ETの未来主義ブログ

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2012.11.11
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カテゴリ: 消費

京駅が改装された。スカイツリー開業もし街そのものが、メディアになった。情報を求めて人々はリアルである街に出始めた。東京駅丸の内口そばにある、はとバスは連日、人々で賑わっている。残念なことは客が年配、つまりはベテラン層ばかりであることだ。今、もっとも元気なのはこれらの年代だ。若者はSNSにはまり込み外へ出ようとしない。電車の中を観察するといい。皆、能面の顔になってケータイを睨めるだけではないか。小売業も提案力を失い、画一化を強めるばかりだ。専門店よ復活しろ、と言いたい。



再び消費に生活防衛色が強まるか

 総務省の調査で見ると東日本大震災で落ち込んだ消費は今年前半まではほぼ順調に回復してきた。消費が平時モードに戻った、と論じられた所以である。人々は節約消費に息苦しくなったのだと論評された。しかし再び消費は生活防衛色が強まりつつある可能性がある。例えば消費持ち直しの象徴と目されてきた高額品販売の雲行きが怪しい。百貨店の美術・宝飾・貴金属分野の売上が7月に9ヶ月ぶりに前年実績を下回ったのだ。一時的な変調なのかどうかは不明だが気になる。別な状況証拠もある。8月の国内既存店売上が5ヶ月ぶりに前年を上回ったユニクロだ。客数を2.5%伸ばしたことが牽引した。ユニクロは誰もが知る価格破壊のリーダー企業である。スーパー業界でも低価格販売を仕掛けた西友やイオンは健在であり他のスーパー企業も応戦の構えを崩していない。他の分野を眺めても今年の前半までの「消費持ち直し」という楽観的な気分はもはや流通業界にはないのが現状だ。この数十年の間、経済成長は無く所得も伸びない状況が続いている。社会福祉の安定も掛け声ばかりで何も進まない。そのくせ消費増税がこの先待ち構えている。生活防衛食が強まるのは当然かもしれない。


シニアという呼称への違和感

 イトーヨーカ堂は首都圏の主要店舗でシニア世代向けの展示販売会を開いていくという。第一弾を「敬老の日」に絡めて9月12~17日に木場店(東京・江東)で開いた。シニア関連商品を取り扱う衣料品や雑貨、食品メーカーの40社余りが参加し高齢者向けの食品の試食や靴の足型測定や、60代モデルのファッションショーなどを催した。同社以外でも小売業界のターゲットは「高齢者」である。確かに経済的に見れば有望な消費層だろう。しかしコンビニを見て欲しい。別にシニアや高齢者向けなどと宣伝していない。重要なのは商品の質なのである。また当の本人はおそらく自身がシニアと呼ばれることを喜ばないだろう。ましてやシニア専門などという商品を進んで買いたいとは思わないと思える。
彼らはアイビーファッションで身を飾りビートルズを愛したプライドの高い人たちだ。一緒くたにシニアと決めつけるのは失礼という気がする。せめて呼称から変えたらどうか。英語では類似の言葉に「advanced」、「veteran」がある。いずれも「進んだ」や「熟達した」など尊敬の意味が込められている。日本語にも「長(おさ)」という言葉もある。





スカイツリーの「問屋国分」

今年5月に開業した東京スカイツリーが盛況である。現在も休日には展望台への入場に1時間以上待たされることもある。人出は既に2000万人を超え周辺の商業施設も活況と見られる。そのなかで異色の存在が食品卸、国分のオフィシャルショップ「問屋国分」である。「黒子」役であるはずの卸が一般を対象とした出店だけに注目される。目を引くのが「市(いち)」と呼ばれる一画だ。江戸の日本橋界隈を再現したミニジオラマが展示され、通行人の賑わい、魚市場、大店の暖簾・・の街なみが人々を楽しませる。「市」で江戸にタイムスリップし創業300年の国分の歴史を体感した来場者を次に待つのが「蔵」ゾーンだ。ここでは同社の調達の力を感じ取ってもらうのが狙いだ。一例は100種類に及ぶ「かりんとう」の展示である。実際の小売店頭にこんなに並ぶことはまずないから、日本中にこんなに多くの「かりんとう」があることに人々は率直に驚く。60万種の飲食良品を扱う同社のビジネスを納得してもらう目的だ。この施設は目先の利益を追いかけるのではなく食品卸の存在を一般にPRする場であるが、一種の産業観光の場としても楽しめる場である。


ネットが牽引するニッチ産業






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最終更新日  2012.11.11 08:34:34
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