされて世界各国の様々なエロが堪能出来るようになっています。ですが、正直、期待していた程面白くはなかったですね。これだけ引きずっておいて、スミマセン、皆さん。ただ、パリで普通の美術館や博物館には飽きたという方には、オススメしたいスポットのひとつだと思います。エレベーターも完備されているので、車いすの方でも安心です。出口にあるショップでは、エロポストカードはじめ、大人のおもちゃや、エロ下着等の販売も行っております。カップルでお越しの方は、ぜひ記念にひとつ如何でしょう?こちらの博物館、公式ホームページもあります。コチラからお進み下さい。英語と仏語のみですが。もう2度と行きませんが。ちなみに、パリには他にも、「下水道博物館」という熱い響きの博物館があるそうです。流石は華の都パリ。まだまだ奥は深いようです。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.07
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皆様、毎度ご愛読ありがとうございます。一昨日の日記でお伝えしたパリの「エロス博物館」。合計4名の方から無事に「見たい!!」というレスを頂いたので、晴れてここに、その潜入レポートを書かせて頂きたいと思います!!というわけで、これから先は一応…18禁…かな?下ネタが嫌いな方、世界遺産とか観光地とか純粋な旅の話しを期待されている方、私のことを「子どもたちに夢を与える、純粋なヒロ○チおにーさんのような人」と思っている方はここから先は本日はご遠慮下さい。まぁ、前者2つは兎も角、後者はいないと思いますが。パリ18区、モンマントル。「芸術家の集まる町」としても知られ、天才印象派画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが暮らした家があることでも知られています。石畳で覆われた道に地元民向けのオシャレなカフェやバーが軒を連ねる落ち着いた雰囲気のエリアです。エリア内には映画「アメリ」の舞台になったカフェもあり、主人公が愛したクリームブリュレも食べることが出来、国内外の観光客の人気を集めています。↓そのブリュレ。美味。さて、一見するとそんな爽やか華やかなエリアに見えるモンマントルですが、いやいやとんでもない。実はこれらの町や店があるのは全部裏通り。その実態は映画等でも度々登場する老舗キャバレー「ムーランルージュ」を始めとする、キャバレーやショーパブ、ゴーゴーバー、エロDVD屋、SMショップ、大人のおもちゃ屋等が表通りにビッシリとひしめく、パリの歌舞伎町といっても過言ではない男の終着駅、それがここモンマントルなのです!!↓「ムーランルージュ」その卑猥なオーラ全開の大通りの一角に、噂の博物館は営業しています。「Musee de l'Erotisme」、直訳すると「エロティシズム博物館」。どう見ても築30以上は経過しているであろうボロビルを丸ごと使ったそれは、何と、地上6階の下1階、合計7階建てというナカナカの規模の博物館です。そんなエロス・デラックスな博物館。怪しい入り口。世界各国の言葉で、博物館の概要が書かれています。モチロン、日本語でも。入り口のショーウィンドウには不自然な形の虎柄の怪しいイスが置かれており、入る前から我々の気分を盛り上げてくれます。ちなみに、写真ではお伝え出来ないのが悔しいのですが、イスの中央に付いている水車のようなもの、アレは全部「舌」で、しかも回転しています。………怪しい。嫌が応にも高まる気分を抑えて、いよいよ博物館内部へと乗り込んで行ったのでした。つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.07
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突然ですが、皆さんはこの男を覚えていますか?そう、このブログには3階目の登場、インドのコルカタで一緒に「島人の宝」を熱唱したり、ジャイサルメールで我々の目の前でガッパシ犬に食いつかれて生死の境を彷徨った(?)魂の唄うたい、タツヤ兄貴です。以前の日記で「もうひとり居候がいる」と書きましたが、そのもう一人の居候というのが、タツヤ兄貴なのです。インドをはるか飛び越えて3回目の再会です。ちなみに、今まで出会って来た旅人と、また別の街や国で再会することは実はかなりよくある話しです。今回の旅で一番再会率の高いヤツはこの男。大学を休学してユーラシア大陸横断の旅をしているヒロヤ。この男とはお互いに連絡を取り合ったことすらなかったのに、バンコクに始まり、ネパールのカトマンズ、インドのバラナシ、トルコのイスタンブール、エジプトのダハブとカイロ、もう一回カイロ、そしてスペインのパンプローナの計8回、しかも、インドのダージリンでニアミス(向こうは私の存在に気付いてたい)までしていたという、「もしかして、運命なんじゃねーか?」とさえ思える程の分かれと再会を繰り返しています。私が女かホモかだったら、間違いなく求婚していたことでしょう。さて、そんな話しはさて置き。先月の半ば頃、私のもとへ北海道の某国営団体でお国の為に働く友人から1通のメールが届きました。「パリにエロス博物館なるものがあるらしいから、ぜひ行ってきてほしい」ナヌ!?エロス博物館!?美術館も含めると、それこそ山のように博物館の類が林立するパリの街ですが、まさかこのオシャレな街にそんなファンキーな博物館が存在するなんて思ってもいません。世の中には色んな種類の博物館があります。「航空宇宙」や「科学」、「軍事」なんてのはモチロンのことですが、この場合の「色んな種類」というのは、いわゆる「キワモノ」のことを指します。有名どころだと、東京都の「目黒寄生虫博物館」や、バンコクの通称「死体博物館」こと、「シリラート解剖医学博物館」と「シリラート法医学博物館」、「ヤワラー拷問博物館」あたりが、その筆頭として名前が挙がるのではないでしょうか。そして、ここパリにはエロス博物館。一体、どんな「エロス」が「博物」されているのでしょう。伊勢秘宝館みたいなノリでしょうか?それとも、東京書店(沖縄県民の皆さんは笑って下さい)みたいなノリなのでしょうか?想像が付かない。百聞は一見に敷かず。行くしかないだろ!!というわけで、今日は、タツヤ兄貴を連れ立って、噂の「エロス博物館」、正しくは「エロティック博物館」に行ってきました。行ってきました…そう、行って来たんです。行って来た…は、いいのですが…あまりにも内容が…というか、あまりにも撮れた写真に品がないので、現在、このブログでアップしようかどうか、非常に迷っております。何つーか、あまりにもモロだったもので…。一応、なるだけ刺激の少ない写真と、モロにアレな部分にボカシ加工を施した写真を既に用意しており、ブログとしてアップする準備は万全なんですが。うーん。そこで皆さんにお願い。今から24時間以内に3人以上の方に、「『エロス博物館』のレポートが見たい!!」というレスを頂ければ、エロス博物館ブログをアップします。こんなカンジで如何でしょう?皆様、ふるってご応募下さい。では、万が一アップ出来なかったときの為、館内に展示されていたイカしたフィギアの一部をご紹介。おっと、これ以上は見せらんねぇ!!ちなみに、コレで一番刺激が少ない方です。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.06
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話しはちょっと前になりますが、今を去ること7月の半ば、かの有名な世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」に行ってきました。それにしても、流石は観光シーズン真っ盛りのフランス。夏の日差しが容赦なく照りつける中、辿り着いたヴェルサイユ宮殿のチケット売り場には超超超長蛇の列が既に出来上がっていました。といっても、つい数週間前までエジプトの灼熱地獄にいた私にとっては、フランスの日差し何て屁みたいなもんですが、他に並んでいる欧米人や環境客は額に汗を滲ませながら、炎天下の下を待ちぼうけです。結局、チケットを手にすることが出来たのは、宮殿に到着してから1時間程経った後のこと。そこから更に、セキュリティチェックを済ませて、宮殿の敷地内に入ったのは更に30分程後の話しです。ハイシーズンのヨーロッパ、舐めてました。待ちくたびれて死にそうになった頃にようやく入場出来たヴェルサイユ宮殿。建築したのは「暴君」として名高いルイ14世です。別名「太陽王」と言われただけあって、入り口に張り巡らされた黄金の冊には、自らの象徴である太陽のシンボルがあしらわれています。そしてそんな門の向こう側にありました!!「ドバーーーーーーン!!!!」という太文字を背景に入れたくなるような、迫力と規模、そして華やかで、その宮殿は堂々と鎮座していました。黄金で覆われた屋根、細かい装飾で覆われた正面のテラス、太い柱、大理石で埋め尽くされた広場、そして、何よりもその巨大さ。何もかもがスケール違いの建造物であることは一目瞭然です。ちなみに、裏から見てみると、その巨大さが改めて分かります。そう、デカ過ぎてカメラに収まり切らないのです。日本の城のように、別段高い天守閣や塔も持っているわけではありませんが、兎に角、横の敷地面積がとてつもなく広いのが特徴です。単純に城の横幅だけ見ても300mくらいあります。ちなみに、屋根の総面積は11ヘクタール、部屋の総数は700、庭園も含めた総面積は800ヘクタール、敷地内の道の総延長は20km、植えられている樹木の数は20万本、宮殿の建設に携わった人数は述べ25000人、庭園の建設に至っては、延べ36000人、総工費は推定400億円、完成までに要した年月は50年なんだとか。現在行われている修復作業にも、全部で1200万ユーロ(約15億6000万円)が投入されているとのことです。色んな意味で桁違いですね。ちなみに、コチラが宮殿と並び称される庭園。ちなみに、奥にある十字架型に張り巡らされた堀も、全長1kmくらいあります。「朕は国家なり」と豪語しただけのことはありますね。全てが我々日本人の想像を越えています。ちなみに、この庭園。ルイ14世は民衆誰もにここに入ることを許可しており、民衆に庭園の見方を教える「王の庭園鑑賞法」というガイドブックを発行していたとのことです。それには「ラトナの噴水の手前で一休みして、ラトナ、周りにある彫刻をみよ。王の散歩道、アポロンの噴水、その向こうの運河を見渡そう」と書かれていたんだとか(以上、Wikipediaより)。さて、それではその贅と権力粋を集めた、宮殿内部を見てみましょう。まずは、白と黒の大理石でキレイに彩られた宮殿前の広場。一部の狂いや隙間もなく敷き詰められた大理石はモチロン美しいのですが、これまたそれに負けないくらいの美女がいたので思わず撮ってしまいました。スミマセン、部屋があり過ぎてどこがどれの写真なのか分かりません。なので、これ以後詳しい説明は割愛させて頂きます。礼拝所みたいな場所。真っ白な大理石で統一された内装に、細部に至るまで彫り込まれた彫刻と、天井に書き込まれたフレスコ画が厳粛、且つ優雅な雰囲気です。たぶん、客人をもてなすのに使われたのであろう、大広間のうちのひとつ。部屋の広さもですが、その天井いっぱいに描かれた絵も迫力満点です。やんごとなき方の誰かが使っていたと思われる、やんごとなきベッド。見ろ、民衆ども!!これが本場の天蓋の付いた「お姫様ベッド」だ!!高さはたぶん、3m以上あります(写真じゃわかりにくいですが)。カーテンや布団の装飾の細かさも半端じゃありません。他にも、高そうな壷や絵、恐らく国宝級であろう彫刻なんかが宮殿内部の至る所に腐る程あります。ルイ14世と並んで、ヴェルサイユ宮殿といえばご存知この人。そう、マリー・アントワネットです。ルイ16世の妃にして、天下一の浪費家として名高い彼女が住んでいたのもこのヴェルサイユ宮殿。そしてマリー・アントワネットといえば、彼の名作「ベルサイユのばら」の舞台になったのも、この宮殿。残念ながら、私はあの漫画を読んでいないので、詳しいことはよく分かりませんが、きっと読んでから来れば、もっと面白かったんだろうな。ちなみに、オスカルは実在の人物ではないそうです。そんなマリー・アントワネットも愛したと言われる、恐らくベルサイユ宮殿の中でも最も名前が知られているであろう場所がこの部屋、「鏡の間」です。金で大理石統一された絢爛豪華な内装に、細やかな装飾が施された梁や柱、立像や燭台、天井いっぱいに描かれたフレスコ画、そして部屋の名前の通り、壁にビッシリと埋め込まれた鏡と、無数のシャンデリアがまばゆい光を放つ、全ての頂点に立つ者を象徴するかのような部屋がこの「鏡の間」です。普段は国外の迎賓を謁見する為に使われていたそうです。ちなみに、あの「ヴェルサイユ条約」が締結されたのもこの部屋。どうでもいいですが、当時田舎の中学生だった我々の間では、1919年に締結されたヴェルサイユ条約の年号を「イクイク~!!ヴェルサイユ」と覚えるのが流行っていました。頭の中には精子とおがくずしか入っていないような、中学生男子の心温まるエピソードですね。この「鏡の間」もスゴいですが、広大なスペースの壁一面に、とてつもなく巨大なスケールで描かれた戦場の風景の絵が迫力満点で迫るギャレリアも、負けない程インパクトのデカイ場所でした。さて、そんなカンジでヴェルサイユ宮殿、如何だったでしょうか?皆様に他にもお見せしたいような写真がまだまだありますが、何しろ、部屋数700を誇る広大な宮殿です。キリがないので、皆さんも是非一度、ご自分で足を運ばれてみることをオススメします。ちなみに、正直途中から飽きてきたので早足で見て回ったにも関わらず、宮殿だけでも最初から最後まで見るのに4時間も掛かりました。お出かけの際は、十分な水とお弁当を持参で見学することをオススメします。…それにしても、何処に行っても人の海。写真を撮るだけでもどれだけ苦労したことか…。まだまだヨーロッパ、夏の観光シーズンが続きます。ガタイのデカイ白人どもに負けないように、侍魂むき出しで、観光にいそしみたいと思う今日この頃です。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.05
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さて、我々日本人にとっても何かと馴染みのある作品が数多く展示・保存されている、パリのオルセー美術館。ミレーも、ドガも、ドラクロワも、確かにどれも素晴らしい。素晴らしい…のですが!!私が本当に見たかったものはコレじゃない!!そう、私が本当に見たかったのは、この美術館の目玉でもある印象派の最高の巨匠、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの作品と、アールヌーヴォーの作品の数々なのです。ちなみに、「印象派」という言葉をものすごーーーーーく簡単に説明すると、写実画と抽象画の中間のような表現方法を用いた作風のことで(要するに、写実的ではないけ抽象画のように、何が書いてあるか分からないなんてこともない)、また色鮮やかな作品が多いのも特徴です。そして、フランス語で「新しい芸術」を意味するアールヌーヴォーとは、自然からインスピレーションを受けたような優しい、ときにグロテスクな曲線で構成される芸術要素を、家具や食器類等生活用品、時には建築物と融合させた芸術運動のことです。私が世界一見たかった建物、バルセロナのサグラダ・ファミリアを設計したアントニオ・ガウディも、このアールヌーヴォーの代表的な作家のひとりです。さて、先ほども名前を挙げさせて頂きましたが、数ある印象派の画家の中でも、私がとっても大好きなのが、世界にその名を轟かせるヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。5階に設けられた一部屋全てがゴッホの作品によって埋め尽くされています。嗚呼…幸せ。パリに来て良かったよ。でも、流石はゴッホ。この日はタダということもあってか、入場前から長蛇の列で、入るのにもひと苦労だったオルセー美術館ですが、とくにこのゴッホの展示コーナーはひときわ込み合っていました。そんな民衆を掻き分けて、なんちゃってカメラマンの意地に掛けて撮った、オルセー美術館所蔵のゴッホの作品の一部がコチラ。「オーヴェールの教会」「星降る夜、アルル」この鮮やかな色使いと、独特の渦を巻くような曲線で構成されるタッチ、スゴくスゴく好きなんです!!「医師ガシェの肖像」ゴッホが御世話になっていた精神科の先生なのだそうです。「自画像」画壇からはのけ者にされて、世間からは変人扱いされて、嘗て親友であったゴーギャンは画家として名声を得ているのに、彼の絵は生きているうちには全く売れず、孤独のうちにその生涯を閉じたゴッホ。後期の彼の自画像を見ていると、どうしても悲しい印象を抱いてしまうのは私だけでしょうか。人の波に揉まれ、押し合いへし合いで大変でしたが、自分がたぶん一番好きであろう画家の生の絵を、こんなに間近で見ることが出来るなんて…重ね重ね、おらぁ幸せだぁ~。ちなみに他にも、ゴッホの嘗てのルームメイトでもあったゴーギャンの「タヒチの女たち」。木漏れ日が差し込む様が美しい、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。コチラも皆さんお馴染みであろう、モネの「日傘の女」。他にもマネ、セザンヌ、マティスなど、普段我々が何かしらのメディアで目にする絵画や耳にする巨匠の作品が、数多く飾られています。興味のある画家の絵だけでも、1点1点見ていると、あっという間に時間が過ぎていきます。さて、もうひとつの個人的目玉である、アールヌーヴォーの作品。スミマセン、作者は分かりませんが、まるでトンボの羽を連想させるような、ステキな書斎机。まるで、絡み付くツタのような自然な曲線とひまわりの咲き誇る様が美しいイス。華やかで細工の細かい簪もお見事。ガラスと陶器を組み合わせた、複雑で優雅な小さな壷。フェルナンド・セスマー作の、直径10cm程の小さな器。小さいながらも、細かく、且つ、ひかりの透け具合が絶妙に美しい桜の装飾がなされた、私が最も心轢かれた逸品です。どことなく中東美術のような、日本美術のような、エキゾチックな雰囲気を漂わせるアウグスト・ジーンのガラスの器。そして、アールヌーヴォーといえば、やっぱりこの人エミール・ガレ!!光の透かし具合によって、いくらにもその表情を変えるという、ガレのガラス作品。いや~、初めて現物を生で見ましたが、小さいながらも本当にスゴい!!どうやったら、こんな色使いのガラスが出来上がるのでしょう?複雑で、大胆で、そして美しい。昔NHKの特集で見て以来ずっと、現物を見てみたいと思っていたのですが、ガウディに引き続きて、念願叶いました。そんなカンジで、鼻息荒く館内を回っていると、お昼ちょい過ぎくらいに行ったはずなのに、気が付くともう閉館を知らせるアナウンスが流れていました。いや~、こんな素晴らしいものをタダで見せて頂いてしまって…。パリ市、アンタは偉い!!日本の美術館も、こんなカンジで「タダで見られる日」とかあれば嬉しいですね。そうすればもっと、我々や子どもたちの心も豊かになるんじゃないですかね?とりあえず、大満足の一日でした。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.03
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雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、夏ノ暑サニモ物価ノ高サニモ負ケズ、地下鉄ニ色眼鏡ヲ置キ忘レ、買ヒ物帰リニハ財布ヲ無クシ、挙ゲ句ノ果テニ携帯電話ガ壊レ、トドメトバカリニ、ロンドンデノ治験ノ仕事ヲ断ラレ、サフイウ者ニ私ハナリタクナヒ。というわけで、何かとツイていないパリ生活、早くも合計2週間を越えようとしている三線マンです。んが!!何も俺だっていたずらに日々を貪ってるばかりじゃないぜ。フッフッフ…この日をずっと、待っていたんだよ…。何と、ここ華の都、パリ。毎月第一日曜日は、全ての博物館と美術館が無料なのです!!いや~、コレを待ってたんだよ!!こう見えても、絵画、特に近代現代美術を見るのが実は好きな私。このブログには書いていませんが、実は、イスタンブール、アンマン、テルアビブでも近代現代美術館に足を運んでは毎度長居を決め込んでいます。しか~し、ここはヨーロッパ。何処行ったって入場料で必ず日本円で1000円前後取られてしまうファッキンボッタクリ観光地ばかり。最初は「よぉ~し、イタリアとフランスで美術館巡りだ!!」なんていきまいていたのですが、ケツの毛まで抜かれて、完全にスッテンテン寸前な私にそんな余裕ありません。でも、でもでも、見たかったんです!!というわけで、行ってきました。パリを代表する近代美術の殿堂、オルセー美術館!!写真に映っている建物全部がオルセー美術館です。デカイ。嘗ては1900年のパリの万博に合わせて建てられた駅舎兼ホテルだったんだとか。そんな名残を残す美術館の館内は広々とした吹き抜けになっています。ここで、「アレ?」と思ったアナタ。鋭い!!そう、パリで美術館といえば、皆様ご存知ルーヴル美術館。のはずなのに、何でそんな、どちらかといえばマイナーな美術館なんかに行ったんだという疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、その答えは至極簡単。確かに、「モナリサ」は見てみたいですが、実は正直に申し上げると、ヨーロッパの中世美術にあまり興味がないのです(レンブラントは別だけど)。それと、「ルーヴル美術館はあまりにも巨大すぎるため、隅々まで見るのに4、5日は掛かるよ」というという、ありがたいアドバイスを頂いたからです。そう、オルセーも十分デカイですが、ルーヴルはもっと桁違いにデカイ。参考までにどれくらいデカイかというと、パリの街丸々3ブロック分(たぶん縦300×横200mくらい)の途方も無いくらいの大きさを誇っています。ちなみに、コチラがう噂のルーヴル美術館。なので、今回はオルセー美術館に足を運んだ次第です。1848~1914年に掛けての近代美術作品をコレクションするオルセー美術館。「あ、これ教科書で見たことある!!」と思わず声をあげたくなるような絵画や彫刻がゴロゴロとあります。例えば、エドゥワール・マネの「笛吹きの少年」。同じく、マネの「闘牛」。いや~、牛追い祭り以来、「闘牛」が気になって仕方がないのです。来週当たりにまたスペインに戻る予定なんで、また闘牛でも見ようかな。ジャン・フランソワ・ミレーの「落ち穂拾い」。絶対に誰もが、どこかしらで目にしたことはあるであろう、名画中の名画ですね。エドガー・ドガの「バレエの花形」。アントワーヌ・ブルーテルの「弓を引くヘラクレス」。やっぱ本物は力強さと迫力が違いますね。他にも、アングルの「泉」(何処にあるかわからなかったけど)、ロダンの「地獄の門」、ドラクロワの「ライオン狩り」など、見る人が見れば涎タラタラ、何時間でもいれてしまうようなステキ美術館なのですが、私の本当の目的はこれじゃない!!この美術館最大の目玉であり、私が本当に見たかったもの、それがこの美術館には2種類もあるのでした。つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.02
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さて、先日の日記でも少々書かせて頂きましたが、南フランス、山の豊かさにも、人の良さにも、料理のおいしさにも、本当にビックリしましたが、何に一番ビックリしたって、山や林道沿いにゴミがひとつも落ちていないことにビックリしました。栗の木が不規則にうっそうと茂る森の中でも、針葉樹がまばらに生える山道にも、村の中にも、牧場にも、ゴミひとつ落ちていないのです。皆さんは、山道を車で走ったり、山や川で、トレッキング、或はキャンプ等アウトドアレジャーを楽しまれたことはありますか?山に限らず、海でも良いです。自然とじっくりとふれあって遊んだ記憶のひとつやふたつは、どなたにもあるかと思います。そして、そんな記憶の片隅には必ずゴミがどこかしらに落ちている映像がこびりついているのではないでしょうか?「折角きれいな山や川、海に来たというのに、ゴミが落ちていてガッカリした」なんてことがありませんか?田舎育ちで幼少の頃から何かと山や川で虫を獲ったり、魚を捕ったり、海や湖で釣りをしたり、沖縄に行ってからも、海や離島に入り浸ったり、ヤンバルの山を仲間と一緒にテントを担いで駆け回ったりと、何かと自然の中で過ごした時間が多かった私ですが、何処に行っても、ゴミが落ちていることにガッカリさせられました。それが例え無人島や、或は「え!?こんなとこまで人が来るの?」というような山奥でさえ、ゴミって落ちているものなのです。タバコの吸い殻や箱、或はガムの包み紙等の小さなものだったり、コンビニのゴミ袋一杯に詰まった弁当の箱や空き缶だったり、ヒドいものだと冷蔵庫、テレビ、車など、最早不法投棄のレベルだったり、注射器や医薬品の瓶が落ちていて一瞬ひやりとするなんてこともザラではありません。林道、広場、川沿いの土手、海岸、人が入ることが出来る場所全てにゴミが捨てられているといっても過言ではないのでしょうか?見ていて、悲しく、そして情けなくなる風景です。一般的な義務教育を受けていれば、その過程で「自然を大事にしましょう」「ゴミを捨ててはいけません」なんてことは、耳にタコが出来る程教わるはずだし、ゴミ拾いや野外実習なんかの課外活動も含めて、自然の大切さというのもをある程度は叩き込まれるはずです。加えて、常識ある大人が親であれば、子どもにそう躾けるでしょう。なのに、この有様。まぁ、原因なんてのは、一部の連中が「どうせ俺一人が」「私一人が」「誰かが掃除してくれるだろ」と頭の悪い甘ったれた考えでゴミを捨てていくのと、電化製品の処分費用、たかだか数千円が惜しくて山や海に捨てるヤツ、あとは企業レベルで不法投棄を行う自分勝手な犯罪者たち、そして「自然は無尽蔵だ」と思い込んでいるエゴイスト、こんなところがその殆どでしょう。ゴミひとつおちていない、フランスの山道。1分走れば必ずゴミの姿を見掛ける日本の山道。本当に恥ずかしくなります。小学校の先生をしているジュリアンに「日本はさ~、ホント山の中がゴミだらけで悲しいくらいなんだけど、何でフランスってこんなにきれいなの?学校で何か特別なこと教えたり、特別な課外授業ってやったりしてる?」と聞いてみたのですが、どうもちょっと聞いた分には、その内容は日本とそこまで大差はないようです(実際には違うと思いますが)。それどころか、「日本はとっても美しい」と信じていた彼には、日本の山や海がゴミだらけだったというのはショックだったようです。「何で?」と聞かれて、「いや~、実はカクカクシカジカで、こんな「自分だけは大丈夫だろ」「誰かが掃除してくれるさ」みたいなエゴイストが多いからだと思うんだよね」と話すと、またそこにもショックを受けたようで、「フランスではそんな考えのヤツは殆どいないと思うよ!!それに、日本人って、みんながみんな、真面目で常識的だって思ってたんだけど…ちょっと残念だね」と悲しそうな顔をしていました。聞くと、フランスでは「ゴミを捨てない」なんていうのは「自然の中にゴミを捨てない」なんていうのは、国民の間では当たり前モラルや常識として認知されているとのことです。寧ろ、そんな行為事態が恥ずかしことなんだとか。素晴らしいですね。今の日本の自然を見て、外国から来た旅行者たちはなんと思うのでしょう。アイデンティティの違い?国民性の違い?そんなことで片付けてしまえる問題ではありません。「節電だ」「クールビズだ」「CO2だ」という前に、日本政府が、国民が、まずやらなければいけないことが、根本的に変えていかなければならないことが、あるのではないでしょうか?「自然は無尽蔵ではない」という意識。「自分だけは」という腐ったエゴ。「人が捨てているから、俺も」というバカみたいな連帯意識。たった一人のエゴにより、そこからシミが広がるように環境が破壊されていくということの自覚。また、それを子どもではなく、大の大人がやっているという恐るべき環境保全に対する意識の低さ。難しいとは思います。でも、それを変えることは不可能ではないと思います。もっと身近なことでいいんです。身近なことから始めて行って、出来る範囲のことを、何かしらの方法で、まずはみんな出来るようにしていって、そうして、自然環境に対して親近感を持つことが出来れば、自ずから、自分たちが取るべき行動、意識すべきモラルが身に付き、それがゆくゆくは、日本全体、地球全体の意識、環境の改革に繋がっていくことも、不可能ではないかと思います。まずは「ゴミを捨てない」という意識から。もしそれを、1億3000万の国民全てが実践することが出来れば、その頃には大きな変革が生まれているのではないでしょうか?逆に、1億3000万人全ての人間が、1個ずつゴミを捨てれば、1億3000万個のゴミで自然が汚れるということです。1億3000万本のタバコの吸い殻と、1億3000万本の空き缶と、1億3000万個の弁当の箱と、1億3000万枚のビニール袋が、日本中に捨てられている姿。想像して下さい。意識改革というのは、押しつけではダメだと思います。「イヤだ」とか「面倒だ」とか「ダサイ」と思っていることを頭ごなしに「やれ」と言われたって、そこには根本的な意識改革というのは生まれません。自発的に、「ああ、やってみようかな」「うん、それなら自分にも出来る」というところ感情が成立して、初めて意識改革が出来るのではないでしょうか?みうらじゅんの「オヘンローラー」や「親孝行ブーム」じゃないですが、例えば、「自然環境を保護する=カッコイイ」みたいなブームやトレンドがこの先何かしらの形で生まれて来てもいいんじゃないですかね?ファッションモデルとかミュージシャンとか、芸能人とか総勢で使って、ひとつのムーブメントを起こす。若者が起こす流行や、それを取り上げるメディアの力ってスゴイですからね。どうですか、テレビ局や政府のエライ人?ちなみに、蛇足になりますが、日本で国道沿いやら、高速道路沿い、或は鉄道沿いで、山の中やら田んぼの中に立っている、あの巨大な宣伝看板。何なんですか、あれは!?あれこそ景観破壊です。「○○煎餅」とか「○○ホテル」とか、バカみたいにデカイ看板をきれいな山の中に、明らかに違和感を感じさせる、あの不節操に乱立するアレ。ああいうものがあるから、余計にダメなんじゃないですかね。ヨーロッパの自然には余計なものがないのです。まずは「美しい」と思える景観を取り戻すこと。「美しい」と思えるものを汚したがる人間なんて、まず殆どいないと思います。アメリカのネイティブアメリカンだったか、オーストラリアのアボリジニだったか、どっちの言葉だったか忘れてしまいましたが、「人間が自然を見て「美しい」と思うことも、自然にとっては大事なことだよ。自然も「美しい」と思われることによって、どんどん美しくなっていくんだ」という言葉を何かの本で読みました。人の為にも、自然自身の為にも、美しい景観を保持するというのはとっても重要なことなんですね。何だかか、こう読み返してみると、けっこうありきたりなことを書いてるかのようで申し訳ないですが、本当にそう思ったので、こうしてキーボードに向かわせて頂きました。文章を書くという行為は難しいし、私もまだまだ力不足なので、本当に言いたいことの50%も書けていないような気もしますが、1%でも、この気持ちが皆さんに伝えられたらと思います。長くて退屈な文章だったと思いますが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.08.01
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我々が「フランス料理」と聞くと、ドレスコードがあるレストランで膝にナプキンを置いてソムリエをワインについて小賢しい談義を交わしながら、1本数万円もするようなボトルを入れて、フォアグラやらトリュフやら、高級食材をふんだんに使った目ん玉が飛び出る程高い料理をフォークとナイフでお上品に突つき、支払いはアメックスのブラックカードで…ケッ、どうせ庶民な俺様には関係のない世界だぁ!!酒持って来い、酒!!なんて、敷居の高いイメージがありますが、そんなことはない!!モチロン、一食で平気で300ユーロ、400ユーロの大金が飛んで行くような3星レストランも山のようにありますが、いくらフランス人だって毎日そんなもの食ってるわけありません。ちゃんと、庶民の味があり、母の味があり、地元の味があるのです。今日は、そんな中でも先日までお世話になったアルデッシュでみんなで作った、気楽に楽しめる庶民の味中心に、フランスの家庭料理のいくつかを皆さんにお伝えしたいと思います。アペリティフフランス人の食文化では欠かすことの出来ない習慣、それがこのアペリテゥフと呼ばれるものです。食事の前にアパタイザー(前菜)とワインを飲みながら、食事を待つ間オシャベリを楽しむという、フランスらしい優雅な習慣です。ちなみに、写真はパリでの、ちょっとしたパーティー仕様の豪華版。生ハムやピクルス、オリーブ、チーズにパン、そしてこの日はトルコ料理のお惣菜という組み合わせ。ランチタイムの贅沢なひとときです。フランスのチーズとオリーブの美味いこと!!ちなみに、普段はチーズとオリーブとパンのみ、サラミとパンのみ、それ+ビールか安ワインといった簡素なカンジで食します。スモークサーモン・カクテルショットグラスより少し大きめのグラスに、アボガドとレモン汁を合わせたペースト、クリームチーズとタマネギのみじん切りを混ぜたものを敷き詰めて、それに細かくカットしたスモークサーモンをたっぷり載せた贅沢な前菜。白ワインにも、そしてビールとも相性抜群です。この他にも、こんなカンジのカクテルのような前菜だけでも、1冊の料理本が出来てしまう程種類があるそうです。日常的に家庭でこんなオシャレなものを食っている上に、種類までたくさんあるなんて…流石はおフランスですね。ペンネのブルーチーズソース作り方は至って簡単。ブルーチーズと山羊乳から作る白チーズを弱火に掛けながら鍋でじっくり溶かし、パスタのゆで汁を少し加えてそれを沸騰しない程度に伸ばすだけで、美味しいパスタソースの完成です。クラッシュしたクルミの実を入れるのがフランス流なんだとか。それに好みでブラックペッパーとオリーブオイルを。先ほども書きましたが、フランスはチーズが最高に美味いので、チーズベースのパスタソースも絶品です。ブルーチーズのクセがたまりません。フランス人の大好物、好きな人にはたまらない味です。アルデッシュ名産・特濃チーズフランス語だと「乾いた、固いチーズ」という意味の名前を持つ、アルデッシュでしか作られていない名産&特別品のチーズ。その名の通り、山羊乳で作ったチーズを何年間も寝かせて、ほぼ完全に水分が無くなり、目方が80%くらい無くなったところでようやく完成という、手間隙の掛かったチーズです。もの凄く味が濃く、小さな欠片でもそのまま食べると、喉がヒリヒリするほどの、超超超濃厚チーズ。これを薄くスライスして、同じくアルデッシュ名産の栗から作ったモッチリとしたパンにこのチーズの乗せ、同じく栗の風味を付けて作った特製の蜂蜜を少しかけて食べるのが、一番美味しい食べ方なんだとか。超濃厚な味わいのチーズと上品で滑らかな甘さの蜂蜜が絶妙のマッチングで、「これが同じチーズか!!」とビックリする程美味しかったのを覚えています。庶民料理色々セバスチャンの別荘の庭で採れた野菜を使ったリゾットやキッシュ、町で買ってきた地元産のハムやチーズ等等。大皿にたくさん作って、みんなでほしいだけ取るビュッフェスタイルのランチ。見た目通りどれも絶品。とくに、自家製のズッキーニをふんだんに使った自家製のキッシュは今まで食べたキッシュの中でもトップクラスの美味しさでした。ちなみに、その庭で採れたズッキーニ。デカイ。最初「細長いスイカか?」と思った程のデカさを誇る、バケモノサイズのズッキーニ(写真下のが、普通サイズのズッキーニ)でした。トマトとズッキーニの肉詰めトマトやズッキーニの中身を刳り貫いて、中に挽肉とハーブを詰めてオーブンでじっくり焼いたもの。非常にシンプルな料理ですが、野菜の下には3種類の雑穀と刳り貫いた野菜の中身で作ったペーストを敷き詰めており、野菜のうまみをたっぷりと吸ったご飯と一緒に頂くと美味です。オリーブオイルとバルサミコ酢をお好みで。南フランスの野菜は甘みが強くてとっても美味いのです。ヴランケットそして、今回のフランス滞在で、いや、今回の旅の中でも一番忘れることが出来ない程の美味がコチラ、フランスの伝統的家庭料理、ヴランケット。ジュリアンのお父さんとお母さんが晩メシに招待してくれて、そのときに作ってくれたのが、この料理。何と、150年以上の伝統を誇り、一時期は国王が「国民食だ」と宣言したこともあるという、由緒正しい、フランスの正統派肉料理です。お母さんみずからがサーブしてくれました。子牛のスネ肉を圧力鍋で野菜と一緒にトロトロになるまで煮込み、それに特製のソースと、スープで炊いたご飯を添えて食べます。フォークで持っただけでホロホロと崩れる、味のしみ込んだ牛肉と野菜、秘密のレシピで作った特製のソースが奏でる絶妙のハーモニー。決して、見た目的には美しいものではないので、レストラン等でサーブされることはまずないとのことです。ホントーーーーーーーに、メチャメチャ美味しかったので、「美味い美味い」と食べていると、お土産に鍋一杯のヴランケットを我々に持たせてくれました。涙が出る程嬉しかった、心まで暖まるフランスの母の味でした。ありがとう!!ちなみに、その秘密のレシピもバッチリゲット。秘密なので公開はしませんが、日本に帰ったら作ってみようかと思います。他にも、色んなソースやペースト等、酒のつまみを中心に、色んなレシピを頂いてきました。食べることが出来たアナタはラッキー。というわけで、フランスの庶民&家庭の味、如何だったでしょうか?何も、レストランにお行儀良く座って、フォークとナイフでお上品に食べるものばかりがフランス料理ではありません。ヨーロッパに入ってからというもの、殆どパンとチーズとハム、あとはピクルスと安ワインしか口にしていなかったので、殆どお金をかけることなく、こんなに素晴らしい料理が堪能出来たのは、正に幸運としか言えません。さて、そろそろフランスを出ようかと思う今日この頃ですが、またパン&チーズの生活に戻るのかと思うと、若干憂鬱な今日この頃です。夢聞いた&握手した人昨日:1人 合計:スミマセン、まだ集計出していません…。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.30
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前回の日記で「何も無くさなかったし、盗まれなかった」と書いて「何でぃ、つまんねぇヤツだな」と溜め息をついた失礼極まりない諸君。喜ぶがいい!!昨日は携帯がブッ壊れたぜ!!2年半程前に香港で中古で購入したモトローラ社の「D&G」特別仕様のキンキラキンの成金趣味な携帯。原因は不明。何処にも落としてもいなければ、水没もしていません。ここ1ヶ月電池がすぐに無くなる(1日保たない)と思ったら、昨日の夕方頃からディスプレイが真っ暗になり(通話は可能)、そして今朝、ついに電源すら入らなくなりました。パリに帰ってきた瞬間にコレです。はぁ…ここまでくると本当に呪われてるとしか思えない。細木数子でも除念に来てくれないかと思う今日この頃です。さて、話しは戻って、舞台は南フランスはアルデッシュの山中。夏になると地中海性気候特有のからりとした、乾いた空気の中、「これでもか!!」という程、お日様の光がいっぱいに降り注ぐアルデッシュ。そんなお日様の光を受けた山や森は枝いっぱいに新緑の葉っぱを茂らせ、生命の力に満ちあふれています。そりゃ、歩かにゃいかんでしょ!!というわけで、毎日お日様が出ている時間は、山の中や谷間を数時間かけてトレッキングするのが我々の日課。大昔から林道や街道として使われてきたデコボコ道や、時には渓流をジャボジャボと泳いだり飛び込んだりしながら1日に3~5時間程、歩き回り、自然の中で遊ぶのが何よりの楽しみでした。それにしても、アルデッシュの山は人間にとっても本当に豊か。畑や農道以外の場所を歩いていても、そこいら中に果物や木の実がたわわに実っているのを簡単に見つけることが出来ます。例えば、キイチゴ。フランスの果物といえばやっぱりコレ、ブドウ。ちょうど食べ頃のプルーンも、そこいら中になっています。そして、何といっても一番多く見掛けるのが、アルデッシュ名産の栗。山岳地帯な上に、冬場はもの凄く冷えるこの場所は、麦や米を育てるには向いていないらしく、代わりに、この地方の人々主食として大規模に栽培されてきたのが、この栗です。水車を使って栗を粉にしてパンを作ったり(美味い!!)、栗きんとんのようにふかして食べたりと、用途も様々。この地方になくてはならない、貴重な農産物のひとつです。そして、このイチジク。↓美味しいイチジクにご満悦のジュリアン先生。日本のイチジクよりもずっと甘みが強く瑞々しい果肉は忘れられない南フランスの味のひとつです。ちなみにこのイチジクは、大きな声では言えませんが、山奥の畑でトレッキング中に失敬してきたものです。↓証拠写真ちなみに、私以外の全員の職業は小学校の先生。いやー、日本にもこんな先生たちがたらいいですね。みんな、一般的な社会の枠に捕れない、ステキなボヘミアンたち。山に入れば本気で子どもに負けない程はしゃぎまわり、時にはちょっとしたイタズラをはたらき、馬鹿笑いをして転げ回る。一緒にいると何だかデッカいガキ大将たちと遊んでいるような気分です。時には標高1100m付近に広がる雄大な草原の中を、時にはイバラとツタと巨大な木々に囲まれた険しい山道を、時には豆の木の茂みの中を、豆が乾燥して自然にはぜて、種をまき散らす「プチプチ」という音を聞きながら、疲れたら沢の畔で一休みしつつ、そして時折、ローマ時代からの長い長い歴史を持つ山道の歴史の断片をかいま見つつ、眼下を一望する峠の上でみんなで回し飲みする安ワインは最高の贅沢でした。東の果てに連なるひと際高い山々は、彼のアルプス山脈。いつかはモンブランなんかにも挑んでみたいですね。今回はお金がないのでパスですが。それにしても、日本と比較して何が一番ビックリするって、何処に行ってもゴミがひとつも落ちていないことにビックリしました。噂には聞いていましたが、フランスの環境保全に対する意識の高さには本当に驚かされました。このあたりの詳しい話しについてはまた後日改めて。でも、本当に日本という国が恥ずかしくなる程、整った、そしてきれいな環境には度肝を抜かれました。山から下りてきたら、汗だくになった体を浄めるべく再び川へ。透明に透き通った川は3~4mくらいの川底にいる魚の姿さえ、しっかりと見ることが出来る程きれいです。火照った体を冷まして、日向で本を読んだりしていると、いつの間にか強かった日差しも弱まり、青色のペンキをべた塗りにしたかのような、冗談のように青かった空の色も徐々に色を変えていきます。そうなってくるとノソノソと家に戻り、夕飯の仕度をしたり、家の補修工事でもう一汗流したりしていると、いつの間にか、山の端っこに細い細い三日月が掛かっているのでした。明日はアルデッシュの食についてお届けします。ずっと忘れていたけど、握手&夢聞いた人昨日:3人 合計:190~200人くらい…だと思います。詳細はまた後日。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.29
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さて、我々が1週間に渡り何処に行っていたかというと、パリから南へ下ること、たぶん600kmくらい、ジュリアン駆るのポンコツ号で延々とハイウェイと下道と乗り継いで、走りに走って10時間。やっとこさ辿り着いたその地の名前はアルデッシュ。残念ながら(?)アルプス山脈山麓ではありませんでしたが、1000~1500m級の山々が連なる一帯を、南フランスの太陽をいっぱいに浴びた深緑の元気な森と広大な牧草地が覆い尽くす、まるで古いヨーロッパ映画にでも出てきそうな、豊かで美しい場所です。そのアルデッシュの山の深い深い谷間には、ひっそりと佇むかのように数件の石造りの家々が数件集まって小さな村を形成し、自然と調和した見事な景観を作り出しています。何で世界遺産に登録されないのかが不思議なくらいです。そして我々が今回お世話になったのも、そんな村のひとつ。重厚な石造りの家が5、6軒程と果樹を中心にした畑があるだけの、小さな小さな村の中のとある1軒の家。何と、この家が造られたのは200年前とのこと!!コチラが家主様。ジュリアンの友達で、普段はパリで小学校の先生とバレーボールのコーチを生業としている、Mrセバスチャン。執事のような名前ですが、ご主人様です。そこんとこヨロシク。テノールの効いた野太い声を響かせながらしゃべり、ゆっくりと、しかし確信に満ちているかのようなどっしりとした動作で美味いものを作ってくれ、そして大いに飲み、山のことならなんでも知っている、ギターとトラッンペットをこよなく愛する、見た目の通り熊のような心優しい豪傑です。彼と彼の父親が今から数年前にこの家を別荘として購入し、当時ボロボロだったこの家を夏が来る度に少しずつ自分たちで修復しながら、現在の形に築き上げたという、汗と努力の結晶のような家です。中から見ると2階建てですが、実際には3階建て、1階部分は表通りに面しており、納屋として使われています。住居部分の内装はこんなカンジ。これでリビングの半分くらい。天井は低いし暗いですが、2階部分全部を使ったリビングは広々としており、変な圧迫感はまるでありません。標高の割に、外の日差しが俄然強く、日向に出ていると中近東並みに暑いのですが、石造りの上に、窓も小さいので中は24時間いつでもひやりとした快適な温度に保たれています。湿度も低く、乾燥した土地なので、日本のようにイヤな湿気が籠ったりカビが生えたりすることもありません。大きなソファーに薪ストーブがひとつと、巨大な暖炉がひとつ、夏は涼しく、冬は暖かい、よく考えられた造りの家です。広々としたキッチンには6人がけの大きなダイニングテーブル(主に調理場として使用)とたくさんの食器、巨大な冷蔵庫、オシャレな間接照明に、そしてたくさんの楽器が並ぶくつろぎ空間。3階部分は寝室が2つと天井の高いリビングになっています。ちなみに、この他にもう1棟倉庫が家の入り口に建っています。広い中庭の上に、石造りの階段を上がっていくと、オリーブやらプルーンやらの果樹が覆い茂る畑、家の敷地の外にもトマトやタマネギを野菜を育てている畑があり、食事は3食、その中庭や畑の中に置かれたテーブルで食べ、日が暮れた後はそこでゆっくりワインを飲みながらみんなでオシャベリをしたり、満点の星を眺めたり。聞こえてくるのは、虫の鳴き声と100m程谷を降りたところにある川のせせらぎの音だけ。モチロン、空気はこの上なく美味い。森の中での最高のリラクゼーションライフを満喫する為の全てが揃った、至れり尽くせりの場所です。街から遠く、パンひとつ買うのにも、車で40分山を降りなければならないことと、山の中なので蚊屋を釣らないと眠れないことだけが唯一の難点ですが、まぁ、そんなものは関係ないでしょう。電気は来ていますが、モチロンテレビなんて無粋なものはナシ。時計も流し台の上に申し訳無さそうに置かれているのですが、殆ど誰も見やしません。私もせいぜい1日に1、2度くらい。陽が登って日が沈む。みんな腹が減ったらメシを食う。非常にシンプル。行く前に「とにかく、ものすんげぇど田舎だ」と聞かされていた上に、私にとって山での生活といえば、水は全部川の水、汲みにいくときはハブに注意しなければならず、明かりはランタンと蝋燭のみ、火は全部囲炉裏かかまどで起こして、献立の8割はカレーか鍋。トイレはナシ。全部山の中。雨が降れば何故かムカデにケツを噛まれ、立ち止まればブヨと蚊の猛攻にやられ、顔をお岩さんの如く腫らし、夜中にのトイレの為に外に出れば靴の中にスズメバチが入っていて刺され、外で立ち小便をすれば手前の茂みが突然動き出し、何かと思ってヘッドランプで照らしてみれば、猪のケツだった、酒は泡盛のみ、山の歌とともに先輩からのいつ果てるともしれない一気コールが延々と続き、「嗚呼、このままだと急性アル中で死ぬ…」と思いながらもいつの間にか潰れ果て、翌日は地獄のような二日酔いでまたクソ重たいリュックを背負って道なき道を…。なんていうサバイバルな場所での山ごもり想像していただけに、(ちなみに、上記のお話しは全部、沖縄のヤンバルの森の中での実話)、もう、本当に環境が良過ぎて申し訳ねぇ申し訳ねぇ…兎に角、謝りたくなる程すんばらし場所なのです。そんなこの家で、彼らは学校が休みになる夏の2ヶ月間と、冬と春の1ヶ月ずつ、合計4ヶ月をこの家で過ごすそうです。うーん、羨ましい。そしてこんな「自然の中での贅沢」を凝縮したような場所に集まった愉快な仲間はコチラの面々。我々3人と家主様の他に、家主様の奥さんと、その双子の妹、モーリシャス諸島で学校の先生をする夫婦とそのクソガキ…もとい、わんぱく坊主のナエルくん。すぐにコチンを殴ろうとしてくるので、注意が必要です。油断しているとやられます。そんな愉快な仲間たちとともに、昼前くらいにもそもそと起きだし、とりあえずパンや、ジャム、チーズ等、有り合わせのものでブランチ、その後は洗い物や掃除、洗濯、畑仕事。基本的に日の出ているうちは周辺の山に登ったり、谷を川沿いに遡ってみたり、川縁で泳いだり、読書、シエスタ、日光浴に精を出す。日が傾いてくると家に戻り、夕食を作ったり、まだ完成していない家の修復を手伝ったりして、太陽が沈む頃に…といっても、夜の9時過ぎくらいなのですが、遅い夕食、その後は楽器でジャムセッションをしたり、只何をするでもなくボーッとしたり、そして眠くなったら眠る。いやー、申し訳ない。本当に、心の底から、体の芯まで、骨の随まで、南フランスの豊かな自然を満喫させて頂きました。つい先月までの2ヶ月半程、ずっと砂漠の国々をしていた私。走るバスの車窓から外を眺めてみても、そこにあるのは砂の大地に岩の山。川であるべき場所は乾き切り、嘗て水を称えた痕跡があるのみ。そしてヨーロッパに入ってからもずっと、行き先は街だけ。ホントーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、山と森に飢えてたんです!!!!たぶん、世界一の大都会であろう香港に住んでいた1年8ヶ月という歳月と同じくらい、緑に飢えていたのではないかと思います。御陰様で、もの凄くいい充電をさせて頂きました。ありがとうございます。ちなみに、残念ながら今回は、何もなくしていないし、何も盗まれていません。皆さんのご期待にお応え出来なくでスミマセン。くわぁーーーーーーペッ。フッフッフ…運気もだんだんと俺に戻って来たようだぜ。明日の日記では、豊かなアルデッシュの自然について皆さんにお伝えしようかと思います。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ありがとうございます!!
2009.07.28
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♪アルプス1万尺♪小槍のう~えで♪いや~、久方ぶりだな諸君!!突然だが、山はいいぞ~!!♪下駄を鳴らし~やってくる♪腰に手ぬぐ~いぶら下~げて~♪おっと、これは違う。帰り道中ずっと吉田拓郎を聞いていたもんで。♪山の男~はぁ~よ♪荒くぅ~れもぉ~のだよぉ~♪というわけで昨日深夜、6日間に渡る山暮らしから、華の都、大都会パリに帰ってきました。うーん、どこから話せばいいことやら。あ、そうそう。前回の日記でご紹介するのを忘れていましたが、とりあえず私が今、誰宅に厄介になっているかというと、コチラの方々。そう、昨年、私の28年の人生の中で最もファンキーでエキサイティングなクリスマスをインドのコルカタは、パラゴンゲストハウスの屋上で一緒に過ごした、ビリンバウ使いのジュリアンと、タブラ奏者のドリアン、このカップルの家に居候させて頂いています。ちなみに私の他にもう一人、ここで居候暮らしをしている人間がいるのですが、彼についてはまた後日、違う話しで。スペースが足りなかったので続く。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.28
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パリに来て早くも1週間が経ちました。現在、パリジェンヌの友人宅にて居候生活中。ちなみに、その友人というのが昨年のクリスマス、インドのコルカタで最高に楽しい時間を一緒に過ごした仲間なのですが、彼らについてはまた後日。で、そんな彼らと、明日から南フランスの人里離れたド田舎へ5、6日間山ごもりに行ってきます。何でも、200年前の家をその山中に持った友達がいて、そこに泊まりにいくのだとか。参考までにどれくらいド田舎かというと、パンを買いに行くだけでも車で40分程掛かるくらのド田舎だそうです。豊かな森ときれいな川が流れる、すばらしい場所だそうです。当然、コンピューターとか無線LANなんて洒落たものはないので、暫くお休みさせて頂きます。ご了承の程、ヨロシクお願いします。ちなみに、パリ生活。激安でオペラ座にバレーを見に行ったり、死ぬ程人でごった返しているヴェルサイユ宮殿に行ったり、何かと楽しく過ごしていますが、この話しはまた後日。ちなみに、今宵は家主のお父さんが作る、この地方の伝統料理、しかもレストランでは食べられないスペシャルな家庭料理を御馳走になれるそうです。ウヘヘ~、楽しみぃ~。というわけで、みなさん。また来週あいましょう。ボンボヤージュ。チャオ~!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.20
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先日ミラノ滞在中のことです。居候させて頂いていた、もと敏腕時計デザイナーで、現在ミラノのデザイナー学校で更にデザインの道を究めるべく勉学に励む、なおにんさんからのお誘いで、そのデザイナー学校のちょっとしたパーティーに行ってきたのですが、そこで、三線を弾いてきました。そして、その模様をyoutubeでアップしてみました。コチラをご覧下さい。 ↓ ↓ ↓三線マンが唄う!!<世界一周編>inミラノ誘って頂いたなおにんさん、カメラマン&アシスタントをしてくれたひとみちゃん&じゅんこちゃん、本当にありがとう!!みんな、ノリが良くてにこやかで、唄っていて本当に楽しかったです。「何で妙に動きがクネクネしてんだ?」という疑問をもたれる方もいるかもしれませんが、そのあたりはあまり気にしないで下さい。私のギターの師匠、けんぶーのせいです。内輪ネタでスミマセン、分かる人だけ爆笑して下さい。さて、そんな明るい話題の後で何ですが。このブログで何度も書いていますが、スペインでは・バルセロナで詐欺にあって現金US$500を盗まれました。・パンプローナの「牛追い祭り」で盗難にあい、バックパック(小)、 トレッキングシューズ、寝袋、風呂セットをなくしました。・同じく「牛追い祭り」で、牛に追われている最中に腕時計をなくしました。フランスはパリでは、・地下鉄にお気に入りだったサングラスを置き忘れてきました。・エッフェル塔で、カメラのレンズ用の布を落としました。「さぁ、次は何を無くすんだぁ~!?」と期待していた不届き者の皆様。オマエらの期待に答えてやったぜ!!昨日は、財布をなくしました。もう、ここまできたら笑うしかないですね。今御世話になっているパリジェンヌ宅の近所のスーパーで買い物をした後、帰宅。帰宅後、5分程して財布がないことに気付き、慌てて引き返して確認してみるも、当然の如く影も形もありません。いつもポケットにつっ込んであるのですが、恐らく、入れ方が悪くて公園の階段を上がったときか、何処かでポロリと落としてしまったのでしょう。現金15ユーロとUS$12、3エジプトポンド、未使用の地下鉄の切符7枚と国際学制証と一緒に、何処かに旅立っていった私のルイ・ヴィトン(中国製、モチロン偽物。)のお財布ちゃん。連れ合いの友達(中身のことね)もいっぱいいるのことだし、きっと寂しくはないでしょう。いい旅になるといいですね。まぁ、見ての通り幸か不幸か、中には大したものは入っていなかったので、被害としてはそれ程ではないのですが、今まで物心ついてからは一度たりとも、財布も携帯も無くしたことがなかっただけに、精神的ダメージは特大です。…はぁ………何やってんだろ。散々ものを失った後なので、別に油断しているわけではないと思うのですが…。愉快な仲間に囲まれているので、ストレスも殆ど溜まってないし。どうも、私の中の何かがおかしいようです。誰か俺に呪いでも掛けてるんですかね?さぁ、次に無くすのは、携帯か?カメラか?パソコンか?パスポートか?キャッシュカードか?それとも三線か?荷物が軽くなること、よりシンプルになることは、バックパッカーとしてけっこう喜ぶべきことではありますが、もう勘弁して下さい。外出することさえ億劫な今日この頃です。俺のアホォォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.19
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今まで旅をしてきて、本当に色んな建物を見てきました。カンボジアの世界最大の仏教建築、アンコールワット。トルコのブルーモスクこと、スルタン・アフメッド・ジャーミィ。シリアの世界最古のモスク、ウマイヤドモスク。エジプト神秘、ギザのピラミッド。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂も本当にスゴかった。そうそう、現代建築だけど、マレーシアのペトラス・ツインタワーも、あのCGで描かれたような未来的デザインがステキだったし、旅先ではないれど、T.S.Tのプロムナードから眺める、香港島の高層ビル群も、現実&常識離れしていて忘れられないですね。どれも印象深い、すばらしい建築物でした。ですが、それよりも、どんな建築物よりも、感動出来る建築物がスペインのバルセロナにありました。そう、私がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、子どもの頃から「見たい」と夢見ていた、天才建築家、アントニオ・ガウディによる、世界遺産サグラダファミリアです。「世界ふしぎ発見」で目にして以来、子供心にこびりついて離れなかったあの威容。巨大で、細密で、ぶっ飛んでいて、わけが分からなくて、とりあえず、子どもながらに何故だか分からないですが、「カッコイイ!!」と強烈に思ったのを覚えています。たぶん、あれから15年以上経っているのではないでしょうか。そう、ついに行ってきてしまったのです、サグラダファミリアに。本当ーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、嬉しかった。すばらしかった。感動した。今日は、そんなサグラダファミリアでの感動を少しでも伝わるように、皆さんに写真でお伝えしたいと思います。まずは入り口、「受難のファサード」。4本の巨大な柱に支えられた入り口には、イエスの受難と死、そしてその復活のエピソードを表現した彫刻が彫り込まれています。このデザイン大きさ共に、圧倒的な存在感を誇る塔の高さは100m以上。兎に角デカイ。そして複雑な外観に見た瞬間度肝を抜かれます。コチラは、ファサードの内部。内部は延々と螺旋階段が続いていますが、現在はエレベーターで登ることが出来るようになっています。そして、どちらかといえばコチラ側の景色の方が、皆さんに馴染みがあるのではないでしょうか?受難のファサードの反対側に位置する「生誕のファサード」。その名の通り、キリストの生誕を現した彫刻がビッシリと刻まれたファサードで、よく見るとあらゆる生き物たちが、キリストの誕生を祝福している様子が細密に再現されています。「誕生のファサード」の中央、このファサードのシンボルでもある「Tree Of Life(生命の木)」からの眺め。思っていたよりもずっと近代的なバルセロナの街並ですが、地中海の強い日差しを受けて真っ青に輝く海と、カラフルな街のコントラストは爽快な風景です。我々がよく知っている「サグラダファミリア」はカタルーニャ語の俗称で、正式には「El Temple Expiatori de la Sagrada Fam?lia(聖家族贖罪教会)」という名前で呼ぶのが正しいそうです。さて、そんなカンジで外観だけでも十分にインパクトのデカイサグラダファミリアですが、アントニオ・ガウディの奇才っぷりはその内部でも爆発しています。基本的に、優しい曲線で構成されている内部。他に何処にも似ているものがないそのデザイン!!何とこれら全ては、自然の中からインスピレーションを得てデザインされたそうです。例えば、先ほどのステンドグラスや自然の採光を優しく取り入れる窓は、見ての通り花(ひまわり?)から、内部に何十本と聳える柱は、木が枝分かれしている様子をモチーフにデザインされているそうです。そうやって意識して見てみて下さい。天井いっぱいにちりばめられたギザギザした奇妙な幾何学模様は、幾重にも重なった葉っぱから木漏れ日が漏れる様子を表現したもの。ほら、自然がモチーフだから、サイケにブッ飛んでいるようでいて、実はとっても優しいデザインなんです。生誕のファサードの柱を支えているのが、実はウミガメさんだったり、塔のテッペンに乗っかっているカラフルでポップなオブジェは、実は鈴なりになった果物がモチーフ。教会1つが、まるでひとつの世界を構成しているかのような、壮大なスケール建築物、サグラダファミリア。1882年、今からおよそ127年前に着工が開始されたそうなのですが、何と、現在も尚その工事は続いています。つまり、未完成。なので、内部では建築作業に精を出す人々の姿を見ることが出来ます。何がスゴいって、100年以上も経っているのに実はまだ、半分くらいしか完成していないそうです。予定では、来年2010年に内部の工事が完了、礼拝が可能になるそうなのですが、実は、一番重要、且つ一番巨大な、高さ172mのキリストを象徴する塔が、全く出来ていないのです。ちなみに、コチラがその完成予想図。一番の目玉がまだ手つかずだなんて…。建築側当局の話しに夜と、現代の技術を持ってすれば、一応「2030年には中央の塔も完成する」という話しですが、一説によると、完成までにはあと100年かかるとも200年かかるとも言われています。生きているうちに見られたらラッキーですね。ちなみに、ガウディ本人が目にすることが出来たのは、現在出来ている8本の塔のうちの1本だけだそうです。そんなカンジで、桁違いのスケールで今尚築造が進むサグラダファミリア、如何だったでしょうか?香港から旅立って早11ヶ月と半月。本当に旅をしていて良かったです。夜の闇に浮かび上がるサグラダファミリアも幻想的でしたよ。この写真を撮った直後に詐欺にやられたんですがね。バルセロナは恐ろしい街です。皆さんもお気を付けあそばせ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.18
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さて、動物愛護団体のバッシングにも、読者様がたの「牛がかわいそう」「残酷だよ」という声にもめげず、スペインの国技として確固たる地位と人気をしめる闘牛。朝、牛に追われて、その勢いと恐ろしさに圧倒されて路肩に逃げ出したチキンな私。牛の恐ろしさを知っているだけに、この闘牛士たちの戦いが、如何に危険で勇気のいるものであるか、ひしひしと感じることが出来ます。それにしても、如何にショートはいえでも、相手は理性もへったくれもない暴れ牛。今回もそんな暴れ牛の猛突進をかわしきれず、股間を突かれて退場となったかわいそう…というか、同じ男として痛痛しすぎる闘牛士がいました。それでも、退場の時は勇敢なる闘牛士に会場から拍手と歓声が沸き上がるのは、やはり人々が彼らのことを男として尊敬しているからでしょうか。それでは、そんな闘牛士たちの華麗なるテクニックをご覧下さい。まずは、マントひとつで、まるで風に舞う綿毛のように牛の攻撃をかわしていく准闘牛士。十分に助走を付けて、まるで暴走する軽トラックのように向かってくる牛。それをマントに注意を引きつけて、落ち着いて身を一歩引くだけでひらりとかわす。頭から地面に突っ込む牛。お見事!!会場中から「オーレー!!!!」という声援が飛び交い、拍手が鳴り響き、興奮した連中がワインをぶっかけ合います。続いて、牛にサーベルを突き立てるマタドール。向かい合い、メンチ切り合う牛とマタドール。生死を掛けた真剣勝負。牛が前足で土を蹴り上げ土埃が舞い上がる。彼らの間で熱い火花が散っているのが見える気がします。火花がぶつかった瞬間、突進を掛ける牛!!大きく身をよじらせて、その凄まじい突進をかわし、サーベルを心臓目掛けて背中へ!!刃渡り60cmはありそうなサーベルを一気に根元まで!!手を離して完全に牛の攻撃をかわすも、直後、牛の目がマタドールを捉えます。そして、反撃!!…かと思いきや、足取りがふらつく牛。意識も朦朧としているようです。そして、程なく頭から崩れ落ちて息を引き取りました。お見事!!実は、見ていると流石に牛という生き物は生命力が強いらしく、ちょっとやそっとでは死なないようで、このサーベルを刺すという作業(?)も、通常は2、3回行われるのが普通です。これで仕留められない場合は会場から大ブーイング。指笛やら野次、空き瓶や残飯が飛び交います。それが、この写真のマタドール、この日最後のエキシビジョンだったのですが、彼はこの牛をこの写真のたった1撃で仕留めてしまったのです。この時の大歓声たるや、本当に凄まじいばかり。投げ捨てた帽子を広いスタンドに向かって頭を下げ、再び手にした帽子を高々とかざすと、それこほ本当に割れんばかりの拍手と歓声が会場を埋め尽くしました。鳴り止まないファンファーレ。止まらない大歓声。闘牛が閉幕したというのに、会場はいつまでも興奮のるつぼの中でした。さて、この闘牛を見ている間のお話し。実は渡し、他の日本人たちと席が離れており、一人寂しく闘牛を観戦することになるかと思っていたのですが、何と、私の後方に座っていた一団が、レストランのオーナー&その家族、及び従業員チームで、私が日本人で、しかも一人で見ていると知るやいなや、まずは「まぁ、飲め飲め」と、メチャクチャ美味しい自家製のサングリア(本当に美味しい!!多分、人生至上No.1)をコップに注いで出してくれ、その後、クラッカー、ナッツ、これまた本当に美味しい、レストラン特製のチキンとトマトの煮込みの挟まったサンドイッチ(しかもデカイ)、食後にこれまた自家製のチョコレートチュロスに濃くて美味しいコーヒーまで出してくれて、至れリつくせり。言葉は殆ど通じないですが、彼らのオープンで暖かい心と親切心に本当に感動しました。オッサン初め、チーム・デ・リストランテの皆さん、本当にありがとう!!!!ちなみに、私以外のチーム日本人は、一番興奮の渦中にあった観客席に座っていた為、みんな頭からワインを被って変な色になっていました。いやー、みんな悪いねぇ~。ちなみに、スペイン語で牛のことを「バカ」と言うそうです。なので、レストランやバーで「バカ!!バカ!!」と連呼していれば、とりあえず牛肉だけは食えることが分かりました。ペラペラのゴム草履のようなステーキですが、久しぶりの肉。折角牛追いに来てるんだから、牛くらい食っておかないとね。野宿だし。↓寝床。パンプローナの「サン・フェルミン」。牛追い以外にも、陽気でノリが良くて、そしてフレンドリーなスペインの人たちの笑顔をたくさん見ることが出来る素晴らしいお祭りです。一日のシメは、恐らく毎晩何千単位で盛大に打ち上がる花火。夜空に輝く大輪の花を、みんなで芝生に腰をおろして安ワイン片手にワイワイ言いながら眺めるのは至福の時間でした。が、花火の最中に鞄を盗まれました。まぁ、幸い中身は殺人レベルで臭い靴と、買ってから1回も洗濯をしたことがない寝袋と、中で洗剤をぶちまけてしまって悲惨なことになっている風呂セット、あとは穴の開いたTシャツくらいしか入っていなかったので、精神的なダメージは先日の詐欺程ではなかったですが…。ちょっと目を離した隙にやられました。やはり、スペインは恐ろしいところですね。US$500を詐欺師に盗まれて、鞄&中身を盗まれて、牛追い中に腕時計をなくして、しかも、昨日はパリの地下鉄の中で6年間使い込んだお気に入りのサングラスを忘れました。…最近、本当に色んなものが無くなっていきます。そういう時期なんですかね。とりあえず、牛追い&パリライフは楽しいので良しとしましょう。「サン・フェルミン」は、野宿さえ気にならなければ、本当に誰でも参加出来て楽しむことが出来る門戸の広いお祭りです。機会があればぜひ、盗難と紛失に牛に気を付けて、参加されてみることをオススメします。より深く、そしてより身近に、スペインの人たちのことを感じることが出来るはずですよ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.16
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男という生き物、いや、人間に限らず雄という生き物はチキンなヤツとそうじゃないヤツに別れます。モチロン、私は前者。「君子危うきに近寄らず」が座右の銘のチキン野郎です。基本的に値段交渉や詐欺、ボッタクリなどに対しては強気ですが、身の危険が迫ると直ぐに謝って逃げ出すことが得意技。ダメなヤツです。では、そうではない連中はどんなヤツらかというと、とりあえず先週までのパンプローナでは「牛から逃げ出さないヤツ」ということになります。モチロン、私はチキン故に逃げ出しました。そんな勇敢なる男の中でも、更に選ばれし者のみが立つことの出来るステージがスペインにはあります。朝一から牛に追いかけ回され、気持ちの良い青空の下、ゴミと割れた酒瓶が散乱する危険な芝生に体を横たえて、午前~午後に掛けてのシエスタ(昼寝)を楽しんだ後。徐々に元気になり始めた人々が街に繰り出す頃、スペインで最も勇敢な男たちが送る、伝統芸能にして最高のエンターテインメントが行われます。午後5時を過ぎたあたりから、ワインボトルやお菓子、家族連れやカップル、或はトランペットやスネアを山のように抱えたグループが次々と吸い込まれるように、街の北西部にある闘牛場に入っていきます。そう、男の中の男の戦い、闘牛がこれから行われようとしているのです。チケットは前日の前売り制で、一番安い最上階の観覧席で、21ユーロ(だったかな?)から。販売開始と同時に長蛇の列が出来ますが、熱き男の戦いの為みんな1時間、2時間と待ってでもチケットを買い求めます。出入り口では、如何にも悪人面をしたオヤジや下っ端のガキが、ダフ屋としてたむろし、5秒に1回は「チケットはいらんか?」と、正規料金の倍以上の値段をつけたチケットを売りにきます。そんなウサンクサイ連中をかわしながら我々も闘牛場の中へ。そう、スペインに、しかも牛追いに来たのだから、牛ついでに闘牛もここで見てしまおうという魂胆です。最上階の指定されたブロックの入り口をくぐると、いきなりそこには、圧倒されんばかりの景色が!!会場を上から下まで埋め尽くす、人、人、人、人、人、人、人、人、人!!!!しかもほぼ全員、紅白の祭り装束!!会場は始まる前から既に異様なまでの熱気に包まれています。音楽隊の奏でる賑やかな演奏に合わせて、手拍子をしながらの大合唱。よくよく見てみると、ところどころで気の早い連中により、早速ワインやらシャンパンやらが観客席で飛沫をあげなら飛び交い、早くも興奮のボルテージは最高潮です。午後6時。ファンファーレが高々と会場に鳴り響くと同時に闘技場の入場口が開き、人と馬による開会のセレモニーが始まりました。とっても、隊列を組んで会場を一回りするだけなのですが、それでも、満場にわき上がる拍手。いよいよ始まるショータイムに、みんな興奮の色を隠せないようです。オープニングセレモニーが終わり、騎馬隊が退場ても鳴り止まないファンファーレ。中央の闘技場に5人の闘牛士がそれぞれの持ち場にスタンバイします。そして、ゲートが開かれると荒れ狂う猛牛が同時に飛び出しました!!大きな角を振り回して会場内を猛烈な勢いで掛け回る牛に大興奮の観客たち。大きな歓声が闘牛場を埋め尽くします。さあ、闘牛の始まりです。まず、闘牛の手順を先にご紹介しましょう。最初に4人の闘牛士たちが、マントひとつで牛の突進をヒラリヒラリとかわして、牛の体力を奪います。そして続いて、槍を手に馬に乗った男が登場。馬に向かって激しく突きかかる牛の背中を、その槍で突きます。再び闘牛士たちがマントひとつで戦っているところへ、今度はマントなしで、両手に短い手銛のような武器を2本持った闘牛士が登場。クワガタムシの様に大きく手を広げて牛を威嚇。牛が突っ込んできたところを紙一重でかわしながら、手にしていた銛を牛の背中に突き立てます。それを2人、背中に合計4本の銛が突き刺さり、真っ赤な血をだらだら流しながらも、まだまだ猛然と立ち向かってくる牛。そしてそこに登場するのが、ひと際華やかな衣装と赤いマント、銀光りする鋭いサーベルを持ったマタドール(正闘牛士)が登場。彼が牛にとどめを刺す役割を担います。手にした真っ赤なマントで牛の攻撃をかわすマタドール。流石、プロ中のプロ、男の中の男だけあって、牛を持て遊ぶかのように攻撃をかわし、尚かつ挑発までします。そして、牛が疲れてきたところで、牛の正面に立ちサーベルを構え、狙いを研ぎすまします。そして、牛が突っ込んでくる瞬間、まるで踊るかのように身をかわし、牛の心臓目掛けて一気にサーベルを突き刺す!!暫くして牛がその場に牛が崩れ落ちると、沸き起こる大歓声!!クッションやらペットボトルやらが激しく飛び交う中、倒れた牛に闘牛士が短剣を牛の脳天に突き立て、トドメをさします。トドメを刺され牛が動かなくなったのを確認すると、両方の角にロープを結びつけ、退場口から出てきた3頭の馬にそのロープを結わえ付け、会場を一回りして退場。楽団によるファンファーレが鳴り響き、観客はスタンディングオーベーション。恐らく闘牛場の外まで聞こえるであろう満場の拍手が鳴り、再びワインやらシャンパンが観客席で飛沫を上げて飛び交います。よく、白いはずのTシャツを変な紫色に染めているヤツを見掛けましたが、原因はこれだったのですね。ページが足りないので続く。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.15
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4月の始め頃からだったでしょうか?「じゃあ、スペインで!!」「じゃあ、パンプローナで!!」「じゃあ、牛追い祭りで!!」これからヨーロッパ方面へ向かう旅人と別れるときは、まるで合い言葉であるかのように、この言葉が互いに交わされました。お祭り大国スペインにあって、世界に名だたる奇祭として知られる「サン・フェルミン」こと、牛追い祭り。いやー、スゴかった。フランス国境も近い、ピレネー山脈の裾野にひっそりと佇む人口12万人程度の落ち着いた街、パンプローナ。嘗てはキリスト教の巡礼道「カミーノ・デ・サンディアゴ」の中継地点として栄え、当時の面影を残す石畳の旧市街や、緑豊かな街並が美しい、落ち着いた地方都市です。そんな静かな街が、年に7日間だけ炎の如く燃え上がります。それがこの、サンフェルミン。もともとは、街を守護する聖者、サン・フェルミンを称えるイベントとして始まったといわれるこの祭り。何処にどいういった経緯があって、猛牛に追い立てられてけが人が出ようが、死人が出ようが止めないファンキーな祭りになったのかはよくわかりませんが、今では全世界から延べ250万人もの人々を集める、北スペイン切っての一代イベントです。前回の日記にも少し書きましたが、「牛追い」というよりは、完全に「牛追われ」祭りと行った方が正しいこの祭り。旧市街の北の端に位置するナヴァッラ教会から闘牛場までの石畳の道、約850mの距離を12頭の猛牛と4頭の虚勢牛、計16頭の牛にに追い立てられながら駆け抜けるという、見た目以上にデンジャラスでエキサイティングなお祭りです。ちなみに、コチラは祭りのマスコットキャラクター。街の至る所で見掛けます。さて、皆さんももうお気付きかもしれませんが、このサン・フェルミンには、一応祭り衣装というものがあります。基本は白のTシャツに白のパンツ、それに、赤の腰巻きを巻き、首には赤いスカーフというのが、この祭りを楽しむ為の正統派スタイル。そう、分かってます。先日US$500を盗まれて、金もありません。自分でも分かってます。十分過ぎるくらい分かってるんです。でも、スミマセン。私の中の「虫」が騒ぐのです。我慢出来ませんでした。祭りはまずは格好からでしょ!!だって街にいる人の95%はこの格好してるんですよ!!フツーの服来てる方が正直浮いてしまう…というか、変なんだもん!!そりゃー買っちゃいますよ!!みんなと同じ空気吸いたいじゃないですか!!亡くなったはずのMJ氏も祭りに参加していましたが、ご覧の通り。やはり、牛から逃げる時もムーンウォークだったのでしょうか?ちなみに、牛追いの参加条件は極簡単。満18歳以上の健康な男女で、国籍は問わず。靴を履いて両手に何も持たない格好であれば、誰でも牛と一緒に走ることが出来ます。牛を挑発する行為と人々の走行を妨害する行為は禁止。それ以外は別に、酔っていようがラリっていようが、何でもアリという大変に門戸が広いイベントでもあります。朝8時の開始の合図とともに、まずは12頭の雄牛を一斉にコースに放ちます。それから数十秒後に、今度は体はデカイのですが、比較的大人しい虚勢された牛4頭をコース上に放ちます。牛というのは群れから逸れると更に凶暴になって暴れるという性質を持っているので、万が一、先行の猛牛12頭の内のどれかが群れから逸れてコース上で大暴れ!!などという事態に陥った場合、その暴れ牛を安心させて、コースから闘牛場まで回収するというのが、この虚勢牛の役目だそうです。じゃないと、たぶんけが人、死人がもっと増えます。さて、先に謝っておきますが、スミマセン!!!!人が多過ぎていい写真が全然撮れませんでした。なので、とりあえず何とか撮った写真で、雰囲気だけでもお楽しみ頂ければと思います。さて、コース上、及びコース周辺はスタートの1時間以上前から、早朝だというのに大変な熱気に包まれます。コース上やその周辺を埋め尽くす人の群れ。コース脇に立つアパートやホテルからは見物客が身を乗り出し、朝一からワインなどをあおりつつ、コース上の人々にチャチャを入れながら、今か今かとレースが始まるのを楽しみに待っています。コースの人ごみに混ざると、その熱気の異常なまでの白熱ぶりを身を以て知ることが出来ます。オシクラマンジュウ状態で身動きもとれない程の人口密度、わき上がる歓声、ワイン、ビール、腋臭、体臭、汗、タバコ、マリファナの混じり合った異様な匂い、殺気と紙一重の緊張感、歓喜にも等しい高揚感、それらが入り交じった会場の空気は、未だ味わったことのない独特のエネルギーに満ちあふれています。そしてスタートとともに動き出す人の群れ。やがてやってくる地響き。どわぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!肌で感じた「牛追われ」の模様は、前回の日記を読んで下さい。わき上がる歓声と悲鳴と怒号と地響き。逃げ惑い、コース脇や冊の内側に転がり込む人々。それらの生物凶器は一瞬にして目の前を突き抜けていきます。時間にして平均2分半程、自分の前を牛が通過する時間なんて、本当にほんの一瞬なのですが、それでもその興奮と迫力たるや、脳内でアドレナリンが一気に放出されるのが分かる程です。牛が通り過ぎると、人々は興奮冷めやらぬまま、三々五々会場を後にし、バーやカフェでコーヒーを啜りながら、さっきのレースの模様のダイジェストをテレビ中継で見ながら、「あ、俺が映った!!」だの、「うわー、轢かれた!!コイツ大丈夫か?」だのと言いながら(そんなことを言っているような気がする)、ワイワイと仲間たちで午前のひとときを過ごします。そして、朝食が一段落したらスペインらしくシエスタ。みんな朝も早かったので、ホテルやら公園、街のベンチなどでそれぞれ昼寝を貪っては、やがてやってくる熱狂的な夜と、狂気的な朝に備えてエネルギーを蓄えるのです。当然、我々も。雲一つないスペインの乾いた青空が、朝っぱらからハードに動き回り、疲れたきった体に心地の良い眠りをもたらしてくれま……ま…って、アレ?後から気が付いたのですが、腕時計をなくしました。どうやら、走っている最中に留め金が外れて、どっかにスッ飛んでいってしまったようです。ボロだけど、9年間使ってた愛着のある時計だったのに…。というわけで、只今腕時計がなくて大変に不便です。どなたか寄付してくれる方募集中(笑)。さて、牛に追われるだけが牛追い祭りじゃない!!!!明日につづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.13
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「サン・フェルミン」こと、スペイン最大の祭りのひとつ、パンプローナの「牛追い祭り」。行ってきました。まず、ひとつ言いたい。日本語が間違ってる!!だって、見たら分かるでしょ?あれ、「牛追い祭り」じゃなくて、「牛追われ祭り」でしょ!!!!「ズドドドドドドドド」という地響きが後方から迫ってきたかと思うと、それを掻き分けるかのように、白赤で統一された祭り装束の男たちが、一段となって必至の形相で走り寄ってきました。私も釣られて走り出し、走り逃げる集団の中に入ります。前方で将棋倒しになる男たち。それをひらりと飛び越えて、全力で疾走する我々。ふと、後ろを振り返る。アッ!!どわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ来ィィィィイイイイイイイタアアァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!最初は、「走っている牛の頭に触ろう」とか、「調教師と一緒になってケツひっぱたいてやろうぜ」とか、みんなで余裕ブッこいて笑っていました。人ごみの中から、突如として姿を現した、黒い巨大な塊。ちなみに、その数は12頭だそうですが、もう、「触る」だとか、「並走する」だとか、そんなの無理!!だってアレ、軽トラじゃん!!!!はねられたら死んじゃうよ!!!!かくて、チキンな私は、同じチキン仲間と共々、なだれ込むように…というか、道路脇にまさしくなだれ込んで猛スピードで突進してくる黒いバケモノどもを回避。「猪突猛進」ならぬ「牛突猛進」を無事無傷でやり過ごしました。テレビと実物では、テラノサウルスとチンカスほど迫力が違います。マジで一瞬、死ぬかと思いました。さて、続き&写真は、スミマセンが明日で。何故なら、今から夜行バスに乗って、花の都パリに行くからです。おフランスざますわよ、おフランス!!ちなみにさっき、わざわざパンプローナから24ユーロと6時間もの時間掛けてバルセロナに戻って来たところです。戻って来たはいいのですが、忘れていました、今日は土曜日。安ホテル、全て満室でした。流石に4日連続野宿は避けたいので、バルセロナはまた来月改めて来ることにして、友達の待つパリへと一気に駆け抜けることにしました。そう、ここ3日間野宿生活で、風呂も入っていなければ、髪の毛も洗っていないのです。ヘッヘッヘ、臭さも一塩だぜぃ。ってことで、異臭をまき散らしつつ、花の都に突入です。アスタマニャーナ エスパーナ!!アディオス アミーゴ!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.11
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さて、あの事件から24時間と少しが経ちます。励ましの書き込みを下さった皆さん、本当にありがとうございます。さて、ブログの更新をし終わった後、近くの警察署へ向かう私。外国人用のカウンターで一通りのことの顛末を話すと、その後別室に連れていかれ、より詳しくその時の様子を説明するのですが、私の通訳代わりになってくれた刑事が、人が真剣な顔で矢なんでいるというのに、あくびは連発するわ、携帯はさわるわで、全くやる気の欠片をも感じさせず、返って怒りを増幅させます。1時間程でどうにか調書を書き終えて、次は日本領事館。少し離れた地区なので、地下鉄に乗って領事館に向かいます。漸く見つけた領事館の入ったビルで、入り口の受け付けに「日本領事館に行きたいんだけど」と告げると、無愛想な受け付け野郎にラミネート、された紙を渡さました。「えー、どれどれ?」とよく見てみると、「夏期(7~8月)の業務時間は、朝8時半~昼の13時半まで」ちなみにそのときは、ちょうど昼の3時。はぁ?何だ、「13時半」までって。エジプトのオフィスワーカーだって、もうちょっと働くぜ!!何だ、「5時間労働」って。それでガッポリ給料貰ってるってか!?フザけんなよ、この税金泥棒ども!!受け付けにあたってもしょうがないので、仕方なく領事館を後にしました。地下鉄で来た道を、歩いて帰る私。途中で腹が減ったので、昼メシ代わりにサンドイッチとパンをローカルな雰囲気がプンプンと臭うバーで持ち帰りで購入。サンドイッチはまぁ、可もなく不可もない味だったのですが、一緒に買ったデニッシュ生地のクリームパン。ダハブの2の舞。半分以上食ってから、下半分がカビだらけだったということに気が付きました。パンをくしゃくしゃに丸め込んで、ゴミ箱に捨てる。何なんだ。ホントに何なんだ!?どいつもコイツも、そんなに俺をコケにしたいのか!?本当に最近、やることなすこと全て、計ったかのように歯車が止まったりズレたりしてしまいます。積もり積もったイライラが今にも爆発しそうです。「とりあえず、アイツらだ。あのクソデブどもだ。もう、何だっていいから、アイツらをブン殴る意外、俺の助かる道はねぇ!!」憧れていた街のはずなのに、目に映る全てがうさんくさく、道行く全ての人間がクソ野郎に見えて、挙げ句、デブを見ると、その瞬間に怒りで全身の毛が逆立ってしまう程です。「…もう、今日は何もしない。写真も撮らない。観光地にもいかない」と決めて、鞄を宿に放り込みとりあえず、気晴しに手ぶらで散歩に出てみることにしました。「何もしない」と決めてしまえば楽なものです。あてどもなく気の向くままに街を彷徨ってみます。荷物が軽い分、こないだまではつい見落とし勝ちだった景色や、ちょっとした瞬間、何気ない人々の日常が、まるでスローモーションの映像を見るかのように次々と飛び込んできます。「へー、バルセロナの街って、こんなカンジだったんだ」と、改めて思いながらホテホテと歩いていると、やがて、大通りに人が溢れる歩行者天国の中に自分が入っていることに気付きました。何て賑やかなんでしょう!!!!通りの両側にビッシリと入った洋服屋、レストラン、カフェ、スウィーツ店、アートギャラリー、薬局、楽器屋、その他、あらゆる種類の店、楽しそうな笑顔でペッチャクチャとおしゃべりをかわしながら、ショッピングや散歩を楽しむ地元の人々や観光客。大度芸人やパントマイマーがそれぞれの芸を道端で披露し、それを大勢の人々が取り囲み、目を輝かせながら眺めています。裏通りにはこ洒落た小さな店がずらりと立ち並び、オシャレな格好のスペイン人の若者たちが大勢集まり、若々しいエネルギーで溢れています。歩いているうちに、だんだんと自分が元気になっていくのがわかります。歩いているだけで楽しくなれる、街の持つエネルギー、人々の笑顔、活気、ゆったりと流れる時間、陽気なスペイン語、走り回る犬と子ども、「オッラー!!」とあちこちで威勢良く飛び交う挨拶。そんなシャンティなエネルギーをあるがまま、感じるがままに受け止めていると、気が付くと、随分と心が軽くなっていることに気が付きました。「あ、これがみんなが言う『スペインの良さ』なんだ」と、感心しながら歩く街並はとってもステキです。ふと、沖縄の有名ローカルミュージシャン、「ジョニー宜野湾」さんの「シャウト」という歌が頭の中に流れてきました。嬉しいとき 悲しいとき そんなときにも歌がある辛いとき 苦しいとき そんなときにも歌があるクヨクヨすんなよ メソメソすんなよBABY明日は明日の 風が吹くさあ 思い切り シャウトをしよう俺たちゃ皆 選ばれて 勝ち抜いた精子の成れの果てさあ 思い切り 歌を唄おう捨てたもんじゃねぇ この人生そうだ、唄ってみよう!!俺は歌が唄えんじゃん!!!!何でそれに気付かなかったんだろう!!一番簡単に楽しくなれる方法なのに、何で思いつかなかったんだろう!!そう思うと、居ても立ってもいられず、三線を取り宿へと急ぎました。三線ケースの中に入っていた余計な荷物を取り出し、すぐさま元来た道を引き返します。見上げてみると、さっきまで黒い雲が立ちこめていた曇り空に、いつの間にかポコポコと穴が開き、そこから徐々に夕暮れの色にそまりつつある青空が顔を覗かせていました。シャッターの降りかかった、でも、まだ人通りの多い繁華街の裏通りに、広場を目の前にした適当な場所が見つかったので、そこで三線を取り出して調弦をし、ケースを広げて、中に自分の小銭をサクラとしてばら撒いておきます。久しぶりのこの感覚。沖縄ではチョクチョクと路上ライブをやっていたのに、あれ以来、考えてみれば殆ど道端で歌なんて唄っていません。ストラップを肩に掛け、水を一口。大きく伸びをして、もう一度、灰色の雲の隙間に覗く青空を眺める。「島唄」の最初の音を鳴らしてみる。空気が乾燥しているせいか、いいカンジの張りのある音だ。街の雑踏の音と三線の音が混じり合い、不思議な和音に鳴って耳に届く。大きく息を吸い込む。そして、唄う。気ぃぃいいいい持ちぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!本当に「唄いたい」って思って唄うときって、何でこんなにも気持ちがいいんでしょう!!つい数時間前まで、世界中の不幸を一人で背負い込んでいるような暗い顔をして街をほっつき歩いていたことが、何てクソ下らなくて、何てバカらしくて、何て勿体ない時間だったんだろう!!通りかがる人々の驚いたような顔や、こっちを見てくれる笑顔が、自分でも驚く程鮮明に見えます。こっちも負けないような笑顔で微笑み返します。ある人は止まってくれて、ある人は小銭をケースに入れてくれて、親指を突き立ててニヤリと通り過ぎていくオニーチャンもいれば、目の前でかわいく踊ってくれる陽気なオッサンもいます。子どもが「何あれー?」みたいなカンジでお母さんのスカートの裾をひっぱり、かわいい女の子たちが手を振りながら笑顔で通り過ぎていきます。すっげー楽しい!!さらにもっともっと、心が軽くなっているのが分かります。昨日は、一瞬にしてバルセロナのことを嫌いになってしまいましたが、道行く人々のお陰で、再びモノクロだったバルセロナがだんだんと鮮やかに色取り戻していきます。クサイですが、本当に、心の底から「ありがとう」という気持ちを込めて唄いました。書いてて恥ずかしいですが、本当にそう思ったのだから仕方がないのです。私を元気にしてくれた街の人々に、街そのものに、顔を見せてくれた青空に、そして音楽そのものに、自分に音楽を与えてくれた沖縄に、自分に唄うことを続けさせてくれたみんなに、「ありがとう」と思いながら唄う歌は、最高でした。唄い終わると、すっかりと気分が晴れ上がっていました。と、うわけで、今から日本領事館に行った後、パンプローナに牛に追われに行ってきます!!!!「これで、心置きなく祭りを楽しむことが出来る!!」と思っていたのですが、今朝、宿でニュースを見ていると、その牛追い祭りの様子が映し出されていたのですが、牛に小突き回されている人間の姿がバンバン映し出されており、正直ちょっと、ビビっています。今から、2、3日、ブログの更新をお休みしますが、私が牛に突き殺されていないことを祈っておいて下さい。では、行ってきます!!ボンボヤージュ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.08
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これがいけなかった。「何もねぇだろ!!わかったか、もういいだろ!!!!」「いや、だから私がチェックしないと意味がないって言ってるじゃないか。私は警官だから金なんて盗まないよ。君の目の前でちゃんと見るから、さぁ、そっちの財布も出してくれ」とっ言われて、財布を渡して目の前でチェックされて、念の為、紙幣を目の前で数えさせたのに、後でチェックしてみると何故か数えたはずの紙幣が減っている…というのが、典型的な偽物警官詐欺の手口で、何もスペインに限らず、トルコやら中東やら、インド、東南アジアまで、世界中どこにだってある定番中の定番、古典中の古典的な手なのです。当然、私だってガイドブックでイヤというほど目にしたし、「被害にあった」という人のの話しだって聞いたこともあるので、モチロン、予測される事態として頭には叩き込んであるのです。なのに、見事にやられてしまいました。「まぁ、目の前で見られていたら詐欺のしようもないだろう」とタカを括ってしまい、かといって油断はせずに手元を見張っていたのです。とりあえず、腹巻きの中身と入れてあった紙幣をチェックする豚野郎。見たところは大丈夫そうです。「すまない、もう一度普通の財布を見せてもらってもいいか?」「はぁ?何でだよ!!さっき見ただろ!!何も入ってねぇだろおが!!!!」「ユーロ紙幣だけでいいんだ!!見せてくれ!!」もう、どう考えてもこの台詞だけでもおかしいのに、頭に血が上り過ぎていたのと、もともと頭から思考能力が無くなっているのとで、何故か「うわ、偽札チェックかよ」と思ってしまい、再び財布を開けてしまう私。「だから、5ユーロだけしか入ってねぇだろ!!!!」「じゃあ、もう1つの財布の方もだ!!ユーロ!!!!」もう、両者頭に血が上って、どっちもどっちです。「テメーさっき見ただろうが!!!!」「いいから、ユーロだけ見せろって言ってんだろ!!!!」「あぁ、メンドクセェ!!ほらよ、数えたけりゃ勝手に数えろ!!!!」豚野郎、再びユーロ紙幣をチェックしています。豚野郎が数え終わったのをふんだくると、今度は財布に入れる前に、自分で紙幣の枚数をチェックして、枚数が合っていることを確認して、腹巻きにしまいます。さて、これで無罪放免。クソ詐欺師でもクソ警察官でも、とりあえず収穫はなし。ザマーミロやヘッヘッヘ~。さて、メシ食うかな。と思っていた矢先、「腹巻きのもうひとつのポケットもだ!!」とほざき出す豚野郎。「だから、こっちはUS$だろ!?ユーロじゃねぇだろ!?触んなや!!」「いいから見せろ!!!!」「じゃあ、勝手に見て勝手に数えろ!!」…なんでここで相手に腹巻きを渡してしまったのでしょう?再び目の前でUS$の紙幣と、ポケットの中身をチェックしだす豚野郎。ちゃんと目の前で普通にチェックしています。見てました、しっかりと。数え終わるのを確認すると、そのまま枚数を確認せずにドル紙幣を腹巻きをジーンズに突っ込む私。眠い。疲れた。腹も減った。そして、ウザイ。相当頭にきていました。腹巻きをジーンズの下にしまうと、「オピウム、コカイン、もしかしてコッチの中に…」と鞄の方を指差し出した豚野郎を黙殺して、「死ねクソが!!!!」と日本語で吐き捨ててその場を去りました。追いかけてきません。「やっぱ怪しい」と思って振り返ると、イタリアデブと自称「警官」の豚野郎が2人一緒に角を曲がって行くところでした。「…もしかして!!!!」と思って腹巻きの中を見てみると、ユーロ紙幣…は無事だったのですが、$100紙幣1枚と、$50紙幣3枚、あと$20紙幣10枚ばかりと、$10紙幣数枚が計$500あまりが、ものの見事に抜き取られていました。2人ともグルだったのです。「………ブッ殺す!!!!」気が付いたら、鞄から三脚を取り出し、それであの2人組みのファット・ファックどもの頭をド頭をカチ割ってやるべく走り出していました。たぶん、産まれて初めて理性が完全に飛びました。後々考えてみると「追いついたとしても、返って危なかったかもしれない」とか、「万が一、本当に相手の頭を勝ち割っていたら、それはそれで面倒だ」と色々なことが思い浮かんできますが、その時だけはもう本当に全てがどうでもよく、金を返してもらうとか、そんなことよりも、あの2人の顔面に、アルミダイカストで出来たの三脚の頭の一番固い部分を全力でブチ込んでやることしか考えていませんでした。が、時既に遅し。不幸か幸か、タクシーでも使ったのか、逃げ足だけは早かったファットファックども。近くにいないもんかと、三脚を握りしめてその周囲を探してみたのですが、一向に見当たりません。目を血走らせながら大きく見開いて通りをウロウロしている姿が、よっぽど尋常ではなかったのでしょう。たまたま近くにいたバーの店員に、「どうしたんだ?何があったんだ?」と聞かれて、そこでハッと我に返りました。「いや、実は金を盗まれてさ。2人組みの太った男。黒いTシャツと白いTシャツのヤツ。見なかった?ちょっと見つけブッ飛ばしてやりたいんだけど」「うわぁ~、ソイツはアンラッキーだったな。いや、見なかったよ。たぶんもう、ここいらにはいないよ。とりあえず、今日は警察に行った方がいいよ」「そうか…オッケー、ありがとう。じゃあ、警察署ってここいらだとどこにある?」「うーん…いや、知らないな~」…使えねー。ふと時計を見ると、針は既に12時近くを指していました。「ヨーロッパでもけっこう治安は悪い方」と評判のバルセロナ。あまり遅くなってもかえって危険なので、警察には翌日行くことにして、声を掛けてくれた店員に例を言い、宿へと戻りました。悔しさがこみ上げてきます。何が悔しいって、まずこんなマヌケな詐欺に引っかかってしまった、自分への情けなさと注意力のなさ、あと、恐らくは心の何処かで慢心していたのでしょう。「俺はまぁ、大丈夫だべや」と油断していたのかもしれません。ホント、ありえない。そんな心の隙を巧みに突いてきたヤツらが、今頃紙幣を数えて笑っているのだと思うと、悔しくて悔しくて眠ることも出来ません。そして何より「絶対に怪しい。ってか、間違いなく詐欺師」ってわかっていたのに、ヤラれてしまったのが本当に悔しいですなので、忘れないうちにこうして文章にしたためているのですが。あれだけ眠たかったのに、眠れない。あれだけ腹も減っていたのに食欲も出ない。防ぎようもあっただけに、今まで8年以上旅をしてきた中で、一番ショックで一番悔しい出来事です。よくよく考えてみると、ああやって、私を怒らせるのも彼らのシナリオの一つなんでしょうね。冷静な判断力を失わせる。恐らく、弱きな相手には強気な言葉で恐怖心を煽り。私のような気の短い相手にはイライラする態度で怒りを誘い。それにしても、あんな大量の紙幣をいつ抜き取ったのでしょう?その、あまりにも鮮やかなテクニックだけは華麗でした。果たして、今日警察に行って、こっちの警察はどれくらいの働きをしてくれるのでしょう?まぁ、ほぼ100%期待出来ないと思いますが、一応、行くだけ行ってみます。あと、日本領事館に事例報告にも。もし同じ現場にあのデブがいたとしたら、どうしましょう?どっかから警察を引っ張ってくるべきか。とりあえず、何でもいいからブッ飛ばしてしまい、人だかりが出来てから誰かに警察を呼んでもらうか。まぁ、「証拠がない」って言われるのがオチなような気もしますが。本当は、イタリアから急いで一気にスペインに来たのも、今日から、パンプローナという田舎町で行われる世界的にも有名な、「牛追い祭り」に参加する為だったのですが、今日は不参加で。気持ちを落ち着けて、明日あたりに行こうかと思います。折角、夢にまで見たバルセロナに来たのに。初日から大コケも大コケです。皆さんも、海外を旅される際は、スリや置き引きの他に、こういた詐欺や偽物警官、あと、悪徳警官にもご用心を。街中で英語か日本語で話しかけてくるヤツの95%はクソ野郎だとでも思っておけば、油断無く旅が出来ることでしょう。虫歯に始まり、結膜炎になり、詐欺にもあいました。最近の俺、ホントについてないですね…。どこかで流れが断ち切れてくれることを、本当に心から思います。…と、最後に、テメーらなんかとっとと捕まってブチ込まれるか、糖尿病でさっさと死んじまえクソデブども!!!!地獄に堕ちろ!!ファック!!!!ペッ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ありがとうございます!!
2009.07.07
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ミラノから夜行バスでひた走ること17時間。ついに、ついに来ました!!子どもの頃からずっっっっっっっっっっと憧れだったバルセロナ!!!!世界で一番見たかった建築物、ガウディのサグラダ・ファミリアですよ!!!!ホント、これがずーーーーーーーーーーーと見たかったんです!!ユーラシア大陸もいよいよ大詰め。この先にはポルトガルがあるのみで、その先は大西洋。うーむ、思えば遠くに来たもんだ。さて、そんな感動も一塩の素晴らしいスペイン初日を迎えるはずだったのですが、この旅始まって以来の最大の汚点、最も悔しくて、最もマヌケで、死ぬ程腹の立つ事件が起こってしまいました。金を盗まれました。しかも、その手の詐欺としては超超超超超超超古典的な偽物警官詐欺にヤラれました。長いので、覚悟して読んで下さい。バルセロナの日が沈むのは遅い。夜の9時を回っても、辺りはちょうどいい塩梅の夕暮れ時。ライトアップされたサグラダ・ファミリアを写真に収めようと、わざわざ宿に三脚を取りに帰り、再び出向いたはいいのですが、ナカナカ日が暮れません。隣りで同じくライトアップ待ちをしていたフィンランド人とバカ話しをしながら、漸く写真を取り終えたのは夜の10時半過ぎ。漸く日も沈み、夜のとばりに辺りが包まれきた頃です。それにしても腹が減った。考えてみれば、前に食事をしたのは夕方の5時頃、クロワッサンたった1コ。朝メシにバルセロナのバスターミナルで本場のスペインオムレツのサンドイッチとエスプレッソを取っただけで、それ以外はアグラダ・ファミリアで写真と撮るのに夢中で、昼メシを食うことも忘れていました。昨日は夜行バスだったので、昼の3時半過ぎに2人前くらいのパスタを食って以来晩メシはナシ。ここ30時間程、ろくなものを口にしていません。しかも、夜行バスだったので眠りも浅い。全然頭の働かない状態で「あぁ、腹減ったし、死ぬ程眠い…とりあえず、適当に腹になんか詰めて今日はさっさと寝てしまおう」と、宿へ向かうにぎやかな大通りを歩いていると、1人の黒いTシャツを来た豚のように太った男がスペイン語で話しかけてきました。「スマン、俺スペイン語しゃべれねーんだ。英語は出来る?」と聞くと、「おっと、そうか。アルハンブラ通りって知ってるか?」と片言の英語で訪ねてきます。「いや、今日来たばっかだから知らないよ。スマンな」と言って歩いていると、そのデブも一緒に付いてきました。聞いてもいないのに、勝手に自己紹介をはじめるデブ。何でも、自分はイタリア人で昨日から旅行で来ているのだという。コッチは頭が働いていないので、正直英語で話すのがめんどくさい。ましてやイタリヤのデブ野郎なんぞには毛程も興味なんて湧きません。「どっから来た?」「そうか、日本か!!日本はいい国だ」「ナカタは良い選手だよな!!サッカーの!!」メンドクサイ。「ああ」「うん」と最低限の空返事だけで返していると、「そういえば、オマエ、地図持ってないか?持ってるなら見せてくれ」と、イタリアデブが聞いてきました。「まぁ、地図くらいいいだろう」と思って地図を渡してやると、「もうちょっと明るいところへ…」と、私を通りの端の方へ誘導して行きました。思えば、この時点で何か様子がおかしかったのですが、その時は本当に、頭がボーっとしていて、「早く帰りてぇーなー」くらいしか考えていませんでした。すると、数十秒後、同じくらい太った白いTシャツにベストを着たオヤジが、近づいてきて、身分証明所を見せながら何やらスペイン語で言っています。「何だコイツは?」と思っていると、言葉が英語に切り替わり、「私は警察だ。オマエ英語は出来るか?」と聞いてきます。太ってたるみきった体に、ちっとも鋭くない目付き。どう見ても警察ではありません。「俺はそうは思わねぇな。やましいことなんて何もねぇぞ」と言い返しましたが、そんな私の言葉には耳も貸さず「悪いけどパスポートを見せてくれないか?」と言ってきます。「俺はイタリア人だよ~」と言いながらパスポートを差し出すイタリアデブ。名前をチェックするとすぐに返ってきました。「すまないが、君のも見せてくれ」と言います。「問題がある」とか、「返さない」とか言い出したら、その場で「ヘルプミ~!!!!泥棒だ~!!!!」と叫んでやろうかと思っていたのですが、幸いパスポートはすぐに返ってきました。「ところで、このイタリア人と何を話していたんだい?」と聞いてくる、自称「警察」の豚野郎。「道をおしえてやってたんだよ。でも、俺もわかんねー。アンタ警察だったらおしえてやってくれよ」と言う私。「いや、実は最近この辺りで旅行者相手にヘロインとコカインを売ってるヤツがいるんだ。スマンが、2人とも財布を見せてもらってもいいか?」「何も持っていないから大丈夫だよ~」と、即座に財布を差し出すイタリアデブ。怪しい。「さぁ、次はキミの財布を見せてくれ」「イヤだね。そんなもんは持ってないよ。」「いや、それじゃ困るんだ!!早く出してくれ」ただでさえ眠いし腹減ってるし、変なデブは絡んでくるしでイライラしている上に、エジプトを旅して以来、導火線がメチャメチャに短くなっている私。とりあえず、キレる。「持ってないものは持ってないっつてんだろ!!だったら自分で財布開いて見せてやるよ!!テメーは俺に触るな!!財布に触るな!!金に触るな!!」「おいおい、そんな大声出さないでくれよ」「ウッセー、触んなつったら触んな!!!!」「だから、大声出さないでくれ!!麻薬チェックだって言ってるだろ?」「だから、自分で財布の中身を出して見せてやるって言ってんだ!!黙ってそこで見てろ!!!!」無駄に戦うのも面倒なので、とりあえず財布を広げて見せてやる。「いや、私が中までチェックしないと意味がないだろ?」「だから、見せたからいいだろ!!俺の財布に触んな!!」「もう少し小さい声で話してくれ。耳が痛い。それに、私がチェックしないと意味がないんだ!!」今、実は自分で財布を広げて、何気なく自分自身で中身をチェックしてみたのですが、入っているのは5ユーロ札1枚と10ドルちょいのUS$、1エジプトポンド札が3枚と、20トルコリラ札が1枚のみで、他にはどうでもいい名刺と国際学生証、あとはキャッシュカード1枚すら入っていません。「まぁ、どうせ盗られたところで大した額じゃないから、いいさ、勝手に見るなら見て落胆するがいい」と自称「警官」の豚野郎に財布を見せてやる私。トルコリラやエジプトポンドを見る度に「コレは何だ?」と聞いてきては、財布の臭いを嗅いだりどうでもいい名刺を捲ったりしています。「よし、コッチは問題ないな。じゃあ、さっきパスポート入れてた腹に巻いてる財布も見せてもらってもいいかね?」「はぁ?何でそんなもんまで見ねぇといけないんだ!?」「だから、私は本物の警察だって言ってるだろ!!麻薬チェックなんだよ!!!!」自称「警官」の豚野郎の目もかなり真剣です。しつこい。いつもなら喚き散らしててでも絶対に貴重品入れの中なんて見せないし、相手の豚野郎だって、最初に見せてきたのが「自分が警察官である」ということを証明するものかどうかも怪しいし、そもそも、制服警官ならまだしも、私服警官が財布の中身をチェックするなんてことは、今までの経験上、ほぼありえません。(香港では、不本意ながら毎月のように警察に職務質問をされたり、持ち物検査をされたりしていました。何故?あと、タイでも検問に捕まったり。何故?もし、持ち物検査があるとすれば全て、制服警官。私服警官は身分証をチェックするだけ)しかし、この時の私。疲れてたのと眠いのと、腹が死ぬ程減ってたとのとで、ちっとも頭が働かず、何故か、「うーん。もしコイツが本物の警官だったら、ちょっと面倒だな。早く帰りたいし、連行されたら眠れないし、賄賂要求されてもイヤだし。そういえば、昨日今日とバスで一緒だったスウェーデン人も『スペインとイギリスの警察官はクソばっかりだ』って言ってたしな。あーあ、どっちに転んでもクソか。とりあえず、見せてやるか」と考えてしまい、「じゃあ、自分で中身開いてやるから、そこで見てろ!!」と腹に巻いていたユーロ紙幣とUS$の入った開いて見せてしまいました。つづく。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.07
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海上交易の中継都市として栄えたジェノバの街。嘗て、船乗りとして世界を駆け回ったコロンブス生誕の地でもあるこの街は、街中には曲線美と唐草の装飾がすばらしい、如何にも古そうな大きな建物がずらりと立ち並んでいます。「Sexy Shop」なるものも、街中で発見しました。一体、どんな「セクシー」が売られているのか、気になるところです。話しが逸れました。また、その中でもとりわけ、嘗ての王侯貴族の邸宅が通りいっぱいに軒を連ねるガルバルディ・ストリートは、世界遺産にも登録されており、歩いているだけで、我々の芽を楽しませてくれます。↓世界遺産、ガルバルディ・ストリートと、世界遺産級の美女。↓通りの中でも特に有名な、「パラッツォ・ロッソ(赤の邸宅)」。まぁ、これら歴史的建築物も当然素晴らしいのですが、正直忠誠のバロック&ゴシック様式の建築物に対して若干お腹いっぱいになりつつある今日この頃。だって、他の街でもいくらでも見られるし。そう、こんなものを見る為にジェノバくんだりまで来たわけではないのです。じゃあ、何でこんな街にわざわざ2時間も掛けて来たのかというと、フッフッフ…本場のスパゲッティ・ジェノベーゼを食べる為です。「はぁ?たったそれだけの為?マジで言ってる?おかしいんじゃない?」と思ったそこのアナタ。違う違う、分かってない!!!!「豊かな心は豊かな食生活から」ですよ!!だって、こないだシエナで本場のトスカーナ料理を食べようと思ったのに、思いっきりババを引いてしまったんだもん(7月2日の日記参照)。あの時の悔しさと言ったら…!!アジアだったら4日分くらいの食費に相当する、10ユーロもの大金を払ったら、美味くない上に、自分がこの世で一番嫌いな食べ物が出てきてしまったんですよ!!「やりきれない」とは正にこのこと。お陰で晩メシもろくなものが食えず、お腹をグーグーならしながら、ベッドで流した涙は軽く5Lを越え、翌朝「違ウヨ!!コレハオ漏ラシジャナイヨ!!」と必至に謝らなければならなかった程、悔しかったんですよ!!!!そのリベンジをしようというわけです。ボローニャで、本場のスパゲッティ・ボロネーゼ(挽肉とトマトのバスタ)か、ジェノバのジェノベーゼ(バジルと松の実とチーズのペーストのパスタ)か、どちらにしようか迷いに迷ったのですが、結局今回はなおにんさんから「確実に美味い店を知ってるからおしえてあげるよ」という天のお言葉を頂いたので、これも何かの縁だろうと、ジェノバに行くことになった次第であります。さぁ、これで下調べもバッチリ。シエナのようにババをひくこともありません。その名は「Da Maria」。ガイドブックに載っている観光客もこぞって来るような有名店ではなく、分かりにくい裏通りでひっそりと営業する地元の人のみで賑わう、知る人ぞ知る隠れた名店とのこと。しかも嬉しいことに、普通パスタというと、6ユーロ、7ユーロが当たり前なのですが、その店は1皿たったの、3ユーロで食べられてしまうとのことです。「うぉっし、なんなら俺は2皿だって食っちまうぜ!!」と、鼻歌をフンフン唄いながらスキップも軽やか、地図を片手に目指す名店「Da Maria」を探しました。その名もカッコイイ、「フェラーリ広場」から伸びる1本の道を山手側に進み、編み目のように左右に張り巡らされた道を1本1本覗いていくと、ありました!!!!「レストラン」というよりは、どちらかというと場末のバーかスナックといったカンジの看板。名前が「マリア」ってあたりが、如何にも那覇の宇栄原やウチの近所(宜野湾市真栄原)にありそうで、違った意味でイイカンジです。時間はお昼時を大きく過ぎた、午後4時。「ボナセ~ラ」と半分だけ空いた入り口のガラス戸を入ってみたのですが、メシ時を大きく過ぎてしまっているせいか、店内に人気がありません。何処の家にでもあるような、シンプルなテーブルとイスが、狭い店内にギッチリと詰めらる様は、まるで日本の田舎の大衆食堂。上には白地に赤のチェック模様の入ったシンプルなテーブルクロスがかかっているのみで。どちらかといえば質素な店内にはどこからともなくニンニクとチーズの匂いが漂い、それがまた如何にも「ローカルの美味い店」といった雰囲気を醸し出しており、いよいよ気分を高めてくれます。誰もいない店内で、「ボナセ~ラ~」ともう一度声を掛けてみると、入り口脇のキッチンらしき入り口から、ゴム長靴にエプロン姿の、如何にも人の良さそうなチョビ髭のオッサンがひょっこりと姿を現しました。「スパゲッティ・ジェノベーゼが食べたいんだけど」「おぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~スマン!! 今日は3時に店じまいしちまったい!!」ガーーーーーーーーーン。折角…2時間も掛けて、この店のジェノベーゼを食べるためだけに来たのに…。思わず膝をついてその場に崩れ落ちそうな程、ショックでした。ホントォォォォォォォオオオにっ、これだけの為にジェノバに来たのです。その落胆たるや我ながら相当のもの。「もういいや、俺の旅もここでシメーだ。早いとこ荷物をたたんで、日本に帰ってしまおぅ…」と思うくらいショックでした。落胆の「Da Maria」をトボトボと後にし、敗戦兵のような気分であてどもなく街を彷徨う私。諦めきれずにそこいらのバーで「ジェノベーゼが美味い店をおしえてくれ」と聞いたはいいのですが、おしえてもらった別の店も夜の7時からしか開かないとのこと。腹…減ったな…。実は、中国人がやたらと多く住んでいるここジェノバ。街には「灣海大酒家」「香港樓」など、懐かしい看板がビルからせり出し、店先には「潮州炒飯」「小龍包」「葱爆牛肉」など、見慣れた写真が飾られています。「嗚呼…ここで中華っつーのも悪くねぇなー」と、心が折れそうになりましたが、「いやいや、イカン!!!!やっぱ何が何でもジェノベーゼを食べるんだ!!!!」と改めて心に誓い、結局街角のピザテリア&バーのメニューにスパゲッティ・ジェノベーゼを発見。遂にありつけた本場のジェノベーゼ!!!!…確かに、スーパーで打ってるペーストなんかよりは、酸味もなく、チーズが濃厚で、遥かに美味しかったのですが、ちょっと麺が茹で過ぎ…というか、前回の沖縄そばに引き続き、今回は食感と良い喉越しと良い、名古屋のキシ麺にソックリ。しかも、若干茹で過ぎでフニャフニャ気味。いや、美味かったですよ。付け合わせのパンも申し分なかったですよ。フワフワのフランスパンに、皿に残ったソースをなすって食ったら、「おぉ、やっぱ本場は違うもんだね~」と思う程美味かったですよ。でも、7ユーロ(1000円)払ってキシ麺かぁ~。…名古屋駅の立ち食いだと300円…。比べちゃいけないのはわかるんですが。やっぱ、イタリアは本当に食材は最高なので、自分でトマトソースなり、クリームソースなりを作って、自分でパスタを茹でて食べる方がいいようです。ちなみに、コチラ自作のキャベツとツナのトマトソースパスタ。材料は、トマトとキャベツ、ツナ、チキンストックにオリーブオイル、赤ワインにオレガノ、バジル、コリアンダーにニンニク、あとは塩胡椒のみ。同じ材料を使っているはずなのに、何処の国で作るよりも美味かった。イタリアでの外食、結局私には縁がなかったようです。今からスペインに行きます!!ひぇ~、時間がない!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.05
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今から2、3週間前、ちょうどイスラエルから帰ってきて、カイロに滞在していた頃から、外出すると何故か、右目だけがやたら充血し、痒くなったり、ゴロゴロと何かが入っているような感覚におそわれるようになりました。最初のうちは「まぁ、カイロのクソ汚い空気と砂まじりの埃のせいだろう」と思って、「とりあえず、ヨーロッパに行けば治るんじゃねーか?」と思っていたのですが、さて、こうしてイタリアに入ってみて、早くも10日あまりが過ぎようとしていますが、どうも、一向に良くなる兆しが見えません。外出時の目のかゆみや違和感に加え、最近はPCに長時間向かったり、列車の中で本を読んでいたりしても右目に違和感を覚えるようになりました。しかも、ここ2、3日は朝起きると右目だけにやたらと目ヤニが付いており、朝、顔を洗うにもひと苦労。「ムムムゥ、こりゃどうしたもんだ」と思っていたのですが、よくよく考えてみたらなんのことはない、結膜炎ですね、コレ。28歳と1ヶ月ちょいにして、産まれて初めてしかもイタリアで結膜炎なんかにかかってしまいました。結膜炎って、自然治癒では治らないもんなんですね。幸い、保険は適用されるはずなので、遠慮なく眼科に行こうかと思います。さて北イタリア最大の都市、ミラノ。香港時代のお客様、なおにんさんのお宅に居候しながら、この街での滞在も4日目を迎えました。「世界のファッションの中心地」としてんを馳せるだけあって、街のいたるところに高級ブティックが立ち並び、ピンヒールでカツカツと歩く姿が素晴らしい美女や、胸のボタンをやたらと空けたチョイ悪オヤジが所狭しと闊歩しています。どんなミラノのシンボルともいうべきが、コチラのドゥオーモ。何と、着工から完成までに500年の歳月を要したというこの教会。白亜の大理石を積み重ねて造られたこの教会の高さは108.5m、135本もの尖塔と、2245体以上の彫像を外部にあしらった、イタリア国内でも最大規模を誇る、大型教会です。華やかでゴテゴテとした、ヘビービューティーな外観とは裏腹に、内部は意外な程彩りや装飾もなく、落ち着いた雰囲気。代わりに、巨大な大理石の柱が何十本も立ち並び、シエナのドゥオーモや、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは対照的な造りです。照明も暗く、どちらかといえば「質実剛健」という言葉がしっくりとくるような、ミラノのドゥオーモですが、全面に施されたステンドグラスの規模と繊細さ、色使いの華麗さは他の教会と比べても群を抜いています。さて、そんな素晴らしい巨大建築が聳えるミラノですが、実は意外な程、他に見所の少ないこの街。ショッピングをしたくても出来ない私は、ミラノ中央駅より列車に乗って2時間、港町ジェノバを目指しました。つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.05
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フィレンツェより列車で3時間。現在私は、イタリア最大の商業都市にして、ファッションの殿堂としてその名を世界に知らしめるミラノにいます。タダでさえ物価が高いイタリアにあって、更に死ぬ程高いミラノ。本気で街中で何も食べるものがなく、今日の朝~ひるにかけての食事はトマト2コ。…ひもじい。が、しっか~し!!香港時代に私の働いていた店の常連さんで、このブログにも書き込みをちょくちょくと下さる「なおにん」さんが、現在、ミラノに在住ということで、只今ご好意で居候中。これから先、まだまだ続くであろうヨーロッパケチケチ生活の為の費用を、ここでだいぶ浮かさせて頂いています。なおにんさん、ありがとうございます!!さて、話しは変わって。「イタリア」といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?やっぱ、ピザ?パスタ?リゾット?それともジェラードやティラミス?D&Gや、プラダ、グッチなんかもイタリアでしたっけ?それとも、フェラーリやポルシェ?ドゥカティ?あー、そういえばヴェスパもイタリアですね。先日ナポリでヴェスパ愛好会みたいな集まりを発見したのですが、流石は本場、あれだけの台数のヴェスパが集まると圧巻ですね。そして流石はナポリ、ペイントもオシャレで鮮やか。あと、他にはチョイ悪オヤジに、ゴッドファザー、ああ、映画と言えばニューシネマパラダシスもイタリアですね。もうちょっと歴史的な方向に視点を引っ張ってみると、ローマのコロッセオに、暴君ネロ、ミケランジェロ、レオナルド・ダヴィンチ、ガリレオ・ガリレイ、ニュートンに万有引力とくれば、そう!!!!「ピサの斜塔」ですね。あの不自然なまでに傾いた、何で倒れないのか不思議な白亜の塔。そのウワサの「ピサの斜塔」に先日、フィレンツェから鈍行列車に乗って行ってきました。見渡す限りにひまわり畑の広がる雄大で美しい景色を横目に、ゴトゴトと揺られること1時間。城壁に囲まれたこじんまりとしたピサの街に列車は到着しました。一応きれいな街ではあるのですが、特にこれといって特筆することもないので、街並については割愛。駅からゆっくりと歩いて行くこと30分程。突如として目の前に、目にも鮮やかな真緑の芝生と、大きな大理石造りの建物が現れました。中世バロック建築の代表作ともいわれる、ピサのドゥオーモです。そして、ふと右側に目をやると、ありました!!傾いてます。少し遠くから見ても傾いています。別の場所から見ても、やっぱり傾いてます。基礎部分を見て頂ければ、ご覧の通り。ものスゴく傾いています。一説によると地盤沈下が原因なのだそうですが、本当に想像以上に傾いているピサの斜塔。まるで春先に生え始めた背の低い不格好なつくしのようです。この塔のテッペンから、ニュートンがクソ真面目な顔でリンゴを地面に向かって落として、「どうだ!!この星には引力ってもんが存在してるだ!!」と宣言している姿を想像すると、何だか笑えてきますね。一応、中に入ることも出来るのですが、ウワサによるとあまり大したものではないらしいというのと、中に入る為に、長蛇の列が出来ていたこと、そして何より、お金が本当にないのでそのまま外見だけを眺めて帰路に着きました。ビンボー、良くないネー。駅の近くで発見したハーレー乗りのおねぇさんがカッコ良かったです。ピサの街、以上!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.04
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それは一昨日のお話し。前回の日記にも書いた通り、世界遺産の街シエナをじっくりと堪能した私。街も見たし、写真も撮ったし、さてこのまま帰ってフィレンツェの街でもぶらつこうかと思い、裏道をゆっくりと歩きながらバス停を目指していたのですが、ふと目をやると、石造りの外観が如何にも「老舗」という雰囲気の、美味しそうなリストランテ(レストラン)が。窓からのぞいてみると、裏通りにあるにも関わらず席は満席。パーティーか何かか、地元の人らしい大勢のじぃちゃんばぁちゃんたちが昼間からワイングラス片手にわいのわいのと盛り上がっています。入り口からは火の通ったニンニクと、チーズの混じり合ったおいしそうな匂いが漂い、食欲を刺激します。…腹減った。そういえば、かれこれ7時間くらい何も食ってないな。入り口に掛けられたメニューを何気なく手に取ってみると、そこには「手作りトスカーナ料理」の文字が。…どうしよう。外食に関しては、ピザを除く全てがベラボーに高いイタリア。考えてみれば、前日に取った食事は食パン4枚に、晩メシはパニーニのみ。その日の朝メシも、スーパーで買ったフォカッチャにクリームチーズを塗ったくったのを2つ食べただけです。…ここ36時間くらい、まともなメシなんて食ってないな。ちょっとくらい贅沢しても、バチは当たらんだろう…。散々迷った末、結局誘惑に勝てず入ってしまう私。だって、「手作りトスカーナ料理」なんですもの。食べることを心から愛する私としては、やはり本場のトスカーナ料理を食べられないなんて、想像するだけでも涙が出そうになります。「豊かな心は豊かな食生活から」です。あまり惨めなもんばっか食ってると、心まで貧しくなってしまうのです。石壁が重厚な雰囲気の地下室にあるテーブルに通される私。すぐさまパラパラとメニューを捲ります。イタリアのレストランはかなりの確立で英語表記がないので、日本で食べられるような無難なメニュー(ボロネーゼ、カルボナーラ等)か、それ以外のものとなると半分当てずっぽで注文することになるのですが、幸い、英語も同時に表記されてるこの店のメニュー。ペコリーノチーズとクリームのラザニア、パンチッタと地元野菜のペンネ、スパゲッティ・カペリーニ、トマトの冷製スープ、サラダ等々…私が注文出来るのはそんな程度のレベルが限界ですが、それでも美味しそうなメニューがずらりと並びます。何にしようか迷いながらパラパラとページを捲っていると、何ページ目かに「スペシャルプロモーション」と書かれた欄が。何と、4種類のメニューの中から好きなものひとつと、シエナ産の赤ワインをセットにして、10ユーロ(TAX&サービスチャージ込み)、しかも、メニューはパスタとおかず1品の計2品、更にを自家製のパンまで付いてくるというお得なセットメニューです。4種類のメニューの内の2品に「ローカルメニュー」の表記が。つまり、トスカーナの中でもシエナの地元メニューということでしょう。その中でも「Pici」と書かれた見慣れない言葉に目がいく私。店員に「この『ピチ』っての、何?」と聞いてみると、「ウチの店で作ってる、太麺のパスタのことよ。シエナではよく食べるパスタなの。美味しいわよ!!」とステキな笑顔で返答が返ってきました。本当は、久々に肉が食べたかったので、鶏肉のソテー・レモンソースにしようかと思っていたのですが、おねぇさんの笑顔と「自家製パスタ」の言葉にヤラレてしまい、結局「ピチのフレッシュトマトとバジル・ニンニクのソース」と、「旬の地元産野菜のオムレツ」のセットを注文することにしました。まず、グラスになみなみと注がれた赤ワインとハーブのたっぷりと練り込まれたパンがテーブルにサーブされました。赤ワインは…まぁ、値段も値段なので「こんなもんだろう」といった程度の味でしたが、自家製のパンの方は、モチモチとした食感と、贅沢に入ったハーブが爽やかに香り、噛めば噛む程に味が出て、ナカナカの味です。「おぉ、やるじゃん!!コイツぁーきっと、パスタも美味いはずだ!!」嫌が応にも期待が高まります。待つこと10分程。ついに出てきたウワサの「ピチ」!!まぁ、確かに太いは太いけど…これってどう見ても、うどんじゃん。トマト味の焼うどん。見た目はそんなところでしょうか?「太麺のパスタ」というので、勝手にフェットチーネ(平ぺったいヤツ)みたいなものを想像していた私。一瞬、「何でイタリアくんだりで1500円も出して焼うどん食わなきゃいけないんだ!!」と怒りが脳裏を掠めますが、まぁまぁ、まだ食ってもいないのに文句を垂れるのもおかしな話しです。フォークにぶっといパスタを絡めとる感触は、何だか伊勢うどんに箸を突き立てるような感覚に似ています。おっ…とりあえずトマトとニンニクの匂いはやっぱりいいねー。どれどれ………あっ!!!!コレ、うどんじゃなくて沖縄そばじゃん!!!!独特のモソモソ感と粉っぽさ、茹で過ぎでもないのに感じるコシのなさ、太さといい、食感といい、まさにコレは沖縄そば!!しかも、不味い店やスーパーで1袋105円で売ってる沖縄そば!!「照喜納」とか「亀濱」とか、そんな有名お上品どころじゃなくて、ビーチパーリー(「パーティー」ではない。あくまで「パーリー」)で、焼きそばにする、あの庶民派味のモソモソ沖縄そば!!!!まさにアレです。味付けこそ違えど、まさかこんなところで沖縄そばに出会うなんて…。こう見えても、沖縄そばを心から愛する私。どれくらい好きかというと、沖縄に住んでいる6年半の間に、100軒以上の店を食べ歩いたくらい、沖縄そばが好きなのです。何千キロも離れたヨーロッパの一角、しかも、世界一周とはいえども、都市部から離れた僻地で、まさか慣れ親しんだ味に出会えるなんて、味は兎も角、感動しました。でも、何で1500円も出して沖縄そば食わなきゃいけないんだ!!沖縄だったら1杯500円しないっつーの!!!!しかも、あまり美味しくない上に、悲しいくらい量が少ない…。サーブされて3分で沖縄そば…じゃなくて、ピチを平らげ、皿に付いたソースをパンになすって食っていると、そうそう、忘れていました、「旬の地元産野菜のオムレツ」。そうかそうか、コイツがあるからパスタの量も少なかったのね。おっ、ねぇちゃん相変わらず良い笑顔してんぜ!!さて、どらどら………あっ!!!!旬の野菜って…ナスかよ!!!!今まで何度となくこのブログにも書いてきましたが、私がこの世で一番嫌いな食べ物は、ナスとシイタケ。どっちもさっさと種として滅びるか、原産国に帰って鎖国すべきだと常日頃から言ってまわっている私のエネミーなのですが、まさか、ここでナスが出てくるとは…。よく見てみるとナスとズッキーニのオムレツでした。ズッキーニもそんなに好きじゃないのです…。試しにひとくち食べてみましたが、やはり彼とは友好条約を結ぶことは出来ませんでした。いそいそと、フォークとナイフでナスを取り除く私。……何やってんだろ。いや、確かに「季節の野菜って、何?」って聞かなかった私が悪いのですが。結局、イタリア唯1度と思って支払った10ユーロは、儚く悲しい結果に終わりました。さようなら、贅沢と美味しい外食ちゃん。いいんです、イタリアは材料がいいので、自分でパスタを茹でたって日本で食べるよりもずっと美味いもん。昼に贅沢をしてしまったので、その日の晩メシはコレ。スーパーで50セントで買ったクリームブリュレと水道水。フィレンツェのスーパーは高いから、自炊も安くないのです。ミラノに着いたら、自分で何か美味いもんでも作ろ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.03
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ヨーロッパに入ってから、ケツを紙で拭く生活が続いています。便所でケツを紙で拭いていると、「あぁ、俺も先進国に来たんだな~」と改めて実感します。そう、ケツを紙で拭くのは、先進国の証なのです。我が国、日本。1年8ヶ月働いていた香港。シンガポール。そしてヨーロッパ。みんな、クソをした後は紙で後始末をする国です。それ以外の国はどうかというと、基本的にみんな水と手を使ってケツを洗います。中には、ベトナムやトルコのように、水と紙のハイブリット国家も存在しますが、基本は水、或は水鉄砲と手。慣れてくるとケツにも優しいし、紙で始末するよりも、よっぽど清潔なんじゃないかと思える程です。そう、私は「水&手」支持派。約11ヶ月振りの紙生活。ケツが痛い。そう、拭く度にケツが痛いのです。資源も勿体ないし、何よりやはり、紙はケツに優しくありません。このままでは痔か脱肛になってしまわないか、心配でならない今日この頃です。さて、そんな知りたくもない私のケツの事情は置いといて。ナポリから列車で5時間。一気に北上した私は今、イタリア中部は、トスカーナの中心地、フィレンツェにいます。大きな教会がいくつも残る街並は、まるで街全体が博物館のよう。ナポリやローマに比べれば、車もうんと少ないので、街も静かです。街の南側には穏やかな流れの川が流れ、そこにシンメトリーに映る夕焼けは、クラシカルなスタイルの橋や建物と相まって、思わず立ち止まらずにはいられない程の美しさです。そして、そんな川面に映る夜景も負けない程幻想的です。さて、そんなフィレンツェもステキな街ですが、そこから更に、バスに乗って行くこと1時間半。丘陵地帯に雄大な畑が広がり、その中を白亜の家がポツポツと立ち並ぶのどかなで豊かなイタリアの田舎道を突っ切るハイウェイを駆け抜けて、今日は世界遺産の街、シエナに行ってきました。生憎、ガイドブックを持ち合わせていない上に、街のパンフレットも入手出来なかったので、その由来などがわからないのが残念ですが、とりあえず写真と感想でお楽しみ下さい。石畳で覆われたシエナの街並。白やクリーム色で統一された、如何にも古そうな石やレンガ造りの建物が立ち並び、貴族か王家の紋様をかたどったフラッグが、街並に色を添えます。メインストリートの1階部分はブティックやレストラン、土産屋になっており、世界中から集まった観光客や、家族連れや恋人同士がが、のんびりと歩きながらウィンドウショッピングを楽しんでいます。まるで、ディズニーランドの中を歩いているような気分です。そんなシエナの街のシンボルが、街の中心にひと際高く聳えるドゥオーモ。白と黒の大理石でストライプに彩られた外壁に、背の高い鐘楼、そして、何といっても細部にわたって細密な彫刻像があしらわれた正面が重厚で華やか。トスカーナの青空とのコントラストも最高です。内部の柱も外壁同様、白と黒の大理石で統一されて、重厚な雰囲気。天井や壁に施された細密な装飾や壮大な油絵は、もはやイタリア建築の十八番といったところでしょうか。何処の教会に行っても、息を呑む程の迫力とスケールです。床には色違いの大理石や御影石をふんだんに用いたさまざまな模様の装飾がなされています。入り口上部と再奥部の祭壇の上を彩るステンドグラスもまた、秀逸。教会にしては珍しく入場料をお取りになりやがるので(3ユーロ)、入ろうか止めようか、相当に迷いましたが、入って良かったです。さて、ドゥオーモ内部も素晴らしかったですが、私的にはメインはコッチ。ドゥオーモ脇に聳えるテラスに登って、シエナの街を見下ろすことです。フッフッフ…アホと煙は高いところが大好きなのよ。テラスと博物館は併設されている為、またしても入場料を別で取られる(しかも6ユーロ!!)のは非常に悔しい限りですが、これの為にシエナに来たようなものなので、泣く泣く財布から6ユーロを取り出し、受け付けの暇そうなババァからチケットを受け取ります。合計9ユーロ…合計約US$15…エジプトやトルコの観光地もたいがいボッタクリでしたが、ヨーロッパの観光地も負けないレベルの、けっこうなボッタクリだと思います。ヒゲのオヤジの石膏像や、コチン丸出しのマッチョマンの像なんかを見学して(写真撮影禁止)、さて、いよいよテラスの上へ!!狭い螺旋階段をゆっくりと登って行き、やがて目の前に光が射したかと思うと、おぉ!!オレンジ色の瓦葺きの屋根で統一された屋根が不規則に連なる街並。正面に見えるのは「世界一美しい広場」とも言われる、カンポ広場。無数のツバメが目の前を行き交い、北の方から吹いてくる風が、イタリアの強い日差しを和らげるかのように、優しく吹き抜けます。きっと、何百年も昔から、ほぼ全く変わっていないであろう景色です。街の外側は打って変わって、突然の田舎。まるでゴッホの絵に出てきそうな、濃い茶色と緑の混じり合った畑が続く景色は、アジア諸国の穀倉地帯とはまた違った美しさでした。コチラは、先ほどテラスから見下ろしたカンポ広場。きれいはきれいでしたが、正直私は、ローマの広場の方がきれいなのじゃないかと…。ちょっよ残念。本当はこの後、同じく世界遺産に登録されている街、サン・ジャミニャーノの行こうと思っていたのですが、北の空から真っ黒い雲がたれ込めてきたかと思うと、突然猛烈な雨と凄まじいばかりの雷が襲ってきたので、不本意ながらそのままフィレンツェへと帰りました。そういえば、気が付くと7月1日ですね。1年のちょうど半分が経過してしまい、そして私の旅も間もなく11ヶ月目を迎えようとしています。昨年の7月1日は、以前勤めていた職場も、残り1ヶ月ということで、悔いの残らないように、何かと頑張って働いてけっこう充実した1日を送れていたような気がします。一昨年の7月1日は、沖縄の某腐れ土産屋で、長時間労働と責任の重さ、給料の安さから、人生に行き詰まりを感じていました。まさかイタリアで28回目の7月1日を迎えるなんて、思ってもいませんでした。沖縄→香港→イタリアいやー、人生何があるかわからないですね。コレだから生きるってことは面白いのです。一昨年より去年。去年より、今年。step by step.「いつの自分が一番好きか?」と聞かれれば、間違いなく「そりゃー、今の俺に決まってるっしょ!!」と、とりあえず答えられるような生き方は出来ていると思うので、良しとしておきましょう。大事なことです。2009年前半のスタートはインドのダージリンで、ヒマラヤ山脈を望みながら最高のスタートを切ることが出来ましたが、2009年後半のスタートもナカナカ悪くない出だしだと思います。すんげー金欠ですが。今まで自分がやってきた全ての物事、今まで自分と関わってくれた全ての出会いが繋がって、今の自分というものがあるわけです。本当に、今の私を形作ってくれた皆さんに感謝です。2009年後半、全力で楽しみましょう!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.02
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さて、そんなマヌケ事件から遡ること24時間前。私は同じ宿の日本人旅行者3人と共に、カプリ島という島に向かうフェリーの中にいました。嘗て、ローマ皇帝(誰かは忘れた)始め、多くの芸術家たちが、その風光明媚な風景を愛したことで知られるカプリ島。地中海特有の濃紺の海と見事にスカイブルーの空、爽やかな太陽が美しいリゾート地としても人気の島です。そんなリゾート地に何をしにきたのかというと、たまの贅沢、庶民生活を一時期かけ離れ、高級ホテルのプールサイドで、ブルジョワなリゾートを満喫する為…などというのはモチロン嘘で、「青の洞窟」を見る為です。その名の通り、真っ青に輝く海に続く洞窟のことで、皆さんもテレビやガイドブックで目にされたことがあるかもしれません。タイのパンガン島を始め、沖縄の真栄田岬にも「青の洞窟」と呼ばれる場所がありますが、この、カプリ島のものが元祖も元祖。本場の「青の洞窟」が、果たしてどれくらい青いのかを確かめるべく、こうしてわざわざフェリーに乗ってやってきた次第です。波も殆どない穏やかな海の中をのんびりと進んだ船は、1時間半ほどでカプリ島のグランデ・マリーナ港に到着しました。石灰質の岩肌が覘く濃い緑の山に、インクをこぼしたような蒼い空、カラフルな建物に真っ白な舟が何艘も並ぶエメラルドグリーンの海は、まるで出来の良いCGか絵画のよう。現実離れした地中海の島の景色に息を呑みます。そこからバスを乗り継いで約1時間。断崖絶壁にへばりつくような山道を、立ち乗りも含めて20人も乗ればいっぱいいっぱいになってしまう小さなバスは、ネコの額のように狭い道を対向車をギリギリで避けながら、それでも快調に飛ばしていきます。↓崖の上から見下ろした、港周辺の景色。クネクネした山道の連続で、半ばグロッキーになりかけた頃、バスは漸く青の洞窟近くの、海辺の広場に到着しました。沖縄の「青の洞窟」は、珊瑚礁が隆起して出来た鋭い岩肌の絶壁を降りて行く根性があれば歩いて行くことも可能なのですが、本場の洞窟はどうやらそれは不可能なようで、洞窟に入るには手漕ぎの小舟に乗り込んで中に入るしかないようで、洞窟の入り口には、そんな小舟と舟街の人々でガヤガヤと賑わっていました。20分ほど待って、いよいよ我々の順番。腹の出っ張った無愛想な船頭のオヤジの指示で、恐ろしく不安定な舟に1人ずつ乗り込んで行きます。ちなみに、洞窟に入るには入場料がいるのですが、チケット売り場も海の上。大きな舟が通り掛かる度に、引き波で激しく前後左右に揺れるチケット船。「何も、無理して海の上に売り場作らなくてもいいと思うんだが…」とツッコミたくなりますが、みんな楽しそうなので、これでいいのでしょう。その知名度に反して、入り口は劇的に狭い「青の洞窟」。「波が高いと中に入れない」とか、「温暖化の影響で海面が上昇して、その内見れなくなる」と言われているのですが、その理由が分かりました。直径1mあるかないかの穴を、乗客は全員船底に寝そべって、船頭は入り口の上部に通された鎖に?まり、ちょうど「リンボーダンス」のような状態で、上半身を大きくのけぞらせながら、小さな入り口を一気にくぐり抜けます。全員船底に寝そべり、オヤジが力強く鎖を辿って勢い良く入り口をくぐると、オォ!!!!蒼い!!!!!!「青い」ではなく、本当に「蒼い」という文字がしっくりとくる、まるでブルーオパールの輝いている部分や、色の濃いアクアマリン、ラピスラズリの濃紺を透き通らせたような青さとでもいいましょうか。限りなく透明感があるのに、限りなく濃い青、その青が、まるでアマゾンの蝶が羽を羽ばたかせる度に色を変えるかのように、波のうねりと光の反射で行く通りにも色んな青を称えながら光り輝いています。オヤジの話によると、水深は20m程度、洞窟の奥行きは60m程。何で青いかまでは、残念ながら説明してくれませんでしたが、兎に角、その「青」は、元祖の名に恥じない、素晴らしい「青」。中にいた時間はほんの5分程でしたが、わざわざ来た甲斐がありました。帰り掛けに、アナカプリとカプリの街を一回りして港へ。↓カプリ中心のパラッツォ(広場)。全然関係ないですが、アナカプリの街の民家の門で、沖縄のシーサーそっくりの像を発見したのには感動しました。石灰岩を切り出して作られた壁も沖縄そっくり。文化は海を渡るのですね。咲き乱れるブーゲンビリアの花も相まって、ちょっとだけ沖縄に帰りたくなりました。あー、美味いソーキソバが食べたい。気が付くと、6月も今日で最後ですね。いつの間にか、イタリアの太陽も夏本番です。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.30
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基本的に、全てに於いて物価の高いヨーロッパ。その中でも比較的マシだと言われているイタリアでさえ、その生活費は日本並みか、若しくはそれ以上。ホテルは1泊3000円前後。ほんの1週間程前まで1泊300円だったのが一気に10倍。外食でもしようものならあっとういう間に1000円、2000円がスッ飛んで行くので、普段は自炊か、スーパーの総菜。外でまともに食べられるものといえばピザくらい。そしてベラボーに高いのが交通費。本日もナポリからフィレンツェまで向かう列車の中で、こうしてキーボードを叩いているわけなのですが、たった5時間あまりの道のりなのに、その運賃は何と39ユーロ(約6000円)。6000円の交通費があれば、たぶんインドを一周したってお釣りが来ます。1日の観光地の入場料を含めた出費は、どれだけ頑張っても、$50前後。今までアジア諸国や中近東でケチっていたバス代や宿代、晩メシのおかず1品増やすか増やさないかで散々悩んでいたものなんて、一瞬にして何の意味もなかったかのように無くなりました。さて、そんな逼迫した状況により、一気に経済的に苦境に晒され、(ちなみに、今日の昼食は食パン4枚とジャム)本場のイタ飯もロクに食べられず、歯がゆい思いをしながら旅を続けていますが、そんな中で、日本と比べると唯一、ベラボーに安いものがあります。ワインです。安いものだと1本1ユーロちょっと。何と、ペットボトルのジュースよりも安い値段で、赤でも白でもワインが1本買えてしまうのです!!味はピンキリなので、安い中でも当たり外れがかなりありますが、それでも、とりあえずどれも飲めない味ではないし、アルコール度数もちゃんと10%前後あるので、酔うことは出来ます。実は正直ワインは好きではないのですが、長かったイスラム圏の後なので、「こうして堂々と酒が飲めるだけでもありがたいことだ…」と、唯一の贅沢として激安ワイン(2日で1本程度)を買い込んできては、いそいそと晩酌を楽しんでいます。さて、長らくアルコールを接種していなかったせいか、もともと酒に対して強い方ではなかったのですが、ここ最近で益々弱くなっている私。昨晩、観光から帰ってきて同じ宿の日本人旅行者たちと自作の生ハムメロン(メロンも安い。自分で作れば4人前で4ユーロくらい)を肴にワインを飲んで、いいカンジで酔ってたところで、「そういえば、列車のチケットを買いに行かなきゃ」と、若干ふらつく足取りで列車の切符を買いに行ったはいいのですが、酔っ払っていた為か、朝の8時24分発の列車を、何故か「8時54分発」と勘違いしており、しかも、今朝もろくにチケットを確認していなかった為、見事に乗り遅れました。8時半頃駅に到着し、電光掲示板をチェックしてみたのですが、「8時54分発」欄には「フィレンツェ行き」なんて何処にも書かれていません。「アレ?おかしいなあぁ~」と思って改めてチケットを確認していると、「あ…、おかしいの俺じゃん!!」幸い、チケットカウンターにダメもとで「変更か返金出来ないか」と聞きにいったところチョビ髭の太った、気だてのいいオヤジ(英語通じず)が、イタリア語で何事か言いながらボフボフボフと笑って、あっという間に10時24分発の列車に変更してくたので、こうして今、フィレンツェへ向かう列車の中にいることが出来ています。オッサンありがとう!!みなさんも、列車のチケットを酔っ払って買われた際は、ぜひ今一度、出発する前にチケットの時刻を確認することをオススメします。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.30
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日本の皆様へ「スパゲッティ・ナポリタン」はナポリでは食えません!!というわけで、ローマより列車で2時間半、私は今、ティレニア海沿岸の交易都市、ナポリに来ています。前回の日記では「アドリア海」と書いてしまいましたが、間違いです。アドリア海は東海岸、ティレニア海は西海岸。ナポリはイタリア半島の西側です。濃紺の海、真っ白な雲が映える青い海、街の西側にはヴェスヴィーオ火山を望む風光明媚なこの街は、地元イタリア人からもリゾート地としての人気は高く、「Vedi Napoli e poi mouri!!(ナポリを見て死ね!!)」という有名な言葉もあるように、週末ともなれば国内外から多くの観光客が晴天のもと、優雅なバカンスを楽しむべく集まってきます。海辺にはビキニ美女が鯵の干物のように並んでいるのもナポリならでは。嘗ては治安の悪さと粗悪な商品で悪名高かったナポリですが、現在は、とりあえず日の出ているうちに歩いている分には、一部地区を除けばにぎやかでピースフルな雰囲気。イタリアの中でも、特に陽気でお調子者と言われているナポリっ子が、「ボンジョールノ!!」と声を掛けてきてくれます。道端に停めてあるバイクまで陽気でカラフル。石畳の道に山の斜面にへばりつくように5~10階建てくらいのずんぐりとしてカラフルなビルが建ち並ぶ風景は、まるで絵はがきの中の風景を歩いているかのよう。そんなビルの隙間に細く入り組んだ路地が密集するセントロ・ストリコと呼ばれる地区には、路地の隙間を埋めるかのように、いくつもの大きな教会が窮屈そうに並んでいます。そんな教会のひとつ、ゲス・ヌオーヴォ教会。内部も、ローマの大きな教会に負けず劣らず巨大で豪華。イタリアの教会の規模と華麗さには、何処に行っても度肝を抜かれます。そんなビルと教会の合間を縫って進むと、何処からとなく塩の香が花をくすぐり、そして目の前には海が現れます。そんな海辺にそびえ立つ、ナポリのシンボルともいうべき城が、このヌオーヴォ城。日本円を持たない私にとって、入場料5ユーロ(約US$7.5)はけっこう大きな金額なので、ケチって入りませんでしたが。でも、中世ヨーロッパの面影を留める外観だけでも見る価値は十分です。「あ~、やっぱ入っておいても良かったかな~」と思ったら、何と嬉しいことに入場料無料の城が!!海の中にポッカリと浮かぶかのように建つ、その名もかわいい卵城。何で「卵城」なんて名前がつけられたのかは疑問ですが、とりあえず「タダ」という響きは嬉しい限りです。意外と簡素な石造りの内部。土曜日だったせいか、この日は結婚式が多く執り行われていたらしく、幸せそうな笑顔で記念撮影に精を出す、花嫁&花婿さんとお粧ししたギャラリーで城の上は賑わっていました。流石はイタリア人。絵になります。本場のチョイ悪オヤジもたくさんいたのですが、いい写真が撮れなかったので、いい写真が撮れたら改めて掲載します。その他、王宮や、サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会などを見ていると、いつの間にか夕暮れ近い時間になっていました。夜になると治安が悪くなるそうなので、帰りがけに晩メシ用のトマトと激安の赤ワインを買い込んで、急いで宿に戻りました。イタリアは食材が安くて美味いので、自炊が本当に楽しい!!この話しはまた後日。明日は船で1時間ほど行った場所にある島、「カプリ島」で、「青の洞窟」を見てきます。さて、今宵もパスタでも茹でるかな。チャオ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.28
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イタリア滞在、早くも4日目。現在、ローマを離れて南イタリアはアドリア海の要所、ナポリへ向かう列車の中でこのブログを綴っています。真っ平らの土地の上に、何処までも続く畑、それらを囲うかのように背の低いオリーブの木が銀光りする葉を茂らせ、その中にポツポツとオレンジ色の民家が見え隠れ。遠くの方には小さな町が見え、反対側の窓には初夏の新緑に萌える山が幾重にも重なり合い、時折大きな実をつけたオレンジの林や、手のひらのような葉っぱを茂らせたブドウのツタが見え隠れしています。豊かなる国、イタリア。…ウェップちょっと酔ってきた…イタリアの列車、けっこう揺れる上に、けっこうカーブが多いので、乗り心地はあまり良くないです。乗り物には強い方なのですが、流石にこの列車でキーボードを叩くというのは自殺行為だったようです。ウゲェェエ~。さて、そんな状況の中、体と精神力に鞭打って綴る本日のブログ。「これを乗り越えられれば、俺は更に乗り物に対して強くなれるぜ!!」という体育界系特有のマゾ精神でお送りします。さて、昨日はオシャレな風吹くローマの街並や、教会を中心としたローマが世界に誇る建築美をご紹介したので、本日は2000年以上の歴史を誇るローマ遺跡を写真でご紹介します。「全ての道はローマに通ず」という有名な言葉があるように、嘗て世界の中心としてその名を東方まで馳せたローマ。その中心の中心たる場所が、今でもきれいな形で存在ているのがここローマの魅力でもあります。そんな歴史の街ローマのシンボルマークともいうべき存在が、コチラのコロッセオ。今から約1937年前、西暦72年時の支配者ヴェスパシアン帝によって建設されたこの競技場。高さ50mを越えるこのコロッセオには、最大55000人もの観客を収容出来たとされています。中央の舞台では剣闘士VS熊や豹などの猛獣や、剣闘士同士の戦いがショーとして繰り広げられ、当時のローマ市民たちを熱狂させたそうです。その証拠に、ここから熊や巨大な猪の頭蓋骨や豹の大腿骨なども出土しています。今までにトルコで2つ、ヨルダンで2つ、ローマスタイルの円形劇場を見てきましたが、流石に元祖の中の元祖だけあって、ローマのコロッセオは、規模といい、保存状態といい、美しさといい、他のものとは一線を画します。よっしゃ、次行ってみよう!!そのコロッセオの隣り、広大な敷地に渡って残るのが、当時の街の跡である、アクロ・ディ・ティート。敷地の中には規模の大きないくつかの教会をはじめ、凱旋門、大規模なバシリカ(アーチ型の建物)、庭園、噴水などが未だに残されており、当時の生活を伺い知ることが出来ます。整然と並ぶオリーブの並木の向こうから、今にも麻のゆったりとした洋服を纏い、頭に麦の穂を山ほど抱えた農夫や、クルクルとした巻き髪にひげ面の哲学者が難しい顔をしながら、今にも歩いてきそうです。一大観光地なので、基本的には人が多い場所なのですが、何かの拍子に、まわりに人影ひとつなく、全くの一人きりになった瞬間、時間の壁を越えて2000年前にタイムスリップしてしまったような感覚に慣れる場所でした。うっし、次じゃ!!街の中でもひと際背の高い、エマニュエル2世の記念堂を通り抜け、(コチラは1911年に完成と、意外と歴史が浅い)。サンタ・マリア教会で行われていた結婚式を、横目で祝福しながら通り過ぎ、そしてやってきました。「ローマの休日」で一躍世界でその名を知らしめた「真実の口」!!教会の入り口にひっそりとあるのですが時間が遅かったので、残念ながら既に閉館。近づくことも出来なければ、手を突っ込むことも出来ませんでした。オードリー・ヘップンバーンのような美女や王女様もいなければ、残念ながら、私もジェームス・ディーンではないので…って、このネタは昨日もやりましたね。オードリーの代わりに、大量の中華人民観光客でごった返していた為、写真一枚撮るにも彼らとの場所取り合戦。私の足を踏んずけながら涼しい顔をしてシカトをこくババァ。人のカメラの前に立ちはだかるクソガキとその家族。爆音でたんを吐き捨てるジジィ。半日分一気に疲れました。さて、ヨーロッパの一日は非常に長い。安いことで有名なピザ屋で直径30cmはあろうかという巨大なピザ・ナポリ(チーズとアンチョビ)と、グラスビールで夕食を住ませ、8時半を廻った頃に漸く夕日が街の向こうに沈みかけていきます。さて、夜のローマもナカナカの見物です。ライトアップされた史跡や建物は、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を以って、我々の目を楽しませてくれます。こちらは、先ほど通り過ぎたエマニュエル2世記念堂。「暴君」として有名な皇帝「ネロ」が造らせた戦勝記念塔。そして、コロッセオ。漸く空が闇に覆われた頃には、時計の針は既に10時半を廻っていました。気持ちの良い夜風に吹かれながら、ゆっくりと歩く石畳の街は、風情があっていいものです。嘗ては世界の中心として栄華を極めた、帝都ローマ。その想像以上に美しく壮大な街並は、暑さと健康&精神的な理由から下がっていた私のモチベーションを、一気に引き上げてくれる程の大きなインパクトを持っていました。とりあえず、デカイ=スゴイ!!華やか=美しい!!単純ですが、この二つの真理を地でいくようなローマの街には、本当に度肝を抜かれました。何処に行っても、ただそれを眺めては「はぁ~、こいつぁスゲーや」と、つい口を開けてアホのように見とれてしまう、歴史の重みと、力強さ、神懸かり的な雰囲気、そんなものが漂い、自分が今まで見知ってきた世界、価値観が、どれだけ小さなものだったかを知らしめてくれるかのようでした。やはり、どんな場所でも行ってみるもんですね。これだから、旅は辞められません。これで、もう少し色んな場所の入場料とホテル代が安ければ…。ヨーロッパ4日目、早くも金欠でピンチです。追伸:上記の説明書きですが、先日2ユーロで買った英語のガイド冊子を私の中学生よりも乏しい読解力でヒーヒー言いながら読み解いた知識でセコセコと書いているので、間違っていたらスミマセン。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.27
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さて。「つづく」とかいったクセに、前回の道ばたで出くわしたファラオとはちっとも関係なく。青い空と、照りつける太陽が清々しいローマの街を西へ向かって歩いて行き、市内をながれるテヴェレ川を渡ると、目の前に整然とした道路と、巨大な教会が突如として現れます。そう、これが世界で一番小さな国であり、私の旅の第17カ国目でもある、バチカン市国。そして正面の教会こそが、ローマカトリックの総本山であり、ローマ法王のおわす場所でもある、サン・ピエトロ大聖堂です。人が米粒のように見える程巨大な外観。昼過ぎにここを訪れたのですが、そこは入場を待つ団体客が200人程の長蛇の列をなしています。折しも正午を過ぎて、午後の一番暑い盛り。エジプトに比べれば屁みたいなものですが、強烈な日差しが照りつける中、腋臭の香る毛唐どもに囲まれながら待つ、長蛇の列は、ある種の苦行のようでした。5年分程の腋臭を嗅いで、さっきのジェラードがもんじゃ焼きになって出てきそうになった頃、漸くセキュリティーチェックを済ませて敷地内に入ることが出来ました。流石はローマカトリックの総本山。警備の衛兵も、まるで中世ヨーロッパから抜け出してきたような出で立ちです。手に槍まで持って、雰囲気たっぷり。流石は観光大国。見上げんばかりにバカデッカい、大理石造りの円柱が並ぶ入り口を入ると、そのには、想像していた以上の、息をするのも忘れる程の壮大で、緻密で、華麗な空間が広がっていました。もしこの世に「完璧な建物」というものがあるとするのなら、きっと、ここのことをいうのでしょう。目の美しい大理石をおしげもなく使った、ひやりとした内部の雰囲気は、まずは入ってくる人間全てを圧倒する重厚な雰囲気を作り出しています。そして、細部に至るまで、全く手抜きの気配を感じられない作りの細かさ。それこそ、柱から梁、壁、天井、全ての部分に繊細な装飾が施され、それらが一帯となって織りなす造形美は今までに見てきたどんな建物をも凌駕します。天窓周辺のフレスコ画も素晴らしい出来映え。ミケランジェロの代表作ともいうべき「ピエタ」も、ここに展示されています。まるで魂が宿っているかのように躍動感のある表情やポーズは、「今にも動き出すんじゃないか?」と思えるほどです。アレクサンドリア7世像も、負けず劣らずのリアルさ。そして、大聖堂奥の主祭壇と、大クーポラの素晴らしさといったら!!!!天窓から際混む光が、まるでスポットライトのように光の筋となって内部に差し込み、その下に黒と金で統一された、完璧なまでに曲線美を追求したかのような、ねじれた柱と絡み合ったツタの装飾が、巨大な存在感をもって目の前に迫ります。イスタンブールのブルーモスクでも同じことを思ったのですが、何故こんなにも装飾が細やかで、かつ、全体に様々な模様を持って広がっているのに、こんなにも統一感があるのでしょうか?中世ヨーロッパ人の計り知れないセンスには本当に脱帽です。今まで色々な建築物を見てきましたが、この大聖堂の巨大さと素晴らしさといったら、他に例えようもないほど、最上級の讃辞をつくしても、讃え足りないほどの美しさ、力強さ、神聖さ、壮大さを兼ね備えていました。本当に、今にも神が舞い降りてきそうなその雰囲気に、今だ嘗てなかったほどに圧倒され、気が付くと2時間以上があっという間に経過していました。正直に告白すると、実は今までキリスト教及び、ゴッシク様式の建築物を毛嫌いしていたのですが、そんな食わず嫌いを一気に払拭してくれる、そんな素晴らしい建物を見ることが出来て、心から良かったと、今なら思えます。これから続くヨーロッパの旅、予想以上に楽しくなってきました。見上げると、気持ちのよい青空。今日も素晴らしい1日が始まりそうです。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.26
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沖縄は佐敷町に「Be Natural」という、沖縄で一番パスタの美味いカフェがあります。シェフの実家のある長野や沖縄産の旬の野菜、同じく沖縄県産の新鮮な魚や肉を贅沢に使った料理や、極上の手打ちパスタ、手作りのケーキがお手頃価格で味わえます。オーナーもシェフも、大学時代の部活の先輩ということもあり、沖縄に住んでいた頃には、本当に数えきれない程御世話になった店です。実は今回、何故ヨーロッパ最初の1カ国目をイタリアにしたかというと、その沖縄一美味しいカフェ、「Be Natural」のオーナー&シェフから「6月から勉強の為にイタリアに行くから、良かったら会おうよ!!」という連絡を頂いたので、とりあえずローマに降り立ったわけなのです。「よっしゃ!!きっと美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、美味いもんとか、食わしてくれるんだろう!!」と勝手に期待を膨らませてローマの土を踏んだわけなのですが、昨日電話をして「今何処ですか?」と聞いたところ、2人とも、既にオランダに移動した後でした。何故か、お互いにメールが届かなくなっていたので、「まぁ、行けばなんとかなるだろう」とタカを括っていたのですが、何ともならない、悲しい行き違いになってしまいました。ヨーロッパ…やはりさい先不安です。さて、いいかげん「俺、呪われてるんじゃないか?」と勘ぐりたくなるほどついていないイタリアですが、それでも、歴史の街ローマはそんな気分を吹き飛ばしてくれるような、歩いているだけで気分が勝手に楽しくなっていく素晴らしい街です。石畳の道にクラシカルな建物、オシャレなカフェやお店、そこら中にちらばる壮麗で巨大な名所旧跡。「流石は、2000年以上昔から世界の中心だっただけのことはあるな~」と、しみじみ思います。残念ながらガイドブックを持っていないので、詳しい説明は出来ないですが、今日は、そんなローマのステキな街並と観光名所をご紹介します。まずは、かの有名な映画「ローマの休日」で、あまりにも有名な「スペイン広場」。街のいたるところに「ピアッザ」と呼ばれる広場が点在しているローマですが、そのなかでも恐らく、ローマで一番有名な広場がこの「スペイン広場」でしょう。丘の上に建つトリニータ・デル教会に向かって続く階段の上にはお土産屋や絵画屋が路上で軒を連ね大勢の観光客で大変な賑わいです。丘の上から見下ろした街並。オシャレです。残念ながら、オードリー・ヘップバーン級の美女や、お忍びの王女様を発見することは出来ませんでしたが、もし見つけたとしても、またしても誠に残念ながら、私はジェームス・ディーンではないので、「あんれまぁ~、こりまた、めんこい女子(おなご)だっぺやぁ~」と溜め息をつくだけで声を掛けることも出来ず、せいぜい夜のオカズにする程度が関の山なので、オードリー・ヘップバーンがそこにいなくて良かったと思います。へ~。そう、「へ~」といえば、私が日本を離れている間にいつの間にか終了してしまったテレビ番組、「トリビアの泉」ですが、その元祖大本が、ここローマで一番有名な泉、「トレビの泉」。番組のオープニング(だったかな?)にも登場しているので、ご存知の方も多かろうと思いますが、これがそのウワサの泉です。「後ろ向きに右から左肩に向かってコインを投げれば願いが叶う」という伝説から、こちらも多くの観光客で賑わっていました。へ~。モチロン、私も投げましたよ。「最近ついてないので、運気が向上しますように」いい旅…したいですね。一大観光地だけあって、太古の昔から蘇ったローマ兵も営業中です。一緒に写真を撮るとチップを要求されるらしいので、こっそりと隠し撮り。忍者の如く迅速に、音もなくその場を後にしました。そこからほど近い場所にある、パンテオン。入り口には巨大な円柱が並ぶ、典型的なローマスタイルの遺跡です。紀元前27年から歴史にその名を残す、2000年以上の歴史を誇る建物。608年からはキリスト教の教会として使われているようで、大理石をふんだんに使った内部はたくさんの彫刻やフレスコ画、油絵などが飾られ、天窓から差し込む光に照らし出されて神聖な雰囲気です。さて、ここいらでちょっと休憩。パスタ、ピザ、チーズ、エスプレッソなどなど、とにかく美味いものの多いここイタリアですが、やっぱり甘党にはなんといってもコレ!!そう、イタリアン・ジェラードでしょ!!「ジオリッティ」という有名店で食べたのですが、店の奥にずらりと並ぶフレーバーの数は30種類以上!!その中から3種類を選んで、最後に生クリームをたっぷりと載せてもらうのがイタリアスタイルだそうです。私が選んだのは、ティラミス、ベイリーズ、アマレットの3種類。3.5ユーロのミディアムサイズを注文したのですが、「どうだ、まいったか!!」といわんばかりの、ものスゴイてんこ盛り。人生初の、本場のジェラード。美味い!!!!イタリア…マジで来て良かったよ!!!!!!サッパリしているのに、濃厚なフレーバーの味がたまらない本場のジェラード。「トレビア~ン!!ヴォーノヴォーノ!!」と叫びたくなる程の幸せテイストでした。さて腹もくちたら、またボチボチ午後の散歩でも楽しみましょう。3つの噴水と、古代エジプトのヒエログリフが刻まれたオベリスク、そして、白亜の教会が美しいナヴォナ広場へでも足を運んでみましょう。サッカーコートのような楕円形の広場の中央には、古代の神々をあしらった力強い噴水があり、その周りを囲むように、オシャレなオープンカフェが路面にテーブルを並べ、昼間からビールやワイン片手の旅行者や地元客で賑わい、楽しげな雰囲気です。さて、そんな広場や絵はがきのような街並を眺めながら、楽しむ街歩きは至福の一時です。落ちていた気分がだんだんとウキウキしてくるのが、手に取るように分かります。そんなウキウキ気分で歩いていると、突如として古代エジプトのファラオが目の前に!!一瞬目が合う、私とファラオ。エジプトでのイヤな戦いの毎日が瞬時にフラッシュバックし、一気に緊張感のある張りつめた空気が、私を覆いました。この路上での思いも掛けない出会いがやがて私を…つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.26
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ボンジョォ~ルルルルルルルルルルルル(巻き舌)ノォ~!!!!!カイロから飛行機で飛ぶこと3時間半。私は今、クソ暑い中無駄に長居してしまったエジプトを遂に飛び立ち、16カ国目、イタリアは、ロォ~マに来てしまいました。いや~、今まで「シュクラン」だったのが、今日から「グラッチェ!!」ですよ!!イヤン、何てオシャレな響きなんでしょうイタ~リア!!!!どうでもいいですが、数年前から私は「来世ではイタリア人になる」と宣言しているのですが、かく言う私の中のイタリア人のイメージといえば、「オシャレ、足が長い、胸毛、シャツの胸元を必要以上に開けている、テノールなしゃべり声、陽気、時間にルーズ、爽やかスケベ」といった、漫画から学んだ死ぬ程いい加減な知識程度しか持ち合わせていませんでした。なので今回は、いつイタリア人に生まれ変わっても大丈夫なように「イタリア人とはなんぞや?」という予習を行うべく、わざわざ飛行機でローマに来てしまったわけであります。↓クラシカルでエレガントな屋根。それにしても、ローマ。出だしからいきなりのピンチ。泊まろうと思っていたホテルが潰れていました。しかも、「そんなこともあろうと」と予め調べておいたホテル3軒も全部閉鎖。空港からクソ高い列車に乗り、昼の3時半にはローマ市内に入っていたのに、結局宿を見つけてチェックインを済ませた頃には、既に夜8時半。ローマの優雅な雰囲気漂う街中を、バックパックを背負って5時間放浪。本当に疲れた。ヨーロッパ第一歩。出だし最悪です。さて、話しは戻って、エジプトはカイロ。「シーシャを制する者はエジプトを制する」という言葉を信じる私の、今回のエジプトの旅は「シーシャに始まり、シーシャに終わる」でした。それまでも、香港、シリア、ヨルダンなどでちょこっと吸ってはいたのですが、エジプト最初の場所、ダハブでのダラダラ生活の折り、暇にかまけて日常的に吸い始めたのをキッカケに、辞められなくなり、気が付けば、1日2シーシャ、3シーシャ…。全ての行動意欲を奪っていく、昼下がりの暑く気怠い午後、木陰のカフェで吹かすシーシャ。晩メシを食って、満腹状態で夜風に吹かれながら吸うシーシャの美味いことたるや、人生至上の快楽です。そんなある日。カイロの定宿で見つけてしまいました。宿用のシーシャ!!気が付くとオレンジ、バナナスプリット、ミント、チェリー、ラズベリー…と、大量のシーシャフレーバーと炭を買い込んで、昼間からバカスカプカプカと水タバコに浸る見事なダメ人間に。「遂に俺も来るところまで来ちゃったよ…」と一瞬落ち込むも、「いやいや、悪いのは俺じゃない!!この脳みそにダイレクトに届く暑さと、インド人よりウザイエジプトオヤジと、喘息まっしぐらの空気の悪さが悪いんだ!!」と自分に言い聞かせ、煙と一緒に午睡の夢を貪る今日この頃。ということで、本日は良い子の為のシーシャ講座です。これでいつでも、中近東土産にシーシャを貰っても慌てなくて済む!!3時のおやつに、会社の会議に、ケンカの仲直りに、夫婦の不仲に、大活躍!!簡単&お手軽なシーシャの楽しみ方をご紹介します。1、まずはガスコンロで炭をおこしましょう。時間にして10分程、全体が完全に赤くなるなるまで燃やしましょう。火が足りないと途中で消えてしまうので注意!!面倒でも「ウォォオオオ!!俺の心にも火を付けてくれぇぇえええ!!!!」とでも叫びながら、しっかりと火を付けましょう。2、炭をおこしている間に、シーシャを洗って組み立てましょう。バラバラにするとこんなカンジ。瓶の首の3分の1くらいのところまで水を入れて、胴体をしっかりと刺して固定します。水は少な過ぎても多過ぎてもダメです。目安は、本体の先っぽが指3本分程水に入るくらいです。3、では、燭台にフレーバーを詰めましょう。右のが燭台。 フレーバーはこんなカンジでキャラメルの箱みたいなのに入ってます。タバコの葉っぱのようなものに、甘い匂いの汁(?)みたいなものを絡めたものがシーシャフレーバーです。手にベタベタと付くのを我慢して、少しずつほぐしながら、燭台がいっぱいになるまで詰めましょう。ケチると不味くなるので、贅沢に入れるのがポイントです。詰めたら、アルミホイルで蓋をして、フォークなどで小さな穴を幾つか空けます。5、そして燭台をシーシャにセット!! よく熱した炭を贅沢に置いていきます。こっちもケチらず、バンバン置きましょう。でも、空気が入る穴を埋めてしまうと燃えないので、置き過ぎにも注意が必要です。ちなみに、出来れば小さく砕いてセットした方が煙がよく出ます。6、あとは吸うべし!!↑日本人ダメ人間友の会カイロ支部。最初は燃え辛いので、頑張って数回にわけて勢い良く吸い込みましょう。また、炭が消えやすいので、炭の火に注意しながら火を絶やさないように、コンスタントに吸う必要があります。やがて全体に上手に火が回ってくると、そこに広がるワンダホーワールド。フルーティーで甘ったるい匂いが辺りに充満し、だらけきった有意義な空間が、その瞬間から出来上がっていくことでしょう。30~1時間程吸い続けていると、やがてフレーバーの甘い匂いが薄くなり、代わりに炭そのものの苦みのある煙と、喉の不快感がだんだんと大きくなってくるので、そうなってきらハラース(終わり)です。アルミホイルをはがすと、燃えたフレーバーがきれいにホイルにくっついてくるので、水でもかけて完全に火が消えたのを確認してからゴミ箱に捨て、後は新しいフレーバーを詰めるも良し、そのまままったりと余韻を楽しむも良しです。シーシャは使用後は必ずこまめに掃除をしましょう!!本体やホースの中にススが溜まると、雑味や苦みが混じってしまいます。お手入れは本当に大切なので、面倒でも、ウ○コを我慢していても、動けなくなる寸前までダレていても、頑張って掃除だけはしておきましょう。さて、そんなスウィート&スモーキーな生活も昨日でおしまい。今日からは煙り抜きの健康生活(私はノンスモーカー)です。ちなみに、折角ローマに来たというのに、何を血迷ったのか、ローマ最初の晩餐はチキンケバブのサンドイッチでした。よりによって、何でエジプトの後でケバブなんて食ってしまったんだろう…。同じ店にピザもパスタもあったのに…。正常に物事を判断出来ない程疲れているようなので、これにて本日は寝ます。明日は観光だ!!おやすみなさ~い。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.25
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昨日、胸のつかえがひとつ取れました。「警察」という職種人々がおります。日本や香港はじめ、ヨーロッパ各国やアメリカなんかは、我々の生活の安全の向上を図るべく、本日も真面目に職務をこなして頂いているとは思いますが、これが、東南アジア各国をはじめ、インドやアフリカなどあまり経済状況の捗々しくない国となると、「権力」の名の下、「検問」と称して一般市民に難癖付けて小遣い稼ぎに必至だったり、真面目に営業をしている店に、重箱の隅を突つくようなイチャモンを付けては、「法律違反だ」といって賄賂を請求したり、マフィアと結託して麻薬を横流ししたりと、我々の常識では考えられない程、腐り切っているのが常識です。そして、ここエジプトの警察もまた然り。小遣いを稼ぐことにしか興味のないバカどもが、弱い立場の人々に対して、無理難題、難癖を押しつけ、今日もケツを拭く紙より汚い紙幣の枚数を数えているわけです。数少ない、信用出来るエジプト人の友人が、そんな腐った警察により、訴えられていました。彼の仕事は、今私が泊まっている安宿の管理人。カイロ生まれ&カイロ育ちのスーダン人で、英語もペラペラで、今は日本語を勉強中。色黒で背が高く、アフリカの血のせいか、いつも陽気で、一緒にいるだけでハッピーしてくれる、各国の旅行者のみんなからも愛されるナイスガイです。そんな彼ですが、半年程前。当時、宿のロビーで10名程の旅行者がビールを飲んでいたところに、突然警察がやってきて、彼に「何で宿で酒を販売しているんだ?この宿には酒の販売許可はないはずだが」と管理人の彼を怒鳴りつけたそうです。旅行者の飲んでいたビールは全て外の店から買ってきたもので、この宿ではビールはおろか、水さえも販売していません。要するに、「言い掛かり」、つまり、「見逃してやるから賄賂をよこせ」ということなのです。後から聞いた話しなのですが、何処のホテルでも、こうして抜き打ちで警察がやってきては難癖を付けて回ってくるので、各々賄賂を払ってお引き取り頂くというのが、この国のホテル業の常識なのだそうです。しかし、当時まだ宿で働き始めたばかりだった彼は、そんな腐敗した習慣があることを知らず、「販売はしていない!!彼らが自分たちで持ち込んで飲んでいるだけど」正当な理由をつけて反論し、賄賂を払うことを拒み続けていると、「じゃあ、キサマは逮捕だ!!」と腐れ警官に手錠を掛けられ、警察署で一晩を明かす羽目になった上に、「酒の不法販売」の罪で裁判にかけられることになってしまったそうです。それから3回程の裁判。もし、負ければ半年間の刑務所暮らし。裁判が近づくにつれて、いつもは明るい彼の表情が、ドンドンと曇って冴えないものになっていきます。裁判前日の彼の空元気は、本当に見ていて痛々しい程でした。そして、昨日。結果は無罪!!まぁ、もともと無実の罪なので、当然と言えば当然でしょうが、それにしても、本当に良かった!!彼が笑顔で「終わった。Everything O.K!!」と言ったときは、本当に心から嬉しかったです。無実の罪で、しかも悪徳警官の腐敗で牢屋にブチ込まれるなんて、絶対にあってはならないことです。こういったことが世界の半分以上の国で、日常的にまかり通っているとうのは、許し難い事実ですね。何で、貧しい国程、人と人との繋がりが密な国程、こういった腐敗が激しいのでしょうか?お互い、お金がないなら助け合えばいいのに、相手の財布事情を知っていながら、何故そんな人たちから金を巻き上げようという発想が思いつくのでしょうか?しかしながら、法廷ではまだちゃんと正義があることに安堵しました。とりあえず、彼が無事に笑顔で裁判所から戻って来れて良かった。カイロで一番のつっかえが取れたので、24日にいよいよヨーロッパ、まずはイタリアのローマに飛びます。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.22
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エンターテインメント。日本語に直訳してしまうと、ただ単純に「娯楽」、或は「演劇や舞台劇」になってしまいますが、「人を楽しませる為のプロフェッショナルによる舞台」というのが、私なりの「エンターテインメント」の解釈です。こうして旅をしていると、世界には実に様々なエンターテインメントがあることがわかります。ここ中近東だと、有名なものはベリーダンス。トルコのセマー(旋舞)といったあたりが有名どころでしょうか?バリのガムランやケチャ、中国文化の獅子舞に龍踊り、京劇、ラジャスターンの民族音楽&舞踊も素晴らしかった。歌舞伎に能、落語、漫談、講談、エイサー、琉舞、オペラ、オーケストラ、ミュージカル、ダンス、ロック、レゲエ、ライブ最高LOVE&PEACE!!数え上げればキリが無い、人々の心の潤い、エンターテインメント。さて、一口に「エンターテインメント」と纏めてみましたが、その中でも我々にとって、重要且つ単純なひとつの定義があり、また、これによって大きく、その意味合いが変わってくる事柄があります。それは、「タダか、有料か」です。金を払って、いいモノが見られるのは当たり前。タダでオモクソ楽めるにこしたことはないですがな奥様!!さて、観光立国エジプト。基本的に何を見るにも有料。しかも物価から考えるとどれもベラボーに高い詐欺師的価格設定なのですが、そんな中、ここカイロで、我々外国人旅行者でもタダで見られて、かつ最高に面白いエンターテインメントがあるという情報を入手。早速、宿の日本人軍団で連れ立って、噂のタダ見最強エンターテインメント、「スーフィー・ナイト」を見学しに行ってきました。会場は、宿から歩いて30分程の場所にある、世界遺産にも登録されているイスラーム地区の中、「スルタン・ゴーリーのマドラサ」と呼ばれる今から500年以上も昔に作られた商隊宿の中庭。石造りの吹き抜けが重厚な雰囲気を漂わせる由緒正しい建物です。開始15分前に会場に着いたのですが、座席は既に満席に近い状態。よく見てみると、観光客だけではなく、地元の人もけっこう混じっています。ショーの始まる前から異様な熱気に包まれた館内。人種の壁を越えて、全ての人がこれから始まるであろう、素晴らしい時間を待ちこがれている雰囲気はナカナカ良いモノです。そして、照明が落ちて、ショーの始まり。タラブッカ(太鼓)の乾いた音が鳴り響き、開始の合図を告げます。まずは、音楽隊によるオープニングの演奏。「ミャ~ミャ~」と突き刺すように響くチャルメラの音を先頭に、各種打楽器が複雑、且つ、正確に絡み合い、二胡のような弦楽器がそれに美しい旋律を付け加えます。いきなりの素晴らしい演奏に、オープニングから思わず息をすることも忘れてしまいます。オープニング曲が終わると、続いて、楽隊の中からそれぞれの楽器の名手が一人、ステージの中央に登場し、一人VS他の楽隊全員の掛け合いが始まります。コミカルな動きが面白い、ハンドシンバルのおじぃちゃん。無表情で変態級の超絶テクニックを披露してくれた、タラブッカ使い。兎に角、それぞれ素人耳でも分かる超一級のミュージシャンたちのハイレベルな演奏は、見る者に時間と息をすることを忘れさせる程です。演奏が上手いのはモチロンですが、見せ方の上手さも並のレベルではありません。相当の腕前と余裕がなければ、絶対に出来ないパフォーマンスを、惜しげもなく披露してくれます。そして、続いて始まったのは「タンヌーラ」と呼ばれる旋舞のショー。イスラムの象徴カラーである緑地の衣装に、カラフルな巻きスカートを纏ったオッサンが、ステージを縦横無尽にクルクルと回転し踊ります。「よく目が回らないもんだ」と感心する程、回り続けるオッサン。そして、あくまでも「舞」なので、ただ回るだけではなく、身振り手振りや、表情でステージ狭しと演技をするその姿は、衣装と相まって、まるで極彩色の鮮やかな花のようです。オッサンですが。バックダンサーズの迫真の踊りも見応え抜群!!そんな生き生きとしたオッサンに見とれていると第一部終了。中休みにチャルメラ隊の演奏があり、続いて第二部のスタート。第二部では、先ほどの花のオッサン+花のアニキがサポートとして加わり、花の3人男で、舞台は華やかに染まります。流石は花のアニキ。若いだけあって、動きにキレがあります。1人でも十分もスゴかったですが、3人もステージに花形がそろうと、迫力も満点。徐々にスピードを上げて行くリズム、激しくなるタラブッカの音、汗だくのダンサーたち、トーンを上げる歌、わき上がる歓声、歓喜!!歓喜!!歓喜!!これぞエンターテイメント!!メインダンサーの巻きスカートはそれぞれ3重になっており、舞台が進み、音楽が盛り上がるに連れて、それを1枚ずつ外し、首の周りや、頭上に高々と掲げて、まるで大きな傘をさしているかのようにクルクルと腕で回しながら、自身も更に激しく回転します。そして、会場の雰囲気、楽隊の演奏、ダンサーの気迫が最高潮に高まったところで、3人のメインダンサーがステージ中央に大輪の花を咲かせて、フィナーレ!!気が付くとあっという間の1時間半が経過していました。もう、タダでこんなにすばらしレベルのエンターテインメントが見られてしまうなんて、本当に申し訳ない!!今、そこにカンパ箱でもあるなら、いくばくかの紙幣をねじ込んでいっても全然惜しくない程の、素晴らしいステージに、心から感動しました。帰りの夜風がいつもに増して、気持ちよかった。私も一応、色んな意味でエンターテイナーの端くれでありたいと思っているのですが、いやいや、やはり本物のプロ中のプロは違いますね。自分の為にも大きな刺激となった、実のある夜でした。あと1回くらいは確実に行っちゃうぜ!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.18
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ボンジョォォオオオオオルノ エブリバディ!!食べ物を美味しく食べられるのはぁ~~~~~~~すんばらららららららら(巻き舌)すぃぃぃぃいいいいいいい!!!!!!というわけで、今を遡ること約20日とちょっと前。デンタルフロスで歯と歯の隙間を掃除していた際、詰め物が外れしまい、それからというもの、歯が痛くてまともに食事を楽しむ事もままならなかった私。辛抱溜まらず駆け込んだカイロの歯医者で待っていたのは、極上美人女性歯科医のナンシー先生。「これら先、治療の日々に明るい兆しが見えてきたぜベイベー!!」と喜んだのも束の間、次の予約は20日先という冷たい宣告が。あれから3週間。一応、歯には仮用の詰め物をしてもらい、とりあえずメシは食えたんですが、それでも何かしらの違和感を感じ続けながら旅したダハブとイスラエル。辛かった。食べる事を旅の至上の喜びとする私には、それはもう、苦渋の日々。折角の美味しい中東料理の数々を、100%の感覚を持って味わう事の出来ない悔しさで、何度枕を濡らしたことか…。が、そんな日々とももうオサラバ!!先日、再び訪れたナンシー先生の元で、無事に歯の治療が終了しました。久々に訪れた「バーサム・デンタルクリニック」。前回は初の海外歯医者ということもあり、色んな妄想が膨らみ、おちおちロビーで待ってることも出来ませんでしたが、今回は流石に余裕のよっちゃん(古い)。ゆっくりと革製のソファーに腰をおろして、部屋の様子を伺うことも出来ます。ロビーで見掛けた、エジプト的歯医者フィギア。あまりいいとはいえないエジプト的センスに、一瞬呪いの人形のような感覚を覚えイヤな気分になります。「ミスタ~…ケンスック!!」またしても名前が間違っていますが、とりあえず私の番が回ってきたようです。どっしりと腰をおろしていたソファーを立ち、治療室へと入ります。「ハ~イ、Mr.ケンスケ!!元気だった?何処行ってたの?」「うぃす!!元気ッス!!ダハブとイスラエルッス!!ワンワン!!」久々に会ったナンシー先生。相変わらずお美しいおねぇさまっぷりです。さて、今回はカメラマンとしてRさんに同行してもらったので、カイロの歯医者での治療風景を皆さんにお見せします。ちなみに、残念ながらマスクを外した先生のお姿は、今回も撮影NGですが、マスクをしている姿ならOKを頂いたので、先生のお顔はマスク越しに皆さんでご妄想下さい。まずは麻酔から。実は日本だと麻酔の効き辛い私。毎回2、3本は確実に打たれるのですが、どうもエジプトの麻酔は強力&即効性があるらしく、注射した瞬間から怪しい幻覚唇の端っこから歯茎にかけてが痺れていくのがわかります。麻酔が本格的に効いてきたところで、いよいよ治療開始。やはり、少し虫歯になっているということで、虫歯をドリルで削ってから、新しく詰め物をするとのことです。歯を削られる私。歯科助手のおねぇさんも、先生程ではありませんが、ナカナカの美人。美女2人に囲まれて受ける治療も、悪いものではありません。少しずつ、先の細いドリルで定丁寧に削られていく私の歯。部屋に響くのは「キュィ~ン」というドリルの音と、唾液を吸い取る機械の「ズゴォォオオ」という音だけ。眼鏡越しに見る、真剣そのものな先生の目が、またお美しい。開始30分。まだ余裕のある私。…それにしても、長い。ナカナカ終わらない。開始してからそろそろ1時間が経とうとしていますが、まだナンシー先生は私の歯を必至に格闘をしています。麻酔も切れるんじゃないかと、そろそろ不安になってきます。引っ張られている唇が裂けそうだし、首も疲れてきたし、無意識の内に力を入れているらしく、全身がダルくなってきましたが、何より、この1時間1度も水を飲ませてもらうどころか、口を濯がしてさえもらっていません。唾液吸引マシーンのせいで、口の中は常にカラカラ。先日訪れたシナイ山山麓のような、乾き切って殺伐とした状態です。これが何より辛い。先日行った、西エジプトの砂漠より、ラクダで回った、インドのラジャスターンの砂漠よりも、今、猛烈に喉が渇いています。み…水ぅ……もう限界です。たまらず何かを訴えるべく、先生が手を休めたタイミングを見計らって、苦しげに頭を動かして、先生の方を見ると、先生も察してくれたらしく、優しい口調でこう答えてくれました。「本当は、あともう1回治療に来なきゃいけないんだけど、 アナタはまだ旅の途中でしょ?そんな、あともう何日もエジプトに いられるわけじゃないんでしょ?だから、今日1日で終わらせるから、 もぅちょっと我慢してね。O.K.?」………!!!!!!そうだったんだ!!何て優しいんだナンシー先生!!「ウィス!!オイラ頑張るッス!!ワンワン!!」それから数十分、削って削って、それを詰めて詰めて、治療開始から約1時間40分、無事に治療も終了。その間、1度も給水時間ナシ。カラカラに乾き切った喉に最後貰ったコップの水が、食堂に通過した瞬間の喜びは、えも言われぬ程でした。「2、3日中に痛くなったら、また来てね。でも、その時は 神経を取らなきゃいけないから、その覚悟でね。お大事に。 いい旅が出来るといいわね!!」「ウィッス!!ありがとうございます!!先生もお元気で!!ワンワン!!」優しい先生の笑みに見送られて、治療室を後にしました。お会計は650エジプトポンド。日本円で約、13000円。保険が利かなかったので、いくらかかるかと心配だったのですが、思ったよりはマシな金額で、少し安心しました。それにしても、本当に疲れた。レセプションで代金を払った瞬間の疲労感と満足感が一気にどっと溢れ出てきて、思わず大きな溜め息が漏れました。そして、皆さん。やはり芸能人じゃなくても歯は命です。虫歯は万病の元。歯が丈夫じゃないと食事もおいしくありません。歯を大切にしましょう。そして、さようなら、ナンシー先生!!別れに涙は付き物です。今宵、泣き濡れて眠ります。この先も、歯医者の天使として、不安に震える野郎患者たちの歯を優しく治し続けてあげて下さい。アディオス、アモーレ!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.15
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朝8時半に地中海沿岸の街、テルアビブを出発して、バスを乗り継ぎ乗り継ぎ丸1日。一昨日の夜中、エジプトの首都カイロに帰ってきました。それから歯医者に行ったり、サンダルが壊れたり、航空券を探したり色々と動いて動いて今日に至るのですが、そのあたりの話しはまた後日。今日はイスラエルの庶民の味を皆さんご紹介。それにしても、イスラエル…高かった。日本並みの物価、或は外食に関しては日本以上に値段の張るイスラエル。貧しい私はイスラエル国内での食事の半分は自炊で、残念ながら大したものは食べられなかったのですが、その少ないバリエーション…というか、貧しいながらも私が食べる事ので来た全てのイスラエルの料理をご紹介します。ハラーフェルイスラエル…というか、中近東料理の定番中の定番、ヒヨコ豆を使って作るコロッケのようなものです。ピタに挟んで食べるのがイスラエル流。中身はハラーフェルの他に、タマネギとキュウリのピクルス、ザワークラフト、トマトとキュウリのサラダ、フライドポテト、チリソース、フームス(ヒヨコ豆のペースト)等、盛りだくさん。パッツンパッツンに膨らんだピタサンドを店の軒先のイスに座って、外で食べるのが定番のスタイルです。これで値段は、150~250円程度。イスラエルで唯一、財布を気にせず食べられる食べ物で、外食の3分の2はコレでした。シャクショーカエジプトでも食べられる、卵料理の定番。ただし、イスラエルの方が具材等が豪華。エジプトものは卵とトマト、タマネギ、チーズと、シンプルな味付けなのに対して、一人用のフライパンで肉や野菜をトマトでじっくり煮込んだものに最後に卵をおとしたものです。写真の牛肉のシャクショーカ。半生の卵に絡むトマトと、パンとの相性が抜群。イスラエルで一番美味しかったものかも。前菜色々イスラエルに限らず、中近東のレストランで食事をすると、何も言わなくてもこういったカンジで数種類の前菜が出てきます。しかも、嬉しいことに、たいていの店はおかわり自由。国や店によって内容は多少異なりますが、イスラエルでは、オリーブとキュウリのピクルス、ザワークラフト(美味!!)、コーンとパプリカのサラダ、オクラとトマトのサラダ、ムサカ(トマトと野菜の煮込み)、ババガヌーシュ(ナスのペースト)、それにピタがこの店ではついてきました。調子こいて食べていると、メインが来る前にお腹が一杯になってしまうので、注意が必要です。セント・ピーターズ・フィッシュヘブライ語だとムシュト・メトゥガン。イスラエル北部、ガラリア湖湖畔の街、ティベリアの名物料理で、新約聖書にも登場した由緒正しい魚です。12使徒の一人であり、初代ローマ教皇でもあった、聖ペトロがこの魚を釣りあげたところ、この魚が口に銀貨をくわえており、その銀貨をペトロが宮殿に献上したことから、キリスト教徒にとっては、非常に目出たい魚として珍重されています。見た目はでっかいティラピア。通常、揚げるか焼くかでサーブされます。私は揚げたものを注文しましたが、白身で脂乗りがよく、レモンと塩胡椒をふって、野菜と一緒にピタに挟んで食べると、とっても美味しくいただけました。ただし、本当にデカイので、食べる時は2人で1匹くらいを目安にすることをオススメします。ロールキャベツヘブライ語の名前を忘れてしまいました。日本でいうところのロールキャベツ。中身は米と野菜で、それをハーブと香辛料がベースのソースでじっくり煮込んだものです。恐らく、トルコやイスラエルの方が元祖。柔らかく煮込まれ、甘みを十分引き出したキャベツが美味です。同じプレートに、ハンバーグのトマト煮込み(みたいなもの)と、正体不明の魚の卵のようなものの煮物がついてきました。いずれもじっくりと味がしみ込むまで丁寧に煮込まれており、メインのロールキャベツに負けず劣らず美味でした。ハンバーガー全然イスラエル料理じゃないのですが、あまりにも美味かったので、載せちゃいます(笑)。現代都市、テルアビブの高級ショッピングセンター内のハンバーガー専門店「Burger Black to go」の高級ハンバーガー。イスラエルで食べたものの中で一番高かった(セットで1200円くらい)のですが、出した甲斐のあるスンバラシイハンバーガーでした。ミディアムの絶妙な焼き具合のパテが、ジューシーで最高でした。デーツさて、食事の後は甘いものでシメ。中東の定番フルーツ、ナツメヤシです。通常、干し柿のように乾燥させたものが多く出回っていますが、コチラは半生状態のデーツ。頭の皮を剥いて、ブドウのように中身をチュルリと吸い出して食べます。ネットリとした甘さがクセになる味。デーツのジャムも美味です。さて、そんなカンジで、イスラエルの庶民の味、如何だったでしょうか?イスラエルの人たちは私なんかよりも遥かに金持ちで生活水準も高いため、残念ながらあまり多くの地元の味を味わう事は出来ませんでしたが、それでも、他の中近東諸国よりも少し洗練されたイスラエル料理は、ケバブだの、ハラーフェルだのを食べ飽きた私にはとっても新鮮な味でした。次はちゃんと金を持って行って、ちゃんとしたもんを食ってやる!!そう心に誓った帰りのバスでした。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.14
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「DEAD SEA=死海」。海抜マイナス420mと世界で一番低い場所にボッコリと広がるこの湖は、その名の通り、通常の海の10倍の33%を誇る塩分濃度の為、生き物は全く生息することの出来ない死の世界。周辺は果てしなく広がる荒涼とした岩と砂の大地。車も飛行機もない時代、もし砂漠の中で道に迷ってしまったたとして、ここに行き着いてしまったとすると、その時のぬか喜びと、絶望たるや、想像を絶します。ファンファンファンファンファ~~ン(これより妄想の世界)。はぁ……はぁ…み……水ぅ……はぁ……はぁ……はぁ…はっ!!あ…あれは…も……もしかして…み……湖…!!水だぁぁああああああああ!!!!うぉぉおおおおおおおお!!!!!最後の力を振り絞って全力で洋服を脱ぎ捨てながらダッシュする私。喜びのあまり頭から湖に勢い良くダイブ!!うげぇぇぇえええええ!!!!しょっぺぇ!!!!…な……な…何じゃこりゃ…!?………もう…ダメだ……俺はここで大人しく死のう…。そんな流浪の砂漠の旅人を絶望の縁へと追いやったであろう死海ですが、近年はその高濃度の死海の塩分により体が勝手に浮いてしまうことから、絶好の観光スポットとして国内外から人気を集めており、また、死海の水に含まれるミネラルは美容や皮膚病、リウマチの治療に効果があるといわれており、近年はそうした死海の水を利用した商品の開発も盛んに行われているそうです。それは、自称「旅するミーハー」としては行かんとダメっしょ。というわけで、脚光を浴びる死海に、チャプチャプしに行ってきました。エルサレムよりバスで1時間。クーラーのガンガンに効いた車内でも、強烈な直射日光のせいでそろそろ日射病になるじゃないかという頃、バスの右手側に紺碧の広大な湖が姿を現しました。シンメトリーに景色と空の色を映し出す、その巨大な死の世界は、まるで珊瑚豊かな紅海のようです。そこから湖沿いを走る事30分。いよいよチャプチャププカプカする為のスポットの到着。みんな浮いてます。流石は世界一の塩分濃度。岩盤か何かだと思っていた岸ですが、実はビッシリと堆積した塩に覆われています。夜遊び大好き&最近は控えているけど酒大好き、代わりに水パイプ中毒一歩手前の"不健康"三線マン。積もりに積もって岩のようにゴツゴツになった塩の海岸を、「イタイ…イタ…イタイイタイイタイ…」と言いながら、恐る恐る水の中へと入っていきます。水温は恐らく30度前後。ぬるいお風呂にはいっているような感覚です。ふと横に目をやってみると、何故か水中に自転車が駐輪中。白いフレームの自転車だと思ったら、塩の結晶が固まって、真っ白になってしまっている自転車でした。さて、腰くらいの深さまで入ったところで、いよいよ浮いてみることに。……お!!…おぉぉお!!!!すげー!!ホントに浮いちゃうよ!!どれだけ体を沈めようとしても、まるで半重力装置でもあるかのように、体がポカリと浮いてきてしまいます。写真では分かり辛いですが、本当に想像以上に浮きます。本だって余裕で読めちゃいます。お昼寝も出来ちゃいます。他にも、足の着かない場所にいけば、釣りの浮きのように、体を縦にした状態で浮く事もできるし、水中で体育座りも、正座をすることだって可能です。スゲーよ死海!!さて、そんなところで、気になるのは、やはりそのお味。「海の10倍」という、その塩分濃度。実際に「塩分33%」というのは、どれ程しょっぱいのか。モチロン、体を張って試すのが私の役目。手の平に水を付けて、ベロリとひと舐め…ウグェヘェェエエエエ~~~~~苦ぁああ~~~~。「33%の食塩水」は、「しょっぱい」というよりは、「苦い」、しかもミネラル分が豊富な為か「雑味の多い」苦さでした。「うわぁ~、苦!!こんなのが目に入った日にゃ、たまったもんじゃないな~」と思っていた矢先、調子こいてクロールで泳いでいたら、飛沫が右目に直撃。※ラピュタのムスカの声で「目がぁ~!!目がぁあ~~~!!!!」久しぶりに、痛さで本気で涙が出ました。ちなみに、この後鼻にも入ったのですが、あまりの痛さでゲロを吐くかと思いました。さて、一通りプカプカして体を張った人体実験も済んだので、水から上がります。どっかのブログに「塩分濃度が濃過ぎて、20分以上入っていると尿道に塩が溜まってコチンが痒くなる」とありましたが、私はキャンタマの裏が猛烈な痒みに襲われました。毎度、下品でスミマセン。男性の皆さん、死海に入る際は入り過ぎに注意して下さい。帰り際、死海対岸のヨルダンの山々が赤く染まる景色は、本当に美しかったです。33%の塩分で、お肌が若干スベスベになったまま再びバスに乗って死海を後にしました。幸いキャンタマの痒いのは、シャワーを浴びたら無事に解消されたということを付け加えておきます。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.06.10
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