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毎日、忙しくも無い生活のはずなのに、あっという間に日がたった。 6月上旬まで、アスパラ作業。終盤は悪天候でどこも早くに終了した。16日に、娘が孫二人を連れて、関西からやってきた。丁度熟し始めたイチゴを、毎朝、せっせと食卓に乗せ、孫たちにサービス。点数稼ぎのつもりだったが、3歳の長男は、おじいちゃんがお気に入りで、イチゴを平らげると、さっさとおじいちゃんの所へ。・・・残念。10ヶ月のチビ子ちゃんのお世話係で、ばたばたしながら楽しんでいたら、あっという間に、日にちが過ぎた。娘たちがご機嫌で帰っていき、気が付くと、もう7月。もう、半年経ったんだ。いよいよ、短い夏を楽しんで、その後は・・・。昨日、30度の炎天下、赤カブの収穫作業を一日手伝ったら、ひざがガクガク。さすが農家のベテラン婦人たちは強い!温暖化が進む中、生き残るのは北海道のこういう人たちかも。なあんて、極端なことを考えてしまった。単に体力が無かっただけだろうが。短い夏本番。暑い日が続いてほしいもんだ。とうもろこし、ピーマン、なす、きゅうり、トマト、かぼちゃ、たまねぎ、人参・・・孫たちに送るんだから、早く大きくなぁーれ。
2008/07/03
夕方、ビニールハウスの中で作業していたら、お隣さんのワン公の鳴き声がいやにやかましい。あれー、車の音もしないけど、誰かきたんかしらと、何となく顔を上げたら、何と!ハウスの横の畑の間を、トコトコと・・・茶色の犬なんて何処の犬だ?あれまあ、キタキツネだ。あまり近辺をウロウロされたくないので、外に出たら、キツネがくるりと振り返った。「何か用かい」とジーと私を見る。「シッシ、あっちいってんか」「えらそううに」と茶色の目で私を見据えた。私も今更負けられない。ジッと睨み返す。私のヒト睨みが利いたのか、クルッと背を向け、牧場沿いの道を悠然と歩いていった。何となく、一瞬飛び掛ってきたらどうしょうと、ビビッていたが、あーよかった。キタキツネは今、子育ての真っ最中。餌を求めてあちこちに出没しているようで、先日、狩猟の弾付きベルトを腰に巻き、駆除対策員の腕章をつけた男性を見かけた。
2008/05/24
アスパラ収穫作業の手伝いも何とかこなして、もう10日になった。のんびり夜型ですごしてきた身体には、朝7時からの作業はこたえる。先日、大雨が降ったとき、休んでいいよと、言われると、訳も無くヤッタ!なんて思ってしまった。カッコウが鳴き始め、ようやく本格的な初夏を迎える。アスパラちゃんも順調に伸び、農家はあと1ヶ月ほど休み無しで、早朝、日中、場合によっては夕方からも収穫作業に追われる。機械で採るわけに行かないから、とにかく体だけは丈夫でないと務まらない。一時、腰をかがめて切り取る作業が大変と、長い枝の先にハサミが付いた道具が販売されたそうだが、結局、誰も使う人はいなかった。多分、さきっちょに付いたアスパラを取り込むのが、かえって面倒なんだろう。だれか、伸び具合を測るセンサー付きのハサミを開発してくれないかなあ。なれない私は、いちいち長さを確認しながら切り取るので、時間が掛かる。これはもう大丈夫だろうと、パチンと切って、長さを確認すると、ゲッ、ちょっと短い?出荷先の農協へは、24センチに揃えて出す。農協は、1センチから2センチ切り落として卸す。茎のおしりに紫色が残っていたらB品。穂先が開いていたらB品。曲がっていたらB品。曲がっていても、穂先が少々開いていても、甘くて美味しいのに!さあて、天気も上々、昼からまた出動だ。ビニールハウスの野菜たちの顔を見に行くか、ちょこっと横になるか・・・。疲れがたまってきたぞ。
2008/05/23
農家泣かせの天気が続いている。5月始めは、本州の気候と同じように、25度や28度まで上がり、こんな天気が続くと、暑さで参るなあと、気をもんでいたら、雨、雨、冷たい雨。そのうち、みぞれから雪へ。あっという間に、3度や5度と、3月に戻ってしまった。いよいよアスパラのシーズン到来のはずが、全然成長しない。天気予報は、「農家は霜に注意を!」霜に注意って、何町もある畑、一体どう注意するネン?ひょんなことから、アスパラの収穫作業を手伝うことになった農家では、パオパオを掛けた。とりあえず何とか霜の被害は軽減されたが、200間ある畝に掛けられた、パオパオをはずしては25センチ程度に伸びたアスパラを捜し求めて、ウロウロ。うっかりすると、出掛かっているアスパラの芽を踏んづけてしまうから、結構気を使う。やっと、向こうの端までたどり着くと、今度はパオパオを掛けて周る。温度が上がらないから、一度採りしか出来ない。ホテルやレストランのお得意さんが待っているからと、毎日こんな作業が続いている。農協に出荷する農家は、規格品が採れないからとほとんど作業してない中で、風に吹かれながら、パオパオを張り巡らす作業は、情けない。今夕からまた雨の予報。朝には霜が降りるかも・・・。こんな天候が続いたら、アスパラ農家はお手上げだ。今年のアスパラは高値かも。
2008/05/14
昨年、初段を合格した旦那さんは、この5月に2段に挑戦するべく、毎日毎日蕎麦打ちの生活。蕎麦の昇段試験は、3段までは美味さよりも見た目を重視するそうで、決められた時間内に決められた長さと太さにそろえるという、一種のパフォーマンス競技だ。毎日安い蕎麦粉で、1キロの粉を何回も打つ。当然、こね回された蕎麦は、もう食べようが無い。まったく、贅沢な話。さて、打った蕎麦をどうするか。ご近所の蕎麦仲間宅で、ニワトリを飼っている人を見つけた。餌用にありがたくもらってくれるという。毎日、打った蕎麦を、彼女の軒先に置いておく。先日、餌のお礼だと、卵を6個使ったと、シフォンケーキを焼いてきてくれた。このケーキがまた美味しい!旦那さんが、先日のケーキは美味しかったですネエ。蕎麦打ちの練習仲間が、練習の合間に、美味い、美味いとつまんでました。少しいい粉で打つときは、食べてくれる相手を探す。先日の彼女が、1キロ注文してくれた。旦那さんは、腕の見せ所と、自室に作った蕎麦部屋で、真剣に打つ。打ち終わった頃、彼女が大きな紙袋を提げて現れた。ウワー、紅茶とコーヒーの2種類のシフォンケーキと卵6個もあるよ!こんなことしてくれんでもええのに。と私。ううん、ケーキ美味しいって褒められたから、嬉しくって、つい作ってしまったよ。やっぱり、人は褒めるに限るネエ。ラッキー、超ラッキー。ケーキは半分蕎麦練習会に持っていってもらおう。一番得しているのは、何もしないで、今日の蕎麦は美味しいねと、上手に言う私。5月31日まで、後2ヶ月。ああ、緊張するなあ。
2008/03/29
ビートの種まき手伝いも無事に終了。ビニールハウスの中での作業は、汗ばむほどの暖かさ。「もう降らないかな」「ダメダメ、20日過ぎるまでは、安心できないよ」心配した春の雪もチラチラで、いよいよ春の女神の到来ですぞ。てなわけで、近所を散歩。雪を被った畑に、時々黒々とした土や緑が見える。2週間ほど前に撒かれた融雪剤の効き目抜群!まあ、今年は雪が少なかったこともあるが、見事にそこだけ雪解けだ。モヤモヤと暖められた蒸気が立ち上る。ああ、感動的風景だ。春が近いネエ。毎年。決まった当たり前の風景だけど、何だかうれしい。チョロチョロと音をたてて流れる、雪解けで勢いが付いた小川を覗いた。おー、いたよ。フキノトウ。さあて、花の種をまかなきゃ。今年は何を咲かせようか。
2008/03/21
1月に小鳥がベランダで一休み。そうだ、去年はヒヨドリが来てたっけ。市内のお知り合いの庭に、小鳥たちが餌をついばんで楽しそうだったので、さっそく、野鳥の餌を買った。餌台にばら撒き、さてどんな小鳥が来てくれるかと、ワクワクして、毎日ガラス戸の内側から観察開始。2・3日して、来ました!あわててカメラを手に。どうもうまくポーズをとってくれない。こういうときはもっとズームできるカメラがほしいなあ。ガラス戸のよごれを気にしながら、カシャ。ウーン、イマイチ。 ゴジュウカラは、目のふちから黒っぽい線が入り、見た目も気が強そう。小鳥の世界にも序列があるのか、ゴジュウカラが飛んでくると、シジュウカラたちは慌てて場所を明け渡す。ヒヨドリが来れば、ゴジュウカラも遠慮する。シジュウカラに良く似た、黒の帽子に小さい黒い蝶ネクタイをつけた小柄な小鳥はナンだ?どうやらコガラの北海道バージョンらしい。名札ぶら下げて飛んできてよ。野鳥図鑑を見ても、どうもはっきりしない。これか!と思ってよく読むと、北海道には飛んでこなかったり・・・。先日客人と、あれはヒヨドリだ。あっシジュウカラが来た、と騒いでいたら、ねーねー、アレは何?雪の上をちょんちょんと跳ねている鳥がいる。おっ、新顔さんですネエ。双眼鏡を持ち出し、それぞれ観た姿を図鑑で調べ始めた。餌場の近くまで来るが、家の中での動きまでキャッチするのか、すぐに近くの木まで退避してしまう。大きさ、羽の色、動作からどうやらツグミらしい。来た!カメラを取りに行く足音?(床のギシギシ)が聞こえたか、あーあ逃げられた。いつまで飛んできてくれるかな。冬の貴重なお各人だ。
2008/02/18
全国的に大荒れの今日。我が地域も昨夜半から暴風状態が続いた。こんな大荒れは、久しぶりだ。さて、今日は出かけたいが、道路状況はいかがか?大概、こういうときは、吹き溜まりになる。案の定、3日前に降った15センチほどの雪が、強風に飛ばされ、ふきだまり状態だ。旦那様が、真剣な面持ちでハンドルさばきも鮮やかに?突き進んだ。「ひょっとしたら、帰りやばいかもよ」国道38号線で清水町の蕎麦屋まで1時間かけてわざわざ出かけ、蕎麦粉を手に帰宅。メインの道路は除雪車が入り、それなりにきれいになっている。ひょっとしたら、きれいな道だったりして・・・。いよいよ我が家に近づいてきた。「あー、やっぱりふきだまってるよ」「通れんかなあ」舗装道路から砂利道が約250メートル続く。この砂利道の左右は、畑と牧草地。従って、風をよけるすべが無く、まったくのふきっさらしだ。吹きたまった雪は硬く締まり、下手をするとスタックしてしまう。旦那様が歩いて除雪機のホンだちゃんを取りに帰っていった。後を追う私の横っ面を、強風が叩く。長靴がズボッとはまる。耳がイターイ。ほっぺが凍るよー。もたもたしていたら、お隣さんが小学生の子供連れで帰ってきた。同じく、舗道に車を置き、軽自動車に取り付けたハイド板車を動かしてくれることになった。頼もしいネエ。と、眺めていたら、あらら、曲がり角で、ストップ。「雪が重たすぎて、動かなーい」あーあ、やっぱりこの小さなホンダちゃんでボチボチやるしかないか・・・。来た!来た!来た!本物の大型の除雪車が来た!!「もうちょっと早く着てくれません。子供が学校から戻れませんから」「すいませんねえ、わかってるんですけど、何せ、この風で、除雪箇所が多くて、間に合わんのです」まあ、比較的早く来てくれたんだから、よしとするか。さて、これからが大変。お隣さん家は、我が家よりまだ距離があり、私道だから公的な除雪車は手伝ってくれない。にっちもさっちも動きようがない軽自動車を、旦那様の指示で、隣家の彼女が懸命にハンドルを切る。ようやく脱出したが、この軽での除雪はあきらめ、スコップとホンダちゃんでとりあえず乗り切ることにする。あやや、ホンダちゃんの調子がおかしい。吹き上げ口が動かなくなった。ほんまは左に向いてほしいのに、右に向いたまま。除雪しながら、思い切り雪をかぶってしまった。今度は、スピードを上げるとピーピーと妙な音がしだした。しょうがない、ノロノロ運転だ。とりあえず車が通れる程度にはきれいになったぞ。これでお隣のご主人もなんとか我が家にたどり着けるでしょう。何とか日が暮れる前に終了。2時間ほどかかった。「いやー、疲れたネエ」「でも、結構おもしろかった」風は、あいかわらず今も吹き続いている。明日またきっと、吹き溜まっているぞ。
2008/02/14
夕食の食材を取りに玄関先の野菜置き場へ。アララ、何か変だ。ありゃー、これは凍っているぞ。レタスも、ターサイも。雪中保管したキャベツは甘くて美味しいが・・・。あわてて、冷蔵庫に入れてみたが、多分あかんやろな。そういや、数日前、かぼちゃが凍ってダメになったとか、水道管が凍ったとか、水が出ないとか、話題になっていた。どんだけ寒い家にすんでるのかと、気の毒に思ったもんだが、なんや、我が家も一緒やないか。正月3日日以降、ずーっと、真冬日が続いている。真冬日とは、日中でもプラス温度にならない日を言う。何せ、朝、ガラス戸の外に付けた温度計はマイナス15度を指し、日中でもマイナス8度くらいしか上がらない。しかし、日中の太陽はサンサンとあたたかな日差しを部屋一杯に注いでくれるので、すっかり、玄関の温度管理を怠ってしまった。数日前、玄関の温度計はマイナス3度くらいだから、まあいいか、なんて、気を抜いてしまったのだ。こんな長期間の低温はここ数年体験しなかった。雪はまだ2回しか降らず、その雪は、あまりの低温で凍りつき、快晴続きなのに一向に解ける様子も無い。変だ。変だ。やっぱり変だ。雪が少なくて喜んでいたら、農家の人に、このまま雪が少ないと、夏場の水が心配だ。と言われた。なるほど、十勝は一年を通じて雨が少ない。雪水不足は農業に響くのだそうだ。少しずつ、気候変化が始まっているのか。悪い循環だネエ。
2008/01/22
夜10時過ぎ、「ガリガリ、ガリガリ」音がする。パソコンの手を止める。はて、何の音?あれ、止んだ。夜中に「ガリガリ・・・」目が覚めた。(いやだー、気持ち悪い)一体何処から聞こえてくる?冬眠中の虫が間違って起きてうろついているとか・・・。どうやら、階下から聞こえてくるようだ。明日調べてみよう。居間で編み物の最中、またしても「ガリガリ・・・」意外に近いところで聞こえる。椅子から立ち上がって周辺を見渡すが、何も変った様子がないなあ。しばらく編み物に熱中していたら、左の方向で何か黒い物が動いた?ねずみ?小さな小さな数センチほどのノネズミ?が床の5ミリほどの隙間へ入っていった。「えー!! うっそー アンナ狭いとこに入った?」ああ、お隣のワンちゃんにあげようと、床に置いておいたパンを食べに来てたんだ。トーストして硬くなったパンをかじれば、ガリガリ音がするよね。納得、納得。家の中で運動会をされても困るから、とりあえずパンはベランダに出した。さて、ノネズミをどうするかな。今年はねずみ年だし、福来たる?このまま様子を見ることにしようか。それにしても、外は積雪20センチ。今まで何を食べてたんだろう?何となく気が引ける。
2008/01/11
先日、洗濯し終えて、浴槽を覗く。「あれ、お湯が減ってない?」操作を間違えたのかな・・・。今朝方、また、お湯が減ってない。どうやら、給水してない。モーターは唸り音を発しているが、全然お湯が上がってこないぞ。何回もテストする。ホースの先はお湯の中に、どっぷりと使っているか?先端にゴミはたまってないか?ホースに穴は開いてないか?マニュアルにもホースのことしか書いてない。旦那様がお客様サービス係りに聞いたことを、二人で確認する。ホースも目視で確認する。ほこりがついてる程度で、穴は開いてないみたい。以前給水口付近で開いた穴も、ビニールテープでしっかり止まっているし・・・。「ちゃんと出来てるよね」「おっかしいなあ」やれやれ、洗濯機を担いでいくのかと、不安になり、市内のメーカーに問い合わせる。「何日くらいで直りますか」「サービスセンターで言われて、全部確認したんですけど・・・」「なあるほど、それはやってなかった。5分後にまた電話します」二人で、バケツに水を張り、その中へ、できるだけ巻いたホースを浸す。再度、給水実験開始。「あれー、給水してるよ」「ということは、中間のどっかに穴が開いていると言うことだ」「よかったー。交換はホースだけで済んだね」メーカーに報告。「ホース代2500円ほどだって」二人でニコニコ笑いながら片付けていたら、ホースの取り付け付近から、ピューと水が飛んできた。あれまあ、こんなとこも開いていたのか。
2007/12/19
明日から4日間、上海・蘇州方面に観光旅行です。ひょんなことから、ラッキーなことにお誘いが入りました。地域の農事組合が男性・女性交互に2年に1回、旅行しているのですが、今年の企画で、急に一人欠員が出来、一応同じ地域であり、丁度出面中だったことから、まあ、彼女でもいいよ、と参加を認めていただいた次第です。たった4日間の旅なのに、準備がねえ。まず、あわててパスポートを数十年ぶりに申請。10年用を取ってもこの先、海外へ行く予定も無く、まあ無難に5年用にしました。帯広の役所の対応は、いつでも感心するのですが、申請用紙の書き方(といっても何も難しいことは無い)、写真屋さんの場所、謄本申請と手取り足とりであっという間に終了しました。(ひょっとすると、私、危なげな老女に見えたのかな)次は、スーツケース。以前はリュックサックを使っていましたが、どうも、もう重たいものを担げる体力に自信を無くし、以前から何となく使ってみたかった、キャスター付きをこの際とばかりに購入。店内で実物を確認して、ネットで品番を打ち込み、何とかゲット。ポイントを使って、数千円の支払い。ポイントは貯めておくもんですな。地域から専用バスで空港までと、丸抱えのパック旅行なので、楽チン旅なんですが、一体、上海てどんな気候?集まれば、口を揃えて、「何を着ていく?」何しろ、こちらは-7度、日中2~5度の世界。あちらは、せいぜい寒くて3度、日中11~14度の世界らしい。ダウンのコートは厚すぎるか、はては股引を穿いていくか・・・。出かけてしまえば、もうそれまでよー。しかし、それまでが、何ともうっとしいねえ。多分、こんなに色々いらんかった、と帰ってから思うのでしょうが、今は保険代わり。農作業も終わり、薪積みも一山完了した。帰ってきたら、雪景色かも・・・。
2007/12/04
7月末に奈良に出かけて以来、随分とご無沙汰してしまいました。10月に帯広に戻ってきたときは、季節が変り、浦島太郎状態。暑い暑いとぼやいている間に、気が付くと、ポロシリ岳には雪が・・・。どうも頭も身体もまだ、暑いときの感覚のままだ。天気予報は曇り後雪、そして雨。朝の8時にはほんのチラリホラリの雪が、気づくとひっきりなしに落ちてくる。薬草の選別作業をしながら、「あれまあ、本当に降ってきたよ」「まあ、函館でも17センチも積もったそうだから、こっちでも多少降らないと、北海道らしくないわね」「本州の人からしたら、北海道は雪となったら、北海道全部が雪みたいに思われてるもんネエ」忙しく手と目を動かしながら作業を続け、10時の休憩で戸を開けて、びっくり!!おいおい、大雪ジャンか。たったの2時間で10センチほど積もってしまった。「まずいねえ、これ、根雪になるかも」「えーっ、やめてよ。此間ビニールハウスのビニールをはずしたばっかで、まだ除雪の準備なんかしてないのに」「あー、よかった。タイヤ交換したとこだよ」「だれだ、まだ、タイヤ交換してないバカモンは」「えー、こんな山間部に住んでいながらまだやってない人がいたの。大丈夫かよ」天気予報どおり、昼過ぎに雨に変った。やばいねえ、雪が凍るよ。5時過ぎ、もう真っ暗な道は、案の定、カチコチ状態。通常なら5分もかからない行程を35キロの時速で、トロトロと走る。かろうじて残っていたトラックの跡を、目を皿のようにして走る。ハンドルが右に左に取られ、カーブでガガッとロック状態で横滑り。いかん、いかん、毎年経験していることなのに、最初は勘が鈍り、緊張が高まる。我が家にたどり着いたら、除雪機が玄関脇に鎮座していた!良かった。除雪する元気は無いが、何となく安心してしまった。 今回はもう、これ以上降りませんように。
2007/11/21
先週は30度まで温度が上がり、どうなることかと思っていたら、今週は本州の低気圧が影響し、雨が続いている。北海道は、雨が降ると、極端に温度が下がってしまう。本日の気温、13度。夕方からまたグーンと下がり始め、ビニールハウスの野菜たちも、どうしたことかと、戸惑っている様子。半地下に居住するだんな様は、ストーブを点けた。キャベツとピーマンときゅうりを採ったら、体が冷えてしまった。うー、さむ。地下室に温まりに行く。ウグイスが鳴いて、春先に逆戻りだ。今月末から奈良の娘の出産手伝いに出かけるが、どうやらこの調子では、大半の野菜は、お隣さんの口に入りそう。
2007/07/12
「今日はあいてるかい?」「あいてますよ」「明日はどうだい?」「ええ、いつでもあいてますから、どうぞ」毎日、今日は何をしようかと、悩んでいたのがうそのように、忙しい日が続いた。土曜日:喫茶ポロイチ手伝い日曜日:牧場祭りで早朝7時からおにぎり作り、9時会場移動、そばの葱切りや準備、 10時また戻って、ポロイチ開店準備、2時祭り会場へ後始末の応援、4時また戻って、 慰労会のお手伝い。7時前ようやく開放してもらう。長い一日。 だんな様は5時から蕎麦うちに参加し一日多忙。月曜日:今年1回目の草刈。2時間ほどで草刈機の機嫌が悪くなり終了。火曜日:9時から、旦那様と市内中学生の蕎麦打ち体験学習の応援。3時帰宅。疲れた。水曜日:気になっていたハウス内のイチゴを採る。 イチゴジャングル状態のため、足の踏み場が無く、イチゴを踏み潰さないよう、ふら ふらしながら、2時間ほどかかって、ようやく本日終了。 ハウス内は35度ほどあるから、もう汗が噴出し、いやいやの作業になってしまう。 収穫約5キロ強。肥料が入ってないので、甘みが薄い。よさそうなところを1キロほ どお隣のボウズたちに。 「ごめんね。あんまり甘くないでしょ」 「いいえ、甘くておいしいですよ」 小学2年生のボウズが喜ばせてくれた。木曜日:午後は医者へ金曜日:「川西地区環境衛生協力会」の研修に参加 近所の役員に「あいてるかい?」と頼まれ、バスツアーということで行くことに。 参加費800円。市のバスで運転手は市の職員。バス2台の総勢53人。 自然植物園の「正直村」、足寄町の廃材ペレットストーブの見学、柳月工場見学と あちこち連れて行ってもらった。 割烹料亭の弁当(900円)、お茶のペットボトル2本、おみやげに柳月の「きなチョコ 黒大豆」。一体いくらかかってるんだろう。参加者のほとんどがご夫人。人数集めの ためにかりだされたような高齢者まで・・・。 “まあいいか。しっかり市民税払ってるから・・・” “来年も、このメンバーで参加しようか” 同じ地区の時間調整いつでも組4人がうなずく。土曜日:以前に頼まれていたアスパラ採り。もう最終で留守宅の畑で一人黙々とハサミを使 う。かご2杯のアスパラを持って、町内、知人宅に配って回った。 近所のユースホステルで大量に引き取ってもらい、何とか無事任務終了。日曜日:喫茶ポロシリ当番日。 パークゴルフ同好会の試合が入っていて、昼食時の3時間、まるで戦場。 洗い物はたまるし、どんぶりは足りないし、ご飯が途中で切れて、冷凍をチンする が、なかなか解凍できないし・・・。 狭い店がごった返して、 「ねえ、カレーまだー」 「いやー、たまげたねえ」 「まずは水分補強だ」ジョッキになみなみとウーロン茶と氷を入れて、 気が付いたら1時半。嵐の後の静けさの中で、ようやく一息つく。 「わたし、本州の美容院で“客寄せパンダ”て言われたのよ。今までヒマだったの に、何故かわたしが来た跡に人が続くのよ」 「あれ、わたしもそうだよ」と店長が言う。 二人も客寄せパンダが居たのでは、忙しいはずだ。とまあ、忙しい1週間だった。さあて、ほっといたイチゴを採りに行こう。ここ2日毎に5キロほどのイチゴを、毎日ジャムにしている。ジャムにしてから冷凍するので、去年のように冷凍庫中がイチゴで占領されることはなさそうだ。
2007/06/26
旦那様の蕎麦打ち昇段試験は無事終了しました。奈良に出かけていても、ナンだか落ち着きませんでしたが、電話で会場から「受かったよ」と一報が入った時は、正直ホッとしました。何せ、あんだけがんばって練習していて、あかんかったなんてことになったら、旦那様が気の毒で、家にようもどらんなあと思っていたのです。いやあ、ほんまにホッとしました。どうやら、どえらいミスがあったようですが、合格ライン70点を75点でクリヤーし、奈良から帰宅したテーブルに初段認定の賞状が載っていました。ひょっとすると、来年2段を受けに行くと言うかも。これだけ楽しめたら、言うことはありませんな。こちらにお越しの際は早い目にお知らせを!美味しいそば粉を取り寄せ、初段の味をご馳走しましょう。5日間、留守にしている間に、我が家の周辺はすっかり雑草園に変っていた!いよいよ草刈機の出番だ。
2007/06/15
いよいよ蕎麦手打ち段位試験の日が一週間を切りました。旦那様が蕎麦打ちに興味を持ち出して丸3年。最初は、ご近所の農家のご主人たちの手打ちに感心し、早速、本屋で蕎麦本を物色。道具を揃えることから始まり、ネットでそば粉へと関心が深まり、蕎麦打ち昇段試験制度があるとわかると、早速、道内での開催を見学し、そして、いよいよ初段に挑戦すると言い出しました。いつの間にか、蕎麦包丁は2本になり、最初はステンレスの大型洗面器のようなボールでいいよと言っていたのが立派なあの内側が赤く塗られた木の鉢に変り、伸し棒も、近くの木工大工さんに安くしとくよと言われて、・・・いつの間にか3本。さあて、道具は全部揃いました。受験確認が届いた5月中旬から、本格的な練習が続きました。隣町の蕎麦会の会長に教えを請い、打つ動作もだんだん落ち着きが見られるようになりました。初段昇格試験は、どうやらスタイル採点のようです。40分間で、指定された700グラムのそば粉をそれぞれ規定の手順、時間、でいかにかっこよく仕上げるかがポイントのようです。(美味しいかどうかは問題外。多分、上手く打つと美味いという前提か?)夕食に蕎麦という日が増えました。700グラムは大人で5人から7人分。打った蕎麦をお隣やら、近所の農家やらに配り、強制的に食べてもらいます。でも、こちらの皆さん方はそば好きで、喜んで受け取ってくれるので助かります。日に日に緊張の度合いが増してきた様子。へえー、結構、上がり症なんだ。そば粉は生き物で、乾燥度合いで水加減が変り、伸び具合まで変ります。伸ばしすぎて真ん中が薄くなって破れたり、しわになったり。試合当日、ほどよい天気だといいんですが。汗がぽっとと落ちても減点。昨日なんか、これは美味そうだと言ったとたんに、よだれがポトン。・・・・!!!! 減点5だ。バケツ、たわし、雑巾にふきん。大型バスタオルに白のシーツ(粉が落ちてもわかりにくく掃除しやすいとのこと)。ユニフォーム屋さんで、白い前掛けと帽子も整えました。勿論、前掛けの結び方も練習しました。(説明文を読んで、私が教授したんですが)持ち運びに便利なようにと、テント地で、大鉢用のトートバッグを手縫いし、それを入れて運搬するベニヤの箱型収納も作り上げました。用意は完璧!あとは、時間を間違えずに、会場に入るだけ。私は日が重なり、奈良の娘宅で朗報を待ちます。これだけ努力したんだもの。うどん派の私が、これだけ蕎麦を食すという協力をしたんだもの。ゼッタイ、段位認定書を戴きたいもんです。
2007/06/05
昨夜、アスパラ農家から、何の連絡も無かったので、今日は手伝いがいるのかと、3日ぶりに早起きした。外は昨日までと打って変わり、気温上昇中、快晴。ウグイスが鳴くと、負けじとカッコウの声が響き渡る。間を縫って、山鳩が少々にごったような音を奏で、やれやれ久しぶりに十勝らしい天気になったと、喜んで西側の花壇に目を移した。まだ朝日が当たってない地面が、どうも妙に白っぽい。???これって、ひょっとして、霜柱?そういえば昨夜天気予報で、最低温度が3度になるといっていたが・・・。まさかぁ、2センチほどの霜柱が立っている。ナンだか気になって、同じ出面仲間で、畑のお隣さんに電話する。「昨日、何にも連絡無かったけど、行った方がいいのかなあ」「あんた、畑一面に霜が降りて、全滅だよ。ブラシカッター(草刈機の大型)で、 全部刈取るそうだよ。うちの旦那が8時から手伝うと言ってたから。農家さんも混乱してるよ」「あー、やっぱしねえ、うちも霜柱がたってるもん」「うちなんか、氷が張ってたよ」「じゃあ、成長するまでしばらくかかるね」やれやれ、予感が当たってしまった。我が家の被害はどれほどかと、周辺を見回ることにした。去年は、もう少し早い時期に霜にみまわれ、きゅうり、ピーマンなどの苗が全滅したのだ。今回はビニールハウスの中は、かろうじて無事だった。しかし、3日前にビニールハウスの東側に植えたサルビアの花の部分がやられ、見事、50本全滅状態。取り敢えず、何とか下から新芽が出ますようにと花の部分を切り取ったが・・・。近所の農家に被害状況お見舞いに出かけた。ここは、早朝6時からのアスパラ収穫は止め、すこし状態がよくなった9時過ぎから切り取りを始めていた。何とか、被害は少なかったようだが、市場には出せないようだ。サルビアの話をしたら、「あんた、天気予報で、霜注意って何遍も言ってたでしょ。パオパオか無ければ新聞紙でもなんでも掛けとけば違ってたかもよ」うーん、霜注意報まで気が付かなかった。確かに、昨夕から暖炉を焚くほどに温度が下がったんだ。どうして花や野菜にまで想いが周らなかったのかと悔やまれる。彼女のビニールハウスの中は、完全武装で、ハウスの中なのに、それぞれの野菜の苗にパオパオが被せてあった。市内ではどこでも早々とサルビアもペチュニアも外に出してあったが、やっぱり山里では6月までは、慎重に扱う必要があったのだ。天候次第というのも、農家は大変だねと言うと、彼女は「こんなことは当たり前だと思ってやってるよ」と、にっこり笑った。すずらんを分けてもらい、手伝ったアスパラをお土産にもらってしまった。「夕方、美味しいそば粉で打った蕎麦を持ってきますね」それにしても、サルビアちゃん かわいそう。
2007/05/28
3日間雨が降り続いた。アスパラは成長せず、お手伝いは一休み。天候に左右される農業は大変だと思う。取り敢えず、カッコウは鳴いたが、今日は、日中でも10度前後とえらく冷え込んだ。いまだペチュニアの鉢すら外に出せない。「寒いネエ、暖炉焚こうか」薪3本ほど、暖炉に放り込んで、暖まる。ふと、テレビのニュースを見たら、何と、九州では36度。汗だくの人たちがうんざりしていた。同じニホンでこんなにも違うかねえ。明日の最低温度は3度だって!
2007/05/27
好天気が続き、畑のアスパラが勢いをつけた。ひょんなことから、車で15分ほど山側のアスパラ畑の手伝いをすることになった。本業の出面さんが専属で付いているので、「猫の手」状態のときに、応援にはせ参じる。3年目のアスパラが、2町の畑で、まるで林のように伸び放題。どうやら、農家さんが出動時期を間違えたな。とにかく市場に出せるアスパラだけ収穫し、ひょろ長いのや曲がったのは放置状態。このままでは後が大変だろうなと、同情しつつ、指示通りに上物だけを収穫する。ここは、乳母車のような台車や、リヤカーの超小型のような2輪車を使うので、腰がやられる心配はないのだが、それでも中腰にならないと、アスパラを根元から切り離せない。やっぱり中腰が続くと、ふーとため息がもれる。2町の畑はひろーい。機械ならどれだけ広くてもいいけど、足と手の作業ではこの広さは応える。12人ほどが各列に入って、左右のアスパラを切っていくが、俯き加減でアスパラばかり眺めていると、この作業いつまで続くのよー、終わりがないような錯覚に陥る。午後半日、4時間で、5700歩歩いた。今日は午前中、歯医者に行き、慌てて帰宅し、昼食を流しいれて出面に行った。だんなさんは同じように朝から出かけ、夕方、気分よう戻ってきた。本日は隣町の囲碁同好会でお楽しみだ。最近、またあというほど蕎麦夕食が増えた。6月の蕎麦段位受験を前に、だんなさんはまだまだ蕎麦を打つつもりの様子。少々風化したそば粉で練習しているが、ほんと美味しくない。時々は美味しいそば粉を注文したいと言う。だいぶ腕も上がってきたし、上等のこね鉢も手に入ったしで、美味しいのを気分よく打ちたいだろうとは思うよ。でも、美味しいそば粉はそれなりの値段なんだよね。練習で打つ蕎麦は700グラムだが、我が家二人では食べきれない。少々味の良いそば粉の時は、ご近所に配り、食べてもらっている始末。段位を取るのもお金が掛かること。どちらか言うと、私は蕎麦よりうどんの方が好きなんだけど・・・。明日またそば粉を注文するんだって。わたしゃ8時からアスパラと格闘してこよう。
2007/05/24
24度などという珍しく暑い日が続き、アスパラが急に伸び始めたと思ったら、翌日、8度と一挙に下がり、冷たい雨となった。夜、突然、ノドの調子がおかしい。これは風邪の前兆か?イガイガと感じ悪い。慌ててのど飴をなめる。こんな空気のよい所で、誰から菌をもらったのか。一週間前に旦那がゴホン、ゴホンとはた迷惑な大きな咳を頻繁に発し、風邪薬を使い切ってしまった。どうやら邪悪な菌の出所は、彼らしい。囲碁同好会の帰りに、葛根湯を買ってきてくれた。いろいろあったが、一番効きそうな値段の高いのを買ったそうだ。ここしばらく、グズグズして過ごそう。日曜日はまた、皿洗いに出かけなくっちゃ。そろそろ、アスパラの手伝いもあるかも・・・。鏡の前で、大口を開けたら、のど飴で、舌の真ん中がこげ茶色に変っていた。
2007/05/18
「ホーホケキョ、ホーホケキョ」山からだいぶ近くまで下りてきた。鳴き声がだんだん上手になる。「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケ、ケ、ケ・・・」おや、つっまちゃった。もう少し練習が必要だな。ようやく春先の強風が収まり、待望のビニールハウスにビニールを張ってもらった。いよいよ、我が家の菜園も作業開始だ。近隣の農家は、大忙し。3月に種を蒔いたビートが青々と育ち、いよいよ苗植えの時期だ。帯広近郊より一週間も遅い作業だが、春一番の植え付け作業だ。機械化のためほとんど家族でこと足りる作業だが、そこいら中の農家が、総出で仕事をしていると、ナニやら取り残されたような気になる。さあて、私もとりあえずパンを焼いて、畑作りに精を出すことにしようか。ああそうだ、冬タイヤの交換をしてもらわなくっちゃ。街ではすでにタンポポや水仙が花開いていた。いよいよ我が家にも一挙に春が押し寄せてくるよ。
2007/05/10
世間様では、いよいよゴールデンウイークの始まりです。ようやく我が家にも春が訪れたようで、うぐいすのさえずりが聞こえてきます。日ごとに上手になり、最近ではなんとか”ほーほけきょ”と聞こえるようになりました。ここ数日春の強風が吹いていますが、お天気は20度前後で、まずまずと言うところ。5月上旬には桜が咲くかも。 ひょんなことから、この29日からオープンしたポロシリパークゴルフ場内の軽食堂のお手伝い人になりました。若手の地元の主婦が祝祭日など子供の関係で休むときの臨時要員です。帯広市から委託されたこの地域の連合会で運営部会を組織し、ゴルフ場の管理と食堂などの運営を担っています。地域の住民がどこかの部会に所属しているので、いつも見たことのあるメンバーが、あっちでもこっちでも顔を出すことになります。オープンを前に、芝の整備やゴミ拾い、駐車場の聖地と、少ない人数で、よくやること。パークゴルフ場オープンも地域ではちょっとした行事です。昨日は私も開店準備で仕込みの手伝い等に借り出されました。さて、早速、本日初出勤。床を掃いて、モップを掛けて、テーブルを拭いて・・・。野外でのバーベキュー用のテーブルと椅子も拭いてと。給水器に水と氷を入れて、次なんだっけ?年配のベテラン女性が、ラーメンを作りますが、それ以外のおにぎり、カレー、アイスクリーム、ソフトクリーム、生ビールなどは、新米の私でもこなさないといけません。オープン日で仕事初日とうこともあり、助っ人が付いてくれましたが、しょっぱなから炭火準備と多彩な経験で、なれないと結構疲れるもんです。お客さんはパークゴルフを楽しみにしていた近隣の中高年者。もちろん帯広市内からもやってきます。入場無料、国際試合が出来る規模だそうで、地域の自慢でもあるようです。この地域の同好会の面々は、卓球仲間でもあり、「そんなとこで働いてないで、パークゴルフをやらなくっちゃ」と、熱心に誘ってくれます。「まあ、そのうちにね」・・・どうもゴルフ系は何故か苦手なんだなぁ。2時に、作ってもらったラーメンで昼食。(結構)おいしい!本日はこれにて終了。さて、明日は助っ人無しで、ベテランさんと二人、どうなりますか。ほどほどのお客さんでありますように、なんて変なお願いをしたりして。
2007/04/29
天候の加減で延び延びになっていた長芋の春掘り出面が終了した。卓球同好会の練習も4月の20日に終わってしまい、なまった身体で農作業を手伝ったもんだから、体中がまだ痛い。指の関節も膨れて、いかにも農家の手だ。今回もちゃんとお役に立てたようで、ホッとした。 3日間の作業で、ちょっとした収入になった。これで、6月に娘一家に会いに行く旅費が出来た。ちょっと嬉しいな。 もらった傷物の長芋を摩り下ろし、だんなさんが練習で打った蕎麦を、知人たち4人で700グラムを堪能した。雪の下で耐えた長芋は、驚くほど甘くて美味しい。 日ごとに雪が融ける。さあて、我が家の作付け計画でも立てようか。
2007/04/22
今週はチラチラ雪の日が続いた。もういい加減にしてよね。と、思っていたら急に晴天が2日続いた。やれやれこれで今年の冬も終わりかと、外に出してあった除雪機をガレージの奥に片付けた。早朝、屋根からドサッと落ちる音がする。???まさか・・・。一面真っ白。私は真っ青。ヒラヒラなんてもんじゃない。えらくしっかりと降りこんでいる。あーあ、やられた。すでに20センチの積雪。除雪機でもたいして飛びそうに無い重たい雪だ。しかたがない。プラスチックの幅広スコップで、とにかくガレージまでの道を付けた。5回すくっては一休み。40分ほど掛かってようやく細い道が完成。隣のアクセルが吠えまくっている。郵便屋さんの赤い軽自動車が、ハンドルを取られたのか立ち往生している。しばらく眺めていたら、自力で脱出した。春先の雪は、なぁんにもいいことが無い。またまた、融雪剤をまかなくっちゃ。蕎麦会の会長が、雪で農作業ができないからと、除雪車で来てくれた。たった5分で、細い道が車道になった。(汗かいてまで雪かきせんでもよかったなあ。うちの亭主は賢い!)会長と亭主殿が、いそいそと蕎麦打ちの準備を始めた。亭主殿が蕎麦打ち初段を受験すると言うので、練習に付き合ってくれている。さてさて、いかがなりますか。ひょっとしたら、6月まで、毎週土曜日の昼食は蕎麦かも。
2007/04/14
まだ雪は融けない。 従って、あまりすることが無い。 だから、ヒマなのである。 図書館通いも、新刊がなかなか手に入らないので、選ぶのに苦労する。 余計にヒマになる。 旦那さんがアフリエイトなるもので、1300円少々を稼いだ。 数ヶ月掛かって、画面を作り、数ヶ月掛かった結果だ。 世の中、そううまいこと、儲からない。 PCお宅?の旦那さんが、メールでためるポイントというのを教えてくれた。 へー、メールをクリックするだけで、ポイントが溜まるのか。 調べてみると、結構ポイントが溜まるようなブログが一杯だ。 ホンマかいな。 試しにいくつか申し込んだ。 来るは来るは、毎日メールが送られてくる。 いちいち、そのメールをクリックするわけだ。 おっ、1万ポイントも付いてる! うれしがってクリックしまくって、気が付いた。 1万ポイント=1円!!! 我が家は土田舎だから当然、光ファイバーなるものは無い。 従って、なかなか開いてくれないのだ。 あんまり写真なんか貼らんといてほしいなあ。 ひどいのになると、クリックして40秒もかかって、ようやく開くのだ。 資料請求でポイントゲット。 無料会員登録でポイントゲット。 今すぐ申し込みですごいポイントが付く。 なんとなく、無駄になる資料請求なんか出来へんし・・・。 会員登録も、訳のわからんとこやったら、気持ち悪いし・・・。 それにしてもネット社会やなあ。 かくて、ちっともポイントは貯まらず、時間だけが消費される。 こんなこと、毎日せっせとやってはるお暇な人が他にもいはるんやろか? 毎月の小遣いにもならへん。 あー、目がつかれたー。 来週の長いもの出面の方が、よっぽどお金になるし、健康的や。 今朝の作業はこれでお終い。 さて、お花の双葉ちゃんに挨拶してこよう。
2007/04/10
4月に入った。世間では桜が満開と言うのに、予報通りに雪となった。積雪17センチ。昨年の80センチに比べたら、全く大した量じゃないが、ガスの検針に来た男性が、雪の中に長靴を突っ込みながら、「やっぱり、こっちの方は雪が多いですネエ」「そうでしょうネエ。でも去年に比べたらましですよ」答えながら、除雪しようかどうしようか悩んだ。チューリップの芽が出たとこなのに。うんざりしながら、幅広の雪かきシャベルで玄関先だけ、きれいにする。2匹の子犬が、雪だまをお腹やおしりにくっつけ、嬉しそうに雪の中を走り回る。おいおい、おんなじ走り回るなら、通路を行ったりきたりしておくれよ。日がさしてきた。ソーラーの音がする。フワフワと雪が舞い落ちる。春の雪だネエ。本州的には、桜吹雪というところか。
2007/04/01
外から戻ってきたら、子犬たちが待ってましたと、走りよって来る。あれ、『白チビ』がいないぞ。いつもはうるさいほどに、足元に這い寄ってくる子犬の姿が見えない。「おーい、おーい、オイデ」「・・・・」おっかしいなあ、どうしたのかな。ひょっとしたら・・・。お隣からの電話で、ひょっとしたらが当たっていた。“もらってくださいコーナー”に掲載されたとたんに、お声が掛かったのだそうだ。一番気にしていたチビスケが一番にもらわれていった。朝、いつものようにベランダ側の障子を開ける。ガラス戸の向こうに、3匹のわんちゃんがこちら側を覗いている。餌を洗面器に入れてやる。白チビがいないだけで、取り合いがなくなってしまった。1匹少ないだけで、ナンだか寂しい。ワンちゃんたちも心なしか、元気が無い。居たら居たで、いつまで世話をするのかと気になっていたが。あの子は元気にしているかしら。何となく切なくなってしまった。いやいや、餌で取り合いして負けることもなし、兄弟に追っかけられることも無い。これは新しい出発だ。
2007/03/30
融雪剤を撒いてまだ1週間ほどだが、南側の花壇が顔を出した。さすがに日中、5度、9度と温度が上昇すると、たちまち雪が融けていく。卓球に出かけようと、昼過ぎ、花壇の前を通ると、ナニ!どうなったの?子犬たちにやられたー!芽を出したチューリップが無残にも掘り出されている。大きな穴ぼこが2箇所。芽は取れ、球根はちぎれ・・・。ショックだー。それにしてもまだ凍ってる土を、よくまあ、掘るもんだ。何とか間に合わせで、種用に用意した土で埋めた。おや、ベランダに上がってきた子犬たちの足がやたら汚いぞ。胸騒ぎがして、あわてて花壇を見に行った。またしてもやられた。あれほど叱り付けたのに。あーあ、ため息をついて、空を見上げたら、名残雪か、フワフワと舞い降りてくる。あーあ、春はまだ先か。それにしても、あの子犬たち、何とか躾けねば。
2007/03/27
去年より半月ほど早く、10日ほど前に、農家が一斉に融雪剤を撒きました。もう、大雪は降らないと判断したのでしょうか。うっすらと灰色の雪原があちこちに出現。小麦と、春掘りの長いも畑だと、見て取れます。20センチ、10センチ、5センチと雪が降っては融け、融雪剤が隠れたり顔を出したり。でも、確実に効き目が出ているようで、周辺の真っ白な畑とはすでに2センチほどの段差が出ています。
2007/03/22
一向に雪解けの様子も無く、新たに降った雪が解けるばかり。アスファルト道路以外は、ガチガチの凍結状態で、うっかり散歩も出来ません。でも、農家はすでに春の農作業の準備が始まっています。長芋農家は、種芋作り。これは種芋用に作付けした秋収穫の長芋を、10センチ程度に切り、薬品をつけて保存します。数日この作業が続きます。ビート農家は、紙のポットに土入れと種まき作業です。一束の紙ポットに1400個の種が入り、6束で3反分。それを2日間で9町分作ります。このビート作業に、例年通り手伝いに呼ばれました。外は雪景色、気温0度。でも、大型トラクターが2台以上入る大型ビニールハウスの中は、太陽さえ出ていれば、春の陽気です。久しぶりの労働で気分は上々、でも、腰がいたーい。マスクも鼻の中も土ボコリで真っ黒。まあ、2日間限りの仕事ゆえ、辛抱しましょう。
2007/03/10
春の香りが届きました。京都の旦那のお姉さんから荷物が届きました。品名「食品」とあります。はて、なんだろうね。二人で包みを開けると、いーい匂い。沈丁花です。たっぷりと水をふくんだティッシュにしっかりと包まれ、かわいいピンクの小さな花たちが顔を見せました。早速、花瓶に生けてやりました。嬉しいな。おや、蕗の薹が入っています。旦那が、「蕗の薹は北海道にしか無いと思ってた」「えー???」多分、春先にそこらじゅうから顔を出す蕗の薹を、こちらに来てから初めて見た性でしょう。どっしりと重たい手作りのベーコンとクッキーが入っていました。早速、今夜いただきました。少し厚い目に切り、ジューと焼きました。薄味でとてもやさしい味です。へえー、すごいねえ、こんな美味しいのができるんだ。ご夫婦の共同制作だそうです。さすが料理名人、やることが違いますねえ。家の中では沈丁花が春を告げています。 が・・・。外は、朝から降った雪が15センチほど積もりました。昨年3月、朝起きたら60センチほどの積雪で、ほうほうの体で除雪機にたどり着いた経験から、旦那が呆れ顔の中、早速除雪しました。温度が上がり、現在音をたてて雨になってしまいました。(ほおら、早い目に除雪してよかったでしょ)明日はツルツル、ジャリジャリの路面でしょうか。でも、確実に春は近づいてきているよう。明日の最高温度は、6度ですって。キャッホー、ようやくマイナスの世界からおさらばです。
2007/03/05
今日は卓球が中止になったので、いよいよ確定申告書を作成することにした。パソコンで作製すると昨年のアンケートに答えたら、記入解説書も無く、納税書だけが送られてきた。今年は追加納税がありませんように・・・。祈りながら、国税庁の頁を開ける。いやあ、ホンマに便利ですなあ。なんにも考えんでも勝手に数字が記載されてくる。しかし、どういう仕組み・計算で数字が現れるのか。あまりに簡単なのも良し悪しだ。最後に「あなたの納税額は○○円です」と念押しのメッセージには笑ってしまった。定率減税が20%から10%に下がってしまった。お陰で、納税額が増えることになった。昨年とほとんど同じ内容なのに、どういうわけか、納税額が下がった。ひょっとして、昨年分が間違っていたのかも。お役所と言うところは、なんでも自己申請なので、多く納められましたよと、教えてはくれないそうだ。だいたい、個人の年金収入だけの申告書なんて、実際は点検もしないのかもしれない。所得隠しするするような高額収入も無いし、何はともあれ、あとは税務署へ提出し、追加納税しますか。
2007/03/02
7つの町内会が集まった連合町内会主催の、高齢者感謝の集いが開催された。今年は地元での開催。温泉日帰り、温泉一泊、地元での集いと3年サイクルだ。高齢者とは、75歳以上の方々で、対象者は87人。ここしばらくは毎年10人くらいずつ増え続けるそうだから、もし、全員参加したら大変な数だ。実際には、出歩ける元気なお年寄りが48人と半分ほどの参加。 町内会婦人部の会長に当ったことから、今年初めてお手伝いに参加した。町内会長は送迎、婦人会会長は接待と要するに雑用係りだ。お茶だし、お菓子の盛り付け、弁当やかけ蕎麦配り、おみやげの饅頭を袋に詰めたり、後片付け。いやあ、結構、目一杯働いたネエ。お年寄りたちは、次々と繰り出される各町内会の日本舞踊や、カラオケ、ハワイアンダンス、子供たちのお遊戯、寸劇、クイズなどを楽しむという趣向だ。それにしても多趣味の人が多い。町内会で音頭とりが出し物を決めると、各人家で練習し、衣装を作り、最後の週は集合しての特訓までしたのよと、ちょっと満足げに話していた。いやいや元気のいい町内会は楽しそうだ。3月の農作業の前の、少々手暇な時期に、こういう催しがあるのはいいことなのかも。総勢でも150世帯くらいの地域だから、皆が地縁・血縁関係が濃い。それぞれの親たちが本州から移住してきて、生まれたときから知っている人たちに囲まれ、みんな氏名の姓では呼び合わない。一つにはそれぞれの本家と分家が近く、同じ姓であるためだろう、名の方で呼ぶ。女性はどんなに年を取っていようと若かろうと、○○子ちゃんだ。親しく付き合えるようになっても、周辺のおしゃべりについていけないことが多い。なにしろ、どこそこの○△ちゃんがどうしたこうした・・・、等は顔も浮かばない。いとこ同士だったり、義理の姉妹だったり。家系図を作ったら、町内全員関係しそうな感じだ。そんな人たちが年に1回、一同に会し、おもてなしを受けるのだから楽しそうだ。旦那は蕎麦会で顔も売れ、本日も蕎麦打ちメンバーで参加した。あれ、あの人旦那さんかい?うん、そうだよ。昨年は旦那が町内会長で、今年は私が役に付き、夫婦揃ってようやく地域の人との顔つなぎが深まってきたかな。最近、関西から来たの?と聞かれなくなった。地元言葉が身についてきたみたいだ。何にしても、やれやれ一つ荷物が片付いた。
2007/02/25
どうした訳か、なかなか貰い手が現れない。元気の良い黒は父親似、コロコロ白いのは母との中間、もう一匹白いのがいるが、これは、黒と二周りほども小さく、母親そっくりの固い毛並み。この白チビは動きも遅く、いつも出遅れ、雪道も怖くって渡れない。従って、我が家のベランダで日向ぼっこしながらの授乳時間にも加えてもらえない、少々かわいそうな子犬だ。いつの間にか母犬の後を追って、2匹の子犬たちが我が家にやってくるようになった。母犬が付けた雪道を、トコトコ、チョコチョコ、ヨチヨチとやってくる。まるでぬいぐるみだよ。怖いもの知らずで、ベランダから落ちてもなんのその。まあ、落ちても雪のクッションがあるから平気みたいだ。かわいいなあ。こんなかわいい来客は大歓迎だ。「子犬用の餌がいるんじゃないか?」旦那さんが楽しそうな、うれしそうな声を出す。ピチャピチャとかわいい音を出して、一人前に牛乳は飲むし・・・。これ、3匹も飼うのは大変だなぁ。お隣さんの車の音がする。母親がご主人を迎えに歩き出す。子犬たちも遅れじと、コロコロと駆け出した。ぬいぐるみが雪の上を走ってく。オーイ、大きくなるなよー。思わず、アホなことを言ってしまった。
2007/02/14
久しぶりに「ラジオ」というものを聞きながら、編み物をしています。随分前に買った緊急時対応の時計付きラジオは、時計の針を調整するつまみがとれてしまい、時刻を合わせられなくなり、ラジオを聴こうとコードアンテナをあっちこっちに動かすも、ビービーガーガーと雑音だらけ。ずーっとコードアンテナを触っているわけにもいかず、放置していました。編み物などしていると、何となく音が欲しくなってしまいました。テレビでは何も出来ないし、日中おもしろい番組もないし。今時ラジオなんて、売っているのかと興味津々で電気屋さんへ。やっぱり数えるほどしか展示してません。それも、丸っこい形とか、何とか今風のデザインをと苦労している様子。 山の麓なので、電波状態はよくありません。内臓アンテナ付きのしっかりしたのは無いのかと、ひょっと隅っこを眺めると、昔々からのデザインそのままの黒い箱がありました。まだこれ作ってたんだー。なつかしー。ソニーのラジオです。これって、優れものなんですネエ。ラジオファンて、結構多いんだなぁ。お便りあり、ニュースあり、天気予報あり、音楽あり。聞きながら、アップルパイ作りと、久しぶりのながら族を楽しんでます。FMもAMも意外と感度よし。半地下の旦那部屋は、どうもFMの感度が悪いようで、「僕もいいラジオ欲しいなぁ」ラジオのせいではないと思うんだけど・・・。
2007/02/08
今朝、早起きし、洗濯を済ませ、弁当も出来た。さあて、陶芸クラブに出かけるぞ、と勇んで玄関へ。あれ、車のキーが無い。あわてて、2階に戻り、机の上を見る。無い。無い。そうか、昨日卓球に行くとき、上着のポケットに入れたんだっけ。昨日の衣装を思い出し、丹念にポケットを探る。出てこない。私の記憶では、ズボンのポケットにスターターを、上着のポケットにキーを入れたはず。このままでは遅れると、旦那のキーを借りて出かけた。「雪がドンドン降ってきてね。車の屋根の雪を下ろして、先にエンジンを掛けようとしたら、 握っていたはずにキーが無いのよ。周囲は掘り出した雪が小山になってるし。 近所の青年に電話して、迎えに来てもらうことに。でも、車の周辺でも除雪しとこと、 スコップで掻き揚げたら、突然ライトが付いたのよ。あわてて、掻き揚げた雪をほじくったら、出てきたー。結局、青年の四駆の後ろについて走ったけど。恥ずかしかった。」「書籍を別棟に移そうとして、ほとんど鍵を掛けたことがないのに、わざわざ鍵を持って、 本を一杯抱えて運んでいたんだね。気が付くと鍵が無い。たったの数メートルしかない道で、隅から隅までなめるようにして探したが、雪が解けた後も出てこなかった。 あれは、不思議だネエ」(やだなあ、出てこなかったらどうしよう)「旅行に出かけるので、貯金通帳を隠したんだよ。帰ってきたが、さて隠した場所が思い出せない。あちこち思いつくまま探しても見つからない。しかたなく、新しく通帳を作ってもらった。そうしたら忘れた頃に、手にした本から通帳が出てきたよ」(私のキーも思わぬところからでてくれますように)「わたしなんか、友人が大きな荷物を持ってたから、一つ持ってあげるよと運んであげたのよ。気が付いたら、自分のバッグが無い。荷物を持つとき下に置いたんだね。戻ってみたけど、すでにバッグは消えていた。財布から何から入ってたんだよ」粘土を煉りながら、それぞれ持ち合わせている『ドジ』話に花が咲く。3時過ぎ、重たい気分で、昨日の道をたどる。「あのう、車の鍵を拾ったと言う届けはなかったですか」昨夜寄った、顔見知りの農協の店の奥さんに聞く。「なかったネエ、どうしたん、落としたんかい」郵便局も、昨日練習したセンターも閉まっている・・・。あーあ、あきらめるか。しかし、ナンだかあきらめきれない。以前に家の鍵を無くしたと騒いだときも、結局目の前の引き出しにあったのだ。旦那はゼッタイ家にあるよ。なんの根拠も無いのに慰めてくれる。そうだ、もう一着外出用のコートがあるぞ。3日前に歯医者に行くときに着て行った。しかし、卓球には着て行ってないからねえ。まあ触るだけと、何の気なしにポケットの上から触れると、ウン?堅い感触が・・・。「あったー、ありましたぁ。」「よかったね。お騒がせしましたは?」「大変、お騒がせしました」これで2回目だ。3回目は一体何の鍵で大騒ぎするのだろう。それにしても、鍵を上着に入れたあの感触はなんだったのだろう。
2007/02/03
まぶしーい! 美しーい! 5日ぶりの快晴!! 日高山脈の一角をなす幌尻岳がくっきりと見えます。 雪が少ない年だねえ、なんて言ってましたが、 結局、昨年同様、積雪は70センチほどになりました。 ドサドサと屋根から落ちた雪が、ベランダにせまっています。 連日の除雪作業は少々くたびれましたが、 『不都合な真実』の写真を見て、 降るべきものが降って、何故かほっとしています。 でも、気温は確実に高め。 早々と、保存中のジャガイモの芽が出てきて、あわてて芽かきをしました。 去年は3月だったのに・・・。 21世紀の終わりには、温度が3度も上がり、 地球規模で大変な事態が起こるとか。 今こそ、政治家は将来を見据えた改革が必要と言うときに、 『生む機械』なんて低次元の女性蔑視・人権蹂躙を許す内閣が存在するなんて、唖然。 心が凍ってしまいそう。 美しい十勝晴れの雪原に目を細めながら、 孫たちの将来を案じてしまいます。
2007/02/02
土曜日からようやく北国の冬らしく、連日積雪です。今回は、さらさらした軽い雪なので、我が家の除雪機も順調。 先週から、冬の期間だけの陶芸クラブが活動を開始しました。私も厚かましく加えてもらい、初めての事ゆえ、慣れない手つきで、粘土を煉っています。煉りは、空気を追い出しながら、蕎麦の菊練の要領と同じです。先週は、不細工ながらも少し大きめの花瓶を作り、今週は、蓋付きのマグカップに挑戦中。上手に出来れば、母が夏に来たときの湯飲みにしようと、悪戦苦闘中。ロクロはまだ使えないので、形を整えた筒型の粘土の中を少しずつくり貫いていく方法。こんな単純そうな作業でも、気が付くと、1時間も正座していたり、息を止め集中してたりと、これがなかなか楽しいのです。 まだ、少々削らないと、とても口をつけられる状態じゃないなあ。 なんとか、取っ手が取れないことを祈るばかり。 触っていくうちに、だんだん形がいびつになって・・・作品の数が揃ったら、電気窯で焼いてくれるそうで、夏前の農家の仕事が落ち着いたときに、色付けとか。冬篭りの北国の農村では、こんな楽しみがあったのです。ステンドグラスも誘われましたが、今は、焼き物と卓球に熱中するぞ。食器棚が溢れないように、調整しなくっちゃ。
2007/01/29
家人が朝から、隣町の囲碁会に出かけた。天気もよし、ヒマだから掃除でもしようかと階下に下りたら、オッと、小鳥さんだ。毎日、隣のアクセルがやってきて、ベランダで食事し、少々昼寝して帰っていく。小鳥たちは、その合間をねらって、リンゴを食べにやってくる。我が家の床板は歩くとギシギシ音がするので、小鳥の姿を見ると、こちらはフリーズする。お食事中に雑音が入っては申し訳ないと、掃除機は延期に。チチとさえずり飛んでいった。あれ、もう食事は終わり?と思ったら、ベランダにアクセルが上がってきた。ああ、彼女が追い出したんだ。牛乳とドッグフードを、そそくさと食べて、珍しくさっさと引き揚げていった。さて、掃除機だったと再び階下に下りると、おや、小鳥さんだ。またしても、階段下でフリーズ。一向に掃除機に行き着かない。だんだんその気が失せて来た。何でもやら無い理由は見つかるもんだ。あれ、もうお昼だよ。訪問者を楽しんでいるうちに、いつの間にか一日が終わる。のどかだねえ。
2007/01/25
「今日のアサヒコム見たか」「いいや、見てないけど。なに?」「納豆ダイエットのことが載ってたよ。社長が謝ってるぞ」「?????」 あわててパソコンを開ける。ウッソー!!!2週間ほど前、偶然、「あるある大辞典。食べてもヤセる!!食材Xの新事実」なるテレビ番組を観た。その食材Xとは『納豆』番組の出演者の男性タレントが、「僕、毎朝、納豆食べてますけど、ちっともダイエットになってないけどなあ」と、わざわざ、お腹の多少ゆるんだ肉をつまみながら発言した。番組進行者は、「これは新事実です」と学者の説明を紹介し、「一日1回食べても効果はありません。」「食べるにあたって三つのポイントがあります」と仰々しく言って、番組を進めた。2週間、納豆を食べ続けた結果、人によっては3キロほどヤセ、中性脂肪も下がったと、喜ぶ被験者の姿が映った。納豆は身体によい食品だ。ならばいっちょやってみるか。三つのポイントを守り、朝晩、1パックを食事の30分前に50回かきまぜ食べ続けた。パン食とであれ、ハンバーグとであれ、ともかく納豆を口に入れた。1週間経った頃、少々体重が減った。これは効くなぁ。今晩の納豆が切れてるとわかると、わざわざ車で買いに走った。ところが、だんだんお腹が張ったような何とも落ち着かない、出るものがすっきり出ない。体重が元に戻り始めた。なんか効き目が無いみたい。「でも、いいんじゃない。納豆は身体にいいし、美味しければ」と、言われて、フム、もうちょっと食べ続けてみるか、と思った矢先の記事だった。内容のほとんどが捏造だと言う。体重が減ったと喜んだ被験者、本当はどうだったのだろう?これもヤラセか?いまだにこういう捏造番組が放映されるなんて!『シンジラレナーイ』番組制作者に良心は無いのか!信じた私がバカでした。熱が冷めつつあったから、腹も立たないが、スーパーの納豆売り場が空っぽになったそうだから、同じように、愕然としている主婦が五万といるのだろう。まあ、明日から在庫品が増えて、スーパーの担当者も大変だな。今後、このたぐいの番組はゼッタイに信用しないゾ!!!明日から、パン食にヨーグルトの生活に戻そう。納豆は一日1食で十分だ。
2007/01/21
快晴!夜半から早朝に吹いた強風がウソのよう。外で、何か農機具を動かしているような大きな音がする。吹き溜まりの除雪車か?小型のブルドーザーが、我が家の前を除雪中。どうやら、ご近所のご主人が運転しているみたい。あわてて、表に飛び出す。「あれー、すいませんネエ」「いやーなに、この間、夜帰るとき出口が少々狭くって、雪に突っ込みそうになったから」いとも簡単に機械を操作し、見る見る出入り口がきれいに広がっていく。「家までの通路も、やっちゃるかい」「助かりまーす」苦労して除雪したが、見事なほど凸凹になってしまったのだ。ゲストハウスの屋根から、60センチほどずり落ちた雪が、凍って固まり、一向に落ちてくれない。あんなのが上からかぶさったら、重みで抜け出られないに違いない。昨年も、落ちてきた雪に埋もれ亡くなったというニュースがあった。危ないが、高すぎてどうしようもないなと諦めていたところだ。きっと、ご主人も来る度に気になっていたのだろう。器用にブルを上まで上げて、でっぱった雪を除いてくれた。きれいになった通路を見ながら、「これで、町から客が来ても大丈夫だよ」お礼するものが何も無いなあと、気をもんでいたら、旦那が愛用の缶ビールを1本渡していた。1本じゃ少ない気もするが、まぁいいか。眩しく輝く道路を見たら、本線への出入り口を広げてくれている。毎年、お隣が数回脱輪、スタックする場所だ。さすがー、道路愛護委員長!ありがとう。感謝!感謝!
2007/01/10
爆弾低気圧にやられました。地面が見え、後もう少しで、根雪が解けそうだったのに。昨年3月の大雪と同じです。ベチャベチャの重たい雪が、昨日の午後から降り続いています。まだ昼前と言うのに、既に、65センチを超えました。 このまま行くと、昨年同様、除雪機を掘り出すのに一苦労と、取り敢えず、姿だけ、雪の中から出してやりました。もうすでに、天気予報の積雪量を超えています。うんざりしながら、外の雪を眺めていたら、ゴーと音がして、市の除雪車が堂々の勢いでやってきました。思わず、ガラス戸を開けて、手を振ります。助手席に座っていた若者が、気づいて手を振ってくれました。なんかホッとしますね。一向に雪が小降りにならず、ウーンどうしようか。このまま明日を迎えると、きっと、雪がカチコチになるような気がして・・・。昼休憩後に、いっちょ除雪機を動かすか。やっぱり、ずっしりと重たい雪です。なんとか吹き上げてくれますが、歯車に雪がくっつき何度もその雪を落とす作業が加わり、なかなか前に進みません。温度が上がって、3度。いやだ雨になった。12時半から始めて、終了が4時。いつもの3倍ほどの時間が掛かってしまいました。それでも、裏の薪までの道が作れず、お手上げ状態です。解けるまで、ベランダから飛び降りて、薪を運ぶことになりそう。お隣への近道をつけようと挑戦しましたが、途中で埋まってしまいそう。あきらめた矢先、お隣のご主人が出先から戻ってきました。家族で出かけて、今は市内の実家で待機中。あきらめた近道を四つんばいになって、雪の中を泳いでいきます。「写真、撮らんといてくださいよ」「わかった、わかった。ブログにも載せへんから。ガンバッテー」たかだか50メートルほどの距離なのに、途中数回休憩。最後の数歩が出ない。「着きましたー!」「ご苦労様―」昨夜から玄関先に閉じ込められていた犬のアクセルの嬉しそうな鳴き声が聞こえてきました。お隣は、今からバックホーで、農道まで数百メートルを除雪するそうです。我が家の除雪機では間に合わず、手伝いようがないので、我々の作業はこれで終了。いつの間にか雨が雪になり、その雪も止みました。どうやら明日は晴のよう。
2007/01/07
シーサーではありません。お隣のワンちゃん、アクセルです。去年の1月にもらわれてきました。その時は、たしか生後数ヶ月の、まだまだ幼い子犬でした。我が家のベランダの階段が登れなかったのです。お隣の飼い主が、そろそろ避妊手術しなくっちゃと言っている間に、年末、太ったように見え、急にお乳が大きくなってきました。あれー、ひょっとして、あの黒犬?どうやら昨年の秋頃、チョロチョロ顔を出していたのがお相手のようです。年の瀬に、お隣の玄関先で出産しました。大したもので、夜半はマイナス9度くらいになるのに、3匹の赤ちゃんは、外で元気に育っています。アクセルの顔つきも、やんちゃな子犬から母犬の顔に変りました。大晦日からお隣が一日留守でした。気が付くと、アクセルが我が家のベランダで、物欲しそうな顔を覗かせています。今までも、周辺のパトロールの後、寄ってくれた彼女に牛乳を振舞っていました。きっと、それを思い出したのでしょう。早速、器に入れてやりました。それから、2時間ほど経過した時、おや、また来ています。あら、さっきあげたじゃない。でも、とても物欲しそうな顔。ああそうか、おっぱいやってるから、お腹がすくんだね。それから、2時間毎にやってきて、食べ物を欲しがります。わかった、わかった、食べたら赤ちゃんのところにお帰りよ。日中、お隣が留守をいいことに、これが、3日間続いています。冷蔵庫の中を覗いて、アクセルが喜びそうなものを探します。でもねえ、よそ様の犬だしねえ。我が家の牛乳が残り少なくなってきました。うーん、明日にでも買い物に出かけようかしら。ありゃまた、ベランダに寝そべって日向ぼっこしてるよ。
2007/01/02
今年最後の生協商品が届けられた。「雨の後、大丈夫だったかい?」昨日は、心配したほど夜半冷え込まなかったが、道路はシャーベット状態だった。路面にくっついた雪が融けて、凍ってしまい、どうぞ滑ってくださいと言わんばかり。「僕は大丈夫だったんですけど、音更町に行った者はスリップして横転したそうで。 幸い怪我無し。帯広市内を配達してたのが、車から降りて、荷物を運ぼうとして滑って、 タイヤのホイールのボルトに頭をぶつけて、救急車で運ばれました。少し縫ったみたい」「怖いネエ。今時雨が降るなんて変だね。いっそ雪だったらよかったのに」大雨がウソみたいに昨日は快晴。ぐんぐん温度が上がった。市内へ買い物に出かける。メイン道路は全く雪が無い。雨で融けた雪が、昨日の太陽のお陰で、蒸発してしまったようだ。市内に近づくにつれて、畑の土が顔を出し、小麦が緑色の絨毯をのぞかせている。こんな風景、3月の景色だぞ。「ナンだか気味が悪いなあ。」あんまり大きな声で言うと、天に聞こえて大雪になると困るから、小さくぼやいてみた。
2006/12/29
やれやれ快晴が続いて、雪が融けるぞと喜んでいたら、夜中に雷。昨夜からずーと雨が降り続けている。どうやら日本中が雨模様だから、こちらも雨でもおかしくないが、雪国の雨は悲惨だ。朝、ゴミ出しに車を出した。歩くと20分以上かかるから、ゴミのために車を使うことになる。ここ何回か、降っては融け、降っては融けで道路に数センチへばり付いていた雪が、この雨でグサグサになって固まり始めた。以前の車の跡もグチャグチャ。少しでも横にそれると、たちまちハンドルを取られる。四輪駆動のブレーキがゴゴッ、ギギッと嫌な音をたてる。帰り道はいつも除雪して比較的きれいな道を選んで、遠回りとなった。やだねえ。まだ雪の方がましだよ。ブツブツ文句を言いながら、我が家の一本道にさしかかったら、お隣の車が近づいてきた。いつもは元気のいい走りっぷりが、幼稚園の子のように、ヨチヨチと走って来る。お互い、挨拶もそこそこに真剣な顔で、すれ違った。どうやら一日止みそうもない。雨脚がだんだん激しくなってきた。地面が凍っているから、融けた水は行き場が無い。夜、零下になったら、確実に凍る。その上を走ったら、確実にスリップする。ウーン、やっぱり今日図書館に返却に行こうかなぁ。
2006/12/27
21日に、南国の島“沖縄”からようやく戻ってきました。18日から20日まで。2泊3日。11時那覇空港着。おーあったかい。12月とは思えない。17度だって。さてさて、忙しい3日間でした。まずは熱帯植物園へ行って、昼食の順番が来るまで園内の散策。観光バス4台。総勢160名ほどが多少の時間ずらしはあるものの、一斉に行動を開始するのです。「時間に遅れないようにお願いしまーす」「集合時間は?」ガイドさんが言います。「1時20分!」皆が声に出して答えて下車。一日中、降りては見学、乗り込んで移動の繰り返し。「昼食はオプションですが、他に食べるところがありません」「周辺には食事できるところがありません。オプションですがホテルでヴァイキングの申し込みができます」こんな調子で、3日間の入園料、食事申し込み用紙と集金袋が配られました。お馴染の琉球村をざっと駆け足で覗き、ヘゴの原生林をくぐり抜け、蝶々園で蝶に囲まれ、美ら海水族館の大水槽にびっくり。タイミング良く、甚平さめの餌やりを見てきました。水槽の上で係りの人がヒシャクで水面を叩きます。すると、ゆったりと泳いでいた甚平さめが、水面近くに上がってきます。落とされた小さく切ったえびなどを、巨体を垂直にして、大口を開けて、海水と一緒に吸い込むのです。ものすごい勢い。小魚なんか吸い込まれそう。魚に合わせた餌が投げ込まれ、それぞれが口にします。どうやら小魚を中魚が食べ、中魚を大魚が食べるという弱肉強食ではなく、ちゃんと繁殖しているそうで、巨大水槽の中で共存しているようです。この水族館はお勧めです。面白かったのは、パイナップル園でみた赤瓦と漆喰のシーサーです。至る所に飾ってあり、時には愛嬌もたっぷり。このシーサーは園内デザイン部の中国人の職人さんの作品と言うことでした。20年ほど前に、戦史めぐりで訪れたときには陶磁器のような焼物シーサーが多かったように思いますが、今回は今までに無いデザインと材料のシーサーを多く目にしました。本来、シーサーは瓦職人が屋根を仕上げた後、余った赤瓦と漆喰でシーサーを作り、施主へのお祝いと感謝を込めて、屋根と家人を守ってくれるようにと取り付けたとか。だからいろんな獅子がいてもおかしくないわけです。国際通りの店で、きっとこれから伸びると思われる女性の新作を購入しました。風雪にさらされて味わいが出そうですが、残念ながら温度が低いと割れてしまうそうなので、室内で私たちを守ってもらいましょう。首里城は広大で美しく、異国情緒たっぷり、“琉球王国”のお城ですね。沖縄戦がなかったら、もっと琉球らしい風情が街中にも残ったように思います。 “国際通り”とその先にある“窯元”は、アメリカ軍は攻撃しなかったそうです。窯元のご主人は、戦後茶碗など生活品を作るために残したのだと言いますが。那覇の町は焼け野原、いくつかの米軍基地を残して、ようやく土地解放。比較的新しい鉄筋コンクリートの建物の隙間に、平屋の赤瓦がちらほら。当然のことながら沖縄は様変わりしていました。延々と続く網のフェンス。米軍嘉手納基地。赤信号で停まったバスの横に、米軍のピックアップ。運転席には女性の米兵。くちゃくちゃガムを噛み、ぷーと膨らませて。そういえば、熱帯植物園を散策していたら、轟音とともに2機の戦闘機が上空を飛び去りました。観光の島 沖縄。米軍の島 沖縄。米軍が当面使用しない狭い土地を借りて、サトウキビを育てる島人。やっぱりどこかおかしい。沖縄人ガイドさんの解説にもどこか悲しみと怒りが。枕が替わったからか、久しぶりの二人部屋のせいか、ともかく寝不足状態の3日間。しかし、行き先を思案することも無し、何の手続きもいらず、道に迷うことなく、次々と漏れなく観光地に連れてってくれるツアーは、よく出来てますねえ。実に便利。そうそう、国内唯一、那覇市内にあるDFS(免税店)にも連れて行かれましたよ。空港外に作るなんて、誰が考えたんでしょうね。おみやげを最小限にとどめ、我が帯広空港に着いたときには、財布の中身は3千円。一人9万円余の旅行でした。 (高いのか安いのか。)
2006/12/23
11月中旬、封筒が届いた。『しんきんカード会員の皆様に素敵な旅をお届けします』なになに、と広げてみる。 “びっくり沖縄 3日間” 何と3万円から・・・チラシ一面の観光名所がオイデオイデしている。一度パックツアーなるものにも参加してみたいネエといっていた矢先、美ら海水族館に行ってみたい、という一声で、深く考えず申し込んだ。出発5日ほど前に、旅のしおりが届いた。あれまあ、やっぱり羽田空港は朝の8時出発だ。帯広~羽田空港の往復便、前泊、後泊(ムムツ、3万円ですまんなあ)。慌てて、航空便をネットで申し込む。幸いにもマイルが溜まっていたので、一人は無料。企画交通社が紹介してくれたホテルも確保。早朝出発、夜中の到着ゆえ、空港までの送迎バス付きはありがたい。旅のしおりの行程表には入園料各自負担。ホテルは朝食のみ。なるほど、温泉旅館と違うわなぁ。3日間の入園料を計算し、昼食・夕食を概算する。まともにありつけることを願って・・・。だいたい沖縄は何度だ?こちらは最高3度。当然防寒コート、毛糸の帽子にブーツスタイル。荷物は少ない方が楽だと、入れては出し、出しては入れで結局リュックスタイルとなった。(キャリー付き旅行かばんほしいなぁ)今回は、添乗員付きということで、全く下調べ無し。南の風景を楽しんでこよう。
2006/12/11
早いものですねえ。毎日ほどに仕事に出かけ、風を引いて体調を崩し、やれやれ疲れたと思った頃に、長かったセンキュウの仕事が終わりました。そして、気が付いてみると、早12月。 今年は5センチ程度の積雪がまだ2回降っただけで、助かっています。やり残していた薪の積み上げも、無事完了し、何とか落ち着きました。まだ、除雪機の試運転をしていないのが、少々心配ではありますが。 だんな様が一向に、除雪機の試運転に踏み切りません。私に任せたのでしょうか、それともまだまだ大丈夫と思っているのでしょうか。何しろ、ここ1ヶ月ほど、我が家から会話がなくなってしまい、聞くに聞けない状態。(どうやら原因を作ったのは私のようですが・・・)時間を惜しんで、自室で新規作業に取り組んでいる様子。 二人きりの家で、笑顔も無く無駄口も無く毎日を過ごすのは、お互い、なかなか忍耐が要ります。外での作業が全く無くなってしまい、この先春まで、一体どうやって過ごそうか、毎度のことながら、ちょっとばかり深刻な悩みです。卓球の仲間内でも、「冬の間何してるの?」と聞きあう始末。「特に何にも」返ってくる返事もまた同じ。僻地に住むと、出かけるのもおっくうで、誰しも同じように時間をもてあましているのでしょうかねぇ。 あれまあ、えらい愚痴っぽいことで。外は、無風の十勝晴れ。気分一新して、凍えて縮んでいるパンジーを屋内に移動してやろうかな。
2006/12/02
今朝、冬を前にして、浦臼町に移住する夫婦を見送ってきました。ご主人は会社を退職し、牛を飼うという50歳代での新たな挑戦です。11年前に帯広市内から移ってきて、山林地に大きな木の家を建て、池を作り、馬や犬を飼い、小鳥たちに囲まれた、正に別天地のような暮らしでした。「えー、どうして今頃引越し?」皆がビックリしました。ご主人曰く「20代から農業にあこがれていたが、その頃仕事が忙しくなって踏ん切りつかず、最後のチャンスと、牛経営の研修生募集に応じた」そうです。「奥さんが大変だよねえ。よく決心したよねえ」「家を売って、行く覚悟だとご主人から言われれば、いまさら・・付いていくしかないよ」「研修生の条件が夫婦者だそうだよ」「研修生活が2年ということだけど、その後どこか牧場を紹介してくれるのかね」「・・・・・」ここで牛を飼えばいいじゃないかと町内の人が口々に言ったら、「ここだと皆から助けてもらうことになる。自力でやってみたいんだ。」ご主人の決意は固かったようです。しかし、2年後の姿は、今、ご夫婦にも見えていないそうですが。愛犬2匹を連れて、軽やかに出発していきました。手を振りながら、さて私は10年後どう過ごしていることやら。
2006/11/25
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