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今朝の日経から、
ハイファイはhighfidelityの略で高忠実度と訳す(春秋)
ハイファイはhigh fidelityの略で高忠実度と訳す。
イヌのニッパーが蓄音機に耳を傾ける、 日本ビクターのマーク は「録音なのに、亡きマスター(飼い主)が話していると忠犬が思いこむほどの高忠実度を実現した『最高の技術と品質』」を象徴するそうだ。
▼そのニッパーが、気のせいか寂しげに見える。三期連続で最終赤字になり「経営改革が急務」と認める日本ビクターが、だいぶ規模が小さくやはり再建途上にあるケンウッドと経営統合して生き残りを目指す道を選んだ。半世紀前からの親会社松下電器産業に"見放された"格好である。
▼昨日の本紙朝刊最終版の一面は業界再編の報道が集まった。ビクターとケンウッドの話、東芝など三社によるシステムLSIの開発統合、伊勢丹と三越の資本提携に向けた動き--三本並んだニュースは、相手にする市場が国内であれ世界であれ、単独で競争に立ち向かえる企業が少ない日本の現実を示している。
▼ニッパーが聴く「マスターの声」のマスターには飼い主のほか支配者や師匠の意味もある。電機でも小売りでも、闘いに勝ち抜くには、市場のマスターの消費者が何を求めるかをつかみ、製品やサービスに実現させる能力が要る。マスターの声を聴きそれへの忠実度を高めること。ビクターのマークは示唆に富む。
英語で見てみると、
high fidelity, or hi-fi, generally means high audio quality. In essence, in reference to signals like sound , it is where the input signal is equal with the output signal. This highlights a system or circuit with minimal or no distortion. (ハイファイとは高音質のこと、端的に言えば入りの信号と出の信号に差がないこととなる、即ち、ひずみを生じないシステムに焦点が当てられてくる、)
記事の内容はビクターへの憂いなのだが、それはさておき、
今朝、コレを見て、犬の前の 蓄音機
を自分に見立て、
私
というシステムに当てはめてみた、
ハイファイな 私 になるにはーー?、
緊張していてはとてもムリだ、
やっぱ、いつもリラックスが肝要かと、
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