きまぐれMAT

きまぐれMAT

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

Profile

ヤエモンジ

ヤエモンジ

Comments

9921M@ Re:「地獄のズバット」 ~ズバットソング3部作第1弾! 列伝133(04/05) 怪傑じゃなくて快傑ですな。 まあ怪の字を…
人間辛抱 @ Re:「だれかが私を待っている」 列伝94(04/02) 初めまして、 宜しくお願い申し上げます。…
ラリホーJ@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 懐かしいですね、昭和40年代のアニソン…
みぽりん@ Re:「GoGoトリトン」 ~イルカに乗った少年よ何処へ~列伝105(06/19) 私も、この曲は今でも大好きな曲で この曲…
みぽん@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 私は現在25歳の女性です! この曲を初めて…

Freepage List

2008.01.21
XML
以前にもこのブログで取り上げた人物、元日本コロムビアのディレクター木村英俊さんは、そりゃぁそりゃぁアニソンに対して心血を注いだ方だった。


彼の著による「アニメソング-ヒットはこうして作られた」(角川書店・刊)を読むとわかるんだけど、どの歌もはっきりアニメソングとして認識し、アニメソングとして作ろう、という姿勢がうかがえる。
無論その中には、アニソンボーカリストの発掘・育成も目的には含まれていよう。しかしあくまでも作成の中心には、番組の顔たるアニメ主題歌の、確固たる位置づけが間違いなくあった。

そして、決して勘違いしてはいけないのが、アニメ=子供向き(特にあの当時の風潮として)だからと、その歌を軽んじる、手抜き作業、などといったものとは無縁であったということ。いやむしろ子供に聴かせるからこそ、本物志向に徹していたのである。

歌とて商品。売らなきゃいけない。その、売るためのポイントを、木村さんはボーカリストの知名度や安易なタイアップにではなく、歌い手の表現力も含めた楽曲のクオリティに求めた。
「おしえて」(ハイジOP)のヨーデル、アルペンホルンの音色。
「原始少年リュウがゆく」で水木一郎を採用したプロセスと、彼の才能を信じて使い続け、アニソンの第一人者に育てたこと。
「よあけのみち」(フランダースの犬OP)の製作苦労…。


ご自身の娘さんの授業参観日、先生の「好きな歌をお父さんお母さんに歌って聞かせましょう」の言葉に、男子が秘密戦隊ゴレンジャーを、女子がキャンディキャンディを大合唱したのを見て“歌が子供に愛されるのは製作者冥利に尽きる思いだった”と著書で綴っている。
いかにアニソンに、自身の仕事に情熱を燃やしていたのがわかるエピソードだ。
だからこそ、ともすりゃ生まれる前の歌なのに今の若い人たちでも知ってる、歌えるなどといった、息の長いアニソン群が数多く生まれたんだと思う。
そして、今でも私を含め、多くのファンを魅了し続けているんだよなぁ。

今のアニソンに、そんな情熱が感じられるか?
アニソンの、アニソン故のこだわりが、感じられるか?
“主題歌”“副主題歌”として、番組の顔になっているのか?

予算の面もあるだろう。タイアップその他の事情もあるだろう。それらを含めて、今どきのアニソンがどう検討され、作られているのか私は知らない。

ただ、少なくても。
かつてのアニソンを知り、それらを心の糧とし愛している私の耳には、アニソン故の情熱もこだわりも感じられない。主題歌という顔にも見えない。
挿げ替えても違和感のまったくない主題歌なんて、主題化じゃない。現存のネームバリューに頼った(とした思えない)歌手が歌うアニソンなど、アニソンと呼びたくない。

使い捨てのように、番組終了と共に鮮度が落ちやしないか?
このドラマにはどうしてもこの歌じゃなきゃダメ、と、自他共に認められる曲がどれほどあるか?
一部のマニアと話題性に凝り固まってることはないか?
過去の資産を、宝を、功績を安易に喰い散らかしちゃいないか?

求む!木村さん魂! 求む!アニソンらしいアニソン!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.21 16:23:29
コメント(7) | コメントを書く
[アニソン・特ソン外伝] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: