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のらりくらりと、ナンダカンダ理由を付けて滞在し続けたマレーシアとも昨日でついにお別れ。現在、タイ南部最大の商業都市ハート・ヤイ、通称「ハジャイ」に来ています。マレーシアではあれだけどこに行っても使い放題だった無線LAN、タイに入った途端に通じなくなってしましました。やっと探し当てた、今こうしてキーボードを叩いている場所は、とある華僑系の会社のビルの非常階段。コソコソと隠れてネットに接続しているのですが、27にして、校舎裏でタバコを先生に隠れて吸っている高校生のような気分で中々楽しいものがあります。嗚呼、青春。ちなみに、一昨日は中国暦では中秋節。多くの華僑が今なお住むマレーシアのペナン島は、それはもう、まるで中国そのもの。街の至る所で中秋節には欠かせないお菓子、月餅が売られ、寺には巨大な線香が灯され、大人から子どもまで多くの人たちが参拝し、それぞれ家長の家では一族が集まり、儀式を行ったり、歌を歌ったり、或はみんなで食卓を囲みお茶を注ぎ合ったりと、そこかしこで楽しそうな風景が見られました。そんな話しはさて置き、このブログの使い方も少しずつわかってきたので、前から書きたかったこのネタを書くことにします。祭りと言えば、今を去ること20日程前のこと。コタキナバルの安宿に、突然「ズドン!!」という巨大な音が、朝一に響き渡りました。「何事!?」と飛び起きて窓の外を見ると裏手公園に向かって、パラシュートで人間が落下している。もう一度、目をこすって見てみます。やぱり、人らしきものが、パラシュートにぶら下がって、空から降ってきています。おかしい。昨日はビールだって2本でそんなにたくさん飲んでいないし、モチロン、怪しい薬なんてやってない。夢でもない。なのに、何だ。このシュールすぎる光景は。頭の中には「?」の文字がいっぱい浮かび上がるばかりで、何の疑問も解決しません。とりあえず、眠い目をこすりながら簡単な身支度を整え、真相を確かめるべく、宿の裏手側の公園に行ってみることにしました。公園の入り口に来てビックリ!!何故か軍人が乗った戦車が。軍人、カメラを向けると満面の笑み。なかなかフレンドリーなようです。公園の中に入ってみてさらにビックリ!!至る所にテントが設置され、軍人たちが忙しく働いています。「何だこれは!?」と思ってうろたえていると、勲章を胸に付けた、上の階級らしき軍人オヤジがにこやかに話しかけてきて、「今日は我々マレーシア軍の祭りだ!!まだ準備している途中だから、昼過ぎくらいに来てくれ!!ハッハッハ!!」と、爽やかに去って行きました。軍隊祭り!!かなりマニアック!!自衛隊フェスティバルとか、アメリカ軍基地の祭りとか、そんな雰囲気なのでしょうか?とりあえず、行かない訳にはいきません。というわけで、昼食を済ませた午後、再び軍隊祭り会場を訪れてみました。重火器、自動小銃等の展示。体験コーナーもあるみたいです。もちろん、体験してみました。初めてさわったバズーカ砲。重い。どうでもいいですが、「初めてさわったバズーカ砲」って、何か語呂がいいですね。なんか、このタイトルで前衛的な匂いのする詩が書けそうな気がするのは気のせいでしょうか?軍属料理人による飾り切り。凄い技術です。陸軍、海軍など所属別に軍服などの展示もあります。顔色の悪すぎるマネキン。旧日本軍の亡霊でしょうか?軍人よりも怖いです。その他、ステッカーやポロシャツなど、軍隊公式グッズの販売所、現役兵士によるレンガ早積み競争などの出し物など、盛りだくさんの内容。外にあった戦車。乗れるみたいです。ガキンチョ、大喜び!!マニアらしきオヤジたちも大喜びだ!!防弾チョキの貸し出しなども合わせてやっており大盛況です。えっ?私はって?そいつぁー当然、大喜びで乗ったに決まってるじゃないですか。だって、男の子ですもの!!野暮なこと聞くもんじゃーありません!!カメラのバッテリーが切れてしまって取れなかったのですが、夜は特設ステージで軍隊バンドによるライブショーが行われていました。流石に、ボーカルの女の子たちは他からプロを呼んだっぽいですが、バックダンサーから指揮者、バンド隊まで、明らかに全員軍人全員、超マッスル!!でも、演奏はとっても上手で、最高にグルーヴしていました。ちなみに、照明、PA、会場整理も全て軍人。手作り感あふれる、マレーシア軍隊の祭りに会場の夜は見物に来た地元民と一緒に実に平和に過ぎて行きました。コタキナバルのマレーシア軍兵士は、みんな結構フレンドリーで非常にのんびりしていました。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!
2008.09.05
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皆様、大変長らくお待たせいたしました。ようやくマレーシア、ボルネオ島での写真をアップしました!!ボルネオ島アルバムどうぞ、覗いてやって下さい。ボルネオ、本当に好きなので、勢いで50枚近くアップしてしまいました…。何しろ、ボルネオだけで1000枚近く写真があるので(笑)この調子で、おいおい他の写真もアップしていきたいと思います。どうぞヨロシク!! * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.31
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アジアの奇跡シンガポール。物価が高いので早くも脱出。とってもいいとろこなんですけどね。日本の感覚でいえばそんなに高くはないのですが、何しろ、バスで30分も走れば物価が3分の1になっちゃうので。てことで、出戻りマレーシア。今、マレーシアの古都、現在マレー半島唯一の世界遺産、マラッカに来ています。今現在、ショッピンモールの外資系某有名コーヒーチェーン店からネットをしているのですが、アイスコーヒー1杯がローカルのネカフェで2時間居るよりも高いので非常に複雑な気分です。「じゃー3時間粘ればいいじゃん」という貧乏根性で、コウンがいたいのも我慢して、こうしてブログを作成しているわけでs。私ったら、なんて健気なんでしょう。さてさて、そんな頭の悪い話しは置いておいて。今日で旅を初めて何だかんだで25日目。ペースは非常にゆっくりしていますが、現在3カ国、6都市を回ったところです。そんな中でも居心地が良かったのが、何と言ってもマレーシアのボルネオ島、コタキナバル。豊かな自然に囲まれたこの島は非常にゆったりした時間が流れ、長らく都会のあくせくした暮らしをしていた私には、実に心地の良いものでした。そんな中で常日頃よりカメラを持ち歩いて写真を撮っているのですが、色んな街を回って強く思うことが、都会の子ども程、何事にも無関心で、好奇心や回りに発散するエネルギーが弱いように感じられることです。というか、都会に行くと子どもが少ない。コタキナバルは昼過ぎになると、そこいらじゅうで子どもが走り回っており、あちこちで楽しそうなはしゃぎ声を聞くことが出来ます。だいたい数人のグループで遊んでおり、ちゃんと大きい子が小さい子が仲間はずれになっていないか、どこかに行ってしまわないか、ちゃんと面倒を見ており、昔々の日本のような光景がそこにはあります。みんな、基本的に裸足かサンダルで、着ているものも汚いのですが、そこが子どもらしくてまたいい。カメラを向けると、女の子や小さい子はだいたい恥ずかしがって隠れてしまうのですが、男の子は満面の笑顔でポーズを取ってくれ、写真を撮り終えると、好奇心を満面に表し、こちらに「見せて見せて!!」と寄ってきます。残念ながら、英語が全く通じないので、夢を聞くことも出来ませんが、それはもう、こちらまで心の底から笑顔になってしまうくらいの、楽しい時間です。香港や日本、あるいはクアラルンプールもシンガポールも、子どもといえば電車の中でも店の中でも携帯ゲームばかりやっていて、こちらの存在に気づくこともなく、自分の世界に没頭しています。何が正しいのか、正しくないのか、私には判断出来ないし、今の世代の子どもには、子どもなりの価値観、例えば、どんなゲームをしたとか、どれくらいのアイテムを集めたとか、どれくらいの時間でクリアしたとか、とりあえず、我々大人の視点からみれば「下らん」と思うようなものでも、彼らにとっては周りに付いていくための大事な価値観があると思うので、それを「おかしい」「そんなことばかりしていたら、ろくな大人になれない」と否定してしまうことは出来ませんが、やはり、何かがずれていると思うのは私だけではないはず。実際、子どもの笑顔を見られるのは、圧倒的に地方都市や田舎です。子どもは、笑顔でいた方がいい。そのまだ凝り固まった視点を持たない、真っ白な気持ちや脳みそで、たくさんのことを発見して、吸収して、出来るだけ多くの時間、笑顔でいてほしい。笑顔だけじゃなくていい、怒って、泣いて、拗ねて、考えて、表情豊かであってほしいですね。コタキナバルの人たちは、みんな親切でフレンドリーで、本当に居心地がよかったのですが、みんなこういう子ども時代を過ごせて、そして、そのままの生活を今でも続けているからですかね。世界中の子どもたちが、出来るだけ長い時間、笑顔でいられますように。握手&夢聞いた人昨日3人 合計59人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.29
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毎度毎度、アホなことばかりで貴重な皆様の時間を割かせて頂いていますが、そろそろマジメなことを書かないと本格的に「ただのアホ」として認識されてしまいそうなので、たまにはマジメなことを書きたいと思います。さて、先日まで私が2週間に渡って滞在したボルネオ島。神峰キナバル山を中心に深く濃い緑に覆われた自然豊かな島です。車で1時間も行けば、もうそこは熱帯の濃厚な香りが立ち込めるジャングル。オランウータンやアジアゾウをはじめ、さまざまな野生動物や、固有の植物、虫、その他多くの生き物たちがひっそりと暮らしています。一見するとそんな大自然に覆われているように見えるこの島ですが、年々島のいたるところで開発が進み、その生態系が崩されてつつあります。今、一番問題になっているのが油を採るために作られている大規模なパーム椰子のプランテーションです。先日、ジャングルを練り歩いたキナバタンガン川流域、一応建前上はWWF指定の保護区となっていますが、あくまでそれは川の周辺でのはなしで、そこに至るまでの道の両側はすべて椰子の木のプランテーションです。一箇所、国道沿いの高台に立つガソリンスタンドから広大な森を見渡したことがあるのですが、そこに広がっていたのは、野生の森ではなく、見渡す限り、一部の隙もないほどの椰子の木でした。実際に、保護されているのはサバ州のジャングルのおおよそ15%程度。それ以外の場所では開発が黙認されているということです。「でも、住宅地とか工場、ゴルフ場じゃないだけマシじゃない?」などという意見もあるでしょうが、それはあまりにも安直な考え。我々の考えも付かないほどの複雑さと必要性をもって、ひとつの大きな「生態系」を作り上げているのが「森」です。それを少しでも捻じ曲げるということは、その複雑に築きあげられた生態系を破壊することに他なりません。椰子の木のみで生態系を作れるはずがない。例えば、皆さんの街が住宅地だけで、スーパーやコンビニ、銀行や会社、その他、住宅以外の一切のものが無くなったら、皆さんは生活することが出来ますか?それと同じことです。ただ、やはり島の人も豊かになりたいのは同じだし、そのプランテーションによって、多くの雇用が生まれているのもまた事実といえましょう。島にとっての貴重な収入源、それがヤシ油でもあります。島の人にも幸せになってほしい。幸せでいてほしい。だから、正直正面切って「No!!」と叫ぶには私は若干抵抗があります。ただ、やはり私たちはこういった事実を知っていなくてはならない。ノホホンと旅をしながら「わー、ボルネオの自然ってすごいなー」と喜んでいる傍らで、何が起こっているかを我々はきちんと自覚しなくてはならない。ジャングルを切り開いて、自分たちの都合のいいものだけを植えるという、狂気としか言いようのない行為を、切り開かれる森の悲鳴を、住処を年々奪われている動物たちの叫び声を、赤土で真っ赤に染まった川の悲壮を、無視できない日が近い将来、来ることでしょう。ジャングルを歩いていたとき、川の向こう側からチェーンソーの音と木が切り倒されるメキメキという悲惨な音がジャングルに響き渡っていました。この音を、無視できない日が、もうそこまで来ているはずです。ちなみに、マレーシアの自然が抱える問題はこれだけではありません。ボルネオ以外でも、マレー半島で進む開発の問題、パーム椰子以外にも大規模なゴムのプランテーション、そして、昔から森で暮らしてきたオラン・アスリと呼ばれる原住民たちのこと。もともと「土地」という観念を持たず、ジャングルを広く移動しながら暮らしてきた彼らの居場所を今から数十年前、後から入ってきた中国人や白人が、「法律」を立てにして原住民を追い出し、無理やり自分たちの「土地」としてしまい、原住民たちは泣き寝入りするしかないという問題も、未だ解決されていないことのひとつです。ちなみに、これは他人事ではありません。我々も嘗て北海道でアイヌの人々に同じ非道をしていた「日本人」の末裔だということを自覚しなくてはなりません。私は、活動家ではないので、自然保護や民族保護を訴えたりはしませんが、とりあえず、皆さんに知って頂きたい事実がそこにあるということだけ、書いておこうかと思います。皆さんの普段使っている油やゴムは多くの犠牲の上に成り立っているということ。なんとなく、心の片隅にでも留めておいて下さい。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.22
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すごくどうでもいい話しなんですが、今日は朝っぱらからあまりにも暑いので、近くのクーラーの効いたデパートに昼間避難していました。で、そのデパートの洋服店を用もなくブラブラしているときのこと。ふと、久しぶりに姿見に写った自分の全身を見てビックリ!!「オレ、黒!!」その前、市場でメシを食っているときにたまたま向かいに座っていたマレーシア人のおにーちゃんに「お前は何処の国の人間だ?」と聞かれ、「日本人だ」と答えると、「はっ!?日本人だと!?絶対違う!!お前はウソツキだ!!」となぜだか全否定された上に「ウソツキ」呼ばわりまでされてしまいました。いつも、香港にいれば広東語で話しかけられ、タイに行けばタイ語で話しかけられ、カンボジアでは「シンガポール人」と言われ、あまり日本人には見られない私ですが、流石に「ウソツキ」とまで言われたのは初めて。一瞬むかっ腹が立ちましたが、自分の姿を見て納得。確かに、日本人には見えない。黒すぎて国籍不明な人になっていました。先日までいたナイスブラザー「唯」のことを、散々「ぜってー日本人に見えねー」とか言っておきながら、自分も負けないくらい何人か分からなくなっていることに気付いたので、ちょっと反省。そんな感じでお昼を過ごして、さて、一度宿に戻ろうと思っていた帰り道。性に関する規制が厳しいここマレーシアでは、エロDVDを売るのはご法度。ゆえに、日曜日になると街角に怪しい男が立っていて、道行く男どもの耳元で「DVD…」と囁いて、エロDVDを販売していたりするのですが、そんな怪しいオヤジのひとりが宿への岐路、私に近寄ってきて耳元で囁きました。「ヘイ、ボス!!DVD~、ゲイ!!」「ん?ゲイ!?」まてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまて、まてぃ!!!!貴様、今何と申した!!無礼なヤツだ、ひっ捕らえぃ!!!!どうもオヤジ、私のことをホモだと思ったらしい。確かに短髪で真っ黒、最近は髭も伸ばしてもみ上げと繋がっていますが。まさか、エロDVD売りのオヤジにまでホモと勘違いされるとは思わなかった。ちなみに、香港で働いていたときも、たまにお客さんから「あなたはゲイなの?」と聞かれることがありました。そんなにホモっぽく見えるのでしょうか?とりあえず、断言しておきます。オレはホモじゃねー!!そこんとこ世露死苦。最近忘れていた、握手した人&夢回収した人。今日6人 合計32人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.17
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突然ですが皆さん、「象」を見たことがありますか?例えば動物園、囲われた檻の中。例えばタイのバンコクやアユタヤ、象使いに飼いならされた、商業用の象。まぁ、こんなのなら「わ~い、象さんだ~!!」といって、女子やガキんちょは大喜び、野郎でも、「へ~、意外とかわいい目してんな~」と安心して観察したり、ふれあったりすることが出来ます。が、実際に野生の象を目の前にすると。ハンパなく怖いです。あれは確かに人の命を奪うことも可能な猛獣であり、「野生」の頂点に君臨する生き物の王者のうちの一種であるということを思い知らされます。というのも、先日2泊3日でジャングルのサファリツアーに参加したときのこと。2日目の午前中、ロッジの周辺のジャングルを歩いて散策するアクティビティがあり、モチロン迷うことなく参加した私。これでも、大学時代は山登りの部活。沖縄はヤンバルの森を、仲間たちと一升瓶と缶ビールを背負って歩き回ったもんです。久々に歩く森の感覚。「お、コレだよ!!」というカンジで、だんだんと身体も昔の感覚を取り戻していき、自然と足取りも軽やか。途中途中で、日本では見たこともないようなクモや巨大ダンゴムシを目の当たりにし、虫大好きの私にはたまらない山歩きでした。さて、1時間半程あるいた地点。もうあと10分も歩けば休憩ポイントというところで、不意に、我々の一段の左手側の奥のほうで、森がガザガサ騒ぐ音が聞こえました。これに気づいたのは私とガイドだけ。他の白人たちは陽気に騒ぎながら森をザクザク歩いています。「なぁ、何の音だろ?象?」尋ねる私。「…Maybe」答えるガイド。一瞬緊張感が走ります。そして2、3分歩いたところで、ガイドがいきなり左手を真横に差し出し、小声で「ストップ!!」と一言。前方に目をやると、3mほどの巨大なアジア象が泥浴びをして道を塞いでいます。初めて、柵もない、飼い主もいない、下手をすると「襲われるかもしれない」状況で目にする野生の象は、ただならぬ貫禄を漂わせ、目の前に居座っています。ガイドが象に少し近寄り、じっと象を見つめ、「去れ!!」といったかんじの合図を送ると、象は目を細め、やがてゆっくりと森の奥の方へと姿を消して生きました。気が付くと、緊張感で汗が背中にぐっちょちと伝わっていました。流石にノーテンキな白人たちも、言葉を失って象を眺めていました。が、本当に大変だったのはこれから。そこから程なく歩き、我々は無事休憩所代わりの水辺の船着場に到着したのですが、何と、5分としないうちに、さっきの象よりもでかい象が我々の目の前に出現。「ビッグマザーだ。今の時期、気が立っているから危ない」とガイドが言います。暫く我々の目の前で泥浴びを楽しんだ後、象はもと来た道をゆっくり引き返していきました。どうも、我々の周辺に大きな象の群れが居るらしく、さっき我々が来た方向や、川の向かいから象のせわしない鳴き声が聞こえてきました。皆さん、知ってましたか?象って「パオオォォォォォオオオオオオン」とも鳴きますが、肉食獣みたいに「グオォォォォォオオオオオオオ!!」とも鳴くんですよ。もう、我々が居る位置を除いて、当たりそこらじゅうから聞こえる象の鳴き声。はっきり言います。けっこう、冗談抜きで恐ろしいです。しかし、そのゆっくり、且つ堂々とした仕草は十分に王者としての気品を兼ね備え、実に美しく見るのもまた事実。たまに、木々の隙間から見える象たちはそれはもう、大変優雅でもありました。結局、象の群れは中々去らず、我々はそのままその休憩所で2時間近く足止めを食らうことに。しかも、帰り道でも、右手側からは絶えず、木々が動く音と、象の「パオォォォオオオ!!」という鳴き声が聞こえ、全く生きた心地のするもんじゃありません。命からがら、象地帯を抜け出し、何とか森の外へ脱出しました。さて、「もうあと20分も歩けばロッジ」というところで、ガイドが突然「今から迎えのボートを呼ぶ」と言い出し、川原に下ろされる我々。「ん?どうして?何があったの?」「ここから先にも、また象の群れがいる」この森で象が見られるって、実は結構ラッキーなことらしいのですが、ここまで見てしまうと、もうお腹一杯です(ちなみに、前日もボートから見ている)。やはり、野生の世界は厳しくて恐ろしく、そして美しいということが身にしみてわかりました。ちなみに、他にもオナガザル、テングザル、よくわかんないサル、色んな鳥(日本語名不明)、などなど、色々な野生の動物が本当に間近で見れて、とても内容の濃いツアーで、大満足です。ただ、問題は、ロッジが隙間だらけで、虫除けベタベタの状態で寝なきゃならなかったことと、客が私以外は全員白人だったこと、それに、これといって特別ネタになるようなオモシロ話しがなかったことが不満な点ですね。メシは、最初から期待していなかったので論外。ちなみに、さっきちょっと名前を出した「テングザル」。今から2ヶ月ほど前に、香港の某有名フリーペーパーの美人編集長&美人営業から「ボルネオに行くなら、ぜひ「先生」に会ってきて下さい」と、突然トンチンカンなことをいわれ、「は?」と首を傾げてみると、どうも2人が昨年ボルネオに旅行に行った際見たその「テングザル」が非常に威厳ある面持ちだったことに感銘を受けたそうで、ぜひ、私にも見て来いということを伝えたかったらしい。TVや図鑑で見た「テングザル」は、確かに名前の通り鼻が大きく、まさに「御茶ノ水博士」そっくりな面持ちで、確かに、「先生」といえば「先生」っぽく見えなくもありません。で、実際私が「テングザル」を目の当たりにした観想はまぁ、早朝に発見したんで、まだサルが寝てたってこともあるんですが、「先生」ってよりは、まぁ、何だ、「居酒屋で酔い潰れて、壁に寄りかかって寝ているオッサン」っていうのが私の第一印象でした。だって、体系だってどうみてもビールっ腹だし、下半身は変な白いブリーフはいてるようにしか見えないし、思いっきり、木の幹にもたれ掛かって寝てるし。写真を載せられないので、皆さんネットで「テングザル」で調べて、写真を見てみてください。きっと、私が言わんとしていることがわかると思います。「万物は視点ひとつ違うだけでどうにでも写る」またひとつ、絶対的な真理を垣間見ることが出来ました。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.16
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ここは赤道にも程近い、常夏の島ボルネオ島。一年中温暖な気候により、川や海からはいくらでも魚が獲れ、天井からはいくらでも果物が降ってきて、地面からはいくらでも野菜が採れます。なので、人々はひじょうにのんびりとしています。南の地域に行けば行くほどこの傾向は見られるのですが、あまりにのんびりしすぎて、日本の常識では考えられないような事態もこの地ではごく日常的な出来事として起こります。さて、ようやくこの話題についての日記を書きますが、今を去ること1週間前。先日ラフティングの際にお世話になったRIVERBUGの社長、オクタビウスさんが、新たな事業として着手している、無人島、「マンタナーニ島」のリゾート開発の査察に同行させて頂きました。この計画は先日東京砂漠に帰国した私のナイスブラザー「唯」を主軸としており、彼の友達ということで、ラフティングに続き、めでたく海外の無人島に行く機会を得ることが出来たわけです。さてさて、このボルネオ島野北側に位置する無人島「マンタナーニ」。コタキナバルから、牛や鶏、犬にオカマ(!!)が道を塞ぐ、のどかなのどかな、田舎道を1時間半ほど走り、そこから懐かしのポンポン舟に乗って2時間ほど沖合いに行ったところにあります。真っ白なコーラルサンドが800mほど続く遠浅の砂浜に、エメラルドグリーンの海。少し沖合いに舟を出せば豊かで手付かずの珊瑚が群生しており、ダイビングはもちろん、多少の技術があればスノーケルでも十二分に楽しめる豊かな環境も自慢です。魚の種類も豊富で時折、大型の海亀やジュゴンなんかもここには通りかかるそうです。遮るもののない水平線に落ちてゆく溜息が漏れるほど美しい夕日と、空の色がだんだんと7色に変化していく涙が出るほど美しい朝焼け。夜には空いっぱいにひしめく星と天の川、遥か沖に見える油田の炎が幻想的で、ロマンチックなムード満点です。まぁ、そのとき島にいたのは、残念ながらむさくるしい野郎ばかりだったので、ムードもへったくれもなかったんですがね。ちょうどその夜は北京オリンピックの開会式。同行した地元のスタッフに「なぁ、ちょうど今、オリンピックが開幕したぜ」と聞いてみましたが、「へー」とだけ答えて、全然関心のない様子。テレビもなければラジオもない。ここは南の無人島。南シナ海の真ん中では、オリンピックも戦争も、なーんも関係ありません。世間一般の時間の流れを全く無視した、心地良くまどろんだ時間が流れています。このマンタナーニ島と、その船着場がある村。ただでさえのんびりしているボルネオ島の中にあって、その周辺は更に輪をかけてのんびりしているようで、たとえば、道をウロウロしているヤギや犬は、車がギリギリまで近づくまで全く逃げる気配を見せず、牛に至っては、道の真ん中で堂々との寝そべり、テコを使っても動く気配がなさそうです。唯がおしえてくれたのですが、フィリピンのヴィサヤ語だと(彼はペラペラ)牛のことを「バカ」というそうで、この奇妙な言葉の一致に関心せざるを得ません。当然、島の生き物たちものんびり。夕方ごろになると、ビーチに甲羅の幅が15cm程の大きなワタリガニがやってくるのですが、これがまた、面白いように捕まってしまう。ハサミもでかいので少々危険ではありますが、サンダルで踏んずけて、あとは甲羅のしたかわ鷲掴みにしてしまうと、抵抗することもなくいとも簡単に水面に上げることが出来てしまうので、拍子抜けしてしまうほどです。その他、虫、コウモリ、蛍、とにかく、どんくさい。いい島です。よって、人間も例に漏れず超が付くほどのマイペース。極めて牛に近く、「バカ」化してしまています。まず、島に行く前に3時間、島から帰った後4時間、計7時間、船着場でひたすら待ちぼうけ。下手をすれば島にいた時間よりも長いくらい。「迎えの車が今向かっているから、もうすぐ付くよ~」と言われ、唯と「もうすぐっつーことは、ボルネオタイムだとあと1時間だな」なんて冗談を言ってていたら、本当に1時間後に到着。更にそこで「もう暫く待ってくれ」と言われ、更に30分。帰ってきた車の荷台には、なぜか子ヤギが悲しそうな顔で乗っています。「これ、食うの?」「そうさ、明日のディナー!!」親指を立てるスタッフのオヤジ。帰り道、荷台側の窓越しにプルプル震えるヤギが観察出来ます。目の前で、リアルドナドナの現場が繰り広げられていました。が、一番の事件はこんなことではありません。それは朝7時に出航した帰りの船でのこと。沖に停泊させてあったポンポン舟に乗り込み、元来た道(?)を朝日に照らされながらボルネオ島に向かって順調に進んでいたときのこと。マンタナーニ島を出て20分したところで、突然エンジンを停止させる舟。波に翻弄され、縦にゆさゆさ、横にゆさゆさ。甲板下のエンジンルームでは乗組員が何事かガサガサやっています。「何事か?」と思ったのですが、見てくれの通りのオンボロ舟なので、「まぁ、何とかなるさ」と思って、波の揺れに任せて朝寝を決め込むことにしました。やがて、なぜか再びマンタナーニ島に向かって、ナメクジが歩くような低速で戻り始めるポンポン舟。モチロン、我々には何の説明もありません。20分で来た道を1時間程掛けてハエが止まるような速度で逆戻りし、そしてマンタナーニ島の沖合いで停泊。程なく、マンタナーニから小型のスピードボートがやってきて、我々の舟に横付けされました。「ガス欠だ。こっちの舟で帰るよ」???????????????????????????ハァ!?マジっすか!?ってか、島に来といて「帰りの燃料がない」って、どういうこと?下手したら、遭難か難破してんぜ!!どこまでマイペースなんだよ!!ってか、絶対何も考えてないだろ!!もう、オモシロすぎて笑い死にしそうでした。その後1時間程で船着場がある村にもどり、そこで更に4時間待たされることになったわけです。アヒルの群れを追い回したり、なぜか道の真ん中に現れた巨大なガチョウを追い詰めてみたりしながら、のんびりと島の時間をお腹一杯満喫しました。オクタビウスさんが言っていました。「スタッフの意識を変えることが、最も苦労する」と。心中、お察しします。唯は近い将来、この島で働ことになるそうです。ぜひ、頑張って欲しいですね。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.15
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毎度。無事、予定通りコタキナバルに到着しました。偶然にも、宿が「朝食付き」だったので、起き抜けに期待して上層階のテラスに行ってみると、トーストとコーヒーのみという、「朝食」と呼ぶにはあまりにみすぼらしいメニュー。ジャングルの中で食ってたメシの方が10倍マシ。ちっとも美味しくないトーストをかじって、街へ。夜は真っ暗でうすら寂しい…というか、キタナイ街ですが、日が昇ると香港の下町にソックリな街並みに、色んな人種の人間がたむろし、そして、数十年前から建っているであろう古いビルに店がたくさんひしめいており、なかなか悪くない街でした。正午近く、コタキナバルに向かう長距離バスが出ているバスステーションへ。バス停脇の掘っ立て小屋食堂で昼メシ。キンメダイに良く似た魚のマレーシア風の焼き魚(これが最高に美味かった!!この話しはまた後日)を食べ、12時半出発、サンダカン→コタキナバル行きのバスに乗り込みました。そこから、はるばる揺られること6時間。まぁ、アジアや大陸を移動する上では全然大した距離ではないのですが、6時間。6時間ですよ。6時間という時間は別の言い方をすれば、「映画が3本観れる時間」ということです。アジアに見られる傾向のひとつに、「長距離バスの、工夫をこらした超が着くほど一方的な車内サービス」があります。例えば、車内にミラーボールや回転灯が回り、爆音でタイポップスを流しながら疾走する「ディスコ(クラブではない)バス」。「客が乗っている」ということを忘れて、他のバスとデットヒート(本気)を繰り広げる「峠の狼バス」、その他、天井に古いお札がびっちり張り巡らされた「古銭バス」、常に「ACDC」や「メタリカ」が轟音で流れ続ける「ヘビメタバス」など、日本では考えられないようなエンターテイメントを売りにした個性派バスが、そこいらじゅうで走っているわけです。「座席が破れているのを補修したら?」とか、「タイヤ交換したら?」とか、そういった点には目もくれず、車内を果てしなくオカシな方向に改造していくバスに乗るのも、アジアの楽しみのひとつと言えます。で、この6時間、バスの中で何をしていたのかというと、延々、見たくもないのに、3本立て続けに映画DVDを見続けていたわけです。まぁ、長距離バスのサービスとしては珍しくも何ともないものですが、その内容がどうも…まず、3本中2本はもろ3流のクソ映画。1本目 「ランボー」(新しい方)私は、戦争物、暴力物の映画が大嫌いなので、非常に見たくなかったのですが、何せ、席がテレビの前から3列目のテレビ特等席なので、嫌がおうにも観えてしまう。リアルすぎる殺戮シーンに自殺したくなるほどブルーになる。こんなもんで喜んでいる毛唐どもの気が知れない。2本目 「クアラルンプール・ドリフト」珍しいマレーシアで製作されたマレーシア映画。クアラルンプールを舞台に、カーレースで激突する、熱き男たちの物語。当然、マレーシア語なので、何をいっているのかサッパリだが、それでも内容が分かる超単純ストーリー。クソ映画。3本目 「CROC」タイはクラビを舞台に、人喰いワニが人々を恐怖に陥れるパニック映画。クソ映画。3本目のDVDが終わり、すっかり視覚的にも精神的にもグッタリとなったところで、まだ到着まで時間があったので、4本目のDVDに突入。「まだやんのかよ!!今度は何だ!?」と思って出て来たのは、真っ黒に日焼したコッテリ顔の髭オヤジが歌う、PV付きのインドネシア歌謡のカラオケDVD。青い海、白い砂、やしの木、アウトリガーの付いたカヌー、そんな、絵に描いたような南の島リゾートをバックに、強い日差しの中熱唱するコッテリオヤジは、見ているだけで暑苦しくてたまりません。しかも、それに合わせて、運転手のオヤジが、車内中に響き渡る大声で歌を到着するまでの45分披露してくれる心のこもったサービス付き。右後方には、人読んで「神の山」4000mを越えるキナバル山が高らかと聳え立ち、手前には、本日もとろけるような、真っ赤でデッカイ、ボルネオ名物の美しすぎる夕日が燃えています。オレンジ色に染まった車内に高らかと響き渡る「カマー♪スルマー♪アボマンテルネム#$%^&*(!?{♪」という(要するに、何を言ってるかはサッパル)歌声。ブラウン管の中のオヤジも、運転手のオヤジも、実に気持ちが良さそうです。視覚に次いで、聴覚どころか、骨の髄までくたびれ果てたところで、バスは無事にコタキナバルの街外れのバスステーションに滑り込んでいきました。さらにそこから小さいローカルバスに乗り換えて30分。途中、大きな庭のある家を通りかかったのですが、その家の庭にはキリンや象など、動物の石膏像が大量においてあり、それだけでも純分変なのに、何故か、ど真ん中に「ジャンボ尾崎」が爽快な笑顔でゴルフクラブをスイングする像が立派に聳え立っています。ファンなのでしょうか?意味が分かりません。バスは、人や生活との距離が近いので、ときとしてこういった正体不明のものが見られるのも、その醍醐味です。さらに進むと、わが国が誇る「TOYOTA」のショールームがあったのですが、ウソのような本当の話。「TO」の部分の電飾が消えて、残された「YOTA」だけが、闇夜に燦然と輝いていました。ってこたぁ~、お前さん、何かい?「与太話しはその辺にしておけ」ってぇ~ことかい?お後がよろしいようで。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.14
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皆さんこんばんは。2泊3日に及ぶサファリツアーを無事に終え、ついでに近くのオランウータン保護研究所に立ち寄り、予定では今日中にサバ州の州都、コタキナバルに戻るはずでしたが、何故か今、私はちょうどコタキナバルから島の反対側に位置する、サンダカンという街の安宿にいます。理由は至って簡単。セピロックという街のオランウータンセンター近くの国道沿いでコタキナバル行きの長距離バスを待っていたのですが、2時間待っても来やしないどころか、来る気配もなかったからです。「待ちぼうけ~♪待ちぼうけ~♪今日は朝まで待ちぼうけ~♪………って、誰がするか!!」と、一人で暑さで脳みそがチーズフォンデュになってしまった人みたいに意味不明の歌を歌い、一人でツコッミを入れたり(残念ながら私の周辺には野良犬しかいなかった)、靴の紐を全部ほどいて、バスが来るのが早いか、私が靴紐を結び終わるのが早いかのチキンレースをしたりしてひたすらに排気ガスと砂埃まみれになって待っていたのですが、それにも飽きてしまった為、そこから程近いこのサンダカンに来たわけです。地元民用のローカル路線バスに乗り込んで、しかも、2回も途中でバスをたらいまわしにされて、着いたこの海辺の小さな街は…夜、殆ど何処も開いていなくて、退屈で退屈で死にそうです。コタキナバルから持参した本も読みつくしてしまったので、海辺の道を散歩。やがて、岸から投げ釣りをしている家族に出くわしました。角刈り頭が凛々しい短パン姿のお父さんと、オレンジ色のTシャツに丸々した体のお母さん、そして、目がクリクリと大きくてかわいいお嬢ちゃん。目の前には釣竿が4本置かれ、全てをお父さんが管理し、お母さんとお嬢ちゃんは、その姿を嬉しそうにニコニコしながら眺めているだけです。見上げると、出来損ないの満月みたいな、大きく明るい月が出ています。何もない街ですが、ステキな風景です。お父さん、餌の子蟹の半身を手際よく針に掛けて、ひょいと遠くに投げるのですが、なかなかどうして、過去に、アジア圏で見た限りでは、何処の国でも、釣りはするのだが、技術は今ひとつ(技術なんてなくても釣れるから。日本ではそうはいかない)…というか、ハッキリ言ってヘタクソなのが一般的なのですが、このお父さん、見たところナカナカの腕前。少なくとも、下手ではありません。実は私、高校の頃までは超が付くほどの釣りバカだったので、その人の投げ方さえ見れば、その釣り人がだいたいどれくらいの力量を持っているのか、何となくわかります。よく見れば、若干脂でテカリ目のその顔も、「海の男」といった雰囲気が出ていてさまになっているではないですか。「ボルネオ島の鳥羽一郎」そんなカンジでしょうか。暫く見ていると、右から2番目の竿が細かくしなっています。「おっとアタリだ!!」と、逆に私が身を乗り出してしまいましたが、お父さん、落ち着いて慣れた手つきで竿を手に取り、静かに魚が餌を吸い込むのを待っています。やがて、竿先が大きく海面に絞り込まれた瞬間、竿を大きく振り上げてあわせ(魚を針に掛ける)せる鳥羽一郎。タイミングもバッチリです。やがて水面に姿を現した魚は、体長25cm程の小ぶりのバラムンディー(らしき魚。和名だと「アカメ」)。これでココナッツをたっぷり入れて、魚のカレーなんかを作ったら旨そうです。あがって来た魚を手早く岸に引っこ抜き、針を外す前に…あれ?喜ぶ子供の横から、お母さんが何か石みたいなものをお父さんに放り投げました。素早くそれを拾ったかと思うと、魚の頭をドツキ、あ、成る程~。そうやって魚を気絶させちゃえば針を外すのも楽だよね。これで今晩のおかずが増えたね。良かったね~。んでクーラーボックスに入れて~、持って帰らず、海に向かってボチャ~ン。……ってぇぇぇぇえええええええ、それ捨てるんかい!!「1m以下の魚は持って帰らない」というオヤジの拘りなのか、哀れ、釣られた魚は再び海へ返されてしまいました。死に損なって、ヒクヒクしながら海面を漂う魚。非常に哀れです。娘、瀕死の魚に向かって、マレーシア語で何事か叫びながら大喜び。何だか、見てはならないような物を見てしまったような気分でその場を後にしました。え?無人島とジャングルの話しは?って。寿司も刺身も、獲れたてが一番最高じゃないですか!!ブログもきっとそうなのです。じゃー、無人島やジャングルの話しは、もう鮮度が落ちてて良くないって~ことかって!?フッフッフ、お客さ~ん。そいつを聞くのぁ~野暮ってもんですよ。明日、コタキナバルに帰ってからでも、じっくり書きましょうかい。まぁ、明日中に帰れればの話しなのですがね。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.13
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…はひとまず置いておいて。悲しいお知らせがひとつ。本日、初めて終日時間が空いたので、通称「コタキナバルのアキバ」こと「カラムンシン・コンプレックス」のアップルショップに到着初日に壊れてしまった我が困ったちゃんMac(中古)を修理しにいきました。バス停でバスを待っていると、地元のおにーちゃんに「よう、ジャパニーズ!!何処まで行くんだい?」と爽やかに話しかけられ、「カラムンシンだよ。PCの修理に行くのさ」と言うと「オーケー、わかった。よし…じゃあ、このバスに乗れよ!!」と親切に教えてくれました。私に続き、同じバスに乗り込む地元おにーちゃん。彼は外資系の保険会社のスタッフだそうで、今から同じ場所に買い物に行くとの事。程なく目的地に着き、彼に続きバスを降り、車掌に料金を払おうとすると、「もうさっきのおにーちゃんが払ったよ」と言うので、お礼を言おうと走り寄ると、「ハッハッハ、ボルネオ島たくさん楽しんでいってくれよ!!バイバ~イ!!」といって、手を振りながら人ごみの中に消えていってしまいました。何ていい人なのか!!感動です。このおにーちゃんといい、他の地元の人々といい、いつもニコニコしていて、カメラを向けると満面の恥ずかしがりながらも、満面の笑みを浮かべながら、気軽に「何処からきたの~?」と聞いてきてくれ、本当に気持ちが良く、そしてのんびりしていて、あちこち回っていて幸せな気分になれます。「よし、いい出だしだ。これで俺のオンボロPCもバッチリだぜ!!」などと思いながら、3階のMacの正規代理店へ。愛想のいいおねーちゃんに修理を託し、「オーケー、スペシャリストがいるから任せといて!!」という大変頼もしい返事を頂き、待つこと30分。満面の笑みで「あー、これクアラルンプールかシンガポールの カスタマーズサービスに行かないと直らないねー。地図欲しい?」と、あっさり言われてしまいました。はい、というわけで、次の目的地はシンガポールです。たぶん、20日前後の到着になると思います。で、申し訳ございませんが、それまで写真のアップは絶望的だと思います。梅干と泡盛はじっくり待った方が美味い。そんな心意気(意味不明)で、皆様お待ちいただければ幸いです。無人島話し、書こうと思っていたのですが、明日は朝5時半に起きて、2泊3日の野生動物観察のサファリツアーに行くことにしたので、スミマセンが今日はここまでで。無人島「マンタナーニ島」は人も生き物も実にスローペースで、そしてスローペース過ぎてエライ目に遭いました。全く、南の島は…こうご期待!!握手した人 今日2人 合計20人夢回収 今日2人 合計20人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.10
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そして、次の日。7時に起床。ちなみに、香港では4時5時に寝て10時に起きるという大変に不健康、かつ夜行性な生活をしていた私にとって、毎朝こんな時間に起きるなどということは、ここ数年来なかったことです。我々、腰抜けクルーご一行様を乗せたバスは、本日、我々の墓場になるかもしれないボルネオ島南部の「Padas川」に向けて、平地ではガイキチのように飛ばし、山一では水牛並のスピードで走るバスで、深い深いジャングルの中をひた走ること2時間。途中から小さなディーゼル機関車に乗り換え、手すりも何もない、デンジャラスな荷台に乗りゴトゴト揺られること更に約30分。程なく鉄道脇に姿を現した川は、今まで見たことがないコーヒー色で、岩にぶつかった水が猛烈な勢いで渦巻き、さしずめ、怒り立った白熊のようです。「あんなところを下るのか…」見ているだけでお袋さんが縮みます。やがて、列車は学校帰りの子供たちが、何か食いつつ茂みに隠れて我々を眺める、昨日以上に平和でのどかな山村に滑り込んでいきました。積まれていたライフジャケット等を下ろし、ベースの下で安全の為の講習を受けていると、どんどんと曇行きが怪しくなっていき、そして、とうとう雨が降り出し、雷まで鳴り始めました。地獄への行進曲として最高の演出です。講習も終わり、ガイドと船が待つ川へ降りていく私と唯。昨日よりも大型の船に乗り込む仲間は我々とガイドを除いて全員香港人。耳慣れた広東語がちっとも臨場感を書き立ててくれず、なんとも耳障りです。やがて、ガイド2人と腰抜け日本人2人、緊張感のまるでない香港人4人+子供1人を乗せた泥舟丸は静かに川へと…って、いきなりそうきますか!!いうほどの急流へ。本日も順調に翻弄されるボート。必死にオールを漕ぐ我々。笑いながら余裕のガイド。香港人、漕がず。働け。早くも上級者コースの先例を受け、ちびる寸前です。が、こんなものは序の口の序の口。朝飯前どころか、起き抜けの1杯の水にも及ばぬジャブだったことを、後から死ぬほど知らされることになろうとは、このときは思ってもいませんでした。「よ~し、じゃーこれで最初の1km、ウォーミングアップは終わりだ~ これから9km、本番行っちゃうよ~!!」「…なぬ!?本番!!??」そこからはもう、どう文章に表せばいいのか…次から次へと迫り来る、我々のボートなんかよりも背の高い波、当然、頭から水浸し。バンバン転覆する他のボート。船酔いなんかしてる暇もないほどの超激流。しかし、意外と沈まない我らが泥舟。目が慣れてくる。流れが見える。渦巻く白波が、立ち上る波頭が、香港人クルーの断末魔が、ボートを転がるガキンチョが、風邪気味で若干調子の悪い唯の顔が、深い深い山が、森が、飛び交うツバメが!!やがて、余裕も出てきて、コーヒー色の重い激流を愉しめるようになった頃一時休憩。余裕綽々で昼メシ。集まってきたどっかのバカ犬と鶏の壮絶な食べ残し取り合い合戦を肴に飲むコーヒーも中々おつなものです。小一時間ほど休憩の後、再びスタート。いきなり激流。「フンッ!!この流れを制した俺様には、こんなもん屁でもなぜ!!」などと調子をこいていた矢先、それはもう、我ながら見事に吹っ飛びました。波頭に突き上げられた船は、ちょうど私が乗っていた場所が大きく後ろにめくりあがり、90度以上広報に傾き、水の力に抗うことも出来ず、あっさりと、私と、後ろに乗っていた香港人のオバチャンが舟から川へ放り出されました。濁流に飲まれ、多分一生分くらいの泥水をガブ飲みすると、舟は遥か彼方。「あぁー、せめてこれがコーヒー牛乳だったらな~」と下らないことを創造しつつ、どざえもんとなって川を流れてく私。流されながら見上げる山々。背の高い木々、熱帯の植物、雲をたたえる森は何処までも深く、そして偉大です。「ああ、俺たち人類は、こういうところで大昔は暮らしていたんだろうなー」…いい感じで感傷に浸っているところで、どざえもん強制回収。深い山を縫うようなコーヒー色の川を再び10km程下り、途中、他の船の香港人グループに水を掛けられたり、強制的に川に引きずり込まれたり、引きずり込んだりしているうちに、ボートは川岸のちょっとした施設に到着。そこからモーターボートに乗り換えて、夕暮れ迫る山々を横目に、川を下ること約1時間。辺りがすっかり暗くなった頃、船は我々を待つバスのあるポイントに到着しました。シェルエットだけになった我々を夜が優しく包み込んでくれます。日本では絶対に体験できないような、絶対的なスケールを持った大自然、川岸から手を振る人々、つり橋を走ってやってきて、「バイバ~イ!!」と叫ぶ子ども、優雅に飛び交う鳥たち。激しいながらも、そのコースにはボルネオ島が持つ魅力がたくさん詰め込まれていました。そして、そんな中で、我々都会に暮らす人間は非常に無力であることも同時におしえられたような気がします。大自然に感謝して今日1日を無事終えることを出来たこと。そんな満足も、このスポーツとロケーションは与えてくれるような気がします。と、いい言葉で締めくくって(つもりになっている)みましたが…次は、もっと、デンジャラスでエキサイティングなコースにトライしたい!!ラフティング、麻薬効果があってやめられません(笑)!!迫り来る恐怖を自分たちの手で掻き分けていく快感とスリル、スピード感は病みつきになってしまします!!この、泥舟地獄を抜け出せる日はいつ来るのでしょうか?たぶん一生、無理でしょう。そんなステキでエキサイティングなリバーラフティングをボルネオ島で体験してみたい方はコチラRIVERBUG質の高いガイド、高い安全性、考え尽くし作られたコースが、最高のネイチャーエンターテイメントを提供してくれます。本当にオススメです。ぜひ!!次回予告「恐怖のボルネオタイム!!無人島脱力記」握手した人 今日4人 合計18人夢回収 今日4人 合計18人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.09
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皆さんこんばんは。実に、4日ぶりの更新となります。如何お過ごしでしょうか?さて、先日のブログの翌日、上級者コースのラフティングに挑戦した我々。次々に迫り来る濁流の中、途中でブッ飛んで沈没したりもしましたが、「大波小波も何のその、伊藤家秘伝の古式泳法」により、無事怪我もなく生還することが出来ました。骨折も溺死していなくてスミマセン。さて、この更新していない4日間何処で何をしていたのかというと、無人島に行っていました。「何でまた、突然無人島なんかに!?」と、多くの方は疑問を抱くでしょう。理由を話すとこういった次第です。先日の日記で登場した私のナイスブラザー、「唯」という男。私がこのマレーシアのボルネオ島を最初の1カ国目に選んだ理由は彼が私を「来ないか?」と誘ってくれたからなのですが、実は彼は泣く子も黙るバリバリの凄腕ダイビングインストラクター兼マッサージ師。その特技を生かして、このコタキナバルの「RIVERBUG」というネイチャーアクティビティの会社から「こっちで働かないか」との誘いがあり、それに先立って会社と島の下見というのが、彼の目的でした。で、今回のラフティングと無人島は、その「RIVERBUG」という会社が彼のために用意したプランなのですが、私が来るということで、急遽「RIVERBUG」社長であるマレーシア人オクタビウスさんと、婦人のゆみ子さんのご好意により、私もそのプランに参加させて頂いた次第であります。(オクタビウスさん、ゆみ子さん、本当にありがとうございます!! お家にまでよんで頂いた上に、2度も夕飯をご馳走になってしまって…スミマセン)さて、まずは2日間に渡って行われたラフティング。最高にエキサイティングです。メチャメチャはまります。分からない方のため、もう一度。ラフティングとは、5~9人乗りの大型ゴムボートに乗り、白波泡立つ激流を「ファイトォォォオオオオオオ!!」「いっぱぁぁぁあああああああつ!!」と雄たけびを上げながら下っていく、大変男らしいハードなスポーツです。初日はサバ州北部、「神山」キナバル山に程近い清流「Kiulu川」でまずは、初心者のための序の口コースを下りました。キナバル山を望むきれいな山道をどこどこ登っていくこと約1時間。昔の日本のような棚田や牛、鶏、犬がのんびり闊歩するのどかな風景を通り抜け、小さな釣り橋が架かる川の上流域の村からボートはスタートします。すぐ隣には学校があり、手前にはサッカーグラウンドがあるのですが、そのド真ン中に牛糞なんかが落ちていて、まともにサッカーなど出来る状況ではありません。往年の名作「キャプテン翼」の主人公、翼君の必殺技は「ドライブシュート」でしたが、この村の子供たちの必殺技は「牛糞シュート」です。どんなキーパーでも止めることはできないでしょう。話しは逸れましたが、そんな癒し系な村からのんびりスタート。見たこともないようなきれいな蝶々や鳥が飛び交う中、陽気なガイドの手際のよいレクチャーにより、気分も最高です。抜けるような青空に高い雲、吹き抜ける風が心地よく、「あぁ、空が広いよ~。大都会から出てきてよかったな~」としみじみと干渉に浸っている…間も無く、いきなり大波渦巻く急流に翻弄されるボート!!ガイドMr.アンジェラの「フォワード(前へ)!!」という掛け声とともに、必死にオールを前へ前へ漕ぐ我々。前後左右にカクテルのようにシェイクされながら何とか瀬を乗り越えました。再びのんびりとした風景…そして「ふおぉぉぉおおおお!!!!何処が初心者コースだよぉぉぉぉおおおおおおおお!!!」ボルネオの山奥にヘッポコ船乗り一向の絶叫がこだましました。洗濯板のような瀬やオーバーハングした木がラリアットを食らわそうとしてくる激流を抜け、山を越え谷を飛び、僕らの町へやってきた♪はぁ~こりゃこりゃ♪正味7kmほど川を下り、その日のラフティングは終了しました。昼メシの美味しいマレーシア風カボチャカレーを食いながら、「どうだった?良かったよな~!!」「おぅ、ハマりそうだぜ、俺!!超楽しかったよ!!」「でも、今日のこれ初心者コースだろ?…明日、いきなり上級者コースらしいぜ」「…マジで?明日…旅が終わっちゃうかもね…」横顔に暗い影を落としながら、次第にテンションの低くなっていく我々。果たして、我々にこの恐怖を克服する日は来るのでしょうか!? つづく * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.09
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さて、香港より飛行機に揺られること約2時間と45分。途中アイシャドーが小林幸子よりも濃いスチュワーデスに目が会った瞬間に「フンッ!!」鼻で笑われ、落ち込んだりもしつつも、昨日の夕方、無事にマレーシアはボルネオ島に到着しました。まず、到着して早々、ゲートへ向かう滑走路で早くも度肝を抜かれたのが夕日です。水平線に沈んでいく夕日に空が本当に真っ赤に染められて、それはもう、これを見ただけでもボルネオに来た甲斐はあったと思えるほどでした。すかさずシャッターを切る私。…カシャ(シャッター音)…カシャカシャ………フッフッフッ、我ながらいい手応えだ。どれどれ、オヂサンに見せてごらん…おぉ、ワンダホー!!などと一人変体チックにほくそえみながら、ボルネオの旅はスタートしました。さて、早速そんなステキ夕焼け写真を皆様に公開したいところなのですが、島に来て早々、どういった理由か持参してきたMacのPC(中古)が故障。始動から2分で自動的に画面がフリーズする新機能を頼んでもいないのに搭載してしまい、使い物にならなくなってしまいました。現在、滞在している安宿のオンボロPCからこのブログを更新中です。オンボロ故に、通信速度が死ぬほど遅いので、写真なんぞをアップしようと思ったら、それこそ5万年くらい掛かりそうなので、皆様、スミマセンが、私のPCが治るまで暫し文章のみでお楽しみ下さい。入管を抜け荷物を受け取り、さて、いざ出口へ向かうと、…現地人よりも色の黒い、怪しい男が私に向かって満面の笑みで手を振っています。実は彼はさっそくやてきた日本人のカモを闇賭博場へ連れて行き、ケツの毛までむしってやろうとしている極悪タクシードライバーだった!!なんかではなく、今回、最初の地に私を誘ってくれた「唯」という男です。彼とは今から約5年前にバンコクの安宿で出会い、同い年ということもあり即座に意気投合、「夜のパトロール」と称して毎晩日が昇るまで飲んだくれ、以来、今日に至るまで仲良くしているマイブラザーです。今回はフィリピンのセブ島でビジネスを展開されている田中さんという日本人のナイスミドルな男性とともに私を迎えに来てくれました。開口一発「太ったな~!!」ウルサイ。そんなファックな再開の感動を分かち合ったところで、タクシーでボルネオ島サバ州の州都コタキナバルへ。紫と朱のコントラストが美しい空を左手に眺めながらタクシーに乗ること約20分。こじんまりとしたコタキナバル市内へ到着。さっさと彼らが泊まっている1泊600円ほどの安宿に荷物を放り込み、メシ&ビール。この国は基本的にイスラム教なので、普通の食堂にまず酒類が置かれているということがありません。しかも、物価のわりには値段も高く、食事をするのと同じくらいの値段を缶ビール1本につぎ込まなければいけません。実は、マレーシアには4年前に一度来たことがあり、その際、ビールの値段の高さに泣く泣く晩メシのおかずを1品減らさなければならなかっという、貧しいエピソードがあったので、今回もそんなひもじい生活を覚悟していました。しかし、流石は酒飲み。私が来る前に何故かコンビニよりもビールが安いバーを発見しており、一路そのバーへ直行。大通りを抜けマニアックな住宅街の奥地に、電飾をクリスマス張りにギラギラさせながら、そのバーはありました。やる気のない店員、ちっとも冷えていない「タイガービール」、アジアの定番ソング、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が流る店内、普段は何の仕事をやっているのかさえ皆目見当つかない怪しい男たち。そんなくつろぎ空間でローカルオヤジに囲まれつつ、その夜は更けていきました。今日は相棒「唯」のコネを最大限利用し、とあるエコツアーの会社のご好意で何とタダでリバーラフティング(ゴツいゴムボートで激流をドンブラコと下るスポーツ)をさせて頂いたのですが、これの話しはまた後日。何故なら、今日参加させて頂いたのは子供でも何とかなる初心者コース。そして明日は、いきなり最上級者コースへ無謀にも挑戦することになっているから。骨折したり、溺れ死んだりしていなければ、明日か明後日にでもアップします。今宵は、選別代わりに貰った、沖縄は成田山の「安全祈願」のお守りを握り締めて眠りたいと思います。握手した人 今日3人 合計5人夢回収 今日3人 合計5人 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!
2008.08.05
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